JP3197621U - ライディング用レインスーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗り型車両の運転時における雨水の浸入を軽減することが可能なライディング用レインスーツを提供する。【解決手段】ライディング用レインスーツ300は、前身頃110および後身頃120を有する上着100と、ズボン200とを含む。後身頃の下縁は前身頃の下縁よりも下方に位置する。前身頃は左前身頃111および右前身頃112を含む。左前身頃と右前身頃とは接合部113により接合可能に構成される。ズボン200は着用者の下腹部を覆う前部211および着用者の臀部を覆う後部を有する。ズボンの前部の上端にズボンの後部の上縁よりも上方に突出する突出部213が設けられる。運転するときに前傾姿勢となる場合でも、上着の腹部に撓みが発生しにくく、雨水が腹部の接合部を通って内部へ浸入することが防止される。【選択図】図1

Description

本考案は、雨天時に着用されるライディング用レインスーツに関する。
一般に、自動二輪車または自転車等の鞍乗り型車両の乗員は、雨天時に衣服が濡れることを防止するため、衣服の上に雨合羽等を着用する。
特許文献1に記載された雨合羽の上着においては、両袖の表地の先端部の袖口部分が内袖と外袖との二重袖構造を有する。外袖の先端部は内折りされ、元部、中央部および先端部の3箇所が縫糸により縫着されている。内袖の先端部は袋状に内折りされ、縫糸により縫着されている。
特開平10−102303号公報
特許文献1に記載された雨合羽の他にも、従来より種々の防水構造が施された雨合羽が提案されている。しかしながら、雨天時に乗員が衣服の上に従来の雨合羽を着用して鞍乗り型車両を運転すると、防水構造が施されているにもかかわらず、衣服が濡れることがしばしばあった。そのため、雨天時に鞍乗り型車両を運転した場合に、衣服の濡れがより軽減されることが望まれる。
本考案の目的は、鞍乗り型車両の運転時における雨水の浸入を軽減することが可能なライディング用レインスーツを提供することである。
本考案者は、雨天時に従来の雨合羽を着用して鞍乗り型車両を運転した場合に雨水が浸入する原因を特定するために、種々の実験および考察を繰り返した結果、雨水の浸入が鞍乗り型車両の運転時の乗員の姿勢に起因することを見い出した。
考案者は、鞍乗り型車両の運転時には、上着の前部における腹部から内部に雨水が浸入することを特定した。上着の左右の前身頃の前部は、一般に、ファスナにより接合される。通常、ファスナを通して内部に雨水が浸入することを防止するために、各前身頃の前部には、ファスナを被覆するように上下方向に延びる被覆片が設けられる。
しかしながら、鞍乗り型車両に乗車中の乗員は前傾姿勢となる。そのため、上着の腹部に撓みが発生する。上着の撓んだ部分には、雨水が溜まる。また、被覆片にしわが形成されることにより被覆片間に隙間が生じる。その結果、溜まった雨水が被覆片間の隙間からファスナを通して腹部から内部に浸入する。そこで、考案者は、運転時の乗員の姿勢を考慮した上で、ライディング用レインスーツにおける腹部から内部への雨水の浸入を可能とする構成を見出し、以下の本考案に想到した。
(1)本考案に係るライディング用レインスーツは、前身頃および後身頃を有する上着と、ズボンとを含むライディング用レインスーツであって、上着の後身頃の下縁は上着の前身頃の下縁よりも下方に位置し、前身頃は左前身頃および右前身頃を含み、左前身頃と右前身頃とは接合部により接合可能に構成され、ズボンは着用者の下腹部を覆う前部および着用者の臀部を覆う後部を有し、ズボンの前部の上端にズボンの後部の上縁よりも上方に突出する突出部が設けられる。
このライディング用レインスーツにおいては、上着の後身頃の下縁は上着の前身頃の下縁よりも下方に位置する。前身頃の左前身頃と右前身頃とは接合部により接合される。ズボンの前部は着用者の下腹部を覆う。ズボンの後部は着用者の臀部を覆う。ズボンの前部の上端に突出部が設けられる。突出部はズボンの後部の上縁よりも上方に突出する。
この構成によれば、上着の前身頃は上着の後身頃よりも上下方向に短い。そのため、上着の着用者が鞍乗り型車両を運転するときに前傾姿勢となる場合でも、上着の腹部に撓みが発生しにくい。したがって、上着の腹部に雨水が溜まることがない。これにより、雨水が腹部の接合部を通って内部へ浸入することが防止される。また、たとえ雨水がわずかに接合部を通過した場合でも、雨水はズボンの突出部に付着する。ズボンの突出部に付着した雨水は、ズボンの前部を伝って下方へ導かれる。その結果、鞍乗り型車両の運転時における雨水の浸入を軽減し、着用者の衣服が濡れることを防止することができる。
(2)ズボンの後部の上縁は伸縮性を有してもよい。
この場合、ズボンが着用者からずれ落ちることが防止される。また、ズボンの前部には伸縮性を付与する必要がないので、ズボンの突出部の面積が左右方向に大きく維持される。これにより、上着の接合部を通過した雨水が突出部の左右から回り込んで衣服に付着することを防止することができる。
(3)前身頃の下縁は左右方向に水平に形成されてもよい。
