JP3206122U - サーバー電源変圧器構造 - Google Patents

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蔡文進
劉承智
梁見達
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【課題】高効率のサーバー電源変圧器構造を提供する。【解決手段】第一鉄心10と、軸体20と、第二鉄心30と、連結部材40とからなる。第一鉄心10の一端面には第一凸部11が設けられる。軸体20は、第一凸部11と結合され、軸体20には、四つの銅板21と複数の第一線軸22が設けられる。各銅板21と各第一線軸22は、軸体20を取り囲むように設けられ、各銅板21の底面は、延伸して、第一連接部211及び第二連接部212及び第三連接部213及び第四連接部214とを形成する。また、各第一線軸22は、各銅板21の間に設けられる。第二鉄心30の一端面には第二凸部31が設けられ、第二凸部31は、第二線軸33を取り囲むように設けられ、軸体20に結合される。連結部材40は、結合部41及び複数の第一穿孔及び複数の第二穿孔を備え、各第一穿孔は、第一連接部211及び第二連接部212に結合され、各第二穿孔は、第三連接部213及び第四連接部214に結合される。【選択図】図3

Description

本考案は変圧器に関し、特に高効率のサーバー電源変圧器構造に関する。
変圧器は、全ての電源供給機器で必ず使用する重要なコア部品である。現在、世界的にエコが提唱される中、電源供給機器のパワー密度(Power Density)を大きくしなければならない、そして、エネルギー効率を高くしなければならない(80Plus認証等)ため、メイン変圧器の設計はますます重要になってきている。従来式の変圧器の改良は、体積を小さくし効率を上げる以外に、如何に生産時にかかる生産時間を短くするか(簡略化性)を考えなければならない。変圧器メーカーにとっては、生産時間の増加によって価格の競争力がなくなり、複雑化する変圧器によって、Power Supply供給メーカーにとっては製造コストが増加してしまう。
上述した欠点を鑑み、本考案は、高効率のサーバー電源変圧器構造を提供することを目的とする。
本考案のサーバー電源変圧器構造は、第一鉄心と、軸体と、第二鉄心と、連結部材とからなる。第一鉄心の一端面には、第一凸部が設けられる。軸体は、前記第一凸部と結合されるとともに、前記軸体には、少なくとも四つの銅板と複数の第一線軸とが設けられる。各前記銅板及び各前記第一線軸は、前記軸体を取り囲むように設けられるとともに、各前記銅板の底面は、それぞれ延伸して、少なくとも一つの第一連接部と、少なくとも一つの第二連接部と、少なくとも一つの第三連接部と、少なくとも一つの第四連接部を形成する。また、各前記第一線軸は、各前記銅板の間にそれぞれ設けられる。第二鉄心の一端面には、第二凸部が設けられ、前記第二凸部には、第二線軸が取り囲むように設けられ、前記第二凸部は、前記軸体に結合される。連結部材は、結合部と、複数の第一穿孔と、複数の第二穿孔とを備え、各前記第一穿孔は、前記第一連接部及び前記第二連接部に差し込まれて結合され、各前記第二穿孔は、前記第三連接部及び前記第四連接部に差し込まれて結合される。
前記第一鉄心と前記第二鉄心には、さらに第一収容空間と第二収容空間がそれぞれ設けられ、前記第一凸部と前記第二凸部は、それぞれ前記第一収容空間と前記第二収容空間内に設けられる。
各前記第一線軸の外径は各前記銅板的内径より大きく、それにより、各前記銅板の間は所定の間隔を有する。
前記軸体における前記第一鉄心と結合する一端には凸縁が設けられ、前記凸縁は、前記第一鉄心の第一収容空間内に結合され、前記軸体の底端には、さらに二つの第一固定部材が設けられる。
前記軸体と前記第二線軸の底端には、それぞれ、二つの第一固定部材と二つの第二固定部材が設けられる。
前記第一鉄心と前記第二鉄心を結合すると、その長さは33センチメートルになり、その幅は27.2センチメートルになる。
本考案の外観の斜視図である。 図1を別の角度から見た概略図である。 本考案の分解斜視図である。 本考案ももう一つの実施例の銅板の外観を示した斜視図である。 本考案の回路図である。
図1から図3を参照する。本考案によるサーバー電源変圧器構造は、第一鉄心10と、軸体20と、第二鉄心30と、連結部材40とからなる。各部材について、以下に詳細な説明を行う。
第一鉄心10は、その一端面上に第一凸部11が設けられる。また、第一鉄心10には、第一収容空間12が設けられ、第一凸部11は第一収容空間12内に設けられる。
軸体20は中空状を形成するとともに、第一凸部11と結合される。軸体20には、少なくとも四つの銅板21と複数の第一線軸22が設けられ、各銅板21と各第一線軸22は、軸体20を取り囲むように設けられ、各銅板21の底面は、それぞれ延伸して、少なくとも一つの第一連接部211と、少なくとも一つの第二連接部212と、少なくとも一つの第三連接部213と、少なくとも一つの第四連接部214を形成する。また、各第一線軸22は、それぞれ、各銅板21の間に設けられる。
軸体20における第一鉄心10を結合する一端には、さらに凸縁201が設けられ、凸縁201は、第一鉄心10の第一収容空間12内に結合され、凸縁201の底端には、さらに二つの第一固定部材202が設けられる。
第二鉄心30は、その一端面上に第二凸部31が設けられ、第二鉄心30には、さらに第二収容空間32が設けられ、第二凸部31は第二収容空間32内に設けられる。
第二凸部31を取り囲むように、第二線軸33が設けられ、第二凸部31は、軸体20と結合される。また、第一鉄心10と第二鉄心30を結合した長さと幅が、それぞれ33センチメートル及び27.2センチメートルになるのが、最も好ましい構造のサイズである。
