JP5697775B1 - 免震床 - Google Patents

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Abstract

【課題】免震床自体の免震性能を十分に発揮させることができ、免震床設置面積も十分に確保でき、従来における免震床のような危険箇所となる隙間を覆う緩衝板を全く必要としない免震床を提供する。【解決手段】レベル調整部材2bを具備した支持脚7と、レベル調整部材2bによりレベル調整した支持脚7の上部面に固定され、上架台フレーム6と下架台フレーム5を具備し各フレーム間に地震時水平移動装置等を内蔵した免震支承体4と、同一高さにレベル調整した所定数の支持脚7の上部面に形成されて免震支承体4の下架台フレーム5の全周端縁部に形成、配置する固定床2と、を具備し、免震支承体4の下架台フレーム5の全周端縁部に、固定床2を密着又は接近させ、かつ、固定床2の高さを免震支承体4の地震時移動を阻害しない範囲内に配置し、上架台フレーム6と固定床2に、当該範囲内において許容される段差を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、新規、かつ、斬新構成に係る免震床に関し、詳しくは、各種の免震装置が設置される際の必須構造物であった緩衝板(エキスパンション)、すなわち、免震装置の設置面上に位置する免震床とこれ以外の部分である固定床との隙間に配置されて危険箇所となるような当該隙間を覆う従来の緩衝板(エキスパンション)を全く必要とすることなく、免震床の設置面積を十分に確保しつつ免震性能を一層十分に発揮し得るように構成した免震床に関するものである。
近年、例えばオフィスビル、工場、美術館等においては、特定の部屋を免震床設置室として構築し、免震床にコンピュータシステム、精密機械、美術品等の被免震物を載せて地震動による損壊を防止するようにしている。
従来の免震床においては、建物躯体の床スラブにモルタル等で不陸調整(下地処理)した上に免震支承体を配置固定する。そして、免震支承体の上に直接又は梁等を介してアクセスフロアーの支持脚を配置し、その支持脚のレベル調整を行ってアクセスフロアーのパネルを設置する。
すなわち、従来の免震床においては、最低、不陸調整とアクセスフロアー支持脚の2回のレベル調整が必要であった。
免震床上面(免震支承体が配置される上面)の高さと、固定床(レベル調整された支持脚により床スラブ上に配置される床)の高さがほぼ同位置のため、地震時、固定床の移動により当該固定床と免震床との接触を避けるために、免震床と固定床の間の全周に移動ストローク以上の隙間を設けることが必要であった。そして、当該隙間を塞ぐために免震支承体の全周囲に緩衝板(エキスパンション)を設置することが必須であった。このような従来の免震床構造の問題点に関しては、後記の通りである。
このような目的を有する従来の免震床の一例について図12、図13を参照して説明する。
従来の免震床100は、免震床設置室101のスラブ102上において、この免震床設置室101内の周辺領域から例えば中央領域にわたって、四角形状の免震床設置領域104を除く範囲で固定床103を設置している。
また、固定床103により四方を囲まれる免震床設置領域104には下架台111、免震要素112及び上架台113を含む所要数の免震装置110からなる免震ユニット114を所定の間隔をもって縦横に配列し、前記免震ユニット114の各上架台113上に中継フレーム115を平坦に配置し、更に、中継フレーム115上に所要数の高さ調整可能な支柱116起立し、各支柱116上に平板117を平坦に配置し、平板117上に敷物材118を敷いて設置面形成体119を構成し、設置面形成体119上に被免震物121を載せて地震動による損壊を防止するように構成している。
前記固定床103はスラブ102により起立支持した高さ調整可能な支柱120により水平に支持されている。
前記免震床100の設置面形成体119、前記固定床103のスラブ102からの高さは、略同一となるように構成している。
更に、従来の免震床100においては、各上架台113、したがって免震床100における平板117の地震動に伴う最大移動変位量を確保するために、前記免震床100の設置面形成体119の各外周端縁部と、前記固定床103の内周端縁部との間に所定の隙間Gを形成している。
そして、隙間Gによる危険性を回避するために、前記固定床103の上面から隙間Gを遮蔽し前記免震床100の設置面形成体119の外周端縁部に当接する範囲に例えば四角形状の鋼板等からなる緩衝板(エキスパンション)122を配置し、この緩衝板122の領域を前記固定床103と前記免震床100との境界領域として作業者等に明確に認識させる構成としている。
前記緩衝板122は、図12に示すように、前記免震床100の四方に各々配置されている。
しかしながら、上述した従来における免震床100は、下記のような問題を包含している。
(1)従来においては、各種の免震装置が設置される際の必須構造物であった前記緩衝板122は、固定床103上に設置し、隙間Gを覆い、前記設置面形成体119の外周端縁部に当接するように延在しているので、地震発生時における設置面形成体119の水平変位に伴い、緩衝板122と固定床103の上面との間で滑り摩擦が発生し、その摩擦抵抗力が免震床100の免震性能に悪影響を及ぼす。
(2)緩衝板122は、固定床103上に設置するので、歩行障害防止のための段差を少なくするために薄くすることが必要であることから、強度的に問題が有り、また、固定床を傷付ける惧れもある。
(3)免震床100と固定床103との間に前記設置面形成体119の最大移動変位量以上の隙間Gが必要で、緩衝板122を配置するもののこの領域が危険箇所になり易い。
(4)緩衝板122は、前記設置面形成体119の最大移動変位量の2倍以上の幅が必要であり、このため、免震床設置室101における免震床100の有効平面積の狭少化を招くとともに、地震発生時において境界領域(立ち入り禁止ゾーン)が増えてしまう。
(5)緩衝板122は、極力薄くする必要があり、また、補強部材が設置できないことから、緩衝板122が変形状態となり易く、各緩衝板122同士の平面レベルを出しにくい。
(6)緩衝板122は、免震床100の四方の全周囲に設置するので、施工時間が多くかかり全体として設置コスト高を招来する。更に、各緩衝板122の四隅の処理も容易ではない。
特許文献1には、固定床と免震床の間の隙間を塞ぐように免震床用カバーを配置する構成であって、この免震床用カバーを、二枚の第1板状部材と、一枚の第2板状部材と、二つのスプリング鋼板を用いた第1遮蔽体と、二つのスプリング鋼板を用いた第2遮蔽体とで構成し、第1板状部材は第1遮蔽体を介して固定床の縁部と免震床の縁部上に配設されて、第2板状部材は両第1板状部材上にわたって配設され、第2板状部材の両側部と両第1板状部材との間にそれぞれ第2遮蔽体が介設されている構成を有する発明が開示されている。
しかし、この免震床用カバーの場合、前記免震床の最大移動変位量を確保するための隙間を設けることを前提とするものであり、既述した場合と同様、免震床の有効平面積の狭少化を招くという問題を包含している。
特開平10−110524号公報
本発明が解決しようとする問題点は、建物躯体内において地震時に水平移動装置等を内蔵した免震支承体が配置される免震床自体の免震性能を十分に発揮させることができ、免震床の設置面積も十分に確保でき、免震床の四辺の境界領域を作業者等に明確に認識させることができ、更には、従来の免震床のような危険箇所となる隙間を覆う緩衝板を必要とせず、更に、固定床を傷付けることもなく、施工時間の短縮化、製造コストの低減化をも実現し得るような免震床が従来全く存在しない点である。
本発明は、従来、各種の免震装置が設置される際の必須構造物であった緩衝板(エキスパンション)を無くした免震床、或いは上架台の周囲に当該免震床構造を具備した免震装置ということができ、建物躯体内において地震時に水平移動する免震支承体が配置される免震床の改良構造であって、上部面を同一高さにレベル調整し、下部面を建物躯体の床スラブの所定位置に固定したレベル調整部材を具備した支持脚と、レベル調整部材によりレベル調整した支持脚の上部面に固定され、上架台フレームと下架台フレームを具備し当該各フレーム間に地震時水平移動装置等を内蔵した免震支承体と、前記同一高さにレベル調整した所定数の支持脚の上部面に形成されて前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に形成、配置する固定床と、前記上架台フレームの四辺外側面から外方に突出する状態で固設された前記免震支承体の地震時移動ストローク範囲よりも僅かに長く形成した突出片を備えるカバー体と、を具備し、前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に、前記固定床を密着又は接近させ、かつ、当該固定床の高さを免震支承体の地震時移動を阻害しない範囲内に配置し、前記上架台フレームと固定床に、当該範囲内において許容される段差を設けたことを特徴とする免震床である。
