JP3199535B2 - 寿命インジケーター及びカートリッジ - Google Patents

寿命インジケーター及びカートリッジ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、総通水量に基づいて寿
命が決まる機器の寿命を示す寿命インジケーター、及び
その寿命インジケーターを備えた浄水器用又は純水器用
のカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】近年、都市部では、人口増
加及び産業発達によって水質が汚染され、水道水の異臭
や味の劣化が問題となってきている。このため、簡単に
水道の蛇口に取付けられて水道水を浄化する家庭用浄水
器の使用が増加してきている。浄水器は、中空繊維と活
性炭とからなる交換可能なカートリッジを備えており、
このカートリッジに水道水を通水することによって水道
水の臭いや雑菌を除去するようになっている。カートリ
ッジは、通水される水道水の量の総計が所定量を越える
と機能しなくなる。即ち、カートリッジの寿命は、上記
所定量に基づいて決まり、通水量の総計が上記所定量と
なるまでの期間となる。カートリッジは、一般に、約4
〜6ケ月で寿命となり、交換しなければならない。
【0003】従来では、カートリッジに書込んだ使用開
始日から一定期間経過した時を一律にカートリッジの交
換時期と判断し、カートリッジの交換を行なっていた。
しかし、使用開始日を書込むという上記方法では、次の
ような問題があった。 (1) 使用開始日の書込みを忘れたり、書込んだ日付が不
鮮明になったりすると、交換時期が不明確となる。 (2) カートリッジへの水道水の通水量は、各家庭によっ
て異なるものであるので、使用期間だけで交換時期を判
断すると、まだ寿命が来ておらず機能しているカートリ
ッジを交換したり、既に寿命が過ぎて機能していないカ
ートリッジをそのまま使用したりするという不都合が生
じる。
【0004】このような問題を解決するものとして、浮
きを用いたインジケーターが知られている。このインジ
ケーターは、カートリッジの中空繊維の目詰まりによる
通水量の減少を利用したものであり、通水量の減少に基
づいて浮きが浮いたり沈んだりするようになっており、
浮きに付けた印により中空繊維の目詰まり状態を外部に
示すことができるものである。しかし、通水量は、水圧
が低かったり、蛇口が絞られたりしていると、減少する
ことがあるので、上記インジケーターでは、間違った状
態が示されることがある。しかも、中空繊維の状態だけ
が示され、活性炭については示されないので、カートリ
ッジの寿命は正確には示されない。
【0005】また、カートリッジの使用時間を測定する
回路を備えたインジケーターが考えられるが、一般に4
〜6ケ月という長期間の使用では、周囲環境の変化や外
部ノイズに対する対策が必要であり、そのため、複雑に
なり、高価になってしまうという問題がある。
【0006】また、浄水器よりも更に純度の高い水を得
るための純水器がある。純水器は、浄水器が一般に家庭
用として用いられるのに対し、工業用として用いられ
る。純水器も、総通水量に基づいて寿命が決まるカート
リッジを着脱自在に備えている。このカートリッジは、
イオン交換樹脂を備えている。ところで、従来では、純
水器のカートリッジの寿命が尽きたことを、次のように
して検知していた。(1)比抵抗計によって純水の比抵抗
を測定し、所定値以下となった場合に寿命が尽きたとす
る、(2) 純水器は時間当りの通水量を制御できるもので
あるので、通水時間を測定する回路を備えたインジケー
ターを設け、そのインジケーターにより通水時間を測定
して総通水量を求め、総通水量が所定量を越えた場合に
寿命が尽きたとする。しかし、(1) の方法では、比抵抗
計が高価であるために、純水器自体も高価となってしま
い、また、(2) の方法では、上述したように、複雑且つ
高価になってしまうという問題があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、総通水量に基づいて寿命が決
まる機器の寿命を正確且つ簡単に示すことができる寿命
インジケーターを提供すること、及び交換時期を正確且
つ簡単に知ることができる浄水器用又は純水器用のカー
トリッジを提供することを目的とする。
【0008】
【目的を達成するための手段】本発明の寿命インジケー
ターは、総通水量に基づいて寿命が決まる機器に着脱自
在に取付けて用いられ、その機器の寿命を示す寿命イン
ジケーターであって、センサー部、電池、及びこの電池
