JP3202769B2 - バーストリード処理装置 - Google Patents

バーストリード処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシステムバスにMPU,
IOCと共通メモリが接続されたシステムにおいて、バ
ースト転送を行う際のバスインタフェース制御における
バーストリード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示すようなマルチプロセ
ッサシステムの場合、システムバス5に共通メモリ6,
複数のMPU7及びIOC(入出力制御装置)8が接続
される。このようなシステム全体の処理能力は、システ
ムバス5のスループットにより制限される。このスルー
プット向上のために、同期式タイムスプリット方式が使
用される。
【0003】図において、MPU7がリードコマンドC
とアドレスAを共通メモリ6に転送すると、共通メモリ
6はリードデータD,D,D,…をアンサANと共に返
送する。ここで、リードコマンドCには転送を要求する
バイト数の情報とリード要求を示す情報とを含んでい
る。
【0004】図6はIOCアクセスの動作説明図であ
る。図5と同一のものは、同一の符号を付して示す。I
OCアクセスの場合には、データ転送方式としてバース
ト転送が行われる。バースト転送は、一度に多量のデー
タを転送し、データ転送効率を向上せさる方式である。
【0005】IOC8からローカルバス13を会してバ
スインタフェース(BIF)10にバースト転送要求が
出ると、バスインタフェース10は、システムバス5に
リードコマンドCと共通メモリ6のアドレスAを乗せて
バスインタフェース11に送り出す。バスインタフェー
ス11は、システムバス5にアンサ信号ANとそれに続
くNW(ワード)分のデータを乗せてバスインタフェー
ス10側に転送する。
【0006】IOC8は、バスインタフェース10から
送られてくるデータを受けて内部のキャッシュメモリ
(図示せず)に順次格納し、所定のデータ処理を順次行
っていく。なお、MPU7からのアクセスの場合には、
4Wを1単位とするブロック転送が行われる。
【0007】前述した従来システムでは、メモリコント
ローラ12はMPU7からのブロック転送用に4W分の
バッファを具備し、高速データ転送を実現している。ま
た、同時にIOC8のバースト転送を実現するためにロ
ーカルバス14の速度変換用にNW分のバッファを内部
に持つ必要があった。このため、メモリコントローラ1
2のハード量の増加を招いていた。
【0008】そして、場合によってはブロック転送の速
度も犠牲になっていた。一般に、共通メモリ6へのアク
セスはMPU7からのものが殆どで、IOC8からのア
クセスは極めて少ない。この極めて少ないIOCアクセ
スのために、メモリコントローラ12内にNW分のバッ
ファを準備することは無駄が多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、出願人は図7
に示すようなバスインタフェース制御装置を出願した
(特願平1−328040号。以下先行技術という)。
この装置は、その一方がシステムバス5と接続されたバ
スインタフェース11と、該バスインタフェース11の
他端と接続されたローカルバス14と、該ローカルバス
14と接続されたメモリ制御用のメモリコントローラ1
2と、該メモリコントローラ12と接続された共通メモ
リ6より構成されている。
【0010】11aはバースト転送コマンドを1個又は
複数のブロック転送と、1個又は複数の1ワード以下の
転送に分解して処理するバースト分解制御部で、バスイ
ンタフェース11内に設けられている。12aは1ブロ
ック転送に必要なだけの容量のバッファで、メモリコン
トローラ12内に設けられている。
【0011】このように構成された回路において、IO
Cからのバースト転送要求に対しては、バスインタフェ
ース11内のバースト分解制御部11aがバースト転送
コマンドをブロック転送と1ワード以下の転送に分解し
て処理し、メモリコントローラ12に与える。
【0012】従って、メモリコントローラ12として
は、バースト転送の場合でもブロック転送と同様の処理
を行うことができ、バスインタフェース11は共通メモ
リ6から受信したデータが全て揃った時点で1個の送り
先情報を付加して返送するようにしている。
【0013】例えば、共通メモリ6の中のバースト転送
領域が図8に示すアドレスA0からANまでの斜線で示
す領域であったものとすると、バスインタフェース11
はIOCからのコマンドから転送開始アドレスを読取
り、それが4W境界となっているかどうかチェックす
る。
【0014】図の場合には、A0が4W境界となってい
ないから、最初から3個のデータは個別転送する。次の
アドレスA3は4W境界となっているから、ブロック転
送を行う。最後のブロック転送が終了した次の領域で
