JP3197641U - 篆刻用印材 - Google Patents

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Abstract

【課題】篆刻の前段階の作業についての利用者の手間をできるだけ省くことができる篆刻用印材を提供する。【解決手段】シート11に書かれた印稿12が転写できる程度の粘着性を持った固形粘着部13と、固形粘着部13を1面に有する印材10と、を含む篆刻用印材を用いる。また、固形粘着部13がローソクの材料である篆刻用印材をもちいる。シート11がトレーシングペーパーである篆刻用印材を用いる。印稿12は、鉛筆によって作成されたものである篆刻用印材を用いる。また、固形粘着部13が透明、または、半透明である篆刻用印材を用いる。【選択図】図1

Description

本考案は、印稿からの転写が簡単にできるようにした篆刻用印材に関するものである。
篆刻をする場合、印材に文字等を書き入れる字入れ作業が必要である。しかし、字入れは逆字で行わなければならないため、墨でトレーシングペーパーなどの透明紙に所望の文字等の印稿を書いた後、トレーシングペーパーの文字を裏返して印稿を逆字に直して印材の印面に書き写す必要があった。
そして、未熟練者の場合には、より簡単に字入れができるようにトレーシングペーパーの文字を直接印面に転写してその転写文字を篆刻することが行われている。
しかし、印材の素材は石材であるのでトレーシングペーパーに書かれた文字を写しとり難いものであった。そこで、通常は文字等を書いた後、それをコピーし、そのコピーした用紙のコピー面を印面に置き、裏面より油性のペンで薄く塗った後、こすり付けることによって、油性ペンに含まれているシンナーによりコピーのトナーが溶け文字を転写させていた。
このように煩わしい手間が必要となるため完成前に挫折してしまう者も少なからずあった。
このようなことから、篆刻用布地印字台や篆刻用転写液が開発されている。
しかし、前者の場合、結局は鏡体に写し取った文字等を見ながら印面に布字することとなり未熟練者には容易なことではない。
また、後者の場合は、クリヤーフィルムに着色液で文字を写し取り、次に印面に着色液を塗布し、その着色液が乾いてからクリヤーフィルムの文字を印面に押し当て文字を印面に付着させる必要があり、非常に手間がかかるものである。
実用新案登録第2579170号公報 特開平9−157568号公報
本考案は、上述した従来技術の欠点を除くためになされたものである。即ち、篆刻の前段階の作業についての利用者の手間をできるだけ省くことをその目的とするものである。
このようにすることによって、初心者にも篆刻を遊び感覚で楽しむことができ、篆刻の普及をも図ることが期待できるものである。
上記課題を解決するため、シートに書かれた印稿が転写できる程度の粘着性を持った固形粘着部と、前記固形粘着部を1面に有する印材と、を含む篆刻用印材を用いる。
本考案は、このような構成であるので、シートに文字(印稿)を作成し、印稿を裏返しにして印稿部分を印材の印面にこすり付けることによって容易に印稿を印面(印材の1面)に転写することができる。その後、印材の印稿の部分を削って、篆刻用印を簡単に作製できる。
(a)〜(d)実施の形態のプロセスを説明する図 実施の形態のプロセスを説明する図 (a)〜(d)実施の形態のプロセスを説明する図 (a)固形粘着部の場合の印材断面(b)液体粘着部の場合の印材断面
(実施の形態)
図1(a)〜図1(d),図2を用いて、一実施の形態を説明する。
(1) 印材10を準備する。直方体の形状である。
(2)固形粘着剤を印材10へ塗布し、固形粘着部13を形成する。
(3)シート11に文字(印稿12)を作成する。
(4)固形粘着部13上にシート11の文字部分を接触させ、転写する。
(5)シート11を剥がし、石材10を刻る。
<印材10>
印材は、石、セラミックスである。樹脂や硬いゴム状のもの場合でもよい。直方体でなくとも、1面として平面があればよい。
<シート11>
シート11は、A4用紙(コピー用紙)でもよい。トレーシングペーパなどがよい。文字(印稿12)が書き易く、しみすぎることがなければよい。透過性があればよい。透過性があれば、シート11を固形粘着部13に接触させる時に位置を調整しやすい。しかし、事前に折り目、印などをいれることで透過性がなくともよい。
<文字(印稿12)>
文字は、記号や図形の場合もある。文字は鉛筆で書くのがよい。文字を上記(4)のところで固形粘着部13へ転写するので、HBよりBなど濃いほどよい。
<固形粘着部13>
固形粘着材を石材の1つの平面にこすりつけることで固形粘着部13を形成する。ローソクが好ましい。固形のロー材料がよい。さらに、ダルマート(ダーマト)が好ましい。ダーマトは、色鉛筆で柔らかいもの、赤色、黄色がよい。石の色に対して色が選択できる。その他、粘性がある固体物であればよい。液状の印肉はよくない。液なので流れ、印稿が歪む。手にもついて、処理に困る。白色が好ましい。印稿12が鉛筆の黒の場合が多く、白、赤、黄色の固形粘着部13なら、わかりやすい。固形粘着部13は、薄い膜状がよい。ローソク、ダーマトなど固形物を、印材10の表面でこすると、薄く一層が形成される。その上からこすっても滑って、厚くならない。
液体でなく固体の粉状で付着している。
図4(a)に、固形粘着部の場合の印材断面、図4(b)に液体粘着部の場合の印材断面を示す。固体粘着部13は薄く均質に形成できる。そのため、移動することなく、安定に位置するのでよい。一方、液体粘着部17は、薄く形成できず、不均質である。そのため、液体であるので、上からシート11を乗せると、滲み、位置が変わる。シートを剥がしても位置が変わる。厚みが厚いところと薄いところで印稿12の付着が変わる。
図3(a)〜図3(c)は、図2の後のプロセスを書いている。図3(a)では、シート11を透明としている。
図3(a)で、シート11を固形粘着部13に接触させる。このシート11の裏面から爪などを加圧しながら移動させる。印稿を固形粘着部13へ転写する。転写は、印稿12のすべてでなくともよい。
図3(b)で、図3(a)の後、転写された印稿12の部分の石材10を刻る。又は、印稿12の部分を残して、それ以外を刻る。つまり、凸部として印稿12を残すこともできる。
結果、図3(c)で示すように、印稿12に相当する凹部15ができる。
なお、シート11には、印材頂上上面相当部16を裏表に設け、その中に印稿12を作成してもよい。この印材頂上上面相当部16は、印材10の固形粘着部13に接触する部分である。この部分を線などで囲ってもよい。あらかじめ、石材10により、軽く折り目をこの範囲に設けてもよい。さらに、初めに、印材10の刻むところシート11を置き、印材10の周囲を鉛筆などでなぞることで、印材頂上上面相当部16を形成してもよい。
このようにすれば、シート11の透過性がなくともよい。
篆刻用印材として、広くいろいろな分野で使用できる。また、版画としても利用できる。
1…範囲、10…印材,石材、11…シート、12…印稿、13…固形粘着部、15…凹部、16…印材頂上上面相当部、17…液体粘着部



Claims (5)

  1. シートに書かれた印稿が転写できる程度の粘着性を持った固形粘着部と、
    前記固形粘着部を1面に有する印材と、を含む篆刻用印材。
  2. 前記固形粘着部がローソクまたはロー材料である請求項1記載の篆刻用印材。
  3. 前記固形粘着部がダルマートである請求項1記載の篆刻用印材。
  4. 前記印稿は、鉛筆によって作成されたものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の篆刻用印材。
  5. 前記固形粘着部が赤色、または、黄色である請求項1〜4のいずれか1項に記載の篆刻用印材。

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