すなわち、本発明の免震床は、床スラブ上にレベル調整部材付きの支持脚を所定の位置に配置し、この支持脚の下部面を床スラブ上に固定し、支持脚の上部面は同一のレベル高さに調整し固定床下面に固定する。
そして、上架台フレームと下架台フレームの間に、地震時に水平移動装置を内蔵した免震支承体を配置し、免震支承体の下架台フレームの下面を前記レベル調整した支持脚上面に設置固定する。固定床の高さは免震支承体の上架台フレームの地震時移動を阻害しない高さ以下に設定する。
また、前記上架台フレームの四辺外側面から外方に突出する状態で固設された前記免震支承体の地震時移動ストローク範囲よりも僅かに長く形成した突出片を備えるカバー体を設ける。
なお、免震支承体の上架台フレーム面、すなわち、免震床に搭載される荷重により支持脚の個数、固定床の高さは自由に選択できる。
このような本発明の免震床によれば、前記支持脚のレベル調整を従来のように2回行うことなく1回行うだけで済むので、施工工事の省力化ができ、免震支承体の下架台フレームの全周囲に固定床の端縁部を密着又は接近させることができるので、従来の如く免震床と固定床の開口部を無くすことができる。
すなわち、本発明の免震床によれば、免震支承体の上面(上架台フレームの上面)と固定床の上面とに若干の段差を形成できることで、免震床と固定床の間に開口部が無くなるために、前記従来の多々問題のあった緩衝板(エキスパンション)は必要なくなり地震時、危険立ち入り禁止スペースが最小限になり免震床の面積も広くすることができ、また、免震支承体の上面(上架台フレームの上面)をアクセスフロアーとして利用できるので、別途アクセスフロアーを施工する必要がなく薄型免震床を形成することができる。
更に、本発明の免震床によれば、前記支持脚により形成された前記下架台フレームと床スラブ間の空間及び/又は前記固定床と床スラブ間の空間を、各種の配線、空調等に利用でき、また、前記上架台フレームは、その周囲側面に、外方に突出する状態で上架台フレームの周囲側面に固設された突出片とその先端から垂下した垂直片とからなり、前記免震支承体の地震時移動を阻害しない移動ストローク範囲よりも突出片を僅かに長く形成し、かつ、垂直片の先端が前記固定床の上面と非接触状態に配置したカバー体を具備しているので、このカバーをもって、地震時に露出することのある免震支承体内部を保護することができる。ここに、地震時に露出することのある免震支承体内部とは、下架台フレーム側の下部レールを意味するものである。
更に、前記カバー体をもって、免震床の四辺の境界領域を作業者等に明確に認識させる機能を発揮させることもできる。
なお、図示する実施例では複数の免震支承体を配置した例を示しているが、本発明においては免震支承体の配置数を限定するものではなく、当該免震支承体の配置数は4以上複数を用いたものに広く適用できることは勿論である。
請求項1、2記載の発明によれば、前記支持脚のレベル調整を従来のように2回行うことなく1回行うだけで済むので、施工工事の省力化ができ、カバー体をもって、免震床の四辺の境界領域を作業者等に明確に認識させる機能を発揮させることができ、前記垂直片の先端に設けた弾性部材により固定床上面の傷付け防止も図れ、更には、免震支承体の下架台フレームの全周囲に固定床の端縁部を密着又は接近させることができるので、従来の如く免震床と固定床の開口部を無くすことができるので、隙間を覆う緩衝板も不要となり、免震床自体の免震性能を妨げる部材がないので、免震性能を十分に発揮させることができるとともに設置面積も隙間が無い分十分に広く確保でき、立ち入り禁止ゾーンも解消することができ、免震床の構造が簡略構成であることから施工時間の短縮化、設置コストの低廉化も実現できる免震床を実現し提供することができる。
