JP3205258B2 - 易接着性ポリエステルフィルム - Google Patents

易接着性ポリエステルフィルム

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JP3205258B2
JP3205258B2 JP12702396A JP12702396A JP3205258B2 JP 3205258 B2 JP3205258 B2 JP 3205258B2 JP 12702396 A JP12702396 A JP 12702396A JP 12702396 A JP12702396 A JP 12702396A JP 3205258 B2 JP3205258 B2 JP 3205258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は易接着性ポリエステ
ルフィルムに関し、更に詳しくはアルミニウム等の金属
との接着性に優れた易接着性塗膜を有し、蒸着フィルム
のベースフィルムに好適な易接着性ポリエステルフィル
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】二軸延伸したポリエステルフィルムは、
透明性、寸法安定性、機械特性、電気特性、耐薬品性等
に優れるため、多くの分野で基材フィルムとして使用さ
れている。ポリエステルフィルムは蒸着フィルムのベー
スフィルムとしても使用されており、この場合には蒸着
するアルミニウム等の金属膜との接着性を付与する目的
で、ポリエステルフィルムの表面にプライマー層を設け
る。このプライマー層には金属膜との接着性が良好であ
ること(易接着性)や、プライマー層の表面に斑等のな
いこと(表面均一性)が要求される。
【0003】このようなプライマー層を設けたポリエス
テルフィルムとして、プライマー層を構成する成分に親
水性ポリエステルを用いたもの(特開平7ー19564
0号公報)等が開示されている。しかしながら、このフ
ィルムでは、プライマー層の成分である親水性ポリエス
テルに起因したプライマー層同士の貼りつき(ブロッキ
ング)が発生し、その使用方法が限定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような欠点を改良し、アルミニウム等の金属膜との接
着性に優れ、塗膜表面全体にわたって均一で斑のない易
接着性塗膜を有する、蒸着フィルムのベースフィルムと
して好適で、かつ高湿度下でもブロッキングすることの
ない易接着性ポリエステルフィルムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
二次転移点が40〜85℃であり、SO3 M基(ここで
MはSO3 と同当量の金属原子、アンモニウム基、第4
級アミンまたは第4級ホスホニウム基を示す。)を有す
るジカルボン酸成分の比率が全ジカルボン酸成分の0〜
6モル%であるポリエステル系重合体(A)40〜80
重量%、二次転移点が25℃以上70℃以下のアクリル
系重合体(B)20〜70重量%、二次転移点が25℃
未満のアクリル系重合体(C)1〜20重量%およびH
LBが8〜18の界面活性剤(D)1〜20重量%を主
成分とする組成物を含有する水性液を塗布し、乾燥、延
伸して得られる易接着性塗膜を設けた易接性ポリエステ
ルフィルムにより達成される。
【0006】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0007】[ポリエステル]本発明においてポリエス
テルフィルムを構成するポリエステルとは、芳香族二塩
基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたは
そのエステル形成性誘導体とから合成される線状飽和ポ
リエステルである。
【0008】かかるポリエステルの具体例として、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレンジカルボキシレート等が例示する
ことができる。これらのポリエステルは、上記の単一重
合体であってもよく、またこれらの共重合体であっても
よい。かかるポリエステルのうち、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレートの単一重合体、また共重合体が特に好まし
い。
【0009】上記のポリエステルには必要に応じて、例
えば酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
炭酸カルシウム、カオリン、タルク、酸化チタン、硫酸
バリウム等の無機滑剤、架橋シリコーン樹脂、架橋ポリ
スチレン樹脂、架橋アクリル樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機滑剤、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン・プロピレンコポリマー、オレフィン系アイオノ
