JP3205301B2 - 赤外線ヒータおよびそれを用いたはんだ付け装置 - Google Patents
赤外線ヒータおよびそれを用いたはんだ付け装置Info
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Description
よびそれを用いたはんだ付け装置に関し、特に、プリン
ト配線板にはんだペーストを塗布すると共に電子部品を
載置した後、プリント配線板と電子部品を加熱して電子
部品をプリント配線板にはんだ付けするリフローソルダ
リング(reflow soldering)技術に関する。
(SMD:Surface Mounted Device)との組立てにおい
て、SMDをリフローソルダリングによってプリント配
線板に導電接続するとともに機械的に固定する技術が知
られている。
は、予めプリント配線板のパッドに、はんだペースト
(クリームはんだともいう)を印刷しておき、SMDを
搭載してパッドとSMDのリード端子とを位置合わせし
た後、プリント配線板をリフロー装置(加熱装置)に導
入する。
ー装置内を搬送され、一定時間後にリフロー装置から排
出される。リフロー装置内では熱衝撃を緩和する予備加
熱が行われ、それに続くリフロー加熱(本加熱)によっ
てはんだが溶解し、その後の自然冷却(又は強制冷却)
を経てプリント配線板とSMDとが接合される。
ード端子やボンディングパッドは赤外線反射率の高い金
属からなるため、直接加熱ではんだペーストをはんだ付
け温度にまで昇温させることは困難であり、プリント配
線板からの熱伝導とSMDからの熱伝導によりはんだペ
ーストの温度をはんだ付け温度にまで昇温させてはんだ
付けが行なわれている。通常、はんだの融点は183℃
であるので、はんだ付け温度としては、一般にはんだの
融点より30〜50℃高い210〜230℃が設定され
ている。
装置は、予備加熱ゾーン及びリフロー(本加熱)ゾーン
にそれぞれ赤外線放射ヒータが組み付けられており、各
赤外線放射ヒータの出力調整によって搬送期間中の温度
プロファイルを設定できるように構成されている(特開
昭62−203669号、特開平1−254383号公
報参照)。
SMDをプリント基板上に多量に搭載する要求が増大し
ているため、これに対応して熱容量が異なる多数のSM
Dをプリント基板に能率的に、かつ確実にはんだ付けす
る方法や装置が求められている。一方、大型のプリント
基板にSMDをはんだ付けする場合もあり、能率的に加
熱する方法、装置が求められている。
置は、次のような問題点を有する。 (1)赤外線放射ヒータの出力の設定が低ければ、大型
(熱容量の大きい)SMDが配置された領域において、
はんだ接合部の温度がはんだ付け温度に達せずに加熱不
足が生じる。そして、そのような加熱不足を避けるた
め、ヒータの出力を増大して大型SMDのはんだ接合部
を十分に加熱しようとすると、プリント配線板および熱
容量の小さい小型SMDが過熱状態になり、プリント配
線基板の配線導体の断線やクラック、および小型SMD
の損傷や特性劣化などを生じる。 (2)プリント配線板が大型化すると、多くの接合部を
一様に加熱して満足な接合を得ることが難しい。
は、(a)プリント基板とSMDの各温度上昇を選択的
に制御することが可能なはんだ付け方法および装置、
(b)大型プリント配線板を一様に加熱できる赤外線ヒ
ータ、および(c)赤外線を吸収し易いはんだペース
ト、を提供し、それらを単独に又は組合せて用いること
により、上記問題点を解決するものである。
に設けられ熱伝導板を加熱する抵抗発熱体と、熱伝導板
の上面に形成され熱伝導板からの熱を受けて赤外線を放
射する赤外線放射層と、熱伝導板と赤外線放射層との間
に介在する緩衝層とからなり、その緩衝層は、熱膨張率
が熱伝導板と赤外線放射層との間にあることを特徴とす
る赤外線ヒータを提供するものである。さらに、この発
明は、加熱炉と、加熱炉内に設けられた前記赤外線ヒー
タと、上面にはんだペーストが塗布されると共に電子部
品が設置されたプリント配線板を加熱炉内で支持する支
持手段とを備えたはんだ付け装置を提供するものであ
る。
コンベア付加熱炉であることが好ましく、内部に予備加
熱ゾーンと本加熱(リフロー加熱)ゾーンとが、加熱炉
の入口から出口に向って直列に配置されることが望まし
い。
したプリント配線板が、ヒータから、受ける熱衝撃を抑
制するために、プリント配線板と電子部品は、許容値以
