JP3202301U - 車両用空気清浄器 - Google Patents

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真也 栗本
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Abstract

【課題】設置場所の自由度が高く、製造工程や部品点数を削減可能な車両用空気清浄器を提供する。【解決手段】第1内側ケーシング12は紐取付部120を有する。紐取付部120は、引掛片部121と、貫通穴部122と、間隙部123と、を備える。貫通穴部122は、紐8を紐取付部120に取り付けたときに紐が挿通された状態となる貫通穴である。引掛片部121は、貫通穴部122に紐が挿通されたとき、紐の環状部が引っ掛けられる一対の引っ掛け片である。紐を車室内の任意の位置に吊り下げたとき、引掛片部121に紐が引っ掛かることでケーシングが紐から吊り下げられる。間隙部123は、一対の引掛片部121の先端と先端との間に設けられる、紐の厚み寸法に対して同等以上の寸法となっている間隙である。紐はこの間隙部123に通して貫通穴部122へ挿通することができる。【選択図】図21

Description

この明細書における開示は、車両用空気清浄器に関する。
車両に搭載される空気清浄器の従来技術として、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1の車載用空気清浄器は、吸気口および排気口を形成した本体内にフィルタ、モータに固定されたファンを収設するうず室等を順次内設する。さらに、この本体の底面に、くびれ部を形成した係合片を有する本体側金具を固定し、車体に固定した車体側金具の係合穴に係合片のくびれ部を係合させ、本体外に臨ませた一端を螺着して本体を取り付けて構成される。
実開平5―32041号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、車両用空気清浄器を車体に固定するためにその設置場所が限られる。したがって、使用者が設置場所を自由に選択することができない。また、車両用空気清浄器を車体に固定する場合、固定するための金具等の取付部材や、固定する工程が必要になるため、製造の際に部品点数や工程が増加してしまう。
本開示は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、設置場所の自由度が高く、製造工程や部品点数を削減可能な車両用空気清浄器を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、実用新案登録請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された車両用空気清浄器は、空気を駆動する送風装置(2)と、
イオンを空気中に発生するイオン発生装置(3)と、
環状部を形成する紐(8)と、
紐が取り付けられる紐取付部(120)を有し、送風装置とイオン発生装置とを収容するケーシング(10)と、を備え、
紐取付部は、紐が挿通される貫通穴部(122)と、貫通穴部に挿通された紐の環状部が引っ掛けられる引掛片部(121)と、紐の厚さ寸法に対して同等以上の寸法で形成された、貫通穴部と繋がる間隙部(123)と、を有する。
これによれば、紐によって車室内の任意の位置に吊り下げ可能な車両用空気清浄器を提供することができる。したがって、使用者がその吊り下げ場所を任意に決定できるために、所定の位置に固定部材で固定する場合と比較して設置場所の自由度を高くすることができる。また、金具等の取付部材が不要になるため、部品点数や製造工数をおよび設置工数を削減することができる。
第1実施形態に係る車両用空気清浄器の外観斜視図である。 第1実施形態に係る車両用空気清浄器の正面視における一部内部構造を示した平面図である。 第1実施形態に係る車両用空気清浄器の側面図である。 第1実施形態に係る車両用空気清浄器の背面図である。 第1実施形態の第1内側ケーシングを正面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の第1内側ケーシングを背面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の第2内側ケーシングを正面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の第2内側ケーシングを背面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の外側ケーシングを正面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の外側ケーシングを背面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