JP3199150B2 - 脱汚性の化粧用塗布具及びその製造方法 - Google Patents
脱汚性の化粧用塗布具及びその製造方法Info
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法に関し、特に油性クリ−ムファンデ−ションやリキッ
ド化粧品またはエマルジョン化粧品のような油性成分が
多く含まれている化粧品が、付着汚染した場合の洗濯に
よる脱汚性の良好な化粧用塗布具の製造方法に関する。
ス発泡体からなる化粧用塗布具が知られているが、これ
らNBR系発泡体の化粧用塗布具は、通気性を有し、か
つ乾燥・湿潤いずれの状態でも柔軟性を有しているため
に多用されている。代表的なものは、棒状に成形した発
泡体を適当な厚さに裁断し、研削して化粧用塗布具とす
るか、シート上に成形した発泡体をスライスし、適当な
大きさに打抜きし、さらに研削して化粧用塗布具を製造
していた。しかしながら、このようにして製造された化
粧用塗布具は発泡体を裁断あるいはスライスするので、
発泡体骨格の切断断面の角が露出することとなり、肌に
対する触感に問題があった。
るために種々検討を加えた結果、ラテックス発泡体など
の通気性を有する多孔質素材の骨格部の表面に上記多孔
質素材よりもさらに柔軟な合成樹脂層を形成させること
によって、発泡体の本来有している風合いを損なわずに
肌に対する感触が大幅に改善された化粧用塗布具を得る
ことができた(実公昭57−29687 号)。しかし、上記ラ
テックス発泡体からなる化粧用塗布具も、塗布化粧品の
洗い流しをくり返しているうちに、使用中に黒ずんでく
る問題点があった。この着色汚染物は洗濯その他の手段
によって脱落し難いものである。この欠点について本発
明者らは、金属、特にイオン化傾向が比較的小さく、か
つ着色性のある金属たとえば銅のイオンが化粧用塗布具
にしみ込んで、ラテックス発泡体に残存、包含されてい
る加硫剤および加硫促進剤と容易に反応して着色汚染す
ることを究明し、ラテックス発泡体に残存含有されてい
る加硫促進剤などを過酸化物処理あるいは酸処理などの
手段を施して酸化、分解または除去するなど加硫促進剤
と銅とが作用し難いようにすることが有効であることを
見いだし、金属に対する防汚性にすぐれた化粧用塗布具
を提供することができた(特公昭63−33847 号)。
protection factor) の大きいかつ油性成分の高い化粧
品、例えばワセリン、バルミチン酸イソプロピル、マイ
クロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの油性
成分を40〜65%含有する油性化粧品やシロキサン類、流
動パラフィンなどの油性成分を30〜70%含有するW/O
乳化型化粧品が多用されている。また、使用される色素
粉末もきわめて微細になり、それだけ肌に対する密着性
は非常に強力となったが、逆に化粧用塗布具に付着汚染
した化粧品は発泡体骨格に対する密着性が良好となった
ために従来のように簡単な洗濯では除去し難くなった。
このため上記実公昭57−29687 号に記載した軟質ポリウ
レタン樹脂コーティング層による防汚性では不十分なも
のとなり、短期間の使用で化粧品や体脂で汚れてしま
い、これは化粧するために使用する化粧用塗布具の美感
を損なうのみならず非衛生的であった。
はフッ素系の防汚加工剤をコーティングする防汚加工を
施したが、油性成分の高い化粧品に対しては防汚効果が
殆どなく、むしろ親和性が強く、付着汚染した化粧品は
洗濯では除去し難くなっていた。さらにまた、2ウェイ
方式のパフとして使用でき、清涼感、耐久性、等に優れ
た効果を有する親水性パフを提供する目的で、親水性の
反応型ウレタンプレポリマーを適宜の溶剤(例えばメチ