下の温度上昇速度で、はんだの溶融点より低い所定温度
(例えば、130℃〜160℃)まで予備加熱され、所
定時間(例えば、1分間)だけその温度に保持されるこ
とが好ましい。
び電子部品はさらに加熱され、プリント配線板および電
子部品からの熱伝導によって、プリント配線板と電子部
品との接合部温度がはんだ付け温度まで上昇して接合部
のはんだ付けが行われることが好ましい。
れるが、これらのヒータは、放射エネルギーのスペクト
ルが互に異なる。そして、第1ヒータは、第1ヒータの
赤外線の方が、プリント配線板に対して第2ヒータの赤
外線よりも多く吸収されるスペクトルを有し、第2ヒー
タは、第2ヒータの赤外線の方が電子部品に対して第1
ヒータの赤外線よりも多く吸収されるスペクトルを有す
る。
御することにより、予備加熱においてプリント配線板と
電子部品の温度上昇を選択的に制御することが可能とな
る。従って、プリント配線板と電子部品との温度差を所
望範囲に制限した状態で、本加熱を開始することがで
き、本加熱においても両者間に大きい温度差を生じるこ
となく接合部を適切なはんだ付け温度に到達させる。
ント配線板と電子部品(SMD)であるが、プリント配
線板は、図4に示すように、2.5μm以上の波長の赤
外線を大きく吸収する吸収スペクトルを有し、電子部品
は、図5に示すように2.5μmより短い波長の赤外線
を大きく吸収する吸収スペクトルを有する。これらの吸
収スペクトルの特性から、第1ヒータは遠赤外線放射ヒ
ータであり、その放射スペクトルは、2.5μm以上の
波長領域において最大値を示すことが好ましく、5〜8
μmの波長領域において最大値を示すことがさらに好ま
しい。
であり、その放射スペクトルは、2.5μmより短い波
長領域において最大値を示すことが好ましく、1〜2μ
mの波長領域において最大値を示すことがさらに好まし
い。第2ヒータには、例えば、ハロゲンランプを用いる
ことができる。
ータを備えていてもよい。この場合、第3ヒータは、上
記遠赤外線および近赤外線放射ヒータの少くともいずれ
か一つから構成されるとよい。それは、プリント板およ
び電子部品の温度上昇特性は本加熱での加熱よりも、予
備加熱での加熱特性の影響を大きく受けるためである。
を用いることができる。つまり、熱伝導板と、熱伝導板
の下方に設けられ熱伝導板を加熱する発熱体と、熱伝導
板の上面に形成され熱伝導板からの熱を受けて赤外線を
放射する赤外線放射層からなるパネルヒータを用いるこ
とができる。
は、5〜8μmの波長領域において最大値を示すスペク
トルを有することが好ましい。赤外線放射層は酸化アル
ミニウムから形成され、赤外線放射層の表面が2μm以
下の粗さを有することが好ましい。これは、表面が2μ
mより大きい粗さを有すると放射スペクトルが近赤外線
の方へ移行するためである。
の熱伝導率を有することが好ましい。熱伝導率の高い熱
伝導板を用いるのは、被加熱物により奪われる熱量を速
やかに赤外線放射層に補給して、赤外線放射層の表面温
度を均一化するためでる。このような熱伝導板は、アル
ミニウム、モリブデン、銅、グラファイト又は窒化アル
ミニウムにより形成することができる。
射層との間に介在する緩衝層を有し、その緩衝層は、熱
膨張率において熱伝導板と赤外線放射層との間にあるこ
とが好ましい。例えば、アルミニウムの熱伝導板(熱膨
張率24×10-6K-1)と、酸化アルミニウムの赤外線
放射層(5.4×10-6K-1)との間には、ニクロム層
(17×10-6K-1)を介在させるようにすればよい。
には、はんだ粉末とフラックスとを混練した表2に示す
ような通常のものを用いることができる。はんだペース
トには、特別に、フラックスに黒色顔料を含むものを用
いてもよい。黒色顔料とは、例えば、カーボンブラッ
ク、酸化鉄又はそれらの混合物であり、はんだペースト
の1〜5重量%を添加するとよい。
には、プリント配線板のはんだペーストが、ヒータから
の赤外線を積極的に吸収して接合部を加熱するので、ヒ
ータはプリント配線板および電子部品を補助的に加熱す
るだけでよい。従ってはんだ付け時(リフロー時)のプ
リント配線板および電子部品の温度が低く設定される。
熱伝導板の下方に設けられ熱伝導板を加熱する発熱体
と、熱伝導板の上面に形成された赤外線放射層からなる
パネルヒータである場合には、プリント配線板に塗布す
るはんだペーストに前記赤外線放射層を形成する材料と
同じ材料の粉末を含むものを用いてもよい。
