JP3197942B2 - 透明導電膜を有する電子装置の製造方法 - Google Patents

透明導電膜を有する電子装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明導電膜を有する電
子装置の製造方法に関し、特に電極の少なくとも一部と
して透明導電膜を利用する電子装置の製造方法に関す
る。
【0002】LCD(液晶)やECD(エレクトロクロ
ミックディスプレイ)に代表される受光型装置およびE
LD(真性電界効果型発光ディスプレイ)等の発光型装
置は、携帯用あるいは据置型情報処理端末の平板型表示
装置として実用化が進んでいる。
【0003】これらの表示装置においては、表示機能層
の片側(視認方向)に透光性の電極板として酸化物半導
体からなる透明導電膜が配置されるのが通例である。酸
化物半導体は、ITO(インジウム・錫酸化膜)やSn
2 、In2 3 、Sb2 5 等の酸素欠損型、金属酸
化物が用いられる。CCD撮像装置等にも同様の透明導
電膜が用いられ得る。
【0004】面状に配置された透明導電膜は、面抵抗値
が大きいので、当該透明導電膜に対する配線には金属細
線(膜)が用いられる。広い面積上に透明導電膜を形成
する場合、配線金属の抵抗はなるべく低くすることが望
まれる。
【0005】
【従来の技術】透明導電膜と接触する金属配線の例を、
代表的な表示装置であるLCDの非晶質シリコン(a−
Si)薄膜トランジスタ(TFT)スイッチング用素子
の場合について述べる。
【0006】図3は、従来から用いられている逆スタガ
型a−SiTFTの配線形成過程の関連部分を示してい
る。a−SiTFTは、図3(A)に示すようにガラス
基板1上にパターニングされたゲート電極2を形成し、
その上にゲート絶縁膜4を配し、さらにその上にパター
ニングされたa−Si動作層6を備える。
【0007】a−Si動作層6のチャネルとなる部分上
に分離絶縁膜7が形成され、その両側に互いに電気的に
絶縁されたオーミックコンタクト形成用n+ 型a−Si
層9と金属電極21の積層でソース(S)およびドレイ
ン(D)が形成されている。金属電極21は、通常高融
点金属、たとえばTiで形成される。
【0008】その上にTFTソースに接続する絵素
(E)用の透明導電膜12を積層し、当該透明導電膜1
2を絵素(E)用に加工するためのホトレジスト膜13
のパターンを形成する。
【0009】次に、図3(B)に示すように、透明導電
膜12を絵素(E)の形状にエッチング加工し、その上
にドレインバスライン用金属層14を堆積する。この金
属層14上にドレインバスライン用のパターンを有する
ホトレジスト膜16を形成する。
【0010】ドレインバスラインには、たとえば500
ケ以上のドレインが接続されており、このドレインバス
ラインを画像信号が伝達されるので、ドレインバスライ
ンは十分低抵抗である必要がある。なお、ゲートバスラ
インにも、たとえば1000ケ以上のゲート電極2が接
続される。
【0011】低抵抗率の要求に最も応えられる低価格材
料はAlである。固有抵抗で比較すると、高融点金属の
Mo、WはAlの約10倍、NbがAlの約20倍、T
a、CrがAlの約50倍とAlより1桁高く、Tiは
さらに高く、低抵抗率材料としては好ましくない。
【0012】堆積したドレインバスライン用金属層14
を、ホトレジスト膜16のパターンにしたがってエッチ
ングし、ドレインバスラインを形成する。この結果、図
3(C)に示すような構造が得られる。また、1画素分
の平面配置を図3(D)に示す。ゲート電極2は、ゲー
トバスラインと一体に形成できる。
【0013】図3(B)で示すように、絵素Eを構成す
る透明導電膜12は、TFT形成過程でソース電極とド
レインバスライン用金属層14に接触している。そし
て、透明導電膜12は、電極金属や配線用金属に電気的
に接触した状態でホトレジスト膜現像、ウエットエッチ
ング、レジスト膜除去等の工程にさらされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記したような透明導
電膜と、これに電気的に接触した金属を含む領域のパタ
ーニング加工において、しばしば透明導電膜の黒化と部
分的なエッチング、接触した金属の酸化によるコンタク
ト不良、膜はがれ等の現象が起きる。この結果、表示装
置の製造歩留りが低下したり、故障が起きやすい等、信
頼性の低下がみられる。
【0015】これらの現象は、透明導電膜とそれに接触
した金属との間で、酸素の授受を伴った接触腐蝕電流が
流れるのが原因であると確かめられた。たとえば、前記
したホトレジスト膜現像、ウエットエッチング、レジス
ト膜除去等の工程、特にホトレジストの現像工程で接触
