JP3198770U - 多段積み式免震床 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一構造体でありながら免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ大きな地震発生時には、大きなストロークをもって水平方向の免震動作を有効に行うことができる多段積み式免震床を提供する。【解決手段】多段積み式免震床1は、床スラブ2上で支持脚3により支持されレベル調整部材により上面を同一高さにレベル調整された固定床4と、下架台52と、上架台53と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、固定床4に対して上架台53側を上方に突出させて組み込んだ下免震床51と、下架台62と、上架台63と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、下免震床51上に積み上げ式で配置した下免震床51と同一寸法の上免震床61と、を有し、上免震床61上に載置した被免震物の地震動時の移動ストロークを、下免震床51の上架台53の免震動作時の移動ストロークと、上免震床61の上架台63の免震動作時の移動ストロークとの総和としたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、多段積み式免震床に関し、詳しくは、単一構造体でありながら免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ免震動作時のストローク拡大を実現した多段積み式免震床に関するものである。
近年、我国に発生した大きな地震に伴うビルの上層階における大きな水平方向の揺れや長周期地震動について考察すると、このような場合に対処するための免震床としては、免震動作時に大きな水平方向のストロークが要求されることは必然である。
しかしながら、従来から存在する一台の免震床によって、大きな地震発生時における移動距離(ストローク)を例えば2倍とするためには、免震床の面積(平面積)、換言すると、免震床における免震支承部分の支承の面積が4倍になってしまうので、これでは免震床の設置スペース等を考慮すると実用性に欠けることになる。
特許文献1には、本考案に関連する技術として、各段複数個ずつの単位免震装置を、連結部材を介して多段に配置した多段免震装置であって、上段の単位免震装置と下段の単位免震装置をずらして配置し、上段の単位免震装置と下段の単位免震装置との間で、1つの単位免震装置の平断面が、異なる段の2つ以上の単位免震装置の平断面に部分的に重なるように構成した多段免震装置が開示されている。
しかし、特許文献1の多段免震装置の場合、鉛直荷重支持能力及び水平変形能力に優れるとするものの、多段構成の免震要素として積層ゴム、オイルダンパーを採用したものであり、例えば、大地震時の地震動、特にビルの上層階における大きな水平方向の揺れや長周期地震動に対応した大きなストロークが必要な免震床としては不向きであると推定される。
特許第5325082号公報
本考案が解決しようとする問題点は、単一構造体でありながら免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ大きな地震発生時には、大きなストロークをもって水平方向の免震動作を有効に行うことができるような多段積み式免震床が存在しない点である。
本考案に係る多段積み式免震床は、建物床上で支持脚により支持されレベル調整部材により上面を同一高さにレベル調整された固定床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、前記固定床に対して上架台側を上方に表出・突出させて組み込んだ下免震床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、前記下免震床上に一段又は二段以上の積み上げ式で配置した前記下免震床と同一寸法の1又は2以上の上免震床群と、を有し、最上段の上免震床上に載置した免震対象物の地震動時の移動ストロークを、前記下免震床の上架台の免震動作時の移動ストロークと、一段又は二段以上の各上免震床の各上架台の免震動作時の各移動ストロークとの総和としたことを最も主要な特徴とする。
