JP3203452U - 燃料改質装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストが低く、燃料漏れ等のリスクを低減し、改質燃料を燃焼装置に安定して供給することができる燃料改質装置を提供する。【解決手段】液体燃料を加圧するポンプ5と、ポンプ5によって加圧された液体燃料と、気体とが供給され、液体燃料と気体とを混合撹拌して液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽4に吹き込むノズル7と、貯留槽4に貯留された改質燃料を抜き出して燃焼装置に供給する改質燃料供給手段とを備える。貯留槽4の上部に滞留する気体をノズル7に供給して加圧した液体燃料と混合撹拌して液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせてもよい。貯留槽4内に貯留される燃料を、ポンプ5の入口側へ搬送する循環路(循環管)9を設けることで、改質燃料中の微細気泡の濃度を調整することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、燃料供給路の途中に配され、液体燃料中に微細な酸素を含む気体等の気泡を混入させることで燃焼性の高い燃料に改質してボイラー等に送出する燃料改質装置に関する。
上記燃料改質装置の一例として、貯留槽と、貯留槽内に配され、酸素等から微細気泡(マイクロバブル)を生成するマイクロバブル生成器とを備え、貯留槽内の燃料に微細気泡を混入させて燃料の改質を行うものが存在する。
しかし、マイクロバブル生成器で生成された微細気泡は、時間の経過によってその径が拡大し、ボイラー等に改質燃料を送出するノズルにおいて、拡径したバブルによって改質燃料の送出が妨げられるという問題が生じた。また、貯留槽内の気体の酸素濃度が高いと、燃焼事故が発生するリスクが高まるという問題もあった。
そこで、特許文献1には、貯留槽内に外気を供給するためのエアーポンプと、貯留槽の上部に接続されてミスト状の燃料及び気体を排出する排気管と、排気管から排出されたミスト状の燃料及び気体を分離する気液分離器と、気液分離器で分離された燃料を貯留槽内に戻すための燃料戻し管と、気液分離器で分離された気体の浄化を行うエアフィルタ等を備える燃料改質装置が開示される。この燃料改質装置によれば、拡径したバブルを外部へ排出することができると共に、外気を供給することで燃焼事故発生のリスクを低減することができる。
特許5597326号公報
しかし、上記特許文献1に記載の燃料改質装置では、気液分離器やエアフィルタを設ける必要があるために製造コストが増加すると共に、酸素等の微細気泡に用いる気体を損失するという問題があった。さらに、気液分離器や、エアフィルタに異常が生じた場合等には、ミスト状の燃料が外部に漏出するおそれも否定できない。
そこで、本考案は上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、製造コストが低く、燃料漏れ等のリスクを低減し、改質燃料を燃焼装置に安定して効率よく供給することのできる燃料改質装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、燃料改質装置であって、液体燃料を加圧するポンプと、該ポンプによって加圧された前記液体燃料と、気体とが供給され、該液体燃料と該気体とを混合撹拌して該液体燃料中に該気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽に吹き込むノズルと、前記貯留槽に貯留された改質燃料を抜き出して燃焼装置に供給する改質燃料供給手段とを備えることを特徴とする。
本考案によれば、ノズルによって加圧した液体燃料と気体とを混合撹拌して液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽に吹き込むため、気液分離器やエアフィルタが不要となり、製造コストを低減することができる。また、ミスト状の燃料が外部に漏出するおそれもなく、改質燃料を燃焼装置に安定して効率よく供給することができる。
また、本考案は、燃料改質装置であって、気体を貯留槽に搬送する気体搬送管と、液体燃料を加圧するポンプと、該ポンプによって加圧された前記液体燃料と、前記貯留槽の上部に滞留する前記気体とが供給され、該液体燃料と該気体とを混合撹拌して該液体燃料中に該気体の微細気泡を生じさせた後前記貯留槽に吹き込むノズルと、前記貯留槽に貯留された改質燃料を抜き出して燃焼装置に供給する改質燃料供給手段とを備えることを特徴とする。
