JP3199094B2 - 車両用ドアガラス昇降装置 - Google Patents

車両用ドアガラス昇降装置

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ドアガラス昇降
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドアガラス昇降装置として
は、例えば図5〜図9に示すようなものが知られている
(類似技術として、特開平4−198579号公報参
照)。
【0003】図5〜図7は第1の従来例を示す図であ
る。1はドアで、ドア本体2とサッシュ部3とから成っ
ている。サッシュ部3内にはその形状に沿ってガラスラ
ンチャンネル4が設けられており、このガラスランチャ
ンネル4の前端部からは、下向きにフロント側のガラス
ランチャンネル5が設けられている。ドアガラス6は前
記フロント側のガラスランチャンネル5とサッシュ部3
内のガラスランチャンネル4の後部にて、前後端が支持
されながら上下動する。
【0004】ドア本体2の車室内側を構成するドアイン
ナパネル7には、上下方向に沿うガイドレール8が上下
2つのブラケット9を介して取付けられている。このガ
イドレール8は概略断面コ字形をしており、その前後両
端にはそれぞれドアガラス6の面直方向(図中、X方
向)に沿った外向きのガイドフランジ10、11が曲折
形成されている。そして、このガイドフランジ10、1
1の先端にはループ部10a、11aが一体的に形成さ
れている。
【0005】一方、ドアガラス6の下端にはキャリアプ
レート12が固定されている。このキャリアプレート1
2は概略逆台形をした金属プレートで、その上下にはそ
れぞれ樹脂製のガイド部13、14が取付けられてい
る。すなわち、このガイド部13、14にはそれぞれ一
定深さのスリット15が形成されており、このスリット
15をキャリアプレート12の上下縁に嵌合させること
により取付けてある。ガイド部13、14の内側面には
それぞれ上下方向に貫通する溝部16、17が形成され
ており、この溝部16、17内には前記両ガイドフラン
ジ10、11のうちの、後側のガイドフランジ11に形
成されたループ部11aが係合されている。上下のガイ
ド部13、14の溝部16、17を、それぞれガイドフ
ランジ11のループ部11aに係合させることにより、
ドアガラス6の姿勢が決定される。
【0006】そして、ガイドレール8にはモータ18か
ら延びたワイヤ19が上下方向にわたって配索してあ
る。このワイヤ19はモータ18にて上下に駆動するよ
うになっており、ワイヤ19の一部は前記キャリアプレ
ート12の中央の係止部12aに固定されている。従っ
て、このワイヤ19を上下に駆動させることにより、キ
ャリアプレート12はドアガラス6ごと上下動すること
になる。
【0007】このキャリアプレート12は、ガイド部1
3、14の溝部16、17がガイドフランジ11のルー
プ部11aと係合していることにより、該ループ部11
aに沿って上下動するが、このキャリアプレート12は
ループ部11aを中心にして平面視で回動可能な構造に
なっているため、ループ部11aの径と溝部16、17
の幅とは略同一としてあり、ループ部11aと溝部1
6、17の接触面との間には僅かな隙間しか確保されて
いない。つまり、ガラスランチャンネル4、5の取付誤
差により、キャリアプレート12がガイドレール8(ド
アインナパネル7)に対して平面視で若干傾く場合があ
るが、前述のようにキャリアプレート12がループ部1
1aを中心にして回動可能な状態になっているため、ル
ープ部11aと溝部16、17の接触面との間に回動許
容用の隙間を予め確保しておく必要がない。このよう
に、ループ部11aと溝部16、17の接触面との間に
僅かな隙間しかないため、図9のグラフに示す如く、ド
アガラス6を建付けた初期の段階における、ドアガラス
6の長手方向(図中、Y方向)におけるドアガラス6自
体のガタツキ量A0 が小さい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第1の従来例にあっては、ループ部11aと溝部1
6、17との間の隙間が僅かであるため、前述の通り、
初期のガタツキ量A0 は小さくなるものの、隙間が僅か
であるということは、それだけ溝部16、17の接触面
とループ部11aとが接触し易いと共に、ループ部11
aと溝部16、17との接触面積は小さいので、ドアガ
ラス6を繰り返し昇降させた際のガタツキ増加量aが大
きくなり、結果として繰り返し昇降させた後の最終ガタ
