JP2007014720A - アクセサリー台紙 - Google Patents

Abstract

【課題】ピアス、イヤリング等の小型アクセサリーの取り付け、取り外しが容易であり、かつ、外部のクリアケースと内部の台紙が独立しており、台紙を取り替えることにより、様々なデザイン、形状のアクセサリーに対応できるアクセサリー台紙である。
【解決手段】クリアケース上端部に折り返し片を配置し、そこをワイヤー等、棒状の物、什器の溝等に引っ掛けることにより、容易なディスプレイを可能にする。また、下端部で折り曲げられた背板と、腹板に挟み込んだ台紙には様々なデザインを直接印刷し、商品に応じて任意に商品固定用の穴を開け、台紙の穴に対応する、外部のクリアケースの同じ位置に穴を開ける。
【選択図】図１

Description

本考案は、ピアス、イヤリングを店頭などにおいて展示する為に用いるディスプレイ用の支持具に関する。

ピアス、イヤリング等を展示する場合、吊り下げる状態で展示するが、硬質塩化ビニール樹脂、ホリプロピレン、アクリル合成樹脂を使用するか、紙台紙を使用する場合が一般的で、前者の場合、陳列する商品数が多い為、化学製品の台紙に印刷する際のコストがかかり、後者の場合、印刷時のコストを抑えることはできるが、取り外し等で、紙の損傷が激しく、長期間の陳列にはそぐわない。

ディスプレイ支持具と共にピアス、イヤリング等の商品を展示する際、事前にそれに合わせた什器、またはディスプレイ用のボード等が必要な為、初期投資としてのコストがかさむ。

本考案は印刷におけるコストを飛躍的に軽減させることにより、店舗の規模に左右されず、多種多様の商品を展示することが可能になる為、各店舗の個性を活かせるディスプレイ支持具の提供を目的とする。

本考案は什器、ディスプレイ用のボードなどにかかる初期投資の費用を飛躍的に軽減させ、従来、事業としての参入をためらっていた人々にも、容易な参入の決断材料ともなりえる、ディスプレイ支持具の提供を目的とする。

上記目的を達成する為に、本考案におけるピアス、イヤリング等のディスプレイ支持具は、ピアス、イヤリング展示用の台紙を、硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等の素材で造られた外部クリアケース下端部から腹板部分と折り合わせる形で曲げられた背板との間に、紙台紙を挟むことににより、外部クリアケース部分と紙台紙部分に分け、多種多様なデザインの台紙を容易に差し替え可能にしたものである。

硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等で造られた長方形の外部のクリアケース上端部に折り返し片（腹板の上部後方に垂直に曲げた天板を介し、天板から腹板と略平行でかつ前方へ弾性的に傾倒自在になるように曲げた、腹板よりも短い支持部を有したもの）を、ワイヤーなど、棒状（曲線のものも含む）のものにフックとして掛けることにより、什器での陳列に特化せず、ワイヤー、棒等、簡易な設備での商品陳列を可能にしたものである。

上述のように、台紙印刷の、また、什器、展示用のボード等を設置する為のコストが抑えられる為、これまで、アクセサリー小売業への新規の参入に二の足を踏んでいた事業者の参入が容易になり、また、軽減されたコストの販売価格への反映が予想される。

上述と同様の理由により、別業種の店舗における空いたスペースの有効活用として、アクセサリーのコーナーを適時設置することが容易になる。

展示スペースに張ったワイヤーなどの棒状のものに、ピアス、イヤリング等のディスプレイ支持具を掛ける展示形態な為、平面での展示だけではなく、独創的、変化に富んだ展示形態を可能にする。