この構成によれば、上着の着用者が両脚を開いて鞍乗り型車両のシートに着座する場合でも、ズボンの突出部に直接雨水が付着することを防止することができる。
(4)接合部は防水ファスナであってもよい。この場合、接合部を通過する雨水をより減少させることができる。
(5)左前身頃および右前身頃の一方には、防水ファスナが接合された状態で防水ファスナを被覆するように左前身頃および右前身頃の他方に接合可能な被覆片が設けられてもよい。
この場合、被覆片により防水ファスナに雨水が付着することがほとんどない。また、防水ファスナはほとんど雨水を通過させないので、防水ファスナを複数の被覆片で被覆する必要がない。したがって、上着の腹部の厚みがほとんど増加しないので、上着の腹部には撓みが発生しにくい。その結果、防水ファスナを通過する雨水をさらに減少させることができる。
本考案によれば、鞍乗り型車両の運転時における雨水の浸入を軽減することができる。
本考案の一実施の形態に係るレインスーツの全体構成を示す図である。 図1の外襟が取り付けられていない状態における上着を示す図である。 斜め下方から見た右の袖部、外袖および内袖の拡大斜視図である。 右の袖部、外袖および内袖の拡大正面図である。 右の袖部、外袖および内袖の拡大縦断面図である。 外襟が取り付けられていない状態における上着の一部を示す拡大正面図(a)および拡大背面図(b)である。 展開状態における外襟を示す正面図である。 外襟を内襟に取り付ける方法を示す図である。 湾曲させた状態における外襟の左側面図である。 ズボンの正面図(a)および左側面図(b)である。 本実施の形態に係るレインスーツの着用者が鞍乗り型車両に乗車した状態を示す左側面図である。 比較例における上着を示す図である。 比較例における被覆片によりファスナを被覆する方法を示す図である。 図13(b)の前身頃のA−A線断面図である。 比較例における上着の着用者が鞍乗り型車両に乗車した状態を示す左側面図である。
以下、本考案の一実施の形態に係るライディング用レインスーツについて図面を用いて説明する。以下の説明においては、ライディング用レインスーツ(以下、レインスーツと呼ぶ)は、自動二輪車または自転車等の鞍乗り型車両の乗員により雨天時に衣服の上に着用される。
(1)ライディング用レインスーツ
図1は、本考案の一実施の形態に係るレインスーツの全体構成を示す図である。図1においては、略前方から見たレインスーツ300の模式図が示されるとともに、レインスーツ300の左右方向が矢印で示される。以下の説明では、左右方向において矢印が向かう方向を左方と呼び、その逆の方向を右方と呼ぶ。
図1に示すように、レインスーツ300は、上着100およびズボン200を備える。上着100は、前身頃110、後身頃120、左右の袖部130、左右の外袖140、左右の内袖150、内襟160および外襟170を含む。外襟170は内襟160の周囲に着脱可能に設けられる。ズボン200は、前身頃210および後身頃220を含む。以下、上着100およびズボン200のそれぞれの詳細について詳述する。
(2)上着
図2は、図1の外襟170が取り付けられていない状態における上着100を示す図である。図2に示すように、前身頃110は、左前身頃111および右前身頃112を含む。なお、左前身頃111には、ポケット115が形成される。ポケット115の左下部には、内部に溜まった水を外部に排出するための水抜き孔115hが形成される。水抜き孔115hには、金属からなる図示しない環状部材(グロメット)が取り付けられる。
左前身頃111の左縁の上部近傍および後身頃120の左縁の上部近傍に袖取付部130Lが形成される。また、右前身頃112の右縁の上部近傍および後身頃120の右縁の上部近傍に袖取付部130Rが形成される。袖取付部130L,130Rにそれぞれ左右の袖部130が縫着される。各袖部130の先端に外袖140が設けられるとともに、各外袖140の内側に内袖150が設けられる。外袖140および内袖150の詳細については後述する。
図2に太い実線で示すように、袖取付部130Lを除いて、左前身頃111の左縁と後身頃120の左縁とが互いに縫着される。また、図2に太い一点鎖線で示すように、袖取付部130Rを除いて、右前身頃112の右縁と後身頃120の右縁とが互いに縫着される。
前身頃110の上縁の中央部近傍および後身頃120の上縁の中央部近傍に略円形状の襟取付部160Aが形成される。襟取付部160Aに内襟160が縫着される。内襟160の全周を取り囲むように外襟170が設けられる。内襟160および外襟170の詳細については後述する。
図2に太い点線で示すように、襟取付部160Aを除いて、左前身頃111の上縁と後身頃120の上縁とが互いに縫着される。また、図2に太い二点鎖線で示すように、襟取付部160Aを除いて、右前身頃112の上縁と後身頃120の上縁とが互いに縫着される。
左前身頃111の右縁と右前身頃112の左縁とは、接合部113により接合可能である。本実施の形態においては、接合部113は例えば防水ファスナである。この場合、接合部113を通過して内部に浸入する雨水をより減少させることができる。
