JP3203560U - ライター - Google Patents

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承治 元林
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Abstract

【課題】オイルの揮発を防止することができると共に、ケースの加工を容易にすることができるライターを提供する。【解決手段】上方に開口する開口部を有する細長箱状に形成された本体ケース部11と、本体ケース部に収容されるライター本体部12と、本体ケース部にケースヒンジ部13を介して回動可能に接続され、本体ケース部を上方から被覆閉止しうる蓋ケース部14とにより構成され、ライター本体部12は、芯部15と、芯部の周囲に設けられ芯部が固定された芯ホルダー部16とを備えたライター10であり、ライター本体部12上部には、蓋ケース部14とは別箇に設けられ、回動軸部17を介して回動可能に配設されると共に蓋ケース部が閉止された場合には蓋ケース部内に配設されると共に芯部を消火しうるキャップ部18が設けられている。【選択図】図4

Description

本考案は、ライターに係り、特にオイルの揮発を防止するライターに関するものである。
一般に、オイルライターは、ライター本体と、ライター本体を着脱可能に収納しうるケースとにより構成されている。このようなオイルライターは、燃料としてオイルを用いるライターであって、毛細管現象によって芯(ウィック)へと上がって来た液体のオイルが芯の先端部で揮発し、気体となったオイルに着火するものである。
従来より、オイルライターは、ケースにメッキ等の表面加工を施して、装飾することが多い。このような装飾は、ライターの使用者の希望に応じて行うことが多いことから、ライターの完成品を購入した後に加工する、いわゆる二次加工によって行うことが一般的である。
具体的には、ライター本体をケースから取り出して、ケースのみを治具に取り付けて固定した上で、メッキ液に浸してメッキしたり、腐食液に浸してエッチングしたり、表面を機械で削ったりして加工する。
ところで、従来の蓋ケース部と本体ケース部とを備えたオイルライターにあって、不使用時に蓋ケース部を閉じた場合であっても、芯そのものは密閉されない。従って、芯からオイルが揮発してしまう結果、オイルの臭気が伴うと共に、こまめにオイルを補充しなければならないという不具合があった。
そこで、前記不具合を解消するために、ケースに芯を被覆するためのキャップを設けたオイルライターが知られている。
しかしながら、ケースにキャップを設けると、前記のような加工の際に、キャップが障害物となってケースを治具に固定することが困難であるという不具合があった。特に、キャップにバネ等の機構を設けた場合にあっては、液体に浸して加工すると、バネ等の機構に侵入して、動作不良が生じる恐れがあった。
本件実用新案登録出願人はこのような観点から先行技術調査を行ったが、前記不具合を解消するような技術は発見できなかった。
実開昭54−73067号公報 実開昭54−49269号公報
本考案は、以上のような従来からの不具合を解消するためのものであって、その課題は、オイルの揮発を防止することができると共に、ケースの加工を容易にすることができるライターを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案にあっては、上方に開口する開口部を有する細長箱状に形成された本体ケース部と、前記本体ケース部に収容されるライター本体部と、前記本体ケース部にケースヒンジ部を介して回動可能に接続され、前記本体ケース部を上方から被覆閉止しうる蓋ケース部とにより構成され、前記ライター本体部は、芯部と、前記芯部の周囲に設けられ前記芯部を固定された芯ホルダー部とを備えたライターにおいて、前記ライター本体部上部には、前記蓋ケース部とは別箇に設けられ、回動軸部を介して回動可能に配設されると共に前記蓋ケース部が閉止された場合には前記蓋ケース部内に配設されると共に前記芯部を消火しうるキャップ部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記蓋ケース部が閉止された場合には、前記蓋ケース部とは別箇に設けられた前記キャップ部が回動して前記蓋ケース部内に配設されると共に、前記芯部が消火される。
請求項2に記載の考案にあっては、前記キャップ部は、前記ライター本体部上部に設けられた前記回動軸部に回動可能に軸着されたアーム部と、前記アーム部の先端部に固定され、消火時には前記芯ホルダー部に当接して前記芯部を内部に収納して消火する前記キャップ本体部とを備え、前記アーム部には回動係合部が設けられると共に、前記蓋ケース部には、前記蓋ケース部が前記本体ケース部を閉止又は開放するために回動する際に、前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させうるアーム係止部が設けられ、前記蓋ケース部を回動させた場合には、前記キャップ部が前記蓋ケース部と共に連動して回動することを特徴とする。
