JP3199005B2 - インターネット情報印刷システム - Google Patents
インターネット情報印刷システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット情報
印刷システムに関し、特にＷebページを使用するページ
プリンタの解像度に合わせた印刷が可能なインターネッ
ト情報印刷システムに関する。
印刷システムに関し、特にＷebページを使用するページ
プリンタの解像度に合わせた印刷が可能なインターネッ
ト情報印刷システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】インターネットのＷＷＷサーバ上のＷｅ
ｂページを印刷する際には、まずコンピュータ上のＷＷ
Ｗブラウザソフトでそのページをアクセスして、そのＷ
ｅｂページを記述しているＨＴＭＬファイルを受信し、
それを解釈してコンピュータに接続されたＣＲＴ画面上
に表示する。そして次に、ＷＷＷブラウザのプリント機
能を用いて、表示されたそのＷｅｂページを同じくコン
ピュータに接続されたプリンタに送信して印刷する、と
いう手順を取っていた。この場合、Ｗｅｂページ上の画
像は、ＣＲＴ画面の解像度に合わせたビットマップイメ
ージとしてＷＷＷサーバから送信されるデータに含まれ
ていた。一方、ページプリンタにおいては、ページ記述
言語（以下ＰＤＬ）を用いて、高速かつ高精度な出力が
可能になった。
ｂページを印刷する際には、まずコンピュータ上のＷＷ
Ｗブラウザソフトでそのページをアクセスして、そのＷ
ｅｂページを記述しているＨＴＭＬファイルを受信し、
それを解釈してコンピュータに接続されたＣＲＴ画面上
に表示する。そして次に、ＷＷＷブラウザのプリント機
能を用いて、表示されたそのＷｅｂページを同じくコン
ピュータに接続されたプリンタに送信して印刷する、と
いう手順を取っていた。この場合、Ｗｅｂページ上の画
像は、ＣＲＴ画面の解像度に合わせたビットマップイメ
ージとしてＷＷＷサーバから送信されるデータに含まれ
ていた。一方、ページプリンタにおいては、ページ記述
言語（以下ＰＤＬ）を用いて、高速かつ高精度な出力が
可能になった。
【０００３】特開平８−２７２５５９の「情報処理装
置」は、既存の公衆網を用いて印刷装置の機能に依存し
ない種々の形式の印刷データに対応可能なプリンタネッ
トワークを構築可能にするという目的のために、プリン
タからそのインタプリタに関する情報を取得し、プリン
タがＰＤＬインタプリタを備えていない場合には印刷デ
ータをＧＤＩデータに変換して送信していた。特開平８
−１６８０２の「画像処理方法及び装置及びシステム」
は、ネットワークに負荷をかけることなく各種画像出力
装置の性能を生かした画像出力を実現するという目的の
ために、文書を編集する側と印刷するプリンタサーバと
で同じ画像のビットマップデータをそれぞれ別に持ち、
文書編集時には編集側の低解像度のビットマップデータ
を、印刷時にはプリンタサーバ上の高解像度ビットマッ
プデータをそれぞれ用いていた。高解像度のビットマッ
プデータは、プリンタサーバが生成し、格納する。
置」は、既存の公衆網を用いて印刷装置の機能に依存し
ない種々の形式の印刷データに対応可能なプリンタネッ
トワークを構築可能にするという目的のために、プリン
タからそのインタプリタに関する情報を取得し、プリン
タがＰＤＬインタプリタを備えていない場合には印刷デ
ータをＧＤＩデータに変換して送信していた。特開平８
−１６８０２の「画像処理方法及び装置及びシステム」
は、ネットワークに負荷をかけることなく各種画像出力
装置の性能を生かした画像出力を実現するという目的の
ために、文書を編集する側と印刷するプリンタサーバと
で同じ画像のビットマップデータをそれぞれ別に持ち、
文書編集時には編集側の低解像度のビットマップデータ
を、印刷時にはプリンタサーバ上の高解像度ビットマッ
プデータをそれぞれ用いていた。高解像度のビットマッ
プデータは、プリンタサーバが生成し、格納する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のイ
ンターネット情報印刷システムにおいては、Ｗｅｂペー
ジのデザインが急速に高度化・複雑化していることに対
応できていない。前述のようにＷＷＷブラウザのプリン
ト機能で印刷すると、Ｗｅｂページ上の画像の部分はＣ
ＲＴ画面表示用にビットマップで表現したものが印刷デ
ータとして使用される。ところがＣＲＴ画面の解像度
は、プリンタに比べてはるかに解像度の低いものである
ため、印刷品質が低いものとなってしまった。このよう
に、Ｗｅｂページ上の画像部分はＣＲＴの画面の解像度
により、プリンタの解像度にはよらないため、プリンタ
の性能を有効に使うことができないという問題点もあ
る。また、同じＷｅｂページでも使用するＷＷＷブラウ
ザによって印刷結果が異なってしまうという問題点もあ
る。これは、Ｗｅｂページを記述するＨＴＭＬファイル
をどう解釈するかはＷＷＷブラウザに依存しているた
め、ＷＷＷブラウザの種類やバージョンによっては、Ｈ
ＴＭＬファイルの記述の一部に対応できないことがある
からである。
ンターネット情報印刷システムにおいては、Ｗｅｂペー
ジのデザインが急速に高度化・複雑化していることに対
応できていない。前述のようにＷＷＷブラウザのプリン
ト機能で印刷すると、Ｗｅｂページ上の画像の部分はＣ
ＲＴ画面表示用にビットマップで表現したものが印刷デ
ータとして使用される。ところがＣＲＴ画面の解像度
は、プリンタに比べてはるかに解像度の低いものである
ため、印刷品質が低いものとなってしまった。このよう
に、Ｗｅｂページ上の画像部分はＣＲＴの画面の解像度
により、プリンタの解像度にはよらないため、プリンタ
の性能を有効に使うことができないという問題点もあ
る。また、同じＷｅｂページでも使用するＷＷＷブラウ
ザによって印刷結果が異なってしまうという問題点もあ
る。これは、Ｗｅｂページを記述するＨＴＭＬファイル
をどう解釈するかはＷＷＷブラウザに依存しているた
め、ＷＷＷブラウザの種類やバージョンによっては、Ｈ
ＴＭＬファイルの記述の一部に対応できないことがある
からである。
【０００５】以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、Ｗ
ｅｂページを印刷する印刷品質を向上させると同時に、
ＷＷＷブラウザのＨＴＭＬファイル解釈部分の性能に依
存せずに一定の印刷結果が得られ、しかも印刷するプリ
ンタの性能を生かせるインターネット情報印刷システム
を提供することにある。
ｅｂページを印刷する印刷品質を向上させると同時に、
ＷＷＷブラウザのＨＴＭＬファイル解釈部分の性能に依
存せずに一定の印刷結果が得られ、しかも印刷するプリ
ンタの性能を生かせるインターネット情報印刷システム
