JP3205381U - 感震器付照明器具 - Google Patents

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【課題】乾電池を形成するケース内に、感震器および発光体を備え、所定の震動を受けた際に、単独で発光体を点灯させる機能を有する感震器付照明器具を提供すること。【解決手段】外郭が乾電池を形成する光透過性のケース2a,2b内に、発光体としてのLED(L1,L2)および前記LEDを点灯させるための内蔵電池E1と共に、所定以上の震動を受けた際に出力を発生する感震器5と、前記感震器の出力を受けて前記発光体を所定時間点灯させる三端子型能動素子としてのFET(Q1)を含む点灯制御回路とが備えられる。そして、外郭が乾電池を形成する光透過性のケース2a,2bには、ダミーの正極電極3aおよび負極電極3bが配置され、前記ダミーの正極電極および負極電極間が、短絡状態に接続されている。【選択図】図1

Description

この考案は、外郭が乾電池を形成するケース内に、感震器および発光体を備えた感震器付照明器具に関する。
例えば地震発生時の震動を感知して照明器具を点灯させることができる感震器付照明器具が提案されており、その一例が特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示された感震器付照明器具は、吊り下げ型の照明器具を対象としており、天井面に設置された引掛けローゼットに、着脱可能にプラグが取り付けられる。そして、プラグから垂下される電源供給コードによって、例えば蛍光灯を備えた照明器具が吊り下げられる。
一方、前記プラグには感震器が備えられており、この感震器が予め定められた以上の震動を感知したときには、照明器具のプルスイッチの開閉状態に関係なく、前記した照明器具に給電して照明器具を点灯させるように動作する。
したがって、特に夜間において地震が発生しても、前記照明器具が自動的に点灯するので、二次災害の発生を防止することに寄与できる。
しかしながら、地震の規模によっては直ちに停電になる場合も想定され、これが夜間において発生した場合には、前記した感震器付照明器具においては、その機能を果たすことが不可能となる。
そこで、乾電池と同様な外形形状を備え、内部に感震器を備えた乾電池型の震動感知スイッチが提案されており、これは特許文献2および3に開示されている。
この特許文献2および3に開示された震動感知スイッチによると、前記感震器が所定以上の震動を感知した場合に、乾電池型ケースに配置された正負の疑似電極が震動感知スイッチによって接続(短絡)されるように作用する。
したがって、懐中電灯等に装填される複数本の電池のうちの1本を、前記した乾電池型の震動感知スイッチに入れ替えることにより、地震による震動を感知したときに、懐中電灯等を自動的に点灯させることができる。
これにより、夜間において懐中電灯等の所在が確かめられ、即座に周囲の状況を把握することに寄与できるものとなる。
実開昭58−19411号公報 実開昭60−104731号公報 登録実用新案第3024796号公報
ところで、前記した乾電池型の震動感知スイッチを利用した懐中電灯においては、懐中電灯の点滅スイッチ(メインスイッチ)をオン状態に設定しておかなければ、震動の感知によって懐中電灯を点灯させることができない。
一般的にこの種の懐中電灯においては、夜間以外の非使用時においてはメインスイッチをオフにするという習慣があるために、非常時を想定した取り扱いに不慣れであり、したがって無意識のうちにメインスイッチをオフにしておく場合が多い。このために、非常事態においては、その機能が発揮できないものとなる。
この考案は、前記した実用上の問題を解消するためになされたものであり、外郭が乾電池を形成するケース内に、感震器および発光体を備え、所定の震動を感知した際に、それ自身(乾電池ケース)が単独で前記発光体を点灯させる機能を持たせることで、夜間において懐中電灯等の機器の所在を、発光体の点灯により明らかにすることができる感震器付照明器具を提供することを目的とするものである。
前記した目的を達成するためになされたこの考案に係る感震器付照明器具は、外郭が乾電池を形成する光透過性のケース内に、発光体および前記発光体を点灯させるための電池と共に、所定以上の震動を受けた際に出力を発生する感震器と、前記感震器の出力を受けて前記発光体を所定時間点灯させる点灯制御回路とが備えられていることを特徴とする。
この場合、前記ケースには、ダミーの正極電極および負極電極が配置され、前記ダミーの正極電極および負極電極間が、短絡状態に接続されていることが望ましい。
