JP3197519B2 - 引違いサッシ - Google Patents
引違いサッシInfo
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- JP3197519B2 JP3197519B2 JP36878997A JP36878997A JP3197519B2 JP 3197519 B2 JP3197519 B2 JP 3197519B2 JP 36878997 A JP36878997 A JP 36878997A JP 36878997 A JP36878997 A JP 36878997A JP 3197519 B2 JP3197519 B2 JP 3197519B2
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- Japan
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- sash
- frame
- guide rail
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引違いサッシに係
り、特にサッシ枠に対し「けんどん方式」で取り付けら
れる外障子と内障子とを備える引違いサッシに関する。
り、特にサッシ枠に対し「けんどん方式」で取り付けら
れる外障子と内障子とを備える引違いサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の外壁部に設けられる引違
いサッシでは、サッシ枠に外障子および内障子をスライ
ド式に開閉自在に設けたものが知られている。この種の
ものでは、外障子および内障子をサッシ枠に取り付ける
方式として、まず障子の上桟を上枠の上部ガイドレール
に呑み込ませた後、障子の下桟を下枠の下部ガイドレー
ルに呑み込ませる方式(以下、「けんどん方式」とい
う。)が採用される。
いサッシでは、サッシ枠に外障子および内障子をスライ
ド式に開閉自在に設けたものが知られている。この種の
ものでは、外障子および内障子をサッシ枠に取り付ける
方式として、まず障子の上桟を上枠の上部ガイドレール
に呑み込ませた後、障子の下桟を下枠の下部ガイドレー
ルに呑み込ませる方式(以下、「けんどん方式」とい
う。)が採用される。
【0003】ところで、この種の従来の窓サッシでは、
外障子および内障子を完全に閉めた状態で、室内側から
室外側にかかる気圧差による圧力(以下、負圧とい
う。)に十分に耐えることが一般に要求される。
外障子および内障子を完全に閉めた状態で、室内側から
室外側にかかる気圧差による圧力(以下、負圧とい
う。)に十分に耐えることが一般に要求される。
【0004】前記「けんどん方式」を採用する場合に
は、前記負圧が内外障子の召内框の上部、又は縦框の上
部に設けられる振れ止め部材と上枠に設けられる上部ガ
イドレールとの間、或いは内外障子の上桟と上部ガイド
レールとの間に加えられる。
は、前記負圧が内外障子の召内框の上部、又は縦框の上
部に設けられる振れ止め部材と上枠に設けられる上部ガ
イドレールとの間、或いは内外障子の上桟と上部ガイド
レールとの間に加えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年では、内外障子の
ガラスの厚さを厚くした窓サッシが提供されるが、この
窓サッシではガラスを厚くする分だけ障子の見込みが大
きくなり、この障子を「けんどん方式」でサッシ枠に取
り付けるとなると、サッシ枠を構成する上枠形材の寸法
が変わらない限り、前記振れ止め部材の上部ガイドレー
ル内側に位置する部分の厚さが薄くなるという問題があ
る。
ガラスの厚さを厚くした窓サッシが提供されるが、この
窓サッシではガラスを厚くする分だけ障子の見込みが大
きくなり、この障子を「けんどん方式」でサッシ枠に取
り付けるとなると、サッシ枠を構成する上枠形材の寸法
が変わらない限り、前記振れ止め部材の上部ガイドレー
ル内側に位置する部分の厚さが薄くなるという問題があ
る。
【0006】この部分の厚さが薄くなると、前記負圧が
かかった場合に当該薄い部分の強度が不足するという問
題がある。
かかった場合に当該薄い部分の強度が不足するという問
題がある。
【0007】このような問題は、特に内障子の召内框側
で顕在化する。何故ならば、内障子の縦框側では障子が