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のうちの第１の発明は、Ｗｅｂページ作成ア
プリケーションとＷＷＷブラウザとから成るインターネ
ット情報印刷システムであって、前記Ｗｅｂ作成アプリ
ケーションが、文書編集手段と、前記編集のなされた文
書をＨＴＭＬファイルに変換する手段と、同じく前記編
集のなされた文書を印刷用ファイルに変換する手段と、
前記ＨＴＭＬファイルと印刷用ファイルをリンクしてＷ
ｅｂページを作成する手段とから成り、前記ＷＷＷブラ
ウザが、前記印刷用ファイルを選択する印刷用ファイル
選択手段と、選択された印刷用ファイルをダウンロード
する印刷用ファイルダウンロード手段と、プリンタの印
刷条件を調べるプリンタ情報参照手段と、前記プリンタ
の印刷条件の選択手段と、選択された印刷条件に応じた
印刷プログラムを作成する手段と、前記印刷プログラム
をプリンタに出力する印刷プログラム出力手段とから成
るインターネット情報印刷システムであることを特徴と
する。また本出願の第２の発明は、第１の発明のＷｅｂ
ページ作成アプリケーションのＷｅｂページを作成する
手段において、必要に応じて印刷用ファイルの圧縮を行
い、前記ＷＷＷブラウザの印刷用ファイルダウンロード
手段において、前記圧縮された印刷用ファイルの圧縮解
除を行うインターネット情報印刷システムであることを
特徴とする。また本出願の第３の発明はこれらに加え
て、前記ＷＷＷブラウザのプリンタ情報参照手段の結果
を表示するプリンタ情報表示手段と、印刷用ファイル選
択手段と前記印刷条件選択手段とにユーザ指示を入力す
るユーザ指示入力手段を設けたインターネット情報印刷
システムであることを特徴とする。
め、本発明のうちの第１の発明は、Ｗｅｂページ作成ア
プリケーションとＷＷＷブラウザとから成るインターネ
ット情報印刷システムであって、前記Ｗｅｂ作成アプリ
ケーションが、文書編集手段と、前記編集のなされた文
書をＨＴＭＬファイルに変換する手段と、同じく前記編
集のなされた文書を印刷用ファイルに変換する手段と、
前記ＨＴＭＬファイルと印刷用ファイルをリンクしてＷ
ｅｂページを作成する手段とから成り、前記ＷＷＷブラ
ウザが、前記印刷用ファイルを選択する印刷用ファイル
選択手段と、選択された印刷用ファイルをダウンロード
する印刷用ファイルダウンロード手段と、プリンタの印
刷条件を調べるプリンタ情報参照手段と、前記プリンタ
の印刷条件の選択手段と、選択された印刷条件に応じた
印刷プログラムを作成する手段と、前記印刷プログラム
をプリンタに出力する印刷プログラム出力手段とから成
るインターネット情報印刷システムであることを特徴と
する。また本出願の第２の発明は、第１の発明のＷｅｂ
ページ作成アプリケーションのＷｅｂページを作成する
手段において、必要に応じて印刷用ファイルの圧縮を行
い、前記ＷＷＷブラウザの印刷用ファイルダウンロード
手段において、前記圧縮された印刷用ファイルの圧縮解
除を行うインターネット情報印刷システムであることを
特徴とする。また本出願の第３の発明はこれらに加え
て、前記ＷＷＷブラウザのプリンタ情報参照手段の結果
を表示するプリンタ情報表示手段と、印刷用ファイル選
択手段と前記印刷条件選択手段とにユーザ指示を入力す
るユーザ指示入力手段を設けたインターネット情報印刷
システムであることを特徴とする。
【０００７】本発明のインターネット情報印刷システム
では、まずＷｅｂページ作成アプリケーションにより、
Ｗｅｂページを作成する。Ｗｅｂページ作成アプリケー
ションでは、文書編集手段によりＷｅｂページとして表
示したい内容を持つ文書を編集し、その文書をＷｅｂペ
ージとして表示するために、文書→ＨＴＭＬファイル変
換手段により、ＨＴＭＬファイルに変換する。この時、
文書内の画像はＣＲＴ画面の解像度に合わせたビットマ
ップイメージに変換される。それと同時に、同じ文書を
ページプリンタで印刷するために、文書→ＰＤＬファイ
ル変換手段により、ＰＤＬファイルに変換する。この
時、文書内の画像はプリンタでの印刷に使用することを
想定した高解像度のビットマップイメージに変換され
る。このようにしてＨＴＭＬファイルと印刷用ファイル
の両方を作成した後、Ｗｅｂページ作成手段により、Ｈ
ＴＭＬファイルと印刷用ファイルをリンクさせる。これ
により、Ｗｅｂページが完成する。
では、まずＷｅｂページ作成アプリケーションにより、
Ｗｅｂページを作成する。Ｗｅｂページ作成アプリケー
ションでは、文書編集手段によりＷｅｂページとして表
示したい内容を持つ文書を編集し、その文書をＷｅｂペ
ージとして表示するために、文書→ＨＴＭＬファイル変
換手段により、ＨＴＭＬファイルに変換する。この時、
文書内の画像はＣＲＴ画面の解像度に合わせたビットマ
ップイメージに変換される。それと同時に、同じ文書を
ページプリンタで印刷するために、文書→ＰＤＬファイ
ル変換手段により、ＰＤＬファイルに変換する。この
時、文書内の画像はプリンタでの印刷に使用することを
想定した高解像度のビットマップイメージに変換され
る。このようにしてＨＴＭＬファイルと印刷用ファイル
の両方を作成した後、Ｗｅｂページ作成手段により、Ｈ
ＴＭＬファイルと印刷用ファイルをリンクさせる。これ
により、Ｗｅｂページが完成する。
【０００８】次に、ＷＷＷブラウザにより、上記Ｗｅｂ
ページの表示と印刷を行う。ＷＷＷブラウザがＷｅｂペ
ージにアクセスすると、そのＨＴＭＬファイルがＷＷＷ
サーバから送信され、ＷｅｂページがＣＲＴ画面に表示
される。そしてユーザがＷｅｂページの印刷を希望した
場合には、ユーザ指示入力手段によって印刷用ファイル
選択手段にユーザ指示を入力し、使用するページプリン
タで解釈・実行できる印刷用ファイルを選ぶ。すると印
刷用ファイルダウンロード手段によって、ＨＴＭＬファ
イルにリンクされた印刷用ファイルがダウンロードされ
る。ここで、プリンタ情報参照手段がページプリンタを
調べ、そのプリンタで設定可能な印刷条件をプリンタ情
報表示手段によりＣＲＴ画面に表示する。ユーザはその
中から最も望ましいものを、ユーザ指示入力手段によっ
て印刷条件選択手段に入力する。すると、印刷プログラ
ム作成手段により、前述の印刷用ファイルにプリンタ設
定命令等が付加されて印刷プログラムが作成される。作
成された印刷プログラムは印刷プログラム手段によって
ページプリンタに出力され、印刷が行われる。
ページの表示と印刷を行う。ＷＷＷブラウザがＷｅｂペ
ージにアクセスすると、そのＨＴＭＬファイルがＷＷＷ
サーバから送信され、ＷｅｂページがＣＲＴ画面に表示
される。そしてユーザがＷｅｂページの印刷を希望した
場合には、ユーザ指示入力手段によって印刷用ファイル
選択手段にユーザ指示を入力し、使用するページプリン
タで解釈・実行できる印刷用ファイルを選ぶ。すると印
刷用ファイルダウンロード手段によって、ＨＴＭＬファ
イルにリンクされた印刷用ファイルがダウンロードされ
る。ここで、プリンタ情報参照手段がページプリンタを