は、最終アドレスANが4W境界でないので、3個の個
別転送を行う。このように先行技術によれば、メモリコ
ントローラ12内のバッファ12aとしては、ブロック
転送に必要なだけの容量のバッファを用意しておけばよ
い。
【0015】図9は先行技術におけるバスインタフェー
ス11の内部構成例を示すブロック図である。図におい
て、23はリードコマンドを解析して得られた転送デー
タの開始アドレスを保持するアドレスバッファ、24は
同じくリードコマンドを解析して得られた転送データの
バイト数を保持するバイト数バッファである。
【0016】25はアドレスバッファ23及びバイト数
バッファ24の出力を受けて、転送されるデータが個別
転送であるかブロック転送であるかを判定するバースト
分解制御部としての1ワード転送/ブロック転送判定回
路である。29は、メモリコントローラ12から送られ
てくるデータを一時格納するデータバッファを制御する
データバッファコントローラである。該データバッファ
コントローラ29からはバッファの空き情報Aが出力さ
れる。
【0017】30はデータバッファコントローラ29か
らの空き情報Aとバイト数バッファ24の転送データバ
イト数Bを受けて両方のデータA,Bを比較する転送判
定回路である。G1はアドレスバッファ23の出力をそ
の一方の入力に、転送判定回路30の出力を他方の入力
に受けるアンドゲート、G2は1ワード転送/ブロック
転送判定回路25の出力をその一方の入力に、転送判定
回路30の出力を他方の入力に受けるアンドゲートであ
る。
【0018】アンドゲートG1の出力は、メモリコント
ローラ12のローカルバスアドレス線と接続され、アン
ドゲートG2の出力はメモリコントローラ12のローカ
ルバスブロック線と接続され、転送判定回路30の出力
はメモリコントローラ12にローカルバス転送信号とし
て入る。
【0019】このように構成された回路において、転送
判定回路30はデータバッファコントローラ29からの
空きバイト数Aとバイト数バッファ24の転送データバ
イト数Bとを比較し、A≧Bの時にアクチブとなる信号
を出力する。このアクチブ信号によりアンドゲートG
1,G2は開き、アドレスデータ及び1ワード転送かブ
ロック転送かを示す信号がメモリコントローラ12に与
えられる。その一方で、このアクチブ信号はローカルバ
ス転送信号としてメモリコントローラ12に与えられ、
データ転送を促す。
【0020】図10は先行技術の動作を示すタイミング
チャートである。図において、(a)はデータバッファ
コントローラ29の出力(単位W。4バイト)、(b)
はアドレスバッファ23の出力、(c)はバイト数バッ
ファ24の出力(単位バイト)、(d)は1ワード転送
/ブロック転送判定回路25の出力、(e)はローカル
アドレス線の状態、(f)はローカルブロック線の状
態、(g)はローカルバス転送信号、(h)は転送デー
タである。ここで、(d)、(f)、(g)、(h)の
各信号は正論理で表現されている。
【0021】最初は、データバッファコントローラ29
出力Aがバイト数バッファ24出力Bよりも小さいの
で、アドレスバッファ23の状態は60で止まってい
る。データバッファが順次空いていくと、それにつれて
データバッファコントローラ29出力Aは、(a)に示
すように順次増えていく。
【0022】ここで、Aが7W(=28バイト)となる
と、A=Bとなるので、転送判定回路30は(g)に示
すようにローカルバス転送信号を出力する。この転送信
号がアクチブになると、ローカルバスアドレス線とロー
カルバスブロック線の状態がそれぞれ(e),(f)に
示すようにアクチブになる。
【0023】そして、先ず(h)に示すように1W転送
が行われ、次に(d)に示す1ワード転送/ブロック転
送判定回路25の出力に従って1ブロック転送が行わ
れ、その後、1W転送が行われる。そして、最終的にバ
イト数バッファ24に保持されるバイト数28だけのバ
ーストデータ転送が行われる。
【0024】しかしながら、この先行技術では、前述し
たように、バースト分解制御部11aによりバーストリ
ードアクセスはブロック転送又は1ワード以下の転送に
分解されたにもかかわらず、データバッファに受信した
データが全て揃った時点でデータ転送を行うようになっ
ており、データバッファにデータ全てを保持できるだけ
の空きがない場合には、データ転送できない。このた
め、バーストリードアクセスの待ち時間が長いという問
題があった。
【0025】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、バーストリードアクセス時にもデータバ
ッファの簡素化を図りつつ待ち時間を短くすることがで
きるバーストリード処理装置を提供することを目的とし
ている。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、バスインタフェース内の構成を示している。
図9と同一のものは、同一の符号を付して示す。図にお
いて、25はIOCからのバーストリードコマンドを受
信して、バースト転送を1個又は複数のブロック転送と
1個又は複数の1ワード転送に分解するバースト分解制
御部、31は共通メモリからメモリコントローラ12を
介して送られてくるリードデータを保持するデータバッ
ファ、29は該データバッファ31を制御するデータバ
ッファコントローラ、32は該データバッファコントロ
ーラ29からの空き情報を受けて1ワード転送が可能か
どうかを判定する1ワード転送判定部、33は前記デー
タバッファコントローラ29からの空き情報を受けてブ
ロック転送が可能かどうかを判定するブロック転送判定
部、34はこれら1ワード転送判定部32,ブロック転
送判定部33及び前記バースト分解制御部25からの1
ワード転送信号/ブロック転送信号を受けて、メモリコ
ントローラ12に転送許可信号(転送信号)を与えるゲ
ート回路である。
【0027】
【作用】バースト分解制御部25により、バスリードア
クセスがブロック転送又は1ワード以下の転送に分解さ
れた時、分解されたブロック転送又は1ワード以下の転
送の各転送に必要なバッファの空きがない場合には、1
ワード転送判定部32及びブロック転送判定部33のい
ずれも転送可能信号を出力しない。従って、ゲート回路
34は転送許可信号を出力しない。しかし、データバッ
ファコントローラ29からの空き信号により1ワード転
送又はブロック転送のいずれかが可能であった場合に
は、1ワード転送判定部32又はブロック転送判定部3
3のいずれかが転送可能信号を出力する。これら転送可
能信号及びバースト分解制御部25からの信号を受け
て、転送信号を出力する。
【0028】従って、データバッファ31に全てのデー
タを保持できるだけの空きがない場合でも、各転送に必
要なだけの空きがある場合にはデータ転送を行い、各転
送に必要な空きがない時でも従来に比較して空きを待つ
時間は短くなる。
【0029】また、データバッファ31に全てのデータ
を保持できるだけの空きがない時にでも、各転送に必要
なだけの空きがあれが転送を行い、転送中に随時空きが
増える場合に、次のデータ転送に必要なだけの空きが随
時発生することが考えられるため、各転送に必要なだけ
の空きが常に存在し、待ち時間はなくなる。このよう
に、本発明によればバーストリードアクセス時にも待ち
時間を短くすることができる。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明を含むバスインタフェースの
一実施例を示す構成ブロック図である。図1,図9と同
一のものは同一の符号を付して示す。システムバス5を
介して送られてくるリードアクセスコマンドは、コマン
ドバッファ20で受信される。コマンドバッファ20に
保持されたコマンドは解析され、例えばリードアクセス
コマンドであると認識する。
【0031】コマンドバッファ20に入っているデータ
の開始アドレスと転送データ数(バイト単位)は、それ
ぞれ2−1セレクタ21,22を経てアドレスバッファ
23及びバイト数バッファ24にセットされる。この
時、2−1セレクタ21,22はいずれもa入力がセレ
クトされている。従って、コマンドバッファ20の出力
がそれぞれアドレスバッファ23,バイト数バッファ2
4にセットされることになる。
【0032】1ワード転送/ブロック転送判定回路(図
1のバースト分解制御部25に相当)25は、アドレス
バッファ23及びバイト数バッファ24の内容を見て、
1ワード転送かブロック転送かを判定する。転送判定回
路40は、図1の1ワード転送判定部32とブロック転
送判定部33及びゲート回路34を含んで構成され、そ
の詳細構成は図3に示すとおりである。
【0033】図3において、データバッファコントロー
ラ29からの空き情報は、1ワード転送判定部32及び
ブロック転送判定部33のA入力に共通に入っている。
これら1ワード転送判定部32及びブロック転送判定部
33は比較器で構成され、A入力とB入力とを比較す
る。1ワード転送判定部32のB入力には“1”が入
り、ブロック転送判定部33にはブロック単位を示す4
Wを示す“4”が入っている。
【0034】これら1ワード転送判定部32及びブロッ
ク転送判定部33は、いずれもA≧Bの時に“1”を出
力する。これら出力はゲート回路の一種であるセレクタ
34に入る。つまり、1ワード転送判定部32の出力は
セレクタ34のA入力に入り、ブロック転送判定部33
の出力はセレクタ34のB入力に入る。そして、1ワー
ド転送/ブロック転送判定回路25の出力がセレクタ信
号としてセレクタのセレクト入力Sに入っている。
【0035】このような回路構成で、転送判定回路40
はデータバッファコントローラ29からの空きワード数
情報と基準値を比較し、1ワード転送の時には1ワード
以上の空きがあることを1ワード転送判定部32が判定
し、ブロック転送の時には4ワード以上の空きがあるこ
