JP3205071B2 - 施工計画作成用定規 - Google Patents

施工計画作成用定規

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JP3205071B2
JP3205071B2 JP25160792A JP25160792A JP3205071B2 JP 3205071 B2 JP3205071 B2 JP 3205071B2 JP 25160792 A JP25160792 A JP 25160792A JP 25160792 A JP25160792 A JP 25160792A JP 3205071 B2 JP3205071 B2 JP 3205071B2
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弘之 荒木
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の施工計画を立て
る場合に使用する定規に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設現場では、100棟あれば
100棟条件が違っている。
【0003】従来より、このように個々に異なった現場
で、作業車による作業を進める場合、現場担当者の感や
経験によって、使用する作業車の見当を付けていた。そ
してこの作業車の作業曲線を、現場の平面図および立面
図に描き、これによってどこの作業車を使用し、どこに
設置するかなどの施工計画を立てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現場の平面図
および立面図に作業車の作業曲線を描く場合、非常に時
間がかかるといった不都合を生じる。
【0005】また、作業曲線を描いた結果、見当を付け
た作業車が不適当であると判明した場合、再度、別の作
業車の見当を付けて作業曲線を描きなおさなければなら
ないこととなる。
【0006】さらに、作業曲線を描いた結果、使用可能
な作業車が見つかったとしても、その作業車が最好適な
作業車であるとは限らず、施工方法が特定されてしまう
場合を生じる。その結果、現場担当者によって施工方法
が異なり、施工費用に差を生じることとなる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、現場に最好適な作業車を簡単かつ容易に決定するこ
とができ、現場担当者ごとに差を生じることのない施工
計画を立てることができる施工計画作成用定規を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の施工計画作成用定規は、作業車と、この作業
車の各作業位置と、この各作業位置を表示する角度およ
び方眼目とが、所定尺度で透明フィルムに印刷されてな
るものである。
【0009】
【作用】本発明の施工計画作成用定規によると、作業車
と、この作業車の各作業位置と、この各作業位置を表示
する角度および方眼目とを、所定尺度で透明フィルムに
印刷しているので、この施工計画作成用定規を、現場の
平面図および立面図に当接することで、定規に印刷され
た作業車が現場に好適か否かを一目で判断することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は施工計画作成用定規(以下、単に定
規と言う。)1の全体構成の概略を示し、図2は同定規
1を現場の立面図4に当接した状態を示している。
【0012】すなわち、この定規1は、クレーン車2
と、このクレーン車2のブーム21の各作業位置と、こ
のブーム21の各作業位置を表示する角度および方眼目
とが、所定尺度で透明フィルム3に印刷されたものであ
る。
【0013】クレーン車2は、その外観のみが印刷され
ている。
【0014】ブーム21は、各伸縮位置21a、21
b、21c、21dと、この伸縮位置21a、21b、
21c、21dにおける作業可能な回動円弧22a、2
2b、22c、22dが印刷されている。また、ブーム
21の各伸縮位置21a、21b、21c、21dでの
回動に伴うフック23の回動円弧23a、23b、23
c、23dも印刷されている。
【0015】角度は、ブーム21の回動に伴って10°
刻みで印刷されている。また、方眼目は、横軸にブーム
21の作業半径をとり、縦軸にブーム21の地上揚程を
とり、一目盛りが1mとなる尺度で印刷されている。
【0016】なお、角度および方眼目を刻む単位は特に
限定されるものではなく、例えば角度を1°ごとに刻
み、方眼目も一目盛りが50cmとなるように刻んでも
よい。ただし、あまり細かくすると、立面図4上に重ね
合わせた時に下の立面図4が見にくくなるのでブーム2
1の作業精度なども考慮した適宜の単位で印刷するのが
好ましい。
【0017】透明フィルム3としては、透過性の良いフ
ィルムであれば特に限定されるものではなく、例えば、
オーバーヘッドフロジェクターなどに用いる透明のOH
