JP3086195U - 敷布団 - Google Patents
敷布団Info
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- JP3086195U JP3086195U JP2001007621U JP2001007621U JP3086195U JP 3086195 U JP3086195 U JP 3086195U JP 2001007621 U JP2001007621 U JP 2001007621U JP 2001007621 U JP2001007621 U JP 2001007621U JP 3086195 U JP3086195 U JP 3086195U
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- JP
- Japan
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- cushion
- mattress
- filled
- cartridge
- small
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人を包みながら支え、かつ通気性、保温性の
よい敷布団を提供する。 【解決手段】 内部にフェザー5が充填された敷布団カ
バー4の上側区画にクッションカートリッジ2、3が一
列に並べるように収納区画41、41、43に収納され
る。各クッションカートリッジには、発泡ビーズと小径
パイプの備長炭が充填されている。クッションカートリ
ッジで構成されるクッション層を上にしても、下にして
も、使用可能である。使用の際、体重のかかった部位の
発泡ビーズが移動するので、体を包むように支え、宇宙
空間を漂うような寝心地が得られる。小径パイプの備長
炭は、脱臭、湿度調整および遠赤外線効果を発揮し、寝
心地を一層向上させる。
よい敷布団を提供する。 【解決手段】 内部にフェザー5が充填された敷布団カ
バー4の上側区画にクッションカートリッジ2、3が一
列に並べるように収納区画41、41、43に収納され
る。各クッションカートリッジには、発泡ビーズと小径
パイプの備長炭が充填されている。クッションカートリ
ッジで構成されるクッション層を上にしても、下にして
も、使用可能である。使用の際、体重のかかった部位の
発泡ビーズが移動するので、体を包むように支え、宇宙
空間を漂うような寝心地が得られる。小径パイプの備長
炭は、脱臭、湿度調整および遠赤外線効果を発揮し、寝
心地を一層向上させる。
Description
【0001】
本考案は、安眠できる敷布団の構造に関するものである。
【0002】
敷布団としては、綿や羊毛または羽毛を充填材料としたものが公知である。綿 または羊毛の敷布団は、価格が安いが、体重がかかったときの変形量が小さいた め、体重を分散して均一に支えることができず、安眠状態を長時間保つことがで きない。他方、羽毛の敷布団は、ふっくらとして、体を包むように支え、浮遊感 があって、寝心地のよいものとされている。また、通気性、保温性もよく、季節 を問わずに使用することができる。
【0003】 しかし、羽毛敷布団は、体重がかかったときの沈み込みが大きいため、羽毛を 大量に充填しないと、底打ち感を与え不快となる。これを克服するために、通常 、クッション材が併用される。例えば特開平08−187141号公報では、表 と裏の両面に、羽毛層を設け、その間に軟質ポリウレタンフォームからなる芯材 を介在させた構成のものが開示されている。
【0004】
しかしながら、このような構成では、一枚の板のような芯材がクッション層を 構成しているので、羽毛がもっている通気性を損なってしまう。 また、このクッション層も、変形するので、羽毛と相俟って、体重が大きくか かるとこと少ないとことでは、反力が異なり、体を均一に支えることできない問 題がある。
【0005】
本考案は、上記従来の問題に鑑み、羽毛の有する特性を維持し底打ち感を与え ず、安眠できる敷布団を提供することを目的としている。 そのため、本考案は、敷布団カバーを上下二つに区画し,そのベース区画にフ ェザーが充填され、敷布団カバーの上側区画には、当該敷布団カバーを横切るよ うにさらに複数に区画された収納区画を形成し、発泡ビーズを充填したクッショ ンカートリッジを、各収納区画にそれぞれ収納できるようにし、この収納区画全 体をファスナなどで開閉可能とした。
【0006】 敷布団カバーの脚部に位置する収納区画のクッションカートリッジは、他の区 画のカートリッジよりも小さくしておくと体重の分布上望ましい。 また、クッションカートリッジには、小径パイプの備長炭が充填し、フェザー 、発泡ビーズ、小径パイプの備長炭の重量比を20:40:3となるようにして ある。
【0007】
発泡ビーズとフェザーとの相互作用で、体にフィットしかつ体重を均一に支え 、また浮遊感のある寝心地が得られる。そして姿勢を変えても、発泡ビーズはそ の動きに応じて移動し、体にフィットした状態を維持するから、浮遊感のある寝 心地を、寝姿にかかわらず得ることができる。 また、発泡ビーズ間の隙間により、フェザーの通気性と保温効果も維持できる 。発泡ビーズの充填されたクッションカートリッジは、収納区画から出すことが でき、布団カバーおよび羽毛それぞれを洗濯することができるので、清潔に保つ ことができる。
【0008】 クッションカートリッジのうち、敷布団カバーの一方の端部にあるものを他の ものより、小さくすることにより、向きを変えれば、柔らかさを選択して頭部を 支えることができる。 また、クッションカートリッジに発泡ビーズのほかに、小径パイプの備長炭を 充填すると、遠赤外線効果と脱臭効果も得られ、そして、湿度を50%前後で維 持できるから、一層、寝心地が向上する。 さらに、フェザー、発泡ビーズ、小径パイプ備長炭の重量比を、20:40: 3に設定すれば、それぞれが最大な効果を発揮することができる。
【0009】
図1、図2は、敷布団を示す斜視図およびその一部の断面図である。 敷布団カバー1を上下二段の区画とし、その上側の区画に、クッションカート リッジ2、3が布団カバー4を横切るように並べて配置できるようにさらに収納 区画41、42、43が形成されている。各収納区画の開口部には、ファスナ8 が設けられ、収納区画を開閉できるようにしている。敷布団カバー4は、2枚の 布地を周辺部で縫い合わせて構成された袋であり、その下側のベース区画には2 kgのフェザー5が充填されている。