金属膜のピンホール等からアルカリ溶液や酸溶液が浸透
して接触金属膜と透明導電膜との間に化学電池が形成さ
れる。
【0016】この時、透明導電膜がプラス極、接触金属
がマイナス極として作用すると、接触金属から接触部を
経て電子が透明導電膜に流入する。この結果、透明導電
膜がマイナスに、また金属がプラスに帯電する。
【0017】透明導電膜は、前記したようにITO等の
酸素欠損型酸化物半導体で構成されており、金属と酸素
の結合力が弱いために、ピンホールから浸透した電解液
中ではマイナスに帯電して一層不安定となり、酸素イオ
ンが抜ける。その結果、透明導電膜の組成は化学量淪比
組成から大きく金属側にずれるため黒化や部分的なエッ
チングが生ずるものと考えられる。
【0018】一方、電解液中でプラスに帯電した金属側
に、マイナスの酸素イオンが引き寄せられ、化合する結
果、金属は酸化されたコンタクト不良や膜はがれを起こ
すと考えられる。
【0019】透明導電膜と接触金属の間で前記劣化現象
が最も顕著に生ずるのは接触金属にAlを用いた場合で
ある。本発明の目的は、配線材料として最も低抵抗で好
ましいAlを用いて透明導電膜およびAlの劣化を起こ
さない透明導電膜を有する電子装置の製造方法を提供す
ることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の透明導電膜を有
する電子装置の製造方法は、酸化物半導体からなる透明
導電膜と、Al膜と、Alとの組合せによる接触腐蝕電
流密度が前記透明導電膜とAlとの組合せによる接触腐
蝕電流密度より大きい金属とを、互いに電気的に接続さ
れた状態で、かつ、前記透明導電膜(12)と前記Al
膜(14)とが互いに接触すると共に、前記Al膜(1
4)と前記金属(15)とが互いに接触するように積層
する工程と、ホトリソグラフィの技術を用いて前記積層
の少なくとも一部をパターニングする工程とを含む。
【0021】好ましくは、前記金属はMoまたはMoを
主成分とする合金である。また、本発明の他の透明導電
膜を有する電子装置の製造方法は、酸化物半導体からな
る透明導電膜上に電解質溶液中で当該透明導電膜との接
触腐蝕電流密度が小さなMoおよびWよりなる群より選
ばれた少なくとも一種類の金属を堆積し、ホトリソグラ
フィの技術を用いて当該金属をパターニングする工程を
含む。
【0022】
【作用】電解液中に標準単極電位の低いAl膜と、これ
より標準単極電位が高く、かつAl膜と導電接触してい
る透明導電膜および金属が共に浸漬されている場合、透
明導電膜をプラス極とし、Al膜をマイナス極とする化
学電池Iと、金属をプラス極とし、Al膜をマイナス極
とする化学電池IIが並列に形成される。
【0023】しかし、前記した金属に対する選択基準に
よれば、化学電池Iよりも化学電池IIの起電力能が大
きい、換言すれば金属の電解質中における標準単極電位
が透明導電膜の標準単極電位よりも大きい。
【0024】この場合には、化学電池IIの反応が優先
的に生じ、化学電池Iの酸化還元反応は事実上、進まな
い。それ故、前記したような透明導電膜とAl膜の劣化
現象は防止される。
【0025】なお、金属とAl膜とからなる化学電池I
Iにおいては、酸素イオンの授受は伴わず、Alのプラ
ス荷電と金属のマイナス荷電が生ずるが、電解質を介し
て電気的中和反応(電子の授受)が生じるので膜劣化は
大きくない。
【0026】以下、本発明を実施例に基づいて、より詳
しく述べる。
【0027】
【実施例】図1、2は、本発明の実施例である逆スタガ
型a−SiTFTの製造工程主要部を示す図である。
【0028】最初にガラス基板1上にDCスパッタリン
グ法を用いて、ゲートバスラインおよびゲート電極用と
して、Al膜2a(厚さ50nm)と、Ti膜2b(厚
さ80nm)を連続的に堆積する。
【0029】これらの金属膜の上にホトリソグラフィに
より、たとえば幅約5μmのホトレジストパターンを形
成し、(BCl3 +Cl2 )ガスによるRIE(反応性
イオンエッチング)を用いて積層金属膜2a、2bを幅
約5μmにパターニングしてゲート電極2を形成する。
この状態を図1(A)に示す。
【0030】次に、ゲート絶縁膜として厚さ約400n
mのAl2 3 膜4を堆積する。その上にプラズマCV
D法を用いて厚さ約50nmのSi−N膜5を、その上
に厚さ約25nmのアンドープa−Si動作層6を、さ
らにその上に保護層を兼ねたソース/ドレイン分離絶縁
膜として厚さ約140nmのSiO2 膜7を堆積する。
【0031】次いで、前記SiO2 膜7上に、ホトレジ
スト膜8を塗布する。自己整合化プロセスを活用して背
面露光し、表面側から補助的露光を行なってホトレジス
ト膜を現像し、ホトレジストパターン8を形成する。こ
