JP3204822U - メガネケース - Google Patents

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Abstract

【課題】メガネのテンプルの折り畳み作業を独立して行うことなくテンプルを折り畳んだ状態で収容することができるメガネケースを提供する。【解決手段】メガネケース100は、収容本体101を備えている。収容本体101は、メガネGの幅および高さに対して一回り大きな略長方形状に形成された底部の各辺上に板状の側壁103が起立して設けられることにより底部に対向して収容側開口部104が形成された箱状に形成されている。収容本体101は、収容側開口部104の辺上にヒンジ部110を介して蓋体120が設けられている。蓋体120は、開いた状態において収容本体101の収容側開口部104から露出するメガネGの耳あて部Eを覆うことができる大きさでかつ収容本体101が出し入れ自在に嵌合する凹状に窪んだ形状に形成されている。これにより、メガネケース100は、メガネGのテンプルを湾曲させながら蓋体120が閉じられる。【選択図】図1

Description

本考案は、メガネを収容するメガネケースに関する。
従来から、メガネを保管や持ち運ぶ場合にメガネケースが用いられている。メガネケースは、メガネを保護するための収容用具であり、箱型や袋型に形成されている。例えば、下記特許文献1には、折り畳んだ状態のメガネを収容する収容本体と、この収容本体の開口部を開閉自在に覆う蓋体とによって箱型に形成されたメガネケースが開示されている。
特開2004−201923号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたメガネケースにおいては、メガネを収容本体に収容して蓋体を閉じる際、メガネのテンプルを折り畳んだ状態にした後に蓋体を閉じる必要があるため、メガネの収容作業が煩雑であるという問題があった。特に、メガネにおけるレンズに対してテンプルを可動的に支持するヒンジに代えてテンプル自身を湾曲可能に構成した所謂ヒンジレス型メガネにおいては、メガネのテンプルの弾性力に抗して折り畳んだ状態を維持しながら蓋体を閉じる作業が決めて煩雑かつ困難であるという問題があった。
本考案は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、メガネのテンプルの折り畳み作業を独立して行うことなくテンプルを折り畳んだ状態で収容することができるメガネケースを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の特徴は、メガネを出し入れするための収容側開口部を有した収容本体と、収容本体にヒンジを介して可動的に設けられて収容側開口部を開閉時自在に覆う蓋体とを備えたメガネケースにおいて、収容本体は、メガネにおける耳あて部を収容側開口部から露出させた状態で収容する深さで形成されており、蓋体は、収容本体から露出する耳あて部を覆うことができる大きさに形成されていることにある。
このように構成した本考案の特徴によれば、メガネケースは、メガネを収容する収容本体がメガネの耳あて部を露出する深さに形成されるとともにこの収容本体を覆う蓋体が収容本体から露出した耳あて部を覆うことができる大きさで構成されている。したがって、ユーザは、メガネのテンプルが開いた状態でメガネを収容本体内に収容した後、蓋体を閉じることにより収容本体から露出する耳あて部を蓋体が押圧することによりテンプルを折り畳みながら蓋体を閉めることができる。すなわち、本考案に係るメガネケースは、蓋体を閉じることによってメガネのテンプルを折り畳むことができる。これにより、本考案に係るメガネケースは、メガネのテンプルの折り畳み作業を独立して行うことなくテンプルを折り畳んだ状態で収容することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネケースにおいて、蓋体は、収容本体における収容側開口部を閉じた際に同収容側開口部を閉塞することにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネケースは、蓋体が収容本体の収容側開口部を閉じた際に同収容側開口部を閉塞するように構成されている。これにより、メガネケースは、メガネのテンプルをより小さく折り畳むことができるとともにメガネケース自体の大きさを小型化することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネケースにおいて、収容本体は、メガネにおけるレンズを収容する側から収容側開口部に向かって広がって形成されていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネケースは、収容本体がメガネにおけるレンズを収容する側から収容側開口部に向かって広がって形成されているため、収容本体内におけるメガネのレンズ側のズレを抑制しながらテンプルの傾斜角を調整することができ、耳あて部を耳あてカバー部内に挿入し易くなる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネケースにおいて、蓋体は、耳あて部が接触する内壁面が曲面部を有して形成されていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネケースは、蓋体の内壁部が曲面部を有して形成されているため、蓋体を閉じる際にメガネの耳あてを曲面部に沿って変位させることができテンプルを円滑に折り畳むことができるとともに蓋体を円滑に閉じることができる。