本考案によれば、ノズルによって貯留槽の上部に滞留する気体(運転開始後しばらくするとミスト状の燃料も含まれる)と液体燃料とを混合撹拌して液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせた後前記貯留槽に吹き込むため、気液分離器やエアフィルタが不要となり、製造コストを低減することができる。また、ミスト状の燃料が外部に漏出するおそれもなく、改質燃料を燃焼装置に安定して効率よく供給することができる。
上記燃料改質装置において、前記貯留槽内に貯留される燃料を前記ポンプの入口側へ搬送する循環路を設けることができる。貯留槽内に貯留される改質燃料中の微細気泡の濃度は時間の経過によって低減する。そこで、微細気泡の濃度が低減した燃料を循環路を介してポンプへ戻し、再度気体と共にノズルを介して貯留槽に吹き込むことで改質燃料中の微細気泡の濃度を高めることができる。
以上のように、本考案によれば、製造コストが低く、燃料漏れ等のリスクを低減し、改質燃料を燃焼装置に安定して供給することなどが可能な燃料改質装置を提供することができる。
本考案に係る燃料改質装置の一実施の形態を示す透視斜視図である。 図1に示す燃料改質装置の貯留槽等を示す概略図である。 本考案に係る燃料改質装置の一実施例を示す全体概略図である。
次に、本考案を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案に係る燃料改質装置の一実施の形態を示し、この燃料改質装置1は、燃料タンクとボイラー等の燃焼装置との間に配置され、改質燃料を燃焼装置に供給する燃料改質装置であって、燃料タンクに接続され、軽油、重油、ガソリン等の液体燃料を搬送する燃料搬送管2と、空気、酸素、オゾン、水素等の気体を搬送する気体搬送管3と、燃料搬送管2及び気体搬送管3が接続される貯留槽4と、燃料搬送管2内の液体燃料を加圧するポンプ5と、一端が貯留槽4の上部に接続され、貯留槽4の上部に滞留するミスト状の燃料及び気体をノズル7に供給する気体供給管6と、ポンプ5から供給される液体燃料をノズル7に供給する燃料供給管10と、燃料供給管10から供給される液体燃料と、気体供給管6から供給されるミスト状の燃料及び気体とを混合撹拌して液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽4に吹き込むノズル7と、貯留槽4に接続され、改質燃料を燃焼装置に搬送する改質燃料搬送管8等で構成される。
燃料搬送管2は、燃料タンクと貯留槽4を接続し、燃料タンクから貯留槽4へ液体燃料を搬送するためのものであるが、改質燃料搬送管8とも接続されている。これは、三方弁2aによって燃料タンクからの液体燃料を貯留槽4に供給するか、直接エンジンに供給するかを選択可能としたためである。また、この燃料搬送管2には、貯留槽4が故障した場合等のために、燃料タンクからの液体燃料の搬送を遮断する電磁弁2bが設けられている。
気体搬送管3は、酸素ボンベ等と貯留槽4を接続し、気体を貯留槽4へ搬送するためのものであって、搬送する気体の流量を調整するための二方弁3aと、貯留槽4が故障した場合等のために、気体の搬送を遮断する電磁弁3bとが設けられる。
貯留槽4には、改質燃料の貯留状況を把握するために、下限センサ4a及び上限センサ4bが設けられ、下限センサ4aが貯留槽4内の改質燃料の液面が下限位置に達したことを検知することによって、改質燃料不足を報知したり、上限センサ4bが貯留槽4内の改質燃料の液面が上限位置に達したことを検知することによって、貯留槽4が満杯であることを報知して貯留槽4内の改質燃料の貯留制御を行う。
さらに、この貯留槽4には、貯留槽4内の改質燃料を外部へ排出するための二方弁4cを備える。これにより、改質燃料のサンプリングや、上述のように貯留槽4内の改質燃料の液面が上限位置に達した場合等に対応することができる。
気体供給管6は、貯留槽4の上部と貯留槽4の側部に設けられるノズル7とを接続し、貯留槽4内の上部に滞留するミスト状の燃料及び気体をノズル7に供給するために設けられ、ノズル7に供給するミスト状の燃料及び気体の流量を調整するための二方弁6aを有する。
ノズル7は、気体供給管6から供給されたミスト状の燃料及び気体と、ポンプ5によって加圧された後燃料供給管10から供給された液体燃料を混合撹拌して液体燃料中に該気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽4に吹き込むために設けられ、エゼクタ式等種々の形式のものを使用することができる。