を電源として発光する発光ダイオードを有する回路と、
上記機器に連通する通水路とを備え、センサー部は、上
記機器における通水を通水路内にて検知して電気的信号
を発生するよう設けられており、上記回路は、センサー
部からの電気的信号を受けると発光ダイオードに電流が
流れるよう設計されており、電池は、その放電寿命が上
記機器の寿命と等しく設定されていることを特徴として
いる。
【0009】本発明のカートリッジは、浄水器又は純水
器に着脱自在に取付けて用いられ、総通水量に基づいて
決まった寿命を有するカートリッジにおいて、そのカー
トリッジの寿命を示す寿命インジケーターを備えてお
り、その寿命インジケーターは、センサー部、電池、及
びこの電池を電源として発光する発光ダイオードを有す
る回路と、カートリッジに連通する通水路とを備え、セ
ンサー部は、カートリッジにおける通水を通水路内にて
検知して電気的信号を発生するよう設けられており、上
記回路は、センサー部からの電気的信号を受けると発光
ダイオードに電流が流れるよう設計されており、電池
は、その放電寿命がカートリッジの寿命と等しく設定さ
れていることを特徴としている。
【0010】
【作用】寿命インジケーターにおいては、通水のある
間、即ち機器を使用している間は発光ダイオードは発光
し、通水のない間、即ち機器を使用していない間は発光
ダイオードは非発光となり、電池の放電寿命がある間、
即ち機器の寿命がある間は、発光ダイオードは発光し得
ることとなる。従って、機器の使用中であるにも拘らず
発光ダイオードが発光しなくなれば、電池の寿命、即ち
機器の寿命が尽きたこととなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 (実施例1)図1は本実施例のカートリッジを用いた純
水器を示す斜視図である。純水器1は、本体12と、着
脱自在のカートリッジ13とを備えている。図2はカー
トリッジ13の構成を示すブロック図である。カートリ
ッジ13は、上流から下流に向けて、ろ過フィルター3
1、インジケーター20、貯水タンク34、イオン交換
樹脂32、及びろ過フィルター33を備えている。な
お、ろ過フィルター33の方が高精度のものである。貯
水タンク34は、イオン交換樹脂32より前に配置して
イオン交換樹脂32以降において通水路内に空気が混入
して純水が汚染されるのを防止する。なお、貯水タンク
34はろ過フィルター31の上流側に配置してもよく、
インジケーター20はカートリッジ13の通水路内であ
ればどこに配置してもよい。24は発光ダイオード、5
0は比抵抗計である。
【0012】インジケーター20は、図3に示す回路1
0及び通水路130を備えている。回路10は、センサ
ー部であるサーミスタ21と、コイン型のリチウム一次
電池23と、赤色の発光ダイオード24と、コンパレー
ター25とを備えている。回路10において、発光ダイ
オード24は、サーミスタ21からの電気的信号を受け
てコンパレーター25がON状態となった場合に電池2
3を電源として発光するようになっている。また、発光
ダイオード24は、図1に示すように、視認できる位置
に設けられている。
【0013】通水路130は、インジケーター20をカ
ートリッジ13に取付けた際にカートリッジ13内の通
水路に連通するようになっている。通水路130は、外
部からの汚染を防ぐため、外部の空気に対して密閉され
た状態にあり、通水路130内は常に純水で満たされて
いる。
【0014】サーミスタ21は、具体的には、図4に示
すように、通水路130の内壁に設けられている。サー
ミスタ21は、通水路130内に通水があると、冷却速
度が増大し、抵抗値が大幅に変化し、電気的信号を発生
するようになっている。
【0015】電池23としては、その放電寿命がカート
リッジ13の寿命と同じであり、更に、電圧平坦性を有
し且つ容量末期にて急激に電圧が低下する特性を有する
ものが用いられている。また、発光ダイオード24は、
最低駆動電圧が1.8〜2.0Vであり、その電圧以下
では発光しないが、コイン型のリチウム一次電池23の
作動電圧は3Vであるので、発光ダイオード24を充分
駆動できる。
【0016】次に、作動について説明する。純水器1を
使用すると、水道水はカートリッジ13内を通りながら
浄化され、純水となって純水出口(図示せず)から流出
する。カートリッジ13内の通水路を通る水は、インジ
ケーター20の通水路130も通る。即ち、通水路13
0内に通水が起こる。このとき、通水路130内のサー
ミスタ21は、冷却速度が増大し、抵抗値が大幅に変化