の化粧板を正面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の化粧板を背面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器を示す分解斜視図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器の内部構造を示す平面図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器の内部構造を示す断面図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器の基板付近の内部構造を示す断面図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器においてUSBケーブルを接続する前の状態を示す背面部側から見た斜視図である。 図15における車両用空気清浄器にUSBケーブルを接続した状態を示す背面部側から見た斜視図である。 第1実施形態の紐取付部を示す背面部側から見た部分斜視図である。 第1実施形態の紐取付部を示す正面部側から見た部分斜視図である。 図17における紐取付部に紐を取り付けた状態を示す部分斜視図である。 第1実施形態の外側ケーシングの挿通孔に紐を挿通した状態を示す部分斜視図である。 第1実施形態における第1内側ケーシングの係止部付近を示す部分断面図である。 第1実施形態における外側ケーシングが第1内側ケーシングに固定された状態を示す断面斜視図である。 第1実施形態における外側ケーシングが第1内側ケーシングに固定され、かつ紐が挿通孔部に挿通され紐取付部に取り付けられた状態を示す断面斜視図である。 第1実施形態の車両用空気清浄器を車室内に設置した状態を示す図である。
(第1実施形態)
第1実施形態の車両用空気清浄器1について、図1から図26を参照しながら説明する。図1から図4は、車室内に搭載され、放電によって発生したイオンを送風し車室内に放出する車両用空気清浄器の概要構成を示す。図13は、車両用空気清浄器1を各部品に分解した状態を示している。車両用空気清浄器1は、空気を駆動する送風装置2と、空気中にイオンを発生するイオン発生装置3と、送風装置2およびイオン発生装置3を収容するケーシング10と、を少なくとも備えて構成される。
送風装置2は、回転することで空気を駆動するファンと、ファンを回転させるためのモータと、を備える。送風装置2は、ファンを回転させ空気を駆動し、ケーシング10の吸込み口131から空気をケーシング10内に吸い込み、ケーシング10の吹出し口132に対して空気を送り出し、吹出し口132からケーシング10の外部へ空気を吹き出させる。
イオン発生装置3は、プラズマ放電によってイオンを発生させる装置である。イオン発生装置3は、送風装置2が駆動する空気の流れ方向において下流側に配置される。したがって、イオン発生装置3の放電針部31から発生したイオンは、送風装置2が駆動する空気の流れに沿って吹出し口132からケーシング10の外部へ吹き出されることで、車室内に放出される。
ケーシング10は、樹脂または金属によって扁平な直方体状に形成され、図14に示すように送風装置2とイオン発生装置3を収容する。ケーシング10は、対向する一組の側面部である上側面部111および下側面部112と、上側面部111および下側面部112と交差する正面部114と、を有する。正面部114は、ケーシング10の正面視において、上側面部111および下側面部112より前に位置する。正面部114の表面積は、上側面部111および下側面部112の表面積よりも大きく形成されている。ケーシング10は、さらに、正面部114に対向する背面部113と、正面部114および背面部113と交差する右側面部115と、右側面部115に対向する左側面部116と、を有する。
正面部114には、送風装置2によって駆動された車室内の空気をケーシング10内に吸い込むための吸込み口131およびケーシング10から車室内へと吹き出すための吹出し口132が形成されている。吸込み口131は、内側ケーシング11の長手方向における下側面部112側の端部に形成される。吹出し口132は、内側ケーシング11の長手方向における上側面部111側の端部に形成される。
ケーシング10は、内側ケーシング11と、内側ケーシング11に取り付けられる図9および図10に示す外側ケーシング14と、図11および図12に示す化粧板15と、を有して構成されている。内側ケーシング11は、図5および図6に示す、正面視方向に二分した際の、背面部113を有する側である第1内側ケーシング12と、図7および図8に示す、正面部114を有する側である第2内側ケーシング13と、を含んで構成される。第1内側ケーシング12と第2内側ケーシング13とは別部品であり、例えば螺子によって固定されている。第2内側ケーシング13には、吸込み口131と吹出し口132とが形成されている。