請求項1、2記載の考案によれば、固定床に対して下免震床及びこの下免震床と同一寸法の1又は2以上の上免震床群とを積み上げ式で配置した単一構造体でありながら、免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きなストロークをもって免震対象物の水平方向の免震動作を有効に行うことができる多段積み式免震床を実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、下免震床の下架台の上面を、固定床の上面と同一高さとして組み込んだ構成としたことにより、請求項1又は請求項2記載の考案の場合と同様な効果を奏し、かつ、多段積み式免震床全体の高さ寸法を低く抑えることができる多段積み式免震床を実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、固定床に対して、下免震床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを各々具備する二段以上の免震床群を積み上げ式で配置した構成とし、かつ、免震床群を、固定床上に設置する最下段の免震床から免震対象物を載置する最上段の免震床に至るにしたがい順に狭面積となるように構成し、上下に連なる免震床群のうち、下段側に位置する免震床の上架台上面の周辺部に踏面状部を各々形成した構成の基に、単一構造体でありながら、免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きなストロークをもって免震対象物の水平方向の免震動作を有効に行うことができる多段積み式免震床を実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、固定床に対して、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備する下免震床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備するとともに、前記下免震床より狭面積に構成され、前記下免震床上にこの下免震床における上架台上面の周辺部に踏面状部を形成する積み上げ式で配置した上免震床との2段構成の基に、単一構造体でありながら、免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きなストロークをもって免震対象物の水平方向の免震動作を有効に行うことができ、更に、多段積み式免震床全体として水平免震動作時に必要な占有面積を抑えることができる多段積み式免震床を実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、請求項5記載の考案と同様な効果を奏し、かつ、上免震床における上架台の免震動作時の最大移動ストロークを、下免震床における上架台上面の踏面状部の水平寸法と同一又は略同一に設定したことにより、免震動作時に上免震床の上架台の端部が下免震床の上架台の端部よりも側方に突出することはなく、多段積み式免震床全体として水平免震動作時に必要な占有面積をコンパクトにすることができる多段積み式免震床を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1に係る多段積み式免震床の概略側面図(図2のA−A断面図)である。 図2は本実施例1に係る多段積み式免震床の概略平面図である。 図3は本実施例1に係る多段積み式免震床を構成する支承の免震機構の概略平面図である。 図4は図3のA−A線概略断面図である。 図5図3のB−B線概略断面図である。 図6は本実施例1に係る多段積み式免震床の免震動作説明図である。 図7は本考案の実施例2に係る多段積み式免震床の概略側面図(図8のB−B断面図)である。 図8は本実施例2に係る多段積み式免震床の概略平面図である。 図9は本実施例2に係る多段積み式免震床の免震動作説明図である。
本考案は、単一構造体でありながら免震床自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きなストロークをもって水平方向の免震動作を有効に行うことができる多段積み式免震床を提供するという目的を、建物床上で支持脚により支持されレベル調整部材により上面を同一高さにレベル調整された固定床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、前記固定床に対して上架台側を上方に突出させて組み込んだ下免震床と、下架台と、上架台と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、前記下免震床上に積み上げ式で配置した前記下免震床と同一寸法の1又は2以上の上免震床と、を有し、前記上免震床上に載置した免震対象物の地震動時の移動ストロークを、前記下免震床の上架台の免震動作時の移動ストロークと、前記上免震床の上架台の免震動作時の移動ストロークとの総和とした構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る多段積み式免震床について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
