JP3197184U - 変形可能なクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】 互いに異なる2つの形状に変形可能なクッションを提供する。【解決手段】 互いに開口を塞ぐように繋ぎ合わされた2つの袋体(一例として、ネックピロー1の形状に形成された袋体と、四角形のクッション2の形状に形成された袋体)と、繋ぎ合わされた2つの袋体内に詰められた細粒物と、を備え、細粒物の総体積は、2つの袋体のいずれの袋体の容積よりも小さく、さらには、2つの袋体のうちの一方の袋体内へ細粒物と共に他方の袋体を収納して開口を閉じることができるように、繋ぎ合わされた2つの袋体の繋ぎ目に沿ってリバーシブルオープンファスナ3が取り付けられてなる変形可能なクッションを構成する。【選択図】 図1
Description
本考案は、詰め物として細粒物が詰められたクッションに関し、詳しくは、2つの互いに異なる形態に変形することができる変形可能なクッションに関する。
従来、家庭やオフィスで使用されるクッションとしては、椅子やソファーに座る際に使われる背当てがあり、また畳や床に座る際に使われる座当て(座布団)がある。昨今は、飛行機を利用して長時間移動する機会も多くなり、そのような長時間の移動の際に身体にかかる負担を軽減するために背当てやネックピロー(首枕、首当て)や腰当てクッションが使われている。
これらの従来品の背当て、座当て、ネックピローおよび腰当てクッションは、別々の形状に作られている。例えば、背当てや座当てであれば四角形の形状若しくは円形の形状に形作られ、ネックピローであれば首当て面が馬蹄形の形状に形作られ、腰当てクッションであれば矩形若しくは楕円形の形状に形作られている。
専ら1つの用途のためにつくられた従来のクッションは汎用性に乏しく、例えば、四角形若しくは円形の形状のクッションとしての用途と、首の横振れを抑制できるネックピローとしての用途との両方の用途に使用することができなかった。
2つの互いに異なる形状(例えば、ネックピローの形状と四角いクッションの形状)に変形させることができるクッションを提供することを目的とする。
本考案の変形可能なクッションは、互いに開口を塞ぐように開口が繋ぎ合わされた2つの袋体と、繋ぎ合わされた2つの袋体内に詰められた複数の細粒物と、を備え、細粒物の総体積は、2つの袋体のいずれの袋体の容積よりも小さく、さらには、2つの袋体のうちの一方の袋体内へ細粒物と共に他方の袋体を収納して開口を閉じることができるように、繋ぎ合わされた2つの袋体の繋ぎ目に沿ってリバーシブルオープンファスナ(特許文献2参照)が設けられていることを特徴とする。
一実施例においては、詰め物として袋体内に詰められている複数の細粒物は、複数のビーズからなることを特徴とする。
一実施例においては、2つの袋体のうちの少なくとも一方の袋体がネックピローの形状に形成されていることを特徴とする。
他の実施例においては、本考案の変形可能なクッションは、耳栓またはイヤホンを収納しているパケット(収納ポケット)を具備している場合がある。
さらに他の実施例においては、本考案の変形可能なクッションにアイマスクまたはサングラスが取り付けられており、使用者は、該変形可能なクッションからアイマスクまたはサングラスを取り外して着用することができる。
本考案の変形可能なクッションは、2つの互いに異なる形状のうちのいずれかの形状に変形することにより、2種類の用途に使用することができる。一例においては、一方の袋体がネックピロー形の形状に形成され、他方の袋体が四角形の形状に形成され、これら2つの袋体の開口どうしが繋ぎ合わされていて、袋体内に流動可能な細粒物が詰められている。この例においては、四角形の袋体内に詰められていた細粒物をネックピロー形の袋体内へ移動させてから四角形の袋体もネックピロー形の袋体内に収納すると、ネックピローとして使用することができる。また、ネックピロー形の袋体内に詰められていた細粒物を四角形の袋体内へ移動させてからネックピロー形の袋体も四角形の袋体内に収納すると、椅子やソファーに座るときの背当て(背もたれクッション)として使用することができる。
上記の例の変形可能なクッションは、用途に応じて、首を支えるネックピローと、背当てとのいずれかに変形させて使用することができるという利点がある。
添付の図面を参照しつつ、本考案の変形可能なクッションについて説明する。
図1は、変形可能なクッションの一例を示す平面図である。図1に示される一実施例においては、一方の袋体がネックピロー1の形状に形成され、他方の袋体が四角形のクッション2の形状に形成され、これら2つの袋体の開口どうしが繋ぎ合わされている。加えて、繋ぎ合わされた袋体内に、一方の袋体から他方の袋体内へ流動し得る多数の細粒物が詰められている。さらには、繋ぎ合わされた2つの袋体の繋ぎ目に沿って、リバーシブルオープンファスナ3が設けられている。
袋体内で流動性を有しかつ緩衝材として機能し得る詰め物の例としては、発泡ポリスチレンからなるビーズ、ソフトパイプ、そば殻、および籾殻などがあるが、これらに限定されない。発砲ポリスチレン以外の素材からなるビーズが詰め物として用いられる場合もある。
図2に示される一実施例においては、一方の袋体がネックピロー1の形状に形成され、他方の袋体が円形のクッション4の形状に形成されており、これら2つの袋体の繋ぎ目に沿って、リバーシブルオープンファスナ3が設けられている。
図3に示される一実施例においては、一方の袋体がネックピロー1の形状に形成され、他方の袋体が円筒形の形状に形成されており、これら2つの袋体の繋ぎ目に沿ってリバーシブルオープンファスナ3が設けられている。円筒形の形状の袋体には左右両側の端面5aを貫くように貫通孔5bが形成されており(図8参照)、使用者は、貫通孔5b内に手や腕を差し入れることで、うつ伏せ用ピロー5として使用することができる。なお、円筒形の形状の代わりに、角筒形(角柱の筒形)に形成されている場合もあり、その場合には、角部に丸みがあるとよい。
図4(a)は、リバーシブルオープンファスナ3の一部を拡大して示している。リバーシブルオープンファスナ3は、テープ3aに取り付けられたエレメント3bと、エレメント3bに沿って移動するスライダ3cと、引手3dとから構成され、表側と裏側のいずれの側からも引手3dを掴んでスライダ3cを滑らせることで、エレメント3bの噛合や噛合解除を行うことができるファスナである。