左前身頃111の右縁近傍および内襟160には、上下方向に延びる帯状の被覆片114が縫着される。図2においては、被覆片114は、その裏面が前方を向くように折り返された状態で図示されている。正面視において、被覆片114の裏面には、上下方向に並ぶように複数(図2の例では5個)の雌スナップボタン114bが設けられる。右前身頃112の左縁近傍には、複数の雌スナップボタン114bにそれぞれ対応する複数の雄スナップボタン114aが設けられる。
また、正面視において、被覆片114の上端部近傍の裏面には、雄面ファスナ114cが設けられる。内襟160の右前面には、雄面ファスナ114cに対応する雌面ファスナ114dが設けられる。
接合部113が接合された状態で、複数の雄スナップボタン114aが複数の雌スナップボタン114bにそれぞれ嵌め込まれるとともに、雄面ファスナ114cが雌面ファスナ114dに貼り合わされる。これにより、図1に示すように、左前身頃111の被覆片114が接合部113を被覆するように右前身頃112に接合される。図1においては、接合部113が点線により示されている。
図2に示すように、本実施の形態においては、左前身頃111と右前身頃112とが接合部113により接合された状態で、前身頃110の下縁110Lは左右方向に水平となる。また、前身頃110は後身頃120よりも上下方向に短い。そのため、後身頃120の下縁120Lは上着100の前身頃110の下縁110Lよりも下方に位置する。
(3)外袖および内袖
図3は、斜め下方から見た右の袖部130、外袖140および内袖150の拡大斜視図である。図4は、右の袖部130、外袖140および内袖150の拡大正面図である。図5は、右の袖部130、外袖140および内袖150の拡大縦断面図である。左の袖部130、外袖140および内袖150は、上着100の上下方向の中心線に関して、図3〜図5の右の袖部130、外袖140および内袖150と左右対称な構成を有する。
本実施の形態においては、図3〜図5に示すように、外袖140は袖部130の先端に袖部130と一体的に設けられる。外袖140の先端部分140A(図3および図5)は、内側に折り返され、縫糸により外袖140の内面に縫着される。これにより、外袖140に外袖口部141が形成される。また、外袖口部141に縫い目142が形成される。図3〜図5においては、縫い目142は一点鎖線で示される。他の図においても同様である。
外袖口部141の外周面には、帯状に延びる袖口調整片143の一端が縫着される。袖口調整片143の他端近傍の一面には、略正方形状の雄面ファスナ143aが設けられる。また、図3および図4に示すように、外袖口部141の外周面の一部には、袖口調整片143の雄面ファスナ143aに対応する帯状の雌面ファスナ143bが設けられる。雌面ファスナ143bは、外袖口部141に周方向に延びるように取り付けられる。
図2の上着100の着用者は、袖口調整片143の雄面ファスナ143aを外袖口部141の雌面ファスナ143bの任意の位置に貼り合わせることができる。これにより、上着100の着用者は、外袖口部141に手首を通した状態で、外袖口部141の先端の開口の大きさを調整することができる。
袖部130と外袖口部141の縫い目142との間における外袖140の部分には、外袖140と内袖150との間に浸入した雨水を外部に排出するための水抜き孔144hが形成される。右の外袖140の水抜き孔144hは左方を向く位置に設けられる。なお、左の外袖140の水抜き孔144hは右方を向く位置に設けられる。図2のポケット115の水抜き孔115hと同様に、水抜き孔144hには、金属からなる環状部材144が取り付けられる。
内袖150の上端は、2条の縫糸により袖部130の先端における内面に縫着される。これにより、袖部130の先端に2本の縫い目131が形成される。図3〜図5においては、2本の縫い目131は一点鎖線で示される。他の図においても同様である。図5に示すように2本の縫い目131を被覆するように、袖部130の先端における内面が防水性の目貼りテープ132により目貼りされる。
図3〜図5に示すように、内袖150の先端部分150A(図3および図5)は、内側に折り返される。ここで、図5に示すように、内袖150の内面と折り返された内袖150の先端部分150Aとの間に環状のゴム部材153が配置される。この状態で、内袖150の先端部分150Aは、縫糸により内袖150の内面に縫着される。これにより、内袖150に内袖口部151が形成される。また、内袖口部151に縫い目152が形成される。図3〜図5においては、縫い目152は一点鎖線で示される。他の図においても同様である。内袖口部151の縫い目152は、外袖口部141の縫い目142と外袖口部141の先端との間に位置する。
図5のゴム部材153により、上着100の着用者の手首と内袖150の内袖口部151とが密着する。それにより、内袖口部151の先端の開口から雨水が浸入することが防止される。また、図4および図5に示すように、本実施の形態においては、内袖口部151の先端は外袖口部141の先端よりも突出する。そのため、上着100の着用者がグローブを着用する場合には、内袖口部151の先端をグローブの内部に容易に挿入することができる。それにより、内袖口部151の先端の開口から雨水が浸入することが防止される。
(4)内襟および外襟