本考案の実施例1に係る多段積み式免震床1について、図1乃至図5を参照して説明する。
本実施例1に係る多段積み式免震床1は、例えば、ビルディング等の建物における床スラブ(建物床)2上で多数の支持脚3により支持され、支持脚3に設置され図示しないレベル調整部材により上面を同一高さにレベル調整された固定床4と、前記固定床4に対して下免震床51と、この下免震床51上に積み上げ式で配置した前記下免震床51と同一寸法の上免震床61との2段構成とし、建物内にこのような構成の免震室を形成している。
前記下免震床51は、下架台52と、上架台53と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構54(点線で示す)とを具備し、前記下架台52を固定床4の中央部に設けた四角形状の穴部に固定床4と同一高さとなるようにして(下架台52を固定床4に組み込むようにして)高さ方向の寸法を抑えつつ組み込んで、上架台53を前記固定床4の上方にその上面が水平となる状態として表出・突出している。
前記上免震床61は、下架台62と、上架台63と、これらの間に配置した水平方向の免震動作を行う上述した場合と同一の支承の免震機構54(点線で示す)とを具備し、前記下免震床51上に積み上げ式で配置している。
なお、実施例1に係る多段積み式免震床1においては、支承の免震機構54の数と配置状態を、図2に点線で示すような数と配置としている。
また、前記下免震床51の下架台52、上架台53間の支承の免震機構54を配置する領域の外周部には下カバー材55を、前記上免震床61の下架台62、上架台63間の支承の免震機構54を配置する領域の外周部には上カバー材65を、各々全周にわたって配置している。
上述した各要素の寸法例について言及すると、前記固定床4は、例えば、X−X方向の寸法が4500mm、Y−Y方向の寸法が4500mmの平面視正方形状に形成している。
また、前記下免震床51、上免震床61は、例えば、いずれもX−X方向の寸法が2500mm、Y−Y方向の寸法が2500mmの平面視正方形状に形成している。
そして、前記下免震床51、上免震床61を、前記固定床4に対して同心配置に組み込んでいる。
更に、前記下免震床51における支承の免震機構54による免震動作時の上架台53の移動ストローク(最大移動ストローク)Lは、X−X方向、Y−Y方向とも例えば片側250mm(両側500mm)に設定している。
同様に、前記上免震床61における支承の免震機構54による免震動作時の上架台63の移動ストローク(最大移動ストローク)Lも、X−X方向、Y−Y方向とも例えば片側250mm(両側500mm)に設定している。
更に、固定床4と、多段積み式免震床1とは、図1に示すように、階段状の形態となることから、建築基準法施工令第23条、第24条、第27条(階段の基準)の規定に準拠して、図1に示す蹴上寸法H1を例えば230mm以下に設定する。
次に、図3乃至図5を参照して前記免震支承における免震機構54の具体的構成例について説明する。
前記免震機構54は、レール面の中央部が最低部分をなしその両側を対称形状の上昇傾斜面とした一対の下部レール10a、10aを平行配置に、かつ、上向きに突設した例えば平面視正方形状の下架台取付板10と、レール面の中央部が最高部分をなしその両側を対称形状の下降傾斜面とした一対の上部レール12、12を平行配置に、かつ、下向きで前記一対の下部レール10a、10aと直交する配置に突設し、前記下架台取付板10の上方でこの下架台取付板10と対向配置される例えば平面視正方形状で上架台取付板11と、対向配置される前記下架台取付板10と上架台取付板11との間で、前記一対の下部レール10a、10a、一対の上部レール12、12により囲まれる空間領域に配置されるローラー支持軸枠体21と、を有している。
前記免震機構54の前記下架台取付板10は、前記下免震床51の下架台52の上面に、前記上架台取付板11は上架台53の下面に取り付けるものである。
