JP3203389U - 駐車止め枠 - Google Patents

Abstract

【課題】車の後進を止める駐車止め枠を提供する。【解決手段】駐車場の車止め部に埋設された鉄製の箱型の長辺部に車両の車輪が乗る事により、乗り入れ側を軸として１０ｃｍ程下がり、その力を利用して止板２が５ｃｍ上がり、車輪に対して１５ｃｍの段差ができ車輪を止め、また車輪が出るとバネ３の力を利用して元の平な状態になる。【選択図】図２

Description

この実用新案は車の重量を利用して、駐車敷板（１）を下げまた駐車敷板（１）が下がる力を利用して 止板（２）が上がり車の後進を止める駐車止め枠に関するものである。

従来の、駐車場の車止めはコンクリートブロック等で駐車場面に突起している。

実用新案の開示

実用新案が解決しようとする課題

これには次のような欠点があった。
（イ）子供、老人等がつまづき事故を誘発する。
（ロ）土地の有効利用に規制がある。
（ハ）美観が悪い。
本、実用新案は以上のような欠点をなくすためになされたものである。

課題を解決するための手段

問題である駐車場の突起物を無くすため車が後進してくると、車の自重により駐車敷板（１）を下げ、止板（２）を上げて車輪を止める。又 前進した時はバネ・油圧等により元に戻り、水平になり、駐車場は平らになる。
本、実用新案は以上の構成よりなる駐車止め枠である。

実用新案の効果

（イ）駐車場に突起物がなくなり事故が軽減される。
（ロ）駐車場に突起物がないので平面が１００パーセント有効利用できる。
（ハ）美観が改善される。

実用新案を実施するための最良の形態

以下、本実用新案を実施するための最良の形態について説明する。
駐車位置に設置された駐車敷板（１）は鋼製でタイヤよりやや大きめ長方形にて駐車面に平らに設置されている。車が後進して駐車敷板（１）に乗ると自重により駐車敷板（１）が下がり、駐車場面から１００ｍｍほど下がる。駐車敷板（１）は下がりながら止板（２）を駐車場面から５０ｍｍ上げる。車輪下面から止板上部まで１５０ｍｍの壁ができ、車輪を止める。
又車が前進した時は駐車止め枠の中に内蔵されたバネ（３）により駐車敷板（１）が元にもどされ、水平になり、駐車場は平らになる。
本、実用新案は以上のような構造である。
これを使用する時は、区画線を利用して車輪を駐車敷板（１）に乗るようにする。車１台に付き、２か所必要となり、車のタイプにより巾・大きさが変わる。

本 実用新案の平面図 である。 本 実用新案の正面図 である。 本 実用新案の拡大図 である。

１ 駐車敷板
２ 止板
３ バネ

Claims (1)

1. 駐車場の車止めに鉄枠を設け車輪が乗ると、駐車敷板（１）が下がり、また止板（２）が上がり車輪を止めることを設けた駐車止め枠。

Images