JP3204371U - 杭基礎 - Google Patents

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健智 前田
健智 前田
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株式会社峰成総業
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Abstract

【課題】作業の短縮が可能であり、又優れた支持力を有する地盤食い込み型杭基礎を提供する。【解決手段】地盤に埋没される杭基礎であって、地盤に埋没される杭基礎の一部であって、前記杭基礎の一部が杭尾側に接合される金属製の管体100から成り、前記金属製の管体100側面には管体内壁から外壁に向って複数の孔が備わり、前記内壁側の孔から前記外壁側の孔に向けて刃物60若しくは杭を挿入し、当該刃物60若しくは杭の先端部が土壌を掘削したボーリング孔の側面に突き刺さることを特徴とする杭基礎用の金属製の管体100である。【選択図】図3

Description

本考案は、構造物の基礎に用いられる地盤食い込み型支持杭の部品。
基礎杭は建物を地盤に固定する目的に使用され、建物の自重などの鉛直荷重や地震により建物の沈下や横移動を防止するようにすることである。前記基礎杭の工法として大きく分類すると既成杭工法と場所打ち杭工法があり地盤や地中の障害物、その他周囲の条件により前記工法が異なる。
特開2005−61171号 特開2004−324321号 特開2015−101952号 特開2015−68089号
水平荷重に対する抵抗力を高めるために、杭径を大きくすることは、杭基礎に使用する材料が増え不経済であるため様々な発明が提案されている。
特許文献1は、地盤に埋設される杭基礎の杭頭から放射状に突出する鉛直板を設けたことを特徴としており地盤の土粒子から受ける水平方向の有効応力を大きくすることができ、地震時に杭に働く水平荷重に対する抵抗力を増大させることができるものである。しかし、前記杭を土壌に挿入した後に油圧ジャッキ等を用いてスリットから地盤内に鉛直板を突出させる作業が必要であり、また鉛直板は杭頭部(地中深い位置)に本発明を具備させた場合には前記突出作業がより難しくなる。
特許文献2は、中空杭体と中空杭体の長手方向複数箇所に内方から外方に四角形に開口し、下縁部を斜め下向き傾斜面にし、この斜め下向き傾斜面の両側に左、右側壁を形成した複数のガイド孔と、前記中空杭体の中心軸線に沿って上下動自在に垂下した心棒と、前記心棒に基端部を回動自在に連結する溝型鋼を長方形に切断し形成する複数の拡径アームとから成り、前記ガイド孔下縁部の斜め下向き傾斜面に前記拡径アームの下端部を載置した構造であり、前記拡径アームが杭外周に設けたガイド孔から前記心棒の下降で突出し、心棒の上昇で引っ込み、拡径を可能にした摩擦杭が提案されている。しかし、前記摩擦杭には心棒に拡径アームが複数具備されているため加工精度を必要とするため製造コスト高となる。
特許文献3は、親杭である鋼材丸パイプ杭の中に複数の均一な枝鉄筋枝と前記枝鉄筋枝を束ねる芯材にネジ切り鋼材棒を用い、前記頭頂部外面に切り込み加工を施され複数の枝鉄筋杭をワイヤーロープでその芯材共に結束し、その円周壁面には枝鉄筋杭穴が刻設され、芯材のネジ切り鋼材棒に結束された枝杭の結束部直下の内側には、集束パイプに刻設の枝杭穴縁下辺壁板に嵌め込むための溝切り加工が施され、芯材に結束した枝杭セットを集束パイプに插入し、枝杭貫通穴を通して切り込み溝を穴縁に嵌め込み枝杭装置の集束部を強固にし、更に集束パイプ枝杭刻設穴の穴巾両脇を上下に切り込みを入れた枝杭が提案されている。しかし、本構造に於いては前記枝鉄筋枝を拡張させるための作業性の課題がある。