ルエチルケトン、酢酸エチルなど)に溶解させた溶液に
スポンジ体を浸漬して、余剰の溶液を絞ってから乾燥し
て溶剤を除去し、次いで50℃の水中に浸漬し、ウレタ
ンプレポリマーのイソシアネート基と水とを反応させる
提案がなされている(実開昭60-64715号) 。この方法で
は、溶剤溶液に浸漬した際にスポンジ体が著しく膨潤変
形し、外力を加えると亀裂を生じたり破壊したりするの
で、均一な表面加工が困難で被覆層が不均一になり易い
欠点がある。また、水と反応させてポリウレタンの網目
構造を完成させつつポリウレタン層を形成させているの
で、その反応はイソシアネート基と水によってウレア結
合が生成し、さらにウレア結合はイソシアネート基と反
応してビュレット結合を形成して網目構造となるため
に、風合いは粗硬となる欠点がある。これについて追試
した結果は比較例1のとおり油性成分の高い化粧品に対
する脱汚作用が不充分であった。この原因は詳かでない
が、被覆層が不均一でスポンジ体の骨格表面部を完全に
被覆できなかったものと考える。あるいはイソシアネー
ト基と大量の水との反応で生成した多数のウレア結合な
いしビューレット結合が影響しているものと推測され
た。
シアネート化合物を含浸処理することも試みられた(特
開昭61-73607号) 。この発明は高分子化された親水性の
きわめて大きいポリオールと多価イソシアネート化合物
との反応によって生成した水溶性イソシアネート化合物
を含浸処理し、プレスして圧搾脱液したのち、60℃で
24時間加熱するものであるが、比較的低分子量のポリ
オールとポリイソシアネート化合物との反応によって生
成する通常のポリウレタンに比較すると皮膜形成性が悪
く、かつスポンジ体を構成するNBRなどとの親和性に
乏しい。したがってすぐれた清涼感や保水性は付与でき
るが、油性成分の高い化粧品に対する脱汚性は不充分で
あった。
ックス発泡体の発泡体骨格の表面部にポリマー生成物で
ある親水性ポリウレタンを含浸し、固着させることによ
って上記問題点を解決した。即ち、反応性を有する親水
性ポリウレタンの水分散液を作る第一工程、上記第一工
程で得られた水分散液をゴムラテックス発泡体の発泡体
表面部に含浸、被覆させる第二工程、上記第二工程で得
られた発泡体より分散液を絞液し、乾燥させる第三工
程、上記第三工程で得られた発泡体を加熱、反応させて
親水性ポリウレタンを高分子化するとともに発泡体骨格
に固着させる第四工程とからなる方法によってこれを達
成した。
性で、乾燥状態でも柔軟性を有するゴムラテックス発泡
体の発泡体骨格の表面部に親水性かつ水不溶性のポリウ
レタンを固着せしめたものであって、該塗布具を用いて
化粧品を使用した後の洗濯による化粧品の汚れ残度が、
使用前の化粧用塗布具と比較して JIS L 0804(1983)の
汚染用グレ−スケ−ルの色票3以上のものであることを
特徴とする。
発泡体よりなる化粧用塗布具を親水性ポリウレタンを主
体とする水分散液で処理しているので、有機溶剤溶液で
処理する場合に比較して発泡体の膨潤が殆どなく容易に
かつ安定して生産できる。本発明にあっては、親水性ポ
リウレタンとして、親水性の大きいポリオキシエチレン
鎖を多量に含有する親水性かつ水不溶性のポリウレタン
を使用することによって色素吸着性の良いNBR主体の
発泡体表面を被覆しているために、油性クリームファン
デーションやリキッド化粧品又はエマルジョン化粧品の
ような油性成分が多く含まれている化粧品に対しても発
泡体に浸透し、該塗布具に直接吸着し、汚染されるのを
防止できた。しかも、上記親水性ポリウレタンは油性成
分に対して親和性に乏しいために、化粧品が仮に発泡体
内部に浸透しても、該油性成分は単に付着汚染されてい
るに過ぎず、上記親水性ポリウレタンは、水不溶性であ