また、本考案の他の特徴は、メガネケースにおいて、蓋体は、収容側開口部とともに収容本体における外壁部の少なくとも一部も覆う形状に形成されていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネケースは、蓋体が収容側開口部とともに収容本体における外壁部の少なくとも一部も覆う形状に形成されているため、収容されるメガネを収容本体に加えて蓋体によっても保護することができ、保護精度を向上させることができる。また、蓋体が収容本体の外壁部を覆うことにより、蓋体の内壁部と収容本体の外壁部とが接触することによる摩擦によって蓋体を収容本体に留めることができる。
また、本考案の他の特徴は、メガネケースにおいて、蓋体は、収容本体における収容側開口部の長手方向の縁部から蓋体の長手方向が開放された状態でかつ同収容側開口部を覆うことができる形状で延びて形成されていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネケースは、蓋体における長手方向が開放された形状によって蓋体に長手方向の側面部がないため、メガネの収容作業がより行い易くなる。
本考案に係るメガネケースの外観構成を蓋体が開いた状態で示した斜視図である。 図1に示したメガネケースにおける蓋体が閉じた状態の外観構成を示した斜視図である。 図1に示すメガネケースにおいて蓋体を閉める過程を説明するための図であり、蓋体が完全に開いた状態を示す側面図である。 図1に示すメガネケースにおいて蓋体を閉める過程を説明するための図であり、蓋体が略半分閉じた状態を示す側面図である。 図1に示すメガネケースにおいて蓋体を閉める過程を説明するための図であり、蓋体が完全に閉じた状態を示す側面図である。 本考案の変形例に係るメガネケースの外観構成を蓋体が開いた状態で示した斜視図である。 (A),(B)は図1に示すメガネケースにおいてテンプルが長いメガネを収容する過程を説明するための図であり、(A)はメガネケースの収容本体内にメガネを配置した状態を示す側面図であり、(B)は、(A)に示したメガネのテンプルを湾曲させて耳あて部を蓋体内に導入した状態を示す側面図である。 本考案の他の変形例に係るメガネケースの概略構成を示す側面図である。
以下、本考案に係るメガネケースの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係るメガネケース100の外観構成を蓋体が開いた状態で示した斜視図である。また、図2は、図1に示したメガネケース100における蓋体が閉じた状態の外観構成を示した斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本考案の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。また、本実施形態および変形例を示す各図においては、メガネGを二点鎖線で示している。このメガネケース100は、被収容物であるメガネGを保管や持ち運びのために収容する入れ物である。
(メガネケース100の構成)
メガネケース100は、収容本体101を備えている。収容本体101は、被収容物であるメガネGを収納可能な大きさの有底筒状に形成された箱型の入れ物であり、可撓性を有する材料(例えば、EVA樹脂(エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂))によって構成されている。より具体的には、収容本体101は、メガネGの幅および高さに対して一回り大きな略長方形状に形成された底部102の各辺上にそれぞれ板状の側壁103が起立して設けられることにより底部102に対向して収容側開口部104が形成された箱状に形成されている。
この場合、4つの側壁103の高さ、換言すれば収容本体101の深さは、底部102上にメガネGのレンズL側を載置した際にメガネGの耳あて部Eが収容側開口部104から露出する高さ(深さ)に設定されている。ここで、メガネGにおける耳あて部Eは、メガネGを顔面に装着する際に耳に掛けるJ字状に曲がった部分であり、メガネGにおけるレンズR側から延びるテンプルの先端部に形成されている。この耳あて部Eは、一般には「耳あて」、「モダン」または「先セル」と称されている部分である。また、この収容本体101は、底部102から収容側開口部104に向かって広がって底部102の面積より収容側開口部104の面積が大きい錐状に形成されている。
この収容本体101における収容側開口部104を構成する長手方向の一辺には、ヒンジ部110を介して蓋体120が設けられている。ヒンジ部110は、収容本体101に対して蓋体120を可動的に支持する部分であり、収容本体101を構成する4つの側壁103のうちの1つの側壁103が延びて形成されている。
蓋体120は、収容本体101の収容側開口部104および収容本体101の外周部の一部を覆う箱状の部材であり、可撓性を有する材料(例えば、EVA樹脂(エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂))によって構成されている。すなわち、メガネケース100は、収容本体101、ヒンジ部110および蓋体120が同一材料(本実施形態においては、EVA樹脂)によって一体的に成形されている。
この蓋体120は、収容本体101の収容側開口部104に対して開いた状態において収容本体101の収容側開口部104から露出するメガネGの耳あて部Eを覆うことができる大きさで形成されている。具体的には、蓋体120は、収容側開口部104から露出する耳あて部Eを覆うことができる幅および長さの長方形状に開口する蓋側開口部121を有した略直方体状の箱型に形成されている。また、蓋体120の内部は、収容本体101が出し入れ自在に嵌合する凹状に窪んだ形状、すなわち、蓋体120の内部が収容本体101の外形状に対応する反転形状であって同収容本体101の外形状よりも一回り大きな形状に形成された内壁部122によって構成されている。この場合、蓋体120の内部を構成する内壁部122における4つの隅部は、丸みを帯びた曲面形状に形成されている。
(メガネケース100の作動)
次に、このように構成されたメガネケース100の作動について説明する。まず、メガネケース100のユーザは、メガネケース100とこのメガネケース100に収容するメガネGとをそれぞれ用意する。本実施形態においては、メガネGは、メガネGにおけるレンズLに対してテンプルTを可動的に支持するヒンジを用いることなくテンプルT自身が湾曲可能に構成された所謂ヒンジレス型のメガネである。
次に、ユーザは、図1および図3に示すように、メガネケース100における蓋体120を開くことにより収容本体101の収容側開口部104を外部に向かって開口させた後、メガネGを収容本体101内に収容する。この場合、ユーザは、メガネGにおける耳あて部Eが蓋体120側に延びる向きでレンズL側を収容本体101の底部102上に配置する。これにより、収容本体101における収容側開口部104からメガネGのテンプルTの一部および耳あて部Eが露出する。なお、ユーザは、メガネGにおける耳あて部Eが蓋体120とは反対側に延びる向きで収容本体101内に配置することも可能である。
次に、ユーザは、図4に示すように、蓋体120を閉める。この場合、メガネケース100における蓋体120は、収容側開口部104から露出するメガネGの耳あて部Eを覆うことができる大きさに形成されているため、蓋体120を収容側開口部104側に傾斜させる際、メガネGの耳あて部Eを蓋側開口部121から蓋体120内に導入した後、耳あて部Eを蓋体120の内壁部122で押圧しながら閉じられる。これにより、収容本体101内に収容されたメガネGは、耳あて部Eが蓋体120の内壁部122に押圧されることによって蓋体120が閉じられていくに従ってテンプルTが内側に湾曲する。この場合、メガネGの耳あて部Eは、閉じられる蓋体120の内壁部122上を滑りながら同内壁部122に押圧される。
また、この蓋体120を閉じる作業においては、蓋体120の内部が収容本体101を嵌合させることができる形状に形成されているため、蓋体120ヒンジ部110を回転中心として回転変位して閉じられるに従って収容体本体101が蓋体120の内部に収容される。そして、蓋体120の蓋側開口部121が収容本体101の底部102に差し掛かった場合には、ユーザは、収容本体101の底部102を外側から内側に向かって押して収容本体101を蓋体120内に収容する。
これにより、メガネケース100は、図5に示すように、蓋体120の内壁部122の一部が収容本体101の収容側開口部104を閉塞した状態でかつ蓋体120の蓋側開口部121と収容本体101の側壁103の1つが略面一となって収容本体101が収容された状態で閉じられる。この場合、メガネケース100内に配置されたメガネGは、収容側開口部104を塞ぐ蓋体120の内壁部122に押圧されることによって収容本体101内において収容側開口部104と略面一となる状態までテンプルTが撓んで湾曲した状態で収容され保管される。
また、メガネケース100は、蓋体120が収容本体101の外壁部を覆うことにより、蓋体120の内壁部122と収容本体101の外壁部とが摩擦接触するため、蓋体120が収容本体101に留められて不意に開くことが防止される。なお、メガネケース100は、蓋体120と収容本体101とをホック、ボタンおよび面ファスナなどの留め具によって留めるように構成することもできる。
一方、閉じられた状態のメガネケース100からメガネGを取り出す場合には、ユーザは、蓋体120を閉じる手順とは逆の手順によってメガネケース100を開けることができる。すなわち、ユーザは、蓋体120内から収容本体101を底部102側から抜き出して蓋体120をヒンジ部110を回転中心として収容本体101に対して回転変位させる。これにより、収容本体101内に収容されているメガネGは、蓋体120が開くに従って押圧された状態が解消されるため、テンプルTが延びた状態に復元する(図3参照)。したがって、ユーザは、蓋体120が開放することにより形状が復元した状態のメガネGを収容本体101内から取り出すことができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、メガネケース100は、メガネGを収容する収容本体101がメガネGの耳あて部Eを露出する深さに形成されるとともにこの収容本体101を覆う蓋体120が収容本体101から露出した耳あて部Eを覆うことができる大きさで構成されている。したがって、ユーザは、テンプルTが開いた状態でメガネGを収容本体内に収容した後、蓋体120を閉じることにより収容本体101から露出する耳あて部Eを蓋体120が押圧することによりテンプルTを湾曲させながら蓋体120を閉めることができる。すなわち、本考案に係るメガネケース100は、蓋体120を閉じることによってメガネGのテンプルTを折り畳むことができる。これにより、本考案に係るメガネケース100は、メガネGのテンプルTの折り畳み作業を独立して行うことなくテンプルTを折り畳んだ状態で収容することができる。
