JP3198508B2 - 脱穀選別制御装置 - Google Patents

脱穀選別制御装置

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JP3198508B2 JP18033190A JP18033190A JP3198508B2 JP 3198508 B2 JP3198508 B2 JP 3198508B2 JP 18033190 A JP18033190 A JP 18033190A JP 18033190 A JP18033190 A JP 18033190A JP 3198508 B2 JP3198508 B2 JP 3198508B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コンバイン等の脱穀選別を行う脱穀選別
制御装置に関する。
(従来の技術、及び発明が解決しようとする課題) コンバイン等の脱穀選別装置において、選別唐箕の風
量、シーブ開度等を自動制御によって調節する形態にあ
っては、機械的な故障や、調節不良等で、制御用駆動モ
ータ等が動かない場合、調節部を目標値にするように出
力を継続すると、モータの焼損や、構成部分の破損等を
生ずることが多い。
この発明は、このような欠陥を防止し、このような恐
れあるときは、異常として出力を停止することにより、
制御装置の破損を防止する。
(課題を解決するための手段) 第1の発明においては、脱穀選別装置1における選別
唐箕2の風量、又は揺動選別棚3のシーブ4の開度調節
出力において、この出力をしても前記選別唐箕2の風量
調節手段のポテンショメータ43と揺動選別棚3のシーブ
4の開度調節手段のポテンショメータ42が設定値まで変
化しない異常検出の場合は、各々固有に設定された所定
時間に亘る前記異常検出の経過時間によって、前記選別
唐箕2と揺動選別棚3への調節出力を停止することを特
徴とする脱穀選別制御装置の構成とする。
第2の発明においては、前記設定された所定時間に亘
る異常検出の経過時間は、選別唐箕2の方がシーブ4よ
りも短い時間に設定することを特徴とする第1の発明に
記載の脱穀選別制御装置の構成とする。
第3の発明においては、前記異常検出時における選別
唐箕2の風量調節手段のポテンショメータ43と揺動選別
棚3のシーブ4の開度調節手段のポテンショメータ42の
位置を記憶し、その後、同じ方向への調節出力は行わ
ず、反対方向への出力が行われると、前記異常検出時に
記憶した前記選別唐箕2の風量調節手段のポテンショメ
ータ43と揺動選別棚3のシーブ4の開度調節手段のポテ
ンショメータ42の記憶位置を消去して異常が無い限り反
対方向への出力を続行すると共に、その後、再び前記異
常検出側への出力時において、異常が解除されていると
きは、調節出力を行うことを特徴とする請求項2記載の
脱穀選別制御装置の構成とする。
(作用) 脱穀選別装置1における脱穀作業では、脱穀量や脱穀
選別状態等によって、脱穀物を受けて揺動移送しながら
選別を行う揺動選別棚3のシーブ4の開度や、選別唐箕
2の回転数を所定の関係で変更制御して、脱穀物の選別
性能を良好に維持する。
第1の発明の作用としては、選別唐箕2とシーブ4に
調節出力を行っても選別唐箕2の風量調節手段のポテン
ショメータ43と揺動選別棚3のシーブ4の開度調節手段
のポテンショメータ42が設定値まで変化しないときは、
各々設定された所定時間経過後に、選別唐箕2とシーブ
4への調節出力を停止するようにする。
第2の発明の作用としては、第1の発明においての選
別唐箕2とシーブ4への調節出力停止は、先に選別唐箕
2への調節出力を停止するようにする。
第3の発明の作用としては、第1の発明においての選
別唐箕2とシーブ4への調節出力停止をした時点での選
別唐箕2の風量調節手段のポテンショメータ43と揺動選
別棚3のシーブ4の開度調節手段のポテンショメータ42
の位置を記憶しておいて、その後、同じ方向への調節出
力は行わず、反対方向への出力が行われると、異常検出
時に記憶した選別唐箕2の風量調節手段のポテンショメ
ータ43と揺動選別棚3のシーブ4の開度調節手段のポテ
ンショメータ42の記憶位置を消去して、異常がない限り
反対方向への出力を続行する。その後、再び前記異常検
出側への出力を行なう際に、異常が解除されていれば調
節出力を行なうようにする。
(発明の効果) 第1の発明では、調節出力を行なっても選別唐箕2の
風量調節手段のポテンショメータ43と揺動選別棚3のシ
ーブ4のポテンショメータ42が設定値まで変化しない異
常検出のときは、それぞれ所定時間内に調節出力を停止
するようにしたので、前記選別唐箕2の風量調節手段の