従って、前記本体ケース部を閉止又は開放するために前記蓋ケース部を回動させた場合には、前記アーム係止部が前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させることによって、前記キャップ部が前記蓋ケース部と共に連動して回動し、前記キャップ本体部が前記芯ホルダー部に当接して前記芯部を内部に収納して消火する。
請求項3に記載の考案にあっては、前記ライター本体部には、前記蓋ケース部の閉止時には、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接する方向へ前記アーム部を付勢しうると共に、前記蓋ケース部の開放時には、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部から離間する方向へ前記アーム部を付勢しうるアーム付勢部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記蓋ケース部を閉止させた場合には、前記アーム付勢部によって前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接する方向へ前記アーム部が付勢され、前記蓋ケース部を開放させた場合には、前記アーム付勢部によって前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部から離間する方向へ前記アーム部が付勢される。
請求項4に記載の考案にあっては、前記アーム部は全体側面略L字状に形成され、基端部において前記回動軸部に軸着された基端側アーム部と、前記基端側アーム部の先端部において直交して延設されると共に、前記基端側アーム部と略平行に配置される前記キャップ本体部を先端部に備えた先端側アーム部とからなり、前記基端側アーム部の基端部にはカム従節部が形成されると共に、前記アーム付勢部は、前記カム従節部に圧接するカム原節部を構成していることを特徴とする。
従って、前記カム従節部は前記アーム部の回動に連動して回動することによって、前記カム原節部に圧接する部位が変化し、それに伴い、前記カム原節部を構成する前記アーム付勢部は、前記カム原節部と圧接する前記カム従節部を圧接方向と反対方向へ回動させるように付勢する。
請求項5に記載の考案にあっては、前記回動係合部は、前記基端側アーム部と前記先端側アーム部との接合部において前記アーム部の幅方向に突設されると共に、前記アーム係止部は、前記蓋ケース部の開放時及び閉止時に前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させうるように構成されていることを特徴とする。
従って、前記蓋ケース部を開放又は閉止させた場合には、前記アーム係止部が前記アーム部の幅方向に突設された前記回動係合部に係合することによって前記アーム部を回動させる。
請求項6に記載の考案にあっては、前記キャップ本体部は円筒状に形成されると共に、前記先端側アーム部には、常時前記キャップ本体部を先端方向に向かって付勢する付勢部材を介して固定されていることを特徴とする。
従って、前記蓋ケース部の閉止時には、前記キャップ本体部は、前記付勢部材によって、前記キャップ本体部が前記芯ホルダー部に当接する方向へ付勢される。
請求項1に記載のライターにあっては、前記蓋ケース部が閉止された場合には、前記蓋ケース部とは別箇に設けられた前記キャップ部が回動して前記蓋ケース部内に配設されると共に前記芯部が消火されるので、前記キャップ部によって前記芯部を被覆することができ、その結果、前記芯部からのオイルの揮発を確実に防止することができる。
また、請求項1に記載のライターにあっては、前記キャップ部が前記蓋ケース部とは別箇に設けられているので、前記ライター本体部と、前記本体ケース部及び蓋ケース部とを分離することができる。その結果、ケースの加工を容易にすることができるライターを提供することができる。
請求項2に記載のライターにあっては、前記本体ケース部を閉止又は開放するために前記蓋ケース部を回動させた場合には、前記アーム係止部が前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させることによって、前記キャップ部が前記蓋ケース部と共に連動して回動し、前記キャップ本体部が前記芯ホルダー部に当接して前記芯部を内部に収納して消火するので、前記キャップ部を前記蓋ケース部と独立して回動させる必要がなく、前記蓋ケース部の回動動作のみを行うことによって前記キャップ部を連動して回動させ、前記芯部を消火することができる。
請求項3に記載のライターにあっては、前記蓋ケース部を閉止させた場合には、前記アーム付勢部によって前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接する方向へ前記アーム部が付勢されるので、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接した状態を維持することができ、その結果、前記芯部からのオイルの揮発を効果的に防止することができる。
また、請求項3に記載のライターにあっては、前記蓋ケース部を開放させた場合には、前記アーム付勢部によって前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部から離間する方向へ前記アーム部が付勢されるので、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部から離間した状態を維持することができ、その結果、例えば、前記芯部を着火して使用する際に、前記キャップ本体部が邪魔になるといった事態を防止することができる。
