JP3200377B2 - ジョークラッシャのトグルブロックスライド機構 - Google Patents

ジョークラッシャのトグルブロックスライド機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブルトグル式ま
たはシングルトグル式のジョークラッシャの出口隙間を
調整するに際して、トグルブロックを滑動させるジョー
クラッシャのトグルブロックスライド機構の改善に関
し、特にトグルブロックやトグルプレートを着脱するま
でもなく、摺動部品の交換を可能ならしめるようにした
ジョークラッシャのトグルブロックスライド機構の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、採石現場には原石を一次
破砕するジョークラッシャが設けられているが、これに
はダブルトグル式とシングルトグル式のものがある。こ
れらジョークラッシャのうち、ダブルトグル式の典型的
なジョークラッシャは、例えば特開平7−275724
号公報に開示されている。以下、このダブルトグル式の
ジョークラッシャを、その全体構成説明図の図5(a)
と、その間隙調整装置の構成説明図の図5(b)とを参
照しながら説明する。
【0003】先ず、図5(a)を参照しながら、ジョー
クラッシャの概要を説明すると、これは、固定ジョー5
とスイングジョー51との間に形成される破砕室52内
に投入された原石を破砕するもので、スイングジョー5
1は、スイングジョー軸53に吊下げられており、偏心
軸6の回転で上下運動をするピットマンアーム61と、
その前後のトグル機構により揺動運動されるようになっ
ている。ダブルトグル機構の場合は、スイングジョー5
1とピットマンアーム61とを連結するジョートグルプ
レート62と、ピットマンアーム61とトグルブロック
63とを連結するフレームトグルプレート64とからな
っている。フレームトグルプレート64側には、破砕し
得ないものを噛込んだ際の安全装置が設けられると共
に、固定ジョー5とスイングジョー51との間の破砕間
隙、つまり破砕産物の出口である出口隙間を調整する後
述する構成になる間隙調整装置が設けられている。
【0004】前記間隙調整装置は、図5(b)に示すよ
うに構成されている。即ち、トグルブロック63は、上
部ブロック63aと下部ブロック63bに分割されてい
る。そして、このトグルブロック63の上部ブロック6
3aの下面および下部ブロック63bの上面の対向する
位置のそれぞれに凹部が設けられると共に、これら凹部
の中に上下方向に伸縮する、コイル状あるいは松葉状の
ばねやゴム体等からなる弾性体65(この例における弾
性体はコイル状に形成されている。)が装着されてい
る。
【0005】この弾性体65は、上部ブロック63aの
下面と下部ブロック63bの上面との間に所定の間隔を
確保させ、かつ両ブロック63a,63bが平行になる
ように適所に配設されている。上部ブロック63aの上
面には低摩擦性の上部滑りライナー66が、また下部ブ
ロック63bの下面には低摩擦性の下部滑りライナー6
7がそれぞれ貼着されている。これらライナー66,6
7は、トグルブロック63のスライド性を良くすると共
に、スライド時の摩耗を負担するものである。
【0006】サイドフレームである機械フレーム7に
は、鋼材により形成されてなる棚状の上部支持部材2
(以下、上部受板という。)と、下部支持部材3(以
下、下部受板という。)とが所定の間隔をおいて突設さ
れている。そして、上部受板2の下面には、水平方向の
上部滑り面2aが形成され、下部受板3の上面には上部
滑り面2aと平行な下部滑り面3aが形成されている。
そして、上部滑り面2aと下部滑り面3aとの間に弾性
体65を圧縮した状態でトグルブロック63が嵌込まれ
ると共に、このトグルブロック63には、出口隙間を調
整するに際して、このトグルブロック63にフレームト
グルプレート64側方向の押圧力を付与するシリンダ6