図6(a),(b)は、それぞれ外襟170が取り付けられていない状態における上着100の一部を示す拡大正面図および拡大背面図である。上述のように、内襟160は、前身頃110および後身頃120の上端近傍における襟取付部160Aに設けられる。内襟160は、上着100の着用者の首周りの全周を取り囲む。
図6(a),(b)に示すように、内襟160の外周面には、外襟170を取り付けるための複数(本例では4個)の雌スナップボタン161が略等間隔で設けられる。上着100の着用者は、雨天時以外には、外襟170を内襟160から取り外して上着100を防寒着として着用することができる。また、内襟160の雌スナップボタン161には、外襟170に代えて図示しないフードを取り付けることができる。
図7は、展開状態における外襟170を示す正面図である。図7に示すように、展開状態においては、外襟170は左右方向に延びる形状を有する。外襟170の下縁近傍には、左右方向に略等間隔で並ぶように複数(本例では4個)の雄スナップボタン171が設けられる。複数の雄スナップボタン171は、図6の内襟160の複数の雌スナップボタン161にそれぞれ対応する。
外襟170において、左縁から右縁に向かって順に並ぶ5つの領域をそれぞれ領域170A,170B,170C,170D,170Eと呼ぶ。領域170A,170Eは、外襟170の左端部および右端部にそれぞれ位置する。領域170Cは、外襟170の左右方向における中央部に位置する。領域170Bは領域170A,170C間に位置し、領域170Dは領域170C,170E間に位置する。図7においては、領域170A〜170Eの境界が二点鎖線で示される。
領域170Bの上縁左端から外襟170の上縁中央部までの部分は凹状に湾曲している。同様に、領域170Dの上縁右端から外襟170の上縁中央部までの部分は凹状に湾曲している。これにより、領域170A,170Eの上縁の位置および領域170Cの上縁中央部の位置は、領域170B,170Dの上縁中央部の位置よりも高い。
領域170Aの一方の面(本例では内周面)には、雄面ファスナ172aが上下方向に延びるように設けられる。領域170Eの他方の面(本例では外周面)には、左右方向に延びかつ上下方向に並ぶ複数(本例では2個)の雌面ファスナ172bが設けられる。
図8(a),(b)は、外襟170を内襟160に取り付ける方法を示す図である。まず、図8(a)の外襟170の複数の雄スナップボタン171が、図6(a),(b)の内襟160の複数の雌スナップボタン161にそれぞれ嵌め込まれる。これにより、図8(b)に示すように、外襟170が内襟160に取り付けられる。ここで、外襟170の下端と内襟160および前身頃110との間に隙間が形成される。
次に、領域170A(図8(a))の内周面に設けられた雄面ファスナ172aが、領域170E(図8(a))の外周面に設けられた複数の雌面ファスナ172bに貼り合わされる。これにより、外襟170は、上着100の着用者の頭部を除いて内襟160の全周を取り囲む。外襟170の上縁の高さは内襟160の上縁の高さよりも高い。
図9(a),(b)は、湾曲した状態における外襟170の左側面図である。図9(a),(b)においては、外襟170の前後方向が矢印で示される。以下の説明では、前後方向において矢印が向かう方向を前方と呼び、その逆の方向を後方と呼ぶ。図9(a)に示すように、湾曲した状態における外襟170の側面視においては、領域170A,170E(図7)が外襟170の前部170aとなる。領域170B,170D(図7)が外襟170の側部170bとなる。領域170C(図7)が外襟170の後部170cとなる。
着用者による上着100の着用時における外襟170の側部170bの上縁は、図9(a)に示すように、凹状に湾曲する。この場合、図9(b)に示すように、着用者による上着100の着用時における外襟170の側部170bの上縁の形状がヘルメット310の側部の下縁の形状に近づく。
これにより、外襟170とヘルメット310との干渉が防止される。その結果、着用者の首の動きを妨げることなく外襟170とヘルメット310とを密着させることができる。また、外襟170の側部170bの上縁は、前部170aの上縁よりも低いので、上着100の着用者は、外襟170に妨げられることなくヘルメット310を被ることができる。
また、着用者による上着100の着用時における外襟170の前部170aの上縁は外襟170の側部170bの上縁よりも高い。したがって、上着100の着用者の顔面の十分高い位置までが外襟170により覆われる。そのため、鞍乗り型車両の走行時に車両の前部と着用者との間に気流が生じる場合でも、雨水は外襟170に付着し、雨水が着用者の顎部分およびヘルメット310の顎紐311に付着することが十分に防止される。
外襟170に付着した雨水は、前身頃110を伝って下方へ導かれる。雨水が外襟170の内側に付着した場合でも、雨水は外襟170の下端と内襟160または前身頃110との間から下方に導かれる。したがって、上着の内襟160から内部への雨水の浸入が防止される。
(5)ズボン