P用紙などを好適に用いることができる。
【0018】次に、この定規1の使用方法について説明
する。
【0019】まず、図3に示すように、現場の平面図5
に、クレーン車2の平面外観図が印刷された他の定規1
0を当接し、該クレーン車2のブーム21の旋回範囲2
4を図示する。この際、ブーム21の旋回範囲24内に
建物6が入るようにクレーン車2の配置を決定し、この
クレーン車2が使用可能であれば、施工を検討する。
【0020】そして、施工時に不利となるブーム21の
位置、すなわち、クレーン車2から最も離れた建物6の
1F部分のポイントP1およびP2と、2F部分のポイ
ントP3を割り出す。
【0021】ついで、図2に示すように、建物6の立面
図4を用意し、上記平面図5で検討した位置にクレーン
車2が位置するように、定規1を当接する。
【0022】そして、立面図4上に、上記クレーン車2
のブーム21の基端部からポイントP1、P2およびP
3間の距離をプロットする。この際、P1およびP2
は、1F外壁パネルの天端レベル71を基準とし、P3
は2F外壁パネルの天端レベル72を基準とする。
【0023】つぎに、これらP1、P2およびP3を通
過する垂線を引き、クレーン車2のフック23の回動円
弧23a、23b、23c、23dとの交点を求める。
そして、これらの交点とクレーン車2のポイントピンを
結ぶ直線L1、L2およびL3を引き、P1、P2およ
びP3でのブーム21の位置を割り出し、施工を検討す
る。すなわち、図4に示すように、まず1Fを施工する
際には、立面図4における建物6のZ方向の外壁ライン
と、直線L1およびL2とが交差する部分61が施工上
邪魔となることがわかる。また、2Fを施工する際に
は、立面図4における建物6のZ方向の外壁ラインと、
直線L3とが交差する部分62が施工上邪魔となること
がわかる。
【0024】その結果、この定規1に印刷されたクレー
ン車2を用いた施工計画としては、1Fおよび2Fを奥
の方から階層別に仕上げた後、上記邪魔な部分61およ
び62を最後に仕上げるといった施工方法が採用でき
る。
【0025】なお、本実施例では、クレーン車2の作業
位置を印刷した定規1を示しているが、特にクレーン車
2に限定されるものではなく、例えば、コンクリートポ
ンプ車、ユニック付トラック、トラッククレーン、ラフ
タレーンクレーンなど各種作業車の作業位置を印刷した
定規であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、各
作業車毎に用意した定規を、現場の図面に重ね合わせる
ことで、その現場における作業車の適否を容易に判断す
ることができる。
【0027】また、現場の図面に定規を重ね合わせると
いった簡単な作業で、作業車の適否を判断することがで
きるので、各種作業車について試行錯誤して最好適な作
業車を選択することができる。その結果、現場担当者が
だれであっても、施工計画に差を生じることもなく、簡
単に最好適な施工計画を立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工計画作成用定規の全体構成の概略を示す平
面図である。
【図2】施工計画作成用定規を立面図に当接した状態を
示す平面図である。
【図3】他の施工計画作成用定規を平面図に当接した状
態を示す平面図である。
【図4】建物の施工上邪魔になる部分を示す立面図であ
る。
【符号の説明】
1 施工計画作成用定規 2 クレーン車(作業車) 21a、21b、21c、21d 伸縮位置(作業位
置) 22a、22b、22c、22d 回動円弧(作業位
置) 23a、23b、23c、23d 回動円弧(作業位
置) 3 透明フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−165194(JP,A) 特開 平2−67901(JP,A) 実開 昭58−182101(JP,U) 実開 昭61−163902(JP,U) 実開 平4−104501(JP,U) 実開 平1−148384(JP,U) 実開 昭55−116207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車と、この作業車の各作業位置と、
    この各作業位置を表示する角度および方眼目とが、所定
    尺度で透明フィルムに印刷されてなることを特徴とする
    施工計画作成用定規。
JP25160792A 1992-09-21 1992-09-21 施工計画作成用定規 Expired - Lifetime JP3205071B2 (ja)

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JPH06102001A JPH06102001A (ja) 1994-04-12
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