ヒータから吸収する赤外線と同じスペクトルの赤外線を
放出し、接合部を効率よく加熱するので、第1および第
2ヒータはプリント配線板および電子部品を補助的に加
熱するだけでよいことになる。
んだ付け処理を行っても、プリント配線板と電子部品を
過加熱することなく、接合部を最適温度に上昇させるこ
とができる。
粉末の好ましい平均粒径は5〜50μmであり、はんだ
ペーストの1〜50重量%だけ添加することができる。
パネルヒータの赤外線放射層は、酸化アルミニウムの他
に、ジルコン、酸化チタン、酸化クロム、酸化ケイ素、
酸化ニッケルおよびこれらの混合物のいずれかから形成
されてもよい。
スエポキシ基板やソルダレジスト処理した各種基板を用
いることができる。これらは、第1ヒータの赤外線をと
くに吸収する吸収スペクトルを有するからである。
品とは、例えば、チップ部品(セラミックコンデンサや
抵抗)、メタルシールドパッケージ、SOP(Small Ou
tline Package)やQFP(Quad Flat Package)のよう
な表面搭載部品(SMD)である。
るコンベアを設ける場合には、コンベアは、プリント配
線板を点接触で支持する支持部材を備えることが好まし
い。これは、プリント配線板がコンベアに奪われる熱を
最小限に抑制できるからである。第1、第2および第3
ヒータの出力の制御は、例えば、電圧調整器により行う
ことができる。
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。A.はんだ付け装置およびはんだ付け方法 この発明のはんだ付け装置およびはんだ付け方法につい
て実施例1〜3により説明する。
ある。図1において、加熱炉30は、長さが約3mあ
り、内部に予備加熱ゾーンZ1と本加熱ゾーン(リフロ
ーゾーン)Z2を備えると共にコンベア10を備える。
コンベア10はプリント板5を支持して矢印M1の方
向、つまり、予備加熱ゾーンZ1から本加熱ゾーンZ2
の方向へ搬送する。
赤外線放射ヒータ40は、プリント配線板5の搬送路を
上下から挟むように、搬送方向に沿って2行4列の形式
で配置される。上下方向に対向する各組のヒータは同一
種類としている。遠赤外線放射ヒータ50の1組と近赤
外線放射ヒータ40の1組を予備加熱に用い、残りの2
組を本加熱(リフロー加熱)に用いる。なお、搬送方向
のヒータ配列間隔は50mmであり、各ヒータ40,5
0とプリント配線板5との間隔も50mmである。
射ヒータ50の入力電圧は、それぞれ電圧調整器40a
と50aによって制御される。近赤外線放射ヒータ40
は、ハロゲン系元素又はそれらの化合物を封入した4本
の管形ハロゲンランプ(直径:15mm、長さ:500
mm)を、方形枠体の中に50mmの間隔を設けて平行
に並べて固定したパネル形ハロゲンヒータである。図1
2に示されるように、近赤外線放射ヒータ40の放射ス
ペクトルのピーク波長は、ほぼ1.25〜1.6μmで
ある。
の実施例4又は5に示すパネルヒータを用いる。なお、
遠赤外線放射ヒータ50としては、プリント基板に対す
る吸収性及び熱効率の点で放射ピーク波長が5〜8μm
のものが好適であるが、3〜15μmのものであれば適
用可能である。
す各種のSMD(Surface MountedDevice)の搭載が可
能なガラスエポキシ基材(FR−4)からなる基板を用
意し、その各パッド(金メッキパッド)にメタルマスク
を用いてはんだペーストを印刷した後、SMDを基板上
の所定位置に載置する。なお、基板サイズは250×2
50×1.6mmであり、予め、基板の両面にはパッド
を除いてドライフィルムタイプのソルダレジストが設け
られている。なお。表1においてQFPはQuadFlat Pac
kage、SOPはSmall Outline Packageである。
μmのはんだの粉末をフラックスに加えて十分に混和し
た従来のものであり、その詳細な組成は、表2に示す通
りである。なお、このはんだの融点は183℃である。
のチェン10aに直径1mmのステンレス製のL字形支
持部10bを備え、プリント配線板5を裏面から支持部
10bの尖端部で支持して搬送するようになっている。
つまり、コンベア10はプリント配線板5を点接触で支
持するので、プリント配線板5から支持部10bを介し
てチェン10aに奪われる熱量を最小限に抑制すること
ができる。
配線板5を、コンベア10によって毎分0.3〜0.5
mの一定速度で搬送しながら、上述の2種のヒータ4