特許文献4は、管状に形成された金属製の管体と、管体の下端から上方に向って設けられる複数のスリットと、スリット間に位置する拡開片および拡開片に設けられ、管体内において管体の軸方向に向って突出する金属製の受け部と、を有する拡開部と、を備え、管体内に通じる管体の下端側の開口部を遮蔽する遮蔽部が拡開部に設けられている。杭を用いる杭の施工方法であって、杭を地盤の所定の深さに打ち込む打ち込み工程と、管体内にピンを打ち込んで、拡開片を拡開させる拡開工程から成る。しかし、前記拡開片を拡張するためのピンを打ち込む作業が必要であるため作業性の課題がある。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、優れた支持力を有する杭構造を見出した。地盤に埋没される杭基礎の一部であって、前記杭基礎の一部が杭尾側に接合される金属製の管体から成り、前記金属製の管体側面には管体内壁から外壁に向って複数の孔が備わり、前記内壁側の孔から前記外壁側の孔に向けて刃物若しくは杭を挿入し当該刃物若しくは杭の先端部が土壌を掘削したボーリング孔の側面に突き刺さることを特徴とする杭基礎の金属製の管体である。
前記金属製の管体に備わる孔は、前記管体内壁から外壁に向って金属製の管体の径方向に対して下向きに貫通しても良く、径方向に対して斜め下方向に貫通しても良い。
本考案によれば、優れた保持力を有するだけでなく作業性も良いために工期の短縮化ができる。
本考案の金属製の管体断面構造図を示す。 本考案の金属製の管体上面構造図を示す。 前記金属製の管体に備えた孔に刃物を挿入した状態を示す。 本考案の別の実施例である管体断面構造図を示す。 前記別の実施例である金属製の管体に杭を挿入した状態を示す。 本考案の金属製の管体を取り付けた杭基礎を土壌のボーリング孔に挿入している途中段階の状況を示す。 前記杭基礎を土壌のボーリング孔に挿入し、金属製の管体内面の孔から杭をボーリング孔側面に打ち込んだ状況を示す。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
図1は、本考案の一実施例である杭基礎用の金属製の管体に対する断面構造を示す。本考案の杭基礎の一部は金属製の管体(100)から成り、前記金属製の管体(100)の側面には管体径方向に対して内壁から外壁に向い下向き方向に直径dの貫通孔(50)が備わっている。前記杭基礎用の金属製の管体の上面構造を図2に示すが、貫通孔(50)は金属製の管体の中心から径方向に90度の間隔で4個備えている。図3は、前記貫通孔(50)の内壁側から刃物(60)を貫通させた状況を示す。
図4は、本考案の別の実実施形態を示す。本考案の杭基礎の一部は金属製の管体(100)から成り、前記金属製の管体(100)の側面には管体径方向に対して内壁から外壁に向い下向き方向に貫通孔(55)が金属製の管体の中心から径方向に90度の間隔で4個備えている。前記貫通孔(55)の内壁側の孔径は外壁側の孔径より大きくなっており図5には前記貫通孔(55)の内壁側から先細りした杭(65)を貫通させた状態を示す。
本考案の金属製管体(100)を杭基礎本体(300)の杭尾側に溶接等にて接続し、土壌を掘削した直径Dのボーリング孔(500)に前記杭基礎を挿入している途中状況を図6に示す。前記ボーリング孔の底まで到達した後に、前記金属製の管体(100)の内部側面孔(55)から杭(65)を挿入しボーリング孔(500)側面の土壌内部に打ち込むことで当該杭基礎は安定する事になる。
なお、本考案にかかる金属製の管体の具体的な構成は、実施形態に記載したものに限られるものでなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。具体的には、貫通孔数の変更や貫通孔の形状変更、刃先又は杭の形状変更、並びに貫通孔の向きを径方向に対して下向きに備えているが前記方向から周方向に傾けることも可能である。
100 金属製の管体
50 貫通孔
55 貫通孔
60 刃物
65 杭
300 杭基礎本体
500 土壌を掘削したボーリング孔
d 貫通孔直径
D ボーリング孔直径

Claims (2)

  1. 地盤に埋没される杭基礎の一部であって、前記杭基礎の一部が杭尾側に接合される金属製の管体から成り、前記金属製の管体側面には管体内壁から外壁に向って複数の孔が備わり、前記内壁側の孔から前記外壁側の孔に向けて刃物若しくは杭を挿入し、当該刃物若しくは杭の先端部が土壌を掘削したボーリング孔の側面に突き刺さることを特徴とする杭基礎の金属製の管体
  2. 前記金属製の管体に備わる孔が前記管体内壁から外壁に向って下向きに貫通していることを特徴とする請求項1記載の杭基礎の金属製の管体
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