JP3201467B2 - 回線保留方式 - Google Patents
回線保留方式Info
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- JP3201467B2 JP3201467B2 JP10764997A JP10764997A JP3201467B2 JP 3201467 B2 JP3201467 B2 JP 3201467B2 JP 10764997 A JP10764997 A JP 10764997A JP 10764997 A JP10764997 A JP 10764997A JP 3201467 B2 JP3201467 B2 JP 3201467B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換装置の保留サ
ービスに関し、特に、保留サービスの回線管理方式に関
する。
ービスに関し、特に、保留サービスの回線管理方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線保留方式においては、通話中
にフッキング操作等が行われた場合、通話相手との通話
が保留状態に設定され、その後、再度、フッキング操作
等が行われると、通話相手との通話が保留状態から通話
中状態に復旧する。
にフッキング操作等が行われた場合、通話相手との通話
が保留状態に設定され、その後、再度、フッキング操作
等が行われると、通話相手との通話が保留状態から通話
中状態に復旧する。
【0003】また、特開平8−125752号公報に開
示されているものにおいては、通話中に、ある回線端末
に対して保留操作が行なわれると、保留操作が行われた
回線端末が保留中であるという情報と通話相手の情報と
が各回線端末のそれぞれに対応して交換機内に格納され
るとともに、通話が行われていた回線が切断され、それ
により、他の回線端末との通話が可能となっている。
示されているものにおいては、通話中に、ある回線端末
に対して保留操作が行なわれると、保留操作が行われた
回線端末が保留中であるという情報と通話相手の情報と
が各回線端末のそれぞれに対応して交換機内に格納され
るとともに、通話が行われていた回線が切断され、それ
により、他の回線端末との通話が可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の回線保留方式においては、通話が行われ
ていない場合においても、保留状態にある回線が独占さ
れてしまったり、被保留者においては回線が固定されて
しまったりする。そのため、従来の回線保留方式が適用
されたサーバ・クライアント型の通信においては、クラ
イアント側からの要求が無い場合は無通信状態にもかか
わらずサーバ側で回線が保留されてしまうという問題点
がある。
たような従来の回線保留方式においては、通話が行われ
ていない場合においても、保留状態にある回線が独占さ
れてしまったり、被保留者においては回線が固定されて
しまったりする。そのため、従来の回線保留方式が適用
されたサーバ・クライアント型の通信においては、クラ
イアント側からの要求が無い場合は無通信状態にもかか
わらずサーバ側で回線が保留されてしまうという問題点
がある。
【0005】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、保留要求者
側からの保留要求によって通信状態が保留された場合に
おいても被保留者側の回線が独占されること防ぐことが
でき、かつ、保留要求者側からの保留解除要求によって
再度回線を捕捉することができる回線保留方式を提供す
ることを目的とする。
する問題点に鑑みてなされたものであって、保留要求者
側からの保留要求によって通信状態が保留された場合に
おいても被保留者側の回線が独占されること防ぐことが
でき、かつ、保留要求者側からの保留解除要求によって
再度回線を捕捉することができる回線保留方式を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、情報の要求を行う複数の端末と、複数の第1
の仮想回線を具備し、前記複数の端末からの情報要求に
対して情報を供給するサーバと、前記複数の端末と接続
される複数の第2の仮想回線と、前記端末と前記第2の
仮想回線との接続を切り替える切替手段とを具備し、前
記複数の端末と前記サーバとの回線接続を制御する交換
手段と、前記第1の仮想回線と前記第2の仮想回線とを
接続する複数の実回線とを有し、前記複数の端末と前記
サーバとの間で通信動作及び通信の保留動作が行われる
回線保留方式において、前記切替手段は、前記端末と前
記サーバとの通信中に前記端末から保留要求が送出され
た場合に、該端末と接続された第2の仮想回線を保留状