請求項4に記載のライターにあっては、前記カム従節部は前記アーム部の回動に連動して回動することによって、前記カム原節部に圧接する部位が変化し、それに伴い、前記カム原節部を構成する前記アーム付勢部は、前記カム原節部と圧接する前記カム従節部を圧接方向と反対方向へ回動させるように付勢するので、前記アーム部を回動させることによって、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接又は離間する、夫々異なる方向へと前記アーム部を付勢することができる。
請求項5に記載のライターにあっては、前記蓋ケース部を開放又は閉止させた場合には、前記アーム係止部が前記アーム部の幅方向に突設された前記回動係合部に係合することによって前記アーム部を回動させるので、前記アーム係止部が前記ライター本体部に干渉することなく、前記アーム部を確実に回動させることができる。
請求項6に記載のライターにあっては、前記蓋ケース部の閉止時には、前記キャップ本体部は、前記付勢部材によって前記キャップ本体部が前記芯ホルダー部に当接する方向へ付勢されるので、前記芯部を前記キャップ本体部によって確実に収納して消火することができる。
図1は、本考案に係るライターの一実施の形態において、キャップ部を視認可能な状態として描いた側面図である。 図2は、本考案に係るライターの一実施の形態において、蓋ケース部を開放し、芯部を視認可能な状態として描いた側面図である。 図3は、本考案に係るライターの一実施の形態を示し、蓋ケース部を開放した状態において、キャップ本体部の断面構造を示した側面図である。 図4は、本考案に係るライターの一実施の形態を示し、蓋ケース部を閉止又は開放する途中の状態において、キャップ本体部の断面構造を示した側面図である。 図5は、本考案に係るライターの一実施の形態を示し、蓋ケース部を完全に閉止した状態において、キャップ本体部の断面構造を示した側面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係るライター10は、上方に開口する開口部を有する細長箱状に形成された本体ケース部11と、本体ケース部11に収容されるライター本体部12と、本体ケース部11にケースヒンジ部13を介して回動可能に接続され、本体ケース部11を上方から被覆閉止しうる蓋ケース部14とにより構成されている。
また、図2〜図5に示すように、本実施の形態に係るライター本体部12は、芯部15と、芯部15の周囲に設けられ、芯部15を固定する芯ホルダー部16とを備えている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るライター本体部12の上部には、蓋ケース部14とは別箇に設けられ、回動軸部17を介して回動可能に配設されると共に、蓋ケース部14が閉止された場合には蓋ケース部14内に配設されると共に芯部15を消火しうるキャップ部18が設けられている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るキャップ部18は、ライター本体部12上部に設けられた回動軸部17に回動可能に軸着されたアーム部19と、アーム部19の先端部に固定され、消火時には芯ホルダー部16に当接して芯部15を内部に収納して消火するキャップ本体部20とを備えている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るアーム部19には回動係合部21が設けられると共に、蓋ケース部14には、蓋ケース部14が本体ケース部11を閉止又は開放するために回動する際に、回動係合部21に係合してアーム部19を回動させうるアーム係止部22が設けられ、蓋ケース部14を回動させた場合には、キャップ部18が蓋ケース部14と共に連動して回動するように構成されている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るライター本体部12には、蓋ケース部14の閉止時には、キャップ本体部20を芯ホルダー部16に当接する方向へアーム部19を付勢しうると共に、蓋ケース部14の開放時には、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間する方向へアーム部19を付勢しうるアーム付勢部23が設けられている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るアーム部19は全体側面略L字状に形成され、基端部24において回動軸部17に軸着された基端側アーム部25と、基端側アーム部25の先端部26において直交して延設されると共に、基端側アーム部25と略平行に配置されるキャップ本体部20を先端部27に備えた先端側アーム部28とからなる。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る基端側アーム部25の基端部24にはカム従節部29が形成されると共に、アーム付勢部23は、カム従節部29に圧接するカム原節部30を構成している。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る回動係合部21は、基端側アーム部25と先端側アーム部28との接合部26においてアーム部19の幅方向に円柱状に突設されると共に、アーム係止部22は、蓋ケース部14の開放時及び閉止時に回動係合部21に係合してアーム部19を回動させうるように構成されている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るキャップ本体部20は円筒状に形成されると共に、芯ホルダー部16は側面逆テーパー形状を有する円盤状に形成されている。