調べ、そのプリンタで設定可能な印刷条件をプリンタ情
報表示手段によりＣＲＴ画面に表示する。ユーザはその
中から最も望ましいものを、ユーザ指示入力手段によっ
て印刷条件選択手段に入力する。すると、印刷プログラ
ム作成手段により、前述の印刷用ファイルにプリンタ設
定命令等が付加されて印刷プログラムが作成される。作
成された印刷プログラムは印刷プログラム手段によって
ページプリンタに出力され、印刷が行われる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１に示
す。図１に示したように、本発明の実施の一形態は、Ｗ
ｅｂページ作成アプリケーション１と、ＷＷＷブラウザ
３とから成る。 Ｗｅｂページ作成アプリケーション１
は、文書編集手段６と、文書→ＨＴＭＬファイル変換手
段７と、文書→ＰＤＬファイル変換手段８と、ファイル
圧縮手段９と、Ｗｅｂページ作成手段１０とを備えてお
り、Ｗｅｂページ２を作成する。Ｗｅｂページ２は、Ｈ
ＴＭＬファイル１１と印刷用ファイル群１２から構成さ
れる。ＷＷＷブラウザ３は、Ｗｅｂページアクセス手段
１３と、ＨＴＭＬ解釈手段１４と、Ｗｅｂページ表示手
段１５と、印刷用ファイル選択手段１７と、印刷用ファ
イルダウンロード手段１８と、一時記憶手段１９と、フ
ァイル伸長手段２０と、プリンタ情報参照手段２１と、
プリンタ情報表示手段２２と、印刷条件選択手段２３
と、印刷プログラム作成手段２４と、印刷プログラム出
力手段２５と、印刷用ファイル選択手段１７と、印刷条
件選択手段２３と、前記印刷用ファイル選択手段１７と
印刷条件選択手段２３とにユーザ指示を入力するユーザ
指示入力手段１６とから成り、Ｗｅｂページ２をＣＲＴ
画面４で表示し、ページプリンタ５で印刷する。
す。図１に示したように、本発明の実施の一形態は、Ｗ
ｅｂページ作成アプリケーション１と、ＷＷＷブラウザ
３とから成る。 Ｗｅｂページ作成アプリケーション１
は、文書編集手段６と、文書→ＨＴＭＬファイル変換手
段７と、文書→ＰＤＬファイル変換手段８と、ファイル
圧縮手段９と、Ｗｅｂページ作成手段１０とを備えてお
り、Ｗｅｂページ２を作成する。Ｗｅｂページ２は、Ｈ
ＴＭＬファイル１１と印刷用ファイル群１２から構成さ
れる。ＷＷＷブラウザ３は、Ｗｅｂページアクセス手段
１３と、ＨＴＭＬ解釈手段１４と、Ｗｅｂページ表示手
段１５と、印刷用ファイル選択手段１７と、印刷用ファ
イルダウンロード手段１８と、一時記憶手段１９と、フ
ァイル伸長手段２０と、プリンタ情報参照手段２１と、
プリンタ情報表示手段２２と、印刷条件選択手段２３
と、印刷プログラム作成手段２４と、印刷プログラム出
力手段２５と、印刷用ファイル選択手段１７と、印刷条
件選択手段２３と、前記印刷用ファイル選択手段１７と
印刷条件選択手段２３とにユーザ指示を入力するユーザ
指示入力手段１６とから成り、Ｗｅｂページ２をＣＲＴ
画面４で表示し、ページプリンタ５で印刷する。
【００１０】次に本発明の一実施の形態の動作を、図２
のＷｅｂページ作成アプリケーションによってＷｅｂペ
ージを作成してＷＷＷサーバへ送るまでの動作を示すフ
ローチャートと、図３のＷＷＷブラウザによってＷｅｂ
ページをアクセスしてから印刷を行うまでの動作を示す
フローチャートを参照して詳細に説明する。
のＷｅｂページ作成アプリケーションによってＷｅｂペ
ージを作成してＷＷＷサーバへ送るまでの動作を示すフ
ローチャートと、図３のＷＷＷブラウザによってＷｅｂ
ページをアクセスしてから印刷を行うまでの動作を示す
フローチャートを参照して詳細に説明する。
【００１１】本発明の一実施の形態では、まずＷｅｂペ
ージ作成アプリケーション１により、Ｗｅｂページ２を
作成する。Ｗｅｂページ作成アプリケーション１では、
最初に文書編集手段６により、Ｗｅｂページとして表示
したい内容を持つ文書を編集する（図２のステップ１０
１。以下文中の各ステップは図２のもの）。文書が完成
したら、その文書をＷｅｂページとして表示するため
に、文書→ＨＴＭＬファイル変換手段７により、ＨＴＭ
Ｌファイルに変換する。この場合、文書内の画像はＣＲ
Ｔ画面の解像度に合わせたビットマップイメージに変換
される（ステップ１０２）。それと同時に、同じ文書を
ページプリンタで印刷するために、文書→ＰＤＬファイ
ル変換手段８により、ＰＤＬファイルに変換する。この
場合の文書内の画像は、プリンタでの印刷に使用するこ
とを想定した高解像度のビットマップイメージに変換さ
れる（ステップ１０３）。ここで変換するＰＤＬには、
ＰＤＬの中でも広く普及している代表的なものを用いる
ものとし、複数の異なるＰＤＬに基づく数種類のＰＤＬ
ファイルを作製して、印刷時にユーザに選ばせてもよ
い。さらに、もしＰＤＬファイルのデータ量が多ければ
（ステップ１０４）、ファイル圧縮手段９によりＰＤＬ
ファイルを圧縮して（ステップ１０５）、これを印刷フ
ァイルとする。このようにしてＨＴＭＬファイルと印刷
用ファイルの両方を作成したのち、Ｗｅｂページ作成手
段１０により、前述のＨＴＭＬファイルに、前述の印刷
用ファイルにリンクするための記述を追加する（ステッ
プ１０６）。これにより、ＨＴＭＬファイル１１と印刷
用ファイル群１２から構成されるＷｅｂページ２が完成
する。完成したＷｅｂページ２は、任意のユーザからア
クセスできるよう、ＷＷＷサーバに送る（ステップ１０
７）。
ージ作成アプリケーション１により、Ｗｅｂページ２を
作成する。Ｗｅｂページ作成アプリケーション１では、
最初に文書編集手段６により、Ｗｅｂページとして表示
したい内容を持つ文書を編集する（図２のステップ１０
１。以下文中の各ステップは図２のもの）。文書が完成
したら、その文書をＷｅｂページとして表示するため
に、文書→ＨＴＭＬファイル変換手段７により、ＨＴＭ
Ｌファイルに変換する。この場合、文書内の画像はＣＲ
Ｔ画面の解像度に合わせたビットマップイメージに変換
される（ステップ１０２）。それと同時に、同じ文書を
ページプリンタで印刷するために、文書→ＰＤＬファイ
ル変換手段８により、ＰＤＬファイルに変換する。この
場合の文書内の画像は、プリンタでの印刷に使用するこ
とを想定した高解像度のビットマップイメージに変換さ
れる（ステップ１０３）。ここで変換するＰＤＬには、
ＰＤＬの中でも広く普及している代表的なものを用いる
ものとし、複数の異なるＰＤＬに基づく数種類のＰＤＬ
ファイルを作製して、印刷時にユーザに選ばせてもよ
い。さらに、もしＰＤＬファイルのデータ量が多ければ
（ステップ１０４）、ファイル圧縮手段９によりＰＤＬ
ファイルを圧縮して（ステップ１０５）、これを印刷フ
ァイルとする。このようにしてＨＴＭＬファイルと印刷
用ファイルの両方を作成したのち、Ｗｅｂページ作成手
段１０により、前述のＨＴＭＬファイルに、前述の印刷
用ファイルにリンクするための記述を追加する（ステッ
プ１０６）。これにより、ＨＴＭＬファイル１１と印刷