態に設定するとともに、前記サーバに対して当該仮想回
線の番号を通知し、前記サーバは、前記端末との通信中
に前記端末から保留要求が送出された場合に、前記切替
手段から通知された仮想回線の番号に基づいて、該端末
と接続されている第2の仮想回線と接続された実回線を
開放させる制御手段を有することを特徴とする。
本発明は、情報の要求を行う複数の端末と、複数の第1
の仮想回線を具備し、前記複数の端末からの情報要求に
対して情報を供給するサーバと、前記複数の端末と接続
される複数の第2の仮想回線と、前記端末と前記第2の
仮想回線との接続を切り替える切替手段とを具備し、前
記複数の端末と前記サーバとの回線接続を制御する交換
手段と、前記第1の仮想回線と前記第2の仮想回線とを
接続する複数の実回線とを有し、前記複数の端末と前記
サーバとの間で通信動作及び通信の保留動作が行われる
回線保留方式において、前記切替手段は、前記端末と前
記サーバとの通信中に前記端末から保留要求が送出され
た場合に、該端末と接続された第2の仮想回線を保留状
態に設定するとともに、前記サーバに対して当該仮想回
線の番号を通知し、前記サーバは、前記端末との通信中
に前記端末から保留要求が送出された場合に、前記切替
手段から通知された仮想回線の番号に基づいて、該端末
と接続されている第2の仮想回線と接続された実回線を
開放させる制御手段を有することを特徴とする。
【0007】また、前記切替手段は、前記端末と前記サ
ーバとの通信が保留中に前記端末から保留解除要求が送
出された場合に、該端末と接続された第2の仮想回線を
使用状態に設定するとともに、前記サーバに対して当該
仮想回線の番号を通知し、前記制御手段は、前記端末と
前記サーバとの通信が保留中に前記端末から保留解除要
求が送出された場合に、前記切替手段から通知された仮
想回線の番号に基づいて、該端末と接続された第2の仮
想回線と前記第1の仮想回線とを前記実回線により接続
することを特徴とする。
ーバとの通信が保留中に前記端末から保留解除要求が送
出された場合に、該端末と接続された第2の仮想回線を
使用状態に設定するとともに、前記サーバに対して当該
仮想回線の番号を通知し、前記制御手段は、前記端末と
前記サーバとの通信が保留中に前記端末から保留解除要
求が送出された場合に、前記切替手段から通知された仮
想回線の番号に基づいて、該端末と接続された第2の仮
想回線と前記第1の仮想回線とを前記実回線により接続
することを特徴とする。
【0008】また、前記切替手段と前記制御手段とを接
続する呼制御回線を有し、前記端末から送出される前記
保留要求及び前記保留解除要求は、前記端末から前記切
替手段及び前記呼制御回線を介して前記制御手段に伝送
されることを特徴とする。
続する呼制御回線を有し、前記端末から送出される前記
保留要求及び前記保留解除要求は、前記端末から前記切
替手段及び前記呼制御回線を介して前記制御手段に伝送
されることを特徴とする。
【0009】また、前記呼制御回線を介して伝送される
信号は、保留もしくは保留解除の対象となる仮想回線の
番号、または開放もしくは接続の対象となる実回線の番
号を含むことを特徴とする。
信号は、保留もしくは保留解除の対象となる仮想回線の
番号、または開放もしくは接続の対象となる実回線の番
号を含むことを特徴とする。
【0010】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、端末とサーバとの通信中に端末から保留要求
が送出された場合、交換手段に設けられた切替手段によ
って、端末と接続された第2の仮想回線が保留状態に設
定され、また、サーバに設けられた制御手段によって、
端末と接続されている第2の仮想回線と接続された実回
線が開放される。
おいては、端末とサーバとの通信中に端末から保留要求
が送出された場合、交換手段に設けられた切替手段によ
って、端末と接続された第2の仮想回線が保留状態に設
定され、また、サーバに設けられた制御手段によって、
端末と接続されている第2の仮想回線と接続された実回
線が開放される。
【0011】その後、端末から保留解除要求が送出され
た場合、切替手段によって、端末と接続された第2の仮
想回線が使用状態に設定され、また、制御手段によっ
て、端末と接続された第2の仮想回線と第1の仮想回線
とが実回線を介して接続される。
た場合、切替手段によって、端末と接続された第2の仮
想回線が使用状態に設定され、また、制御手段によっ
て、端末と接続された第2の仮想回線と第1の仮想回線
とが実回線を介して接続される。
【0012】このように、通信中に通信が保留された場
合、その通信が行われていた実回線が一時的に開放さ
れ、その後、保留解除要求が送出された場合、通信を行
