JP3199675U - 陳列用台紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】陳列用台紙を短時間につくることができて、商品陳列までに要する時間を短縮できるとともに、吊下索による破断を防止できるようにすること。【解決手段】台紙本体12に陳列物を支持するための孔16を備える。台紙本体12の上端に設けた吊下索14によって台紙本体12が吊下されるようにする。台紙本体12の上端に掛け止めシート13を設け、その掛け止めシート13の折り畳み状態においてその内部に吊下索14を掛止めする。【選択図】図1
Description
本考案は、商品等を販売等のために陳列することに用いられる陳列用台紙に関するものである。
この種の陳列用台紙が例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1の開示から明らかなように、従来の陳列用台紙は、台紙本体に孔を穿ち、その孔に紐等の吊下索を通して、この吊下索を壁面のフック等に掛けて、陳列用台紙を吊下するようにしていた。
従って、従来の陳列用台紙は、孔に吊下索を通すのに手間がかかり、例えば小売店等における開店前の限られた時間しかないにも関わらず、商品陳列のために、陳列用台紙をつくることに時間と手間がかかり、煩雑であった。しかも、吊下索により孔の内周面上部に集中応力が発生して、台紙が応力集中部を起点にして破断されるおそれもあった。
本考案の目的は、商品陳列までに要する時間を短縮できる陳列用台紙を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案は、陳列物支持部を備え、台紙本体の上端に設けた吊下索によって吊下されるようにした陳列用台紙において、前記台紙本体の上端に折り畳み部を設け、その折り畳み部内に前記吊下索を掛け止めしたことを特徴とする。
以上の構成においては、折り畳み部内に吊下索を掛け止めすればよく、吊下索を孔に通す必要はない。従って、吊下索の掛け止めを容易に行なうことができる。
以上のように、本考案によれば、台紙本体への吊下索を取付ける作業が容易になって、その作業を短時間で行ない得るという効果を発揮する。
以下に、本考案を具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の陳列用台紙11は、台紙本体12と、折り畳み部としての掛け止めシート13と、吊下索14とを備え、吊下索14には金具15が設けられている。そして、金具15が壁面のフック(図示しない)等に掛けられることにより、陳列用台紙11が吊下索14を介して吊下される。
図1に示すように、本実施形態の陳列用台紙11は、台紙本体12と、折り畳み部としての掛け止めシート13と、吊下索14とを備え、吊下索14には金具15が設けられている。そして、金具15が壁面のフック(図示しない)等に掛けられることにより、陳列用台紙11が吊下索14を介して吊下される。
前記台紙本体12には陳列物支持部としての複数の孔16が透設されており、この孔16に商品を掛けるための掛け具17が着脱可能に取り付けられる。
図2及び図3に示すように、台紙本体12の両幅端部には裏面側に折り曲げられて、接着剤による接着や粘着剤による粘着によりその折り曲げ状態に固定化された折り曲げ部18が形成されている。この折り曲げ部18により、台紙本体12が補強されている。
図2及び図3に示すように、台紙本体12の両幅端部には裏面側に折り曲げられて、接着剤による接着や粘着剤による粘着によりその折り曲げ状態に固定化された折り曲げ部18が形成されている。この折り曲げ部18により、台紙本体12が補強されている。
前記両折り曲げ部18問において、台紙本体12の裏面上端には折り畳み部を構成する別紙としての掛け止めシート13がその下半部において粘着シート(図示しない)により貼着されている。掛け止めシート13の端部には透孔としての孔20が透設されている。
図4及び図5に示すように、掛け止めシート13は折り曲げ線21の位置において上下に2つ折りに折り畳まれている。掛け止めシート13の裏面には、掛け止めシート13を折り畳み状態に貼着保持するための粘着シート22が貼着されている。そして、2つ折り状態に折り畳まれた掛け止めシート13の折り曲げ線21の位置において掛け止めシート13内に前記吊下索14が掛け止められている。
次に、実施形態の作用を説明する。
本実施形態の陳列用台紙11は、この陳列用台紙11の流通段階では、台紙本体12,掛け止めシート13,吊下索14,金具15及び掛け具17がそれぞれ組付けられることなく、単独状態でビニール袋等に1セットとしてまとめて梱包されている。
本実施形態の陳列用台紙11は、この陳列用台紙11の流通段階では、台紙本体12,掛け止めシート13,吊下索14,金具15及び掛け具17がそれぞれ組付けられることなく、単独状態でビニール袋等に1セットとしてまとめて梱包されている。
陳列用台紙11を陳列のために使用する場合は、台紙本体12の上端に掛け止めシート13を粘着シートによって貼着するとともに、吊下索14を内部に挟んだ状態において掛け止めシート13を2つ折りにして、粘着シート22の貼着により掛け止めシート13をその2つ折りの状態に維持する。
そして、吊下索14に金具15を取り付けて、その金具15により、陳列用台紙11を壁面のフック等に吊下することができる。さらに、台紙本体12の孔16に掛け具17を掛け止めしてその掛け具17に陳列対象の商品を掛ければ、その商品を陳列することができる。