図10(a),(b)は、それぞれズボン200の正面図および左側面図である。上述のように、ズボン200は、前身頃210および後身頃220を含む。図10(a),(b)に示すように、前身頃210と後身頃220とは互いに縫着される。
前身頃210は、前部211、左右の前分岐部212および突出部213を含む。図10(a),(b)においては、前部211と左右の前分岐部212との境界が二点鎖線で示される。左右の前分岐部212は、前部211の下方において左右に並ぶように配置される。突出部213は、前部211の上端211Uから上方に突出するように設けられる。前部211は、ズボン200の着用者の下腹部を覆う。左右の前分岐部212は、ズボン200の着用者の左右の脚の前面をそれぞれ覆う。
図10(b)に示すように、後身頃220は、後部221および左右の後分岐部222を含む。図10(b)においては、後部221と左の後分岐部222との境界が二点鎖線で示される。左右の後分岐部222は、後部221の下方において左右に並ぶように配置される。後部221は、ズボン200の着用者の臀部を覆う。左右の後分岐部222は、ズボン200の着用者の左右の脚の後面をそれぞれ覆う。
左の前分岐部212と左の後分岐部222とにより、ズボン200の左下端に左の裾口部201が形成される。また、右の前分岐部212と右の後分岐部222とによりズボン200の右下端に右の裾口部201が形成される。
各前分岐部212の下部における外側部には、上下方向に延びる帯状の裾口調整片214が縫着される。各後分岐部222に対向する裾口調整片214の面には、雄面ファスナ214aが上下方向に延びるように設けられる。各後分岐部222の下部における外側部には、前後方向に延びかつ上下方向に並ぶ複数(本例では3個)の雌面ファスナ214bが設けられる。
ズボン200の着用者は、各前分岐部212の裾口調整片214の雄面ファスナ214aを後分岐部222の複数の雌面ファスナ214bの任意の位置に貼り合わせることができる。これにより、ズボン200の着用者は、裾口部201に足首を通した状態で、裾口部201の下端の開口の大きさを調整することができる。
前身頃210の突出部213は、後身頃220の後部221の上縁221Uよりも上方に突出する。突出部213は、雨水がわずかに図1の接合部113を通過した場合でも、雨水をズボン200の着用者の衣服に付着させることなく下方へ導く。
また、後身頃220の後部221の後部221には、伸縮性を有するゴム部材223が設けられる。これにより、ズボン200が着用者からずれ落ちることが防止される。一方、前身頃210の前部211には伸縮性を有するゴム部材は設けられない。そのため、前身頃210の突出部213の面積が左右方向に大きく維持される。これにより、図1の上着100の接合部113を通過した雨水が突出部213の左右から回り込んで衣服に付着することを防止することができる。
(6)効果
図11は、本実施の形態に係るレインスーツ300の着用者が鞍乗り型車両に乗車した状態を示す左側面図である。本実施の形態に係るレインスーツ300は、第1、第2および第3の防水構造を有する。図1〜図11を用いて、第1〜第3の防水構造のそれぞれについて説明する。
(a)第1の防水構造
レインスーツ300の第1の防水構造においては、図3〜図5に示すように、上着100における左および右の袖部130の先端に外袖140が設けられるとともに、外袖140の内側に内袖150が設けられる。外袖140の先端部分140Aが内側に折り返されて外袖140の内面に縫着されることにより外袖口部141が形成される。外袖口部141には縫い目142が形成される。また、内袖150の先端部分150Aが内側に折り返されて内袖150の内面に縫着されることにより内袖口部151が形成される。内袖口部151には縫い目152が形成される。ここで、内袖口部151の縫い目152は、外袖口部141の縫い目142と外袖口部141の先端との間に位置する。
この構成によれば、上着100の内袖口部151の縫い目152は、外袖140における縫い目142と外袖口部141の先端との間の部分により覆われる。上着100の着用者が鞍乗り型車両1を運転するときには、両腕を前方に伸ばす。この状態で、外袖口部141の縫い目142は内袖口部151の縫い目152よりも後方に位置する。
そのため、たとえ外袖口部141の縫い目142から雨水が浸入した場合でも、雨水は走行時の風により内袖150の外周面を伝って後方に導かれる。したがって、雨水が内袖150の外周面を伝って内袖口部151の縫い目152に付着することがない。これにより、内袖口部151の縫い目152を通しての雨水の浸入が防止される。その結果、鞍乗り型車両1の運転時における雨水の浸入を軽減し、着用者の衣服が濡れることを防止することができる。
図3〜図5の水抜き孔144hは、袖部130と外袖口部141の縫い目142との間に位置する。また、図11に示すように、水抜き孔144hは、着用者による上着100の着用時において、着用者が前方に腕を伸ばした状態で下方を向く。したがって、上着100の着用者が鞍乗り型車両1を運転するために前方に腕を伸ばした場合、水抜き孔144hは外袖口部141の縫い目142よりも後方に位置しかつ下を向く。そのため、雨水が外袖口部141の縫い目142から外袖140と内袖150との間に浸入した場合でも、走行時の風により後方に導かれた雨水は重力により水抜き孔144hから外袖140の外に効率よく排出される。これにより、外袖140と内袖150との間に雨水が溜まることを防止することができる。