うための実回線が捕捉されるので、通信状態が保留され
た場合においても、被保留者側の回線が独占されること
はなく、また、保留要求者側からの保留解除要求によっ
て再度回線が捕捉される。
合、その通信が行われていた実回線が一時的に開放さ
れ、その後、保留解除要求が送出された場合、通信を行
うための実回線が捕捉されるので、通信状態が保留され
た場合においても、被保留者側の回線が独占されること
はなく、また、保留要求者側からの保留解除要求によっ
て再度回線が捕捉される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の回線保留方式の実施の一
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【0015】本形態は図1に示すように、情報の要求を
行う複数の端末であるクライアント10−1〜10−n
と、クライアント10−1〜10−nからの情報要求に
対して情報を供給するサーバ30と、クライアント10
−1〜10−nとサーバ30との回線接続を制御する交
換装置20とから構成されており、サーバ30と交換装
置20とは、複数の通信を行うための実回線40と、実
回線40の接続を制御するための信号をやりとりするた
めの呼制御回線50とによって接続されている。なお、
交換装置20には、実回線40と接続され、クライアン
ト10−1〜10−nの数以上の回線が設けられている
第2の仮想回線22と、クライアント10−1〜10−
nから情報要求が送出された場合に、仮想回線22のう
ち任意の回線と情報要求が送出されたクライアントとの
接続及び該クライアントと接続された仮想回線と実回線
40のうち未使用の回線との接続を行うとともに、サー
バ30との間において呼制御回線50を介して実回線4
0の接続を制御するための信号をやりとりする切替手段
であるスイッチ21とが設けられており、サーバ30に
は、仮想回線22に対応して設けられた第1の仮想回線
32と、クライアント10−1〜10−nから情報要求
が送出された場合に、情報要求が送出されたクライアン
トと接続された仮想回線22に対応する仮想回線31と
実回線40のうち未使用の回線との接続を行うととも
に、交換装置20との間において呼制御回線50を介し
て実回線40の接続を制御するための信号をやりとりす
る制御機構31とが設けられている。
行う複数の端末であるクライアント10−1〜10−n
と、クライアント10−1〜10−nからの情報要求に
対して情報を供給するサーバ30と、クライアント10
−1〜10−nとサーバ30との回線接続を制御する交
換装置20とから構成されており、サーバ30と交換装
置20とは、複数の通信を行うための実回線40と、実
回線40の接続を制御するための信号をやりとりするた
めの呼制御回線50とによって接続されている。なお、
交換装置20には、実回線40と接続され、クライアン
ト10−1〜10−nの数以上の回線が設けられている
第2の仮想回線22と、クライアント10−1〜10−
nから情報要求が送出された場合に、仮想回線22のう
ち任意の回線と情報要求が送出されたクライアントとの
接続及び該クライアントと接続された仮想回線と実回線
40のうち未使用の回線との接続を行うとともに、サー
バ30との間において呼制御回線50を介して実回線4
0の接続を制御するための信号をやりとりする切替手段
であるスイッチ21とが設けられており、サーバ30に
は、仮想回線22に対応して設けられた第1の仮想回線
32と、クライアント10−1〜10−nから情報要求
が送出された場合に、情報要求が送出されたクライアン
トと接続された仮想回線22に対応する仮想回線31と
実回線40のうち未使用の回線との接続を行うととも
に、交換装置20との間において呼制御回線50を介し
て実回線40の接続を制御するための信号をやりとりす
る制御機構31とが設けられている。
【0016】ここで、図1中において、仮想回線22,
32のうち使用中のものにおいては、実回線40と接続
されており、破線で示されたルートにてクライアントと
サーバ30とが通信状態にある。
32のうち使用中のものにおいては、実回線40と接続
されており、破線で示されたルートにてクライアントと
サーバ30とが通信状態にある。
【0017】以下に、上記のように構成された回線保留
方式における通信及び保留動作について説明する。
方式における通信及び保留動作について説明する。
【0018】図2は、図1に示した回線保留方式におい
てクライアント10−1〜10−nから情報要求が送出
された場合に呼制御回線50を介して伝送される信号の
形態の一部を示す図であり、(a)はスイッチ21から
制御機構31に対して送出される信号の形態の一部を示