する。この変化が電気的信号としてコンパレーター25
により検知され、コンパレーター25はON状態とな
り、即ち、回路10は閉じた状態となり、インジケータ
ー20の発光ダイオード24は、電池23を電源として
発光する。
【0017】通水路130内に通水がある間は、コンパ
レーター25はON状態を維持し、発光ダイオード24
は発光状態を維持する。
【0018】純水器1の使用を止めると、通水路130
内の通水が止まり、サーミスタ21の冷却速度は低下し
て一定となり、抵抗値は変化しなくなり、電気的信号は
発生しない。このため、コンパレーター25はOFF状
態となり、即ち、回路10は開いた状態となり、インジ
ケーター20の発光ダイオード24は非発光となる。通
水路130内の通水が止っている間は、コンパレーター
25はOFF状態を維持し、発光ダイオード24は非発
光の状態を維持する。なお、通水が止まっている間でも
通水路130内は純水で満たされているが、通水が起こ
っていないのでサーミスタ21の抵抗値に変化は生じ
ず、従って、コンパレーター25はOFF状態を維持
し、発光ダイオード24は非発光の状態を維持する。
【0019】以上のように、インジケーター20の通水
路130内に通水がある間、即ちカートリッジ13が使
用されている間は、発光ダイオード24は発光してお
り、通水路130内に通水がない間、即ちカートリッジ
13が使用されていない間は、発光ダイオード24は非
発光となっている。発光ダイオード24が発光している
間、即ちカートリッジ13が使用されている間は、電池
23は消費されている。即ち、カートリッジ13の使用
と電池23の消費とは一体となって進行する。電池23
の放電寿命はカートリッジ13の寿命と等しく設定され
ているので、電池23が消費されて放電寿命が尽きた時
にはカートリッジ13の寿命も尽きたこととなる。電池
23の放電寿命が尽きた時には、カートリッジ13を使
用している時であっても発光ダイオード24は発光しな
くなるので、カートリッジ13を使用しているにも拘ら
ず発光ダイオード24が発光しなくなることにより、カ
ートリッジ13の寿命が尽きたことがわかる。従って、
インジケーター20の発光ダイオード24により、カー
トリッジ13の寿命が尽きたこと、即ち交換時期が示さ
れることとなる。
【0020】電池23として、電圧平坦性を有し且つ容
量末期にて急激に電圧が低下する特性を有するものを用
いているので、電池23の放電寿命がある間は発光ダイ
オード24は確実に発光し、カートリッジ13の使用中
であっても電池23の放電寿命が尽きると直ちに発光ダ
イオード24は非発光となる。従って、カートリッジ1
3の寿命を正確に知ることができる。
【0021】上記構成のインジケーター20は、カート
リッジ13に着脱自在に取付けられているので、電池2
3の放電寿命が尽きた場合、即ちカートリッジ13の寿
命が尽きた場合には、カートリッジ13から取外した
後、電池23を入れ換えて新たなカートリッジに取付け
て使用することができる。
【0022】(実施例2)図5は本実施例のカートリッ
ジを用いた浄水器を示す正面図である。図において、1
aは浄水器であり、水道管2の先端に、水道水出口2a
とは別の浄水出口11を有するよう設けられている。浄
水器1aは、基部12aと、基部12aに着脱自在に取
付けられたカートリッジ13aとからなっており、カー
トリッジ13aには、カートリッジ13aの寿命を示す
インジケーター20が着脱自在に設けられている。
【0023】インジケーター20は、図3及び図4に示
す実施例1と同じものである。なお、用いる電池23
は、例えば、次の通りである。家庭用として用いられる
一般の浄水器のカートリッジ13aは、総ろ過可能量が
1800リットルであり、1分当たりのろ過量が2リッ
トルである。従って、カートリッジ13aの寿命は、9
00分間即ち15時間である。図3に示す回路10に流
れる電流は10mAであるので、電池23の容量を、カ
ートリッジ13aの寿命である15時間と等しく設計す
ると、150mAhとなり、電池23としては具体的に
はJIS型式CR2025を用いればよい。なお、この
電池23は、電圧平坦性を有し且つ容量末期にて急激に
電圧が低下する特性を有している。また、発光ダイオー
ド24は浄水器1aにおいて視認できる位置に配置され
ている。
【0024】本実施例によっても、通水路130内に通
水があると、サーミスタ21の抵抗値が大幅に変化し、
この変化が電気的信号としてコンパレーター25により
検知され、コンパレーター25はON状態となり、イン