0,50によって加熱する。各ヒータ40,50の出力
設定は次のように行う。
線放射ヒータ50については、赤外線放射面温度(ヒー
タ表面温度)が500℃となるように供給電力を設定す
る。予備加熱ゾーンZ1の一対の近赤外線放射ヒータ4
0については、各々の印加電圧を100V(入力電力
1.2KW)とする。また、はんだを溶解させるための
リフローゾーンZ2に設けられた2対の近赤外線放射ヒ
ータ40については、各々印加電圧を130V(入力電
力1.5KW)とする。
160ピンQFP型SMDのパッケージ表面の温度(部
品温度)、接合対象であるSMDのリード端子の温度
(接合部温度)、及びプリント配線板5の表面の温度
(基板温度)をそれぞれ熱電対によって連続的に測定す
る。
ファイルを示すグラフである。図3に示されるように、
市販のSMDに対して要求される予備加熱条件、すなわ
ち130〜160℃の温度状態を1分以上保持して予備
加熱するという条件は満足されている。そして、温度が
最も上がりにくい部品である160ピンQFPの最高温
度は189℃であり、この時の接合部温度は、196℃
を示し、基板の最高温度は207℃を示している。つま
り、接合部は確実にはんだが溶解する融点以上の適度の
温度に達しており、しかもプリント配線板5と接合部と
の最高温度の差はわずかに11度であって、基板温度も
低く押えられている。さらに、部品温度と比べて早い時
点で基板温度の方がはんだの融点を越えている。
れるように、上記の装置と方法で得られたプリント配線
板とSMDとの組立体については、ソルダリングの結果
が全てのSMDについて良好であり、ウイッキング及び
その他の接合不良は見られない。
8つの遠赤外線放射ヒータ50を用意し、それらを実施
例1と同様に2行4列に配置する。そして、実施例1と
同様のプリント配線板5に対して、各遠赤外線放射ヒー
タの出力設定を電圧調整器50aによって種々変更して
ソルダリングを行う。
ある160ピンQFPの温度が実施例1と同じ189℃
とした場合において、接合部温度は196℃になった。
また、最高の基板温度は240℃であり、接合部との温
度差は44度であった。これらのことから、予備加熱に
おいて遠赤外線放射ヒータ50と近赤外線放射ヒータ4
0とはプリント配線板とSMDにそれぞれ吸収されやす
い波長の赤外線を放射するので、プリント基板とSMD
の各温度が選択的に制御できることが分かる。
ルダレジストの吸収スペクトルを示し、図5はQFPの
吸収スペクトルを示している。また、図12の曲線
(a)と(c)は、それぞれ遠赤外線放射ヒータ50と
近赤外線放射ヒータ40の放射スペクトル特性を示して
いる。これらのスペクトルは上記の効果を裏付けるもの
である。
に予備加熱において遠赤外線放射ヒータのみを用いる場
合と比べて、SMDの昇温が速やかになって接合部から
SMDボディーへの熱拡散が弱まり、それによって、プ
リント配線板5からの熱電導に大きく依存することな
く、本来の加熱対象である接合部が十分に昇温するの
で、プリント配線板5の昇温を抑えても接合に支障のな
いことが分かる。また、本効果により、プリント配線板
5の昇温を抑えることにより、小型部品(SOPやチッ
プ部品など)の過加熱を抑制できる。
30において、実施例1で用いた近赤外線放射ヒータ4
0および遠赤外線放射ヒータ50を2組ずつ合計8つ用
意し、プリント配線板5の搬送路を上下から挟むよう
に、搬送方向M1に沿って、2行4列の形式で配置し
た。上下方向に対向する各組のヒータは同一種類であ
る。そして、遠赤外線放射ヒータ1組及び近赤外線放射
ヒータ1組を予備加熱に用いることとし、残りの2組を
リフロー加熱に用いることとした。その他の構成は実施
例1と同等である。
配線板5を毎分0.3〜0.5mの一定速度で搬送しな
がら加熱し、SMDのソルダリングを行う。各ヒータ4
0,50の出力設定は次のように行う。
ヒータ50については、各々の表面温度が500℃にな
るように供給電力を設定する。予備加熱ゾーンZ1の2
つの近赤外線放射ヒータ40については、各々印加電圧
を100V(入力電力1.2KW)とする。リフローゾ
ーンZ2の2つの遠赤外線放射ヒータ50については、
各々の表面温度が360℃となるように供給電力を設定
する。リフローゾーンZ2の2つの近赤外線放射ヒータ
40については、各々印加電圧を130V(入力電力
1.5KW)とする。
全てのSMDについて接合状態は良好であった。また、