るから発泡体の手揉み洗濯によって、汚染した化粧品を
容易に洗い落とすことができた。
ンは、ポリウレタンの本来有する反応性のイソシアネー
ト基や架橋剤のエポキシ基、メチロール基あるいはエチ
レンイミノ基などとの反応によって高分子化され、ゴム
ラテックス発泡体を構成する発泡体骨格の表面部に強固
に結合されることとなるので、油性成分の脱汚が容易で
あり、結合部分が耐久性であるので、洗濯による汚れ落
としを繰り返してもすぐれた脱汚作用を持続する。
タンに対して、水に濡れやすく、きわめて低い界面張力
を示すシリコ−ンやフッ素などの界面活性剤又は第4級
アンモニウム塩からなるカチオン系界面活性剤を共存さ
せると、両者の相互作用により、油性化粧品の油性成分
の脱汚作用をより改善することができる。本発明の化粧
用塗布具は、化粧品の使用後の付着した余剰の化粧品を
固形洗濯石鹸の 0.2%水溶液に40℃中に10分間浸漬した
後、100 回手揉み洗いしたとき、化粧品の汚れ残度が、
使用前の化粧用塗布具と比較して JIS L 0804(1983) の
汚染用グレ−スケ−ルの色票3以上であるような洗濯に
よる脱汚性にすぐれた性質を有している。
詳述する。第一工程では、親水性ポリウレタンを主体と
する水分散液を調製する。ここに使用する反応性の親水
性ポリウレタンの水分散液には、例えばポリウレタンを
構成するソフトセグメントの内、少なくとも30重量%以
上のポリエチレングリコールから誘導された親水性を含
み、分子末端のイソシアネート基を重亜硫酸ソーダでブ
ロックした水分散液が挙げられる。分子量 400〜5000の
ポリエチレングリコールと分子量 800〜5000ポリプロピ
レングリコールとを混合し、この混合液と過剰モル量
の、トルイレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの有機
ジイソシアネートとを反応させて分子末端イソシアネー
ト基のポリウレタンプレポリマーを調製する。この際、
ポリプロピレングリコールの一部または全部として分子
量 800〜5000のポリエステルジオール、ポリエーテルジ
オールなどの高分子ジオールを使用してもよい。
重亜硫酸ソーダを含む水溶液中に滴下し、撹拌するとイ
ソシアネート基は重亜硫酸ソーダでブロックされて安定
化するとともに水溶性が増して水分散液が得られる。上
記重亜硫酸ソーダの代わりにマロン酸ジエチル、アセト
酢酸エチル、フェノール、カプロラクタム、アセトオキ
シムなどの活性水素化合物を使用してもイソシアネート
基をブロックすることができる。しかし、重亜硫酸ソー
ダでブロックした場合には、分子末端にカルバモイルス
ルホネート基(アニオン基)が生成するために水分散液
が容易に得られるのに対し、マロン酸ジエチルなどの活
性水素化合物でブロックしたときには疎水性となるの
で、さらに水分散液とするために、強制乳化などの方法
によって製造する必要がある。また、重亜硫酸ソーダで
ブロックした場合は、 100℃以下の低温度でブロックが
解離して反応性のイソシアネート基を再生するが、他の
化合物でブロックした場合、例えばマロン酸ジエチルで
は 130〜140 ℃、その他の化合物ではさらに高温度にし
ないと解離が起こらず、イソシアネート基を再生でき
ず、反応性は殆どなく、効果的なブロックとは言えな
い。したがって、重亜硫酸ソーダでブロックするのが最
も好ましい。
用量は30重量%以上あればよいが、使用量が多ければ多
いほど生成したポリウレタンの親水性は増大し、本発明
の洗濯による脱汚効果が顕著となる。しかし、混合量が
90重量%をこえると、脱化粧品効果は逆に低下し、耐久
性も低下するので50〜90重量%が好ましい範囲である。
上記第一工程において、反応性の親水性ポリウレタンの