［実願平８−２４３８号公報］
イヤリングのディスプレイ支持具は、特定形状のイヤリング、すなわち、全体が略円弧状に湾曲して、その一端の支持部と他端の掛止部との間に開通部を有する形状のイヤリングを吊り下げ状態で展示する為のもので、下端から背板の前方に垂直で曲げられた底板を介して背板と平行に曲げられた、商品の掛止孔を有す腹板はあくまでも商品の固定のためのものであり、本発明の硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等で造られた長方形の外部のクリアケース上端部の折り返し片（腹板の上部後方に垂直に曲げた天板を介し、天板から腹板と略平行でかつ前方へ弾性的に傾倒自在になるように曲げた、腹板よりも短い支持部を有したもの）は、ワイヤーなど、棒状（曲線のものも含む）のものにフックとして掛けることにより、什器での陳列に特化せず、ワイヤー、棒等、簡易な設備での商品陳列を可能にしたものである。また、［実願平８−２４３８号公報］のイヤリングディスプレイ支持具はプラスチック板で形成されているため、支持具本体に印刷しようとするとコストがかかるが、本発明は硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等で造られた外部のクリアケースと、内部の紙台紙が独立しているため、紙台紙に自由なデザインを活用するためのコストを抑えることができる。また、また、［実願平８−２４３８号公報］のイヤリングディスプレイ支持具は背板上部に空けられた吊下孔に什器から伸びたフックを貫通させ、掛けることによって陳列するが、本発明は硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等で造られた長方形の外部のクリアケース上端部に折り返し片（腹板の上部後方に垂直に曲げた天板を介し、天板から腹板と略平行でかつ前方へ弾性的に傾倒自在になるように曲げた、腹板よりも短い支持部を有したもの）を、ワイヤーなど、棒状（曲線のものも含む）のものにフックとして掛けることにより、什器での陳列に特化せず、ワイヤー、棒等、簡易な設備での商品陳列が可能である。

ワイヤーなどの棒状の物をピアス、イヤリング等の展示したいスペースに横に張る形、もしくは、多種多様な曲線を描かせた上で設置し、そこに硬質塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン、アクリル合成樹脂等の外部クリアケースの支持部▲２▼をかけ陳列する。支持部をかける材質を特に選ばないことから、その個々の特性に合わせ、店舗、または、展示場ごとの独創的な展示方法が考えられる。

以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。展示商品により、ポスト部分の多少の違いはあるが、基本的には、それらに合わせた腹板の掛け上げ孔を開けることで対応できると考える。

紙台紙▲６▼に商品名、会社名等を印刷。紙への印刷の為、様々な色、デザインの台紙を作ることができる為、個々の商品に合わせた販売展開が可能になる。

図６の通りに、アクセサリー支持具の腹板の掛け上げ孔と、腹板と背板に挟まれ。た紙台紙の対応する位置に開けられた掛け上げ孔にピアス等のポスト部分▲９▼を貫通させることによって、商品の確実な固定を可能にする。背板に開けた掛け上げ孔は縦に伸びた楕円の形態を持たせることにより、多様な掛け上げ孔の位置にも対応でき、腹板、紙台紙、背板の三点の掛け上げ孔を対応させる上での作業を容易にさせることができる。

商品と一体化したアクセサリー支持具の展示方法は、図５の通りに、展示スペースに張られたワイヤー等の棒状のものに支持部▲２▼を掛けることに大量展示することも、容易に可能にする。

図７の通りに、アクセサリー支持具を掛けるワイヤー等の特性を活かし、色々な曲線を描かせることによって、様々なレイアウト、または、個々の展示スペースの特性にあった展示方法を可能にする。

外部クリアケースの斜視図である。 外部クリアケースの断面図である。 外部クリアケースの背面斜視図である。 紙台紙 陳列用のワイヤー等にアクセサリー台紙のディスプレイ用支持具をかけた状態の斜視図 アクセサリー台紙の掛け上げ孔にアクセサリーのポストを貫通させ固定させた状態の断面図 アクセサリー支持具を色々な角度で曲げたワイヤー等にかけた状態で展示した図

符号の説明

▲１▼ 天板
▲２▼ 支持部
▲３▼ 背板
▲４▼ 腹板
▲５▼ 掛上孔１
▲６▼ 紙台紙
▲７▼ ワイヤー等
▲８▼ ディスプレイ支持部
▲９▼ ポスト
▲１０▼ 掛上孔２

Claims (4)

1. 簡易な設備での商品陳列を可能にするアクセサリー台紙
2. 個々の商品に応じたデザインの台紙が容易に使用しようできるアクセサリー台紙
3. あらゆる商品陳列に対応できるアクセサリー台紙
4. 容易に紛失を伴わない商品の陳列が可能なアクセサリー台紙

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