ツキ量A1も大きなものとなる。
【0009】このような第1従来例の対比として、図8
のような第2の従来例もある。この第2の従来例は、ガ
イド部13、14の溝部16、17を係合させる方のガ
イドフランジ20の先端が平たい折返部20aとなって
おり、この折返部20aと溝部16、17の接触面との
間に十分な隙間d1 、d2 が確保されている。この隙間
1 、d2 は回動許容用で、キャリアプレート12はガ
イドフランジ20の折返部20aを中心に、前記隙間d
1 、d2 の範囲内で回動可能となる。従って、ガラスラ
ンチャンネル4、5の取付誤差などによって、キャリア
プレート12がガイドレール8(ドアインナパネル7)
に対して若干傾くような場合でも対処できる構造となっ
ている。しかも、この第2従来例の場合は、隙間d1
2 が十分に確保されており、溝部16、17の接触面
とガイドフランジ20の折返部20aとが接触しにくく
なっているため、ドアガラス6を繰り返し昇降させた際
のガタツキ増加量bを小さく抑えることができる。但
し、予め確保した隙間d1 、d2 により、ドアガラス6
を建付けた際における初期ガタツキ量B0 が大きくなっ
てしまうため、ガタツキ増加量bが小さく抑えられて
も、最終ガタツキ量B1は結果として大きくなってしま
い好ましくない。
【0010】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、初期ガタツキ量及びガタツキ
増加量の両方を小さく抑えることができる車両用ドアガ
ラス昇降装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用ド
アガラス昇降装置は、上記の目的を達成するために、上
側ガイド部の溝部は上端が最も狭く且つ下側ガイド部の
溝部は下端が最も狭くなっており、上下溝部の最も狭い
部分にガイドレールのガイドフランジが隙間なく係合さ
れていると共に、各溝部のガイドフランジに対する接触
面がその上下方向に渡って平面視で湾曲した凸面になっ
ている。
【0012】
【作用】上下溝部の最も狭い部分にガイドレールのガイ
ドフランジが隙間なく係合されているため、ドアガラス
を建て付けた際における初期のガタツキ量が小さい。し
かも、このように溝部の接触面とガイドフランジとを隙
間なく係合させたものでありながら、溝部の最も狭い部
分付近でのガイドフランジに対する接触面が平面視で湾
曲した凸面になっており、該接触面とガイドフランジと
がほぼ点接触となるため、この点接触部分を中心として
ガイド部(キャリアプレート)は平面視で回動可能とな
り、ドアガラスの建付け誤差によるキャリアプレートの
傾き誤差を許容できる。
【0013】また、初期の段階ではガイドフランジと溝
部の接触面との間に隙間はないが、ガイドフランジに対
してガイド部を繰り返し上下動させる間に接触面が次第
に摩耗して隙間が生じる。しかし、接触面がその上下方
向に渡って湾曲した凸面となっており、接触面積が次第
に増加して摩耗の度合いが減るため、大きな隙間の発生
は防止される。しかも、上側の溝部は上端が、下側の溝
部は下端がそれぞれ最も狭くなっており、上下の溝部で
ガイドフランジを支持するスパンが最大限確保されるこ
とになるため、ある程度の隙間が生じても、ドアガラス
の長手方向におけるガタツキ(側面視でのガタツキ量)
の発生は抑制される。すなわち、ドアガラスの長手方向
におけるガタツキ量は、ガイドフランジと溝部との間の
隙間量と、上下ガイド部によるガイドフランジの支持ス
パンとの関係により決定され、同じ隙間量であっても、
上下の支持スパンが小さいほどドアガラスの長手方向に
おけるガタツキ量は増し、支持スパンが大きいほどガタ
ツキ量は減少するからである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1〜図4
に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0015】この実施例に係るガイドレール21は断面
ハット形状をしており、その前後にはドアガラス6の面
直方向Xの外側へ向いたガイドフランジ22、23が各
々形成されていると共に、該ガイドフランジ22、23
の先端にはそれぞれ前後方向へ開いたストッパ片22
a、23aが曲折形成してある。そして、この実施例で
は、前後のガイドフランジ22、23のうち、後側のガ
イドフランジ23が、後述するキャリアプレート12の
支持に用いられている。
【0016】ドアガラス6の下端部が固定されたキャリ
アプレート12の上下縁には、上下ガイド部24、25