水分散液の代わりに反応性を有しない親水性ポリウレタ
ンの水分散液にエポキシ系架橋剤、メチロール系架橋
剤、エチレンイミン系架橋剤などの架橋剤を配合した水
分散液も使用できるが、親水性ポリウレタンがこれらの
架橋剤との反応によって発泡体骨格と強固に固着される
ことが必要である。反応性を有しない親水性ポリウレタ
ンの水分散液としては、高分子量の親水性ポリウレタン
の水分散液が使用できる。この分散液は、例えば上記と
同様にして得られた末端イソシアネート基のポリウレタ
ンプレポリマーを乳化剤を含む水溶液中に滴下し、強制
撹拌を行うと、イソシアネート基は水と反応して高分子
化されるとともに反応性を消失し、高分子量の親水性ポ
リウレタンの水分散液を作ることができる。
子中にシロキサン基を持ち、水に親和性の高いカルビノ
ール基、スルフォン酸基などを含むシリコーン含有界面
活性剤が使用できる。その他、分子中にフッ素を含み末
端基がカルボン酸塩、スルフォン酸塩、エチレンオキサ
イドのアダクトである界面活性剤、例えばパーフルオロ
アルキルカルボン酸塩やパーフルオロアルキルエチレン
オキシド付加物などのフッ素含有界面活性剤が使用でき
る。なお、セタコニウムクロライド(Hexadecyldimetylb
enzylammoniumchloride)やベンゼトニウムクロライド
(Diisobutylphenoxyethoxyethyl-dimethylbenzyl ammon
ium chloride)やジクロロベンザルコニウムクロライド
( Dichloro benzalkonium chloride) などの第4級アン
モニウム塩からなるカチオン系界面活性剤も使用でき
る。これらの界面活性剤の配合量は、調液した水分散液
中に1重量%以上であるが、好ましくは2〜5重量%の
範囲である。上記第二工程では、第一工程で得られた調
液をゴムラテックス発泡体の発泡体骨格の表面部に含
浸、被覆させるが、含浸法、スプレー法、ロール塗布法
等の種々の方法によって含浸、被覆させることができ
る。上記第三工程は、マングルなどを用いて余剰液を脱
液し、風乾ないし80〜100℃の熱風乾燥する。
タンを反応させて高分子化するとともに、化粧用塗布具
に強固に固着させる工程であり、反応性基の種類によっ
て異なるが、通常は、100 ℃以上、好ましくは 130〜14
0 ℃で20〜30分間加熱する。この際、反応を促進する触
媒や架橋促進剤を添加しておくのが有効である。この工
程で反応が不十分の場合は処理後の脱汚性が低下し、か
つ耐久性も低下する。なお、親水性ポリウレタンの化粧
用塗布具に対する固着量は、親水性ポリウレタンの種類
によって異なるが、化粧用塗布具素材 100g当り2g以
上であれば十分であり、固着量が多いほど有効である
が、逆に風合いが損なわれるので、本発明の作用効果及
び耐久性を付与するためには塗布具素材 100g当り 2〜
8g固着するのが好ましい。
粧用塗布具は、化粧品を使用した後の洗濯による化粧品
の汚れ残度が使用前の化粧用塗布具と比較して JIS L 0
804(1983) の汚染用グレ−スケ−ルの色票3以上となる
ものである。すなわち、本発明の化粧用塗布具の汚れ残
度は、次のようにして確認する。化粧用塗布具に、油性
クリ−ムファンデ−ションやリキッド化粧品又はエマル
ジョン化粧品などの油性成分が多く含まれている化粧品
を塗布した後、 0.2%固形洗濯石鹸の水溶液に40℃にて
10分間浸漬し、次いで100 回の手揉み洗いを行う。手揉
み洗い後の化粧品の汚れ残度と、使用前の化粧用塗布具
とを JIS L 0804(1983) 汚染用グレ−スケ−ルを用いて
比較する。従来の化粧用塗布具は、上記汚染用グレ−ス
ケ−ルの色票1を示すが、本発明の化粧用塗布具は汚染
