JP5893793B1 - パニエを具えたドレスの補助装具 - Google Patents

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【課題】 ウエディングドレス等の正装をした場合であっても、トイレ等の用を比較的簡単に済ますことのできる補助装具の開発を技術課題とした。【解決手段】 ウエディングドレス等の補助装具1は、ウエディングドレス等の内側に装着する補助装具であって、この補助装具は腰部から足元に向けて両脚を筒状に覆うような形状の収容本体11と、収容本体11の下縁部に沿って巡らされた環状の保形芯材12と、保形芯材12の近くを基端とした吊りストラップ15とを具え、前記保形芯材12を足元側から腰部側に向けて持ち上げることにより収容本体11を裏返し状とし、その外周面側にポケット部16を現出させ、ここにウエディングドレス等の下方部材を仮収容するようにしたことを特徴として成る。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばウエディングドレス等のパニエを具えたドレスを着用した場合であっても、そのままトイレ等の用を足すことのできる、パニエを具えたドレスの補助装具に関するものである。
ウエディングドレスや和服等の正装用の服装の場合、着付け自体において着用者自身の多くの手間はもとより補助者による支援が欠かせない。このため、ウエディングドレス等の着用者は、現実的にはトイレ等の用を足す場合には、あらためて着直す前提で結婚式等の式典に臨んでいる。しかしながら、実際には着用者の体調やあるいは屋外の冷涼状態での記念撮影等があったりして、トイレ等の用を足さなければならない場合も少なくない。また加えて最近の結婚式の傾向では女性のお色直しの習慣が減りつつあり、従来ではこのお色直しの時間を利用してトイレ等の用を足すことも可能であったが、このような傾向ではますますウエディングドレス等を着用した女性に関してはトイレ等の利用が過剰に制約されている。しかしながら従来このようなウエディングドレス等の正装をした際のトイレ等の利用に関し、身装具における工夫はほとんどされていない。あえて従前手法を挙げれば、特開平8−74107号のように常時着用するのではなく、別途用意する袋カバー状のもので、着衣下方をカバーするように穿き着ける着想にとどまる。もとより上述のような状況は、演奏会、映画撮影、演劇等の出演者等にとっても同様に経験されるものであり、その解決が望まれていた。
特開平8−74107号
本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、パニエを具えたウエディングドレス等の正装をした場合であっても、トイレ等の用を比較的簡単に済ますことのできる補助装具の開発を技術課題としたものである。
まず請求項1記載のパニエを具えたドレスの補助装具は、パニエを具えたドレスの内側に装着する補助装具であって、この補助装具は腰部から足元に向けて両脚を筒状に覆うような形状の収容本体と、収容本体の下縁部に沿って巡らされた環状の保形芯材と、保形芯材の近くを基端として肩掛け可能なようにループ状に形成されている吊りストラップとを具え、前記保形芯材を足元側から腰部側に向けて持ち上げることにより収容本体を裏返し状とし、その外周面側にポケット部を現出させ、ここにパニエを具えたドレスの下方部材を仮収容するようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項2記載のパニエを具えたドレスの補助装具は、前記収容本体については、下縁部で保形芯材を断面筒状の芯材保持部で支持するとともに、芯材保持部はギャザリング処理により収容本体の下縁部の自由長を保形芯材の周寸法より大きく確保していることを特徴として成るものである。
また請求項記載のパニエを具えたドレスの補助装具は、前記収容本体については、その内側に複筒状に補助スカートを具えていることを特徴として成るものである。
まず請求項1記載の発明によれば、収容本体を裏返し状に持ち上げることによりポケット部を脚部周囲に形成することができることから、そこにドレス、スカート等をまとめ入れることができ、トイレ等を利用する際に支障を生じない状態をとることができる。加えて、吊りストラップは肩掛け自在のループ状であるから、収容本体を裏返し状に持ち上げてポケット部を形成する場合であってもその状態を容易に形成・維持することができる。