(b)第2の防水構造
レインスーツ300の第2の防水構造においては、図11に示すように、着用者の首周りの全周を取り囲むように上着100の前身頃110および後身頃120の上端に内襟160が設けられるとともに、着用者の頭部を除いて内襟160の全周を取り囲むように外襟170が設けられる。外襟170の上縁の高さは内襟160の上縁の高さよりも高い。
この構成によれば、上着100の着用者の顔面の下部は、外襟170により覆われる。そのため、鞍乗り型車両1の走行時に車両の前部と着用者との間に気流が生じる場合でも、雨水は外襟170に付着し、着用者の顎部分およびヘルメット310の顎紐311にはほとんど付着しない。外襟170に付着した雨水は、前身頃110を伝って下方へ導かれる。これにより、内襟160から内部への雨水の浸入が防止される。その結果、鞍乗り型車両1の運転時における雨水の浸入を軽減し、着用者の衣服が濡れることを防止することができる。
(c)第3の防水構造
レインスーツ300の第3の防水構造においては、図2に示すように、上着100の後身頃120の下縁120Lは上着100の前身頃110の下縁110Lよりも下方に位置する。前身頃110の左前身頃111と右前身頃112とは接合部113により接合される。図10(a),(b)に示すように、ズボン200の前部211は着用者の下腹部を覆う。ズボン200の後部221は着用者の臀部を覆う。ズボン200の前部211の上端211Uに突出部213が設けられる。突出部213はズボン200の後部221の上縁221Uよりも上方に突出する。
この構成によれば、上着100の前身頃110は上着100の後身頃120よりも上下方向に短い。そのため、図11に示すように、上着100の着用者が鞍乗り型車両1を運転するときに前傾姿勢となる場合でも、上着100の腹部に撓みが発生しにくい。したがって、上着100の腹部に雨水が溜まることがない。これにより、雨水が腹部の接合部113を通って内部へ浸入することが防止される。
また、たとえ雨水がわずかに接合部113を通過した場合でも、雨水はズボン200の突出部213に付着する。ズボン200の突出部213に付着した雨水は、ズボン200の前部211を伝って下方へ導かれる。その結果、鞍乗り型車両1の運転時における雨水の浸入を軽減し、着用者の衣服が濡れることを防止することができる。
また、図2に示すように、前身頃110の下縁110Lは左右方向に水平である。そのため、上着100の着用者が両脚を開いて鞍乗り型車両1のシートに着座する場合でも、ズボン200の突出部213に直接雨水が付着することを防止することができる。
さらに、接合部113は、被覆片114により被覆される。そのため、接合部113に雨水が付着することがほとんどない。また、本実施の形態においては、接合部113はほとんど雨水を通過させないので、接合部113を複数の被覆片で被覆する必要がない。したがって、上着100の腹部の厚みがほとんど増加しないので、上着100の腹部には撓みが発生しにくい。その結果、接合部113を通過する雨水をさらに減少させることができる。
(7)比較例
上記の本実施の形態に係るレインスーツ300の効果の理解を容易にするために、従来のレインスーツの上着を比較例として説明する。図12は、比較例における上着を示す図である。図12に示すように、比較例における上着100xは、前身頃110x、後身頃120xおよび襟160xを含む。前身頃110xは、左前身頃111xおよび右前身頃112xを含む。左前身頃111xの右縁と右前身頃112xの左縁とは、ファスナ113xにより接合される。
左前身頃111xの右縁近傍および襟160xには、上下方向に延びる帯状の被覆片114xが縫着される。ファスナ113xを挟んで対向するように、右前身頃112xの左縁近傍および襟160xには、上下方向に延びる帯状の被覆片114yが縫着される。図12においては、被覆片114x,114yは、その裏面が前方を向くように折り返された状態で図示されている。
被覆片114xの裏面には、雄面ファスナ114eが上下方向に延びるように設けられる。また、被覆片114yの表面には、雄面ファスナ114eに対応する雌面ファスナ114fが上下方向に延びるように設けられる。被覆片114yの裏面が前方を向く状態で、被覆片114の左端近傍の部分が右前方に折り返されることにより、被覆片114yに折返部114zが形成される。
ファスナ113xは、被覆片114x,114yにより被覆される。図13(a),(b)は、比較例における被覆片114x,114yによりファスナ113xを被覆する方法を示す図である。まず、図13(a)に示すように、ファスナ113xが被覆片114yの裏面により被覆される。ここで、雌面ファスナ114fおよび折返部114zが前方を向く。
次に、図13(b)に示すように、被覆片114yの表面が被覆片114xの裏面により被覆される。その後、被覆片114xの雄面ファスナ114e(図13(a))が被覆片114yの雌面ファスナ114f(図13(a))に貼り合わされる。これにより、ファスナ113xが被覆片114x,114yにより被覆される。