用グレ−スケ−ルの色票3以上となる。以下に本発明の
実施例を説明するが、本発明の範囲は実施例に制限され
るものではない。
成〉ポリエチレングリコール(分子量 1000)〔三洋化成
工業(株)〕とポリプロピレングリコール(分子量 100
0)〔三洋化成工業(株)〕とを重量比で75:25に混合
し、これと過剰モル量の 1,6 −ヘキサメレンジイソシ
アネート〔日本ポリウレタン工業(株)〕と反応させ
て、末端にイソシアネート基を有する親水性のウレタン
プレポリマーを得る。このプレポリマーを重亜硫酸ソー
ダを含む水溶液中に滴下し、撹拌すると、水分散液が容
易に得られる。この水溶液の有効成分は25%であった。
この液を『PU−A液』とする。一方、NBRラテック
ス発泡体から形成された8mm厚さのシートを打抜き、研
磨成型してなる化粧用塗布具を得た。この化粧用塗布具
を、下記処方の樹脂液に浸漬し、マングルでの絞り率を
種々変更して脱液し、乾燥した後、135 ℃で30分間加
熱、固着せしめた。 PU−A液 25.0部 ウェットシリコンEP-68 〔日華化学(株)〕 2.5部 シブチル錫ジラウレート 1.0部 水 71.5部 計 100.0部
化粧用塗布具に対して市販の油性化粧品〔商品名 UVWフ
ァンデーション (株) 資生堂〕を塗布した後、0.2 %の
固形洗濯石鹸の水溶液に40℃で10分間浸漬し、次いで手
揉み100 回の洗いを行った。上記処理塗布具及びブラン
クにおける汚れ残度を汚染用グレースケールを用いて調
べた結果は、表1のように本発明の化粧用塗布具は優れ
た性質を示した。
を塗布し、手揉み洗いを行う操作を10回繰り返した後
も、ほぼ同様の結果を得た。
Rラテックス発泡体シートの一面にラミネートし、楕円
形に打ち抜く。さらに表面研磨して得た8mm厚さの化粧
用塗布具を表2の3種の樹脂液に浸漬し、マングルで80
%絞りとなるよう脱液し、乾燥した後、135 ℃30分間加
熱し、固着せしめた。
ッドファンデーション[(株) 資生堂] でメイクアップ
し、付着した化粧品を0.2 %固形洗濯石鹸水溶液によっ
て40℃で10分間浸漬し、100 回手揉み洗いした。その結
果、各サンプル共に、次に示すように殆ど化粧品の痕跡
を残さない程度にまで、完全に洗い落とすことができ
た。
し、手揉み洗いを行う操作を10回繰り返した後も、ほ
ぼ同様の結果を得た。
の研磨品であるスポンジ(角)を浸漬し、絞り率を種々
変更して絞った後、80℃20分間乾燥し、135℃で
30分間加熱、固着せしめた。
化粧用塗布具にアネッササンスクリーンリキッドファン
デーション〔(株)資生堂〕によりメイクアップした
後、付着した化粧品をそれぞれ0.2 %固形洗濯石鹸の水
溶液によって40℃で10分間浸漬し、100 回手揉み洗いを
して残留した化粧品を洗い落とした結果を表4に示す。
表4に見られるように本発明の化粧用塗布具は、殆ど化
粧品の痕跡を残さない程度にまで、完全に洗い落とすこ
とができた。
品を塗布し、手揉み洗いを10回繰り返した後も、ほぼ
同様の結果を得た。
浸漬し、絞り率を80%に絞った後、80℃で20分間乾燥
し、135 ℃で30分間加熱、固着せしめた。この化粧用塗
布具と未処理の化粧用塗布具を用いてD+Dプラッサモ
イスチャーFD[(株)ポーラ化粧品本舗]によりメイク
アップしたのち、付着した化粧品を0.2 %固形洗濯石鹸
の水溶液によって40℃で10分間浸漬し、100 回手揉み洗
いをして残留した化粧品を洗い落とした結果は未処理の
化粧用塗布具はJISグレースケール判定で1級である
が、本発明の化粧用塗布具はJISグレースケール判定
3〜4級で、未処理の物に比較してすぐれた脱汚性を示
した。
粧パフ)公開公報の考案の詳細な説明に記載された方法
に基づき化粧パフを作成した。分子量1000のポリプロピ