【0010】 各クッションカートリッジ2、3は、図2に示すように、袋の内部に発泡ビー ズ6と小径パイプの備長炭7が充填され、各収納区画41、42、43に収納し 得るように収納区画より小さく構成されている。 クッションカートリッジは、敷布団カバー4の上側でクッション層を構成する 。
【0011】 小径パイプの備長炭は、湿度が50%を超えると、水分を吸着し、それ以下に なると吐き出すから、敷布団の湿度を約50%に保つことができる。また、長期 使用しても形が崩れないで、湿度の調整効果を長期に亘って維持できる。 発泡ビーズは、小径パイプの備長端6より少し大きい球体で、転がりやすい外 形をしている。発泡ビーズは約4kg、小径パイプは約300gで、各収納袋の 体積に応じて、それぞれが収納袋に配置される。
【0012】 ファスナ8を開ければ、クッションカートリッジ2,3を敷布団カバーから取 り外すことができる。装着するときには、図3のように、まず、ファスナ8を全 開にし、各収納区画41、42、43に対応するクッションカートリッジ2、3 をそれぞれ入れ、この際、中の発泡ビーズや小径パイプの備長炭を動かして良く いき渡るようにし、最後に、ファスナ8を閉めれば装着が完了する。
【0013】 このように、クッションカートリッジの取り外しと装着ができるから、収納お よび洗濯が容易になる。 使用に際して、図4に示すように、クッションカートリッジ2、3を有するク ッション層を上にして使用する。この場合、例えば使用者10の身長に合わせて 、それぞれのクッションカートリッジ2、3を盛り上げて、頭部、尻、足などの 重い部位を支える状態にして使用することができる。足部の収納区画に他より小 さいクッションカートリッジ3を装着することで、体重による均一性をそこなわ ずに使用できる。また、裏返して、クッション層を下にし、フェザーを有する層 を上にして使用することもできる。
【0014】 いずれの場合も、体重がかかった部位の発泡ビーズと小径パイプの備長炭が移 動し、使用者の体を包むように、使用者を支える。 また敷布団カバーの向きを変えることで、両端に大きさの異なるクッションカ ートリッジを使用してあるので、頭部を支える枕部の高さあるいは柔らかさを調 整することもできる。 また、図5に示すように、区画されたクッションカートリッジ2折り、起立し たクッションを壁にもたせかければ、クッションとしても使用できる。
【0015】
本考案は、敷布団カバーの上側にクッションカートリッジからなるクッション 層を形成するので、大量の羽毛を利用しなくても、使用者に底打ち感を与えるこ となく、かつ安価な敷布団を構成することができる。 また、体重がかかった部位の発泡ビーズが移動し、体を包むように支えるので 、姿勢を問わず、安眠できる効果が得られ、長時間同じ姿勢で寝ても疲れない。
【0016】 さらに、発泡ビーズと羽毛の相乗効果で、羽毛の有する浮遊感が一層強くなり 、今までにない無重力の空間に漂うような寝心地が得られる。 また、クッションカートリッジは、発泡ビーズと小径パイプの備長炭で構成さ れるので、羽毛の通気性と保温性が損なわれない。 さらに、備長炭の脱臭、湿度調整および遠赤外線効果で、一層寝心地を向上さ せることになる。
【図1】 敷布団を示す斜視図である。
【図2】 クッションカートリッジの構成を示す断面図
である。
である。
【図3】 クッションカートリッジの装着を示す説明図
である。
である。
【図4】 敷布団として使用する場合の説明図である。
【図5】 クッションとして使用する場合の説明図であ
る。
る。
1 敷布団 2,3 クッションカートリッジ 4 敷布団カバー 5 フェザー 6 発泡ビーズ 7 小径パイプの備長炭 8 ファスナ 41,42,43 収納区画 10 使用者
Claims (4)
- 【請求項1】 敷布団カバーを上下二つの区画に分け、
下側のベース区画にはフェザーが充填され、上側の区画
が該敷布団カバーを横切るようにさらに複数の収納区画
に分けられており、各収納区画に発泡ビーズを充填した
クッションカートリッジが収納され、この上側区画が開
閉可能となっている敷布団。 - 【請求項2】 敷布団カバーの一方の端部にある収納区
画が、他の収納区画よりも小さくなっていることを特徴
とする請求項1に記載の敷布団。 - 【請求項3】 前記クッションカートリッジには、小径
パイプの備長炭が充填されていることを特徴とする請求
項1または2に記載の敷布団。 - 【請求項4】 前記フェザー、発泡ビーズ、小径パイプ
の備長炭の重量比は、20:40:3であることを特徴
とする請求項1、2または3に記載の敷布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007621U JP3086195U (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 敷布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007621U JP3086195U (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 敷布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086195U true JP3086195U (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=43237608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007621U Expired - Fee Related JP3086195U (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 敷布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086195U (ja) |
-
2001
- 2001-11-21 JP JP2001007621U patent/JP3086195U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |