JP3202367U - 投げ釣りの仕掛け - Google Patents

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【課題】セットすることが簡単で、自分自身や海藻に絡むことがなく、狙った場所へ的確に投入することができる投げ釣りの仕掛けを提供する。【解決手段】着水した時に大きな抵抗となる袴9が取り付けられているコマセ籠8を貫通し、浮子1に設けられている仮止めとなるリング4に挿入することにより空中を飛んでいるときには浮子1とコマセ籠8とを一体化し、着水時にコマセ籠8に取り付けられた袴9が受ける抵抗により仮止めとなるリング4から外れる中通し6が設けられている。中通し6の先端部にノーズコーンを取り付けることもできる。【選択図】図1

Description

本考案は投げ釣りの時に使用する仕掛けに関する。
投げ釣りの主な仕掛けは、魚が釣れた時に水面で上下や左右に動いて人に知らせる浮子、この浮子と相当間隔を開けて魚を集める餌が入っているコマセ籠、仕掛けを遠くへ飛ばしコマセ籠等を早く沈めるための錘、針素が絡まないようにする天秤が道糸につながれ、天秤に針素を介して釣針が接続されている。
投げ釣りの仕掛けで重要なことは、これらの仕掛けを遠くでも近くでも狙った場所に投入できることである。また、これらの仕掛けが釣りの動作をしている間に自分自身や海藻に絡まないことも大切である。更に、これらの仕掛けを巻き上げてから再び投げる時までの動作が容易に行えることも重要である。
実際に釣をしている時の仕掛けの状態は、浮子は水面にあり、コマセ籠や錘等は魚が棲息している深さまで沈ませなければならないから、双方の位置は相当離れている。浮子とコマセ籠等とが離れた状態で仕掛けを投げると、浮子の空気抵抗とコマセ籠等の空気抵抗の和となるから仕掛けを遠くに飛ばすことができない。また、浮子とコマセ籠等とが離れていると、コマセ籠等よりはるかに軽い浮子は引きずられ、螺旋等の複雑な動きとなって、狙った場所に仕掛けを投入することができない。
投げ釣りの仕掛けに関する特許文献としては、以下に記載するものがある。すなわち、特許文献1には、浮子に錘の一部が挿入することができる空間を設け、浮子と錘とが一体となって空中を飛び、空気抵抗を少なくして遠くへ飛ばすことのできる仕掛けが開示されている。特許文献2には、風船を取り付け、風により遠くに飛ばす仕掛けが開示されている。
特開2003−204743号公報 特開2006−006308号公報
特許文献1に示されている仕掛けは、浮子に設けられている空間に錘が挿入されただけで止めるものが無く、飛んでいる時に浮子と錘は分離され、浮子が錘に引きずられ複雑な動きとなって、狙った場所に仕掛けを投入することはできない。特許文献2に記載された仕掛けは、風向きに左右され、全く遠くに飛ばせない場合も生じ、実用的ではない。
そこで、本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、セットすることが簡単で、自分自身や海藻に絡むことがなく、遠くでも近くでも的確に狙った場所に投入することができる投げ釣りの仕掛けを提供することを目的としている。
前記課題を解決するために本考案の投げ釣りの仕掛けでは、その1として、着水した時に大きな抵抗となる袴が取り付けられているコマセ籠を貫通し、浮子に設けられている仮止めとなるリングに挿入することにより空中を飛んでいるときに浮子とコマセ籠等とを一体化し、着水時にコマセ籠に取り付けられた袴が受ける抵抗により仮止めとなるリングから外れる中通しが設けられている。
その2として、夜釣りをする時の発光体が、浮子と直線上に設けられている。
その3として、前記中通しの先端部に、錘と当該錘を覆うノーズコーンとが一体化して取り付けられ、当該ノーズコーンの裾部は前記袴の開口部内に収まるとともに、裾部外周面と袴内周面との間に隙間が設けられている。
本考案による投げ釣りの仕掛けによれば、操作が簡単で、自分自身絡むことがなく、遠くの場所でも近くの場所でも的確に狙った場所に投入することができ、仕掛けを巻き上げるときに、海藻が絡むことがない。
投げる前の投げ釣りの仕掛けを示した図である。 空中を飛んでいるときの投げ釣りの仕掛けを示した図である。 着水して中通しが浮子に設けたゴムリングから外れた時を示した図である。 浮子が水面に浮き、コマセ籠等が水中に沈んでいる時を示した図である。 先端部にノーズコーンが取り付けられている投げ釣りの仕掛けを示した図である。