図1は本実施例に係る免震床を構成する要部を示す部分拡大概略断面図である。 図2は本実施例に係る免震床設置室等に設置した固定床、免震床の概略正面図である。 図3は本発明の実施例に係る免震床設置室等に設置した固定床及び免震床を示す概略平面図である。 図4は本実施例に係る免震床設置室等に設置した固定床、免震床の配置状態を示す配置構造図である。 図5は本実施例に係る免震床を構成するカバー体を具備して構成した場合の部分拡大概略断面図である。 図6は本実施例に係る免震床を構成する変形例1のカバー体を示す部分拡大概略断面図である。 図7は本実施例に係る免震床を構成する変形例2のカバー体を示す部分拡大概略断面図である。 図8は本実施例に係る免震床を構成する変形例3のカバー体を示す部分拡大概略断面図である。 図9は本実施例に係る免震床を構成する免震装置の概略平面図である。 図10は図9の図4のA−A線概略断面図である。 図11は図9のB−B線概略断面図である。 図12は従来における免震床設置室等に設置した固定床及び免震床を示す概略平面図である。 図13は従来における固定床、免震床及び緩衝板を示す概略断面図である。
本発明は、免震床設置室等において免震床自体の免震性能を十分に発揮させることができ、免震床設置面積も十分に確保でき、従来の免震床のような危険箇所となる隙間を覆う緩衝板を必要とせず、更に、固定床を傷付けることもなく、施工時間の短縮化、製造コストの低減化をも実現する免震床を提供するという目的を、上部面を同一高さにレベル調整し、下部面を建物躯体の床スラブの所定位置に固定したレベル調整部材を具備した支持脚と、前記レベル調整した支持脚の上部面に固定され、上架台フレームと下架台フレームを具備し当該各フレーム間に地震時水平移動装置等を内蔵した免震支承体と、前記同一高さにレベル調整した所定数の支持脚の上部面に形成されて前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に形成、配置する固定床と、を具備し、前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に、前記固定床を密着又は接近させ、かつ、当該固定床の高さを免震支承体の地震時移動を阻害しない範囲内に配置し、前記上架台フレームと固定床に、当該範囲内において許容される段差を設けたことを特徴とする免震床構成により実現した。
以下、本発明の実施例に係る免震床について、添付の図1乃至図11を参照して詳細に説明する。
本実施例に係る免震床1は、図2乃至図4に示すように、免震床設置室101内において、例えばその中央床領域に、周辺床領域に設置した固定床2により四辺を囲まれるように配置している。
前固定床2上には、上面にタイル材又はカーペット類等を敷設した平板材からなる敷物材2aを配置している。
すなわち、図示する実施例の前記免震床1は、前記固定床2に四角形状の開口状態で形成した内周端縁部により囲まれる領域に、四角形状の免震装置4aと連結ユニット3を配置することにより構成している。
実施例に係る免震床1は、上部面を同一高さにレベル調整し、下部面を建物躯体の床スラブ2cの所定位置に固定したレベル調整部材2bを具備した支持脚7と、レベル調整部材2bによりレベル調整した支持脚7の上部面に固定され、上架台フレーム6と下架台フレーム5を具備し当該各フレーム間に地震時水平移動装置等を内蔵した免震支承体4と、前記同一高さにレベル調整した所定数の支持脚7の上部面に形成されて前記免震支承体4の下架台フレーム5の全周端縁部に形成、配置する固定床2と、を具備し、前記免震支承体4の下架台フレーム5の全周端縁部に、前記固定床2を密着又は接近させ、かつ、当該固定床2の高さを免震支承体4の地震時移動を阻害しない範囲内に配置し、前記上架台フレーム6と固定床2に、当該範囲内において許容される段差を設けたことを特徴とする。
前記したように、図示する実施例では複数の免震支承体4を配置した例を示しているが、本発明においては免震支承体4の配置数を限定するものではなく、当該免震支承体4の配置数は4以上複数を用いたものに広く適用できることは勿論である。
すなわち、図示する実施例の前記免震床1は、前記固定床2に四角形状の開口状態で形成した内周端縁部により囲まれる領域に、四角形状の免震装置4aと連結ユニット3を配置することにより構成している。
前記連結ユニット3を構成する各免震装置4aは、地震時に水平移動する機構や装置のものであれば特に限定するものではないが、図示例では、例えば、図9乃至図11に示す免震装置4aを内蔵しこれらの各免震装置4aをもって構成した連結ユニット3でもって免震支承体4を構成している。
本実施例の免震支承体4は、前記レベル調整部材2bによりレベル調整した支持脚7の上部面に固定されて、上架台フレーム6と下架台フレーム5との間に、地震時に水平移動する免震装置4aを内蔵している。