改質燃料搬送管8は、搬送する改質燃料の流量を調整するための二方弁8aと、上記燃料搬送管2の三方弁2aの改質燃料搬送管8側が開となっている場合、すなわち燃料タンクからの液体燃料を貯留槽4へ搬送せず、直接燃焼装置へ搬送する場合に閉じられる二方弁8bと備える。
また、貯留槽4内の改質燃料を循環させるため、貯留槽4と燃料搬送管2を接続する循環管9が設けられ、この循環管9には、循環させる改質燃料の流量を調整するための二方弁9aと、燃料搬送管2から貯留槽4へ液体燃料を搬送している際に、燃料タンクからの液体燃料が燃焼装置に直接搬送されないように閉じられるチェック弁9bが設けられる。
さらに、改質燃料搬送管8及び循環管9には、改質燃料搬送管8内の改質燃料を貯留槽4へ戻すための三方弁8c、9cが設けられる。
図示を省略するが、燃料タンクから貯留槽4へ直接液体燃料を搬送する液体燃料搬送管が設けられる。
次に、上記構成を有する燃料改質装置1の動作について、図1及び図2を参照しながら説明する。尚、図2においては、図1に示した循環管9等を省略している。
まず、燃料タンクから燃料搬送管2を介して貯留槽4に液体燃料の搬送を開始し、これと同時に気体搬送管3を介して貯留槽4に気体の搬送を開始する。
燃料搬送管2を流れる液体燃料は、ポンプ5によって加圧された後、燃料供給管10を介してノズル7に供給される。一方、気体搬送管3から貯留槽4に搬送された気体は、貯留槽4の上部に滞留した後気体供給管6を介してノズル7に供給される。
次に、ノズル7により、液体燃料と気体とを混合撹拌し、液体燃料中に気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽4に吹き込むことで、酸素等の微細気泡を含む改質燃料が生じ、貯留槽4内に貯留される。尚、微細気泡の径は、nm〜μmオーダーである。貯留槽4内の微細気泡の濃度は、液体燃料搬送管(不図示)によって燃料タンクから貯留槽4へ直接搬送される液体燃料と、ノズル7からの微細気泡を含む液体燃料の量を調整して制御する。尚、燃料改質装置1の運転開始後しばらくすると、貯留槽4内の液体燃料がミスト状となって貯留槽4の上部に滞留するため、ミスト状の液体燃料と気体とがノズル7に供給されることとなる。
貯留槽4内に貯留される改質燃料は、改質燃料搬送管8を介して燃焼装置に搬送して使用する。尚、改質燃料搬送管8を流れる改質燃料の性状等に応じて、二方弁9aを開いて循環管9を介して改質燃料を循環させてもよい。また、適宜、燃料タンクから貯留槽4へ直接液体燃料を搬送してもよい。
以上のように、本実施の形態では、貯留槽4の上部に滞留するミスト状の燃料及び気体を気体供給管6を介してノズル7に供給し、ノズル7において液体燃料と混合撹拌した後改質燃料として貯留槽4に吹き込むため、従来のような気液分離器やエアフィルタが不要で、ミスト状の燃料の外部への漏出を防止することができ、改質燃料を燃焼装置に安定して供給することができる。
次に、本発明に係る燃料改質装置の実施例について図3を参照しながら説明する。
この燃料改質装置21は、燃料タンク22と、ボイラー、発電機、船舶エンジン、暖房用機器等のためのバーナー28との間に配置され、改質燃料MFをバーナー28に供給するものであって、燃料タンク22に接続され、軽油、重油、ガソリン等の液体燃料F1を貯留槽26に供給する燃料供給管32と、酸素を含む気体(以下、単に「気体」という。)Gを発生させる酸素含有気体発生装置24と、発生した気体Gを貯留する酸素含有気体用タンク25と、気体Gをノズル27に供給するガス供給管39と、改質燃料MFを貯留する貯留槽26と、貯留槽26から燃料供給管33によって搬送された液体燃料F2を加圧するポンプ23と、ポンプ23からの加圧された液体燃料F3をノズル27に供給する燃料供給管36と、燃料供給管36から供給される液体燃料F3と、ガス供給管39から供給される気体Gとを混合撹拌して液体燃料中に気体Gの微細気泡を生じさせた後貯留槽26に吹き込むノズル27と、貯留槽26に接続され、改質燃料MFをバーナー28に供給する改質燃料供給管37等で構成される。
酸素含有気体発生装置24と酸素含有気体用タンク25との間には、酸素含有気体発生装置24で発生した気体Gを酸素含有気体用タンク25に搬送するためのガス搬送管35と、酸素含有気体用タンク25から気体Gを酸素含有気体発生装置24に戻すためのガス戻り管34が設けられる。