さらに、本考案の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例において、上記実施形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、その説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、メガネケース100は、収容本体101および蓋体120を略直方体状に形成した。しかし、メガネケース100は、収容本体101がメガネGにおける耳あて部Eを収容側開口部104から露出させた状態で収容する深さで形成されるとともに、蓋体120が収容本体101から露出する耳あて部Eを覆うことができる大きさに形成されていればよく、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、メガネケース100は、直方体以外の形状、例えば、直方体、球体または楕円体などであってもよいし、人、動物、植物、キャラクタ、建造物、構造物、美術品または食品の外形を模した形状に成形することもできる。
また、上記実施形態においては、メガネケース100は、蓋体120が収容体101を収容するように構成した。しかし、蓋体120は、収容本体101から露出する耳あて部Eを覆うことができる大きさに形成されていればよく、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、蓋体120は、例えば、単に収容本体101における収容側開口部104のみを覆う形状に形成されていてもよい。
また、蓋体120は、例えば、図6に示すように、収容本体101における収容側開口部104の長手方向の縁部から収容側開口部104を覆うことができる長方形状に延びた後、メガネケース100の長手方向の中心部に向かって長さが狭まる台形形状(展開状態において)に形成することもできる。この場合、蓋体120は、蓋体120の先端部の内壁部と収容本体101の底部外壁部に設けた一対の面ファスナ(図示せず)によって収容本体101に着脱自在に留められる。これによれば、メガネケース100は、蓋体120に長手方向の側面部がない、換言すれば蓋体120における長手方向が開放された形状に形成されているため、メガネGの収容作業がより行い易くなる。
なお、この場合、蓋体120は、メガネケース100の長手方向の中心部に向かって長さが狭まる部分の展開状態の形状が台形形状以外の形状、例えば、方形状(つまり、長手方向の長さが一定)、三角形状または円形状などであってもよい。また、これらの場合、蓋体120は、収容本体101における収容側開口部104を完全に覆う必要はなく、メガネGを収容することができ、かつ収容本体101に収容したメガネGが漏出しない程度に覆う形状であればよい。また、このメガネケース100においてもメガネGにおける耳あて部Eが蓋体120とは反対側に延びる向きで収容本体101内に配置することも可能である。
また、上記実施形態においては、メガネケース100は、EVA樹脂で構成されている。しかし、メガネケース100は、メガネGを損傷することなく保管することができる材料であれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、メガネケース100は、EVA樹脂以外の材料、例えば、EVA樹脂以外の樹脂材(例えば、ナイロン樹脂など)、金属、木材、布材および革材を単独でまたはこれらを適宜組み合わせて構成することがきる。これらの場合、メガネケース100は、例えば、収容本体101をEVA樹脂などの剛性のある材料で構成するとともに、蓋体120を布材や革材などの柔軟性のある材料で構成することもできる。なお、収容本体101と蓋体120とを可動的に連結するヒンジ部110も収容本体101および蓋体120の材料に応じて適宜樹脂以外の材料、例えば、金属、木材、布材および革材を単独でまたはこれらを適宜組み合わせて構成することがきる。
また、上記実施においては、蓋体120は、収容本体101における収容側開口部104を閉塞するように構成した。しかし、蓋体120は、収容本体101から露出する耳あて部Eを覆うことができる大きさに形成されていればよく、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、蓋体120は、例えば、収容本体101の収容側開口部104に対して内壁部122との間に隙間を介するように構成してもよいし、内壁部122の一部を突出させて形成することにより収容側開口部104を貫通して収容本体101内に入り込むように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、収容本体101は、底部102側から収容側開口部104側に向かって広がる形状に形成した。これにより、メガネケース100は、収容本体101内におけるメガネGのレンズR側のズレを抑制しながらテンプルTの傾斜角を調整することができ、耳あて部Eを蓋体120内に挿入し易くなる。特に、図7(A)に示すように、メガネGにおけるテンプルTおよび耳あて部Eの長さが蓋体120における蓋側開口部121よりも長い場合には、図7(B)に示すように、メガネGの姿勢を傾けたりテンプルTを撓ませたりすることによって耳あて部Eを蓋体120内に挿入することができる。