ポテンショメータ43と揺動選別棚3のシーブ4のポテン
ショメータ42や伝動系統の破損を防止できるとともに、
正確で安全な制御を行なうことができる。
第2の発明では、選別唐箕2の風量調節手段のポテン
ショメータ43と揺動選別棚3のシーブ4のポテンショメ
ータ42が設定値まで変化しない異常検出のときにおい
て、先に選別唐箕2への調節出力を停止するようにした
ので、伝動系統、特にベルトの破損や切断を防止するこ
とができる。
第3の発明では、異常を検出した方向と反対方向への
調節出力は可能であり、また、異常を検出した方向であ
っても異常が解除されれば、再び異常を検出した側への
調節出力が可能であるので、作業効率が向上するように
なる。
(実施例) コンバインは、クローラ形態の走行装置5に、脱穀選
別装置1、穀粒タンク6、操縦台7、操縦席8、及びエ
ンジン9等を搭載し、刈取装置10を昇降制御自在に支持
させて、この刈取装置10で刈取る穀稈を、後方上部の脱
穀選別装置1へ移送して脱穀選別し、選別された穀粒を
穀粒タンク6内へ移送する構成としている。
該脱穀選別装置1は、上部に扱胴11を回転するように
軸装した脱穀室12を設け、下部に揺動選別棚3、選別風
路13、及び選別唐箕2を有する選別室14を設け、刈取装
置10から移送供給される穀稈を、フィードチエン15で移
送しながら、穂先部を前側の供給口16から後側の排塵機
17側へ移送しながら、脱穀室12内で脱穀処理する構成と
している。
揺動選別棚3は、脱穀室12下側の脱穀網18下方から排
塵機17の下方に亘って、前後方向へ揺動させて駆動する
ように設けられ、上面に脱穀物を受けて排塵機17側へ揺
動移送しながら、穀粒をシーブ4間やストローラック19
間等から漏下させて選別する構成である。この揺動選別
棚3のシーブ4は、前後に所定の間隔で横方向の選別幅
一杯に亘るシーブ板を配置し、各シーブ板の上下方向の
傾斜角度を変更することによって、シーブ間際を変更で
きる構成としている。このシーブ4間隔の開度は、各シ
ーブ板の角度を変えるシーブアーム20、戻りばね21、ワ
イヤー22等を介して、シーブ調節用モータ23に連動し、
このモータ23の回動によってシーブ4の開度調節が行わ
れる。
選別唐箕2は、揺動選別棚3下方の選別風路13を後端
部に連通され、この回転によって圧風を選別風路13に流
し、シーブ4間隔部やストローラック19間隔部等を通し
て、後端上部の排塵機17側へ噴風する構成としている。
選別風路13の下方には選別された整粒を受ける一番樋24
や、二番物を受ける二番樋25等を設け、この一番樋24は
穀粒タンク6へ穀粒移送するようにのぞませている。
該選別唐箕2の唐箕軸26には、割プーリによる回転径
を変更自在の変速プーリ27が設けられて、唐箕調節用の
モータ28で連動機構29を介して回動される操作カム30に
よって変更連動され、この変速プーリ27と駆動プーリ31
との間をベルト32伝動する構成としている。
33は刈取装置10の刈取穀稈を移送する移送経路にあっ
て穀稈の移送を検出する穀稈センサ、34は走行伝動装置
の伝動系の回転を検出して車速とする車速センサ、35は
エンジン9の回転を検出するエンジンセンサ、36は脱穀
選別装置1への伝動に入りにする脱穀スイッチであり、
これら各センサ33,34,35やスイッチ36等を、マイクロコ
ンピュータを有するコントローラ37へ入力する構成とし
ている。
又、この他にも、稲、麦の種類によって水分に応じて
切替える条件設定ダイヤル38、脱穀選別制御を自動と手
動とに切替えるモード切替スイッチ39、手動モード時に
おける選別唐箕2の回転数を設定する唐箕セットダイヤ
ル40と、シーブ4の開度を設定するシーブセットダイヤ
ル41等を入力させる構成としている。
又、出力側には、前記シーブ調節用のモータ23、及び
唐箕調節用のモータ28等を設けて、これらのモータ23,2
8の駆動でシーブ4開度や唐箕2風力の調節を行う構成
としている。
又、シーブ4開度の調節や唐箕2風力の調節等の連動
機構には、ポテンショメータ42,43が設けられ、検出値
をコントローラ37へフィードバックする構成としてい
る。
唐箕セットダイヤル40とシーブセットダイヤル41と
は、共に5段階に調節されるようになっており、作業条
件に応じて適当な位置に合せる低速走行時(0.5m/秒以
下)では、唐箕2風量とシーブ4フィン角度とを一段絞
るが、このときの唐箕調節出力ディレーは7秒、シーブ
調節出力ディレーは15秒として設定してある。又、穀稈
センサ33が穀稈がないことを検出したとき(操向回行
時)も同様に出力するように設定している。
