JP3203478B2 - 異形ワーク等の姿勢制御方法及び装置 - Google Patents

異形ワーク等の姿勢制御方法及び装置

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JP3203478B2
JP3203478B2 JP03235497A JP3235497A JP3203478B2 JP 3203478 B2 JP3203478 B2 JP 3203478B2 JP 03235497 A JP03235497 A JP 03235497A JP 3235497 A JP3235497 A JP 3235497A JP 3203478 B2 JP3203478 B2 JP 3203478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ナックルステア
リング・ワークなどのように三次元的凹凸部を有する異
形ワーク等を同一姿勢に支持し、又は整列させることを
目的とした異形ワーク等の姿勢制御方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来工業小物製品の方向を一定にさせる
為に、側壁に螺旋路を有する振動筒(振動整列器)が知
られており、上下の端面形状が異なる小物製器の整列
器、又は釘などの整列器が知られており、夫々振動など
を利用し、振動整列させている。
【0003】前記各小物製品は、何れも対称形などであ
って、三次元方向に寸法の異なる突出部があるような、
いわゆる異形製品でない場合が多い。
【0004】
【発明により解決すべき課題】前記振動整列器等で取扱
う製品の多くは、三次元的凹凸などがあっても対称形で
あったり、対称形でない場合でも、例えば凸部が整列の
邪魔にならないような形状であった。従って、三次元的
凹凸又は寸法の異なる凸起があるような形状の異形ワー
クについての整列は、人的選別又は一部手作業に依存し
た選別であったので、非能率で、かつ作業者の重労力に
なる問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るに方法の発明は、
次元的凹凸部を有する異形ワーク等を半球状中空の容器
に収容し、振動又は揺動を付与して、支持位置又は表裏
位置を変化させることにより、予め定めた位置に安定支
持させ、この支持位置又は支持位置から別の位置に移し
た後、更に移動させることにより予め定めた角度又は方
向に揃えることを特徴とした異形ワーク等の姿勢制御方
法である。
【0006】次に装置の発明は、三次元的凹凸部を有す
異形ワーク等の供給手段と、異形ワーク等を収容する
半球状中空の容器と、該容器の揺動手段と、前記容器に
設けた異形ワーク等の支持手段と、異形ワーク等の取出
し手段と、異形ワーク等を移動させて、所定の位置に保
定する移動手段と、位置の検出手段とを結合したことを
特徴とする異形ワーク等の姿勢制御装置である。
【0007】前記発明において異形ワーク等に揺動又は
振動を与える目的は、異形ワーク等を反転又は位置(例
えば載置角度)の移動を促す為のものである。また支持
するとは、例えば凹凸部又は突部と孔の嵌合、或いは杆
体を異形ワーク等の孔に挿通するなど、支持位置及び姿
勢の確定をいう。更に移動手段とは、ロボットハンドそ
の他従来知られている移送装置をいう。
【0008】前記揺動手段は、例えば下部より支承した
数個の支持杆をランダムに上下して行うが、従来使用さ
れている回動、振動その他の複合運動も利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は異形ワーク等に振動又
は揺動を付与して支持位置又は表裏位置を変化させるこ
とにより、予め定めた位置に安定支持させる異形ワーク
等を所定の姿勢に制御する方法である。更には水平回転
力を与えて水平方向の突起を所定角度の定位置に揃える
場合もある。
【0010】また異形ワーク等を揺動又は振動する容器
に入れて位置を変え整列状態で支持する姿勢制御装置で
ある。前記装置の外、小物製品の表裏を決め、然る後方
向を定めるなどの装置もある。
【0011】
【実施例1】この発明の実施例を図1について説明す
る。姿勢制御すべき異形ワーク1個を、半球状容器に収
容し、この半球状容器を前後左右の方向へ30度位往復
揺動させて、前記異形ワークの突部を、前記容器の凹部
(又は孔)へ嵌挿することによって掛止し、異形ワーク
の姿勢を確定する。そこでこの異形ワークをそのまま吊
上げて所定の位置まで移動し、更に姿勢を制御すれば、
異形ワークを同一姿勢で整列させることができる。
【0012】前記において、前記容器内の異形ワークを
自動取出し器(ロボット等)により取り出す単純動作で
目的を達成することができる。
【0013】
【実施例2】この発明の装置の実施例を、図2、3、
4、5に基づいて説明する。ここで取扱う三次元的凹凸
部を有する異形ワーク5は、ボス1の外周壁に大小のア
ーム2、3、4を突設した形状であって、従来公知の装
置では、自動整列することはできない。前記異形ワーク
5の自動整列について説明する。異形ワーク5を、ボッ
