JP3199451U - オートポンプブラケット - Google Patents

Abstract

【課題】壁部又は柱部への取付操作及び時間の短縮、アーチ形状の棚部の表面にポンプ装置を設置することの容易さ、リペア性及び耐久性の向上、分解、コンパクトな保管及び運搬が可能なブラケットを提供する。【解決手段】ブラケットは、垂直支持部に固定するためのベース及び孔と、二つ一組で下部に向かって狭くなるスロットを構成して、柱部５の上端部を位置決めする二組の案内部４とを備えたレール１とを含み、柱部５は、補強材７及び支柱８を用いてアーチ形状の棚部にそれぞれ連結され、設置される装置を固定するための孔を有した少なくとも１つのフランジ１０がアーチ形状の棚部の接線方向に配置されている。【選択図】図１

Description

本考案は、水力学の分野、基本的には、ブラケットに関し、それは、水平方向の円筒状のハイドロアキュムレータが設けられたオートポンプを垂直面（壁又は柱）に固定するために設計された支持構造である。

アンカー及びガスケットを有する横方向の櫛型支持面を有したＬ字型の形状を含み、横方向の櫛型支持面を有した形状のキャリアガイドが設けられ、キャリアガイドは、下部に、開放部と内壁上の縦方向の突起部とを有した箱構造を含み、Ｌ字状及び箱構造の形状の櫛型支持面には、分割タイプの部材を互いに固定して取付けるための同軸の縦方向の溝が設けられ、箱構造の両側の内壁及び縦方向の突起部は、上部外側に縦方向の溝を有するＨ形状の垂直連結レールと相互に結合し、垂直連結レールの下部には、内側に縦方向の突起部が設けられている取付アセンブリ用の持上げ式複合ブラケットである（露国実用新案証明書第４４７０５号）。

上部及び下部支持部材を有したブラケットであり、上部部材は、垂直及び水平部から構成され、上述の垂直部には、締結具用の孔が設けられ、上部部材の水平部は、フレームを成し、下部支持部材は、最低限の２つの直立支柱から構成され、それらのそれぞれは、上端部が前記フレームに固定的に結合され、更に、下部に、支持面の中空部に相互に結合できる締結具を備えている。上部支持部材の水平部は、隅に補強材を有した矩形のフレームを成し、固定支持具によって下部支持部材に結合される（露国実用新案証明書第３６９５１号）。

輸送車両の油圧パワーステアリングポンプを固定するためのブラケットであり、取付孔を有した支持部を含み、支持部は、前面、後面、側面及び切り取った側面を有する直角台形のような形をした上面及び下面を有したプレートであり、また、支持部は、取付孔を有した、互いに平行に延びる追加の肩部を含む（露国実用新案証明書第９８９７４号）。

直立の支柱に掛ける棚部又は他の要素用のブラケットであり、棚部をブラケットに、また、ブラケットを支柱に結合するコネクタが設けられ、このブラケットは、棚又はラック等の機器要素が固定される前部から構成され、支柱の後の後部は、ブラケットの内側を通り、ブラケットの前部及び後部は、支持柱部の両側で、支柱の側部部材を用いて結合され、ブラケットの後部は、前部より上方にあり、上部から下部へブラケットを支柱に固定するために、ブラケットの前部、後部又は両方に締結具が設けられ、この締結具は、支柱へ向かって内側に向き、締結具が孔に整合できるように、締結具と一致する孔が支柱に設けられ、ブラケットの前部及び後部は、支柱によって支持され、荷重は、棚部から支柱に伝達される（露国実用新案証明書第５４２９６号、プロトタイプ）。

入手可能なブラケットの欠点は、壁部又は柱部への問題のある取付け、ポンプ設備の設置の難しさ、低い保全性、ポンプ動作が振動を伴う場合の短寿命、並びに、破壊しない分解、部品交換及び再利用するための再組立てのが不可能性なことである。

本発明のエンジニアリングの目的は、効率的なオートポンプブラケットの製造及びブラケットの販売の拡張である。

与えられた目的の確実な解決をもたらすこのエンジニアリングの効果は、壁部又は柱部の取付の単純化、ポンプ装置の設置の単純化、保全性の改善、棚部上のポンプ運転に対する耐用年数の向上、ブラケットを繰り返し使用するための分解及び再組立ての可能性の補助である。