図3〜図5に示すように、本実施の形態に係るキャップ本体部20は、先端側アーム部28には、常時キャップ本体部20を先端方向に向かって付勢するコイルスプリング31を介してリベット40により固定されている。
図3〜図5に示すように、本実施の形態においては、リベット40の先端部41が、先端側アーム部28の先端部27及びキャップ本体部20の基端部に、夫々、設けられた通孔42、43を貫通して突出し、かしめられることによって、先端側アーム部28に対してキャップ本体部20が固定されている。
本実施の形態に係るライター10の構成について、添付図面を用いてより詳細に説明する。
図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るライター本体部12は、通気孔部32を有し、芯部15の側方を所定間隔をおいて被覆する金属製の風防33と、芯部15に隣接して設けられたフリント(発火石)34と、風防33に連設された軸部35を中心に回転可能に設けられ、フリント34との間で摩擦により火花を発生させるフリントホイール36とを備えている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るアーム係止部22は、全体側面コ字状の板材として形成され、基端部37がケースヒンジ部13と一体に形成されると共に、蓋ケース部14の内側面に沿って固定され、先端部38が爪状に形成され、回動係合部21に係合するように構成されている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るアーム付勢部23は、上方に向かって緩やかに膨出形成された板バネとして形成され、基端部39が芯ホルダー部16と共にライター本体部12に固定されている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る基端側アーム部25に形成された基端部24は、側面略三角形状に形成され、反キャップ本体部側側面部44と、キャップ本体部側側面部46と、反キャップ本体部側側面部44とキャップ本体部側側面部46とにより形成され回動軸部17よりも外方に配置される頂部50とを有している。
図1〜図5に示すように、反キャップ本体部側側面部44は、アーム付勢部23と略同一の曲率を有する円弧状に形成され、図2に示すように、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間させた場合に、基端側アーム部25の反キャップ本体部側側面部44の一部がアーム付勢部23に密接するように構成されている。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るカム従節部29は、アーム付勢部23に対して突接する突起部として形成され、アーム部19を回動させた場合には、頂部50はカム原節部30を構成するアーム付勢部23上を圧接しながら摺動するように構成されている。
以下、本実施の形態に係るライター10の作用について説明する。
図1〜図5に示すように、本実施の形態に係るライター10を使用する際には、本体ケース部11を把持した状態で、蓋ケース部14を、ケースヒンジ部13を介して回動させることによって、本体ケース部11を開放する。
この際、図4及び図5に示すように、アーム係止部22が回動係合部21に係合してアーム部19を回動させるので、キャップ部18が蓋ケース部14と共に連動して回動し、その結果、図2及び図3に示すように、芯部15が開放される。その後、フリントホイール36を回転させることにより、フリント34との間で摩擦により火花が発生し、芯部15から揮発したオイルに着火することによって、図3に示すように、炎Fを燃やすことができる。
従って、本実施の形態に係るライター10にあっては、キャップ部18を蓋ケース部14と独立して回動させる必要がなく、蓋ケース部14の回動動作のみを行うことによってキャップ部18を連動して回動させ、芯部15を開放し、オイルに着火して使用することができる。
また、図4に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、蓋ケース部14を開放させた場合には、アーム係止部22がアーム部19の幅方向に突設された回動係合部21に係合することによってアーム部19を回動させるので、アーム係止部22がライター本体部12に干渉することなく、アーム部19を確実に回動させることができる。
また、図4に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、蓋ケース部14を開放させた場合には、カム従節部29の頂部50はアーム部19の回動に連動して、カム原節部30上を図4中右方へ摺動しながら、カム原節部30の頂部45を乗り越える。