第1内側ケーシング12には、図17に示すようにコネクタ部52の先端が挿通される挿通孔部126が形成されている。したがって、図18に示すように、USBケーブル5を車両用空気清浄器1に接続した状態において、コネクタ部52の先端以外の部分は第1内側ケーシング12の外部に露出した状態となる。第1内側ケーシング12は、外側ケーシング14と係合することで一体になる。
第1内側ケーシング12は、ケーシング10の長手方向の上側面部111側の端部に、紐8を取り付けるための紐取付部120を有する。すなわち、紐取付部120はケーシング10の長手方向における吹出し口132が形成される側の端部に形成される。
紐取付部120は、図19および図20に示すように一対の引掛片部121と、貫通穴部122と、間隙部123と、を備えて構成される。貫通穴部122は、図21に示すように、紐8を紐取付部120に取り付けたときに、その内部に紐8が挿通された状態となる貫通穴である。引掛片部121は、貫通穴部122に紐8が挿通された状態になったとき、紐8の環状部が引っ掛けられる一対の引っ掛け片である。紐8を車室内の任意の紐吊り下げ位置に吊り下げたとき、引掛片部121に紐8の環状部が引っ掛かることにより、ケーシング10が紐8から落下することなく吊り下げられる。間隙部123は、一対の引掛片部121の先端と先端との間に設けられる間隙である。間隙部123は、貫通穴部122と繋がっているため、紐8はこの間隙部123に通してから貫通穴部122へ挿通することができる。間隙部123は、紐8の厚み寸法に対して同等以上の寸法となっており、かつ紐8の幅寸法よりも小さい寸法となっている。したがって、車両用空気清浄器1が車室内の任意の紐吊り下げ位置に吊り下げられた状態、すなわち紐8が貫通穴部122に挿通され、その環状部が引掛片部121に引っ掛かることでケーシング10を吊り下げる状態において、紐8は間隙部123を通過していない。
第1内側ケーシング12は、図23から図25に示すように、外側ケーシング14に設けられた係孔部142と係合する係止部124を有する。係止部124は、紐取付部120に対してケーシング10の長手方向に隣接して形成される。係止部124は、例えば係孔部142に係合する突出片である。
外側ケーシング14は、第1内側ケーシング12に着脱可能に固定される。外側ケーシング14は、USBケーブル5のコード部51が挿通する切欠き部144が形成されている。したがって、外側ケーシング14と第1内側ケーシング12とが係合すると、コネクタ部52の第1内側ケーシング12から露出した部分は、外側ケーシング14によって覆われる。そして、切欠き部144からコード部51がケーシング10の外部に引き出されている状態となる。
外側ケーシング14は、第1内側ケーシング12に固定された状態において第1内側ケーシング12の紐取付部120を覆う。外側ケーシング14は、図22に示すように、ケーシング10の長手方向の上側面部111側の端部に、紐8が挿通される紐挿通孔部141を有する。これにより、外側ケーシング14が第1内側ケーシング12に固定された状態において、紐取付部120はケーシング10の外部に露出せず、紐8のみが紐挿通孔部141から引き出された状態となる。
外側ケーシング14は、第1内側ケーシング12の嵌合穴部125に嵌合する嵌合突部143を備える。嵌合突部143は、例えば樹脂の弾性変形を利用したスナップフィット機構として形成される。嵌合突部143と嵌合穴部125とが嵌合したり、嵌合状態が解除されたりすることで、外側ケーシング14は、第1内側ケーシング12に着脱可能に固定される。
外側ケーシング14は、係孔部142を有する。係孔部142と係止部124が係合することで、嵌合突部143を嵌合穴部125に嵌合する際に、外側ケーシング14を第1内側ケーシング12に対して長手方向に固定することができる。
化粧板15は、正面視において吸込み口131および吹出し口132の前に位置する。化粧板15は、車両用空気清浄器1の意匠性を向上する。具体的には、化粧板15は、車両用空気清浄器1を正面視した場合に、吸込み口131および吹出し口132からケーシング10の内部が見えないように吸込み口131および吹出し口132の前に設置される。
基板4は、USBケーブル5を接続するUSBポート部41と、送風装置2およびイオン発生装置3の作動を制御するためのスイッチ部42と、を備える。基板4は、内側ケーシング11内において、送風装置2とイオン発生装置3が配置された空間と、右側面部115との間に配置される。このとき基板4は、図14および図16に示すようにその表面が内側ケーシング11の長手方向に平行かつ正面部114に垂直となるように配置される。