すなわち、図示する実施例の免震装置4aは、下架台10、免震要素及び上架台11を含み、縦横(X−X方向、Y−Y方向)に所定の間隔をもって列設し、全体として四角形状配置とした例えば9台の詳細構造は後述する免震装置4aを備えている。
そして、これら9台の免震装置4aにおける各下架台10を下架台フレーム5により、また、9台の免震装置4aにおける各上架台11を上架台フレーム6により各々一体化し、9台の免震装置4aが連動してX−X方向、又はY−Y方向の免震性能を発揮するように構成している。
更に、図4に示すように、前記固定床2、免震装置4aは、免震床設置室101の床スラブ2cから起立配置されてレベル調整部材2bをもってレベル調整されたで所要数の支持脚7により各々水平に支持されるとともに、前記下架台フレーム5の外周端縁部が前記固定床2の内周端縁部と密着又は近接する状態で配置されている。
本実施例に係る免震床1は、前記免震装置4aにおける前記固定床2より高位置となる上架台フレーム6とその上面にタイル材又はカーペット類等を敷設した平板材からなる敷物材8とにより平坦に形成している。
そして、前記免震床1上に被免震物52を設置し、前記各免震装置4aの連動した動作で前記被免震物52に対する免震機能を発揮させるように構成している。
本実施例に係る免震床1においては、前記上架台フレーム6の四辺の外周端縁部から前記固定床2側にカバー体62aを突設した構成としても良い。
前記カバー体62aは、例えば、図5に示すように、鋼板又はアルミニウム板等により一体構成した垂直片13、突出片14を有するL形状の突出体15と、前記突出片14の突出端部に被覆した前記固定床2の上面における敷物材8の上面と非接触状態の例えば弾性ゴム材からなる弾性部材62と、を備えている。弾性部材62を具備するか否かは自在に選択できる。
次に、前記免震支承体4を構成している図示例の免震装置4aの具体的構成例について図9乃至図11を参照して説明する。
本発明における免震支承体4としては、地震時に水平移動する機構のものであれば、図示例に限定するものでないことは前述した通りである。
前記免震装置4aは、図9乃至図11に示すように、レール面の中央部が最低部分をなしその両側を対称形状の上昇傾斜面とした一対の下部レール10a、10aを平行配置に、かつ、上向きに突設した床面等に設置される例えば平面視正方形状の下架台10と、レール面の中央部が最高部分をなしその両側を対称形状の下降傾斜面とした一対の上部レール12、12を平行配置に、かつ、下向きで前記一対の下部レール10a、10aと直交する配置に突設し、前記下架台10の上方でこの下架台10と対向配置される例えば平面視正方形状で被免震物52を蔵置するための上架台11と、対向配置される前記下架台10と上架台11との間で、前記一対の下部レール10a、10a、一対の上部レール12、12により囲まれる空間領域に配置されるローラー支持軸枠体21と、を有している。
前記下部レール10aを配置した方向をX−X方向、上部レール12を配置した方向をY−Y方向として以下の説明を行う。
前記ローラー支持軸枠体21は、一対の下部レール10a、10aに沿う支持軸枠本体20の二つの平行な片21a、21bの外側に各々前記各下部レール10a、10aのレール面に転接する片側3個ずつ合計6個のローラー群を回転可能に軸支し、また、一対の上部レール12、12に沿う他の二つの片21c、21dの外側に各々前記上部レール12、12のレール面に転接する片側3個ずつ合計6個のコーラ一群を回転可能に軸支している。
なお、前記支持軸枠本体20は、例えば平面視正方形状を呈しつつ例えば平面視正方形方形状に形成されている。
前記ローラー支持軸枠体21及び各ローラー群の構造について更に詳述する。
前記ローラー支持軸枠体21は、支持軸枠本体20を有し、この支持軸枠本体20には、この支持軸枠本体20内で前記下部レール10a、10aと直交する方向に所定間隔で両端部にネジ部を有する3個のローラー支持軸体31a、31b、31cを配置し、3個のローラー支持軸体31a、31b、31cの一端側は各々片21aを貫通して外方に突出させ、また、他端側は各々片21bを貫通して外方に突出させている。
前記3個のローラー支持軸体31a、31b、31cは、中央位置にローラー支持軸体31aを配置し、このローラー支持軸体31aの両隣にローラー支持軸体31b、31cを配置する構成として以下の説明を行う。
