JP3202382B2 - 多重入出力処理装置 - Google Patents
多重入出力処理装置Info
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Description
成形機における電気制御装置の多重入出力処理装置に関
するものである。
出力処理装置では、選択指令信号によって複数の選択ス
イッチの何れか1つを択一的に作動させる回路を構成し
ている。このような選択回路においては、同信号入力を
防止するために同時多重出力装置の指令信号が選択であ
るのか、或いは非選択であるのかの正確な検出が必須の
ものとなっている。従来の多重選択検出方法として、例
えば特開平2−180495号公報のものがある。この
例では選択信号が出力されていないにも拘わらず選択信
号が生成された場合や、選択信号が1つしか出力されて
いないのに多重の選択信号が生成された場合を対象とし
て故障を検出していた。
法では、正常に1つの選択指令信号の出力行為を実行し
たにも拘わらず、出力回路の異常により選択出力が実行
されなかった故障については検出できなかった。従って
このような場合でも多重選択出力回路系の異常を確実に
検出する必要があった。本発明では、入力信号を読み取
るために出力した入力選択出力信号が正しく1つの選択
出力信号が出力されている場合に限り「正常」の判定結
果を出力する監視回路(異常検出回路)を設け、信頼性
の高い多重入出力処理装置を提供することである。本発
明による多重入出力処理装置はもともと少ない入力回路
点数で出力回路点数が倍となる入力点数の機能拡大をも
たらし、安価な制御装置に使用することが可能となって
おり、異常検出回路が判定した結果の、即ち出力点数が
1点であるという1つの信号を見て入力信号を正確に処
理できると共に、異常時の処理への分岐も可能である。
の入力信号を複数のブロックにグループ化し、入力信号
点数を1/グループ数に縮小して信号を読み取る、所謂
マルチプレックス入力回路と、前記マルチプレックス入
力回路に対し多重出力選択信号を送出する多重出力選択
回路と、前記多重出力選択回路に対し、前記多重出力選
択信号のうち1点を動作させる演算器と、前記多重出力
選択信号の全てを集計し内部に保持した比較基準値とを
比較する比較演算器と、前記比較演算器の出力によっ
て、前記多重出力選択信号のうち何れか1つの出力選択
信号が前記マルチプレックス入力回路において実行され
ている時のみ正常と判断し、その判断結果を前記演算器
に送出する異常検出回路と、を設けてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
重出力選択信号のすべてを常時監視していて逐次その判
定結果を出力し、制御装置において入力信号グループの
うちの1つを読み取るために必ず多重出力のうちの1点
を指定し、出力行為を行なった後、入力信号が確定する
までの時間を待って入力信号を読み取る。この時同時に
故障検出回路が発生する故障情報も読み取り、「正常」
であれば読み取った入力信号は所要の目的に使用し、
「異常」であれば読み取った入力信号では制御を継続せ
ず「異常」時の処理を行なわせる。
と、図面は本発明の実施例を示し、図1は多重選択出力
回路で多重入力回路を構成した例を示す。図において制
御装置1の演算器2は予め設定されたプログラムの情報
をメモリ3より読み出し、所要の動作を実行する。今外
部信号を読み取るため、演算器2は出力インターフェイ
ス4に対し多重出力のうちの1点を動作させる。この信
号は多重入力回路5に伝達され、複数の入力信号をブロ
ック毎にグループ化し、このグループの中から1グルー
プを選択し、入力インターフェイス6に送出する。演算
器2は入力信号グループの情報が確定するまでの予め決
められた時間待機した後、入力インターフェイス6から
確定した入力信号を読み取り、メモリ3に一時記憶して
おくと共に所要の目的に使用する。図2は図1の多重入
力回路部の詳細図であり、多重出力選択回路にn点、多
重入力回路5にN点の回路を設けたもので、制御装置1
は入力信号点数をn×N個と拡張して使用することが出
来ることを示している。図3に、本発明の実施例に係る
多重入出力処理装置のブロック図を示す。図3の多重入
出力処理装置は、図1の制御装置1に故障検出回路(異
常検出回路)10を付加した構成となっている。故障検
出回路10は演算器2の出力指示に無関係に出力インタ
ーフェイス4が多重入力回路5に選択信号01,02・・
・0nを送出している情報M1,M2・・・Mnを読み取
り、判定し、その結果を入力インターフェイス6に対し
送出する。
みで実施した例である。多重出力選択のモニタ端子情報
M1,M2,M3・・・Mnは、制御装置1の出力インタ
ーフェイス4の出力側が「動作」の時信号電圧がOVと
なり、EN1i(i=1〜n)の電圧がOV側となり、次
段の比較演算器11への加算信号にならない。同様にE
N2i(i=1〜n)の電圧もOV側となり、次段の比較
演算器12への加算信号にならない。比較演算器11
は、M1からMnで示す入力信号ブロック選択信号が動
作している個数が2つ以上であるか、1つ以下(2つ未
満)であるかを判断する。比較演算器12は、M1から
Mnで示す入力信号ブロック選択信号が同時に動作して
いる個数がないかを判断する。ここで、iは変数であ
る。そして、EN1i(i=1〜n)におけるi=1〜n
は、M1,M2,M3 ・・・ Mnの比較演算器11への入
力信号に対応している。同じく、EN2i(i=1〜n)
におけるi=1〜nは、M1,M2,M3 ・・・ Mnの比
較演算器12への入力信号に対応している。比較演算器
11に対しては比較基準値設定器21が設けられてい
る。比較基準値設定器21は、前記M1からMnの信号
の重み2個より小さく1個より大きい重み(設定例では
1.5個分の重みとする)に設定する。これが比較演算
器11の比較基準値RN1となる。この比較基準値RN
1の値は次の(1)式で求められる。
であり、ここではα≒0.5としている。また比較演算
器12に対しては比較基準値設定器22が設けられてい
る。比較基準値設定器22は、前記M1からMnの信号
の重み1個より小さい重みに設定する。これが比較演算
器12の比較基準値RN2となる。この比較基準値RN