クス6内から取出すには、昇降及び水平移動できる移送
装置8のチェーン9、9aに吸着杆7を取付け、モータ
10の回転により、前記チェーン9、9aで移動して、
異形ワーク5を移送する。例えば図3中チェーン9、9
aが矢示11の方向へ移動すると、異形ワーク5は吸着
杆7に吸着されて持ち上げられ、矢示12、12のよう
に水平移動した後、矢示13のように下降する。そこで
電磁石の電流遮断することにより、異形ワーク5はボー
ル14(半球状中空の容器)内へ移される。次に、ボー
ル14の孔15の栓15aをロッド16の下降により開
けると共に、ロッド17a、17b、17c、17d、
17e、17fの適宜の昇降(シリンダー18a、18
b、18c、18d、18e、18f内への加圧空気の
給排による)によって、前記ボール14を前後、左右へ
揺動させる。そこでボール14内の異形ワーク5は、ボ
ール内で矢示19、又は20のように前後左右に揺動
し、異形ワーク5のボス1が孔15内へ嵌って異形ワー
ク5をボール14へ安定支持させることができる。
【0014】前記のようにして異形ワーク5が安定支持
されたならば、前記ロッド17a、17b等の昇降運動
を停止させると共に、同一高さでボール14を支持し杆
体21の下端に固定した電磁石22により、異形ワーク
5をボール14内から取り出し、ついで回転台23の上
に載せて、矢示24の方向へ回転させ乍ら、一つのアー
ム3をセンサー25で検出して停止すれば、図5のよう
に、アーム3を左方に向けた姿勢で異形ワーク5を整列
させることができる。
【0015】前記実施例はボール14を揺動させて、孔
15へ異形ワーク5のボス1を嵌入させたが、異形ワー
ク5の形状によっては、必ずしもボール14を使用する
必要はない。揺動又は振動によって異形ワーク5の姿勢
が保定される形状の容器又は支持台ならば何れも使用す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、三次元的凹凸部を有
する異形ワークを半球状中空の容器に収容し、自由状態
で揺動又は振動を付与すると、容器等との嵌合その他に
よって一定の姿勢に保持させることができる。そこで上
向又は下向の一定の姿勢のまま自動的に取り出し、更に
姿勢を制御することにより、同一姿勢で整列させ、次工
程に自動的に送ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のブロック図。
【図2】(a)この発明により取扱う異形ワークの拡大
正面図。 (b)同じく拡大平面図。 (c)同じく(b)の拡大側面図。
【図3】同じく実施例の異形ワークの移動装置とその状
態を示す斜視図。
【図4】(a)この発明の実施例のボールの静止を示す
説明図。 (b)同じく揺動時の説明図。 (c)同じく異形ワークを保定した説明図。 (d)同じく異形ワークの入っていないボールの平面
図。
【図5】同じく異形ワークを保定状態から取出し、姿勢
制御する場合の流れ図であって、ボールに入った状態は
縮小図。
【符号の説明】
1 ボス 2、3、4 アーム 5 異形ワーク 6 ボックス 7 吸着杆 8 移送装置 9 チェーン 10 モータ 11、12、13 矢示 14 ボール 15 孔 16、17a、17b、17c、17d、17e、17
f ロッド 18a、18b、18c、18d、18e、18f シ
リンダ 23 回転台 25 センサー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/00 - 47/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元的凹凸部を有する異形ワーク等
    半球状中空の容器に収容し、振動又は揺動を付与して、
    支持位置又は表裏位置を変化させることにより、予め定
    めた位置に安定支持させ、この支持位置又は支持位置か
    ら別の位置に移した後、更に移動させることにより予め
    定めた角度又は方向に揃えることを特徴とした異形ワー
    ク等の姿勢制御方法。
  2. 【請求項2】 三次元的凹凸部を有する異形ワーク等の
    供給手段と、異形ワーク等を収容する半球状中空の容器
    と、該容器の揺動手段と、前記容器に設けた異形ワーク
    等の支持手段と、異形ワーク等の取出し手段と、異形ワ
    ーク等を移動させて、所定の位置に保定する移動手段
    と、位置の検出手段とを結合したことを特徴とする異形
    ワーク等の姿勢制御装置。
JP03235497A 1997-02-17 1997-02-17 異形ワーク等の姿勢制御方法及び装置 Expired - Fee Related JP3203478B2 (ja)

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CN109848796B (zh) * 2018-12-30 2020-06-16 杭州飞进汽车零部件制造有限公司 一种汽车底盘件的转向节打磨工装设备及操作方法

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