USBケーブル5は、例えば車両のシガーソケットに接続されて、車両用空気清浄器1を作動するために必要な電力を供給する電源ケーブルである。USBケーブル5は、コード部51とコネクタ部52と、を備える。コネクタ部52は、その一部が第1内側ケーシング12に形成された挿通孔部126を挿通し、USBポート部41に接続される。
紐8は、車両用空気清浄器1を吊り下げ可能にするための吊り下げ部材である。紐8は、例えば第1内側ケーシング12の紐取付部120に取り付けられ、車両用空気清浄器1を、車室内の所定の車両部材に吊り下げ可能にする。紐8は、幅方向長さと厚み方向長さを有する扁平な形状を成す。紐8は、その一方の端部と他方の端部とが縫い合わせられることで環状部を形成する。この環状部に所定の車両部材が挿通することで、紐8は所定の車両部材から吊り下げられる。紐8は、紐調節部81を有する。紐調節部81は、車室内の所定の車両部材に車両用空気清浄器1を吊り下げた時に、車両部材と紐8が接触する位置からケーシング10までの長さを調節可能にする。紐調節部81は、スライドし紐8の環状部の大きさを変えることで、環状部に挿通する車両部材と紐8が接触する位置からケーシング10までの長さを調節する。
車両用空気清浄器1を作動させた時の空気の流れについて、図15を用いて説明する。送風装置2によって吸込み口131からケーシング10内に吸い込まれた空気は、吸込み口131の下流側の、送風装置2が設けられる第1通路101を通過する。その後、空気は背面部113とイオン発生装置3との間に設けられた第2通路102を通過し、第2通路102と吹出し口132とを連絡する第3通路103を通過する。第3通路103は、イオン発生装置3と上側面部111との間に形成される。第3通路103には放電針部31が設置されているため、第3通路103を通過する空気は放電針部31で発生したイオンとともに吹出し口132から車室内空間へと吹き出される。
次に、車室内空間における車両用空気清浄器1の設置位置について図26を用いて説明する。車両用空気清浄器1は、車室内の任意の車両部材、例えばヘッドレスト90のステー91を紐8の環状部に挿通し紐8を吊り下げることによって設置することができる。車両用空気清浄器1は、車室内空間における、紐8によって吊り下げ可能な位置ならば、あらゆる場所に設置することができる。
次に第1実施形態の車両用空気清浄器1がもたらす作用効果について説明する。車両用空気清浄器1は、空気を駆動する送風装置2と、イオンを空気中に発生するイオン発生装置3と、環状部を形成する紐8と、紐8を係止する紐取付部120を有し、送風装置2とイオン発生装置3とを収容するケーシング10と、を備える。紐取付部120は、紐8が挿通される貫通穴部122と、貫通穴部122に挿通された紐8の環状部が引っ掛けられる引掛片部121と、紐8の厚さ寸法よりも大きい寸法で形成された、貫通穴部122と繋がる間隙部123と、を有する。
これにより、紐8によって車室内の任意の位置に吊り下げ可能な車両用空気清浄器1を提供することができる。したがって、使用者がその吊り下げ位置を任意に決定できるために、所定の位置に固定部材で固定する場合と比較して設置場所の自由度を高くすることができる。また、金具等の取付部材が不要になるため、部品点数や製造工数および設置工数を削減することができる。また、紐8を間隙部123を介して貫通穴部122へ通過させることができるので、紐8を紐取付部120に取り付ける前に紐8を環状に形成することが可能となる。したがって、紐8を紐取付部120に取り付ける際、紐8を貫通穴部122へ挿通した後に紐8を環状に縫い合わせるためにケーシングを固定する必要がなくなるので、組立工数を削減することができる。
ケーシング10は内側ケーシング11および外側ケーシング14を含んで構成され、外側ケーシング14は、内側ケーシング11に着脱可能に固定され、内側ケーシング11に固定された状態において内側ケーシング11の少なくとも紐取付部120を覆う。これにより、外側ケーシング14で紐取付部120を覆うことができる。したがって、紐取付部120への外部からの衝撃を抑制することができる。また、紐取付部120を外部から見えない状態にすることで、意匠性を向上することも可能となる。
外側ケーシング14は、紐8が挿通される紐挿通孔部141を有する。これによれば、外側ケーシング14を内側ケーシング11に固定した際に、紐8が紐挿通孔部141から引き出された状態とすることができる。したがって、紐8によって車室内の任意の位置に吊り下げられた車両用空気清浄器1が振動した際に、その振動に伴う紐8の移動が紐挿通孔部141により規制されるため、振動による負荷を抑えることが可能となる。
ケーシング10は、さらに、送風装置2によって送風された空気を吹き出す吹出し口132を備え、紐取付部120と吹出し口132は、ケーシング10において長手方向の一方の端部側に設けられる。これによれば、紐取付部120と吹出し口132を長手方向の同じ端部側に形成することができる。これによれば、車両用空気清浄器1を紐8により吊り下げた際に、車室内の上方に向けて空気を吹き出すことができる。したがって、発生したイオンをより広い空間に放出することができる。