本考案を実施するための最良の形態を、図面を使用し詳細に説明する。図1には本考案の一実施例である投げ釣りの仕掛けの断面が示されている。浮子1は発泡ウレタン等の浮力のある材料で構成されている。浮子1の図面上下方向には浮子止め2が取り付けられた道糸3及び中通し6を通すための孔17が設けられている。孔17の上部にはパイプ18を固定するゴムリング15、16が取り付けられている。パイプ18は夜釣りをする時に光る発光体19を取り付けるために設けられている。発光体19は断面が略「C」の字状になっており、空いている部分をパイプ18に当てて押し込むことによりはめ込まれる。
浮子1の中部下には中通し6を仮止めするゴムリング4が取り付けられている。浮子1の下部には、水面に浮かんだ時に立つように錘7が内部に設けられている。
この浮子1の下には魚を集めるための餌が入るコマセ籠8が取り付けられている。コマセ籠8の下部には、この仕掛けが投げられたときに大きな抵抗をなる袴9が設けられている。
中通し6の最上部には道糸3を結ぶための穴5が設けられ、中通し6を構成する金属棒14の4分の3位は樹脂により被覆されている。樹脂被覆されている部分の外径は、浮子1に設けられているゴムリング4の内径より少し太くなっている。中通し6の樹脂被覆されていない金属棒14の部分はコマセ籠8の底及び錘10を貫通し、天秤11の一端と接続されている。中通し6の上部はゴムリング4の内側に当接しながら挿入されている。中通し6の長さは、ゴムリングに挿入した時に、天秤11が中通し6とほぼ90度となるように調整されている。
錘10の下部には、針素12や釣針13を仕掛けから離して絡まないようにするための天秤11が取り付けられている。中通し6と天秤11とは鎖状に接続されており、固定されているものではない。
以上説明をした投げ釣りの仕掛けで注目すべきところは、中通し6が浮子1の孔17に設けられた仮止めをするゴムリング4に挿入されて、浮子1とコマセ籠8等の他の仕掛けを一体化しており、コマセ籠8の下部に、着水したときに水による大きな抵抗となる袴9が設けられていることである。
以下、この動作について説明をする。投げ釣りの仕掛けを投げたときに、これらの仕掛けが離れていると、空気抵抗が大きくなり、浮子1が複雑な動きをして、仕掛けを遠くに飛ばすことができず、狙った場所に投入することができないのは前記したとおりである。図1に示される仕掛けで、浮子1とコマセ籠8等の他の仕掛けは、浮子1に設けられているゴムリング4の内径よりも外径が少し太い樹脂により被覆された中通し6が挿入されることにより接続され、一体化されている。ゴムリング4は柔軟性があり、ここに少し太い中通し6が挿入されるとゴムリング4は少し伸び、中通し6を軽く固定する。従って浮子1と他の仕掛けは、ゴムリング4の収縮力により一体化されていることとなる。図2には、この投げ釣りの仕掛けが投げられ、空中を飛んでいる時の様子が示されている。図2でも明らかなように、浮子1やコマセ籠8等を分ける力とはならず、空中では両者は分離されることはない。錘10がコマセ籠8の下にあることから、コマセ籠8が先端となって飛ぶ。
投げられた仕掛けは、水面に着水する。この時、錘10が下にあるコマセ籠8が最初に水面に着水する。コマセ籠8には袴9が設けられており、水による大きな抵抗を受ける。この力は浮子1に伝わり、コマセ籠8と浮子1とを停止させようとする力となる。しかし錘10は、抵抗は受けるが、水と接触する面積が小さいことから、コマセ籠8が受ける抵抗と比較し少ない。従って錘10及びこれに接続されている中通し6はそのまま進行しようとし、コマセ籠8及び浮子1は停止しようとする。浮子1に設けられているゴムリング4は当然中止しようとするが、ゴムリング4に挿入されている中通し6は進行しようとする。中通し6はゴムリング4の収縮する力で、中通し6を軽く固定しているだけであるから、進行する力を抑えきれず、ゴムリング4に挿入されていた中通し6は外れる。この時の状態が図3に示されている。中通し6がゴムリング4から外れると、浮子1とコマセ籠8等の仕掛けとを一体化するものではなく、浮子1はそれ自身の浮力により水面に浮き、コマセ籠8等の仕掛けは水中に沈んでいくことになる。
もう一つ注目すべき特徴は、発光体19と浮子1とが一直線上に取り付けられていることである。従来の発光体20は図1の破線に示すように、浮子1に斜めに差し込むように取り付けられていた。このように、浮子1の上部に道糸3と発光体20とが「Y」の字状になっていると、この間に海藻等が絡みやすくなり、巻き上げるときに非常に重くなって時間がかかるのである。そこで浮子1と発光体19とを直線状に位置するように設け、海藻等を絡み難くしたのである。なお、発光体19が取り付けられるパイプ18は、完全に浮子1に固定されているものではなく、ゴムリング15、16に差し込まれているだけであるから、夜釣りをしないときには、浮子1から抜いておくこともできる。