マー等の他の樹脂、酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛍光増
白剤等を配合することもできる。
【0010】[ポリエステルフィルム]本発明において
ポリエステルフィルムは二軸延伸フィルムであることが
好ましく、特に透明な二軸延伸フィルムであることが好
ましい。ポリエステルフィルムの厚さは5〜500μ
m、好ましくは20〜500μm、特に好ましくは25
〜300μmである。この厚さが5μm未満ではフィル
ムの腰が弱く、用途によっては実用上不適当なものとな
る。一方フィルムが厚すぎ、例えば500μmを超える
と、製膜性が劣るため好ましくない。
【0011】[ポリエステル系重合体(A)]本発明に
おいて易接着性塗膜は、ポリエステルフィルムの少なく
とも片面に、二次転移点が40〜85℃であり、SO3
M基を有するジカルボン酸成分の比率が全ジカルボン酸
成分の0〜6モル%であるポリエステル系重合体
(A)、二次転移点が25℃以上70℃以下のアクリル
系重合体(B)、二次転移点が25℃未満のアクリル系
重合体(C)およびHLBが8〜18の界面活性剤
(D)を主成分とする組成物を含有する水性液を塗布
し、乾燥、延伸することにより得られる。
【0012】上記のポリエステル系重合体(A)は、ジ
カルボン酸成分とポリオール成分からなり、SO3 M基
(ここでMはSO3 と同当量の金属原子、アンモニウム
基、第4級アミンまたは第4級ホスホニウム基を示
す。)を有するジカルボン酸成分の比率が全ジカルボン
酸成分の0〜6モル%であり、二次転移点(Tg)が4
0〜85℃好ましくは45〜80℃のポリエステル系重
合体である。
【0013】このポリエステル系重合体(A)(以下、
『重合体(A)』ということがある。)の二次転移点が
40℃未満の場合、得られた積層フィルムの耐ブロッキ
ング性が劣り、一方85℃を超えると積層フィルムの透
明性が低下する。
【0014】また、SO3 M基を有するジカルボン酸成
分の比率は全ジカルボン酸成分の0〜6モル%であり、
好ましくは0.05〜6モル%、更に好ましくは0.1
〜5.5モル%である。SO3 M基を有するジカルボン
酸成分の比率が0.05モル%未満の場合、塗膜の易接
着性が低下し、6モル%を超えると積層フィルムの耐ブ
ロッキング性が悪化する。尚、重合体(A)は、水に可
溶性または分散性のポリエステル共重合体であることが
好ましい。
【0015】上記のSO3 M基において、MはSO3
同当量の金属原子、アンモニウム基、第4級アミンまた
は第4級ホスホニウム基であり、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等のアリカリ金属原子、マグネシウム、カ
ルシウム等のアルカリ土類金属原子、アンモニウム基、
テトラエチルアンモニウム基、テトラブチルホスホニウ
ム基であることが好ましく、特にナトリウム、カリウム
であることが好ましい。
【0016】SO3 M基を有するジカルボン酸成分の具
体例として、下記式(I)〜(V)に示す化合物を挙げ
ることができる。これらは単独で、あるいは二種以上を
併用して重合体(A)の共重合成分として用いることが
できる。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】重合体(A)を形成するジカルボン酸成分
としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、2,6ーナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、フェ
ニルインダンジカルボン酸、ダイマー酸等を挙げること
ができる。これらの成分は二種以上を用いることもでき
る。更に、これら成分と共にマレイン酸、フマール酸、
イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やp−ヒドロキシ安
息香酸、p−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の
如きヒドロキシカルボン酸を少割合用いることができ
る。不飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸成分の
割合は高々10モル%、好ましくは5モル%以下であ
る。
【0023】また、重合体(A)を形成するポリオール
成分としては、例えばエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、キシ
リレングリコール、ジメチロールプロピオン酸、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ポリ(エチレンオキ