そして、各ローラー支持軸体31a、31b、31cにおける片21a、片21bの外側に突出させた部分には、例えば、図5に示すように、軸受33a、33b、33cを介して各々ローラー32a、32b、32cを片側3個ずつ合計6個構成で回転可能に軸支している。
また、前記中央位置のローラー支持軸体31aにより支持される中央の各ローラー32a、32aには、片21a、片21b側に位置する配置でフランジ32a1、32a1が設けられ、下部レール10aとの転接による走行安定性と片揺れ防止機能を確保するようにしている。
更に、前記各ローラー支持軸体31a、31b、31cは、各ローラー32a、32b、32cを貫通して更に外方に突出され、これらの突出部分には間隔保持板34が嵌装されるとともに、各ローラー支持軸体31a、31b、31cの突出端側には各々ワッシャー35を介在しつつナット36が螺着されて、前記各ローラー支持軸体31a、31b、31cの突出端を一体的に保持し各ローラー支持軸体31a、31b、31cを固着するように構成している。
更に、前記ローラー支持軸枠体21には、このローラー支持軸枠体21内で、前記下部レール10a、10aに添う方向に所定間隔で両端部にネジ部を有する3個のローラー支持軸体41a、41b、41cを配置し、3個のローラー支持軸体41a、41b、41cの一端側は各々片21cを貫通して外方に突出させて、また、他端側は各々片21dを貫通して外方に突出させている。
前記3個のローラー支持軸体41a、41b、41cは、中央位置にローラー支持軸体41aを配置し、このローラー支持軸体41aの両隣にローラー支持軸体41b、41cを配置する構成として以下の説明を行う。
そして、各ローラー支持軸体41a、41b、41cにおける片21c、片21dの外側に突出させた部分には、軸受43a、43b、43cを介して各々ローラー42a、42b、42cを片側3個ずつ合計6個構成で回転可能に軸支している。
また、前記中央位置のローラー支持軸体41aにより支持される中央の各ローラー42a、42aには、片21c、片21d側に位置する配置でフランジ42a1、42a1が設けられて、上部レール12との転接による走行安定性と片揺れ防止機能を確保するようにしている。
更に、前記各ローラー支持軸体41a、41b、41cは、各ローラー42a、42b、42cを貫通して更に外方に突出され、上述した場合と同様、これらの突出部分には間隔保持板44が嵌装されるとともに、各ローラー支持軸体41a、41b、41cの突出端側には各々ワッシャー45を介在しつつナット46が螺着されて、各ローラー支持軸体41a、41b、41cの突出端を一体的に保持し各ローラー支持軸体41a、41b、41cを固着するように構成している。
上述したローラー支持軸枠体21におけるローラー支持軸体31a、31b、31c及び3個のローラー支持軸体41a、41b、41cの配置関係は、ローラー支持軸体31a、31b、31cが上段で、ローラー支持軸体41a、41b、41cが下段となるように配置されており、これにより、前記下部レール10aと上部レール12との相対的な移動時における相互干渉を生じない範囲内において、下部レール10aに沿う回転方向を有する各ローラー32a、32b、32cのローラー支持軸枠体21による軸支位置を上架台11側に接近させ、上部レール12に沿う回方向転を有する各ローラー42a、42b、42cのローラー支持軸枠体21による軸支位置を下架台10側に接近させて、下架台10と上架台11との間隔を縮小し、免震装置4aを全体としての薄型化を実現している。
また、前記ローラー42aは、フランジ42a1を有している。
更に、前記ローラー32a、32b、32cのローラー径については、図5に示すように、中央部のローラー32aのローラー径を大きく、その両側のローラー32b、32cのローラー径は同一で、かつ、前記ローラー32aの場合よりも小径としている。
前記ローラー42a、42b、42cのローラー径に関しても、図6に示すように、前記ローラー32a、32b、32cのローラー径の場合と同様である。
前記一対の下部レール10a、10aと、一対の上部レール12、12と、前記各ローラー群を支持したローラー支持軸枠体21とにより前記免震装置4a におけるローラー転動型の免震要素を構成している。
以上説明した本実施例に係るカバー体62aを備えた免震床1によれば、以下の効果を奏する。