完全に閉まった状態で、サッシ枠の縦枠に内障子の縦框
が呑み込まれるので、この呑み込まれた部分で前記負圧
が受けられ、従って、縦框の上部の振れ止め部材の上部
ガイドレール内側に位置する部分には、それほど大きな
圧力が加わらないからである。
で顕在化する。何故ならば、内障子の縦框側では障子が
完全に閉まった状態で、サッシ枠の縦枠に内障子の縦框
が呑み込まれるので、この呑み込まれた部分で前記負圧
が受けられ、従って、縦框の上部の振れ止め部材の上部
ガイドレール内側に位置する部分には、それほど大きな
圧力が加わらないからである。
【0008】そこで、本発明の目的は、内障子の召内框
側で顕在化する強度不足をほぼ補うことができる引違い
サッシを提供することにある。
側で顕在化する強度不足をほぼ補うことができる引違い
サッシを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、四方枠からなるサッシ枠に四方框からなる外障子と
内障子とを上下枠のガイドレールに沿って移動可能に設
け、この内障子の召内框の上部に樹脂製の支持部材を備
え、この支持部材は、前記サッシ枠の上枠の内障子用ガ
イドレールの内側と当該上枠の室内側垂下片との間に位
置する支持部を備え、この支持部には補強材が一体モー
ルド成形されていることを特徴とするものである。
は、四方枠からなるサッシ枠に四方框からなる外障子と
内障子とを上下枠のガイドレールに沿って移動可能に設
け、この内障子の召内框の上部に樹脂製の支持部材を備
え、この支持部材は、前記サッシ枠の上枠の内障子用ガ
イドレールの内側と当該上枠の室内側垂下片との間に位
置する支持部を備え、この支持部には補強材が一体モー
ルド成形されていることを特徴とするものである。
【0010】この発明では、召内框の上部に、サッシ枠
の上枠の内障子用ガイドレールの内側と当該上枠の室内
側垂下片との間に位置する支持部を備える支持部材を設
けているので、この支持部材の強度不足は補われ、当該
内障子に加わる負圧或いは正圧等の圧力に十分耐える強
度が得られる。
の上枠の内障子用ガイドレールの内側と当該上枠の室内
側垂下片との間に位置する支持部を備える支持部材を設
けているので、この支持部材の強度不足は補われ、当該
内障子に加わる負圧或いは正圧等の圧力に十分耐える強
度が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態を詳細に説明する。
の一実施形態を詳細に説明する。
【0012】図1は窓サッシの縦断面図、図2は窓サッ
シの横断面図である。この窓サッシでは、図1及び図2
に示すように、アルミニウム製のサッシ枠1に網戸10
と外障子11と内障子13とが引違い自在に設けられて
いる。
シの横断面図である。この窓サッシでは、図1及び図2
に示すように、アルミニウム製のサッシ枠1に網戸10
と外障子11と内障子13とが引違い自在に設けられて
いる。
【0013】アルミニウム製のサッシ枠1は、図1に示
すように、上枠3と下枠5とを備え、これら上枠3と下
枠5とを、図2に示す二つの縦枠7,9で略矩形状に結
合して構成されている。各枠3,5,7,9は、建物の
室外側に配置されるアルミニウム製の外側枠部材3a,
5a,7a,9aと、建物の室内側に配置される同じく
アルミニウム製の内側枠部材3b,5b,7b,9bと
で構成され、これらの外側枠部材と内側枠部材とは断熱
性を有するブリッジ材21で結合され、このブリッジ材
21は、後述するように各枠部材にかしめつけられてい
る。
すように、上枠3と下枠5とを備え、これら上枠3と下
枠5とを、図2に示す二つの縦枠7,9で略矩形状に結
合して構成されている。各枠3,5,7,9は、建物の
室外側に配置されるアルミニウム製の外側枠部材3a,
5a,7a,9aと、建物の室内側に配置される同じく
アルミニウム製の内側枠部材3b,5b,7b,9bと
で構成され、これらの外側枠部材と内側枠部材とは断熱
性を有するブリッジ材21で結合され、このブリッジ材
21は、後述するように各枠部材にかしめつけられてい
る。
【0014】サッシ枠1には、図1に示すように、室外
側から網戸10、外障子11、内障子13の順に設けら
れる。外障子11、内障子13の構成は同じである。
側から網戸10、外障子11、内障子13の順に設けら
れる。外障子11、内障子13の構成は同じである。