すなわち、図5に示すように、蓋ケース部14の閉止時においては、カム原節部30は、カム従節部29のキャップ本体部側側面部46に当接し、カム原節部30の頂部50は、回動軸部17よりも本体ケース部11の幅方向外方に位置して、矢印Aに示すように、アーム付勢部23の付勢力は図5中上方へ作用することから、アーム付勢部23の付勢力はアーム部19を回動軸部17を中心として時計方向へ回動させる力として作用し、矢印Bに示すように、キャップ本体部20を芯ホルダー部16へ圧接させている。
一方、図3に示すように、蓋ケース部14の開放後においては、アーム部19が回動軸部17を中心に反時計方向へ回動することにより、頂部50は図3中右方向へ移動し、回動軸部17の直下位置を通過して頂部45を乗り越えた時点でアーム付勢部23の付勢力によりアーム部19は反時計方向へ自動的に回動し、その後、カム原節部30は、カム従節部29の反キャップ本体部側側面部44に当接する。
その結果、図3に示すように、カム原節部30を構成するアーム付勢部23は、カム従節部29の反キャップ本体部側側面部44と圧接し、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間した状態でアーム部19の位置を固定することができる。
従って、図3に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間した状態を維持することができ、その結果、例えば、芯部15を着火して使用する際に、キャップ本体部20が邪魔になるといった事態を防止することができる。
また、図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る基端側アーム部25は、反キャップ本体部側側面部44がアーム付勢部23と略同一の曲率を有する円弧状に形成されているので、図2及び図3に示すように、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間させた場合に、基端側アーム部25の反キャップ本体部側側面部44の一部がアーム付勢部23に密接する。
従って、本実施の形態に係るライター10にあっては、アーム付勢部23がアーム部19を開放状態で支持することができ、その結果、キャップ部18を開放した状態を安定して維持することができる。
一方、図3に示すように、ライター10の使用後は、本体ケース部11を把持した状態で、蓋ケース部14を、ケースヒンジ部13を介して回動させることによって、本体ケース部11を閉止する。
この際、図4に示すように、アーム係止部22が回動係合部21に係合してアーム部19を回動させるので、キャップ部18が蓋ケース部14と共に連動して回動し、キャップ本体部20が芯ホルダー部16に当接して芯部15を内部に収納する。その結果、図5に示すように、芯部15が閉止され、炎Fは消火される。
従って、本実施の形態に係るライター10にあっては、キャップ部18を蓋ケース部14と独立して回動させる必要がなく、蓋ケース部14の回動動作のみを行うことによってキャップ部18を連動して回動させ、芯部15を消火することができる。
この際、図4及び図5に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、蓋ケース部14を閉止させた場合には、アーム係止部22がアーム部19の幅方向に突設された回動係合部21に係合することによってアーム部19を回動させるので、アーム係止部22がライター本体部12に干渉することなく、アーム部19を確実に回動させることができる。
また、図4に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、蓋ケース部14を閉止させた場合には、カム従節部29の頂部50はアーム部19の回動に連動して、カム原節部30上を摺動しながら、カム原節部30の頂部45を乗り越える。
すなわち、図3に示すように、蓋ケース部14の開放時においては、カム原節部30は、カム従節部29の反キャップ本体部側側面部44に当接し、カム原節部30の頂部50は、回動軸部17よりも本体ケース部11の幅方向内方に位置して、アーム付勢部23の付勢力は図3中上方へ付勢されていることから、アーム付勢部23の付勢力はアーム部19を回動軸部17を中心として反時計方向へ回動させる力として作用し、キャップ本体部20を芯ホルダー部16から離間する方向へ付勢した状態でアーム部19を固定している。
一方、図5に示すように、蓋ケース部14の閉止後においては、アーム部19が回動軸部17を中心に時計方向へ回動することにより、頂部50は図5中左方向へ移動し、回動軸部17の直下位置を通過して頂部45を乗り越えた時点でアーム付勢部23の付勢力によりアーム部19は時計方向へ自動的に回動し、その後、カム原節部30は、カム従節部29のキャップ本体部側側面部46に当接する。
その結果、図5に示すように、カム原節部30を構成するアーム付勢部23は、カム原節部30と圧接するカム従節部29のキャップ本体部側側面部46を圧接方向と反対方向(図5中上方)へ回動させるように矢印A方向へ付勢するので、キャップ本体部20を芯ホルダー部16に当接する方向へとアーム部19を付勢することができる。
