JP3200975U - 掴み爪 - Google Patents

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Abstract

【課題】重機の各種操作における視認性を確保する掴み爪を提供する。【解決手段】掴み爪1には、支持板A12の左右の外側から左右方向に突出された支軸100に軸支される左右2枚の軸支部12が備えられており、この軸支部12を支軸100に軸支することによって、掴み爪1の回転ができるようにされている。また、掴み爪1は、後面部A10と掴み爪1とにわたるように配されると共に、後面部A10と掴み爪1とに、夫々左右方向の軸を中心として回転するように軸支された油圧シリンダ3の伸縮によって、開口部20に接近する位置から離間する位置にわたって回転するようになっている。バケット2のみを備えた通常の重機と同じ範囲での視認性を確保できる掴み爪1の左右幅は、アームA1の最大左右幅の1.2倍以内である。【選択図】図5

Description

本考案は、パワーショベル等の重機のアームに装着されるバケットの開口部に対して、接近・離間する方向に回転自在に軸支された掴み爪に関する。
重機のアームに装着されるバケットの開口部に対して、接近・離間する方向に回転自在に軸支された掴み爪は、下記、特許文献1に記載されているものが知られている。
特許文献1に記載の掴み爪は、バケットの支軸と平行な軸を有する支軸によって、バケットの開口部に対して接近・離間するように軸支されており、接近することによって、大きな石、丸太、鉄骨等の重量物を掴むことができるようになっている。
また、掴み爪をアーム側に回転させてバケットの開口部から離間させることによって、バケット単体で、掘削作業等を行うことができるようになっている。
特開2003−336280号公報
しかしながら、特許文献1に記載の掴み爪は、重機のオペレータの視線が、バケットの支軸の径方向と対向する方向であって、回転するバケットの回転中において、バケットの開口部がオペレータの視線と対向する状態において、バケットの支軸の軸と平行なアームの面の幅よりも幅広に設定されているため、重機の移動時やバケットの掘削作業時にアームからはみ出す掴み爪が視線を遮ってしまい、重機の移動やバケットの掘削作業が行い難くなってしまうという問題があった。
前述の課題を解決するために、本考案が採用した手段は、重機のアームに回転自在に軸支されたバケットの開口部と対面する方向に接近する方向と、前記開口部から離間して前記アームと正対する方向とに回転自在に軸支された掴み爪であって、前記掴み爪は、前記バケットの支軸と平行な軸を有する支軸に対して回転自在に軸支されていると共に、前記支軸の軸方向に沿う前記掴み爪の幅が、前記支軸の軸方向に沿う前記アームの幅の1.2倍以内であることを特徴とする掴み爪にしたことである。
本考案に係る一実施形態の掴み爪を備えた重機の斜視図である。 図1において、重量物の一例である大きい石を掴んだ状態を示す。 図1において、重量物の一例である丸太を掴んだ状態を示す。 図3の側面図である。 (a)は、図1の(5A)矢示図であり、掴み爪を開口部から離間させた状態を示し、(b)は、(a)において、掴み爪を開口部に正対するように接近させた状態を示す。 掴み爪の動作を示す動作図であり、(a)は、掴み爪を開口部に対して最も接近させた状態を示し、(b)は、重量物を掴んだ状態の掴み爪の位置を示し、 (c)は、掴み爪を開口部に対して最も離間させた状態を示す。
以下、本考案に係る一実施形態の掴み爪1を図1〜図6に基づいて説明する。
掴み爪1は、重機AのアームA1の先端に回転自在に軸支されたバケット2の開口部20と正対すると共に、開口部20に対して接近・離間する方向に回転自在にアームA1に軸支されている。
尚、以下では、重機Aの運転席A2側を後、運転席A2に対してアームA1側を前として説明するが、この前後方向は、重機Aの前進・後進を意味するものではない。また、地面G側を下、地面Gに対して重機Aの運転席A2側を上とし、前後・上下方向に対して直交する方向を左右方向として説明する。また、掴み爪1は、バケット2に直接軸支してもよい。
本形態における重機Aは、上下の軸を中心に回転する運転席A2と一体にアームA1が回転するものであり、常にアームA1の後面部A10が、運転席A2のフロントガラスA20と正対するものである。
ここで、バケット2は、アームA1の先端に左右方向の軸を有して支持された支軸21に対して、支軸21の軸を中心に回転自在に軸支されていると共に、回転動作中において、開口部20が前後方向・上下方向を向くように軸支されている。
また、バケット2は、アームA1の前面部A11とバケット2の軸支板2Aとにわたって、夫々左右方向の軸を中心として回転するように軸支された油圧シリンダ2Bの伸縮と、油圧シリンダ2Bの伸縮をバケット2の回転として伝達するリンク機構2Cとによって、支軸21を回転中心として回転するようになっている。
尚、油圧シリンダ2Bは、重機Aの油圧ポンプ(図示せず)からの油圧配管(図示せず)が接続され、運転席A2のオペレータの操作によって、圧油を油圧シリンダ2Bの一次側(図示せず)又は二次側(図示せず)に供給することで伸縮するようにされている。
アームA1に対する掴み爪1の軸支位置は、後面部A10であり、左右方向の軸を有する支軸100に対して、支軸100の軸を中心に回転自在に軸支されている。
ここで、支軸100は、後面部A10に後方へ突設された左右2枚の支持板A12に支持されており、掴み爪1を支持板A12の左右の外側で軸支するようにされている。