シ)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシ)グリコ
ール、更に下記式(VI)で示されるビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加物や、下記式(VII)で示される
プロピレンオキサイド付加物等を例示することができ
る。これらの成分は二種以上を用いることもできる。
【0024】
【化6】
【0025】式(VI)で、n+mは2〜10の数であ
る。
【0026】
【化7】
【0027】式(VII)で、n+mは2〜10の数であ
る。
【0028】かかるポリオール成分の中でもエチレング
リコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加
物やプロピレンオキサイド付加物、1,4−ブタンジオ
ールが好ましく、更にエチレングリコール、ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキサ
イド付加物が好ましい。
【0029】また重合体(A)として、変性ポリエステ
ル共重合体、例えばポリエステル系重合体をアクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂等で変性したブロック重合体或いは
グラフト重合体を用いることもできる。
【0030】本発明における重合体(A)は、従来から
知られまたは用いられているポリエステルの製造技術に
よって製造することができる。例えばテレフタル酸また
はそのエステル形成性誘導体(特にジメチルエステ
ル)、イソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体
(特にジメチルエステル)、前記のSO3 M基を有する
ジカルボン酸、エチレングリコール及びビスフェノール
Aのプロピレンオキサイド付加物と反応せしめてモノマ
ーもしくはオリゴマーを形成し、その後真空下で重縮合
反応せしめることによって所定の固有粘度(o−クロロ
フェノールを用いて35℃で測定した固有粘度が0.2
〜0.8が好ましい。)のポリエステルとする方法で製
造することができる。その際、反応を促進する触媒、例
えばエステル化もしくはエステル交換触媒、重縮合触媒
等を用いることが好ましく、また種々の添加剤、例えば
安定剤等を添加することもできる。
【0031】[アクリル系重合体(B)]本発明におい
てアクリル系重合体(B)は、二次転移点(Tg)が2
5℃以上、70℃以下好ましくは40℃以上、66℃以
下のアクリル系重合体である。この二次転移点が25℃
未満の場合、得られた積層フィルムの耐ブロッキング性
が劣り、一方75℃を超えると積層フィルムの透明性が
低下する。アクリル系重合体(B)(以下、『重合体
(B)』ということがある。)は、水に可溶性または分
散性のアクリル系共重合体であることが好ましい。
【0032】重合体(B)の構成成分としては、例えば
アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリ
ル酸イソブチル、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ヒドロキシプロピルメタクリレート、アクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、グリシジルメタクリレ
ート等を挙げることができ、これらの成分を単独で用い
ることができる。また、これらの成分の少なくとも1種
を他の共重合成分と共に用いることができ、これらの成
分を2種以上併用することもできる。
【0033】尚、重合体(B)の構成成分として、重合
体(B)の二次転移点が25℃以上70℃以下となる範
囲で他の成分を共重合成分として用いることができる。
かかる共重合成分としては、例えばアクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ソー
ダ、アクリル酸アンモニウム、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、メタクリル酸ソーダ、メタクリル酸アンモ
ニウム、グリシジルメタクリレート、アクリルメタクリ
レート、ビニルスルホン酸ナトリウム、メタリルスルホ
ン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウム、メタ
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド等を挙
げることができる。
【0034】更に、重合体(B)には、例えばスチレ
ン、酢酸ビニル、アクリルニトリル、メタクリルニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジビニルベンゼン等