従って、図5に示すように、本実施の形態に係るライター10にあっては、キャップ本体部20を芯ホルダー部16に当接した状態を維持することができ、その結果、芯部15からのオイルの揮発を効果的に防止することができる。
またさらに、図5に示すように、本実施の形態に係るライター10において、蓋ケース部14の閉止時には、キャップ本体部20は、コイルスプリング31によってキャップ本体部20が芯ホルダー部16に当接する方向へ付勢されるので、キャップ本体部20は芯ホルダー部16に圧接するため、キャップ本体部20は芯ホルダー部16との間で気密状態を形成することができ、芯部15を確実に消火することができる。
以上より、本実施の形態に係るライター10にあっては、キャップ部18が蓋ケース部14とは別箇に設けられているので、ライター本体部12と、本体ケース部11及び蓋ケース部14とを分離することができる。その結果、ケースの加工を容易にすることができるライターを提供することができる。
本考案は、ライターに広く適用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10:ライター
11:本体ケース部
12:ライター本体部
13:ケースヒンジ部
14:蓋ケース部
15:芯部
16:芯ホルダー部
17:回動軸部
18:キャップ部
19:アーム部
20:キャップ本体部
21:回動係合部
22:アーム係止部
23:アーム付勢部
24:基端側アーム部の基端部
25:基端側アーム部
26:基端側アーム部の先端部(接合部)
27:先端側アーム部の先端部
28:先端側アーム部
29:カム従節部
30:カム原節部
31:コイルスプリング
32:通気孔部
33:風防
34:フリント
35:軸部
36:フリントホイール
37:アーム係止部の基端部
38:アーム係止部の先端部
39:アーム付勢部の基端部
40:リベット
41:リベットの先端部
42、43:通孔
44:反キャップ本体部側側面部
45:頂部
46:キャップ本体部側側面部
50:頂部
A、B:矢印
F:炎

Claims (6)

  1. 上方に開口する開口部を有する細長箱状に形成された本体ケース部と、前記本体ケース部に収容されるライター本体部と、前記本体ケース部にケースヒンジ部を介して回動可能に接続され、前記本体ケース部を上方から被覆閉止しうる蓋ケース部とにより構成され、前記ライター本体部は、芯部と、前記芯部の周囲に設けられ前記芯部を固定された芯ホルダー部とを備えたライターにおいて、
    前記ライター本体部上部には、前記蓋ケース部とは別箇に設けられ、回動軸部を介して回動可能に配設されると共に前記蓋ケース部が閉止された場合には前記蓋ケース部内に配設されると共に前記芯部を消火しうるキャップ部が設けられていることを特徴とするライター。
  2. 前記キャップ部は、前記ライター本体部上部に設けられた前記回動軸部に回動可能に軸着されたアーム部と、前記アーム部の先端部に固定され、消火時には前記芯ホルダー部に当接して前記芯部を内部に収納して消火する前記キャップ本体部とを備え、
    前記アーム部には回動係合部が設けられると共に、前記蓋ケース部には、前記蓋ケース部が前記本体ケース部を閉止又は開放するために回動する際に、前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させうるアーム係止部が設けられ、
    前記蓋ケース部を回動させた場合には、前記キャップ部が前記蓋ケース部と共に連動して回動することを特徴とする請求項1記載のライター。
  3. 前記ライター本体部には、前記蓋ケース部の閉止時には、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部に当接する方向へ前記アーム部を付勢しうると共に、前記蓋ケース部の開放時には、前記キャップ本体部を前記芯ホルダー部から離間する方向へ前記アーム部を付勢しうるアーム付勢部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のライター。
  4. 前記アーム部は全体側面略L字状に形成され、基端部において前記回動軸部に軸着された基端側アーム部と、前記基端側アーム部の先端部において直交して延設されると共に、前記基端側アーム部と略平行に配置される前記キャップ本体部を先端部に備えた先端側アーム部とからなり、
    前記基端側アーム部の基端部にはカム従節部が形成されると共に、前記アーム付勢部は、前記カム従節部に圧接するカム原節部を構成していることを特徴とする請求項3記載のライター。
  5. 前記回動係合部は、前記基端側アーム部と前記先端側アーム部との接合部において前記アーム部の幅方向に突設されると共に、前記アーム係止部は、前記蓋ケース部の開放時及び閉止時に前記回動係合部に係合して前記アーム部を回動させうるように構成されていることを特徴とする請求項4記載のライター。
  6. 前記キャップ本体部は円筒状に形成されると共に、前記先端側アーム部には、常時前記キャップ本体部を先端方向に向かって付勢する付勢部材を介して固定されていることを特徴とする請求項3記載のライター。
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