JP3124603U - 座椅子クッション - Google Patents

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和子 大東
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大東寝具工業株式会社
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Abstract

【課題】腰を下ろすだけで着座者の体型・姿勢に合わせて自然に背もたれが形成される座椅子クッションを提供する。
【解決手段】本考案に係る座椅子クッション10は、非伸縮性の素材から成り、長さ60〜120cm、直径30〜60cmの筒状体の両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられて成る袋体11と、その袋体11内に、その容積の50〜80%封入された、多数の径1〜3mmの発泡樹脂ビーズ12を有することを特徴とする。このような構成とすることで、着座の際に、袋体11内の発泡樹脂ビーズ12が着座者の体型・姿勢に合わせて流動し、体重により押圧されて固くなって自然に背もたれが形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、フローリングの床等に座る際に用いるクッションに関する。
フローリングや畳敷きの室内において床面に座る場合、硬い床面の座り心地をよくするために、従来から、木綿わたやポリエステル綿、羽毛などが封入された座布団やクッション等が用いられている。そうした従来のクッション等は、厚みをもたせてはあるものの、平面的な形状のものが多く、座りながら後ろにもたれかかろうとしても、クッション自体は背もたれをもたないため、背もたれのある座椅子に置いて使用したり、室内の壁や家具等にもたれかかるなどしなければならなかった。
そうした不便を解消するため、背もたれの機能をもつクッションが種々考案されている。特許文献1には、伸縮性生地からなる外袋に発泡樹脂粒子を充填したクッション体が開示されている。荷重している身体部位をクッションの体底面に底打ちすることなく包み込むように支持するとの記載がある。しかし、ここに開示されたクッションは、伸縮性があるとはいえ外袋に発泡樹脂粒子が充満される程度に充填されており、着座者の体重によっては背もたれが充分に形成されないことが考えられる。また、伸縮性のある袋に流動性のある粒体の組み合わせを考えると、よほど大型のものでない限りは着座時の安定性も充分とは思われない。
特開2005-198856号公報
本考案が解決しようとする課題は、腰を下ろすだけで着座者の体型や姿勢に合わせて自然に背もたれが形成される座椅子クッションを提供することである。
上記課題を解決するために成された本考案に係る座椅子クッションは、非伸縮性の素材から成り、長さ60〜120cm、直径30〜60cmの筒状体の両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられて成る袋体と、その袋体内に、その容積の50〜80%封入された、多数の径1〜3mmの発泡樹脂ビーズを有することを特徴とする。
本考案に係る座椅子クッションは、上記のように両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられているため、自然な状態では略四面体状となる。
この四面体状の座椅子クッションを床等に置き、その上に突出する頂点を背にして使用者が腰を下ろすと、袋体内の発泡樹脂ビーズが流動して使用者の体型になじみ、下部では臀部が少し沈んで包まれるような座面が形成され、頂点部分では自然に背もたれが形成される。このとき、発泡樹脂ビーズが袋体内に上記のような適当量封入されていること、及び、袋体自体に伸縮性がないことにより、使用者が着座したときにその体重により押圧され、袋体が前記のような形状で固くなる。このため、使用者はクッション性を有する座椅子のような快適な使用感を得ることができる。
袋体は、筒状体の両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられた形状を有する。このようにして得られる略四面体の形状のために、本考案に係る座椅子クッションは、その一面に着座することにより背後につねに背もたれが形成される。通常の体格の人が座椅子として使用するには、その筒状体の長さは60〜120cm、直径は30〜60cm程度とするのが望ましい。なお、筒状体の直径を30〜60cmとすると、その両端の直線状に封じた部分の長さは約47〜94cmとなる。
袋体は、非伸縮性の素材を用いて作製する。伸縮性がないことから、封入した発泡樹脂ビーズの流動が制限され、クッションの形状をかっちりと安定させることができる。非伸縮性の素材であれば、使用する生地の種類は限定されないため、室内空間とのコーディネート等を考慮して種々の生地を用いて作製することができるが、肌触りや感触のよさ等を考慮すると、布製の生地が好ましい。
発泡樹脂ビーズは、粒径1〜3mmのものを用いるのが望ましい。最も望ましいのは2mm程度である。それより小さいサイズのものを用いると、容積あたりの発泡樹脂ビーズの量が増えて全体の密度が上がり、重量が重くなるとともに、着座時の袋体内での流動性も低下する。また、コストも上がる。一方、それより大きいものを用いると発泡樹脂ビーズの収縮による劣化が早く、座り心地も低下する。上記サイズは、発泡樹脂ビーズ間に適度な摩擦をもたせ、着座時に形状を固定するためにも好ましい。
封入する発泡樹脂ビーズの量は、着座者の体型や姿勢に合わせて適切に袋体を変形させるため、袋体の容積の50〜80%程度にすることが望ましい。
袋体に二重の開閉口を設けることにより、封入された発泡樹脂ビーズが誤って外に出るのを防ぐことができる。
以下、図面を用いて、本考案にかかる座椅子クッション10の実施例を説明する。
図1は、本考案にかかる座椅子クッション10の斜視図である(ただし、発泡樹脂ビーズ12は、その一部を内部透視により示したものである)。袋体11は、コットンつむぎ生地から成り、長さ約85cm、直径約40cmの筒状体の両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられている。袋体11には、発泡樹脂ビーズ12(株式会社カネカ製ビーズ発泡ポリスチレン樹脂 径約2mm)が、袋体11の容積の約50%封入されている。袋体11の一方の端には、発泡樹脂ビーズ12を袋体11内に入れるための、共にファスナーを有する二重開閉口13と、持ち運び用の布製の把手14が設けられている。全体の軽さは約1kgである。
図2に本実施例の使用手順を示す。まず、把手14を上にして床面に置く(a)。次に、その把手14を背にして腰をおろす(b)。その際、袋体11内の発泡樹脂ビーズ12が着座者の体型・姿勢に合わせて流動し、自然に背もたれが形成されるため、そのまま体重をかけて後ろにもたれることができる(c)。
本実施例の座椅子クッション10を用いれば、腰をおろすだけでクッションに自然に背もたれが形成され、クッション性を有する座椅子のような快適な使用感を得ることができる。また、把手を有するデザインと全体の軽さから、持ち運びも容易である。
本考案にかかる座椅子クッションの一実施例を示す斜視図 本考案にかかる座椅子クッションの一実施例の使用手順を示す図
符号の説明
10…座椅子クッション
11…袋体
12…発泡樹脂ビーズ
13…二重開閉口
14…把手

Claims (4)

  1. a)非伸縮性の素材から成り、長さ60〜120cm、直径30〜60cmの筒状体の両端が互いに略直角をなすように略直線状に封じられて成る袋体と、
    b)該袋体内に、その容積の50〜80%封入された、多数の径1〜3mmの発泡樹脂ビーズ
    を有する座椅子クッション。
  2. 前記発泡樹脂ビーズが、径2mmのビーズ発泡ポリスチレン樹脂である請求項1に記載の座椅子クッション。
  3. 前記袋体が布製である請求項1又は2に記載の座椅子クッション。
  4. 前記袋体の少なくとも一方の端に、前記発泡樹脂ビーズを該袋体内に入れるための二重開閉口が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の座椅子クッション。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200447052Y1 (ko) * 2009-04-09 2009-12-21 (주)인터피플 개폐식 머리받침이 구비된 빈백 소파

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