【0015】以下、内障子13について説明すると、こ
の内障子13は、図1に示すように、上桟23と下桟2
5とを備え、これら上桟23と下桟25とを、図2に示
す二つの縦框27,29で略矩形状に結合した後に、障
子の内側にガラス30を嵌合して構成されている。内障
子13を構成する各桟23,25及び各框27,29の
夫々は、建物の室外側に配置されるアルミニウム製の外
側部材23a,25a,27a,29aと、建物の室内
側に配置されるアルミニウム製の内側部材23b,25
b,27b,29bとで構成され、これらの外側部材と
内側部材とは断熱性を有するブリッジ材31で結合さ
れ、このブリッジ材31は、前記サッシ枠1の各枠3,
5,7,9の場合と同様に各部材にかしめつけられてい
る。
の内障子13は、図1に示すように、上桟23と下桟2
5とを備え、これら上桟23と下桟25とを、図2に示
す二つの縦框27,29で略矩形状に結合した後に、障
子の内側にガラス30を嵌合して構成されている。内障
子13を構成する各桟23,25及び各框27,29の
夫々は、建物の室外側に配置されるアルミニウム製の外
側部材23a,25a,27a,29aと、建物の室内
側に配置されるアルミニウム製の内側部材23b,25
b,27b,29bとで構成され、これらの外側部材と
内側部材とは断熱性を有するブリッジ材31で結合さ
れ、このブリッジ材31は、前記サッシ枠1の各枠3,
5,7,9の場合と同様に各部材にかしめつけられてい
る。
【0016】内障子13の下桟25の下部には、図1に
示すように、戸車33が取り付けられ、この戸車33は
サッシ枠1の下枠5に取り付けられた下部ガイドレール
35上を走行可能に構成される。また、内障子13の上
桟23には振れ止め35が設けられ、この振れ止め35
はサッシ枠1の上枠3の上部ガイドレール(内障子用ガ
イドレール)37を呑み込み、内障子13の開閉時の振
れを防止する。
示すように、戸車33が取り付けられ、この戸車33は
サッシ枠1の下枠5に取り付けられた下部ガイドレール
35上を走行可能に構成される。また、内障子13の上
桟23には振れ止め35が設けられ、この振れ止め35
はサッシ枠1の上枠3の上部ガイドレール(内障子用ガ
イドレール)37を呑み込み、内障子13の開閉時の振
れを防止する。
【0017】外障子11及び内障子13は、図2に示す
ように、サッシ枠1の各ガイドレール35,37に案内
されて、矢印A方向にスライド式に開閉される。
ように、サッシ枠1の各ガイドレール35,37に案内
されて、矢印A方向にスライド式に開閉される。
【0018】内障子13が図中右端に移動し、この内障
子13が完全に閉じられると、内障子13の縦框29に
取り付けられた気密部材41が、サッシ枠1の縦枠9側
から突出するアルミニウム製の突出部43の側面に密着
して気密性が高められる。それと同時に、内障子13の
縦框29に取り付けられた突出部29cがサッシ枠1の
縦枠9の内側枠部材9bの形材内に呑み込まれる。符号
45は、気密性を向上させるためのラバー部材である。
子13が完全に閉じられると、内障子13の縦框29に
取り付けられた気密部材41が、サッシ枠1の縦枠9側
から突出するアルミニウム製の突出部43の側面に密着
して気密性が高められる。それと同時に、内障子13の
縦框29に取り付けられた突出部29cがサッシ枠1の
縦枠9の内側枠部材9bの形材内に呑み込まれる。符号
45は、気密性を向上させるためのラバー部材である。
【0019】さて、外障子11と内障子13とをサッシ
枠1に取り付けるにはまず夫々の上桟23を上枠の上部
ガイドレール37に呑み込ませた後、障子11,13の
下桟25を下枠の下部ガイドレール35に呑み込ませる
「けんどん方式」が採用される。一方、この窓サッシで
は、外障子11および内障子13を閉めた状態で、室内
外の気圧差による負圧(図1矢印B)又は正圧(矢印
C)更には人間の障子11,13への寄りかかり等によ
り発生する圧力に耐えることが要求される。
枠1に取り付けるにはまず夫々の上桟23を上枠の上部
ガイドレール37に呑み込ませた後、障子11,13の
下桟25を下枠の下部ガイドレール35に呑み込ませる
「けんどん方式」が採用される。一方、この窓サッシで
は、外障子11および内障子13を閉めた状態で、室内
外の気圧差による負圧(図1矢印B)又は正圧(矢印