本実施例において、各銅板21はそれぞれ1巻であり、フルブリッジ共振の設計に適用される。本実施例の銅板21の設計は、>1KWの条件に使用することができ、また、元々の第一線軸22と第二線軸33を変えることなく使用でき、銅板21の厚さは1.2mmに達する。フルブリッジに使用されている銅板の設計は1mmの厚さのものが多いため、従って、効率のパフォーマンスが従来の設計より優れている、と言える。
現在の市場では、ATP CORE関連はATP27までのサイズしかなく、もし大ワット数の電源(>1KW)を開発するのであれば、確実に不十分である。従って、本考案は、ATP33/27.2のサイズを用いることで、従来の変圧器の欠点(>1KW)を解決している。本考案のサイズの規格は、Redundant Power内部の空間設計からきており、高さは34mmを超えてはならず、このCOREの高さは33mmしかないため、板上においても干渉しない。さらには、PCBに穴を掘って変圧器の高さを下げる必要がない。もし、PCBに穴を掘るとしたら、振動テストで受ける力によってPCBが破壊される可能性があり、しかも、PCBのルーティング空間を減らしてしまう。
前記サイズなら、有効な空間内で使用率が最高の変圧器(98%)を設計できる。この使用率とは、長さに幅を掛けて計算し、使用できる空間のサイズのことである。この空間は第一鉄心10、第二鉄心30及び巻ける面積(線巻面積)の空間であり、十分な大きさの断面積及び巻ける面積を両方考えると、変圧器の使用率を最高にまでする必要がある。断面積は、積載可能な最大のワット数に関係し、巻ける面積は、積載可能な最大電流に関係する。
第二線軸33の底端には、さらに、二つの第二固定部材331が設けられる。
本考案は、第一鉄心10及び第二鉄心30及び銅板を第一線軸22及び第二線軸33を先に加工した後に組み合わせる。また、第一線軸22及び第二線軸33は、線軸式の設計を採用し各銅板21の間の距離を固定することができるため、変圧器工場の生産誤差により不良品が発生し、誤差が大きすぎて電源供給メーカーの生産に問題が生じることを避けることができる。
軸体20の第一線軸22及び第二線軸33は、分離式の設計である。この設計方法は生産しやすく、生産時間を減らすことができる。従来の変圧器は、線を巻きながら組み立てさらに治具で銅板を固定するため、生産誤差が大きく、時間もかかり、製品の単価も高くなる。
図2と図3を参照する。連結部材40は、結合部41と、複数の第一穿孔42と、複数の第二穿孔43とを備える。各第一穿孔42は、第一連接部211及び第二連接部212に差し込まれて結合され、各第二穿孔43は、第三連接部213及び第四連接部214に差し込まれて結合される。
連結部材40(Solder BAR。Current Busとも言う)の設計も、特性と効率を向上させるためであり、従来の設計は、ハーフブリッジであるかフルブリッジ設計であるかに関わらず、いずれも、いわゆるセンタータップの位置(出力正端子)を有し、一般の設計はPCB(4層板)を一重ねにした後 メインボードに差し込む方式である。この種のやり方の欠点は、いずれも4層板を使用するためコストが高い。理由としては、許容電流をよくする目的で2ozのPCBを使用するためである。そして、本考案の連結部材40は、コストがPCB方式より低く、しかも許容電流はPCBよりはるかに大きく、効率パフォーマンスが更によくなる。しかも、変圧器メーカーに加工した後に出荷することを要求できる。元々の方式(PCB)は、電源供給メーカーの加工に時間とコストが増加するため、本考案は、効率を高めるだけでなく生産コストも下げることができる。確かに、コストが変圧器に転嫁されてしまう(Cost Up)ものの、電源材料の総コストは下がり、もしさらに生産時間を減らせるなら、非常に利点になると言える。
前記各第一線軸22の外径は、各前記銅板21の内径より大きく、それにより、各前記銅板21の間は所定の間隔を有する。
図4を参照する。現在の高効率は、いずれも、ハーフブリッジ共振設計を採用することで効率の向上を達成しているため、本実施例においては、2巻の銅板21を、ハーフブリッジ共振で2/3巻の形式にする。その後、もし巻き数を3巻或は4巻にする場合は、上に重ねるだけで済むため、活用性が高く、その他のニーズに応じて別途起型する必要がなく、サブモジュールを作るだけですべてに適用できる。
さらに、銅板21を2/3巻の形式にした時、その底端には、それぞれ二つの第一連接部211と、二つの第二連接部212と、二つの第三連接部213と、二つの第四連接部214とが設けられるとともに、それぞれ一つが長く一つが短い。また、連結部材40は、長い第一連接部211、第二連接部212、第三連接部213及第四連接部214と結合される。
図5を参照する。ハーフブリッジ式かフルブリッジ式の設計かに関わらず、その主な特徴は以下の通りである。
1、連結部材40は、結合部41と、複数の第一穿孔42と、複数の第二穿孔43とを備える。各前記第一穿孔42は、前記第一連接部211と前記第二連接部212に差し込まれて結合され、各前記第二穿孔43は、前記第三連接部213と前記第四連接部214に差し込まれて結合される。
2、連結部材40は、長い第一連接部211及び第二連接部212及び第三連接部213及び第四連接部214に結合される。連結部材40によって、各銅板21の間は並列回路が形成される。
1 サーバー電源変圧器構造
10 第一鉄心
11 第一凸部
12 第一収容空間
20 軸体
21 銅板
22 第一線軸
211 第一連接部
212 第二連接部
213 第三連接部
214 第四連接部
201 凸縁
202 固定部材
30 第二鉄心
31 第二凸部
32 第二収容空間
33 第二線軸
331 第二固定部材
40 連結部材
41 結合部
42 第一穿孔
43 第二穿孔