本発明の本質は、ブラケットは、垂直支持部に固定するためのベース及び孔と、二つ一組で下部に向かって狭くなるスロットを構成して、柱部の上端部を位置決めする二組の案内部とを備えたレールとを含み、柱部は、補強材及び支柱を用いてアーチ形状の棚部にそれぞれ連結され、設置される装置を固定するための孔を有した少なくとも１つのフランジがアーチ形状の棚部の接線方向に配置されている。

二つ一組で下部に向かって狭くなるスロットが台形状に形成されている場合、柱部の上端部は、狭くなっているレールスロットの形状に一致することが好ましく、各柱部は、アーチ形状の棚部より幅が広く、棚部は、柱部の一端側に配置され、補強材は、傾斜しており、アーチ形状の各棚部は、一定の幅の帯状を程しており、フランジには、三角形状の支持部及び２つの孔が設け、一方の棚部のフランジの位置は、右側であり、他方の棚部のフランジの位置は、左側であり、柱部と支柱との接合点の垂直支持部側にストッパが設けられ、円筒状部分を有したアーチ形状の棚部は、設置される装置、特に、ハイドロアキュムレータの形状に一致し、フランジの孔は、ハイドロアキュムレータの支持締結を可能にする。

ブラケット及びオートポンプの取付の構造配置を示す図である。 ブラケットの分解図である。 レールを示す図である。 図３の上面図である。 左側の棚部の図である。 図５の棚部の右側面図である。 右側の棚部の図である。 図７の棚部の右側面図である。

ブラケットは、壁部３等の垂直支持部に固定するためのベース（平らな支持面）及び孔２と、二つ一組で下部に向かって狭くなるスロットを構成して、柱部５の上端部を位置決めする二組の案内部４とを備えたレール１とを含み、柱部５は、補強材６，７及び支柱８を用いてアーチ形状の棚部９にそれぞれ連結され、設置される装置を固定するための孔１１を有した少なくとも１つのフランジ１０がアーチ形状の棚部の接線方向に配置されている。

案内部４によって構成され、底部に向かって狭くなる一対のスロットは、台形状である（台形状の外形、台形状の断面を有する）。

柱部５の上端部１８は、レール１の案内部４に構成された狭くなっているスロット（台形状の外形、台形状の断面を有する）の形状に一致し、すなわち、柱部５の上端１８は、上述のスロットの台形形状に一致する台形形状である。

各柱部５は、アーチ形状の棚部９より幅が広く、柱部５の垂直の両端部の一方に配置される。

補強材６，７は、柱部５に対して傾斜し、支柱８及び棚部９に組合わさっている。

アーチ形状の棚部９のそれぞれは、一定の幅の帯状を程している。

フランジ１０の端部は、柱部５に結合され、三角形の支持部１２（スロープ）と、２つの孔とが設けられている。

一方の棚部９のフランジ１０は、右側にあり、他方の棚部９のフランジ１０は、左側にある。各柱部５は、支柱８、棚部９、補強材６，７及びフランジ１０に結合される。

柱部５は、柱部８と支柱５との接合点の、垂直支持部３側にストッパ２０が設けられている。

アーチ形状の各棚部９は、上部及び下部で平らに接線方向に曲がる円筒部を有する（図示せず）。

棚部９は、設置された装置の形状、特に、水平方向のハイドロアキュムレータ１４の円筒状の本体に一致する円筒状部分を有する。

フランジ１０の孔１１は、上部に電気モータが装着されたオートポンプ１７に接続されたハイドロアキュムレータ１４の支持部の弾性ダンパ１６に挿通されるネジ１５及びナット１３を用いた固定を可能にする。付属品１９は、レール１を壁部３に固定するものである。

図３−図８に示すブラケットの全ての部品は、圧力下で、型打ち又は注型されたプラスチック（高耐久性あるプラスチック）である。

オートポンプブラケットは、次のように、操作される。
レール１は、付属品１９を孔２に通して壁部３に固定される（留める）。柱部５の端部１８は、レール１の案内部４に形成された、狭くなっているスロットに確実に挿入される。柱部５のストッパ２０は、壁部３に当接し、棚部９は、前方に突出して、フランジ１０及び支柱８と共に、作動位置に配置される。