熱容量が大きいため最も温度が上がりにくい160ピン
QFPの部品の最高温度は180℃であり、その接合部
の温度は196℃であり、基板温度は206℃に抑えら
れていた。
タ40を2つ及び遠赤外線ヒータ50を6つ、計8つ用
意し、プリント配線板5の搬送路を上下に挟むように、
搬送方向M1に沿って、2行4列の形式で配置する。上
下方向に対向する各組のヒータは同一種類とする。そし
て、遠赤外線放射ヒータ50及び近赤外線放射ヒータ4
0の各1組を予備加熱に用いることとし、2組の遠赤外
線放射ヒータ50をリフロー加熱に用いる。そして、実
施例1と同様にプリント配線板5を毎分0.3〜0.5
mの一定速度で搬送しながら加熱し、SMDのはんだ付
けを行う。
である。予備加熱ゾーンZ1の2つの遠赤外線放射ヒー
タ50については、各ヒータ表面温度が500℃となる
ように供給電力を設定する。予備加熱ゾーンZ1の2つ
の近赤外線放射ヒータ40については、各印加電圧を1
20V(入力電力1.4KW)とする。リフローゾーン
Z2の4、遠赤外線放射ヒータについては、4つとも表
面温度を360℃とする。
全てのSMDについて接合状態は良好であった。また、
熱容量が大きく、最も温度の上がりにくい160ピンQ
FPの部品の最高温度は180℃であり、その接合部の
温度は196℃であり、基板温度は207℃に抑えられ
ていた。
いて、遠赤外線放射ヒータ50のみを用いているが、ソ
ルダリング時の基板温度は部品温度の上昇よりも高くな
るため、はんだのウイッキングは、起こり難い。
1において、遠赤外線放射ヒータ50を近赤外線放射ヒ
ータ40に対して入口側に配置し、初期加熱手段として
遠赤外線放射ヒータ50を用いたので、パッドよりもリ
ード端子が早期に高温になることに起因して、はんだが
SMDのボディー側に吸い上げられるウイッキング現象
を防止することができる。
射ヒータ40として、1000℃を越える発熱体を有し
波長が2μm以下の近赤外線放射を強く射出するハロゲ
ンヒータを用いたので、図5に示す吸収スペクトルを有
する大型のSMDを効率的に加熱することができる。
波長が5〜8μmの範囲の遠赤外線を強く射出するアル
ミナヒータを用いたので図4に示す吸収スペクトルを有
するプリント配線板5を効率的に加熱することができ
る。小型のSMDに関しては熱容量が小さいため小型S
MDの昇温特性は基板温度の高低に大きく左右される。
本発明によれば基板の温度上昇を従来より低く抑えるこ
とができるため、小型SMDの過加熱を抑制できる。
1における近赤外線放射ヒータ40及び遠赤外線放射ヒ
ータ50の配列数、配列順序、配列間隔などは用途に応
じて種々変更することができる。例えば、搬送方向M1
に沿って3つ以上の赤外線放射ヒータを配置してもよ
い。本加熱ゾーンZ2においても、搬送方向M1に沿っ
て、2つ以上の赤外線放射ヒータを配置してもよい。
すれば、プリント配線板5における温度分布をより均一
化することができる。また、搬送路の両端にラビリンス
などのガス流出防止機構を設け、加熱炉内を循環させる
熱媒体として不活性ガスを用いることによって、はんだ
接合部の酸化を防止してもよい。
線板と回路部品との温度差が小さい最適のプロファイル
を容易に実現することができ、ソルダリング中における
プリント配線板の過熱及び回路部品の特性劣化を防止す
ることができ、さらに、プリント配線板の温度を回路部
品の温度よりもやや高めに過熱して、ウイッキングの発
生を防止することができるので、はんだ付け工程による
組立体の歩留りを高めることができる。
〜9により説明する。実施例4 図8は、遠赤外線放射パネルヒータの構成を示す斜視図
であり、断熱板51の上面に熱伝導板52が設置され、
熱伝導板52の上面には、緩衝層54と赤外線放射層5
5が順次積層されている。そして、シーズヒータ(ニク
ロム線ヒータ)53が熱伝導板52の下面に形成された
溝に挿入され、断熱板51によって押圧固定されてい
る。
まず、工業用純アルミニウム板(550×550×20
mm)の上面をサンドブラスト処理により20〜30μ
mの粗さに仕上げ、下面にシーズヒータ53を挿入する
溝を形成し、熱伝導板52とする。このように熱伝導板
52の上面を仕上げるのは、緩衝層54との密着力を向
上させるためである。次に、熱伝導板52の表面にニク
ロム粉末をプラズマ溶射し、緩衝層54として、粗さの
底面から50μmの厚さの被膜を形成する。
粉末を溶射し、赤外線放射層55として厚さ100μm