の他の不飽和単量体を共重合成分として併用することも
できる。
【0035】また、重合体(B)としては二次転移点が
25℃以上70℃以下となる範囲で、変性アクリル共重
合体、例えばアクリル共重合体をポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂等で変性したブロック重合体或いはグラフト
重合体を、その効果を阻害しない範囲で用いることもで
きる。
【0036】[アクリル系重合体(C)]本発明におい
てアクリル系重合体(C)は、二次転移点(Tg)が2
5℃未満のアクリル系重合体である。アクリル系重合体
(C)(以下、『重合体(C)』ということがある。)
は、水に可溶性または分散性のアクリル系共重合体であ
ることが好ましい。この二次転移点が25℃以上の場
合、得られた積層フィルムの易接性が劣り、透明性が低
下する。
【0037】重合体(C)の構成成分としては、例えば
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸n−ブチル、2−エチルヘキシル
アクリレート、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸
n−ヘキシル、ラウリルメタクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、等を挙げることができ、これら
の成分を単独で用いることができる。また、これらの成
分の少なくとも1種を他の共重合成分と共に用いること
ができ、これらの成分を2種以上併用することもでき
る。
【0038】尚、重合体(C)の構成成分として重合体
(C)の二次転移点が25℃未満となる範囲で他の成分
を共重合成分として用いることができる。かかる共重合
成分としては例えばアクリル酸、アクリル酸ソーダ、ア
クリル酸アンモニウム、メタクリル酸、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ソーダ、メタ
クリル酸アンモニウム、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、グリシジルメタクリレート、アクリルメタクリ
レート、ビニルスルホン酸ナトリウム、メタリルスルホ
ン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウム、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールメタク
リルアミド等を挙げることができる。
【0039】更に、重合体(C)には、例えばスチレ
ン、酢酸ビニル、アクリルニトリル、メタクリルニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジビニルベンゼン等
の他の不飽和単量体と併用することもできる。
【0040】また、重合体(C)としては二次転移点が
25℃未満となる範囲で、変性アクリル共重合体、例え
ばアクリル共重合体をポリエステル、ポリウレタン、シ
リコーン、エポキシ、フェノール樹脂等で変性したブロ
ック重合体、グラフト重合体を、その効果を阻害しない
範囲で用いることもできる。
【0041】[界面活性剤(D)]本発明において界面
活性剤(D)は、HLBが8〜18の界面活性剤であ
る。ここで、HLBとはHydrophile−Lip
ophile−Balanceの略で界面活性剤の分子
中に占める親油性部分と親水性部分のバランスを数値で
表わしたもので、Atlas社のGriffin氏によ
って提案されたものである。この値は、下記の数式
(1)で計算することができる。
【0042】
【数1】HLB=20(1−MO/M) ……(1) 数式(1)で、MOは疎水基の分子量、Mは界面活性剤
の分子量である。
【0043】HLBが8未満の場合、塗剤のポリエステ
ルフィルムへの濡れ性が不足し塗布外観が悪化する。ま
た、HLBが18以上の場合、得られた積層フィルムの
耐ブロッキング性が悪化する。
【0044】HLBが8〜18の界面活性剤としては、
例えばポリエチレンオキサイド・ポリプロピレンオキサ
イドブロック共重合体、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンモノアルキレート、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル等を挙げることができる。こ
れらは場合によっては、塗布斑を発生させない範囲にお
いてHLBが8〜18以外の界面活性剤と組合せて用い
ることもできる。
【0045】[易接着性塗膜]本発明における易接着性
塗膜は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、二