また、上記実施形態においては、蓋体120の内壁部122は、5つの各面を平面状に形成しつつ隅部を曲面状に形成した。これにより、メガネGにおける耳あて部Eの引っ掛かりを防いで円滑に内壁部122上を摺動させることができる。しかし、蓋体120の内壁部122は、メガネGにおける耳あて部Eを円滑に内壁部122上を摺動させることができる形状に形成されていれば、上記実施形態に限定されるものではない。したがって、蓋体120の内壁部122は、例えば、平面(斜面を含む)のみの組合せ、平面(斜面を含む)と曲面との組み合わせのほか、図8に示すように、メガネGの耳あて部Eが最初に接触する部分から収容側開口部104に対向する部分までを連続する曲面で構成することもできる。これによれば、メガネケース100は、メガネGにおける耳あて部Eをより一層円滑に内壁部122上を摺動させることができる。
また、上記実施形態および上記各変形例におけるメガネケース100は、ユーザの身体に装着するための装着部を設けることもできる。例えば、メガネケース100は、メガネケース100を首や肩に掛けるための紐からなる装着部を備えることができる。また、メガネケース100は、例えば、図5における二点鎖線で示すように、ユーザの腰ベルトを通すことができる貫通孔を有した筒状体からなる装着部130を備えることもできる。これらによれば、ユーザは、メガネケース100の持ち運びが容易となる。
また、上記実施形態においては、メガネケース100に収容するメガネGをヒンジレス型のメガネで構成した。しかし、メガネケース100に収容するメガネGは、ヒンジレス型以外のメガネG、例えば、レンズRに対してテンプルTがヒンジを介して可動的に連結されたタイプのものを用いることができる。この場合、ヒンジには、兆番などで構成されたヒンジのほかに、テンプルTの一部をU字状、S字状、W字状に屈曲させて構成されたものを含むものである。
G…メガネ、L…レンズ、T…テンプル、E…耳あて部、
100…メガネケース、101…収容本体、102…底部、103…側壁、104…収容側開口部、
110…ヒンジ部、
120…蓋体、121…蓋側開口部、122…内壁部、
130…装着部。

Claims (6)

  1. メガネを出し入れするための収容側開口部を有した収容本体と、
    前記収容本体にヒンジを介して可動的に設けられて前記収容側開口部を開閉時自在に覆う蓋体とを備えたメガネケースにおいて、
    前記収容本体は、
    前記メガネにおける耳あて部を前記収容側開口部から露出させた状態で収容する深さで形成されており、
    前記蓋体は、
    前記収容本体から露出する前記耳あて部を覆うことができる大きさに形成されていることを特徴とするメガネケース。
  2. 請求項1に記載したメガネケースにおいて、
    前記蓋体は、
    前記収容本体における前記収容側開口部を閉じた際に同収容側開口部を閉塞することを特徴とするメガネケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載したメガネケースにおいて、
    前記収容本体は、
    前記メガネにおけるレンズを収容する側から前記収容側開口部に向かって広がって形成されていることを特徴とするメガネケース。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したメガネケースにおいて、
    前記蓋体は、
    前記耳あて部が接触する内壁面が曲面部を有して形成されていることを特徴とするメガネケース。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載したメガネケースにおいて、
    前記蓋体は、
    前記収容側開口部とともに前記収容本体における外壁部の少なくとも一部も覆う形状に形成されていることを特徴とするメガネケース。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載したメガネケースにおいて、
    前記蓋体は、
    前記収容本体における前記収容側開口部の長手方向の縁部から前記蓋体の長手方向が開放された状態でかつ同収容側開口部を覆うことができる形状で延びて形成されていることを特徴とするメガネケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019051361A (ja) * 2018-11-27 2019-04-04 株式会社レイメイ藤井 ペンケース
CN113412996A (zh) * 2021-06-18 2021-09-21 安徽亦宣金属科技有限公司 一种冲压式眼镜盒的制备工艺

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