また請求項2記載の発明によれば、収容本体の下方に設けられている保形芯材を保持する部位についてはギャザリング処理がされており、結果的にポケット部を大容量に確保でき、ここに仕舞い込むドレス等のボリュームがあったとしても充分にこれを収めることができる。
更にまた請求項記載の発明によれば、ドレス等を収容本体のポケット部に仕舞い上げたときでも、露出しがちな下半身を補助スカートにより充分覆うことができる。
本発明たるパニエを具えた(ウエディング)ドレスの補助装具の使用状態を示す斜視図である。 同上補助装具のみを示す斜視図であり、その一部を拡大して示す。 同上補助装具の使用手順を示す正面図である。 本発明の他の実施例を示す正面図である。 同上更に他の実施例を示す正面図である。 同上更に他の実施例を示す斜視図である。 同上更に他の実施例を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態は、以下に述べる実施例をその一つとするものであり、更にこの技術思想の中で改変される種々の形態をも含むものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。なおこれら図面は人型を模したダミーDに対し、補助装具1、ドレス2あるいは更にはドレス2の下に装着するパニエ3等を装着した状態を図示したものである。まず例えば結婚式を想定したときに装着するウエディングドレスドレス2の多くは、その下方部材であるドレススカート21が裾広がり状となるよう、内部にパニエ3等を着付けた状態となっている。このような状態で本発明の補助装具1を用いるものであり、ドレス2パニエ3を用いているときにはその下側(内側)に補助装具1を装着する。
この補助装具1の具体的形状としては例えばスカート状に下広がり状の例えば布製の収容本体11に対し、その下端部近くに柔軟で且つ一定のコシを持った樹脂等の円環状の保形芯材12を取り付けている。具体的には収容本体11の下端全周にわたって連続または不連続状に芯材保持部13を形成し、この芯材保持部13内に保形芯材12を収めたような形態である。なお芯材保持部13については、一例として断面袋状とし、且つギャザリング加工(符号13aで示す)をして伸縮自在になるように構成することが好ましい。即ちギャザリング加工された芯材保持部13を延ばしたときの自由寸法が、保形芯材12の周長よりも長くなるような構成をとると、収容操作の面で、あるいは収容容量の面で自由度を増すことができる。また収容本体11の上部は腰締部14であって、ゴム等を補助的に用いるほか、更に挿着を確実にするため、ベルト14a等を補助的に用いてもよい。なお図2に示す実施例では、その固定を面ファスナFで行うものを図示した。
そして前記収容本体11は、下端部の保形芯材12の周囲近くに左右一対の吊りストラップ15を設ける。具体的には肩掛けループ状となっており、その途中に左右の吊りストラップ15を連結して肩掛け状態が外れないようにクロスバンド15bを設けることが好ましい。クロスバンド15bは左右の吊りストラップ15におけるループ状部15aから短寸のベルト状部材が分岐して延び、それぞれは面ファスナーF等によって固定自在に構成されている。なおこの吊りストラップ15は、常時は、収容本体11の下方に収め止められたように保持されていることが好ましい。このため、図1、2(c)(d)に示すように収容本体11の下縁、即ち保形芯材12の近くにポケット状のストラップ収め部15cを設けるものであり、上方において面ファスナーFによりストラップ収め部15cを閉塞する。
そして収容本体11の装着状態の外周面は、通常時(非機能時)は、下広がりのスカート状を呈している。一方この補助装具1を機能させるときは、保形芯材12を足元側からそのまま腰部側に向けて、上方に持ち上げる。これによりあたかも収容本体11は裏返し状となり、外周面が袋状を呈し、ここにポケット部16が形成される。更に通常時スカート状を呈する収容本体11の内側には、図4に示すように補助スカート17を設けておくことが好ましい。これによって、ドレススカート21等をたくし上げてポケット部16に収容した際、下半身を覆っておくことが可能となる。