とをブロック転送判定部33が判定する。このような条
件を満たす時にセレクタ34はA入力又はB入力のいず
れかをセレクト信号で選択し、転送信号として出力す
る。
【0036】転送判定回路40の出力は、アンドゲート
G3,G4の一方の入力に共通接続され、ゲートG3の
他方の入力にはアドレスバッファ23の出力が入力さ
れ、ゲートG4の他方の入力には1ワード転送/ブロッ
ク転送判定回路25の出力が入力されている。
【0037】ここで、1ワード転送の時にデータバッフ
ァ31の空きが1ワード以上ない時には、転送判定回路
40はメモリコントローラ12に転送信号を出力しない
ようにし、ローカルバス(バスインタフェースとメモリ
コントローラ12間を接続するローカルバスで、図6の
14に相当)へのメモリコントローラ12からのデータ
転送を空きができるまで待つ。そして空きができるとロ
ーカルバスへ転送信号と共にアドレスを出力し、1ワー
ド転送を行う。
【0038】メモリコントローラ12は、バスインタフ
ェースからの制御信号(ゲートG3からのローカルバス
アドレス線からの信号,ゲートG4からのローカルバス
ブロック線からの信号及び転送判定回路40からのロー
カルバス転送信号)を受けると、共通メモリ6から読出
したデータをローカルバス14を介してデータバッファ
31に保持させる。
【0039】このようなデータ転送を行うと、アドレス
バッファ/バイト数バッファ更新回路26は、アドレス
バッファ23及びバイト数バッファ24の内容を更新す
る。この時、2−1セレクタ21,22はいずれもb入
力がセレクトされている。従って、アドレスバッファ/
バイト数バッファ更新回路26の出力がアドレスバッフ
ァ23,バイト数バッファ24にセットされたことにな
る。
【0040】次に、1ワード転送/ブロック転送判定回
路25は、更新後のアドレスバッファ23及びバイト数
バッファ24の内容を見て、ブロック転送ができる条件
(アドレスが4W境界である。残存データ数が4W
以上残っている)を満たすかどうかを判定する。ブロッ
ク転送の場合に、データバッファ31の空きが4W以上
ない時は、ローカルバス14へのメモリコントローラ1
2からのデータ転送を空きができるまで待ち、空きがで
きたらローカルバス14へ転送信号と共に、アドレスと
ブロックを出力し、ブロック転送を行う。この結果、メ
モリコントローラ12は、共通メモリ6から4Wのデー
タを読出してデータバッファ31に保持させる。
【0041】このようなデータ転送を繰り返している途
中で、転送終了回路28は残存バイト数をダウンカウン
ト方式でカウントしており、残存バイト数が0になった
らデータバッファコントローラ29にデータ転送終了を
通知する。データバッファコントローラ29は、データ
転送終了通知を受けると、データバッファ31に格納さ
れているNW分のデータをシステムバス5に向けて転送
を開始する。
【0042】図4は本発明によるデータ転送シーケンス
を示すタイミングチャートで、先行技術に関する図10
のタイムチャートと対応している。図において、(a)
はデータバッファコントローラ29の出力(単位W。4
バイト)、(b)はアドレスバッファ23の出力、
(c)はバイト数バッファ24の出力(単位バイト)、
(d)は1ワード転送/ブロック転送判定回路25の出
力、(e)はローカルアドレス線の状態、(f)はロー
カルブロック線の状態、(g)はローカルバス転送信
号、(h)は転送データである。
【0043】最初は、データバッファコントローラ29
出力が0で空きがないので、アドレスバッファ23の状
態は60で止まっている。データバッファ31が順次空
いていくと、それにつれてデータバッファコントローラ
29出力は、(a)に示すように順次増えていく。
【0044】ここで、データバッファコントローラ出力
が1Wとなり、空きができると転送判定回路40は
(g)に示すようにローカルバス転送信号を出力する。
一方、1ワード転送/ブロック転送判定回路25の出力
は(d)に示すように1ワード転送可能(“0”)を示
している。前記ローカルバス転送信号がアクチブになる
と、ローカルバスアドレス線の状態が(e)に示すよう
にアクチブになるり、(h)に示すように1W転送が行
われる。バイト数バッフア24の内容は1W転送が行わ
れた結果、(c)に示すようにそれまでの28バイトか
ら24バイトに減少する。1W転送の次はブロック転送
なので、1ワード転送/ブロック転送判定回路25の出
力はブロック転送可能を示す“1”になる。
【0045】次のデータ転送がブロック転送の場合、ア
ンドゲートG4からローカルバスブロック信号が(f)
に示すように出力されるまで、つまりデータバッファコ
ントローラ29から空きバイス数が4W(16バイト)
となるまでデータ転送が待たされる。データバッアコン
トローラ29の出力が4Wとなったら、(f)に示すよ
うにローカルバスブロック線がアクチブになり、(g)