レンオキサイド(PPG)とトリレンジイソシアネート
とを反応させてイソシアネート残基の含有量が11%の
イソシアネート基を少なくとも2個以上有する親水性ウ
レタンプレポリマーを得た。このウレタンプレポリマー
をメチルエチルケトンに溶解し、固形分10%の溶液を調
製した。この溶液に実施例1で使用した化粧用塗布具を
浸漬する。この際、化粧用塗布具を構成する発泡体は著
しく膨潤軟化し、引張りやもみなどの外力を加えると亀
裂を生じたり、破損するので取り扱いに細心の注意を要
する。(実用上、生産は不可能である) 次いで余剰液を絞りだし、(絞り率約 200%) 80〜90℃
に加熱して溶剤を蒸発させた。次いで、40〜50℃の温湯
中に浸漬して、ウレタンプレポリマーのイソシアネート
基と水とを反応させ、水洗い、乾燥する。この処理済み
化粧用パフを用いてD+DプラッサモイスチャーFD
[(株)ポーラ化粧品本舗]によりメイクアップしたの
ち、付着した化粧品を0.2 %固形洗濯石鹸の水溶液によ
って40℃で10分間浸漬し、100 回手揉み洗いをして残留
した化粧品を洗い落とした結果はJIS グレースケール判
定1〜2級であった。
フ)公開公報の実施例1に基づき化粧用パフを作成し
た。ニューポール PE−68[三洋化成工業(株)製
品 POとEOとのブロック共重合体(PO:EO=2
0:80)]1モルと2,4−トリレンジイソシアネート
2モルとを反応させて
を得た。該化合物100g、トリエタノールアミン1gを水
で希釈して10%溶液とした。この溶液中に実施例1で使
用した化粧用塗布具を浸漬した後、マングルで絞り率10
0 %に絞り、次いで60℃の乾燥機中で24時間加熱した。
この処理済み化粧用パフを用いてD+Dプラッサモイス
チャーFP[(株)ポーラ化粧品本舗]によりメイクアッ
プしたのち、付着した化粧品を0.2 %固形洗濯石鹸の水
溶液によって40℃で10分間浸漬し、100 回手揉み洗いを
して残留した化粧品を洗い落とした結果JIS グレースケ
ール判定1級であった。
成;ポリエチレングリコール(分子量1000)[三洋化成工
業(株)]とポリプロピレングリコール(分子量 1000)
[三洋化成工業(株)]とポリテトラメチレンエーテルグ
リコール(分子量 1000) [三洋化成工業(株)]とを重量
比で77:20:3の割合で混合し、これと過剰モル量の
2,4−トルイレンジイソシアネート [日本ポリウレタ
ン工業(株)]と反応させ、これを、界面活性剤(ニュー
ポールPE−68〔三洋化成工業 (株)]) を含む水溶液
中に滴下し、強制的に乳化することによって得られる。
有効成分25%。これを『PU−B液』とする。 PU−B液 35.0部 ポリエチレンオキサイド〔明成化学工業(株)〕 1.5部 べッカミンNF-5〔大日本インキ化学工業(株)〕 5.0部 キャタリストG〔大日本インキ化学工業(株)〕 1.0部 ユニダインDS-401 〔ダイキン工業(株)〕 1.5部 水 156.0部 計 200.0部 からなる水溶液にNBRラテックススポンジの研磨品を
浸漬し、マングルで絞り率を80%で絞った後、80℃20分
間乾燥し、 135℃で30分間加熱、固着せしめた。
をエマルジョン化粧品であるポーラサザンコールスムー
スフィットケーキ [ポーラ化成工業 (株)]を用いてメイ
クアップした後、付着した化粧品をそれぞれ 0.2%固形
洗濯石鹸の水溶液によって40℃で10分間浸漬し、100 回
の手揉み洗いをして残留した化粧品を洗い落とした結果
は、未処理の化粧用塗布具の汚れ残度は、JISグレー
スケール判定1級であるが、本発明の化粧用塗布具のそ
れは、JISグレースケール判定4〜5級で、殆ど化粧
品の痕跡を残さない程度にまで、完全に洗い落とすこと