本発明の一例であるウエディングドレスの補助装具は以上述べたような構成を基本的な構成とするものであり、この使用状態について説明する。まずドレス2等を着用する場合、それに先立ち補助装具1をスカート状に装着するものであって、腰締部14を利用して腰部上方にこれを固定する。なおこのとき吊りストラップ15は体の左右両側に位置するように装着する。このような装着が終わった後パニエ3を装着し、その外側にドレススカート21を着用する。なお結婚式等の場合、ドレススカート21の後方に更にトレーン22等を装着することもある。
このような状態で例えばトイレ等の用を足す必要が生じたときには、収容本体11の保形芯材12を上方に持ち上げるようにして、更に吊りストラップ15を着用者の肩等に掛けて固定する。このような状態となった場合、収容本体11の外周部側は裏返し状となり、保形芯材12の内側にポケット部16が形成され、ここにドレススカート21等をまとめ入れるような状態とする。結果的に着用者の脚部近くの自由度が生じ、適宜、トイレ等の用を足すことが可能となる。このような状態において補助スカート17が設けられているときには、このまま露出しがちな下半身を充分覆い隠すようにしており、使用のためらいがほとんど生じない。
〔他の実施の形態〕
まず収容本体11の構成素材について述べると、このものは一般的な布をスカート状に形成したものであってもよいが、図5に示すように、通気性や装着感等を考慮してメッシュ状のもの、更には細幅の平紐状のものをカゴ状ないしは格子状とでも表現するような形状に組み合わせたもの等を用いることができる。また保形芯材12についても、必ずしも芯材保持部13にすべて収納する必要はなく、適宜図7に示すような環状ないしはループ状の芯材保持部13bによって一定間隔開けながら支持してもよい。また保形芯材12は一定寸法の直径の環状部材としてもよいが、図6に示すように一定の範囲で保形芯材12が重なり合い、適宜その有効径を広がり自在になるように構成したものであってもよい。なおこのように環状の保形芯材12が連続環状でなく、一部分断されているときには、芯材保持部13を縫い込み形成した場合、その後工程でこのものを嵌め込むことができ、製作上の手間がかからない。
本発明のパニエを具えたドレスの補助装具1については、以上述べたようなウエディングドレスを着用した場合の効果が期待できるものであるが、他の着付け等が比較的手間取るような和服等の場合であっても有効に利用し得る。このような他の衣装を含める意味で、本明細書表現としてウエディングドレス等と記載するものである。
1 補助装具
11 収容本体
12 保形芯材
13 芯材保持部
13a ギャザー加工部
13b 芯材保持部
14 腰締部
14a ベルト
15 吊りストラップ
15a ループ状部
15b クロスバンド
15c ストラップ収め部
16 ポケット部
17 補助スカート
2 ドレス
21 ドレススカート
22 トレーン
3 パニエ
D ダミー
F 面ファスナー

Claims (3)

  1. パニエを具えたドレスの内側に装着する補助装具であって、この補助装具は腰部から足元に向けて両脚を筒状に覆うような形状の収容本体と、収容本体の下縁部に沿って巡らされた環状の保形芯材と、保形芯材の近くを基端として肩掛け可能なようにループ状に形成されている吊りストラップとを具え、前記保形芯材を足元側から腰部側に向けて持ち上げることにより収容本体を裏返し状とし、その外周面側にポケット部を現出させ、ここにパニエを具えたドレスの下方部材を仮収容するようにしたことを特徴とするパニエを具えたドレスの補助装具。
  2. 前記収容本体は、下縁部で保形芯材を断面筒状の芯材保持部で支持するとともに、芯材保持部はギャザリング処理により収容本体の下縁部の自由長を保形芯材の周寸法より大きく確保していることを特徴とする請求項1記載のパニエを具えたドレスの補助装具。
  3. 前記収容本体は、その内側に複筒状に補助スカートを具えていることを特徴とする請求項1または2記載のパニエを具えたドレスの補助装具。
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