同様に前記免震機構54の前記下架台取付板10は、前記上免震床61の下架台62の上面に、前記上架台取付板11は前記上免震床61の上架台63の下面に取り付けるものである。
前記下部レール10aを配置した方向をX−X方向、上部レール12を配置した方向をY−Y方向として以下の説明を行う。
前記ローラー支持軸枠体21は、一対の下部レール10a、10aに沿う支持軸枠本体20の二つの平行な片21a、21bの外側に各々前記各下部レール10a、10aのレール面に転接する片側3個ずつ合計6個のローラー群を回転可能に軸支し、また、一対の上部レール12、12に沿う他の二つの片21c、21dの外側に各々前記上部レール12、12のレール面に転接する片側3個ずつ合計6個のローラー群を回転可能に軸支している。
なお、前記支持軸枠本体20は、例えば平面視正方形状を呈しつつ例えば平面視正方形方形状に形成されている。
前記ローラー支持軸枠体21及び各ローラー群の構造について更に詳述する。
前記ローラー支持軸枠体21は、支持軸枠本体20を有し、この支持軸枠本体20には、この支持軸枠本体20内で前記下部レール10a、10aと直交する方向に所定間隔で両端部にネジ部を有する3個のローラー支持軸体31a、31b、31cを配置し、3個のローラー支持軸体31a、31b、31cの一端側は各々片21aを貫通して外方に突出させ、また、他端側は各々片21bを貫通して外方に突出させている。
前記3個のローラー支持軸体31a、31b、31cは、中央位置にローラー支持軸体31aを配置し、このローラー支持軸体31aの両隣にローラー支持軸体31b、31cを配置する構成として以下の説明を行う。
そして、各ローラー支持軸体31a、31b、31cにおける片21a、片21bの外側に突出させた部分には、例えば、図4に示すように、軸受33a、33b、33cを介して各々ローラー32a、32b、32cを片側3個ずつ合計6個構成で回転可能に軸支している。
また、前記中央位置のローラー支持軸体31aにより支持される中央の各ローラー32a、32aには、片21a、片21b側に位置する配置でフランジ32a1、32a1が設けられ、下部レール10aとの転接による走行安定性と片揺れ防止機能を確保するようにしている。
更に、前記各ローラー支持軸体31a、31b、31cは、各ローラー32a、32b、32cを貫通して更に外方に突出され、これらの突出部分には間隔保持板34が嵌装されるとともに、各ローラー支持軸体31a、31b、31cの突出端側には各々ワッシャー35を介在しつつナット36が螺着されて、前記各ローラー支持軸体31a、31b、31cの突出端を一体的に保持し各ローラー支持軸体31a、31b、31cを固着するように構成している。
前記ローラー支持軸枠体21には、このローラー支持軸枠体21内で、前記下部レール10a、10aに添う方向に所定間隔で両端部にネジ部を有する3個のローラー支持軸体41a、41b、41cを配置し、3個のローラー支持軸体41a、41b、41cの一端側は各々片21cを貫通して外方に突出させて、また、他端側は各々片21dを貫通して外方に突出させている。
前記3個のローラー支持軸体41a、41b、41cは、中央位置にローラー支持軸体41aを配置し、このローラー支持軸体41aの両隣にローラー支持軸体41b、41cを配置する構成として以下の説明を行う。
そして、各ローラー支持軸体41a、41b、41cにおける片21c、片21dの外側に突出させた部分には、軸受43a、43b、43cを介して各々ローラー42a、42b、42cを片側3個ずつ合計6個構成で回転可能に軸支している。
また、前記中央位置のローラー支持軸体41aにより支持される中央の各ローラー42a、42aには、片21c、片21d側に位置する配置でフランジ42a1、42a1が設けられて、上部レール12との転接による走行安定性と片揺れ防止機能を確保するようにしている。
更に、前記各ローラー支持軸体41a、41b、41cは、各ローラー42a、42b、42cを貫通して更に外方に突出され、上述した場合と同様、これらの突出部分には間隔保持板44が嵌装されるとともに、各ローラー支持軸体41a、41b、41cの突出端側には各々ワッシャー45を介在しつつナット46が螺着されて、各ローラー支持軸体41a、41b、41cの突出端を一体的に保持し各ローラー支持軸体41a、41b、41cを固着するように構成している。