用ファイル群１２から構成されるＷｅｂページ２が完成
する。完成したＷｅｂページ２は、任意のユーザからア
クセスできるよう、ＷＷＷサーバに送る（ステップ１０
７）。
【００１２】次に、ＷＷＷブラウザ３により、上記Ｗｅ
ｂページ２の表示と印刷を行う。ＷＷＷブラウザ３がＷ
ｅｂページアクセス手段１３によってＷｅｂページ２に
アクセスすると（図３のステップ２０１。以下、文中の
各ステップは図３のもの）、そのＨＴＭＬファイル１１
が、ＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬフ
ァイル１１はＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって解
釈され（ステップ２０２）、その結果に従ってＷｅｂペ
ージ表示手段１５がＷｅｂページをＣＲＴ画面４に表示
する（ステップ２０３）。そしてユーザがＷｅｂページ
２の印刷を希望した場合には、ユーザ指示入力手段１６
から印刷用ファイル選択手段１７にユーザ指示を入力
し、印刷用ファイル群１２の中からページプリンタ５で
解釈・実行できる印刷用ファイルを選ぶ（ステップ２０
４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８によ
って、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷ファイ
ル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウンロー
ドされる（ステップ２０５）。ダウンロードされた印刷
用ファイルは一時記憶手段１９に一時的に保存され、も
し印刷用ファイルが圧縮されていれば（ステップ２０
６）、ファイル伸長手段２０によって圧縮を解除される
（ステップ２０７）。ここで、プリンタ情報参照手段２
１がページプリンタ５を調べ、ページプリンタ５で設定
可能な印刷条件をプリンタ情報表示手段２２によりＣＲ
Ｔ画面４に表示する（ステップ２０８）。ユーザはその
中から最も望ましいものを、ユーザ指示入力手段１６に
よって印刷条件選択手段２３に入力する（ステップ２０
９）。すると、印刷プログラム作成手段２４により、前
述の印刷用ファイルに、ページプリンタ５を希望した印
刷条件に従って設定するための命令等が付加されて印刷
プログラムが作成される（ステップ２１０）。作成され
た印刷プログラムは、印刷プログラム手段２５によって
ページプリンタ５に出力され（ステップ２１１）、印刷
が行われる（ステップ２１２）。
ｂページ２の表示と印刷を行う。ＷＷＷブラウザ３がＷ
ｅｂページアクセス手段１３によってＷｅｂページ２に
アクセスすると（図３のステップ２０１。以下、文中の
各ステップは図３のもの）、そのＨＴＭＬファイル１１
が、ＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬフ
ァイル１１はＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって解
釈され（ステップ２０２）、その結果に従ってＷｅｂペ
ージ表示手段１５がＷｅｂページをＣＲＴ画面４に表示
する（ステップ２０３）。そしてユーザがＷｅｂページ
２の印刷を希望した場合には、ユーザ指示入力手段１６
から印刷用ファイル選択手段１７にユーザ指示を入力
し、印刷用ファイル群１２の中からページプリンタ５で
解釈・実行できる印刷用ファイルを選ぶ（ステップ２０
４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８によ
って、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷ファイ
ル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウンロー
ドされる（ステップ２０５）。ダウンロードされた印刷
用ファイルは一時記憶手段１９に一時的に保存され、も
し印刷用ファイルが圧縮されていれば（ステップ２０
６）、ファイル伸長手段２０によって圧縮を解除される
（ステップ２０７）。ここで、プリンタ情報参照手段２
１がページプリンタ５を調べ、ページプリンタ５で設定
可能な印刷条件をプリンタ情報表示手段２２によりＣＲ
Ｔ画面４に表示する（ステップ２０８）。ユーザはその
中から最も望ましいものを、ユーザ指示入力手段１６に
よって印刷条件選択手段２３に入力する（ステップ２０
９）。すると、印刷プログラム作成手段２４により、前
述の印刷用ファイルに、ページプリンタ５を希望した印
刷条件に従って設定するための命令等が付加されて印刷
プログラムが作成される（ステップ２１０）。作成され
た印刷プログラムは、印刷プログラム手段２５によって
ページプリンタ５に出力され（ステップ２１１）、印刷
が行われる（ステップ２１２）。
【００１３】
【実施例】次に、具体的な実施例を用いて本出願の発明
を説明する。図４、図５は第１の実施例を示すものであ
る。図４はＷｅｂページ２をＷＷＷブラウザ３によって
ＣＲＴ画面４に表示したものであり、図５はプリンタ情
報表示手段２２によってページプリンタ５で設定可能な
印刷条件をＣＲＴ画面４に表示したものである。
を説明する。図４、図５は第１の実施例を示すものであ
る。図４はＷｅｂページ２をＷＷＷブラウザ３によって
ＣＲＴ画面４に表示したものであり、図５はプリンタ情
報表示手段２２によってページプリンタ５で設定可能な
印刷条件をＣＲＴ画面４に表示したものである。
【００１４】本実施例では、文書編集手段６で作成した
文書を、文書→ＰＤＬファイル変換手段８により、ＮＰ
ＤＬ、ＬＩＰＳ、ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ、ＥＳＣ／Ｐａ
ｇｅの４種類のＰＤＬに基づく、４つのＰＤＬファイル
に変換する。ここで、文書内の画像は３００ｄｐｉ(dot
per inch)のビットマップイメージに変換されている
（図２のステップ１０３）。そして、各ＰＤＬファイル
を必要ならばファイル圧縮手段９で圧縮して（図２のス
テップ１０４、１０５）４つの印刷ファイルとし、Ｗｅ
ｂページ作成手段１０により、ＣＲＴ画面上で表示され
た４つの選択肢のうちの１つをマウスでクリックすれば
その印刷用ファイルがダウンロードされるような形でＨ
ＴＭＬファイルにリンクし、Ｗｅｂページを作成する。
この時、「＊このページの印刷用ファイルを次から選ん
でください。」という説明文も、元のＨＴＭＬファイル
に追加される（図２のステップ１０６）。そして、ペー
ジプリンタ５の名前はＰｒｉｎｔｅｒ−Ａであるものと
し、このＰｒｉｎｔｅｒ−ＡはＮＰＤＬを解釈・実行で
き、解像度は３００ｄｐｉ、設定可能な印刷条件はホッ
パ選択のみであるものとする。
文書を、文書→ＰＤＬファイル変換手段８により、ＮＰ