内側ケーシング11と外側ケーシング14は、互いに係合する係合部である係止部124と係孔部142を有し、係合部は、紐取付部120に対して長手方向に隣接する。これによれば、係合部と紐取付部120を隣接した位置に形成できる。したがって、係止部124に紐取付部120を補強するリブとしての機能も持たせることができるため、紐取付部120の耐久性を向上することができる。
紐8は、車室内の任意の車両部材に吊り下げた際に、車両部材と紐8が接触する位置からケーシング10までの長さを調節可能な紐調節部81を備える。これによれば、吊り下げた際の高さを調節できるため、設置位置の自由度をより高めることができる。
間隙部123は、一対の引掛片部121の先端と先端の間に形成される。これによれば、車両用空気清浄器1を任意の位置に吊り下げた際に、紐8を一対の引掛片部121に引っ掛けることができる。したがって、一続きの引掛片部に引っ掛ける場合に比べ、紐8が引っ掛けられる部分を大きくとることができる。また、一続きの引掛片に引っ掛ける場合に比べ、紐8にかかる荷重のバランスをとることもできる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、実用新案登録請求の範囲の記載によって示され、さらに実用新案登録請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
第1実施形態において、一対の引掛片部121の先端と先端との間に間隙部123が設けられているとしたが、このような形態に限定しない。間隙部123は、一続きの引掛片部において、貫通穴部122へと繋がる任意の位置に形成されていてもよい。
第1実施形態において、外側ケーシング14には紐挿通孔部141が形成され、紐挿通孔部141から紐8が引き出されるとしたが、このような形態に限定しない。例えば、外側ケーシング14に切欠き部が形成され、その切欠き部から紐8が引き出される構成としてもよい。
2…送風装置
3…イオン発生装置
8…紐
10…ケーシング
120…紐取付部
121…引掛片部
122…貫通穴部
123…間隙部

Claims (7)

  1. 空気を駆動する送風装置(2)と、
    イオンを空気中に発生するイオン発生装置(3)と、
    環状部を形成する紐(8)と、
    前記紐が取り付けられる紐取付部(120)を有し、前記送風装置と前記イオン発生装置とを収容するケーシング(10)と、を備え、
    前記紐取付部は、前記紐が挿通される貫通穴部(122)と、前記貫通穴部に挿通された前記紐の環状部が引っ掛けられる引掛片部(121)と、前記紐の厚さ寸法に対して同等以上の寸法で形成された、前記貫通穴部と繋がる間隙部(123)と、を有する車両用空気清浄器。
  2. 前記ケーシングは内側ケーシング(11)および外側ケーシング(14)を含んで構成され、
    前記外側ケーシングは、前記内側ケーシングに着脱可能に固定され、前記内側ケーシングに固定された状態において少なくとも前記紐取付部を覆う請求項1に記載の車両用空気清浄器。
  3. 前記外側ケーシングは、前記紐が挿通される紐挿通孔部(141)を有する請求項2に記載の車両用空気清浄器。
  4. 前記ケーシングは、さらに、前記送風装置によって送風された空気を吹き出す吹出し口(132)を備え、
    前記紐取付部と前記吹出し口は、前記ケーシングにおける長手方向の一方の端部側に設けられる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用空気清浄器。
  5. 前記ケーシングは内側ケーシング(11)および外側ケーシング(14)を含んで構成され、
    前記内側ケーシングと前記外側ケーシングは、互いに係合する係合部(126、142)を有し、前記係合部は、前記紐取付部に対して前記ケーシングにおける長手方向に隣接する請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車両用空気清浄器。
  6. 前記紐は、車室内の任意の車両部材(91)に吊り下げた際に、前記車両部材と前記紐が接触する位置から前記ケーシングまでの長さを調節可能な紐調節部(81)を備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用空気清浄器。
  7. 前記間隙部は、一対の前記引掛片部の先端と先端との間に形成される請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両用空気清浄器。
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