ができた。
磨品を浸漬し、マングルで80%絞りとなるよう脱液し、
80℃20分間乾燥し、135 ℃で30分間加熱、固着せしめ
た。
を用いてアネッササンスクリーンリキッドファンデーシ
ョン〔(株)資生堂〕によりメイクアップした。次にそ
れぞれ0.2 %固形洗濯石鹸の水溶液に40℃で10分間浸漬
し、100 回の手揉み洗いをして残留した化粧品を洗い落
とした。未処理の化粧用塗布具の汚れ残度はJISグレ
ースケール判定1級であるが、本発明の化粧用塗布具の
それは、JISグレースケール判定5級で、殆ど化粧品
の痕跡を残さない程度にまで、完全に洗い落とすことが
できた。
ァンデーションやリキッド化粧品又はエマルジョン化粧
品のような油性成分が多く含まれている化粧品を使用し
た後の洗濯による脱汚性が極めて悪く、化粧品の汚れや
体脂が残った状態のまま使用しなければならなかった
が、本発明の化粧用塗布具によれば、洗濯による脱汚性
が非常に良好なために、化粧品の汚れや体脂や皮膚の汚
れが殆ど残っていない清潔な状態で使用できる。しか
も、本発明の化粧用塗布具は、洗濯による脱汚性に持続
性があるので、長期間に亙って清潔であり、きわめて衛
生的である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記工程i)〜v)からなる、化粧用塗
布具を用いて化粧品を使用した後の洗濯による化粧品の
汚れ残度が、使用前の該化粧用塗布具と比較して JIS L
0804(1983)の汚染用グレ−スケ−ルの色票3以上である
ことを特徴とする化粧用塗布具の製造方法。i )末端イソシアネ−ト基を含むポリウレタンプレポリ
マ−を、イソシアネ−ト 基をブロックする化合物を含む
水溶液に滴下して水分散液を調製する、 ii) 水分散液に界面活性剤を添加する、 iii)得られた分散液をゴムラテックスより形成した発泡
体の発泡体骨格の表面に含漬被覆する、 iv) 上記発泡体より上記水分散液を絞液し、乾燥させ
る、 v)上記発泡体を加熱して反応させて親水性ポリウレタ
ンを高分子化するとともに発泡体骨格に固着させる。 - 【請求項2】 イソシアネ−ト基をブロックする化合物
が、重亜硫酸ソ−ダであることを特徴とする請求項1の
化粧用塗布具の製造方法。 - 【請求項3】 界面活性剤が、シリコ−ン系界面活性
剤、分子内にフッ素を含む界面活性剤及び第4級アンモ
ニウム塩からなるカチオン界面活性剤から選択されたも
のであることを特徴とする請求項1又は2の化粧用塗布
具の製造方法。
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| JP27610194A JP3199150B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 脱汚性の化粧用塗布具及びその製造方法 |
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| DE112013004521B4 (de) * | 2012-09-18 | 2016-11-03 | Daiei Sangyo Kaisha, Ltd. | Zusammensetzung blockierten Polyisocyanats, Vorpolymerzusammensetzung und Verfahren zu deren Herstellung sowie thermisch dissoziierendes Blockiermittel für eine Zusammensetzung blockierten Polyisocyanats |
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