ＤＬ、ＬＩＰＳ、ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ、ＥＳＣ／Ｐａ
ｇｅの４種類のＰＤＬに基づく、４つのＰＤＬファイル
に変換する。ここで、文書内の画像は３００ｄｐｉ(dot
per inch)のビットマップイメージに変換されている
（図２のステップ１０３）。そして、各ＰＤＬファイル
を必要ならばファイル圧縮手段９で圧縮して（図２のス
テップ１０４、１０５）４つの印刷ファイルとし、Ｗｅ
ｂページ作成手段１０により、ＣＲＴ画面上で表示され
た４つの選択肢のうちの１つをマウスでクリックすれば
その印刷用ファイルがダウンロードされるような形でＨ
ＴＭＬファイルにリンクし、Ｗｅｂページを作成する。
この時、「＊このページの印刷用ファイルを次から選ん
でください。」という説明文も、元のＨＴＭＬファイル
に追加される（図２のステップ１０６）。そして、ペー
ジプリンタ５の名前はＰｒｉｎｔｅｒ−Ａであるものと
し、このＰｒｉｎｔｅｒ−ＡはＮＰＤＬを解釈・実行で
き、解像度は３００ｄｐｉ、設定可能な印刷条件はホッ
パ選択のみであるものとする。
【００１５】ＷＷＷブラウザ３がＷｅｂページアクセス
手段１３によって上記のＷｅｂページ２にアクセスする
と（図３のステップ２０１）、そのＨＴＭＬファイル１
１がＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬフ
ァイル１１は、ＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって
解釈され（図３のステップ２０２）、その結果に従って
Ｗｅｂページ表示手段１５が図４のようなＷｅｂページ
をＣＲＴ画面４に表示する（図３のステップ２０３）。
そしてユーザがＷｅｂページ２を印刷する場合には、使
用するページプリンタに合わせてマウスでＣＲＴ画面４
上の「１．ＮＰＤＬ（３００ｄｐｉ）」をクリックする
ことによって印刷用ファイル選択手段１７にユーザ指示
を入力し、印刷用ファイル群１２の中からＮＰＤＬ（３
００ｄｐｉ）の印刷用ファイルを選ぶ（図３のステップ
２０４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８
によって、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷用
ファイル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウ
ンロードされる（図３のステップ２０５）。
手段１３によって上記のＷｅｂページ２にアクセスする
と（図３のステップ２０１）、そのＨＴＭＬファイル１
１がＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬフ
ァイル１１は、ＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって
解釈され（図３のステップ２０２）、その結果に従って
Ｗｅｂページ表示手段１５が図４のようなＷｅｂページ
をＣＲＴ画面４に表示する（図３のステップ２０３）。
そしてユーザがＷｅｂページ２を印刷する場合には、使
用するページプリンタに合わせてマウスでＣＲＴ画面４
上の「１．ＮＰＤＬ（３００ｄｐｉ）」をクリックする
ことによって印刷用ファイル選択手段１７にユーザ指示
を入力し、印刷用ファイル群１２の中からＮＰＤＬ（３
００ｄｐｉ）の印刷用ファイルを選ぶ（図３のステップ
２０４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８
によって、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷用
ファイル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウ
ンロードされる（図３のステップ２０５）。
【００１６】ダウンロードされた印刷用ファイルは一時
記憶手段１９に一時的に保存され、もし印刷用ファイル
が圧縮されていれば、（図３のステップ２０６）ファイ
ル伸長手段２０によって圧縮を解除される（図３のステ
ップ２０７）。ここで、プリンタ情報参照手段２１がペ
ージプリンタ５を調べ、図５のようにプリンタの名前や
解釈・実行できるＰＤＬ名、解像度の他に、設定可能な
印刷条件であるホッパとその中の用紙のサイズや方向、
用紙の有無、現在選択中のホッパ名をプリンタ情報表示
手段２２によりＣＲＴ画面４に表示する（図３のステッ
プ２０８）。ユーザは表示されたＰＤＬ名と解像度を見
てダウンロードした印刷用ファイルが適切であることを
確かめる。そして、ユーザがホッパ２内の横置きＡ４用
紙に印刷を行いたい場合には、「ホッパ番号を入力して
ください」の右のアンダーライン部分にカーソルを合わ
せて、キーボードから「２」を打つことにより、印刷条
件選択手段２３に入力する（図３のステップ２０９）。
すると、印刷プログラム作成手段２４により、ホッパ２
を選択し、Ｗｅｂページの内容をＡ４横置きに合わせて
拡大・縮小するための命令が前述の印刷用ファイルの先
頭に付加されて、印刷用プログラムが作成される（図３
のステップ２１０）。作成された印刷プログラムは、印
刷プログラム出力手段２５によってページプリンタ５に
出力され（図３のステップ２１１）、印刷が行われる
（図３のステップ２１２）。前述のとおり、「＊このペ
ージの・・・」の説明文と、印刷用ファイルのリンク部
分は、Ｗｅｂページ作成手段１０で追加されたものであ
るので、文書→ＰＤＬファイル変換手段８で作成された
ＰＤＬファイルには含まれておらず、従って文書編集手
段６で作成されたとおりの文書が印刷される。
記憶手段１９に一時的に保存され、もし印刷用ファイル
が圧縮されていれば、（図３のステップ２０６）ファイ
ル伸長手段２０によって圧縮を解除される（図３のステ
ップ２０７）。ここで、プリンタ情報参照手段２１がペ
ージプリンタ５を調べ、図５のようにプリンタの名前や
解釈・実行できるＰＤＬ名、解像度の他に、設定可能な
印刷条件であるホッパとその中の用紙のサイズや方向、
用紙の有無、現在選択中のホッパ名をプリンタ情報表示
手段２２によりＣＲＴ画面４に表示する（図３のステッ
プ２０８）。ユーザは表示されたＰＤＬ名と解像度を見
てダウンロードした印刷用ファイルが適切であることを
確かめる。そして、ユーザがホッパ２内の横置きＡ４用
紙に印刷を行いたい場合には、「ホッパ番号を入力して
ください」の右のアンダーライン部分にカーソルを合わ
せて、キーボードから「２」を打つことにより、印刷条
件選択手段２３に入力する（図３のステップ２０９）。
すると、印刷プログラム作成手段２４により、ホッパ２
を選択し、Ｗｅｂページの内容をＡ４横置きに合わせて
拡大・縮小するための命令が前述の印刷用ファイルの先