がそのスリット15を嵌合させることにより取付けられ
ており、各ガイド部24、25の内側面にはそれぞれ上
下方向に貫通する溝部26、27が形成されている。こ
の溝部26、27の底部には前記ガイドフランジ23の
ストッパ片23aを収納するに拡大された空洞部28が
形成されている。
【0017】そして、上下のガイド部24、25に形成
されている溝部26、27の幅は、図1に示されている
如く、上側の溝部26は上側へ向けて漸次幅が狭くなる
テーパ状となっており、下側の溝部27は下側へ向けて
漸次幅が狭くなるテーパ状となっている。従って、上側
の溝部26は上端が最も狭くなり、下側の溝部27は下
端が最も狭くなる。このように、上側の溝部26では上
端でガイドフランジ23を支持し、下側の溝部27では
下端でガイドフランジ23を支持するため、一定の上下
間隔で取付けられたガイド部24、25において、ガイ
ドフランジ23を支持する最大限の上下スパンSが確保
されることになる。更に、上下溝部26、27の最も狭
くなっている部分の幅は、ガイドフランジ23の厚さに
相当したもので、この最も狭い部分における接触面とガ
イドフランジ23とは隙間なく係合している。加えて、
この溝部26、27のガイドフランジ23に対する接触
面はその上下方向に渡って平面視で湾曲した凸面にして
ある。
【0018】以上のような構造をしたガイド部24、2
5の溝部26、27にガイドフランジ23を係合させた
状態とし、ドアガラス6を上下に繰り返し昇降させる試
験を行った。結果は、図4に示す通り、従来のものに比
べて、ドアガラス6を建付けた際の初期ガタツキ量C0
がきわめて小さく、かつ繰り返して昇降した際のガタツ
キ増加量cも比較的小さく抑えることができた。従っ
て、最終的なガタツキ量C1 も大変小さく、ガイド部2
4、25の耐久性が向上する。
【0019】以下、このような優れた性能が得られる理
由を説明する。
【0020】初期ガタツキ量の低減に関して:
【0021】上下溝部26、27の最も狭い部分にガイ
ドフランジ23が隙間なく係合されているため、ドアガ
ラス6を建て付けた際における初期のガタツキ量C0
きわめて小さい。つまり、溝部26、27の最も狭い部
分付近でのガイドフランジ23に対する接触面が平面視
で湾曲した凸面となる円筒状で斜めになっており、この
溝部26、27の接触面とガイドフランジ23とがほぼ
点接触となって、ガイド部24、25(キャリアプレー
ト12)を平面視で回動させることが可能なため、ガイ
ドフランジ23と溝部26、27の接触面との間に、キ
ャリアプレート12の傾き誤差許容回動用の隙間を予め
確保しておく必要がなく、該溝部26、27の接触面を
ガイドフランジ23に隙間なく係合させることができ
る。従って、ドアガラス6を建付けた際における初期ガ
タツキ量C0 がきわめて小さくなるのである。特に、こ
の実施例では、溝部26、27の幅の最も狭い部分のみ
をガイドフランジ23に係合させるため、第1従来例
(図6参照)のように、溝部26、27に接触面の上下
幅全部をガイドフランジ23へ係合させる場合に比べ
て、より確実に隙間なく係合させることが可能となり、
このように完全に係合させた状態にしても、最初は面積
が小さい部分的な係合のため、上下摺動抵抗も小さい。
【0022】ガタツキ増加量の低減に関して:
【0023】前述のように、各溝部26、27の最も狭
い部分をガイドフランジ23に対して係合させているた
め、初期の段階ではガイドフランジ23と溝部26、2
7の接触面との間に隙間がないが、ガイドフランジ23
に対してガイド部24、25を繰り返し上下動させる間
に接触面が次第に摩耗して隙間が生じる。しかし、接触
面がその上下方向に渡って湾曲した凸面(円筒斜め状)
となっており、図に想像線で示す如く、接触面積
、mが次第に増加して摩耗の度合いが減るため、
大きな隙間の発生は防止される。
【0024】更に、上側の溝部26は上端が、下側の溝
部27は下端がそれぞれ最も狭くなっており、上下の溝
部26、27でガイドフランジ23を支持するスパンS
が最大限確保されることになるため、ある程度の隙間が
生じても、ドアガラス6の長手方向におけるガタツキの
発生は抑制される。すなわち、ドアガラス6の長手方向
におけるガタツキは、ガイドフランジ23と溝部26、
27との隙間量と、上下ガイド部24、25間における
支持スパンSとの関係により決定される。同じ隙間量で
あっても、上下の支持スパンSが小さいほどドアガラス
6の長手方向におけるガタツキ量は増し、支持スパンS
が大きいほどガタツキ量は減少することになるが、この
