JP3204018U - ペット用首輪又は胴輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案はペットに容易に装着することができるペット用首輪又は胴輪を提供する。【解決手段】首輪又は胴輪の素材は接着に使用する磁気力を通す生地を使用し、形状は帯状で、首輪及び又は胴輪の中央部分内側1に緩衝材を入れ込み、緩衝材が洗濯不可能である場合や速乾性でない綿を使用する場合は、出し入れできるポケットを形成し、首輪又は胴輪の両端や固定用穴4の付近に磁石5を入れ込み、両端に固定用穴4もしくは固定用具を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、ペットの首輪又は胴輪に関するものである。
従来、ペットの首輪としてベルト式で装着するもの(特許文献1参照)や首輪に磁石を数個埋め込み磁気の作用により血行を促進する健康首輪(特許文献2参照)も知られている。
実開平06−84844号公報 実開平07−17051号公報
従来、ペットの首輪は帯状や紐状のものを首周りに添わせ、両端に付属した接続具で接続し輪状を形成して使用する。普段より首輪を装着していない場合、散歩等の前にペットに首輪を装着してから出かけることとなる。ベルト式の首輪の場合、片手にベルトの穴側を持ち、もう片手にベルト通し側を持ちながら、ベルト穴にベルト通しを通す。飼い主は両手を使ってペットに首輪を装着させることとなる。ペットが落ち着いている時はいいが、散歩前で興奮している際に行うのは時間もかかり手間もかかってしまう。また、ペットの胴輪は帯状で中央の二つの穴に前足を通して装着し、両端に付属した接続具を接続して引き紐に連結して使用する。
ペットにとってすぐに装着できて外れず安全に出かけることができ、飼い主が容易に着脱できる首輪又は胴輪がより望ましい。
本考案は、以上の問題点を解決させるためのものである
首輪又は胴輪の素材は柔らかな布でも、ビニール素材でも接着に使用する磁気力を通す生地であればどのような素材でも構わない。できれば、洗濯可能な素材が望ましい。形状は帯状の長方形でも楕円形でも構わない。ペットの首の前側や前胸部にかかる衝撃を和らげるため、首輪及び又は胴輪の中央部分内側に緩衝材を入れ込む。緩衝材は洗濯可能で速乾性の綿が望ましいが、ポリスチレン等の合成樹脂素材やジェルシート等を使用してもよい。緩衝材が首輪や胴輪と共に洗濯出来ない場合や速乾性でない綿を使用する場合は、首輪又は胴輪の中央部分内側にポケットを形成する。
首輪又は胴輪の両端や固定用穴の付近に磁石を入れ込み、両端に固定用の穴もしくは固定用具を設ける。固定用穴は、両端の固定穴を重ね合わせて引き紐に付属する連結具が留められる程度の大きさが望ましい。固定穴はハトメ等で穴を補強する。又、首輪のサイズが調整できるよう、固定穴は複数形成してもよい。固定用具の場合は首輪又は胴輪の両先端に磁石を入れ込むことで両先端で接着され首輪又は胴輪がリバーシブルでも使用できる。
以下の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
(イ)本考案により、首輪又は胴輪は両端の磁石の磁気力により接着するため容易に首輪を着脱することができる。
(ロ)首輪又は胴輪の中央部分内側に緩衝材を入れることでペットの首前部分や前胸部への衝撃を和らげる。
(ハ)緩衝材が洗濯できない素材の場合でも、首輪又は胴輪の中央部分内側にポケットを形成することで、緩衝材を出して洗濯ができ容易に乾かすことができるため衛生的である。
(二)首輪又は胴輪の両端の磁気力の接着に加え、両端の固定用穴もしくは固定用具を重ね合わせ、引き紐の連結具を通すことにより容易に外れにくく安全である。
(ホ)首輪及び又は胴輪の両先端に磁石を入れ込むことで両先端で接着され、首輪及び又は胴輪がリバーシブルでも使用できる。
この考案のペット用首輪の斜視図 本実施形態におけるポケットを形成したペット用首輪を展開した状態の平面図 本実施形態における引き紐を連結した状態のペット用首輪を示す斜視図 この考案のペット用胴輪の斜視図
以下、本考案の実施形態を図1〜4に基づいて説明する。首輪及び又は胴輪の素材は柔らかな布でも、ビニール素材でも接着に使用する磁気力を通す生地であればどのような素材でも構わない。できれば、洗濯可能な素材が望ましい。形状は帯状の長方形でも楕円形でも構わない。ペットの首の前側や前胸部にかかる衝撃を和らげるため、首輪及び又は胴輪の中央部分内側1に緩衝材2を入れ込む。緩衝材2は洗濯可能で速乾性の綿が望ましいが、ポリスチレン等の合成樹脂素材やジェルシート等を使用してもよい。緩衝材2が首輪や胴輪と共に洗濯出来ない場合や速乾性でない綿を使用する場合は、中央部分内側1にポケット3を形成する。
図1〜3において、首輪の形状は帯状で両端や固定用穴4の付近に磁石5を入れ込み、両端に固定用穴4もしくは固定用具6を設ける。両端に付いている磁石5部分を持ち、首輪の中央部分内側1をペットの首の前側に当たるように添わせ、両端の磁石5同士を磁気力により接着し固定用穴4もしくは固定用具6を重ね合わせ、引き紐7に付属する連結具8を通して連結し使用する。
固定用穴4の場合、両端の磁石5を帯状の首輪の側面で磁気力により接着し両端の固定用穴4を重ね合わせて、連結具8が留められる程度の穴の大きさが望ましい。固定穴4はハトメ等で穴を補強する。又、首輪のサイズ調整ができるよう固定穴4は複数形成してもよい。
固定用具6の場合、首輪の両先端に磁石5を入れ込み、両先端同士が先端で接着し固定用具6を重ね、連結具8で連結する。この場合、帯状の首輪をリバーシブルでも使用することができる。
首輪を外す際は、連結具8を固定用穴4もしくは固定用具6から外し、首輪の両端をそれぞれ持ち磁気力と逆の方向の外側へ引っ張り外す。
図4において、胴輪の形状は前胸部の部分が幅広い帯状で中央に二つの穴を形成する。胴輪の二つの穴に前足を通し、両端に付いている磁石部分5を持ち、胴輪の中央部分内側1をペットの前胸部に当たるように添わせ、両端の磁石5同士を磁気力により接着し固定用具6を重ね合わせ、引き紐7に付属する連結具8を通して連結し使用する。リバーシブルでの使用も可能である。
胴輪を外す際は、連結具8を固定用具6から外し、胴輪の両端をそれぞれ持ち磁気力と逆の方向の外側へ引っ張り外す。
1、中央部分内側
2、緩衝材
3、ポケット
4、固定用穴
5、磁石
7、引き紐
8、連結具

Claims (3)

  1. 首輪又は胴輪の両端に磁石を入れ込むと共に、固定用の穴もしくは固定用具を設けたことを特徴とするペット用首輪又は胴輪。
  2. 首輪又は胴輪の中央部分内側に緩衝材を入れ込む、若しくは中央部分内側にポケットを形成し緩衝材を出し入れ出来ることを特徴とした請求項1に記載のペット用首輪又は胴輪。
  3. 首輪又は胴輪の両先端に磁石を入れ込み、両先端で接着し固定用具を用いて首輪又は胴輪がリバーシブルで使用できることを特徴とする請求項1に記載のペット用首輪又は胴輪。
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