頭に付加されて、印刷用プログラムが作成される（図３
のステップ２１０）。作成された印刷プログラムは、印
刷プログラム出力手段２５によってページプリンタ５に
出力され（図３のステップ２１１）、印刷が行われる
（図３のステップ２１２）。前述のとおり、「＊このペ
ージの・・・」の説明文と、印刷用ファイルのリンク部
分は、Ｗｅｂページ作成手段１０で追加されたものであ
るので、文書→ＰＤＬファイル変換手段８で作成された
ＰＤＬファイルには含まれておらず、従って文書編集手
段６で作成されたとおりの文書が印刷される。
【００１７】次に、図６、図７は本発明の第２の実施例
を示すものである。図６はＷｅｂページ２をＷＷＷブラ
ウザ３によってＣＲＴ画面４に表示したものであり、図
７はプリンタ情報表示手段２２によってページプリンタ
５で設定可能な印刷条件をＣＲＴ画面４に表示したもの
である。本実施例では、文書編集手段６で作成した文書
を、文書→ＰＤＬファイル変換手段８により、ＮＰＤ
Ｌ、ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔの２種類のＰＤＬと、３００
ｄｐｉ、６００ｄｐｉの２種類のビットマップイメージ
の解像度に基づく４つのＰＤＬファイルに変換する（図
２のステップ１０３）。そして、各ＰＤＬファイルを必
要ならばファイル圧縮手段９で圧縮して（図２のステッ
プ１０４、１０５）４つの印刷用ファイルとし、Ｗｅｂ
ページ作成手段１０により、ＣＲＴ画面上で表示された
４つの選択肢のうちの１つをマウスでクリックすればそ
の印刷用ファイルがダウンロードされるような形でＨＴ
ＭＬファイルにリンクし、Ｗｅｂページを作成する。こ
の時、「＊このページの印刷用ファイルを次から選んで
下さい。」という説明文も、元のＨＴＭＬファイルに追
加される（図２のステップ１０６）。そして、ページプ
リンタ５の名前はＰｒｉｎｔｅｒ−Ｂであるものとし、
このＰｒｉｎｔｅｒ−ＢはＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔを解釈
・実行でき、設定可能な印刷条件は解像度選択とホッパ
選択であるものとする。
を示すものである。図６はＷｅｂページ２をＷＷＷブラ
ウザ３によってＣＲＴ画面４に表示したものであり、図
７はプリンタ情報表示手段２２によってページプリンタ
５で設定可能な印刷条件をＣＲＴ画面４に表示したもの
である。本実施例では、文書編集手段６で作成した文書
を、文書→ＰＤＬファイル変換手段８により、ＮＰＤ
Ｌ、ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔの２種類のＰＤＬと、３００
ｄｐｉ、６００ｄｐｉの２種類のビットマップイメージ
の解像度に基づく４つのＰＤＬファイルに変換する（図
２のステップ１０３）。そして、各ＰＤＬファイルを必
要ならばファイル圧縮手段９で圧縮して（図２のステッ
プ１０４、１０５）４つの印刷用ファイルとし、Ｗｅｂ
ページ作成手段１０により、ＣＲＴ画面上で表示された
４つの選択肢のうちの１つをマウスでクリックすればそ
の印刷用ファイルがダウンロードされるような形でＨＴ
ＭＬファイルにリンクし、Ｗｅｂページを作成する。こ
の時、「＊このページの印刷用ファイルを次から選んで
下さい。」という説明文も、元のＨＴＭＬファイルに追
加される（図２のステップ１０６）。そして、ページプ
リンタ５の名前はＰｒｉｎｔｅｒ−Ｂであるものとし、
このＰｒｉｎｔｅｒ−ＢはＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔを解釈
・実行でき、設定可能な印刷条件は解像度選択とホッパ
選択であるものとする。
【００１８】ＷＷＷブラウザ３がＷｅｂページアクセス
手段１３によって上記Ｗｅｂページ２にアクセスすると
（図３のステップ２０１）、そのＨＴＭＬファイル１１
がＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬファ
イル１１は、ＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって解
釈され（図３のステップ２０２）、その結果に従ってＷ
ｅｂページ表示手段１５が図６のようなＷｅｂページを
ＣＲＴ画面４に表示する（図３のステップ２０３）。そ
してユーザがＷｅｂページ２を解像度６００ｄｐｉで印
刷する場合には、使用するページプリンタに合わせてマ
ウスでＣＲＴ画面４上の「４．ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ
（６００ｄｐｉ）」をクリックすることによって印刷用
ファイル選択手段１７にユーザ指示を入力し、印刷用フ
ァイル群１２の中からＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ（６００ｄ
ｐｉ）の印刷用ファイルを選ぶ（図３のステップ２０
４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８によ
って、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷用ファ
イル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウンロ
ードされる（図３のステップ２０５）。ダウンロードさ
れた印刷用ファイルは一時記憶手段１９に一時的に保存
され、もし印刷用ファイルが圧縮されていれば（図３の
ステップ２０６）ファイル伸長手段２０によって圧縮を
解除される（図３のステップ２０７）。
手段１３によって上記Ｗｅｂページ２にアクセスすると
（図３のステップ２０１）、そのＨＴＭＬファイル１１
がＷＷＷサーバから送信される。受信したＨＴＭＬファ
イル１１は、ＨＴＭＬファイル解釈手段１４によって解
釈され（図３のステップ２０２）、その結果に従ってＷ
ｅｂページ表示手段１５が図６のようなＷｅｂページを
ＣＲＴ画面４に表示する（図３のステップ２０３）。そ
してユーザがＷｅｂページ２を解像度６００ｄｐｉで印
刷する場合には、使用するページプリンタに合わせてマ
ウスでＣＲＴ画面４上の「４．ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ
（６００ｄｐｉ）」をクリックすることによって印刷用
ファイル選択手段１７にユーザ指示を入力し、印刷用フ
ァイル群１２の中からＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ（６００ｄ
ｐｉ）の印刷用ファイルを選ぶ（図３のステップ２０
４）。すると印刷用ファイルダウンロード手段１８によ
って、ＨＴＭＬファイル１１にリンクされた印刷用ファ
イル群１２の中から選ばれた印刷用ファイルがダウンロ
ードされる（図３のステップ２０５）。ダウンロードさ