8が配設されている。
【0007】以下、上記構成になる間隙調整装置の作用
態様を説明すると、破砕運転時はシリンダ68が固定さ
れていて、トグルブロック63は弾性体65の伸長力で
上部滑り面2aと下部滑り面3aとに圧着されている。
出口隙間の調整に際しては、シリンダ68の作動により
上部滑りライナー66と下部滑りライナー67が上部滑
り面2aと下部滑り面3aとを滑動してトグルブロック
63がフレームトグルプレート64側方向に摺動するの
で、このトグルブロック63は容易にフレームトグルプ
レート64側方向に移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成になるジョー
クラッシャの間隙調整装置によれば、出口隙間の調整に
際しては、シリンダの作動によりトグルブロックをフレ
ームトグルプレート側の方向に移動させれるだけで良い
ので優れていると考えられる。しかしながら、長期間の
稼働による出口隙間の調整の繰返しにより上下部滑りラ
イナーが極限まで磨耗すると、上下部滑りライナーを交
換しなければならないが、その場合にはトグルブロック
やフレームトグルプレートを取外し、取外したトグルブ
ロックに新しい上下部滑りライナーを取付けると共に、
極めて強力な弾性体を圧縮しながら上下部受板の間に装
着し、かつフレームトグルプレートを取付けなければな
らず、交換作業に多大な労力と長時間を要するという解
決すべき課題がある。
【0009】従って、本発明の目的とするところは、ト
グルブロックやトグルプレートを取外すまでもなく、上
下部滑りライナーの交換を行うことのできるジョークラ
ッシャのトグルブロックスライド機構を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたものであって、上記課題を解決するために
本発明の請求項1に係るジョークラッシャのトグルブロ
ックスライド機構が採用した手段は、スイングジョー
(4) の反力を受けるトグルプレート(10)の一端を支える
トグルブロック(9) の上面に形成されてなる上部滑り面
(9a)および下面に形成されてなる下部滑り面(9b)と、前
記スイングジョー(4) の幅方向の両側に対峙して配設さ
れてなるサイドフレーム(7) の相対する面に突設され、
前記トグルブロック(9) を摺動自在に支える上部受板(1
1)および下部受板(12)とからなるジョークラッシャのト
グルブロックスライド機構において、前記上部受板(11)
の下面側に配設する滑りライナー(21)を、この上部受板
(11)の前後部側面と上面とを囲む枠体(20)により着脱自
在に取付けたことを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために本発明の請求項
2に係るジョークラッシャのトグルブロックスライド機
構が採用した手段は、請求項1に記載のジョークラッシ
ャのトグルブロックスライド機構において、前記上部滑
り面(9a)を、このトグルブロック(9) の前後の中央部分
が膨出する曲面形状に形成したことを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために本発明の請求項
3に係るジョークラッシャのトグルブロックスライド機
構が採用した手段は、請求項1に記載のジョークラッシ
ャのトグルブロックスライド機構において、前記下部滑
り面(9b)を、前後方向に、かつ横断断面が半円状の丸溝
状に形成し、前記下部受板(12)の上面側に前記下部滑り
面(9b)の丸溝面に密接する丸棒状の低摩擦部材(31)を着
脱自在に配設したことを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するために本発明の請求項
4に係るジョークラッシャのトグルブロックスライド機
構が採用した手段は、スイングジョー(4) の反力を受け
るトグルプレート(10)の一端を支えるトグルブロック