図4(b)は、リバーシブルオープンファスナ3のエレメント3bの側面の断面図であり、リバーシブルオープンファスナ3が、該ファスナ3のスライダ3cの表側と裏側のそれぞれに引手3dを備えていることを示している。2つの袋体のうちの一方の袋体内へ細粒物と共に他方の袋体を収納して変形させる際には、先にファスナ3の開口を通して一方の袋体内へ細粒物を移動させてから、続いて他方の袋体も収納すればよい。この際、リバーシブルオープンファスナ3の表側と裏側とが反転するが、リバーシブルオープンファスナ3は、エレメント3bのいずれの面が表側のときにもスライダ3cを滑らせて開閉操作することができる。
図5〜図7は、変形可能なクッションを構成する2つの袋体のうちの一方の袋体内に、他方の袋体が細粒物と共に収容されているときの形態を示している。なお、図5〜図7において、(a)図は平面図であり、(b)図は側面図である。
図5は、ネックピロー1内に四角形の形状のクッション2(図1参照)が収容されている状態を示している。
図6は、四角形の形状のクッション2内にネックピロー1(図1参照)が収容されている状態を示している。
図7は、円形の形状のクッション4内にネックピロー1(図2参照)が収容されている状態を示している。
図8は、円筒形の形状のクッション(うつ伏せ用ピロー5)内にネックピロー(図3参照)が収容されている状態を示している。図8(a)に示される一実施例においては、円筒形の形状のクッション5の左右両側の端面5aを貫くように貫通孔5bが形成されており、この貫通孔5b内へ手や腕を差し入れてうつ伏せ用ピロー5として使用することができる。図8(b)においては、貫通孔5bが閉じた状態になっている。図8(c)は、円筒形の形状のクッション5がうつ伏せ用ピローとして使用されているときの貫通孔5bの状態を示し、貫通孔5bに使用者の手や腕が通されて拡開された状態になっている。貫通孔5bの周壁材としては、伸縮性の高いポリエステルやポリウレタンなどの素材を用いるとよい。
図9および図10は、本考案の変形可能なクッションが付属品を備えていることを示す平面図である。
図9に示される一実施例においては、ネックピロー1に設けられているフック6に、付属品としてパケット(収納ポケット)7が係着されている。このパケット7内に耳栓が納められている場合、ネックピロー1の使用者は、安眠したいときなどにパケット7から耳栓を取り出して着用するとよい。或いは、パケット7内にイヤホンが納められている場合、ネックピロー1の使用者は、寝ながら音楽を聴きたいときにパケット7からイヤホンを取り出して着用することができる。
図10に示される一実施例においては、ネックピロー1に設けられているフック6に、付属品としてアイマスク8が係着されている。この実施例においては、ネックピロー1の使用者は、フック6からアイマスク8を取り外して着用することにより安眠することができる。
1…ネックピロー
2…四角形の形状のクッション
3…リバーシブルオープンファスナ
3a…テープ
3b…(リバーシブルオープンファスナ3の)エレメント
3c…(リバーシブルオープンファスナ3の)スライダ
3d…(リバーシブルオープンファスナ3の)引手
4…円形の形状のクッション
5…うつ伏せ用ピロー
5a…端面
5b…貫通孔
6…フック
7…パケット(収納ポケット)
8…アイマスク
2…四角形の形状のクッション
3…リバーシブルオープンファスナ
3a…テープ
3b…(リバーシブルオープンファスナ3の)エレメント
3c…(リバーシブルオープンファスナ3の)スライダ
3d…(リバーシブルオープンファスナ3の)引手
4…円形の形状のクッション
5…うつ伏せ用ピロー
5a…端面
5b…貫通孔
6…フック
7…パケット(収納ポケット)
8…アイマスク
Claims (3)
- 互いに開口を塞ぐように該開口が繋ぎ合わされた2つの袋体と、
上記繋ぎ合わされた2つの袋体内に詰められた複数の細粒物と、
を備え、
上記細粒物の総体積は、上記2つの袋体のいずれの袋体の容積よりも小さく、さらには、
上記2つの袋体のうちの一方の袋体内へ上記細粒物と共に他方の袋体を収納して開口を閉じることができるように、上記繋ぎ合わされた2つの袋体の繋ぎ目に沿ってリバーシブルオープンファスナが設けられていることを特徴とする、変形可能なクッション。 - 上記複数の細粒物が複数のビーズからなることを特徴とする、請求項1に記載の変形可能なクッション。
- 上記2つの袋体のうちの少なくとも一方の袋体がネックピローの形状に形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の変形可能なクッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000641U JP3197184U (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | 変形可能なクッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000641U JP3197184U (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | 変形可能なクッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3197184U true JP3197184U (ja) | 2015-04-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2015
- 2015-02-12 JP JP2015000641U patent/JP3197184U/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
""BR−762 ラビン2wayピロー"", ONLINE, JPNX017000001, 15 March 2017 (2017-03-15), 株式会社ブレイン, * |
株式会社ブレイン, "BR−762 ラビン 2WAY ピロー", JPNX018000017, 16 January 2015 (2015-01-16), [online], * |
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