れた印刷用ファイルは一時記憶手段１９に一時的に保存
され、もし印刷用ファイルが圧縮されていれば（図３の
ステップ２０６）ファイル伸長手段２０によって圧縮を
解除される（図３のステップ２０７）。
【００１９】ここで、プリンタ情報参照手段２１がペー
ジプリンタ５を調べ、図７のようにプリンタの名前や解
釈・実行できるＰＤＬ名の他に、設定可能な印刷条件で
ある解像度の種類と現在選択中のホッパ名を、プリンタ
情報表示手段２２によりＣＲＴ画面４に表示する（図３
のステップ２０８）。ユーザは表示されたＰＤＬ名と解
像度の種類を見てダウンロードした印刷用ファイルが適
切であることを確かめる。ユーザが解像度６００ｄｐｉ
でホッパ２内の横置きＡ４用紙に印刷を行いたい場合に
は、「解像度を入力して下さい」の右のアンダーライン
部分にカーソルを合わせてキーボードから「６００」と
打ち、さらに「ホッパ番号を入力して下さい」の右のア
ンダーライン部分にカーソルを合わせてキーボードから
「２」と打つことにより、印刷条件選択手段２３に入力
する（図３のステップ２０９）。すると、印刷プログラ
ム作成手段２４により、解像度を６００ｄｐｉにセット
し、ホッパ２を選択し、Ｗｅｂページの内容をＡ４横置
きに合わせて拡大・縮小するための命令が前述の印刷用
ファイルの先頭に付加されて、印刷プログラムが作成さ
れる（図３のステップ２１０）。作成された印刷プログ
ラムは印刷プログラム出力手段２５によってページプリ
ンタ５に出力され（図３のステップ２１１）、印刷が行
われる（図３のステップ２１２）。
ジプリンタ５を調べ、図７のようにプリンタの名前や解
釈・実行できるＰＤＬ名の他に、設定可能な印刷条件で
ある解像度の種類と現在選択中のホッパ名を、プリンタ
情報表示手段２２によりＣＲＴ画面４に表示する（図３
のステップ２０８）。ユーザは表示されたＰＤＬ名と解
像度の種類を見てダウンロードした印刷用ファイルが適
切であることを確かめる。ユーザが解像度６００ｄｐｉ
でホッパ２内の横置きＡ４用紙に印刷を行いたい場合に
は、「解像度を入力して下さい」の右のアンダーライン
部分にカーソルを合わせてキーボードから「６００」と
打ち、さらに「ホッパ番号を入力して下さい」の右のア
ンダーライン部分にカーソルを合わせてキーボードから
「２」と打つことにより、印刷条件選択手段２３に入力
する（図３のステップ２０９）。すると、印刷プログラ
ム作成手段２４により、解像度を６００ｄｐｉにセット
し、ホッパ２を選択し、Ｗｅｂページの内容をＡ４横置
きに合わせて拡大・縮小するための命令が前述の印刷用
ファイルの先頭に付加されて、印刷プログラムが作成さ
れる（図３のステップ２１０）。作成された印刷プログ
ラムは印刷プログラム出力手段２５によってページプリ
ンタ５に出力され（図３のステップ２１１）、印刷が行
われる（図３のステップ２１２）。
【００２０】前述の通り、「＊このページの・・・」の
説明文と、印刷用ファイルへのリンク部分は、Ｗｅｂペ
ージ作成手段１０で追加されたものであるので、文書→
ＰＤＬファイル変換手段８で作成されたＰＤＬファイル
には含まれておらず、従って文書編集手段６で作成され
たとおりの文書が印刷される。
説明文と、印刷用ファイルへのリンク部分は、Ｗｅｂペ
ージ作成手段１０で追加されたものであるので、文書→
ＰＤＬファイル変換手段８で作成されたＰＤＬファイル
には含まれておらず、従って文書編集手段６で作成され
たとおりの文書が印刷される。
【００２１】
【発明の効果】第１の効果は、ネットワークに負荷をか
けずに、印刷に使用するプリンタの性能を生かして、Ｗ
ｅｂページを印刷する際の印刷品質を向上させることが
できる。その理由は、Ｗｅｂページの画像を、プリンタ
の解像度に合った高解像度のビットマップイメージとし
てＷＷＷブラウザからプリンタに出力することができ、
さらにその際に、プリンタをユーザが希望した印刷条件
に従って設定するための命令等を付加することができる
からである。しかも、ＷＷＷサーバが高解像度のビット
マップイメージを送信するのは、Ｗｅｂページの印刷を
実行する場合のみに限られ、ＣＲＴ画面に表示する際に
はＣＲＴ画面に合わせた低解像度のビットマップイメー
ジが送信されるからである。
けずに、印刷に使用するプリンタの性能を生かして、Ｗ
ｅｂページを印刷する際の印刷品質を向上させることが
できる。その理由は、Ｗｅｂページの画像を、プリンタ
の解像度に合った高解像度のビットマップイメージとし
てＷＷＷブラウザからプリンタに出力することができ、
さらにその際に、プリンタをユーザが希望した印刷条件
に従って設定するための命令等を付加することができる
からである。しかも、ＷＷＷサーバが高解像度のビット
マップイメージを送信するのは、Ｗｅｂページの印刷を
実行する場合のみに限られ、ＣＲＴ画面に表示する際に
はＣＲＴ画面に合わせた低解像度のビットマップイメー
ジが送信されるからである。
【００２２】第２の効果は、ＷＷＷブラウザのＨＴＭＬ
ファイルの解釈部分の性能に依存せずに一定の印刷結果
が得られる。その理由は、ＷＷＷブラウザがＨＴＭＬフ
ァイルを解釈して印刷を行うのではなく、Ｗｅｂページ
作成アプリケーションによってすでにＰＤＬに変換され
たデータをＷＷＷサーバから受信してプリンタに出力す
るからである。
ファイルの解釈部分の性能に依存せずに一定の印刷結果
が得られる。その理由は、ＷＷＷブラウザがＨＴＭＬフ
ァイルを解釈して印刷を行うのではなく、Ｗｅｂページ
作成アプリケーションによってすでにＰＤＬに変換され
たデータをＷＷＷサーバから受信してプリンタに出力す
るからである。
【図１】 本発明の第１の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】 本発明の第１の実施の形態の、Ｗｅｂページ
作成アプリケーションによってＷｅｂページを作成して
ＷＷＷサーバへ送るまでの動作を示すフローチャート。
作成アプリケーションによってＷｅｂページを作成して
ＷＷＷサーバへ送るまでの動作を示すフローチャート。
【図３】 本発明の第１の実施の形態の、Ｗｅｂブラウ
ザによってＷｅｂページをアクセスしてから印刷を行う
までの動作を示すフローチャート。
ザによってＷｅｂページをアクセスしてから印刷を行う
までの動作を示すフローチャート。
【図４】 本発明の第１の実施例を示す図。
【図５】 本発明の第１の実施例を示す図。
【図６】 本発明の第２の実施例を示す図。
【図７】 本発明の第２の実施例を示す図。
１ Ｗｅｂページ作成アプリケーション ２ Ｗｅｂページ ３ ＷＷＷブラウザ ６ 文書編集手段 ７ 文書→ＨＴＭＬファイル変換手段 ８ 文書→ＰＤＬファイル変換手段 １０ Ｗｅｂページ作成手段 １６ ユーザ指示入力手段 １７ 印刷用ファイル選択手段 １８ 印刷用ファイルダウンロード手段 ２１ プリンタ情報参照手段 ２２ プリンタ情報表示手段 ２３ 印刷条件選択手段 ２４ 印刷プログラム作成手段 ２５ 印刷プログラム出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 3/12 B41J 29/38