(9) の上面に形成されてなる上部滑り面(9a)および下面
に形成されてなる下部滑り面(9b)と、前記スイングジョ
ー(4) の幅方向の両側に対峙して配設されてなるサイド
フレーム(7) の相対する面に突設され、前記トグルブロ
ック(9) を摺動自在に支える上部受板(11)および下部受
板(12)とからなるジョークラッシャのトグルブロックス
ライド機構において、前記上部受板(11)の下面側に配設
される滑りライナー(21)を、この上部受板(11)の前後部
側面と上面とを囲む枠体(20)により着脱自在に取付け、
前記トグルブロック(9) の上部滑り面(9a)を、このトグ
ルブロック(9) の前後の中央部分が膨出する曲面形状に
形成すると共に、前記トグルブロック(9) の下部滑り面
(9b)を、前後方向に、かつ横断断面が半円状の丸溝状に
形成し、前記下部受板(12)の上面側に前記下部滑り面(9
b)の丸溝面に密接する丸棒状の低摩擦部材(31)を着脱自
在に配設したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ジョークラッシャのトグルブロックスライド機構を、シ
ングルトグル式のジョークラッシャを例として、その全
体構成説明図の図1と、そのトグルブロックスライド機
構の全体構成説明図の図2(a)と、図2(a)のA−
A線断面図の図2(b)と、そのトグルブロックスライ
ド機構の上部の滑りライナー取付説明図の図3と、その
トグルブロックスライド機構の下部の低摩擦部材取付説
明図の図4とを参照しながら説明する。
【0015】先ず、シングルトグル式のジョークラッシ
ャの全体構成を図1を参照しながら説明すると、図1に
示す符号1はジョークラッシャであって、このジョーク
ラッシャ1は、フロントフレーム2に固定ジョープレー
ト3が配設されると共に、上側の偏心軸6の回転により
この固定ジョープレート3に対して接近すると共に離反
する運動を反復するスイングジョー4が設けられると共
に、このスイングジョー4の固定ジョープレート3側に
スイングジョープレート5が固着されている。つまり、
採石現場で採掘された原石は固定ジョープレート3とス
イングジョープレート5との間に形成されてなる破砕室
に投入され、ここにおいて固定ジョープレート3と、ス
イングジョープレート5とによって噛砕かれて破砕され
る。
【0016】前記スイングジョー4の反スイングジョー
プレート5側の後方にはブロック状のバックフレーム8
が配設されており、そしてこのバックフレーム8のスイ
ングジョー4側の前側には、スイングジョー4の反力を
トグルプレート10を介して受けるトグルブロック9が
固着されている。なお、前記固定ジョープレート3とス
イングジョープレート5の下部同志の間隔を示すtは出
口隙間で、固定ジョープレート3と、スイングジョープ
レート5とが摩耗すると出口隙間tが大きくなるので、
破砕産物の粒度を所定範囲に維持するために、スイング
ジョープレート5の下部側を固定ジョープレート3側に
移動させることにより調整される。
【0017】前記固定ジョープレート3とスイングジョ
ー4の幅方向の両側にはサイドフレーム7(この図では
1つだけを示しており、図における手前側のサイドフレ
ームは省略されている。)が配設されている。このサイ
ドフレーム7の相対する側面のそれぞれには、出口隙間
tを調整するためのトグルブロックスライド機構を構成
する前記トグルブロック9の後述する上部滑り面9aを
摺動可能に支える上部受板11と、後述する下部滑り面
9bを摺動可能に支える下部受板12とが突設されてい
る。つまり、このトグルブロックスライド機構は、トグ
ルブロック9の上下部滑り面9a,9bと、これら滑り
面9a,9bを支えてトグルブロック9を摺動自在に支
持する上下部受板11,12とから構成されている。
【0018】前記トグルブロック9の上部滑り面9a
は、図2(b)に示すように、このトグルブロック9の
前後の中央部分が僅かに膨出する曲面形状に形成されて