掴み爪1は、回転動作中において、開口部20に接近してこの開口部20と正対する掴み面部10を有し、掴み面部10の全域に凹凸部11が形成されている。
掴み爪1には、図5(a)〜(b)、図6(a)〜(c)に示すように、支持板A12の左右の外側から左右方向に突出された支軸100に軸支される左右2枚の軸支部12が備えられており、この軸支部12を支軸100に軸支することによって、掴み爪1の回転ができるようにされている。
掴み爪1は、図5(a)〜(b)、図6(a)〜(c)に示すように、後面部A10と掴み爪1とにわたるように配されると共に、後面部A10と掴み爪1とに、夫々左右方向の軸を中心として回転するように軸支された油圧シリンダ3の伸縮によって、開口部20に接近する位置から離間する位置にわたって回転するようになっている。
掴み爪1は、図2〜図4に示すように、掴み爪1の回転範囲において、重量物Bの大きさに応じた回転位置で、重量物Bを掴むことができる。図2に示す重量物Bは、大きい石であり、図3、図4に示す重量物Bは、丸太である。
また、掴み爪1は、図6(a)〜(c)に示すように、開口部20に最接近した状態で、掴み面部10が開口部20と向かい合い、開口部20から最離間した状態で、掴み爪1の後面部12がアームA1の後面部A10と向かい合う範囲で回転するようにされており、掴み爪1が最離間した状態において、バケット2による掘削作業等を行えるようにされている。
尚、油圧シリンダ3は、重機Aの油圧ポンプ(図示せず)からの油圧配管(図示せず)が接続され、運転席A2のオペレータの操作によって、圧油を油圧シリンダ3の一次側(図示せず)又は二次側(図示せず)に供給することで伸縮するようにされている。
掴み面部10は、開口部20に接近して、この開口部20とで重量物Bを掴んだときに、凹凸部11が重量物Bに食い込むことで、重量物Bの掴み状態を保持し、作業中における重量物の落下を防いでいる。
掴み爪1の左右幅は、図5(a)(b)に示すように、アームA1の最大左右幅(後面部A10又は前面部A11)に対して、わずかに幅狭にされており、常に、後面部A10と正対する運転席A2のフロントガラスA20を通して前方を見るオペレータ(図示せず)の視線を妨げる範囲を、後面部A10又は前面部A11の左右幅の範囲に抑えることができる。
また、掴み爪1は、図5(a)(b)、図6(a)〜(c)に示すように、掴み爪1の後面部12がアームA1の後面部A10と向かい合ったときに、掴み爪1の左右幅方向の中心を通過する延長線C1が、後面部A10左右幅方向の中心を通過する延長線C2に対して正対して平行となり、この位置から掴み面部10が開口部20と向かい合うまでの回転範囲において、延長線C1が延長線C2に対して接触して交差する位置に配置されている。
すなわち、掴み爪1を、掴み爪1の回転範囲中において、延長線C1、C2が正対して平行となると共に、接触して交差する位置に配置したことにより、アームA1の左右幅の中心に対して、掴み爪1の左右幅の中心が左右方向でずれがないようにすることができ、これによって、掴み爪1の左右側面13をアームA1の左右側面A13からはみ出さないようにすることができる。
したがって、掴み爪1を備えた状態において、オペレータ(図示せず)の視線を妨げる範囲を、バケット2のみを備えた通常の重機Aと同じ範囲とすることができるため、重量物Bの掴み操作、バケット2の掘削操作、重機Aの移動操作等の各種操作において、バケット2のみを備えた通常の重機Aと同じ範囲での視認性を確保することができる。
これによって、重機Aの各種操作を行い易くすることができるため、各種作業を効率的に行うことができる。
バケット2のみを備えた通常の重機Aと同じ範囲での視認性を確保できる掴み爪1の左右幅は、アームA1の最大左右幅の1.2倍以内である。
掴み爪1の左右幅を前述の範囲にする理由は、アームA1の最大左右幅の1.2倍以内の範囲であれば、各種操作における視認性を確保でき、1.2倍を越えてしまうと、各種操作において、掴み爪1が各種操作における視線の妨げになってしまうためである。
より好ましい掴み爪1の左右幅は、例示したように、アームA1の最大左右幅と同じ幅とすることであり、このような掴み爪1の左右幅であれば、前述したように、バケット2のみを備えた通常の重機Aと同じ範囲での視認性を確保することができる上に、重量物の掴みを確実に行うことができる。
尚、本考案は、例示した実施の形態に限定するものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
A:重機
A1:アーム
1:掴み爪
100:支軸
2:バケット
20:開口部
21:支軸

Claims (4)

  1. 重機のアームに回転自在に軸支されたバケットの開口部と対面する方向に接近する方向と、前記開口部から離間して前記アームと正対する方向とに回転自在に軸支された掴み爪であって、前記掴み爪は、前記バケットの支軸と平行な軸を有する支軸に対して回転自在に軸支されていると共に、前記支軸の軸方向に沿う前記掴み爪の幅が、前記支軸の軸方向に沿う前記アームの幅の1.2倍以内であることを特徴とする掴み爪。
  2. 前記掴み爪の幅が、前記アームの幅以内であることを特徴とする請求項1に記載の掴み爪。
  3. 前記掴み爪が、前記アームに軸支されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の掴み爪。
  4. 前記掴み爪が、前記バケットに軸支されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の掴み爪。
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