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｗｅｂページ作成アプリケーションとＷ
ＷＷブラウザとから成るインターネット情報印刷システ
ムであって、前記Ｗｅｂ作成アプリケーションが、文書
編集手段と、前記編集のなされた文書をＨＴＭＬファイ
ルに変換する手段と、同じく前記編集のなされた文書を
印刷用ファイルに変換する手段と、前記ＨＴＭＬファイ
ルと印刷用ファイルをリンクしてＷｅｂページを作成す
る手段とから成り、前記ＷＷＷブラウザが、前記印刷用
ファイルを選択する印刷用ファイル選択手段と、選択さ
れた印刷用ファイルをダウンロードする印刷用ファイル
ダウンロード手段と、プリンタの印刷条件を調べるプリ
ンタ情報参照手段と、前記プリンタの印刷条件の選択手
段と、選択された印刷条件に応じた印刷プログラムを作
成する手段と、前記印刷プログラムをプリンタに出力す
る印刷プログラム出力手段とから成ることを特徴とする
インターネット情報印刷システム。 - 【請求項２】前記Ｗｅｂページ作成アプリケーションの
Ｗｅｂページを作成する手段において、必要に応じて印
刷用ファイルの圧縮を行い、前記ＷＷＷブラウザの印刷
用ファイルダウンロード手段において、前記圧縮された
印刷用ファイルの圧縮解除を行うことを特徴とする請求
項１に記載の、インターネット情報印刷システム。 - 【請求項３】前記ＷＷＷブラウザのプリンタ情報参照手
段の結果を表示するプリンタ情報表示手段と、印刷用フ
ァイル選択手段と前記印刷条件選択手段とにユーザ指示
を入力するユーザ指示入力手段を設けたことを特徴とす
る請求項１または請求項２に記載のインターネット情報
印刷システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31026797A JP3199005B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | インターネット情報印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31026797A JP3199005B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | インターネット情報印刷システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11143670A JPH11143670A (ja) | 1999-05-28 |
| JP3199005B2 true JP3199005B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18003188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31026797A Expired - Fee Related JP3199005B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | インターネット情報印刷システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3199005B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG93248A1 (en) * | 1999-07-20 | 2002-12-17 | Canon Kk | Home printing from internet sources |
| US7084994B1 (en) | 1999-07-20 | 2006-08-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Home printing from internet sources |
| JP3941340B2 (ja) * | 2000-05-17 | 2007-07-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 文書処理装置 |
| JP3854791B2 (ja) | 2000-09-12 | 2006-12-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびサーバ装置および画像処理方法および記憶媒体 |
| JP2003141013A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法 |
| JP2004062243A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | クライアントサーバシステム、クライアント、サーバ、コンピュータ装置、印刷用イメージの作成方法及びプログラム |
| JP4966533B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-07-04 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷システム、印刷方法、印刷プログラムおよび記録媒体 |
| JP2010218457A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
| JP2011096267A (ja) * | 2010-12-02 | 2011-05-12 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラムおよび記録媒体 |
| JP6467821B2 (ja) * | 2014-08-28 | 2019-02-13 | コニカミノルタ株式会社 | 携帯端末装置、同装置における画像処理方法及び画像処理プログラム |
| JP2016177373A (ja) | 2015-03-18 | 2016-10-06 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理システム |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP31026797A patent/JP3199005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11143670A (ja) | 1999-05-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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