C)更には人間の障子11,13への寄りかかり等によ
り発生する圧力に耐えることが要求される。
【0020】「けんどん方式」を採用する場合、各圧力
が内外障子11,13の縦框27(以下、縦框27を召
内框27という。)の上部又は縦框29の上部に設けら
れる振れ止め部材と上枠3に設けられる上部ガイドレー
ル37との間、或いは内外障子11,13の上桟23と
上部ガイドレール37との間に加えられる。
が内外障子11,13の縦框27(以下、縦框27を召
内框27という。)の上部又は縦框29の上部に設けら
れる振れ止め部材と上枠3に設けられる上部ガイドレー
ル37との間、或いは内外障子11,13の上桟23と
上部ガイドレール37との間に加えられる。
【0021】この実施形態では、内外障子11,13の
ガラス30の厚さが通常のものと比べて厚く形成され、
このガラス30が厚く形成された分だけ、各障子11,
13の見込みが大きくなる。この状態において、内外障
子11,13を「けんどん方式」でサッシ枠1に取り付
けるとなると、このサッシ枠1を構成する上枠3の形材
の寸法が、従来の規格通りであるとした場合、前記振れ
止め部材の上部ガイドレール37の内側に位置する部分
の厚さが薄くなるという問題がある。
ガラス30の厚さが通常のものと比べて厚く形成され、
このガラス30が厚く形成された分だけ、各障子11,
13の見込みが大きくなる。この状態において、内外障
子11,13を「けんどん方式」でサッシ枠1に取り付
けるとなると、このサッシ枠1を構成する上枠3の形材
の寸法が、従来の規格通りであるとした場合、前記振れ
止め部材の上部ガイドレール37の内側に位置する部分
の厚さが薄くなるという問題がある。
【0022】この実施形態では、図3に示すように、召
内框27の上部に、上桟23の外側部材23aに当接す
る外側部分27aを残して、当該外側部分27aの上端
よりも低い内側部分27bが形成され、この召内框27
の内側部分27bに内障子13の振れ止めとして機能す
る支持部材100が取り付けられる。
内框27の上部に、上桟23の外側部材23aに当接す
る外側部分27aを残して、当該外側部分27aの上端
よりも低い内側部分27bが形成され、この召内框27
の内側部分27bに内障子13の振れ止めとして機能す
る支持部材100が取り付けられる。
【0023】この支持部材100は、図4に示すよう
に、内側部分27bの中空部に嵌入される嵌入部101
と、上部ガイドレール(内障子用ガイドレール)37を
呑み込むための、断面が略U字状に形成された呑み込み
部103とで構成される。
に、内側部分27bの中空部に嵌入される嵌入部101
と、上部ガイドレール(内障子用ガイドレール)37を
呑み込むための、断面が略U字状に形成された呑み込み
部103とで構成される。
【0024】この呑み込み部103は召内框27の外側
部分27aに引っかけて固定される外側体105と、当
該支持部材100が召内框27の内側部分27bに取り
付けられた場合にサッシ枠1の上枠3の上部ガイドレー
ル37の内側と、当該上枠3の室内側垂下片3c(図1
参照)との間に位置する薄板状の内側体(支持部)10
7とで構成され、各体105,107の間には上部ガイ
ドレール(内障子用ガイドレール)37を呑み込む空間
109が形成される。
部分27aに引っかけて固定される外側体105と、当
該支持部材100が召内框27の内側部分27bに取り
付けられた場合にサッシ枠1の上枠3の上部ガイドレー
ル37の内側と、当該上枠3の室内側垂下片3c(図1
参照)との間に位置する薄板状の内側体(支持部)10
7とで構成され、各体105,107の間には上部ガイ
ドレール(内障子用ガイドレール)37を呑み込む空間
109が形成される。
【0025】支持部材100は全体が樹脂製であり、前
述のように支持部材100の内側体107の厚さは薄く
形成されるので、この部分を補強するため、内側体10
7の内部には嵌入部101側から延びるステンレス製の
補強材111が設けられ、この補強材111は樹脂で一
体モールド成形されている。
述のように支持部材100の内側体107の厚さは薄く
形成されるので、この部分を補強するため、内側体10
7の内部には嵌入部101側から延びるステンレス製の
補強材111が設けられ、この補強材111は樹脂で一
体モールド成形されている。
【0026】従来の構成であれば、内側体107に相当