す図、(b)は(a)に示す形態を有する信号が送出さ
れた場合に制御機構31からスイッチ21に対して送出
される信号の形態の一部を示す図である。
てクライアント10−1〜10−nから情報要求が送出
された場合に呼制御回線50を介して伝送される信号の
形態の一部を示す図であり、(a)はスイッチ21から
制御機構31に対して送出される信号の形態の一部を示
す図、(b)は(a)に示す形態を有する信号が送出さ
れた場合に制御機構31からスイッチ21に対して送出
される信号の形態の一部を示す図である。
【0019】また、図3は、図1に示した回線保留方式
における通信動作を説明するためのフローチャートであ
る。
における通信動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0020】まず、クライアント10−1からサーバ3
0に対して呼設定が要求されると、仮想回線22のうち
未使用の仮想回線とクライアント10−1とがスイッチ
21を介して接続されるとともに、図2(a)に示した
形態を有する呼設定要求信号がスイッチ21から呼制御
回線50を介して制御機構31に伝送される。ここで、
スイッチ21から制御機構31に伝送される呼設定要求
信号においては、図2(a)に示す仮想回線番号102
に、クライアント10−1と接続された仮想回線の番号
が書き込まれている。
0に対して呼設定が要求されると、仮想回線22のうち
未使用の仮想回線とクライアント10−1とがスイッチ
21を介して接続されるとともに、図2(a)に示した
形態を有する呼設定要求信号がスイッチ21から呼制御
回線50を介して制御機構31に伝送される。ここで、
スイッチ21から制御機構31に伝送される呼設定要求
信号においては、図2(a)に示す仮想回線番号102
に、クライアント10−1と接続された仮想回線の番号
が書き込まれている。
【0021】制御機構31に呼設定要求信号が伝送され
ると、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書き
込まれた番号に対応する仮想回線が使用中に設定され
る。
ると、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書き
込まれた番号に対応する仮想回線が使用中に設定され
る。
【0022】次に、制御機構31において、実回線40
のうち未使用の実回線が存在するかどうかが検出され
(ステップS1)、未使用の実回線が存在することが検
出された場合、未使用の実回線のうち任意の実回線が捕
捉され(ステップS2)、その実回線と仮想回線とが接
続される(ステップS3)。
のうち未使用の実回線が存在するかどうかが検出され
(ステップS1)、未使用の実回線が存在することが検
出された場合、未使用の実回線のうち任意の実回線が捕
捉され(ステップS2)、その実回線と仮想回線とが接
続される(ステップS3)。
【0023】そして、図2(b)に示した形態を有する
呼設定受付信号が、捕捉された実回線の番号が実回線番
号104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御
回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステップ
S4)。
呼設定受付信号が、捕捉された実回線の番号が実回線番
号104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御
回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステップ
S4)。
【0024】スイッチ21に呼設定受付信号が伝送され
ると、呼設定受付信号の仮想回線番号102及び実回線
番号104に書き込まれた番号にそれぞれ対応する仮想
回線及び実回線が使用中に設定されるとともに、その仮
想回線と実回線とが接続される。
ると、呼設定受付信号の仮想回線番号102及び実回線
番号104に書き込まれた番号にそれぞれ対応する仮想
回線及び実回線が使用中に設定されるとともに、その仮
想回線と実回線とが接続される。
【0025】その後、仮想回線と実回線との接続が完了
したことがクライアント10−1に通知され、クライア
ント10−1とサーバ30との通信回線が確立する。
したことがクライアント10−1に通知され、クライア
ント10−1とサーバ30との通信回線が確立する。
【0026】一方、ステップS1において、実回線40
に空きがないことが検出されると、呼設定が不可能であ
る旨の呼設定受付拒否信号が、制御機構31から呼制御
回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステップ
S5)。
に空きがないことが検出されると、呼設定が不可能であ
る旨の呼設定受付拒否信号が、制御機構31から呼制御
回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステップ
S5)。
【0027】以下に、クライアント10−1において通
信が一時的に終了してサーバ30との通話路が不必要に
なった場合の動作について説明する。
信が一時的に終了してサーバ30との通話路が不必要に
なった場合の動作について説明する。
【0028】クライアント10−1においてフッキング
等の操作が行われることにより回線保留要求が送出され
ると、図2(a)に示した形態を有する保留要求信号
が、クライアント10−1が接続されている仮想回線の
番号が仮想回線番号102に書き込まれた状態でスイッ
チ21から呼制御回線50を介して制御機能31に伝送
される。
等の操作が行われることにより回線保留要求が送出され
ると、図2(a)に示した形態を有する保留要求信号
が、クライアント10−1が接続されている仮想回線の
番号が仮想回線番号102に書き込まれた状態でスイッ
チ21から呼制御回線50を介して制御機能31に伝送
される。
【0029】制御機構31に保留要求信号が伝送される
と、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書き込
まれた番号に対応する仮想回線が保留中に設定されると
ともに、その仮想回線に接続された実回線が開放され
る。
と、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書き込
まれた番号に対応する仮想回線が保留中に設定されると
ともに、その仮想回線に接続された実回線が開放され
る。
【0030】そして、図2(b)に示した形態を有する
保留受付信号が、開放された実回線の番号が実回線番号
104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御回
線50を介してスイッチ21に伝送される。
保留受付信号が、開放された実回線の番号が実回線番号
104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御回
線50を介してスイッチ21に伝送される。
【0031】スイッチ21に保留受付信号が伝送される
と、仮想回線22のうち、仮想回線番号102に書き込
まれた番号に対応する仮想回線が保留中に設定されると
ともに、その仮想回線に接続された実回線が開放され、
保留要求側のクライアント10−1に対して保留受付を
示す保留音等が通知される。
と、仮想回線22のうち、仮想回線番号102に書き込
まれた番号に対応する仮想回線が保留中に設定されると
ともに、その仮想回線に接続された実回線が開放され、
保留要求側のクライアント10−1に対して保留受付を
示す保留音等が通知される。
【0032】以下に、クライアント10−1において一
時的に中断していた通信を再開させる場合の動作につい
て説明する。
時的に中断していた通信を再開させる場合の動作につい
て説明する。
【0033】図4は、図1に示した回線保留方式におけ
る保留解除動作を説明するためのフローチャートであ
る。
る保留解除動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0034】通信が一時的に中断されていたクライアン
ト10−1においてフッキング等の操作が行われること
により回線保留解除要求が送出されると、図2(a)に
示した形態を有する保留解除要求信号が、クライアント
10−1が接続されている仮想回線の番号が仮想回線番
号102に書き込まれた状態でスイッチ21から呼制御
回線50を介して制御機能31に伝送される。
ト10−1においてフッキング等の操作が行われること
により回線保留解除要求が送出されると、図2(a)に
示した形態を有する保留解除要求信号が、クライアント
10−1が接続されている仮想回線の番号が仮想回線番
号102に書き込まれた状態でスイッチ21から呼制御
回線50を介して制御機能31に伝送される。
【0035】制御機構31に保留解除要求信号が伝送さ
れると、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書
き込まれた番号に対応する仮想回線が使用中に設定され
る。
れると、仮想回線32のうち、仮想回線番号102に書
き込まれた番号に対応する仮想回線が使用中に設定され
る。
【0036】次に、制御機構31において実回線40の
うち未使用の実回線が存在するかどうかが検出され(ス
テップS11)、未使用の実回線が存在することが検出
された場合、未使用の実回線のうち任意の実回線が捕捉
