JP3196965B2 - レンズ手動絞り装置 - Google Patents

レンズ手動絞り装置

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JP3196965B2
JP3196965B2 JP00286892A JP286892A JP3196965B2 JP 3196965 B2 JP3196965 B2 JP 3196965B2 JP 00286892 A JP00286892 A JP 00286892A JP 286892 A JP286892 A JP 286892A JP 3196965 B2 JP3196965 B2 JP 3196965B2
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aperture
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隈 宏 信 武
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラ用のレン
ズに使用するレンズ手動絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビカメラの小型化に伴い、レ
ンズも小型化されている。
【0003】以下、図面を用いて従来のレンズ手動絞り
装置について説明する。図3は従来のレンズ手動絞り装
置の断面図、図4はその分解斜視図である。図3および
図4において、21は鏡筒であり、内周面にねじ22を
有する小径の前端部23と大径の本体部24とからな
る。前端部23の周面の一部には円周方向に長く形成さ
れた長穴25を有している。また、前端部23と本体部
24との境界部内周面には突状部26を有し、その前面
所定位置に穴27を有している。28は絞り羽根で、図
5に示すボス29を有する羽根部材28aを複数枚円形
状に組み合わせたものであり、鏡筒21の前端部23内
に配置されて一方の側のボス29が突状部26の穴27
に嵌合されている。30は風車であり、一方の面に十字
形に形成された溝31を有し、また周面の一部に突起3
2を有しており、鏡筒21の前端部23内に配置されて
その溝31に絞り羽根28の他方の側のボス29が嵌合
されるとともに、周面の突起32が前端部23の長穴2
5から外側に挿通されている。33は絞りリングであ
り、内側面に軸方向に向けて形成された溝34を有し、
鏡筒21の前端部23外周面上に回転可能に嵌め込ま
れ、その内周面の溝34に長穴25から挿通された風車
30の突起32が嵌合されている。35はレンズ36を
保持する前群枠であり、後端側にねじ37を有し、鏡筒
前端部23内に挿入されてそのねじ37を前端部23内
周面のねじ22に螺合することにより取り付けられてい
る。この前群枠35が鏡筒21に取り付けられることに
より、絞り羽根28、風車30、絞りリング33の軸方
向の動きを規制する。
【0004】次に上記従来例の動作について図3を参照
しながら説明する。図3において、絞りリング33を回
転させると、絞りリング33内周面の溝34に嵌合され
た突起32が長穴25の範囲内で移動することにより、
風車30が回転する。この風車30の回転により、絞り
羽根28は鏡筒21の突状部26の穴27に嵌合された
ボス29を回転中心として回転して開閉する。
【0005】このように、上記従来のレンズ手動絞り装
置でも、絞りリング33を回転させることにより絞り羽
根28を開閉することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレンズ手動絞り装置では、鏡筒前端部内に絞り羽根
および風車が配置され、その直上外周面に絞りリングが
嵌め込まれて周面の長穴から挿通された風車の突起に連
結されているため、絞り羽根および風車の外側が鏡筒と
絞りリングの2重構造になって、レンズの小型化に対応
することができないという問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、レンズが小型化可能な構造を備えた優れた
レンズ手動絞り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、周方向長穴を有して前群枠に固定さ
れる鏡筒と、前記鏡筒内に配置されて周縁部に軸方向に
延び延出部を有する風車と、前記鏡筒内において前記
風車と前群枠に係合して前記風車の回転により開閉する
絞り羽根と、前記鏡筒の外周面に回転可能に嵌め込ま
れ、前記鏡筒の長穴に位置し前記風車の延出部固定
された絞りリングとを備え、前記絞りリングと前記風車
の延出部のみが重なるように、前記絞りリングと前記風
車の延出部とを配置し、前記絞り羽根及び前記風車の外
側を一重構造としたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、絞りリングを風
車の軸方向に延びた延出部に連結するので、鏡筒外周面
の絞りリングを鏡筒内における絞り羽根および風車の位
置から軸方向にずれた位置に配置することができ、した
がって、絞り羽根および風車の外側を鏡筒だけの一重構
造とすることができる。
【0010】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例の構成を