なお、免震支承体4、すなわち、免震装置4aにカバー体62aを具備するか否かは自在であり、当該カバー体62aの有無は本発明において必須のものではない。
免震床設置室101等において、従来例の免震床のような周辺部の隙間Gが存在せず、したがって、従来、各種の免震装置が設置される際には隙間Gを覆うための必須構造物であった緩衝板(エキスパンション)も不要となり、免震床1自体の免震性能を妨げる部材がなくなり、この免震床1の免震性能を十分に発揮させることができるとともに、免震床設置室101内における免震床1の設置面積も隙間Gが無い分十分に広く確保することが可能となり、更に従来例のような危険領域を無くすことができる。
また、従来例のような緩衝板が不要となるので、固定床2の上面を傷付ける惧れもなくなるとともに、立ち入り禁止ゾーンも解消することができる。
また、本実施例に係るカバー体62aを備えた免震床1によれば、鋼板又はアルミニウム板等により一体構成した垂直片13、突出片14を有するL形状の突出体15と、前記突出片14の突出端部に被覆した前記固定床2の上面と非接触状態の例えば弾性ゴム材からなる弾性部材62と、を備える簡略構成とし、このカバー体62aを設置面の四方に突出させているので、施工時間の短縮化、設置コストの低廉化をも実現することができる。
次に、図6乃至図8を参照して前記カバー体62aの変形例について説明する。
なお、図5に示すカバー体62aについては、前記した通りである。
(変形例1)
変形例1に係るカバー体62bは、図6に示すように、鋼板又はアルミニウム板等により一体構成した突出体63と、弾性部材62とを備えている。
前記突出体63は、設置面形成体9を構成する上架台フレーム6の外側端面部にボルト、ナット等の止着具を用いて基端部64を固着し、この基端部64の下端から前記固定床2の上方に向けて前記固定床2からの高さが比較的小寸法となる状態で突出片65を突出させ、突出片65の突出端から下方に向けて垂直片66を垂下することにより構成している。
なお、前記垂直片66の突出端部に、前記固定床2の上面の敷物材2aに非接触状態で例えば弾性ゴム材からなる弾性部材62を被覆した構成としている。弾性部材62を具備するか否かは自在に選択できる。
前記カバー体62bは、設置面の四辺から各々前記固定床2の上面に向けて突出させた構成としている。
変形例1に係るカバー体62bを備えた免震床1によれば、このカバー体62bを、設置面の四辺から各々前記固定床2の上面に向けて突出させ、かつ、前記垂直片66の突出端部に、被覆した各弾性部材62を前記固定床2の上面の敷物材2aに各々非接触状態に具備した構成としているので、前記実施例の免震床1の場合と略同様な効果を発揮する。
同時に、前記固定床2からの高さが比較的小寸法であるカバー体62bにより、免震床1の四辺の境界領域を作業者等に明確に認識させることができる。
(変形例2)
変形例2に係るカバー体62cは、図7に示すように、設置面を構成する上架台フレーム6の外側端面部の上部に、L型補助材72を用いて前記変形例1の場合よりも高位置となる状態で突出片73の基端側を固着し、この突出片73の他端側を前記固定床2の上方に向けて突出させ、突出片73の突出端から下方に向けて垂直片74を垂下した下向きL型状の突出体71と、この突出体71における垂直片74の突出端部に、前記固定床2の上の敷物材2a上に非接触状態で被覆した弾性部材62と、を備えている。弾性部材62を具備するか否かは自在に選択できる。
変形例2に係るカバー体62cにおける突出片73の高さは、前記上架台フレーム6の上面の高さと略等高に設定している。
前記突出片73、垂直片74は、鋼板又はアルミニウム板等により一体構成し、前記L型補助材72は、ボルト、ナット等の止着具を用いて上架台フレーム6の外側端面部に固着している。
また、前記突出片73の基端側は、L型補助材72に前記止着具又は溶接等により固着している。
前記カバー体62cは、設置面形成体9の四辺から各々前記固定床2の敷物材2a上に向けて突出させた構成としている。
変形例2に係るカバー体62cを備えた免震床1によれば、前記実施例の免震床1の場合と略同様な効果を発揮するととともに、前記固定床2からの高さが変形例1の場合よりも高位置である前記カバー体62cにより、変形例1の場合と同様、免震床1の四辺の境界領域を作業者等に明確に認識させることができる。
(変形例3)