Claims (6)

  1. 第一鉄心と、軸体と、第二鉄心と、連結部材とからなるサーバー電源変圧器構造であって、
    第一鉄心の一端面には、第一凸部が設けられ、
    軸体は、前記第一凸部と結合されるとともに、前記軸体上には、少なくとも四つの銅板及び複数の第一線軸が設けられ、
    各前記銅板及び各前記第一線軸は、それぞれ、前記軸体を取り囲むように設けられ、各前記銅板の底面はそれぞれ延伸して、少なくとも一つの第一連接部と、少なくとも一つの第二連接部と、少なくとも一つの第三連接部と、少なくとも一つの第四連接部とを形成し、各前記第一線軸は、各前記銅板の間にそれぞれ設けられ、
    第二鉄心の一端面には、第二凸部が設けられ、前記第二凸部には、第二線軸が取り囲むように設けられるとともに、それにより前記第二凸部と前記軸体が結合され、
    連結部材は、結合部と、複数の第一穿孔と、複数の第二穿孔とを備え、前記結合部は、基板に電気的に連結され、
    各前記第一穿孔は、前記第一連接部と前記第二連接部に差し込まれて結合され、各前記第二穿孔は、前記第三連接部と前記第四連接部に差し込まれて結合されることを特徴とする、サーバー電源変圧器構造。
  2. 前記第一鉄心と前記第二鉄心には、それぞれ第一収容空間と第二収容空間がそれぞれ設けられ、前記第一凸部と前記第二凸部は、前記第一収容空間と前記第二収容空間内にそれぞれ設けられることを特徴とする、請求項1に記載のサーバー電源変圧器構造。
  3. 各前記第一線軸の外径は、各前記銅板の内径より大きく、それにより、各前記銅板の間は所定の間隔を有することを特徴とする、請求項1に記載のサーバー電源変圧器構造。
  4. 前記軸体における前記第一鉄心と結合する一端には凸縁が設けられ、前記凸縁は、前記第一鉄心の第一収容空間内に結合され、前記凸縁の底端には、さらに二つの第一固定部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のサーバー電源変圧器構造。
  5. 前記軸体と前記第二線軸の底端には、それぞれ、二つの第一固定部材及び二つの第二固定部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のサーバー電源変圧器構造。
  6. 前記第一鉄心と前記第二鉄心を結合すると、その長さは33センチメートルになり、その幅は27.2センチメートルになることを特徴とする、請求項1に記載のサーバー電源変圧器構造。
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