れを、図1(B)に示す。
【0032】次に、ホトレジストパターン8をマスクと
してSiO2 膜7のウエットエッチングを行なう。そし
てホトレジスト膜8を残したまま、PH3 ドープSiH
4 ガス中でプラズマCVDを行ない、厚さ約50nmの
+ 型a−Si膜9を堆積する。さらにその上に、真空
蒸着法で厚さ約100nmのTi膜10を堆積する。こ
れを、図1(C)に示す。
【0033】次に、アセトン中でホトレジストパターン
8を溶解し、ホトレジストパターン8直上のn+ 型a−
Si膜9およびTi膜10をリフトオフする。その上に
ソース/ドレイン電極形成用のホトレジスト膜を塗布
し、露光現像してホトレジストパターン11を形成す
る。この状態を、図1(D)に示す。
【0034】次に、ホトレジスト膜11をマスクとして
CCl4 (95%)+O2 (5%)のガス雰囲気中でR
IEによる異方性ドライエッチングを行ない、Ti膜1
0、n+ 型a−Si膜9およびa−Si動作層6の露出
部をエッチオフする。
【0035】この結果、図2(A)で示すように、ソー
ス電極(S)、ドレイン電極(D)が形成され、素子分
離ができる。この状態で、ゲート絶縁膜であるAl2
3 膜4、Si−N膜5は全面に残っている。
【0036】次に、図2(B)で示すように、ITO膜
12の堆積とそのパターニング用のホトレジストパター
ンの作成を行なう。ITO膜12はスパッタ法で全面に
堆積し、その上に絵素電極E形状にパターニングしたホ
トレジストパターン13を形成する。
【0037】ホトレジストパターン13をマスクとして
ITO膜12をエッチングして絵素電極Eを形成後、図
2(C)に示すように、スパッタ法により厚み約200
0AのAl膜14および厚さ約250AのMo膜15を
堆積する。その上にホトレジスト膜を塗布し、露光、現
像してドレインバスの形状のホトレジストパターン16
を形成する。これを図2(C)に示す。
【0038】しかる後、燐酸系エッチ液を用いて露出部
のAl膜14およびMo膜15をウエットエッチング
し、除去すると、図2(D)に示すようなドレインバス
が形成される。図示していないが、さらに必要に応じて
配線処理を行ない、TFTをパッシベーション膜で覆
い、配向膜を形成して配向処理を行なう。このようにし
てTFTマトリクスが完成する。
【0039】本実施例の工程中、ITO膜12は、図2
(B)、(C)、(D)で示した工程において、Al膜
14と接触したままピンホールを通じて強アルカリ性の
ホトレジスト現像液および酸性の燐酸系エッチ液に局部
的に浸漬される。しかし、Al膜14上に堆積したMo
膜15の存在によって、ITO膜12とAl膜14間の
化学電池作用は抑制され、ITO、Alの劣化は防止さ
れる。
【0040】以上の実施例では、Mo−Alの組合せを
用いたが、他にITO膜12上の金属としてW−Alの
組合せを用いることもできる。しかし、これらに代えて
Ti−Alとした場合、ITO、Alの劣化がみられ
る。そこで、次にTMAH(テトラメチルアンモニウム
オキシハイドライド)を主成分とするホトレジスト現像
液中に電極用の2つの材料を電気的に接続して浸漬し、
流れる腐蝕電流を測定すると、図4の結果が得られた。
なお、各電極面積は同じとした。
【0041】この表より、Mo/Al/ITOの組合せ
の場合、化学電池IIであるMo/AlがITO/Al
の化学電池Iより著しく高い起電力を発揮するため、A
l、ITOは劣化を免れる。Moに代えて、Moを主成
分とする合金を用いてもよい。Ti/Al/ITOの組
合せの場合は、むしろ化学電池I(Al/ITO)の起
電力が大きいため、Al、ITOの劣化を免れないこと
が判る。
【0042】これは、次のように考えることができる。
すなわち、Alを共通のマイナス極(標準単極電位のよ
り低い導電体)と考えた場合、これと化学電池を構成す
るプラス極材料は、図4のデータから標準単極電位の大
きさで並べると、W>Mo>ITO>Ti(>Al)の
順になる。
【0043】それ故、ITOを共通電極に選んだ場合、
これら金属の間ではWとMoがプラス極、Tiがマイナ
ス極として作用する。すなわち、ITOとの組合せでは
WまたはMoとTiとでは流れる腐蝕電流の向きが逆転
する。
【0044】周知の電気化学的データによれば、金属電
極間の酸化還元能を示す標準単極電位として次の値が挙
げられる。 Al3++3e- =Al −1.66(V) Ti2++2e- =Ti −1.63(V) Mo(VI)+6e- =Mo +0.08(V) Wについては、次の反応が考えられる。
【0045】すなわち、アルカリ性電解質中で、 W+8OH- =WO4 2-+4H2 O+6e- +1.05(V) 酸性溶液中で、 WO3 +6H+ +6e- =W+3H2 O −0.09(V) したがって、Wをプラス極とする化学電池はイオンの授