そして、好ましい形態においては、前記点灯制御回路には、制御端子に印加される電圧もしくは電流により、他の二端子間を流れる電流量が制御される三端子型能動素子が用いられ、前記電池に対して前記発光体および能動素子の前記二端子が直列接続されると共に、前記電池に接続された感震器の接点とコンデンサとの接続中点が、三端子型能動素子の前記制御端子に接続された構成が採用される。
前記した構成の感震器付照明器具によると、外郭が乾電池を形成する光透過性のケース内に、例えばLEDによる発光体が収容され、所定の震動を受けた際の感震器からの出力を利用する点灯制御回路が、前記発光体を所定時間点灯させるように動作する。
したがって、乾電池型の前記照明器具を単独で利用することによっても、非常時の照明器具として効果的に利用することができる。
また、昨今における懐中電灯の多くは、その本体ケースが光透過性の樹脂素材により形成されている。したがって懐中電灯に装填される複数本の電池のうちの1本を、前記した乾電池型の感震器付照明器具に入れ替えておくことにより、地震に伴なうLED等の発光体の点灯により、懐中電灯の所在を即座に把握することができる。
この場合、乾電池型の照明器具におけるダミーの正極電極および負極電極間は短絡状態に接続されているので、懐中電灯のメインスイッチをオン操作することで、他の乾電池からの電流を受けて懐中電灯を点灯させることができ、これにより懐中電灯の本来の機能を果たすことが可能となる。
この考案に係る感震器付照明器具の全体構成を一部模式図で示した回路構成図である。 懐中電灯に装填される複数本の電池のうちの1本を図1に示す感震器付照明器具に入れ替えた状態を示す模式図である。
この考案に係る感震器付照明器具について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1に示すように、この考案に係る感震器付照明器具1は、単一型乾電池の外郭を備えた光透過性の樹脂素材によるケース内において構成される。このケースは、軸方向の前半部のケース2aと、後半部のケース2bとに二分されるように構成されており、これら前後のケース2a,2bには、他の単一型乾電池と同様のダミーの正極端子3aと負極端子3bが備えられている。そして、ダミーの正極端子3aと負極端子3b間は、リード線4によって接続(短絡)されている。
前後のケース2a,2b内には、鎖線で囲まれた構成が収容されており、発光体としての2つのLED(LI,L2)および前記LED(LI,L2)を点灯させるための例えば2つのボタン型電池(内蔵電池)E1と、所定以上の震動を受けた際に出力を発生する感震器5と、前記感震器5の出力を受けて前記LED(LI,L2)を所定時間点灯させる三端子型能動素子Q1を含む点灯制御回路とが備えられている。
この実施の形態においては前記した三端子型能動素子Q1として、Nチャンネル型MOSFET(一例として、2SK2231)が用いられている。
このFET(Q1)によると制御端子としてのゲートGに印加される電圧により、他の二端子間、すなわちドレインDとソースS間を流れる電流量が制御されるものとなる。
そして、前記電池E1に対して、前記LED(LI,L2)およびFET(Q1)の前記二端子間、すなわちドレインDとソースS間が直列接続されている。
一方、前記した感震器5は、リング状の固定接点5aの中央部に直線状(棒状)の可動接点5bが配置されており、この可動接点5bは基端部においてコイル状スプリング5cによって、揺動可能に支持されている。そして、リング状の固定接点5aが前記電池E1の正極に接続され、可動接点5bは前記したコイル状スプリング5cを介して、FET(Q1)のゲートGに接続されている。
また、前記FET(Q1)のゲートGとソースS間には、コンデンサC1および抵抗R1の並列回路が接続されている。したがって、電池E1に接続された感震器5の可動接点5bとコンデンサC1との接続中点が、FET(Q1)のゲートGに接続された構成になされている。
図1に示した回路構成において、地震等に伴なう震動を受けた場合には、感震器5の可動接点5bがコイル状スプリング5cを介して揺動し、所定以上の震動を受けることにより、リング状の固定接点5aに対して可動接点5bが接触する。
これにより、内蔵電池E1より感震器5を介して、コンデンサC1に対して瞬間的に電荷がチャージされ、FET(Q1)はオン状態となる。
これによりFET(Q1)を介して、発光体としての2つのLED(LI,L2)が点灯する。この点灯動作は、コンデンサC1に並列接続された抵抗R1により、コンデンサC1のチャージ電圧がFET(Q1)のスレッショルド電圧以下に低下するまでの所定時間にわたり持続する。
したがって、この実施の形態における2つのLED(LI,L2)の点灯制御回路は、前記FET(Q1)、コンデンサC1、抵抗R1を含むものとなる。
なお、前記した感震器5としては、UXCELLのブランド名で市販されている震動スイッチ“SW−18010P”を好適に利用することができる。