図14は、図13(b)の前身頃110xのA−A線断面図である。図15は、比較例における上着100xの着用者が鞍乗り型車両1に乗車した状態を示す左側面図である。図14に示すように、ファスナ113xは被覆片114x,114yにより被覆されるので、被覆片114x,114yにより前方からの雨水がファスナ113xに付着することが防止される。また、被覆片114xにより左方からの雨水がファスナ113xに付着することが防止される。さらに、被覆片114yの折返部114zにより右方からの雨水がファスナ113xに付着することが防止される。
しかしながら、図15に示すように、上着100xの着用者は鞍乗り型車両1を運転するときに前傾姿勢となるので、上着100xの腹部に撓みが発生しやすくなる。また、ファスナ113xが複数の被覆片114x,114yにより被覆されるので、上着100xの腹部の厚みが増加する。そのため、図15のB部に示すように、上着100xの腹部に撓みがより発生しやすくなる。
上着100xの撓んだ部分には、雨水が溜まる。また、被覆片114x,114yにしわが形成されることにより被覆片114x,114y間に隙間が生じる。撓んだ部分に溜まった雨水の水嵩(高さ)が被覆片114yの折返部114zの前方への突出高さL(図14)を超えた場合には、雨水は被覆片114x,114y(折返部114z)間の隙間を通ってファスナ113xまで浸入する。その結果、雨水がファスナ113xを通して上着100xの腹部から内部に浸入し、上着100xの着用者の衣服が濡れることとなる。
(8)他の実施の形態
(a)上記実施の形態に係るレインスーツ300は、第1、第2および第3の防水構造を全て備えるが、本考案はこれに限定されない。レインスーツ300は、第1および第2の防水構造のうち1つまたは2つの防水構造を備えなくてもよい。
(b)第1の防水構造に関して、上記実施の形態のように、水抜き孔144hは、着用者による上着100の着用時において、着用者が前方に腕を伸ばした状態で下方を向く位置に設けられることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。水抜き孔144hは、上着100の着用者が前方に腕を伸ばした状態で他の方向を向く位置に設けられてもよい。
(c)第1の防水構造に関して、上記実施の形態のように、袖部130と外袖口部141の縫い目142との間における外袖140の部分に水抜き孔144hが形成されることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。外袖140に水抜き孔144hが形成されなくてもよい。
(d)第1の防水構造に関して、上記実施の形態のように、内袖150は、内袖口部151の先端が外袖口部141の先端よりも突出するように設けられることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。内袖150は、内袖口部151の先端と外袖口部141の先端とが重なるように設けられてもよい。あるいは、外袖140は、外袖口部141の先端が内袖口部151の先端よりも突出するように設けられてもよい。
(e)第2の防水構造に関して、上記実施の形態のように、着用者による上着100の着用時における外襟170の前部170aの上縁は外襟170の後部170cの上縁よりも高いことが好ましいが、本考案はこれに限定されない。着用者による上着100の着用時における外襟170の前部170aの上縁は、外襟170の後部170cの上縁よりも低くてもよい。あるいは、着用者による上着100の着用時における外襟170の前部170aの上縁の高さは、外襟170の後部170cの上縁の高さと等しくてもよい。
(f)第2の防水構造に関して、上記実施の形態のように、着用者による上着100の着用時における外襟170の側部の上縁が凹状に湾曲していることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。着用者による上着100の着用時における外襟170の側部の上縁は、凸状であってもよいし、水平であってもよいし、他の形状であってもよい。
(g)第3の防水構造に関して、上記実施の形態のように、ズボン200の後部221の上縁221Uは伸縮性を有することが好ましいが、本考案はこれに限定されない。ズボン200の後部221の上縁221Uは伸縮性を有しなくてもよい。この場合、ズボン200の後部221の上縁221Uには、ベルトまたは腰紐が設けられてもよい。また、ズボン200の前部211の上端211Uの一部または全部に伸縮性が付与されてもよい。
(h)第3の防水構造に関して、上記実施の形態のように、前身頃110の下縁110Lは左右方向に水平に形成されることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。前身頃110の下縁110Lは、左右方向における中央部から外方に向かって、漸次長くなるように形成されてもよいし、漸次短くなるように形成されてもよい。あるいは、前身頃110の下縁110Lは、水平とは異なる他の形状に形成されてもよい。