変形例3に係るカバー体62dは、図8に示すように、設置面を構成する上架台フレーム6の外側端面部の上部に、L型補助材82を用いて前記上架台フレーム6と等高の状態で突出片83を固着し、この突出片83の端部から前記固定床2の敷物材2aの上方に向けて垂下した垂直片83とを具備する下向きL形状の突出体81と、前記垂直片83の突出端部に前記固定床2の敷物材2aと非接触状態で被覆した弾性部材62と、を備えている。弾性部材62を具備するか否かは自在に選択できる。
前記突出片83の上架台フレーム6の外側端面部からの突出寸法は、変形例2に係るカバー体62cの場合よりも小寸法に設定している。
前記突出片83、垂直片84は、鋼板又はアルミニウム板等により一体構成し、前記L型補助材82は、ボルト、ナット等の止着具を用いて上架台フレーム6の外側端面部に固着している。
更に、前記突出片83は、前記止着具又は溶接等により前記L型補助材82に固着している。
前記カバー体62dは、設置面形成体9の四辺から各々前記固定床2の敷物材2a上に向けて突出させた構成としている。
変形例3に係るカバー体62dを備えた免震床1によれば、敷物材2aと非接触状態の弾性部材62を備える構成の基に、既述した実施例の場合と略同様な効果を発揮する。
本発明は、オフィスビル、工場、美術館、博物館等々の場において、機械、設備、精密機器、美術品、骨董品等の免震用として極めて広範に適用可能である。
1 免震床
2 固定床
2a 敷物材
2b レベル調整部材
2c 床スラブ
3 連結ユニット
4 免震支承体
4a 免震装置
5 下架台フレーム
6 上架台フレーム
7 支持脚
8 敷物材
9 設置面形成体
10 下架台
10a 部レール
11 上架台
12 上部レール
13 垂直片
14 突出片
15 突出体
20 支持軸枠本体
21 ローラー支持軸枠体
21a 片
21b 片
21c 片
21c 片
21d 片
31a ローラー支持軸体
31b ローラー支持軸体
31c ローラー支持軸体
32a ローラー
32b ローラー
32c ローラー
32a1 フランジ
33a 軸受
33b 軸受
33c 軸受
34 間隔保持板
35 ワッシャー
36 ナット
41a ローラー支持軸体
41b ローラー支持軸体
41c ローラー支持軸体
42a ローラー
42a1 フランジ
42b ローラー
42c ローラー
43a 軸受、
43b 軸受
43c 軸受
44 間隔保持板
45 ワッシャー
46 ナット
52 被免震物
62 弾性部材
62a カバー体
62b カバー体
62c カバー体
62d カバー体
63 突出体
64 基端部
65 突出片
66 垂直片
71 突出体
72 L型補助材
73 突出片
74 垂直片
81 突出体
82 L型補助材
83 垂直片
83 突出片
84 垂直片
91 突出体
92 V型補助材
93 傾斜片
101 免震床設置室
102 スラブ
G 隙間

Claims (2)

  1. 建物躯体内において地震時に水平移動する免震支承体が配置される免震床の改良構造であって、
    上部面を同一高さにレベル調整し、下部面を建物躯体の床スラブの所定位置に固定したレベル調整部材を具備した支持脚と、
    前記レベル調整部材によりレベル調整した支持脚の上部面に固定され、上架台フレームと下架台フレームを具備し当該各フレーム間に地震時水平移動装置を内蔵した免震支承体と、
    前記同一高さにレベル調整した所定数の支持脚の上部面に形成されて前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に形成、配置する固定床と、
    前記上架台フレームの四辺外側面から外方に突出する状態で固設された前記免震支承体の地震時移動ストローク範囲よりも僅かに長く形成した突出片を備えるカバー体と、
    を具備し、
    前記免震支承体の下架台フレームの全周端縁部に、前記固定床を密着又は接近させ、かつ、当該固定床の高さを免震支承体の地震時移動を阻害しない範囲内に配置し、前記上架台フレームと固定床に、当該範囲内において許容される段差を設けたことを特徴とする免震床。
  2. 前記カバー体は、前記突出片の先端から垂下した垂直片と、その先端に設けた弾性部材とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の免震床。
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