2の値は次の(2)式で求められる。
であり、ここではα≒0.5としている。(1)式、
(2)式においてαを用いているのは、動作信号点数が
整数であるため、比較基準値RN1,比較基準値RN2
にマージンをとるためである。また、図4中のRG1,
RG2は、それぞれゲイン(増幅)抵抗を示している。
RG1は、入力信号の和の値を比較演算器11の出力側
の信号器AN1が動作可能な信号レベルに増幅する機能
を担い、同様にRG2は、入力信号の和の値を比較演算
器12の出力側の信号器AN2が動作可能な信号レベル
に増幅する機能を担う。この結果、多重選択出力の故障
検出回路10への動作信号点数と故障検出回路の判定結
果は表1の通りである。
出回路をハードとソフトの組合せで実施した例である。
演算器30は予めプログラムとして設定されたメモリ3
1の手順に従い、入力インターフェイス32からM1,M
2,M3 …Mnの多重出力選択の端子情報を読み取り、動
作(ON)している点数を集計する。動作点数が1以外
であれば異常と判断して出力インターフェイス33に非
動作(OFF)を出力し、動作点数が1であれば出力イ
ンターフェイス33に動作(ON)を出力する。このよ
うに故障検出回路10がハードのみから構成された場合
でも、マイコン等のプログラムにより構成された場合で
も、図3に示すように演算器2は入力インターフェイス
6を介し、故障検出回路10の出力AN の情報を容易に
読み取り、正常動作又は異常動作処理を行なうことがで
きる。
と、図3、図4で示すように簡単な故障検出回路を付加
するのみで動作してはならない信号を読み取って誤動作
させたり、動作させる必要があるのに信号を読み取れず
に作動しないといった状況をなくすことができる。しか
もマルチプレクサの機能を損ねることなく、出力ポート
の機能が正常か異常であるかを、1つの入力信号をチェ
ックするのみで入力情報の正確な把握ができ、直ちに必
要な対応をとれるなど安価で確実に多重選択出力回路系
の異常を検出できる。
した例を示すブロック図である。
ブロック図である。
構成例を示す回路図である。
ソフトの組合せの構成例を示すブロック図である。
ソフトの組合せの構成例を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 多くの入力信号を複数のブロックにグル
ープ化し、入力信号点数を1/グループ数に縮小して信
号を読み取る、所謂マルチプレックス入力回路と、 前記マルチプレックス入力回路に対し多重出力選択信号
を送出する多重出力選択回路と、 前記多重出力選択回路に対し、前記多重出力選択信号の
うち1点を動作させる演算器と、 前記多重出力選択信号の全てを集計し内部に保持した比
較基準値とを比較する比較演算器と、 前記比較演算器の出力によって、前記多重出力選択信号
のうち何れか1つの出力選択信号が前記マルチプレック
ス入力回路において実行されている時のみ正常と判断
し、その判断結果を前記演算器に送出する異常検出回路
と、 を備えたことを特徴とする多重入出力処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01710593A JP3202382B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 多重入出力処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01710593A JP3202382B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 多重入出力処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202889A JPH06202889A (ja) | 1994-07-22 |
JP3202382B2 true JP3202382B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=11934752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01710593A Expired - Fee Related JP3202382B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 多重入出力処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202382B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6776100B2 (en) | 2001-12-21 | 2004-08-17 | Thomas V. Cutcher | Method and apparatus for transferring an image to a substrate |
US7903539B2 (en) | 2006-02-28 | 2011-03-08 | Fujitsu Ten Limited | Electronic control unit |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP01710593A patent/JP3202382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6776100B2 (en) | 2001-12-21 | 2004-08-17 | Thomas V. Cutcher | Method and apparatus for transferring an image to a substrate |
US7903539B2 (en) | 2006-02-28 | 2011-03-08 | Fujitsu Ten Limited | Electronic control unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06202889A (ja) | 1994-07-22 |
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