する部分の厚さが薄くなると、前記した負圧がかかった
場合に、当該薄い部分の強度が不足し、内側体107が
外側に倒れる等の問題がある。
する部分の厚さが薄くなると、前記した負圧がかかった
場合に、当該薄い部分の強度が不足し、内側体107が
外側に倒れる等の問題がある。
【0027】この実施形態では、内側体107に高い剛
性が付加されるので、内側体107が薄くなっても強度
不足に至るおそれが解消される。
性が付加されるので、内側体107が薄くなっても強度
不足に至るおそれが解消される。
【0028】このような問題は、特に内障子13の召内
框27側で顕在化し、縦框29側では顕在化しない。内
障子13の縦框29側では内障子13が完全に閉まった
状態で、図2に示すように、サッシ枠1の縦枠9の内側
枠部材9bの形材内に内障子13の縦框29の突出部2
9cがラバー材45と共に呑み込まれ、或いは気密部材
41が突出部43に当接し、これらの部分で負圧が受け
られるので、縦框29の上部の振れ止め部材(図示せ
ず)の上部ガイドレール37の内側に位置する部分には
大きな圧力が加わらないからである。
框27側で顕在化し、縦框29側では顕在化しない。内
障子13の縦框29側では内障子13が完全に閉まった
状態で、図2に示すように、サッシ枠1の縦枠9の内側
枠部材9bの形材内に内障子13の縦框29の突出部2
9cがラバー材45と共に呑み込まれ、或いは気密部材
41が突出部43に当接し、これらの部分で負圧が受け
られるので、縦框29の上部の振れ止め部材(図示せ
ず)の上部ガイドレール37の内側に位置する部分には
大きな圧力が加わらないからである。
【0029】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでな
いことは明らかである。
したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものでな
いことは明らかである。
【0030】例えば、前記実施形態では、召内框27の
上部に、外側部分27aの上端よりも低い内側部分27
bを形成し、この低い内側部分27bに内障子13の振
れ止めとして機能する支持部材100を取り付けたが、
これに限定されず、低い内側部分27bを形成しなくて
も、支持部材100がサッシ枠の上枠の上部ガイドレー
ルの内側と当該上枠の室内側垂下片との間に位置する剛
性を有する薄板状の支持部107を備えるものであれ
ば、如何なる形態をも包含する。
上部に、外側部分27aの上端よりも低い内側部分27
bを形成し、この低い内側部分27bに内障子13の振
れ止めとして機能する支持部材100を取り付けたが、
これに限定されず、低い内側部分27bを形成しなくて
も、支持部材100がサッシ枠の上枠の上部ガイドレー
ルの内側と当該上枠の室内側垂下片との間に位置する剛
性を有する薄板状の支持部107を備えるものであれ
ば、如何なる形態をも包含する。
【0031】またアルミニウム製の外側枠部材とアルミ
ニウム製の内側枠部材とを結合するための断熱性を有す
るブリッジ材を備えるものについて説明したが、この断
熱構造を有しない窓サッシにも適用可能なことは言うま
でもない。
ニウム製の内側枠部材とを結合するための断熱性を有す
るブリッジ材を備えるものについて説明したが、この断
熱構造を有しない窓サッシにも適用可能なことは言うま
でもない。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、四方枠
からなるサッシ枠に四方框からなる外障子と内障子とを
上下枠のガイドレールに沿って移動可能に設け、この内
障子の召内框の上部に支持部材を備え、この支持部材
は、サッシ枠の上枠の内障子用ガイドレールの内側と当
該上枠の室内側垂下片との間に位置する支持部を備える
ので、この支持部材の強度不足は補われ、当該内障子に
加わる室内側から室外側にかかる気圧差による圧力に十
分耐える強度が得られる。
からなるサッシ枠に四方框からなる外障子と内障子とを
上下枠のガイドレールに沿って移動可能に設け、この内
障子の召内框の上部に支持部材を備え、この支持部材
は、サッシ枠の上枠の内障子用ガイドレールの内側と当
該上枠の室内側垂下片との間に位置する支持部を備える
ので、この支持部材の強度不足は補われ、当該内障子に
加わる室内側から室外側にかかる気圧差による圧力に十