また、図1に示した実施の形態においては、三端子型能動素子としてMOSFETを用いているが、これに代えてバイポーラトランジスタを用いることもできる。すなわち、Nチャンネル型MOSFETに代えて、NPN型のバイポーラトランジスタを用いても、同様の作用効果を期待することができる。
図2は、図1に示したこの考案に係る感震器付照明器具1を、懐中電灯(携帯用サーチライト)11に利用した例を断面図で示している。
図2に示す懐中電灯11は、光透過性の樹脂素材により形成された主ケース12内に、中継端子板13を介して4本の単一型乾電池が収容可能に構成されている。この場合、4本の乾電池のうちの1本を、この考案に係る乾電池型の感震器付照明器具1に入れ替えて利用する。
したがって、図2に示す懐中電灯11の例は、この考案に係る乾電池型の感震器付照明器具1内の前記したリード線4を介して、3本の単一型乾電池B1〜B3が直列接続された状態になされる。
また、前記懐中電灯11には、放物面を有する反射鏡14を備え、その中央部に照明用電球15を備えたランプホールドユニット16が装着されている。そして、ランプホールドユニット16の背面側に取り付けられたバネ性を有する一対の接触子17a,17bによって、直列接続された3本の乾電池B1〜B3からの電流が、点滅スイッチ18を介して照明用電球15に供給される。
なお、前記反射鏡14の周縁部は、反射鏡14を前面から覆う円板状の光透過板19およびOリング20を介して、主ケース12の前端開口部の周囲に螺着された締め付けリング21によって、取り付けられている。
そして、前記主ケース12の点滅スイッチ18の後部側には、主ケース12に一体成形されてハンドル22が取り付けられている。
図2に示したように、この考案に係る乾電池型の感震器付照明器具1を利用した懐中電灯11によると、地震等に伴ない予め定められた震動を感知した場合には、感震器付照明器具1に内蔵された前記LED(L1,L2)が発光する。このLED(L1,L2)からの光は、懐中電灯11の主ケース12を透過して外部に光放射されるので、夜間においては、懐中電灯11の存在箇所を即座に把握することができる。
したがって、利用者は懐中電灯11の点滅スイッチ18をオン操作することにより、照明用電球15を発光させて、懐中電灯11としての機能を利用することができるものとなる。これにより、夜間における二次災害の防止と避難誘導等に利用することができるものとなる。
なお以上は、この考案に係る感震器付照明器具1を懐中電灯に装填した例に基づいて説明したが、この考案に係る感震器付照明器具1は、その他の乾電池を用いる電気機器に利用することで、同様の作用効果を得ることができる。さらにはこの感震器付照明器具1を単体で利用して、例えば非常持ち出し袋内に入れておくことで、夜間においてその発光により所在を明らかにすることができるなどの実用的な効果を得ることができる。
1 感震器付照明器具
2a 前半部ケース
2b 後半部ケース
3a ダミー正極端子
3b ダミー負極端子
4 リード線
5 感震器
5a 固定接点
5b 可動接点
5c コイル状スプリング
11 懐中電灯(携帯用サーチライト)
12 主ケース
13 中継端子板
14 反射鏡
15 照明用電球
16 ランプホールドユニット
17a,17b 接触子
18 点滅スイッチ
19 光透過板
20 Oリング
21 装着リング
22 ハンドル
B1〜B3 乾電池
C1 コンデンサ
E1 ボタン型電池(内蔵電池)
L1,L2 発光体(LED)
Q1 三端子型能動素子(FET)
R1 抵抗

Claims (3)

  1. 外郭が乾電池を形成する光透過性のケース内に、発光体および前記発光体を点灯させるための電池と共に、所定以上の震動を受けた際に出力を発生する感震器と、前記感震器の出力を受けて前記発光体を所定時間点灯させる点灯制御回路とが備えられていることを特徴とする感震器付照明器具。
  2. 前記ケースには、ダミーの正極電極および負極電極が配置され、前記ダミーの正極電極および負極電極間が、短絡状態に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の感震器付照明器具。
  3. 前記点灯制御回路には、制御端子に印加される電圧もしくは電流により、他の二端子間を流れる電流量が制御される三端子型能動素子が用いられ、前記電池に対して前記発光体および能動素子の前記二端子が直列接続されると共に、前記電池に接続された感震器の接点とコンデンサとの接続中点が、三端子型能動素子の前記制御端子に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の感震器付照明器具。
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