エンジン9の回転により走行しながら脱穀クラッチを
入りにする。これによって刈取作業を行うと、車速セン
サ34、エンジンセンサ35、及び刈取穀稈センサ33等の入
力によって、車速センサ34が0.5m/秒以下を検出する
と、この検出時点から7秒後に唐箕2の回転数が1段階
低下され、これから更に8秒後にはシーブ4フィンが1
段階閉められる。このような制御動作は穀稈センサ33が
OFFしたときも同様である。
このような車速センサ34、及び穀稈センサ33の検出が
元の状態に復帰したことを検出すると、この約1秒後に
唐箕2の回転数及びシーブ4フィンの間隙部を1段階上
昇して元に戻る。
このように唐箕2の回転数とシーブ4の間隙の制御
は、ほゞ同時に行われ、手動によるセットダイヤル40,4
1等で設定した位置を基準として、これらか低下させる
方向にのみ制御動作させ、センサ検出による条件復帰に
より元に戻るも、設定基準から上昇するようには動作し
ない。
唐箕2、シーブ4の各出力による調節において、この
出力をしても、その方向にポテンショメータ42,43が設
定値まで変更しない場合は、異常停止として検出し、出
力を中断する。
唐箕調節モータ28のリレー(強弱)出力の異常検出時
間を1.0秒とし、シーブ調節モータ23のリレー(開閉)
出力の検出時間を1.5秒として各々の限度条件に応じて
設定しておき、更にこれら検出時のポテンショメータ4
2,43による検出幅を0.12(V)とし、この検出幅が0.12
(V)以下の場合は異常として判定される。又、異常検
出時には、上記のような異常検出時間の経過によって、
その出力が停止されると共に、この出力停止位置である
ポテンショメータ42,43による出力電圧等がメモリーに
記憶され、同方の出力は行われない。しかし、反対方向
への出力が行なわれるとメモリーに記憶された停止記憶
は解消されて、上記異常検出がない限りこの反対方向へ
の制御出力が行われる。又、これによって、上記異常検
出側への出力時においてもその異常が解除されていると
きは、出力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は制御ブ
ロック図、第2図は脱穀装置の側断面図、第3図はコン
バインの側面図である。 (符号の説明) 1……脱穀選別装置、2……選別唐箕、3……揺動選別
棚、4……シーブ、42……ポテンショメータ、43……ポ
テンショメータ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀選別装置1における選別唐箕2の風
    量、又は揺動選別棚3のシーブ4の開度調節出力におい
    て、この出力をしても前記選別唐箕2の風量調節手段の
    ポテンショメータ43と揺動選別棚3のシーブ4の開度調
    節手段のポテンショメータ42が設定値まで変化しない異
    常検出の場合は、各々固有に設定された所定時間に亘る
    前記異常検出の経過時間によって、前記選別唐箕2と揺
    動選別棚3への調節出力を停止することを特徴とする脱
    穀選別制御装置。
  2. 【請求項2】前記設定された所定時間に亘る異常検出の
    経過時間は、選別唐箕2の方がシーブ4よりも短い時間
    に設定することを特徴とする請求項1記載の脱穀選別制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記異常検出時における選別唐箕2の風量
    調節手段のポテンショメータ43と揺動選別棚3のシーブ
    4の開度調節手段のポテンショメータ42の位置を記憶
    し、その後、同じ方向への調節出力は行わず、反対方向
    への出力が行われると、前記異常検出時に記憶した前記
    選別唐箕2の風量調節手段のポテンショメータ43と揺動
    選別棚3のシーブ4の開度調節手段のポテンショメータ
    42の記憶位置を消去して異常が無い限り反対方向への出
    力を続行すると共に、その後、再び前記異常検出側への
    出力時において、異常が解除されているときは、調節出
    力を行うことを特徴とする請求項2記載の脱穀選別制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016202023A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016202023A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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