いる。この上部滑り面9aを曲面形状に形成したのは、
上部受板11の上部滑り面を形成する後述する滑りライ
ナーの摺動面の肌荒れ防止を狙いとしたものである。
【0019】つまり、回転モーメントにより若干傾斜し
た状態で、このトグルブロック9をトグルプレート10
の方向に移動させても、滑りライナーの摺動面の肌荒れ
が防止されると考えたからである。なお、この上部滑り
面9aの曲面形状の程度は、例えば歯車の歯面における
クラウニング加工程度で良い。
【0020】上部受板11には、図2(a),(b)お
よび図3に示すように、水平部分の下面に滑りライナー
21が固着されてなるL状のライナー保持部材20a
と、Γ状の取付部材20bとが一体的に構成されてなる
矩形状のライナー取付枠20が外嵌されている。このラ
イナー取付枠20は、図4に示すように、垂直部分がラ
イナー保持部材20aの前部側面に当接するまでこのラ
イナー保持部材20aの水平部分の上面を上部受板11
の下面に摺接させながら、上部受板11とトグルブロッ
ク9との間に装入すると共に、このライナー保持部材2
0aの垂直部分と水平部分との先端部に、上部受板11
の上面と後部側面に当接させて状態で前記Γ状の取付部
材20bの水平部分と垂直部分との先端部を固着するこ
とにより着脱自在に取付けられるように構成されてい
る。
【0021】一方、トグルブロック9の下部滑り面9b
は、図2(a)に示すように、横断断面が半円状の丸溝
状になっており、これに前記下部受板12の上側に設け
られてなる低摩擦部材保持部材30に設けられた取付用
丸溝30aに、下部の滑りライナーに相当する丸棒状の
低摩擦部材31が嵌込まれている。つまり、この低摩擦
部材31は、前記下部滑り面9bの丸溝と取付用丸溝3
0aとにより形成される孔に挿入すると共に、低摩擦部
材保持部材30の端面にボルト33により止板32を固
着することにより挿脱自在に取付けられるように構成さ
れている。
【0022】以下、上記実施の形態に係るジョークラッ
シャ1のトグルブロックスライド機構の作用態様を説明
すると、出口隙間tを調整するに際しては、トグルブロ
ック9をトグルプレート10側の方向に移動させれば良
い。また、上部受板11からライナー取付枠20を取外
し、ボルト33を抜取って止板32を取外すと共に低摩
擦部材31を抜取る。次いで、新しい滑りライナー21
を取り付けたライナー取付枠20を上部受板11に取付
けると共に、新しい低摩擦部材31を下部滑り面9bの
丸溝と取付用丸溝30aとにより形成される孔に挿入し
てボルト33により止板32を固着するだけで、滑りラ
イナー21や低摩擦部材31を交換することができるの
で、従来のトグルブロックスライド機構のようにトグル
ブロック9やトグルプレート10を取外す必要がない。
【0023】勿論、出口隙間の調整に際して、トグルブ
ロック9を若干傾斜した状態で摺動移動されたとして
も、このトグルブロック9の上部滑り面9aは曲面形状
に形成されているので滑りライナー21の表面が荒らさ
れるようなことがなく、また左右のトグルブロック9の
同期移動に何の支障もなかった。因みに、滑りライナー
21と低摩擦部材31とについての作動試験結果を以下
に述べる。
【0024】先ず、滑りライナー21としては、表面に
固体潤滑材(黒鉛)を分散焼結させると共に、含油した
焼結層を有するオイレスウエアプレートを用い、また低
摩擦部材31にはナイロンを用いた。そして、トグルブ
ロック9を100回往復作動(74mmの範囲を約5m
/sで往復作動)させた。
【0025】その結果、トグルブロック9の上部滑り面
9aと下部滑り面9b、滑りライナー21および低摩擦
部材31の何れの面に掻き傷や肌荒れも全くなく、また
左右のトグルブロック9の同期性も極めて良好であっ
た。ところで、トグルブロック9の往復作動時は、上部
受板11には7.2トンの荷重が、また下部受板12に
は8.6トン(7.5トン+トグルブロック重量約1.
1トン)の荷重がそれぞれ作用していた。また、破砕時
には上部受板11に106.3トンもの大荷重が作用し
たが、滑りライナー21には全くかじり付きが発生して
いなかった。
【0026】なお、以上では、本発明に係る技術的思想
をシングルトグル式のジョークラッシャのトグルブロッ
クスライド機構に対して適用した場合を例として説明し
た。しかしながら、本発明に係る技術的思想を従来例の
項において説明したダブルトグル式のジョークラッシャ
のトグルブロックスライド機構に対しても適用すること
ができるので、上記実施の形態によって本発明の技術的
思想の適用範囲が限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るジョー
クラッシャのトグルブロックスライド機構によれば、滑
りライナーや低摩擦部材を交換するに際しては、ライナ
ー取付枠と、丸棒状の低摩擦部材とを着脱するだけで良
く、従来のジョークラッシャのトグルブロックスライド
機構のようにトグルブロックやトグルプレートを取外す
必要がないので、摺動部品の交換作業の労力と所要時間
との削減に大いに寄与することができるという極めて優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るジョークラッシャの
トグルブロックスライド機構の全体構成説明図である。
【図2】図2(a)は本発明の実施の形態に係るトグル
ブロックスライド機構の全体構成説明図、図2(b)は
図2(a)のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るトグルブロックスラ
イド機構の上部の滑りライナー取付説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るトグルブロックスラ
イド機構の下部の低摩擦部材取付説明図である。
【図5】図5(a)は従来の典型的なダブルトグル式の
ジョークラッシャの全体構成説明図、図5(b)はその
間隙調整装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1…ジョークラッシャ,2…フロントフレーム,3…固
定ジョープレート,4…スイングジョー,5…スイング
ジョープレート,6…偏心軸,7…サイドフレーム,8
…バックフレーム,9…トグルブロック,9a…上部滑
り面,9b…下部滑り面,10…トグルプレート,11
…上部受板,12…下部受板,20…ライナー取付枠,
20a…ライナー保持部材,20b…Γ状の取付部材,
21…滑りライナー,30…低摩擦部材保持部材,30
a…取付用丸溝,31…低摩擦部材,32…止板,33
…ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪股 尚治 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (72)発明者 浜口 正記 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (56)参考文献 特開 平7−275724(JP,A) 特開 平9−131538(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 1/02 - 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングジョー(4) の反力を受けるトグ
    ルプレート(10)の一端を支えるトグルブロック(9) の上
    面に形成されてなる上部滑り面(9a)および下面に形成さ
    れてなる下部滑り面(9b)と、前記スイングジョー(4) の
    幅方向の両側に対峙して配設されてなるサイドフレーム
    (7) の相対する面に突設され、前記トグルブロック(9)
    を摺動自在に支える上部受板(11)および下部受板(12)と
    からなるジョークラッシャのトグルブロックスライド機
    構において、前記上部受板(11)の下面側に配設する滑り
    ライナー(21)を、この上部受板(11)の前後部側面と上面
    とを囲む枠体(20)により着脱自在に取付けたことを特徴
    とするジョークラッシャのトグルブロックスライド機
    構。
  2. 【請求項2】 前記上部滑り面(9a)を、このトグルブロ
    ック(9) の前後の中央部分が膨出する曲面形状に形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のジョークラッシャ
    のトグルブロックスライド機構。
  3. 【請求項3】 前記下部滑り面(9b)を、前後方向に、か
    つ横断断面が半円状の丸溝状に形成し、前記下部受板(1
    2)の上面側に前記下部滑り面(9b)の丸溝面に密接する丸
    棒状の低摩擦部材(31)を着脱自在に配設したことを特徴
    とする請求項1に記載のジョークラッシャのトグルブロ
    ックスライド機構。
  4. 【請求項4】 スイングジョー(4) の反力を受けるトグ
    ルプレート(10)の一端を支えるトグルブロック(9) の上
    面に形成されてなる上部滑り面(9a)および下面に形成さ
    れてなる下部滑り面(9b)と、前記スイングジョー(4) の
    幅方向の両側に対峙して配設されてなるサイドフレーム
    (7) の相対する面に突設され、前記トグルブロック(9)
    を摺動自在に支える上部受板(11)および下部受板(12)と
    からなるジョークラッシャのトグルブロックスライド機
    構において、前記上部受板(11)の下面側に配設される滑
    りライナー(21)を、この上部受板(11)の前後部側面と上
    面とを囲む枠体(20)により着脱自在に取付け、前記トグ
    ルブロック(9) の上部滑り面(9a)を、このトグルブロッ
    ク(9) の前後の中央部分が膨出する曲面形状に形成する
    と共に、前記トグルブロック(9) の下部滑り面(9b)を、
    前後方向に、かつ横断断面が半円状の丸溝状に形成し、
    前記下部受板(12)の上面側に前記下部滑り面(9b)の丸溝
    面に密接する丸棒状の低摩擦部材(31)を着脱自在に配設
    したことを特徴とするジョークラッシャのトグルブロッ
    クスライド機構。
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