の被膜を生成し、1300℃で1時間の熱処理を施こ
す。この後、表面を研磨処理により2μm以下の粗さに
仕上げる。シーズヒータ53を熱伝導板52の下面の溝
に挿入し、熱伝導板52を断熱板51の上に重ねてヒー
タを完成させる。このヒータの容量は200V,4KW
である。
ンの板を使用して、図8の熱伝導板52を作成し、その
他は実施例4と同様に構成して、図8に示す構造のヒー
タを作成する。
シーズヒータ53を挿入する溝を形成し、銅板の全表面
にニッケルメッキを施こした後、実施例4と同様の処理
を施こして、図8の熱伝導板52を作成する。その他は
実施例4と同様に構成して図8に示す構造のヒータを作
成する。なお、ニッケルメッキを施こすのは、加熱によ
って生じる銅の酸化を防止するためである。
ズ)の下面にシーズヒータ53を挿入する溝を形成し、
全表面に炭化珪素(SiC)粉末を溶射した後、実施例
4と同様の処理を施こして図8の熱伝導板52を作成す
る。その他は実施例4と同様に構成して図8に示す構造
のヒータを作成する。炭化珪素を溶射するのは、加熱時
の酸化によるグラファイトの劣化を防止するためであ
る。
ルミニウムの板を使用して図8の熱伝導板52を作成
し、その他は実施例4と同様に構成して、図8に示す構
造のヒータを作成する。
i鋼の板を用いて実施例4と同様に処理して図8の熱伝
導板52を作成し、その他は実施例4と同様に構成して
図8に示す構造のヒータを作成する。
レス(SUS304)の板を用いて実施例4と同様に処
理して図8の熱伝導板52を作成し、その他は実施例4
と同様に構成して、図8に示す構造のヒータを作成す
る。
Mo鋼(En16)の板を用いて実施例4と同様に処理
して図8の熱伝導板52を作成し、その他は実施例4と
同様に構成して図8に示す構造のヒータを作成する。
粉末の代わりに酸化クロム粉末を用いて形成し、その他
は実施例4と同様に構成して図8に示す構造のヒータを
作成する。
ヒータによる被加熱物の加熱試験を次のようにして行
う。被加熱物としてソルダレジストで被覆したガラスエ
ポキシ基板(450×450×1.6mm)を用いる。
が500℃になるように飽和させてから、ヒータ表面に
対して50mmだけ離して基板を設置し、基板の被加熱
面の温度を図9に示す5ヶ所T1〜T5で測定すると同
時に、ヒータの表面温度を図10に示す5ヶ所t1〜t
5で測定する。なお、図9において、L1は450m
m、L2は225mm、L3は10mm、図10におい
て、L4は550mm、L5は275mm、L6は30
mmとしている。
温度の測定結果と放熱板材料の熱伝導率を表4に示す。
表3によれば、実施例4〜9については、基板の温度分
布のバラツキは210℃から198℃の範囲(温度幅1
2度)に納まっているのに対し、比較例1では温度分布
が210℃から185℃まで(温度幅25度)、比較例
2では210℃から190℃まで(温度幅20度)バラ
ツイている。
あり、プリント配線板やSMDの耐熱温度を考慮する
と、リフロー時のプリント配線板を195℃〜210℃
に設定することが望ましいが、比較例1および2では温
度分布が15度以上にバラツイているため、この条件を
満足させることができない。
分布のバラツキは、基板温度、分布のばらつきに対応す
ると共に、放熱板の熱伝導率が小さいほど大きくなるこ
とがわかる。結果的に、放熱板の熱伝導率としては、5
0w/(m・k)以上であることが好ましいといえる。
述と同様にそれぞれ基板を加熱すると、基板の測定点T
1の温度の時間的変化は図11の曲線(a)と(b)の
ようになる。
長に対する放射エネルギーの特性つまり、放射スペクト
ルは、赤外線放射層の材質によって決定されることが知
られているが、実施例4と比較例3の各ヒータの放射ス
ペクトルは図12の曲線(a)と(b)のようになる。
例4のヒータ(酸化アルミニウム)は放射エネルギーの
ピークが6μmの波長を有し、比較例3のヒータ(酸化
クロム)は放射エネルギーのピークが4μmであるた
め、プリント配線板の吸収率の差によって、実施例4の
ヒータの方が比較例3のヒータにくらべてプリント配線
板を能率よく温度上昇させることがわかる。
用いて説明する。なお、実施例10と11のハンダペー
ストは実施例1〜3に適用することができる。実施例1
0 表2に示す組成のフラックス83gに平均粒径が50μ
mのカーボンブラック25gとはんだ粉末を500gを
加え、充分に混合してはんだペーストを作成する。