実施例では最大限の支持スパンSが確保されているため
に、ドアガラス6の長手方向におけるガタツキの発生が
最大限抑制されることになる。
【0025】以下、この発明の好ましい具体例を列挙す
る。
【0026】ドアインナパネル7に上下方向に沿ったガ
イドレール21を取付けたが、このガイドレール21を
ドアガラス6の長手方向で傾斜させたり、或いはドアガ
ラス6の面直方向で傾斜させたりしても良い。
【0027】ガイドレール21の前後にガイドフランジ
22、23を形成し、その後側のガイドフラン23にキ
ャリアプレート12のガイド部24、25を係合させた
が、前側のガイドフランジ22に係合させても良い。
【0028】ガイドフランジ23にストッパ片23aを
形成し、ガイド部24、25の溝部26、27にそれを
収納する空洞部28を形成したが、ストッパ片23aや
空洞部28を省略した単純構造にしても良い。
【0029】ガイド部24、25の溝部26、27にお
ける最も狭い部分の接触面を、ガイドフランジ23に隙
間なく係合させる例を示したが、多少隙間を設けた状態
で係合させても良い。
【0030】ガイド部24、25にスリット15を形成
して、このスリット15をキャリアプレート12の上下
縁に嵌合させることにより取付けたが、通常のネジ止め
手段やクリップ手段で取付けても良い。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る車両用ドアガラス昇降装
置は、以上説明していた如き内容のものなので、ドアガ
ラスを建付けた際の初期ガタツキ量も、またドアガラス
の昇降を繰り返し行った際におけるガタツキ増加量も、
両方とも小さくできる。従って、ドアガラスを昇降させ
る際のガタツキ音の発生を抑制できると共に、ドアガラ
ス昇降装置自体の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る車両用ドアガラス昇
降装置のガイド部とガイドフランジとの係合状態を示す
断面図である。
【図3】溝部の接触面を示す拡大斜視図である。
【図4】本実施例に係るドアガラスの昇降回数とガタツ
キ量との関係を示すグラフである。
【図5】第1従来例に係る車両用ドアガラス昇降装置を
示す概略側面図である。
【図6】図7中矢示SB−SB線に沿う断面図である。
【図7】第1従来例に係る車両用ドアガラス昇降装置の
ガイド部とガイドフランジとの係合状態を示す断面図で
ある。
【図8】第2従来例に係る車両用ドアガラス昇降装置を
示す概略側面図である。
【図9】第1及び第2従来例に係るドアガラスの昇降回
数とガタツキ量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
6 ドアガラス 12 キャリアプレート 21 ガイドレール 23 ガイドフランジ 24、25 ガイド部 26、27 溝部 X 面直方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 11/48 B60J 1/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体にドアガラスの面直方向へ曲折
    形成されたガイドフランジを有するガイドレールを上下
    方向に沿って取付けると共に、ドアガラスを固定する上
    下動自在なキャリアプレートの上下部位に前記ガイドフ
    ランジと係合する溝部が形成された樹脂製のガイド部を
    各々取付けた車両用ドアガラス昇降装置において、 前記上側ガイド部の溝部は上端が最も狭く且つ下側ガイ
    ド部の溝部は下端が最も狭くなっており、上下溝部の最
    も狭い部分にガイドレールのガイドフランジが隙間なく
    係合されていると共に、各溝部のガイドフランジに対す
    る接触面がその上下方向に渡って平面視で湾曲した凸面
    になっていることを特徴とする車両用ドアガラス昇降装
    置。
  2. 【請求項2】 上側溝部の接触面が上側に向けて漸次幅
    が狭くなるテーパ状で、且つ下側溝部の接触面が下側に
    向けて漸次幅が狭くなるテーパ状になっている請求項1
    記載の車両用ドアガラス昇降装置。
  3. 【請求項3】 ガイドフランジの先端にストッパ片が曲
    折形成され、且つ溝部の底部に前記ストッパ片を収納す
    るために拡大した空洞部が形成されている請求項1又は
    2記載の車両用ドアガラス昇降装置。
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