され(ステップS12)、その実回線と仮想回線とが接
続される(ステップS13)。
うち未使用の実回線が存在するかどうかが検出され(ス
テップS11)、未使用の実回線が存在することが検出
された場合、未使用の実回線のうち任意の実回線が捕捉
され(ステップS12)、その実回線と仮想回線とが接
続される(ステップS13)。
【0037】そして、図2(b)に示した形態を有する
保留解除受付信号が、捕捉された実回線の番号が実回線
番号104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制
御回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステッ
プS14)。
保留解除受付信号が、捕捉された実回線の番号が実回線
番号104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制
御回線50を介してスイッチ21に伝送される(ステッ
プS14)。
【0038】スイッチ21に保留解除受付信号が伝送さ
れると、保留解除受付信号の仮想回線番号102及び実
回線番号104に書き込まれた番号にそれぞれ対応する
仮想回線及び実回線が使用中に設定されるとともに、そ
の仮想回線と実回線とが接続される。
れると、保留解除受付信号の仮想回線番号102及び実
回線番号104に書き込まれた番号にそれぞれ対応する
仮想回線及び実回線が使用中に設定されるとともに、そ
の仮想回線と実回線とが接続される。
【0039】その後、仮想回線と実回線との接続が完了
したことがクライアント10−1に保留音の停止等によ
り通知され、クライアント10−1とサーバ30との通
信回線が確立する。
したことがクライアント10−1に保留音の停止等によ
り通知され、クライアント10−1とサーバ30との通
信回線が確立する。
【0040】一方、ステップS11において、実回線4
0に空きがないことが検出されると、保留解除が不可能
である旨の保留解除受付拒否信号が、制御機構31から
呼制御回線50を介してスイッチ21に伝送される(ス
テップS15)。
0に空きがないことが検出されると、保留解除が不可能
である旨の保留解除受付拒否信号が、制御機構31から
呼制御回線50を介してスイッチ21に伝送される(ス
テップS15)。
【0041】以下に、クライアント10−1において通
信が完全に終了してサーバ30との接続を開放させる場
合の動作について説明する。
信が完全に終了してサーバ30との接続を開放させる場
合の動作について説明する。
【0042】クライアント10−1から実回線40の開
放要求が送出されると、図2(a)に示した形態を有す
る開放要求信号が、クライアント10−1が接続されて
いる仮想回線の番号が仮想回線番号102に書き込まれ
た状態でスイッチ21から呼制御回線50を介して制御
機能31に伝送される。
放要求が送出されると、図2(a)に示した形態を有す
る開放要求信号が、クライアント10−1が接続されて
いる仮想回線の番号が仮想回線番号102に書き込まれ
た状態でスイッチ21から呼制御回線50を介して制御
機能31に伝送される。
【0043】制御機構31に開放要求信号が伝送される
と、仮想回線番号102に書き込まれた番号に対応する
仮想回線が実回線と接続されているかどうかが判断さ
れ、仮想回線と実回線とが接続されていると判断された
場合、その実回線が開放されるとともに開放された実回
線と接続されていた仮想回線が未使用状態に設定され
る。また、仮想回線と実回線とが接続されていないと判
断された場合、その仮想回線が未使用状態に設定され
る。
と、仮想回線番号102に書き込まれた番号に対応する
仮想回線が実回線と接続されているかどうかが判断さ
れ、仮想回線と実回線とが接続されていると判断された
場合、その実回線が開放されるとともに開放された実回
線と接続されていた仮想回線が未使用状態に設定され
る。また、仮想回線と実回線とが接続されていないと判
断された場合、その仮想回線が未使用状態に設定され
る。
【0044】そして、図2(b)に示した形態を有する
開放受付信号が、開放された実回線の番号が実回線番号
104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御回
線50を介してスイッチ21に伝送される。
開放受付信号が、開放された実回線の番号が実回線番号
104に書き込まれた状態で制御機構31から呼制御回
線50を介してスイッチ21に伝送される。
【0045】スイッチ21に開放受付信号が伝送される
と、実回線番号104に番号が書き込まれている場合、
その番号に対応する実回線と仮想回線番号102に書き
込まれている番号に対応する仮想回線との接続が開放さ