ンのQFP(Quad Flat Package)を25個搭載できる
金(Au)のボンディングパッドがパターン形成されパ
ッド以外がソルダレジストで被覆されたプリント配線板
を準備し、このパッド上にメタルマスクを介してはんだ
ペーストを印刷する。
図13に示すが、これは図1に示すはんだ付け装置30
の近赤外線放射ヒータ40をすべて遠赤外線放射ヒータ
50に置き換え、さらに、予備加熱ゾーンをAゾーン、
Bゾーン、およびCゾーンに区画し、本加熱ゾーンZ2
をDゾーンとしたものである。
よびDゾーンの各ヒータ表面温度を、それぞれ、350
℃、150℃、150℃、350℃に設定し、実施例1
と同様にプリント配線板5をコンベア10で加熱炉30
内に搬送してはんだ付け処理を行う。
通過する際のはんだペーストの温度が220℃になるの
に必要な基板温度と部品温度を熱電対を用いて測定した
ところ、基板温度は210℃、部品温度は200℃で、
いずれもはんだペーストの温度よりも低く、これよりプ
リント配線板や電子部品にダメージを与えることなくは
んだ付けできることが判った。次に、アセトンを用いて
プリント配線板の洗浄を行なった結果、フラックスと共
にカーボンブラックは除去され、綺麗なはんだ面を得る
ことができた。
組成の通常のハンダペーストに置換して準備したプリン
ト配線板を用いて、実施例10と同様に図13に示すは
んだ付け装置を用いてハンダ付け処理を行う。
の際のはんだペーストの温度が220℃になる場合の基
板温度と部品温度を熱電対を用いて測定すると、基板温
度は250℃、部品温度は210℃となっており、基板
温度は、はんだ付けを行なう目標温度(220℃)より
も約30℃高くなっていた。
ば、プリント配線板や電子部品の温度を低く設定できる
ので、それらの温度によるダメージを緩和することがで
き、これによりそれらの組立体の信頼性を向上すること
ができる。
材料)として30gの酸化アルミニウム粉末(平均粒径
は50μm)を添加混合した。
(平均粒径は50μm)を加え、十分に混和してハンダ
ペーストを作製した。ハンダの組成は、Sn63重量%
−Pb37重量%であり、融点は183℃である。
載することが可能なサイズのプリント配線板を用意し、
その各パッド(金めっきパッド)にメタルマスクを用い
て上述のハンダペーストを印刷した後、25個のQFP
をプリント配線板上の所定位置に載置する。なお、この
プリント配線板は各パッド以外がソルダレジストで覆わ
れている。
ト配線板を図13に示すはんだ付け装置に導入する。な
お、図13のはんだ付け装置において遠赤外線放射ヒー
タ50は、実施例4のパネルヒータ(図8)を使用し、
ヒータ50の遠赤外線放射層はハンダペーストの添加物
と同じ材料、すなわち酸化アルミニウムで形成されてい
る。
タ温度を、順に350℃、150℃、150℃、350
℃とし、QFPのハンダ付けを行う。その際、QFP、
プリント配線板ハンダペーストの各温度を熱電対によっ
て測定する。ハンダ付けの結果(接合状態)は良好であ
った。そして、Dゾーン(リフロー時)におけるの最高
部品温度は201℃であり、最高基板温度は209℃で
あり、ハンダペーストの最高温度は219℃であった。
つまり、部品及び配線板の最高温度は、ハンダペースト
の最高温度よりも低かった。
まないハンダペーストを用意し、それを上述の実施例1
1と同様のプリント配線板に塗布し、実施例11と同様
にプリント配線板とQFPのハンダ付けを行った。この
比較例のハンダペーストの組成は表5に示すとおりであ
る。
例11と同じ220℃まで加熱して完全に溶解させるた
めに、はんだ付け装置におけるA,B,C,およびDの
各ゾーンのヒータ温度を順に370℃、170℃、17
0℃、370℃とする必要があった。すなわち、上述の
実施例11に比べて、加熱炉内の温度を全体的に高めに
設定しなければならなかった。そして、ハンダペースト
の最高温度が220℃の場合、最高部品温度は210℃
であり、最高基板温度はハンダペーストよりも高い25
0℃であった。
放射層55と同種の赤外線放射材料をハンダペーストに
添加混合することにより、リフロー時にハンダペースト
を選択的に加熱することができる。これは、「物質は材
料特有の波長の赤外線を吸収し、吸収した波長と同じ波
長の赤外線を放射する」というキルヒホッフの法則に基
づくものである。これにより、部品及び基板温度の上昇
を抑えながらハンダを確実に溶融させることができる。