ジケーター20の発光ダイオード24が発光し、通水路
130内に通水がある間は、発光ダイオード24は発光
状態を維持する。また、通水路130内の通水が止まる
と、サーミスタ21の抵抗値は変化しなくなり、このた
め、コンパレーター25はOFF状態となり、インジケ
ーター20の発光ダイオード24は非発光となる。従っ
て、実施例1と同様の作用効果を奏する。即ち、インジ
ケーター20の発光ダイオード24により、カートリッ
ジ13aの寿命が尽きたこと、即ち交換時期が示される
こととなる。
【0025】(別の実施例) (1) インジケーター20ではサーミスタ21をセンサー
部として用いているが、センサー部としては、(a) スト
レーンゲージを、通水の水圧の変化によって電気的信号
を発生するよう設けてなるもの、(b) 光学センサーを、
通水によって電気的信号を発生するよう設けてなるも
の、等を用いてもよい。
【0026】(2) インジケーター20の用途は、実施例
1、2に示すような浄水器用又は純水器用のカートリッ
ジに限るものではない。インジケーター20は、総通水
量に基づいて寿命が決まる機器であれば、他のものに
も、同様にして、即ちサーミスタ21等のセンサー部を
通水によって電気的信号を発生するように設けて、用い
ることができる。
【0027】(3) リチウム一次電池23の代わりに、例
えば銀電池を用いてもよい。しかし、乾電池のように放
電に従って放電電圧が漸次低下していくようなものは発
光ダイオード24の発光・非発光が不明瞭となるので、
好ましくはない。また、二次電池を用いれば、充電して
繰返し使用できるので、経済的である。二次電池として
は、例えば、リチウム電池、鉛電池、ニッケル−カドミ
ウム電池等を用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の寿命インジケー
ターによれば、次のような効果を奏する。即ち、 (1) 請求項1記載の寿命インジケーターによれば、通水
のある間、即ち機器を使用している間は発光ダイオード
は発光し、通水のない間、即ち機器を使用していない間
は発光ダイオードは非発光となり、電池の放電寿命があ
る間、即ち機器の寿命がある間は、発光ダイオードは発
光し得ることとなる。従って、機器を使用中であるにも
拘らず発光ダイオードが発光しなくなれば、電池の放電
寿命、即ち機器の寿命が尽きたことがわかる。即ち、寿
命インジケーターは、発光ダイオードの発光・非発光に
より、機器の寿命が尽きたこと、即ち交換時期を示すこ
とができる。
【0029】しかも、発光ダイオードの発光・非発光と
いう明確に視認できるものにより、交換時期を知ること
ができるので、交換時期を簡単且つ確実に示すことがで
きる。
【0030】更に、回路構成、即ち寿命インジケーター
の構成が簡単である。
【0031】(2) 請求項2記載の寿命インジケーターに
よれば、通水路内にサーミスタを設けるだけでよいの
で、構成をより簡単なものにできる。
【0032】(3) 請求項3記載の寿命インジケーターに
よれば、電池の放電寿命が尽きたことが、直ちに発光ダ
イオードの非発光として現れるので、機器の寿命が尽き
たことを正確に示すことができる。
【0033】また、本発明のカートリッジによれば、次
のような効果を奏する。即ち、 (1) 請求項4記載のカートリッジによれば、寿命の尽き
たことが寿命インジケーターによって確実にわかるの
で、寿命が来ておらず機能しているカートリッジを交換
したり、既に寿命が過ぎて機能していないカートリッジ
をそのまま使用したりするという不都合が生じるのを防
止できる。
【0034】しかも、発光ダイオードの発光・非発光と
いう明確に視認できるものにより、交換時期を知ること
ができるので、カートリッジの交換時期を簡単且つ確実
に知ることができる。
【0035】更に、回路構成、即ち寿命インジケーター
の構成が簡単である。
【0036】(2) 請求項5記載のカートリッジによれ
ば、通水路内にサーミスタを設けるだけでよいので、構
成をより簡単なものにできる。
【0037】(3) 請求項6記載のカートリッジによれ
ば、寿命インジケーターにおいて電池の放電寿命が尽き
たことが直ちに発光ダイオードの非発光として現れるの
で、カートリッジの寿命が尽きたことを正確に知ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のカートリッジを備えた純水器を示
す斜視図である。
【図2】 実施例1のカートリッジの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施例1のインジケーターの回路を示す回路