上述したローラー支持軸枠体21におけるローラー支持軸体31a、31b、31c及び3個のローラー支持軸体41a、41b、41cの配置関係は、ローラー支持軸体31a、31b、31cが上段で、ローラー支持軸体41a、41b、41cが下段となるように配置されており、これにより、前記下部レール10aと上部レール12との相対的な移動時における相互干渉を生じない範囲内において、下部レール10aに沿う回転方向を有する各ローラー32a、32b、32cのローラー支持軸枠体21による軸支位置を上架台取付板11側に接近させ、上部レール12に沿う回方向転を有する各ローラー42a、42b、42cのローラー支持軸枠体21による軸支位置を下架台取付板10側に接近させて、下架台取付板10と上架台取付板11との間隔を縮小し、免震機構54を全体としての薄型化を実現している。
また、前記ローラー42aは、フランジ42a1を有している。
更に、前記ローラー32a、32b、32cのローラー径については、図5に示すように、中央部のローラー32aのローラー径を大きく、その両側のローラー32b、32cのローラー径は同一で、かつ、前記ローラー32aの場合よりも小径としている。
前記ローラー42a、42b、42cのローラー径に関しても、前記ローラー32a、32b、32cのローラー径の場合と同様である。
このようにして、前記一対の下部レール10a、10aと、一対の上部レール12、12と、前記各ローラー群を支持したローラー支持軸枠体21とによりローラー転動型の構成とした前記免震機構54を構成している。
次に、本実施例1に係る多段積み式免震床1の動作を、被免震物Mの水平免震動作を主にし、図6を参照して説明する。
図6は、前記多段積み式免震床1のX−X方向の水平免震動作(片側)を示すものであり、多段積み式免震床1の上免震床61上に被免震物Mが載置された状態において、X−X方向の水平地震動がこの多段積み式免震床1に作用したものとする。
このとき、まず、下免震床51の免震機構54によるX方向の水平免震動作により、下免震床51の上架台53は、図6上欄に示す平常時の位置から図6中欄に示すように最大でX方向に250mm移動して水平免震動作を行う。
これにより、上免震床61も前記上架台53に連動して最大でX方向に250mm移動する。
X−X方向の水平地震動の大きさが上架台53の250mmの移動だけでは不十分な場合には、上免震床61の免震機構54によるX方向の水平免震動作により、この上免震床61の上架台63が図6下欄に示すように更に最大でX方向に250mm移動して水平免震動作を行う。
これにより、前記上免震床61上に載置された被免震物Mは、下免震床51の上架台53の250mmの移動ストロークLと、上免震床61の上架台63の250mmの移動ストロークLとの総和である最大で500mmの移動ストロークという広範囲の水平免震動作を受けて水平地震動から保護されることになる。
なお、下免震床51、上免震床61は、地震時には同時に移動することになるが、説明の便宜上として、まず下免震床51が移動し、次に上免震床61が移動することになる。
前記多段積み式免震床1に対して、Y−Y方向の水平地震動が作用した場合も、上述した場合と同様、被免震物Mは、最大で500mmの移動ストロークという広範囲の水平免震動作を受けて、被免震物M自体は移動することなく、水平地震動から保護されることになる。
本実施例1に係る多段積み式免震床1によれば、固定床4上に、同一寸法の下免震床51、上免震床61からなる単一構造体を配置した構成からなるものであるから、多段積み式免震床1自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きな移動ストロークをもって水平方向の免震動作を有効に行い、被免震物Mを大地震から保護することができる。
すなわち、大きな地震、長周期地震動、ビルの上層階の大きな横揺れの対策として極めて有効な多段積み式免震床1を実現し、提供することができる。
また、本実施例1に係る多段積み式免震床1の周辺部に従来の免震床のような隙間が生じることは無いため、従来、各種の免震装置が設置される際には隙間を覆うための必須構造物であった緩衝板(エキスパンション)も全く不要であり、当該スペース部分を免震床として広くすることもできるという利点も存する。
上述した実施例1に係る多段積み式免震床1の場合、下免震床51、上免震床61の2段積みの構成を採用しているが、これに限らず、下免震床51上に更に多くの、例えば3段、4段というような1又は2以上の上免震床群を積み上げる構成とすることも可能である。