分離し、ハンダが凝固して接合が完了した時点では、凝
固したハンダ層の表面に赤外線放射材料を含むフラック
スの被膜が現れる。この被膜は、必要に応じてエアーブ
ラッシングなどの洗浄処理により容易に除去できる。
る、酸化アルミニウム粉末に代えて、ジルコン、酸化チ
タン、酸化クロム、酸化ケイ素、酸化ニッケルの粉末を
用い、且つその添加物と同種の材料によって形成された
赤外線放射層を有して図8と同じように構成されたヒー
タを、ヒータ50として設置した図13のはんだ付け装
置によって実施例11と同様にQFPのハンダ付け処理
を行った。それらのいずれの場合にも、表6と表7にま
とめて示すように、実施例11と同様の選択加熱効果が
認められた。
平均径が50μmの場合の各温度を示し、( )内の
数値は平均径が5μmの場合を示している。また、表7
の()外の数値は添加物の添加量が1重量%の場合の各
温度を示し、( )内の数値は添加量が50重量%の
場合を示している。
フロー装置)100は、図14に示すソルダリングシス
テムの1部を構成するものである。ソルダリングシステ
ムは、はんだ付け装置100の前段に、はんだ粉末とフ
ラックスと必要な添加物を混練する混練装置300と、
ハンダペーストをプリント配線板に塗布する塗布装置2
00を備える。 そして、混練装置300は、混練プロ
ペラを有する混練部と、粘性を調整するための加熱部か
ら構成する。
で作成されたハンダペーストを、メタルマスクを用いて
プリント配線板のバッドに印刷する。その際、メタルマ
スクの位置決めは画像認識位置合わせ法などによって行
われる。なお、塗布装置200として、ディスペンサー
方式の装置を用いることもできる。
うことができるので、両者の温度上昇および温度差を最
小限に抑制しながら、接合部を確実にはんだ付けするこ
とができる。 (2)温度分布が均一なパネルヒータを用いることによ
り、面積の大きいプリント配線板に多量の電子部品を歩
留りよくはんだ付けすることができる。 (3)はんだペーストに赤外線を吸収する材料を含有さ
せることにより、プリント配線板および電子部品の温度
を従来よりも低い温度に設定しても接合部を適切なはん
だ付け温度にすることができるので、耐熱温度の低いプ
リント配線板と電子部品を安全にはんだ付けできる。
る。
ある。
ある。
ラフである。
である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 熱伝導板と、熱伝導板の下方に設けられ
熱伝導板を加熱する抵抗発熱体と、熱伝導板の上面に形
成され熱伝導板からの熱を受けて赤外線を放射する赤外
線放射層と、熱伝導板と赤外線放射層との間に介在する
緩衝層とからなり、赤外線放射層は、ジルコン、酸化アルミニウム、酸化チ
タン、酸化クロム、酸化ケイ素、酸化ニッケルおよびこ
れらの混合物のいずれかからなり、表面粗さが2μm以
下で、5〜8μmの波長帯域において最大値を示す放射
スペクトルを有し、 緩衝層は、熱膨張率が熱伝導板と赤外線放射層との間に
あることを特徴とするリフロー用赤外線ヒータ。 - 【請求項2】 熱伝導板が50w/(m・K)以上の熱
伝導率を有する請求項1記載の赤外線ヒータ。 - 【請求項3】 熱伝導板が、アルミニウム、モリブデ
ン、銅、グラファイトおよび窒化アルミニウムのいずれ
か1つからなる請求項1記載の赤外線ヒータ。 - 【請求項4】 赤外線放射層が酸化アルミニウム粉末の
容射により形成され、緩衝層がニクロム粉末の容射によ
り形成されてなる請求項1記載の赤外線ヒータ。 - 【請求項5】 加熱炉と、加熱炉内に設けられた赤外線
ヒータと、上面にはんだペーストが塗布されると共に電
子部品が設置されたプリント配線板を加熱炉内で支持す
る支持手段とを備え、 赤外線ヒータは、熱伝導板と、熱伝導板の下方に設けら
れ熱伝導板を加熱する抵抗発熱体と、熱伝導板の上面に
形成され熱伝導板からの熱を受けて赤外線を放射する赤
外線放射層からなり、 はんだペーストが赤外線放射層の材料の粉末を含有する
ことを特徴とするはんだ付け装置。 - 【請求項6】 赤外線放射層の材料の粉末の平均径が5
〜50μmである請求項5記載のはんだ付け装置。 - 【請求項7】 赤外線放射層の材料の粉末は、はんだペ
ーストの1〜50重量%だけはんだペーストに添加され
る請求項5記載のはんだ付け装置。
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