次転移点が40〜85℃であり、SO3 M基を有するジ
カルボン酸成分が全ジカルボン酸成分の0〜6モル%を
占めるポリエステル系重合体(A)、二次転移点が25
〜70℃のアクリル系重合体(B)、二次転移点が25
℃未満のアクリル系重合体(C)およびHLBが8〜1
8の界面活性剤(D)を主成分とする組成物を含有する
水性液を塗布し、乾燥、延伸して得ることができる。
【0046】上記の組成物において、ポリエステル系重
合体(A)の割合は40〜80重量%であることが必要
であり、好ましくは45〜70重量%の範囲である。こ
の割合が40重量%未満の場合は塗膜の易接着性が劣
り、一方80重量%を超えると積層フィルムの透明性が
低下する。
【0047】前記の組成物において、アクリル系重合体
(B)の割合は20〜70重量%であることが必要であ
り、好ましくは24〜40重量%である。この割合が7
0重量%を超えると積層フィルムの耐ブロッキング性が
不十分となり、他方20重量%未満では塗膜の易接着性
が不足する。
【0048】前記の組成物において、アクリル系重合体
(C)の割合は1〜20重量%であることが必要であ
り、好ましくは3〜15重量%である。この割合が20
重量%を超えると積層フィルムの耐ブロッキング性が悪
化し、他方1重量%未満では塗膜の易接着性が不足す
る。
【0049】前記の組成物において、界面活性剤(D)
の割合は1〜20重量%であることが必要であり、好ま
しくは3〜15重量%である。この割合が20重量%を
超えると積層フィルムの耐ブロッキング性が不十分とな
り、他方1重量%未満では塗液として用いる水性液のポ
リエステルフィルムへの濡れ性が不足し、塗布外観が悪
化する。
【0050】かかる水性液には、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、例えば紫外線吸収剤、顔料、消泡剤、塗工
性改良剤、潤滑剤、ブロッキング防止剤等の配合剤;メ
ラミン系、尿素系、グアナミン系、エポキシ系、アジリ
ジン系、ブロックイソシアネート系等の架橋剤;カップ
リング剤等の他の添加剤を添加することができる。
【0051】本発明における水性液中の固形分濃度は、
通常30重量%以下であることが好ましく、更に20重
量%以下であることが好ましい。水性液中の固形分濃度
の下限は0.4重量%程度である。
【0052】本発明においては上述の各成分を含む水性
液をフィルムの少なくとも片面に塗布するが、該フィル
ムとしては結晶配向が完了する前の延伸可能なポリエス
テルフィルムである。
【0053】この延伸可能なポリエステルフィルムとし
ては、ポリエステルを溶融押出してそのままフィルム状
とした未延伸状フィルム、未延伸フィルムを縦方向また
は横方向の何れか一方に延伸配向させた一軸延伸フィル
ム、未延伸フィルムを縦方向及び横方向の二方向に低倍
率で延伸させた二軸延伸フィルム(最終的に縦方向また
は横方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前
の二軸延伸フィルム)等を例示することができる。これ
らのうち、縦方向に延伸した一軸延伸フィルムが特に好
ましい。
【0054】ポリエステルフィルムへの水性液の塗布方
法としては、公知の任意の塗工法を適用することができ
る。例えばロールコート法、グラビアコート法、マイク
ログラビアコート法、リバースコート法、ロールブラッ
シュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含
浸法及びカーテンコート法等を単独または組み合わせて
適用すると良い。なお、水性液には、塗剤の安定性また
は塗剤の塗工性を助ける目的で若干量の有機溶剤を含ま
せてもよい。
【0055】水性液の塗布量は、走行しているフィルム
1m2 当たり0.5〜50gが好ましく、特に5〜30
gが好ましい。最終乾燥塗膜(易接着性塗膜)の厚さと
しては、0.01〜1μmが好ましく、特に0.02〜
0.6μmが好ましい。塗膜の厚さが0.01μm未満
であると、十分な易接着性が得られないことがある。他
方、1μmを超えると、積層フィルムの耐ブロッキング
性が悪化することがあるので好ましくない。
【0056】水性液の塗布はフィルムの用途に応じて片
面のみに行うことも両面に行うこともできる。塗布後、
乾燥し、延伸することにより、均一な塗膜となる。
【0057】本発明においては、ポリエステルフィルム
に水性液を塗布した後、乾燥、延伸を行なうが、この乾
燥は90〜130℃で2〜20秒間行なうのが好まし
い。この乾燥は延伸の予熱処理ないし延伸時の加熱処理
を兼ねることができる。
【0058】延伸可能なポリエステルフィルムの延伸
は、温度70〜140℃で縦方向に2.5〜7倍、横方
向に2.5〜7倍、面積倍率で8倍以上、特に9倍以