に示すようにローカルバス転送信号がアクチブになり、
(h)に示すように4Wのブロック転送が行われる。
【0046】4Wのブロック転送が終了することによ
り、バイト数バッファ24の内容は(c)に示すように
8バイトとなる。そして、残りの8バイト(2W)に対
して次に1ワード転送が行われる。アドレスバッファ2
3の内容は、これらデータ転送の間、(b)に示すよう
に60→64→80→84と増加する。一方、バイト数
バッファ24の内容は、(c)に示すように28→24
→8→4→0と減少していく。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
ればバーストリードアクセス時にもデータバッファの簡
素化を図りつつ待ち時間を短くすることができるバース
トリード処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明を含むバスインタフェースの一実施例を
示す構成ブロック図である。
【図3】転送判定回路の具体的構成例を示す図である。
【図4】本発明によるデータ転送シーケンスを示すタイ
ミングチャートである。
【図5】マルチプロセッサシステムの従来構成例を示す
ブロック図である。
【図6】IOCアクセスの動作説明図である。
【図7】先行技術の原理ブロック図である。
【図8】先行技術の動作説明図である。
【図9】先行技術におけるバスインタフェースの内部構
成例を示すブロック図である。
【図10】先行技術の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
25 バースト分解制御部 29 データバッファコントローラ 31 データバッファ 32 1ワード転送判定部 33 ブロック転送判定部 34 ゲート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 將夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岡田 勝行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小町谷 忠芳 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−188546(JP,A) 特開 昭63−157227(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/28 310 G06F 13/38 310 G06F 5/06 313 G06F 13/12 330 H04L 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IOCからのバーストリードコマンドを
    受信して、バースト転送を1個又は複数のブロック転送
    と1個又は複数の1ワード転送に分解するバースト分解
    制御部(25)と、 共通メモリからメモリコントローラを介して送られてく
    るリードデータを保持するデータバッファ(31)と、 該データバッファ(31)を制御するデータバッファコ
    ントローラ(29)と、 該データバッファコントローラ(29)からの空き情報
    を受けて1ワード転送が可能かどうかを判定する1ワー
    ド転送判定部(32)と、 前記データバッファコントローラ(29)からの空き情
    報を受けてブロック転送が可能かどうかを判定するブロ
    ック転送判定部(33)と、 これら1ワード転送判定部(32),ブロック転送判定
    部(33)及び前記バースト分解制御部(25)からの
    1ワード転送信号及びブロック転送信号を受けて、メモ
    リコントローラに転送許可信号を与えるゲート回路(3
    4)とにより構成されるバーストリード処理装置。
  2. 【請求項2】 前記1ワード転送判定部(32)又はブ
    ロック転送判定部(33)のいずれか一方が判定可能信
    号を出力したら、ゲート回路(34)はバースト分解制
    御部(25)の出力に応じてメモリコントローラに転送
    許可信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のバーストリード処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データバッファコントローラ(2
    9)は、バスのワードを単位として空き情報を出力し、
    1ワード転送判定部(32)はこの空き情報が1ワード
    以上の時に転送可能と判定し、ブロック転送判定部(3
    3)はこの空き情報が1ブロック単位以上の時に転送可
    能と判定するようにしたことを特徴とする請求項2記載
    のバーストリード処理装置。
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