分耐える強度が得られる。
【図1】本発明による引違いサッシの一実施形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本発明による引違いサッシの一実施形態を示す
横断面図である。
横断面図である。
【図3】召内框の上部を示す斜視図である。
【図4】支持部材を示す正面図である。
1 サッシ枠 3 上枠 3c 室内側垂下片 5 下枠 7,9 縦枠 3a,5a,7a,9a 外側枠部材 3b,5b,7b,9b 内側枠部材 10 網戸 11 外障子 13 内障子 23 上桟 25 下桟 27 召内框 27a 外側部分 27b 内側部分 29 縦框 23a,25a,27a,29a 外側部材 23b,25b,27b,29b 内側部材 31 ブリッジ材 37 上部ガイドレール(内障子用ガイドレール) 100 支持部材 101 嵌入部 103 呑み込み部 105 外側体 107 内側体(支持部) 111 補強材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/42 - 3/46 E06B 3/96 - 3/988
Claims (1)
- 【請求項1】 四方枠からなるサッシ枠に四方框からな
る外障子と内障子とを上下枠のガイドレールに沿って移
動可能に設け、この内障子の召内框の上部に樹脂製の支
持部材を備え、この支持部材は、前記サッシ枠の上枠の
内障子用ガイドレールの内側と当該上枠の室内側垂下片
との間に位置する支持部を備え、この支持部には補強材
が一体モールド成形されていることを特徴とする引違い
サッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36878997A JP3197519B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 引違いサッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36878997A JP3197519B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 引違いサッシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193673A JPH11193673A (ja) | 1999-07-21 |
JP3197519B2 true JP3197519B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18492758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36878997A Expired - Fee Related JP3197519B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 引違いサッシ |
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JP (1) | JP3197519B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7361484B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-10-16 | Jnc株式会社 | コーティング用水性組成物 |
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1997
- 1997-12-26 JP JP36878997A patent/JP3197519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7361484B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-10-16 | Jnc株式会社 | コーティング用水性組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11193673A (ja) | 1999-07-21 |
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