れるとともに、仮想回線番号102に書き込まれた番号
に対応する仮想回線が未使用状態に設定され、また、実
回線番号104に番号が書き込まれていない場合、仮想
回線番号102に書き込まれた番号に対応する仮想回線
が未使用状態に設定される。
と、実回線番号104に番号が書き込まれている場合、
その番号に対応する実回線と仮想回線番号102に書き
込まれている番号に対応する仮想回線との接続が開放さ
れるとともに、仮想回線番号102に書き込まれた番号
に対応する仮想回線が未使用状態に設定され、また、実
回線番号104に番号が書き込まれていない場合、仮想
回線番号102に書き込まれた番号に対応する仮想回線
が未使用状態に設定される。
【0046】仮想回線が未使用状態に設定された後は、
スイッチ21を介してクライアント10−1と接続され
ている回線が開放状態に設定される。
スイッチ21を介してクライアント10−1と接続され
ている回線が開放状態に設定される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
端末とサーバとの通信中に端末から保留要求が送出され
た場合、交換手段に設けられた切替手段によって、端末
と接続された第2の仮想回線が保留状態に設定されると
ともに、サーバに設けられた制御手段によって、端末と
接続されている第2の仮想回線と接続された実回線が開
放され、その後、端末から保留解除要求が送出された場
合、切替手段によって、端末と接続された第2の仮想回
線が使用状態に設定されるとともに、制御手段によっ
て、端末と接続された第2の仮想回線と第1の仮想回線
とが実回線を介して接続される構成としたため、通信状
態が保留された場合に、被保留者側の回線が独占される
ことを防ぐことができるとともに、保留要求者側からの
保留解除要求によって通信を復旧させることができる。
ここで、通信保留中においては、実回線は開放される
が、端末と交換手段内の仮想回線とは接続状態にあるた
め、通信の復旧は簡単な手順で行われる。
端末とサーバとの通信中に端末から保留要求が送出され
た場合、交換手段に設けられた切替手段によって、端末
と接続された第2の仮想回線が保留状態に設定されると
ともに、サーバに設けられた制御手段によって、端末と
接続されている第2の仮想回線と接続された実回線が開
放され、その後、端末から保留解除要求が送出された場
合、切替手段によって、端末と接続された第2の仮想回
線が使用状態に設定されるとともに、制御手段によっ
て、端末と接続された第2の仮想回線と第1の仮想回線
とが実回線を介して接続される構成としたため、通信状
態が保留された場合に、被保留者側の回線が独占される
ことを防ぐことができるとともに、保留要求者側からの
保留解除要求によって通信を復旧させることができる。
ここで、通信保留中においては、実回線は開放される
が、端末と交換手段内の仮想回線とは接続状態にあるた
め、通信の復旧は簡単な手順で行われる。
【図1】本発明の回線保留方式の実施の一形態を示す図
である。
である。
【図2】図1に示した回線保留方式においてクライアン
トから情報要求が送出された場合に呼制御回線を介して
伝送される信号の形態の一部を示す図であり、(a)は
スイッチから制御機構に対して送出される信号の形態の
一部を示す図、(b)は(a)に示す形態を有する信号
が送出された場合に制御機構からスイッチに対して送出
される信号の形態の一部を示す図である。
トから情報要求が送出された場合に呼制御回線を介して
伝送される信号の形態の一部を示す図であり、(a)は
スイッチから制御機構に対して送出される信号の形態の
一部を示す図、(b)は(a)に示す形態を有する信号
が送出された場合に制御機構からスイッチに対して送出
される信号の形態の一部を示す図である。
【図3】図1に示した回線保留方式における通信動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示した回線保留方式における保留解除動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
10−1〜10−n クライアント 20 交換装置 21 スイッチ 22,32 仮想回線 30 サーバ 31 制御機構 40 実回線 50 呼制御回線 101,103 情報要素識別子 102 仮想回線番号 104 実回線番号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−311247(JP,A) 特開 平3−36867(JP,A) 特開 平8−249255(JP,A) 特開 平3−278667(JP,A) 特開 平8−125752(JP,A) 特開 平5−191500(JP,A) 特開 平6−14108(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/42 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (4)