上、28倍迄延伸するのが好ましい。再延伸する場合に
は、上記の面積倍率の範囲で縦方向及び/又は横方向に
1.05〜3倍の倍率で延伸するのが好ましい。延伸後
の熱固定処理は最終延伸温度より高くポリエステルの融
点以下の温度で1〜30秒行なうのが好ましい。例えば
ポリエチレンテレフタレートフィルムでは170〜24
0℃で2〜30秒熱固定するのが好ましい。
【0059】[易接着性ポリエステルフィルム]かくし
て得られた易接性ポリエステルフィルムは、例えば光線
透過率が85%以上であり、また塗膜外観、透明性、高
湿度下での耐湿性に優れたものであり、易接着性フィル
ム、特に金属蒸着用ベースフィルムとして有用である。
【0060】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。尚、例中の特性は、下記の方法で測定した。
【0061】1.塗膜斑 プライマー層の塗設面にアルミニウム膜を蒸着し、目視
にて下記の基準にて評価した。 A:塗布斑なし ……塗膜斑良好 B:塗布斑がごくわずかあり……塗膜斑やや良好 C:塗布斑がよく見える ……塗膜斑不良
【0062】2.光線透過率(透明性) 村上色彩技術研究所製 HR−100型ヘーズメーター
により、ASTM・D1003に準じて測定した。尚、
光線透過率が85%以上であれば実用上良好であり、光
線透過率が87%以上であれば実用上特に良好である。
光線透過率が85%未満であると実用上不十分である。
【0063】3.耐ブロッキング性(耐湿性) 50mm幅に切断したサンプルフィルムの表面と裏面を
合わせ、50Kg/cm2 の荷重下、60℃×80%R
Hにて17時間処理した後、引張り試験機にて荷重を加
えた箇所の剥離強度(g/50mm)を測定する。剥離
強度の値より下記の基準で評価した。 剥離強度≦10 ……耐ブロッキング性良好 10<剥離強度≦30 ……耐ブロッキング性やや良好 30<剥離強度 ……耐ブロッキング性不良
【0064】4.易接着性 プライマー層の塗設面にアルミニウム膜を蒸着した後、
アルミニウム蒸着膜上にセロテープ(18mm幅:ニチ
バン製)を15cmの長さに貼り付け、この上を2kg
の手動式荷重ロールで一定の荷重を与えて密着させ、フ
ィルムを固定してセロハンテープの一端を90°方向に
剥離することにより易接着性を評価した。尚、易接着性
は下記の5段階の基準で評価した。 5:蒸着層が全く剥離しない ……易接着性極めて良好 4:3%未満の蒸着層が剥離する ……易接着性良好 3:3〜10%の蒸着層が剥離する ……易接着性やや良好 2:10〜30%の蒸着層が剥離する ……易接着性やや不良 1:30%以上の蒸着層が剥離する ……易接着性不良
【0065】[実施例1]ジカルボン酸成分としてテレ
フタル酸成分(96モル%)、イソフタル酸成分(2モ
ル%)及び5−Naスルホイソフタル酸成分(前記式
(I)の化合物)(2モル%)、ポリオール成分として
エチレングリコール成分(60モル%)及び前記式(VI
I)で示されるビスフェノールAのプロピレンオキサイド
付加物(n=1、m=1)成分(40モル%)からつく
られた固有粘度0.55dl/gの共重合ポリエステル
(Tg=78℃)の固形分濃度4%の水分散液を調整
し、水性液Aとした。
【0066】また、別途メタクリル酸メチル成分(50
モル%)、アクリル酸エチル成分(35モル%)、アク
リル酸成分(5モル%)、メタクリルアミド成分(5モ
ル%)およびNーメチロールアクリルアミド成分(5モ
ル%)の共重合体(Tg=49℃)の水分散液(固形分
濃度4重量%)を作成し水性液Bとした。
【0067】更に、アクリル酸ブチル成分(90モル
%)、スチレン成分(2モル%)およびメタクリルスル
ホン酸ナトリウム成分(8モル%)共重合体(Tg=−
45℃)の水分散液(固形分濃度4重量%)を作成し水
性液Cとした。
【0068】一方、テレフタル酸及びエチレングリコー
ルからつくられたポリエステル(固有粘度0.65dl
/g)を20℃に維持した回転冷却ドラム上に溶融押出
して未延伸フィルムとし、次に機械軸方向(縦方向)に
3.6倍延伸して一軸延伸フィルムを得た。
【0069】この一軸延伸フィルムの片面に、上記水性
液A55重量%、水性液B25重量%、水性液C10重
量%及び界面活性剤であるポリオキシエチレンアルキル
エーテル(HLB=10.7)の水性液D(固形分濃度
4重量%)10重量%からなるプライマー塗液を4g/
2 (wet)の量ロールコート法にて塗布した。引き
続き横方向に4倍延伸し、220℃で熱固定してプライ
マー層を塗設した厚さ25μmの二軸延伸ポリエステル
フィルムを得た。プライマー層の膜厚は0.05μmで
あった。このフィルムの特性を表2に示す。
【0070】[比較例1]プライマー層を設けない以外
は実施例1と同様にして二軸延伸ポリエステルフィルム
を得た。このフィルムの特性を表2に示す。
【0071】[実施例2〜7および比較例2、3]プラ
イマー塗液として表1に示すものを用い、塗膜厚みを表
2に示すとおりとする以外は実施例1と同様にしてプラ
イマー層を塗設した二軸延伸ポリエステルフィルムを得
た。このフィルムの特性を表2に示す。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】表1および表2に示した結果から明らかな
ように、本発明の易接着性ポリエステルフィルムは塗布
斑、透明性、易接着性、耐ブロッキング性に優れたもの
であった。
【0075】尚、表1において、ポリエステル系重合体
(A)、アクリル系重合体(B)、アクリル系重合体
(C)および界面活性剤(D)の欄に記載のE、F、G
およびHは下記の水性液であることを示す。
【0076】E:ジカルボン酸成分がテレフタル酸成分
(78モル%)、イソフタル酸成分(17モル%)及び
5−Naスルホイソフタル酸(前記式(I)の化合物)
成分(5モル%)、ポリオール成分がエチレングリコー
ル成分(80モル%)及びネオペンチルグリコール成分
(20モル%)の共重合ポリエステル(Tg=45℃)
を固形分濃度4%に調整した水分散液。
【0077】F:メタクリル酸メチル成分(65モル
%)、グリシジルメタクリレート成分(13モル%)、
アクリル酸ブチル成分(12モル%)、βーヒドロキシ
エチルメタクリレート成分(7モル%)およびN−メト
キシメチルアクリルアミド成分(3モル%)の共重合体
(Tg=48℃)を固形分濃度4%に調整した水分散
液。
【0078】G:アクリル酸エチル成分(85モル
%)、アクリル酸成分(8モル%)、メタクリルアミド
成分(5モル%)及びN−メチロールメタクリルアミド
成分(2モル%)共重合体(Tg=−15℃)を固形分
濃度4%に調整した水分散液。
【0079】H:界面活性剤であるポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル(HLB=17.8)の水溶液
(濃度4重量%)。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウム等の金属
との接着性に優れ、表面が均一で斑のない易接着性塗膜
を有し、かつ高湿度下でもブロッキングすることのない
透明性に優れた蒸着用ベースフィルムとして有用な易接
着性ポリエステルフィルムが得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−195640(JP,A) 特開 平3−26543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 C08J 7/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に、二次転移点が40〜85℃であり、SO3 M基(こ
    こでMはSO3 と同当量の金属原子、アンモニウム基、
    第4級アミンまたは第4級ホスホニウム基を示す。)を
    有するジカルボン酸成分の比率が全ジカルボン酸成分の
    0〜6モル%であるポリエステル系重合体(A)40〜
    80重量%、二次転移点が25℃以上70℃以下のアク
    リル系重合体(B)20〜70重量%、二次転移点が2
    5℃未満のアクリル系重合体(C)1〜20重量%およ
    びHLBが8〜18の界面活性剤(D)1〜20重量%
    を主成分とする組成物を含有する水性液を塗布し、乾
    燥、延伸して得られる易接着性塗膜を設けた易接性ポリ
    エステルフィルム。
  2. 【請求項2】 組成物がポリエステル系重合体(A)を
    45〜70重量%含む請求項1に記載の易接着性ポリエ
    ステルフィルム。
  3. 【請求項3】 組成物がアクリル系重合体(B)を25
    〜60重量%含む請求項1に記載の易接着性ポリエステ
    ルフィルム。
  4. 【請求項4】 組成物がアクリル系重合体(C)を3〜
    15重量%含む請求項1に記載の易接着性ポリエステル
    フィルム。
  5. 【請求項5】 組成物が界面活性剤(D)を3〜15重
    量%含む請求項1に記載の易接着性ポリエステルフィル
    ム。
  6. 【請求項6】 易接着性塗膜の厚みが0.02〜0.6
    μmである請求項1に記載の易接着性ポリエステルフィ
    ルム。
  7. 【請求項7】 ポリエステルフィルムが透明ポリエステ
    ルフィルムである請求項1に記載の易接着性ポリエステ
    ルフィルム。
  8. 【請求項8】 易接着性塗膜の少なくとも1面の上に、
    金属蒸着膜を積層した蒸着フィルムに用いる請求項1に
    記載の易接着性ポリエステルフィルム。
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