なお、掛け止めシート13を2つ折りにすることなく、つまり、吊下索14を設けることなく、掛け止めシート13の孔20を利用して陳列用台紙11を壁面のフック等に直接吊下することも可能である。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)台紙本体12の上端に掛け止めシート13を貼着して、その掛け止めシート13に折り畳み部131を設け、その折り畳み部131内に吊下索14を掛止めしたことにより、前述した従来の陳列用台紙とは異なり、孔に吊下索を通すような面倒な作業は不要になる。従って、例えば、開店前の準備作業、つまり陳列用台紙11をつくる作業を短時間で容易に行なうことができる。また、吊下索14により孔の内周面に集中応力が作用することはなくなり、孔の内周面を起点とした破断が生じるようなおそれはない。
(1)台紙本体12の上端に掛け止めシート13を貼着して、その掛け止めシート13に折り畳み部131を設け、その折り畳み部131内に吊下索14を掛止めしたことにより、前述した従来の陳列用台紙とは異なり、孔に吊下索を通すような面倒な作業は不要になる。従って、例えば、開店前の準備作業、つまり陳列用台紙11をつくる作業を短時間で容易に行なうことができる。また、吊下索14により孔の内周面に集中応力が作用することはなくなり、孔の内周面を起点とした破断が生じるようなおそれはない。
(2)台紙本体12に別紙である掛け止めシート13を貼り付け、その掛け止めシート13を折り畳んでいるため、掛け止めシート13に吊下索14を容易に取り付けることができるとともに、前記のように、応力集中による破断を回避できる。
(3)台紙本体12の両幅端部を折り曲げ部18によって裏面側に折り返して重ね合わせたことにより、台紙本体12の強度を向上できる。そして、その折り曲げ部18の問に前記掛け止めシート13を配置したことにより、掛け止めシート13を台紙本体12の幅方向の中央部に目測で簡単に配置できる。また、掛け止めシート13が左右の折り曲げ部18によって形成される凹部内に位置するため、掛け止めシート13の台紙本体12の裏面側からの突出量が少なくなり、壁の角部等に対する掛け止めシート13の外縁部等の引っ掛かりが少なくなる。従って、掛け止めシート13の剥がれや、コーナ部の爛れ等を防止できる。
(4)折り畳み部131に孔20を形成したことにより、吊下索14を使用しなくても陳列用台紙11を陳列に供することができる。従って、陳列用台紙11の陳列条件に対する汎用性を向上できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・図6に示すように、折り畳み部131を台紙本体12と一体に形成すること。このように構成すれば、掛け止めシート13が不要になり、部品点数を少なくすることができる。
・図6に示すように、折り畳み部131を台紙本体12と一体に形成すること。このように構成すれば、掛け止めシート13が不要になり、部品点数を少なくすることができる。
・金具15を省略して、吊下索14を壁面のフック等に直接吊下すること。このようにすれば、部品点数を少なくすることができる。
・掛け具17を省略して、商品を孔20に直接に掛けること。このようにしても、部品点数を少なくすることができる。
・掛け具17を省略して、商品を孔20に直接に掛けること。このようにしても、部品点数を少なくすることができる。
・前記掛け具17として、別の構成のものを用いること。例えば、掛け具17として前方に突出する棒状のものを用いること。
・台紙本体12の左右の折り曲げ部18を省略すること。
・台紙本体12の左右の折り曲げ部18を省略すること。
・台紙本体12の孔16を省略すること。このように構成した場合は、台紙本体12の前面に掛け具17等が接着剤で貼着される。
11…陳列用台紙、12…台紙本体、13…掛け止めシート、14…吊下索、18…折り曲げ部、131…折り畳み部。
Claims (5)
- 陳列物支持部を備え、台紙本体の上端に設けた吊下索によって吊下されるようにした陳列用台紙において、
前記台紙本体の上端に折り畳み部を設け、その折り畳み部内に前記吊下索を掛け止めした陳列用台紙。 - 前記台紙本体にその台紙本体とは異なる別紙を貼り付け、その別紙を折り畳んで折り畳み部とした請求項1に記載の陳列用台紙。
- 前記折り畳み部を台紙本体と一体に形成した請求項1に記載の陳列用台紙。
- 台紙本体の両幅端部を裏面側に折り返して折り曲げ部を形成し、その両折り曲げ部の間に前記折り畳み部を配置した請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の陳列用台紙。
- 折り畳み部に透孔を形成した請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の陳列用台紙。
Priority Applications (1)
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JP2015003182U JP3199675U (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 陳列用台紙 |
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2015
- 2015-06-24 JP JP2015003182U patent/JP3199675U/ja not_active Expired - Fee Related
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