ハイドロアキュムレータ１４と組合わさった（組立てられた）オートポンプ１７は、弾性ダンパ１６（ガスケット）に挿通されたネジ１５を用いて、孔１１を介してフランジ１０に固定される。ポンプ１７の主要ラインが流体源及び液体機器に接続された後、運転する状態となる。

ポンプ１７の作動中、ブラケットは、機械的な動作原理と、破壊及びせん断に対する材料の耐性とに従って機能する。棚部９をアーチ形状にすること及び支柱８を利用することにより、支柱８は、棚部９の構造部材を押し上げで支持し、起動されたポンプの安定性が確保される。補強材６，７は、この構造に必要な剛性を確保し、弾性ダンパ１６は、ポンプの振動がレール１に伝達するのを防ぐ。

ハイドロアキュムレータ（水平方向の）１４は、頻繁な作動に対してポンプ１７を保護するように設計され、これにより、ポンプ１７の寿命の延長を促進する。

ポンプ１７の運転場所を変更する必要がある場合、ネジ１５が取外され、ハイドロアキュムレータ１４及びポンプ１７は、分解される。柱部５は、レール１のスロットから外され、レール１は、付属品１９が壁部３から取外されることで、壁部３から取外される。ブラケットの全部品は、分解後、完全に修理可能及び交換可能であり、必要に応じて、簡単に交換でき、運搬するためにコンパクトに梱包することができる。新しい運転場所で、ブラケットの取付を同様の手順で実施する。

一つの独創的概念に統合される本発明の一連の効果の実現は、作業工程の減少及びそれらを単純化することにより、壁部又は柱部への取付の単純化された操作、及び、時間の短縮が得られること、設置される装置に沿って等しい間隔で配置された棚部のアーチ形状の表面にポンプ装置を設置することを容易にすること、あらゆるブラケット部品が交換可能性であることにより、保全性を向上させること、ポンプが振動を伴う動作をする場合、支柱及びフランジと共に補強材を使用することにより、耐用年数を延ばせること、分解、コンパクトな保管及び運搬の可能性を確保すること、繰り返し、再使用するために、レール上に支柱及び棚部を有した柱部を再組立てること、を可能にする。

産業への応用
本発明は、産業に広く用いられる多目的な設備で具現化される。

Claims (12)

1. 垂直支持部に固定するためのベース及び孔と、二つ一組で、下部に向かって狭くなるスロットを構成して、柱部の上端部を位置決めする二組の案内部と、を備えたレールを有し、
   前記柱部は、補強材及び支柱を用いてアーチ形状の棚部に結合され、設置される装置を固定するための孔を有した少なくとも１つの前記アーチ形状の接線方向のフランジを有することを特徴とするブラケット。
2. 前記スロットは、台形形状で下部に向かって狭くなっていることを特徴とする請求項１に記載のブラケット。
3. 前記柱部の上端部の形状は、前記レールの狭くなっている前記スロットの形状に一致することを特徴とする請求項２に記載のブラケット。
4. 前記柱部は、アーチ形状の前記棚部よりも幅が広く、前記棚部は、前記柱部の一端側に配置されていることを特徴とする請求項３に記載のブラケット。
5. 傾斜した前記補強材を備えることを特徴とする請求項１に記載のブラケット。
6. 前記棚部は、それぞれ一定の幅の帯状を程することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
7. 前記フランジには、三角形状の支持部及び２つの孔が設けられていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
8. 一方の前記棚部の前記フランジの位置は、右側であり、他方の前記棚部の前記フランジの位置は、左側であることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
9. 前記柱部と前記支柱との接合点の垂直支持部側にストッパが設けられていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
10. アーチ形状の前記棚部は、上部及び下部で平らに向けられた円筒状部分を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
11. 円筒状部分を有したアーチ形状の前記棚部は、設置される装置、特に、ハイドロアキュムレータの形状に一致することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のブラケット。
12. 前記フランジの前記孔は、前記ハイドロアキュムレータの支持締結を可能にすることを特徴とする請求項１１に記載のブラケット。
    

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