酸素含有気体用タンク25からノズル27へのガス供給管39には、気体Gに代えて空気A等をガス供給管39に供給するためのガス供給管40とバルブ41が設けられる。
貯留槽26には、上部に貯留槽26内の改質燃料MFの量を調整するためのフロート29が設置され、フロート29によって燃料タンク22からの液体燃料F1の供給を制御する。また、貯留槽26には、バーナー28から改質燃料MFを戻すための戻り管38が接続される。
次に、上記構成を有する燃料改質装置21の動作について、図3を参照しながら説明する。
まず、燃料タンク22から燃料供給管32を介して貯留槽26に液体燃料F1を供給した後、燃料供給管33を介して貯留槽26から液体燃料F2をポンプ23に供給して加圧する。ポンプ23によって加圧されたF3を燃料供給管36を介してノズル27に供給する。
一方、酸素含有気体発生装置24で気体Gを発生させた後酸素含有気体用タンク25に一旦貯留し、酸素含有気体用タンク25から気体Gをガス供給管39を介してノズル27に供給する。
次に、ノズル27により、液体燃料F3と気体Gとを混合撹拌し、液体燃料中に気体Gの微細気泡を生じさせた後貯留槽26に吹き込むことで、気体Gを含む改質燃料MFが生じ、貯留槽26内に貯留される。尚、改質燃料MF内の気体Gの微細気泡の径は、nm〜μmオーダーである。貯留槽26内の気体Gの微細気泡の濃度は、燃料タンク22から燃料供給管32を介して貯留槽26に直接供給される液体燃料F1と、ノズル27からの微細気泡を含む改質燃料MFの量を調整して制御する。また、貯留槽26内の改質燃料MFのレベルは、フロート29を用いて燃料タンク22を制御して調整する。
貯留槽26内に貯留される改質燃料MFは、改質燃料供給管37を介してバーナー28に供給して使用する。バーナー28からの改質燃料MFの戻り分を戻り管38を介して貯留槽26に戻す。
尚、バルブ41を操作し、気体Gに代えて空気A等をガス供給管39に供給し、ノズル27によって液体燃料F3と空気A等とを混合撹拌して改質燃料MFを得ることもできる。
以上のように、本実施例でも、気体Gをノズル27に供給し、ノズル27において液体燃料F3と混合撹拌した後改質燃料MFとして貯留槽26に吹き込むため、従来のような気液分離器やエアフィルタが不要で、ミスト状の燃料の外部への漏出を防止することができ、改質燃料MFをバーナー28に安定して供給することができる。
1 燃料改質装置
2 燃料搬送管
2a 三方弁
2b 電磁弁
3 気体搬送管
3a 二方弁
3b 電磁弁
4 貯留槽
4a 下限センサ
4b 上限センサ
4c 二方弁
5 ポンプ
6 気体供給管
6a 二方弁
7 ノズル
8 改質燃料搬送管
8a 二方弁
8b 二方弁
8c 三方弁
9 循環管
9a 二方弁
9b チェック弁
9c 三方弁
10 燃料供給管
21 燃料改質装置
22 燃料タンク
23 ポンプ
24 酸素含有気体発生装置
25 酸素含有気体用タンク
26 貯留槽
27 ノズル
28 バーナー
29 フロート
32、33 燃料供給管
34 ガス戻り管
35 ガス搬送管
36 燃料供給管
37 改質燃料供給管
38 戻り管
39、40 ガス供給管
41 バルブ

Claims (3)

  1. 液体燃料を加圧するポンプと、
    該ポンプによって加圧された前記液体燃料と、気体とが供給され、該液体燃料と該気体とを混合撹拌して該液体燃料中に該気体の微細気泡を生じさせた後貯留槽に吹き込むノズルと、
    前記貯留槽に貯留された改質燃料を抜き出して燃焼装置に供給する改質燃料供給手段とを備えることを特徴とする燃料改質装置。
  2. 気体を貯留槽に搬送する気体搬送管と、
    液体燃料を加圧するポンプと、
    該ポンプによって加圧された前記液体燃料と、前記貯留槽の上部に滞留する前記気体とが供給され、該液体燃料と該気体とを混合撹拌して該液体燃料中に該気体の微細気泡を生じさせた後前記貯留槽に吹き込むノズルと、
    前記貯留槽に貯留された改質燃料を抜き出して燃焼装置に供給する改質燃料供給手段とを備えることを特徴とする燃料改質装置。
  3. 前記貯留槽内に貯留される燃料を前記ポンプの入口側へ搬送する循環路を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料改質装置。
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