受ではなく電子(電荷)の授受を行なうと考えられる。
【0046】以上の標準単極電位値は、強アルカリ電解
質中での図4のデータをよく説明するものと考えられ
る。なお、図4のデータから通電能力を問わなければ
(短距離配線または少数の素子間通電の場合)、金属1
5/Al/ITOの多重配線ではなく、Mo/ITO、
W/ITOまたはTi/ITOの2層配線でもよいこと
が判る。これらの場合、Al/ITOに比べて桁違いに
腐蝕電流値が小さく、またITOがマイナス極となるた
め脱酸素イオン劣化の生ずる可能性は小さい。
【0047】Al膜の上にMo膜を形成する場合を説明
したが、Al膜と電気的に接続され、電解液にさらされ
る位置であれば、Al膜の下等、Mo膜の位置は特に制
限されない。
【0048】以上の実施例は、TFTにおいて透明電極
としてITO膜12を用いる場合を述べたが、他の透明
導電膜、たとえばSnO2 膜やIn2 3 膜、PbO2
膜、SbO5 膜等の場合にも本発明を適用することがで
きることは明らかである。また、LCD以外の表示装
置、たとえばECDやELDおよび透明電極を有するC
CD等の受光装置等の電子装置にも本発明が適用できる
ことは云うまでもない。
【0049】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
酸化物半導体である透明電極と通電能力の大きなAlの
劣化現象を抑えてAl/透明導電膜の組合せを用いるこ
とができ、表示装置の高性能化、信頼性および製造歩留
りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による逆スタガ型a−SiTFT製造工
程の前半を示す図である。
【図2】図1の製造工程の後半を示す図である。
【図3】従来例による逆スタガ型a−SiTFTの配線
形成を示す図である。
【図4】実施例に係る電極材料組合せと腐蝕電流値の測
定を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲート電極 2a Al膜 2b Ti膜 4 Al2 3 膜 5 Si−N膜 6 a−Si動作層 7 分離絶縁膜(SiO2 膜) 8 ホトレジストパターン 9 n+ 型a−Si膜 10 Ti膜 11 ホトレジストパターン 12 透明導電膜 13 ホトレジストパターン 14 ドレインバスライン用金属層(Al膜) 15 Mo膜 16 ホトレジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−265233(JP,A) 特開 平4−20930(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/136 - 1/1368 G02F 1/1343

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化物半導体からなる透明導電膜(1
    2)と、Al膜(14)と、Alとの組合せによる接触
    腐蝕電流密度が前記透明導電膜(12)とAlとの組合
    せによる接触腐蝕電流密度より大きい金属(15)と
    を、互いに電気的に接続された状態で、かつ、前記透明
    導電膜(12)と前記Al膜(14)とが互いに接触す
    ると共に、前記Al膜(14)と前記金属(15)とが
    互いに接触するように積層する工程と、 ホトリソグラフィの技術を用いて前記積層(12、1
    4、15)の少なくとも一部をパターニングする工程と
    を含む透明導電膜を有する電子装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記積層(12、14、15)が、前記
    金属(15)としてMoまたはMoを主成分とする合金
    を用いたMo/Al/透明導電膜の組合せである請求項
    1記載の透明導電膜を有する電子装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記Moに代えてWを用いた請求項2記
    載の透明導電膜を有する電子装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記透明導電膜(12)を堆積、パター
    ニングした後、前記Al膜(14)と前記金属(15)
    とを積層する請求項1ないし3記載の透明導電膜を有す
    る電子装置の製造方法。
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