コマセ籠8等が沈む深さは、浮子止め2が浮子1に設けられているパイプ18の上端で停止される位置により定まる。予め魚が棲息している深さにコマセ籠8等が沈むように浮子止め2の位置を定めておけば、何回投げてもコマセ籠8等は常に魚が棲息する深さの位置に沈むこととなる。なお、天秤11は浮子止め2により定まる位置まで沈むまでは、錘10の方が天秤11より重く早く沈もうとするため、中通し6とほぼ直角に保たれている。この為に他の仕掛けに絡みやすい釣針13と針素12とが、これらの仕掛けが投げられる初期の状態から、錘10が定められた位置まで沈むまでの間、天秤11の長さで決まる一番遠くの位置に保たれ、他の仕掛けに絡むことが非常に少なくなっている。図4に示されているように、錘10が浮子止め2で定まる位置に沈んだ後に、中通し6と直線になる。
この仕掛けを巻き上げ、再び投げるには、コマセ籠8を地面に置き、中通し6を浮子1の孔17の下側から入れ、浮子1を下げていけば、中通し6がゴムリング4に挿入されセットされる。この操作は簡単であり、夜釣りをする場合でも容易に行うことができる。また、このようにセットすることで再び投げた時に天秤11は中通し6とほぼ直角になるから、釣針13及び針素12は、コマセ籠8等の仕掛けとは離れ、これらが絡むことはない。
本考案を実施するための別の最良の形態を図5に示す断面図を使用して説明する。この形態においては、中通しの金属棒14の先端部に、錘10と当該錘10を覆うノーズコーン21とが一体化して取り付けられている。ここでノーズコーンとは、例えば、飛行機やロケット、レーシングカーなど高速で飛行または走行する物体に見られるような先端が円錐状に尖った部分のことである。このように円錐状に尖った形状を有するノーズコーン21を取り付けることにより、投げ釣り仕掛けが飛行する際の空気抵抗を減らすことができる。
ノーズコーン21の裾部は、コマセ籠8の下部に設けられた袴9の開口部内に収まるとともに、裾部の外周面と袴9の内周面との間に隙間24が設けられている。このように隙間24を設けることにより、投げ釣り仕掛けが着水したときに、隙間24に水が進入して袴9が大きな抵抗を受けることになる。しかし、錘10と当該錘10を覆うノーズコーン21とが一体化して取り付けられた部分は、円錐状に尖った構造であるため、着水時の水による抵抗は比較的小さく、水中をそのまま進むことになる。
図5に示す形態においては、浮子1とコマセ籠8とは、ロータリーアームクリップ23を介して連結されている、ロータリーアームクリップ23は中通しの金属棒14の一部を構成するとともに、回転自由な構造となっていて、天秤11が中通しの金属棒14とほぼ90度となるように連結されている。
図5に示す形態においては、浮子1の長手方向中央部を貫通する孔17の内部で道糸2と中通しの金属棒14とが、よりもどし22を介して接続されている。そして、よりもどし22はゴムリング4により軽く固定されて、仮止めされた状態となっている。投げ釣り仕掛けが空中を飛行するときは、仮止めは保持されたままであり、着水時に仮止めが外れて、浮子1とコマセ籠8とは分離される。
本考案の投げ釣りの仕掛けは、アジ、イサキ、メジナ等の海釣りだけでなく、コイ等の川釣りにも利用することができる。
1 浮子
2 浮子止め
3 道糸
4 ゴムリング
5 穴
6 中通し
7 浮子内部の錘
8 コマセ籠
9 袴
10 錘
11 天秤
12 針素
13 釣針
14 中通しの金属棒
15 ゴムリング
16 ゴムリング
17 孔
18 パイプ
19 発光体
20 従来の発光体
21 ノーズコーン
22 よりもどし
23 ロータリーアームクリップ
24 隙間

Claims (3)

  1. 着水した時に大きな抵抗となる袴が取り付けられているコマセ籠を貫通し、浮子に設けられている仮止めとなるリングに挿入することにより空中を飛んでいるときには前記浮子と前記コマセ籠とを一体化し、着水時に前記コマセ籠に取り付けられた前記袴が受ける抵抗により仮止めとなるリングから外れる中通しが設けられていることを特徴とする投げ釣りの仕掛け。
  2. 夜釣りに使用する発光体が前記浮子と直線上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の投げ釣りの仕掛け。
  3. 前記中通しの先端部に、錘と当該錘を覆うノーズコーンとが一体化して取り付けられ、当該ノーズコーンの裾部は前記袴の開口部内に収まるとともに、前記裾部の外周面と前記袴の内周面との間に隙間が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投げ釣りの仕掛け。
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