- 【請求項1】 情報の要求を行う複数の端末と、 複数の第1の仮想回線を具備し、前記複数の端末からの
情報要求に対して情報を供給するサーバと、 前記複数の端末と接続される複数の第2の仮想回線と、
前記端末と前記第2の仮想回線との接続を切り替える切
替手段とを具備し、前記複数の端末と前記サーバとの回
線接続を制御する交換手段と、 前記第1の仮想回線と前記第2の仮想回線とを接続する
複数の実回線とを有し、 前記複数の端末と前記サーバとの間で通信動作及び通信
の保留動作が行われる回線保留方式において、 前記切替手段は、前記端末と前記サーバとの通信中に前
記端末から保留要求が送出された場合に、該端末と接続
された第2の仮想回線を保留状態に設定するとともに、
前記サーバに対して当該仮想回線の番号を通知し、 前記サーバは、前記端末との通信中に前記端末から保留
要求が送出された場合に、前記切替手段から通知された
仮想回線の番号に基づいて、該端末と接続されている第
2の仮想回線と接続された実回線を開放させる制御手段
を有することを特徴とする回線保留方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回線保留方式におい
て、 前記切替手段は、前記端末と前記サーバとの通信が保留
中に前記端末から保留解除要求が送出された場合に、該
端末と接続された第2の仮想回線を使用状態に設定する
とともに、前記サーバに対して当該仮想回線の番号を通
知し、 前記制御手段は、前記端末と前記サーバとの通信が保留
中に前記端末から保留解除要求が送出された場合に、前
記切替手段から通知された仮想回線の番号に基づいて、
該端末と接続された第2の仮想回線と前記第1の仮想回
線とを前記実回線により接続することを特徴とする回線
保留方式。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の回線保
留方式において、 前記切替手段と前記制御手段とを接続する呼制御回線を
有し、 前記端末から送出される前記保留要求及び前記保留解除
要求は、前記端末から前記切替手段及び前記呼制御回線
を介して前記制御手段に伝送されることを特徴とする回
線保留方式。 - 【請求項4】 請求項3に記載の回線保留方式におい
て、 前記呼制御回線を介して伝送される信号は、保留もしく
は保留解除の対象となる仮想回線の番号、または開放も
しくは接続の対象となる実回線の番号を含むことを特徴
とする回線保留方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10764997A JP3201467B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 回線保留方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10764997A JP3201467B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 回線保留方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304061A JPH10304061A (ja) | 1998-11-13 |
JP3201467B2 true JP3201467B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=14464552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10764997A Expired - Fee Related JP3201467B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 回線保留方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201467B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10764997A patent/JP3201467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10304061A (ja) | 1998-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |