JP3199942U - 改ざん防止機能付きパッケージ - Google Patents

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真佐美 西田
真佐美 西田
三雄 越濱
三雄 越濱
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相互印刷株式会社
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Abstract

【課題】不正に開けられないよう改ざん防止の効果が確実となり、また、正式に開くときにはワンタッチでその操作をなし得る改ざん防止機能付きパッケージを提供する。【解決手段】上面において前面壁5に連設される下蓋7と、後面壁に連設される上蓋9とを設け、下蓋7の基端に折れ線に沿った幅中央部に切起しによりスリット15を設け、スリット15の前端縁に切起しに伴って前面壁5の上端が突出する突起縁18を具備してなり、上蓋9には、先端にスリット15に差し込む逆止形の舌片19を突設した。舌片19には、両端の逆止片17間に裏側に縦の凸条となる複数のリブ23をプレス成形により配設し、スリット15への舌片19の差込みによりその両端逆止片17とともにリブ23がスリット15に掛かって上蓋9開き不能にロックが掛かる。該ロック解除可能のために前面壁5の上端部を切り離し得るよう、前面壁5の上端両隅角の間に逆山形の切取範囲25となる切取り線27を形成した。【選択図】図1

Description

この考案は、流通過程において、一旦開封してひそかに内容物がすり変えられる不正がないよう、それを防止する改ざん防止機能付きパッケージに関する。
従来、改ざん防止機能付きパッケージとしては、不正に蓋が開けられないよう閉じにロックされる蓋閉じ構造と、ユーザーが正式に開けるためにロック解除にする切取り線を設けたものがあった。これを図9に示すと、前面壁の上端に下蓋51を、後面壁の上端に上蓋53を連設した紙箱において、下蓋51の前端縁の幅中央部にスリット55を切起しにより形成して前面壁57の延長となる突起縁59を有し、上蓋53の前端にはスリット55へ差し込む逆止形の舌片61が突設される。
この舌片61の差込みにより上蓋53が閉じに保持され、スリット55の両端に逆止爪63,63が掛かることで、上蓋53が開かなくなるロック装置が構成されている。また、蓋止ロックを解除するために、突起縁59の下方にこれを摘みとしてスリット55を裂き開く切取り線65、65が形成される。なお、切取り66は上蓋53に設けることもあった。
上記のような従来の改ざん防止機能付きパッケージによれば、上蓋53の先端舌片61がスリット55に差し込まれると、舌片61が差込み方向に対してたわむために差込みが困難になることがあり、また、逆止爪63,63の係りが甘いために、舌片61が抜けやすくなるという問題があった。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、スリットから舌片が容易に抜けないために、不正に開けられないよう改ざん防止の効果が確実となり、また、正式に開くときにはワンタッチでその操作をなし得る改ざん防止機能付きパッケージを提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、上面において前面壁に連設される下蓋と、後面壁に連設される上蓋とを設け、下蓋の基端に折れ線に沿った幅中央部に切起しによりスリットを設け、スリットの前端縁に切起しに伴って前面壁の上端が突出する突起縁を具備してなり、上蓋には先端に該スリットに差し込む逆止形の舌片を突設した改ざん防止機能付きパッケージにおいて、舌片には、両端の逆止片間に裏側に縦の凸条となる複数のリブをプレス成形により配設し、前記スリットへの舌片の差込みによりその両端逆止片とともにリブがスリットに掛かって上蓋開き不能にロックが掛かっており、該ロック解除可能に前面壁の上端部を切り離し得るよう、前面壁の上端両隅角の間に逆山形の切取範囲となる切取り線を形成したことを特徴とする改ざん防止機能付きパッケージを提供する。
改ざん防止機能付きパッケージを上記のように構成したから、商品を包装するときには、上蓋の先端の舌片をスリットに差し込むことにより、その両側の逆止片とその間のリブをスリットに係止し、上蓋がひらかないロック状態とすることができる。また、開くときには、前面壁の上端部の切取範囲を指押しして突き破ることにより上端部を分離すれば、切取範囲がスリットで上蓋の舌片に結合しているので、上蓋とともに分離部分が持ち上がって、上端部が商品を取り出しやすく広く開放する(図7参照)。
以上説明したように、この考案の改ざん防止機能付きパッケージによれば、リブがあるため舌片をスリットに支障なく深く差し込みができ、逆止片の掛りも良く蓋閉じを容易になし得て、包装の作業性が良好であり、また、容易に開かないロック状態が保持されるため、流通過程においては改ざん防止効果が確実に図られる。しかも、ユーザーにおいて正式に開くときには、一部を指で突き破るワンタッチ操作でロック状態を解除し、商品を取り出しやすく広く開封できるという優れた効果がある。
この考案の改ざん防止機能付きパッケージを上蓋開きで示す斜視図である。 上蓋の前端に突設される舌片を示す平面図である。 図3のA−A線矢視の断面図である。 同改ざん防止機能付きパッケージを蓋閉じロック状態で示す斜視図である。 蓋閉じ要領を示す改ざん防止機能付きパッケージの上端部断面図である。 蓋閉じロック状態を(ロック解除要領とともに)示す上端部断面図である。 開封状態を示す上端部断面図である。 改ざん防止機能付きパッケージの展開図である。 従来例の斜視説明図である。
この考案は、流通過程において商品を取り変える不正行為が行われないようにすることを目的としており、包装商品としては、例えば、瓶詰化粧品、瓶詰薬剤、アンプル薬剤等が挙げられる。
図1ないし図8は、実施例を示したもので、その改ざん防止機能付きパッケージPは、紙容器(パッケージ)であって、剛性を有する紙にプレス成形を施すことにより展開型Paが全面成形され、左右側壁1,1の上端に半フラップ3,3が対向して突設され、前後面壁5,6の上端には下蓋7と上蓋9とが突設され、下蓋7の先端に後面壁6に沿って差し込む後部折込片11が突設される。
下蓋7には前端折れ線13に沿ってスリット15が切り起こしにより形成される。切起こしにより前面壁5の延長に起立して突起縁18が形成される。
上蓋9には、前端にスリット15に差し込む舌片19が突設され、両端にスリット15の両端に係る逆止片17,17が形成されることにより、舌片19が抜けがたい逆止形となっている。また、両端の逆止片17,17は1対の折れ線21,21を介して突設され舌片19が幅狭く折れるように構成され、両折れ線21,21を先端に幅広く傾斜させて逆止片17、17を基端にやや幅広く形成してある。また、両折れ線21,21の間に前後方向のリブ23,23,23が形成され、リブ23は、前面に凹となる対応において裏面に凸となるようプレス形成される。
前面壁5には、スリット15の長さを超える巾の切取範囲25となるよう切取線27が形成される。具体的には、逆山形ないし逆台形の形状であって、下端部に丸く湾曲した線で破りやすい指当り26が形成される。
蓋を閉じるには、下蓋7の上に上蓋9を被せながらその先端の舌片19をスリット15に差し込む(図4、図5)。そうすると、リブ23の強度で曲がることなく直に差し込まれ、そのとき、左右の逆止片17,17が一旦折れることにより差し込みが許容され、深く差し込まれて逆止片17やリブ23がスリット15に係止する(図6)。これで深い掛かりが保持されるため、痕跡を残すことなく蓋9が開かれるおそれは決して無く、安心して流通過程に置くことができる。
ユーザーにおいては、切取範囲25の指当り26を押し破って範囲全体を切取るが(図6)、スリット15が保存されているので、それとの結合により上蓋9の開きに付随して切取範囲25が持ち上がるために、上端が商品を出しやすく前30にも広い開放状態となる(図7)。
P 改ざん防止機能付きパッケージ
5 前面壁
6 後面壁
7 下蓋
9 上蓋
13 折れ線
15 スリット
17 逆止片
18 突起縁
19 舌片
21 折れ線
23 リブ
25 切取範囲
26 指当り

Claims (3)

  1. 上面において前面壁に連設される下蓋と、後面壁に連設される上蓋とを設け、下蓋の基端に折れ線に沿った幅中央部に切起しによりスリットを設け、スリットの前端縁に切起しに伴って前面壁の上端が突出する突起縁を具備してなり、上蓋には先端に該スリットに差し込む逆止形の舌片を突設した改ざん防止機能付きパッケージにおいて、舌片には、両端の逆止片間に裏側に縦の凸条となる複数のリブをプレス成形により配設し、前記スリットへの舌片の差込みによりその両端逆止片とともにリブがスリットに掛かって上蓋開き不能にロックが掛かっており、該ロック解除可能に前面壁の上端部を切り離し得るよう、前面壁の上端両隅角の間に逆山形の切取範囲となる切取り線を形成したことを特徴とする改ざん防止機能付きパッケージ。
  2. 舌片の左右両端に折れ線を介することにより前記逆止片が突設され、両折れ線を間が先端に開く傾斜に形成してあることを特徴とする請求項1記載の改ざん防止機能付きパッケージ。
  3. 前面壁に設ける前記切取範囲が逆山形であるとともにその下端部が広く湾曲した指当部となるよう切取り線が形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載の改ざん防止機能付きパッケージ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124863A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社クラウン・パッケージ 包装容器
JP2019031291A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 小林製薬株式会社 包装用箱
JP2019209987A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社ヤクルト本社 ロック機構を有する包装用箱

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