(i)第3の防水構造に関して、上記実施の形態のように、左前身頃111には、防水ファスナが接合された状態で防水ファスナを被覆するように右前身頃112に接合可能な被覆片114が設けられることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。左前身頃111に被覆片114が設けられず、右前身頃112には、防水ファスナが接合された状態で防水ファスナを被覆するように左前身頃111に接合可能な被覆片114が設けられてもよい。あるいは、左前身頃111,右前身頃112のいずれにも被覆片114が設けられなくてもよい。また、雄スナップボタン114aおよび雌スナップボタン114bの代わりに、雄面ファスナおよび雌面ファスナが設けられてもよい。
(j)第3の防水構造に関して、上記実施の形態のように、接合部113は防水ファスナであることが好ましいが、本考案はこれに限定されない。接合部113は、防水構造を有しないファスナであってもよいし、スナップボタンまたはフック等の他の接合部であってもよい。
(k)上記実施の形態は、本考案を自動二輪車または自転車に適用した例であるが、これに限らず、自動三輪車または不整地走行車両(ATV;All Terrain Vehicle)等の他の鞍乗り型車両に本考案を適用してもよい。
(9)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各構成要素との対応の例について説明するが、本考案は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、前身頃110が前身頃の例であり、後身頃120が後身頃の例であり、上着100が上着の例であり、ズボン200がズボンの例であり、レインスーツ300がライディング用レインスーツの例であり、左前身頃111が左前身頃の例であり、右前身頃112が右前身頃の例である。接合部113が接合部および防水ファスナの例であり、前部211が前部の例であり、後部221が後部の例であり、突出部213が突出部の例であり、被覆片114が被覆片の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の構成要素を用いることもできる。
本考案は、自動二輪車または自転車等の鞍乗り型車両の運転時に着用される種々のライディング用レインスーツに有効に利用することができる。
100,100x 上着
110,110x,210 前身頃
110L,120L 下縁
111 左前身頃
112 右前身頃
113 接合部
113x ファスナ
114,114x,114y 被覆片
114a,171 雄スナップボタン
114b,161 雌スナップボタン
114c,114e,143a,172a,214a 雄面ファスナ
114d,114f,143b,172b,214b 雌面ファスナ
114z 折返部
115 ポケット
115h,144h 水抜き孔
120,120x,220 後身頃
130 袖部
130L,130R 袖取付部
131,142,152 縫い目
132 目貼りテープ
140 外袖
140A,150A 先端部分
141 外袖口部
143 袖口調整片
144 環状部材
150 内袖
151 内袖口部
153,223 ゴム部材
160 内襟
160A 襟取付部
160x 襟
170 外襟
170A〜170E 領域
170a,211 前部
170b 側部
170c,221 後部
200 ズボン
201 裾口部
211U 上端
212 前分岐部
213 突出部
214 裾口調整片
221U 上縁
222 後分岐部
300 レインスーツ
310 ヘルメット
311 顎紐

Claims (5)

  1. 前身頃および後身頃を有する上着と、ズボンとを含むライディング用レインスーツであって、
    前記上着の前記後身頃の下縁は前記上着の前記前身頃の下縁よりも下方に位置し、
    前記前身頃は左前身頃および右前身頃を含み、前記左前身頃と前記右前身頃とは接合部により接合可能に構成され、
    前記ズボンは着用者の下腹部を覆う前部および前記着用者の臀部を覆う後部を有し、
    前記ズボンの前記前部の上端に前記ズボンの前記後部の上縁よりも上方に突出する突出部が設けられる、ライディング用レインスーツ。
  2. 前記ズボンの前記後部の上縁は伸縮性を有する、請求項1記載のライディング用レインスーツ。
  3. 前記前身頃の下縁は左右方向に水平に形成される、請求項1または2記載のライディング用レインスーツ。
  4. 前記接合部は防水ファスナである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のライディング用レインスーツ。
  5. 前記左前身頃および前記右前身頃の一方には、前記防水ファスナが接合された状態で前記防水ファスナを被覆するように前記左前身頃および前記右前身頃の他方に接合可能な被覆片が設けられる、請求項4記載のライディング用レインスーツ。
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