図である。
【図4】 実施例1のインジケーターの通水路を示す模
式縦断面図である。
【図5】 実施例2のカートリッジを備えた浄水器を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 純水器 1a 浄水器 13、13a カートリッジ 20 インジケーター 21 サーミスタ 23 リチウム一次電池 24 発光ダイオード 130 通水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 綾 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (72)発明者 佐野 茂 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (56)参考文献 特開 昭59−157711(JP,A) 特開 平4−84400(JP,A) 特開 平3−293085(JP,A) 特開 平6−47372(JP,A) 特開 平6−63548(JP,A) 特開 平6−126273(JP,A) 特開 平6−134453(JP,A) 特表 平5−505238(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 1/02 G04F 3/00 301 C02F 1/28 C02F 1/44 G01F 1/00 G01F 15/075

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総通水量に基づいて寿命が決まる機器に
    着脱自在に取付けて用いられ、その機器の寿命を示す寿
    命インジケーターであって、 センサー部、電池、及びこの電池を電源として発光する
    発光ダイオードを有する回路と、上記機器に連通する通
    水路とを備え、 センサー部は、上記機器における通水を通水路内にて検
    知して電気的信号を発生するよう設けられており、 上記回路は、センサー部からの電気的信号を受けると発
    光ダイオードに電流が流れるよう設計されており、 電池は、その放電寿命が上記機器の寿命と等しく設定さ
    れていることを特徴とする寿命インジケーター。
  2. 【請求項2】 センサー部が、サーミスタからなり、通
    水による温度変化に基づく電気抵抗値の変化によって電
    気的信号を発生するよう設けられている請求項1記載の
    寿命インジケーター。
  3. 【請求項3】 電池が、電圧平坦性を有し、且つ容量末
    期にて急激に電圧が低下する特性を有するものである請
    求項1記載の寿命インジケーター。
  4. 【請求項4】 浄水器又は純水器に着脱自在に取付けて
    用いられ、総通水量に基づいて決まった寿命を有するカ
    ートリッジにおいて、 そのカートリッジの寿命を示す寿命インジケーターを備
    えており、 その寿命インジケーターは、センサー部、電池、及びこ
    の電池を電源として発光する発光ダイオードを有する回
    路と、カートリッジに連通する通水路とを備え、 センサー部は、カートリッジにおける通水を通水路内に
    て検知して電気的信号を発生するよう設けられており、 上記回路は、センサー部からの電気的信号を受けると発
    光ダイオードに電流が流れるよう設計されており、 電池は、その放電寿命がカートリッジの寿命と等しく設
    定されていることを特徴とするカートリッジ。
  5. 【請求項5】 センサー部が、サーミスタからなり、通
    水による温度変化に基づく電気抵抗値の変化によって電
    気的信号を発生するよう設けられている請求項4記載の
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 電池が、電圧平坦性を有し、且つ容量末
    期にて急激に電圧が低下する特性を有するものである請
    求項4記載のカートリッジ。
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JPH061469U (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 株式会社イナックス 水栓金具
CN109186699A (zh) * 2018-08-15 2019-01-11 安徽宏远仪表有限公司 一种电子水表

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