示すものである。図1および図2において、1は鏡筒で
あり、大径の前端部1aと、この前端部1aよりも小径
の中間部1bと、この中間部1bよりも小径の後端部1
cとからなる。前端部1aの内周面にはねじ2が形成さ
れている。中間部1bの周面には長穴3が円周方向に長
く形成されている。後端部1cの外周面にはねじ4が形
成されている。5は風車であり、一方の面に溝6が十字
形に形成されており、他方の面の周縁部に軸方向に向け
て延出する延出部7が設けられている。延出部7にはね
じ穴8が設けられている。この風車5は延出部7側から
鏡筒前端部1a内に嵌め込まれて、延出部7が中間部1
bの長穴3に位置合わせされている。9は従来と同様な
絞り羽根であり、10はボスであり、鏡筒前端部1a内
に嵌め込まれて一方の側のボス10が風車5の溝6に嵌
合されている。11はレンズ12を保持する前群枠であ
り、後端部側が小径に形成されてその外周面にねじ13
が形成されている。また、後端部の端面の所定位置に穴
14が設けられている。この前群枠11はその後端部側
のねじ13が鏡筒1の前端部1a内周面のねじ2に螺合
することにより取り付けられて、後端面の穴14に絞り
羽根9のボス10が嵌合されている。15は絞りリング
であり、周面の一部にねじ挿通穴16を有し、鏡筒1の
中間部1b上に嵌め込まれて、ねじ挿通穴16に挿通さ
れたスクリュー17が鏡筒中間部1bの長穴3を通じて
風車5の延出部7のねじ穴8に締結されている。18は
マウントであり、その内周面にねじ19を有し、鏡筒後
端部1c周面のねじ4に螺合することにより連結されて
いる。このマウント18を取り付けたことにより、鏡筒
中間部1b上に嵌め込まれた絞りリング15の前後方向
の動きを規制する。
【0011】次に、上記実施例の動作について図1を参
照しながら説明する。図1において、絞りリング15を
回転させると、鏡筒中間部1bの長穴3の範囲内で絞り
リング15に固定された風車5の延出部7が回転するこ
とにより、風車5が回転する。この風車5の回転によ
り、絞り羽根9は前群枠11の穴14に嵌合されたボス
10を回転中心として回転して開閉する。
【0012】このように、上記実施例によれば、風車5
の周縁部に軸方向に向けて延出する延出部7を設け、こ
の風車5を絞り羽根9とともに鏡筒前端部1a内に配置
し、鏡筒1の外周面に嵌め込まれる絞りリング15を鏡
筒中間部1bの周面に設けた長穴3を通じて風車5の延
出部7にスクリュー17で連結したので、鏡筒1周面に
おける絞りリング15の位置を鏡筒1内の絞り羽根9お
よび風車5の位置から後方にずらして、絞り羽根9およ
び風車5の外側を鏡筒1だけの一重構造とすることがで
き、これによりレンズの直径を小さくすることができ
る。
【0013】なお、上記実施例では、絞りリング15を
風車5の延出部7にスクリュー17で固定するようにし
たが、両者を係止手段を用いて連結するようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、鏡筒内に配置する風車の周縁部に軸方向に向けて延
出する延出部を有し、鏡筒の外周面に嵌め込まれる絞り
リングを鏡筒周面に設けた長穴を介して風車の延出部に
連結したので、鏡筒外周面の絞りリングを鏡筒内におけ
る絞り羽根および風車の位置から軸方向にずらした位置
に配置することができ、したがって、絞り羽根および風
車の外側を鏡筒だけの一重構造とし、レンズの小型化に
対応する構造を実現することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレンズ手動絞り装置
の断面図
【図2】同レンズ手動絞り装置の分解斜視図
【図3】従来のレンズ手動絞り装置の断面図
【図4】同レンズ手動絞り装置の分解斜視図
【図5】同レンズ手動絞り装置の絞り羽根を構成する羽
根部材の斜視図
【符号の説明】
1 鏡筒 1a 前端部 1b 中間部 1c 後端部 2 ねじ 3 長穴 4 ねじ 5 風車 6 溝 7 延出部 8 ねじ穴 9 絞り羽根 10 ボス 11 前群枠 12 レンズ 13 ねじ 14 穴 15 絞りリング 16 ねじ挿通穴 17 スクリュー 18 マウント 19 ねじ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向長穴を有して前群枠に固定さ
    れる鏡筒と、前記鏡筒内に配置されて周縁部に軸方向に
    延び延出部を有する風車と、前記鏡筒内において前記
    風車と前群枠に係合して前記風車の回転により開閉する
    絞り羽根と、前記鏡筒の外周面に回転可能に嵌め込ま
    れ、前記鏡筒の長穴に位置し前記風車の延出部固定
    された絞りリングとを備え、前記絞りリングと前記風車
    の延出部のみが重なるように、前記絞りリングと前記風
    車の延出部とを配置し、前記絞り羽根及び前記風車の外
    側を一重構造としたことを特徴とするレンズ絞り装置。
JP00286892A 1992-01-10 1992-01-10 レンズ手動絞り装置 Expired - Fee Related JP3196965B2 (ja)

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