このように構成すれば、上述した実施例1に係る多段積み式免震床1の場合よりも更に大きな移動ストローク(例えば片側で750mm、1000mm等)をもって被免震物Mを大きな地震から保護することができる。
(実施例2)
本考案の実施例2に係る多段積み式免震床1Aについて、図7乃至図9を参照して説明する。
なお、本実施例2に係る多段積み式免震床1Aにおいて、実施例1の多段積み式免震床1の場合と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例2に係る多段積み式免震床1Aは、基本的構成は実施例1の多段積み式免震床1の場合と同様であるが、前記固定床4上に、実施例1の場合と同様な下免震床51の下架台52、上架台53を設置し、更に、下免震床51上に前記下免震床51より狭面積の下架台62A、上架台63A、これら下架台62A、上架台63A間に内装した既述した場合と同様な免震機構54からなる上免震床61Aを設置した2段同心配置の積み上げ式の構成としたことが特徴である。
なお、実施例2に係る多段積み式免震床1Aにおいては、支承の免震機構54の数と配置状態を、図8に点線で示すような数と配置としている。
すなわち、上免震床61Aは、前記下免震床51より狭面積に構成され、前記下免震床51の上架台53の各上面周辺部に踏面状部66として利用するようになっている。
本実施例2の多段積み式免震床1Aにおける各要素の寸法例について言及すると、前記固定床4は、X−X方向の寸法が5500mm、Y−Y方向の寸法が5500mmの平面視正方形状に形成している。
また、前記下免震床51は、実施例1の場合と同様、X−X方向の寸法が3500mm、Y−Y方向の寸法が3500mmの平面視正方形状に形成している。
一方、前記上免震床61Aは、X−X方向の寸法が例えば2500mm、Y−Y方向の寸法が例えば2500mmの平面視正方形状に形成している。
下免震床51における踏面状部66の幅Wの寸法は、建築基準法施工令第23条、第24条、第27条(階段の基準)の規定に準拠して、150mm以上とすれば良い。
また、前記固定床4と下免震床51、前記下免震床51と上免震床61Aは、図7に示すように、階段状の形態となることから、建築基準法施工令第23条、第24条、第27条(階段の基準)の規定に準拠して、前記下免震床51Aの高さ寸法(蹴上寸法)H2=230mm以下に設定し、同様に、前記上免震床61Aの高さ寸法(蹴上寸法)H3=230mm以下に設定する。
一方、前記上免震床61Aにおける免震機構54による免震動作時の上架台63Aの移動ストローク(最大移動ストローク)L1は、特に限定するものではないが、例えばX−X方向、Y−Y方向とも例えば片側150mm以上とすることが好ましい。
前記上架台63Aの移動ストローク(最大移動ストローク)L1を、前記踏面状部66の幅Wと同等とすることにより、前記上免震床61Aの免震動作時に、その上架台63Aの端部が下免震床51の上架台53の端部より外方にはみ出ることは無くなり、これにより、本実施例2に係る多段積み式免震床1A全体として占有面積のコンパクト化を図ることができる。
次に、図9を参照して、本実施例2に係る多段積み式免震床1Aの動作を、被免震物M(但し、被免震物M自体は移動しない)の水平免震動作を主にして説明する。
図9は、前記多段積み式免震床1AのX−X方向の水平免震動作(片側)を示すものであり、前記多段積み式免震床1Aの上免震床61A上に被免震物Mが載置された状態において、X−X方向の水平地震動がこの多段積み式免震床1Aに作用したものとする。
このとき、まず、下免震床51の免震機構54によるX方向の水平免震動作により、下免震床51の上架台53は、図9上欄に示す平常時の位置から図9中欄に示すように最大でX方向に250mm移動して水平免震動作を行う。
これにより、上免震床61Aも前記上架台53に連動して最大でX方向に250mm移動する。
X−X方向の水平地震動の大きさが前記上架台53の250mmの移動だけでは不十分な場合には、上免震床61Aの免震機構54によるX方向の水平免震動作により、この上免震床61Aの上架台63Aが図9下欄に示すように更に最大でX方向にL1の範囲移動して水平免震動作を行う。
これにより、例えばW、L1ともに150mmとした場合、前記上免震床61A上に載置された被免震物Mは、下免震床51の上架台53の250mm(L)の移動ストロークと、上免震床61Aの上架台63Aの150mm(W)の移動ストロークとの総和である最大で400mm(L+W)の移動ストローク(X−X方向両側では800mmの移動ストローク)という広範囲の水平免震動作を受けて水平地震動から保護されることになる。
この場合、本実施例2に係る多段積み式免震床1Aにおいては、最大で400mm(L+W)の移動ストローク(片側)をもって被免震物Mの水平免震動作を行うことから、実施例1の場合の最大で500mmの移動ストローク(片側)による水平免震動作に比較し水平免震動作範囲は小さいものの、上免震床61Aにおける上架台63Aの移動ストロークを最大で150mmとし、前記踏面状部66の幅Wと同等としているので、前記上架台63Aの端部が下免震床51の上架台53の端部よりも側方に突出することはなく、この結果、前記多段積み式免震床1A全体として水平免震動作時に必要な占有面積を実施例1に係る多段積み式免震床1に比較し狭小に、すなわち、コンパクトにすることができる。
前記多段積み式免震床1Aに対して、Y−Y方向の水平地震動が作用した場合も、上述した場合と同様、被免震物Mは、最大で400mm(L+W)の移動ストローク(X−X方向両側では800mmの移動ストローク)という広範囲の水平免震動作を受けて水平地震動から保護されることになる。
本実施例2に係る多段積み式免震床1Aによれば、固定床4上に、広狭に異なる寸法の下免震床51、上免震床61Aからなる単一構造体を配置した構成からなるものであるから、多段積み式免震床1A自体の通常時の占有面積を抑えつつ例えば大地震発生時には、大きな移動ストロークをもって水平方向の免震動作を有効に行い、被免震物Mを大地震から保護することができ、かつ、多段積み式免震床1A全体として水平免震動作時に必要な占有面積を実施例1に係る多段積み式免震床1に比較しよりコンパクトとすることができる。
すなわち、大きな地震、長周期地震動、ビルの上層階の大きな横揺れの対策として極めて有効な多段積み式免震床1Aを実現し、提供することができる。
また、本実施例2に係る多段積み式免震床1Aの周辺部に従来の免震床のような隙間が生じることは無いため、従来、各種の免震装置が設置される際には隙間を覆うための必須構造物であった緩衝板(エキスパンション)も全く不要であるという利点、更には免震床面積の拡大を図ることができるという利点も存する。
上述した実施例2に係る多段積み式免震床1Aの場合も、下免震床51、上免震床61Aの2段積みの構成を採用しているが、これに限らず、下免震床51上に更に多くの例えば3段、4段というような1又は2以上の上免震床61A群を階段状形態で積み上げる構成とすることも可能である。
このように構成すれば、上述した実施例1に係る多段積み式免震床1の場合よりも更に大きな移動ストロークをもって被免震物Mを大きな地震から保護することができる。
本考案に係る多段積み式免震床は、オフィスビル、工場、美術館、博物館等々の場において、機械、設備、精密機器、美術品、骨董品等の免震用として極めて広範に適用可能である。
1 多段積み式免震床
1A 多段積み式免震床
2 床スラブ
3 支持脚
4 固定床
10 下架台取付板
10a 下部レール
11 上架台取付板
12 上部レール
20 支持軸枠本体
21 ローラー支持軸枠体
21a 片
21b 片
21c 片
21c 片
21d 片
31a ローラー支持軸体
31b ローラー支持軸体
31c ローラー支持軸体
32a ローラー
32a1 フランジ
32b ローラー
32c ローラー
33a 軸受
33b 軸受
33c 軸受
34 間隔保持板
35 ワッシャー
36 ナット
41a ローラー支持軸体
41b ローラー支持軸体
41c ローラー支持軸体
42a ローラー
42a1 フランジ
42b ローラー
42c ローラー
43a 軸受
43b 軸受
43c 軸受
44 間隔保持板
45 ワッシャー
46 ナット
51 下免震床
51A 下免震床
52 下架台
52A 下架台
53 上架台
53A 上架台
54 支承の免震機構
55 下カバー材
55A 下カバー材
61 上免震床
61A 上免震床
62 下架台
62A 下架台
63 上架台
63A 上架台
65 上カバー材
65A 上カバー材
66 踏面状部
M 被免震物

Claims (6)

  1. 建物床上において支持脚により支持されつつ支持脚に設置したレベル調整部材により上面を同一高さに調整された固定床と、
    前記支持脚のレベル調整部材により前記固定床と同一高さに調整して設置され、かつ、周囲に前記固定床が配置されている下架台と、上架台との間に、水平方向の免震動作を行う支承の免震機構を具備し、前記固定床に対して上架台側を上方に突出させて組み込んだ下免震床と、
    前記下免震床の上架台の上に配置した下架台と、上架台との間に、水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備し、前記下免震床上に積み上げ式で配置した前記下免震床と同一寸法の1又は2以上の上免震床と、
    を有し、
    最上段の上免震床上に搭載した免震対象物を地震動時に保護するために、前記下免震床の免震支承の地震作動時における移動ストロークと、前記積み上げ式で配置した各免震床の各免震支承の地震作動時における各移動ストロークとの総和としたことを特徴とする多段積み式免震床。
  2. 建物床上において支持脚により支持されつつ支持脚に設置したレベル調整部材により上面を同一高さに調整された固定床と、
    前記支持脚のレベル調整部材により前記固定床と同一高さに調整して設置され、かつ、周囲に前記固定床が配置されている下架台と、上架台との間に、水平方向の免震動作を行う支承の免震機構を具備し、前記固定床に対して上架台側を上方に突出させて組み込んだ下免震床と、
    支承の免震機構とを具備し、前記下免震床上に一段又は二段以上の積み上げ式で配置前記下免震床の上架台の上に配置した下架台と、上架台との間に、水平方向の免震動作を行うようにした前記下免震床と同一寸法の1又は2以上の上免震床と、
    を有し、
    最上段の上免震床上に搭載した免震対象物を地震動時に保護するために、前記下免震床の免震支承の地震作動時における移動ストロークと、前記一段又は二段以上の積み上げ式で配置した各免震床の各免震支承の地震作動時における各移動ストロークとの総和としたことを特徴とする多段積み式免震床。
  3. 前記下免震床における免震支承の下架台の上面を、前記固定床の上面と同一高さとして組み込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の多段積み式免震床。
  4. 建物床上において支持脚により支持されつつ支持脚に設置したレベル調整部材により上面を同一高さに調整された固定床と、
    前記支持脚のレベル調整部材により前記固定床と同一高さに調整して設置され、かつ、周囲に前記固定床が配置されている下架台と、上架台と、これら下架台と上架台との間に配置した水平方向の免震動作を行う支承の免震機構と、
    を具備する二段以上の免震床群を積み上げ式で配置した積み上げ式免震床であって、
    前記免震床群を、前記支持脚上に設置する最下段の免震床から免震対象物を載置する最上段の免震床に至るにしたがい順に狭面積となるように構成し、上下に連なる免震床群のうち、下段側に位置する免震床の上架台上面の周辺部に踏面状部を各々形成し、前記最上段の免震床上に搭載した免震対象物を地震動時に保護するために、当該上免震床上に載置した免震対象物の地震動時の移動ストロークを、前記各段の免震床の各免震支承が地震による各移動ストロークの総和としたことを特徴とする多段積み式免震床。
  5. 建物床上において支持脚により支持されつつ支持脚に設置したレベル調整部材により上面を同一高さに調整された固定床と、
    前記支持脚のレベル調整部材により前記固定床と同一高さに調整されて設置した下架台と、上架台との間に、水平方向の免震動作を行う支承の免震機構を具備し、前記固定床に対して上架台側を上方に突出させて組み込んだ下免震床と、
    前記下免震床の上架台上における下架台と、上架台との間に水平方向の免震動作を行う支承の免震機構とを具備するとともに、前記下免震床より狭面積に構成され、前記下免震床の上に当該下免震床における上架台の上面の周辺部に踏面状部を形成する積み上げ式で配置した上免震床と、
    を有し、
    前記最上段の免震床上に搭載した免震対象物を地震動時に保護するために、当該上免震床上に載置した免震対象物の地震動時の移動ストロークを、前記下免震床の上架台の免震動作時の移動ストロークと、前記上免震床の上架台の免震動作時の移動ストロークとの総和としたことを特徴とする多段積み式免震床。
  6. 前記上免震床における上架台の免震動作時の最大移動ストロークを、前記下免震床における上架台上面の踏面状部の水平寸法と同一又は略同一に設定したことを特徴とする請求項5記載の多段積み式免震床。
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