JP3019500B2 - カメラレンズの絞り装置 - Google Patents

カメラレンズの絞り装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラレンズの絞り装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラレンズに使用される絞りの一形式
においては、絞り羽根が絞り開口部の光軸を中心として
複数個配置され開口部の周囲を覆うことにより開口部を
通過する光量を制限するようになっていて、絞り羽根を
枢動回転させることにより光量を変更するようになって
いる。そして絞り羽根の内縁部が協動して形成した形状
は一般には真円に近いことが望ましい。特にポートレー
ト撮影においては主被写体の周辺のボケ味のよさが重要
であり、絞りの開口部が真円又は真円に近くないとボケ
味の良い写真が得られない。
【0003】従来の絞り装置の一例は、図10に示すよ
うに、絞り羽根(10)の絞り開口形成に寄与する内縁
部の中、開放絞り状態において絞り開口を形成する根元
内縁部(10a)を、前記開放絞り状態における開口を
真円とする半径R0の円周に同じ半径R0の円弧にした
ものであった。そして中間絞り状態において前記絞り開
口を形成する絞り羽根(10)の先端内縁部(10b)
を、回転軸側の根元内縁部(10a)の接線に沿った直
線としたものであった。
【0004】また、特開平2−1562332号公報に
示されたものは、図11に示すように、中間絞り状態〜
最小絞り状態に至るまでの先端内縁部(10b)の直線
を細分割し、各々の絞り開口に最も関与する部分をその
絞り開口に沿う円弧とし、及び前記円弧の接線に沿った
直線にしたものであった。
【0005】しかしながら、従来技術の前者について述
べると、開放絞り状態においては、各絞り羽根(10)
の根元内縁部(10a)が絞り開口と同一円周上に位置
することから前記絞り開口が真円になるが、絞り込むに
従い前記真円は崩れてくる。開放絞り状態から絞り値で
1 段絞り込むまでの間は、絞り開口形状は円弧状の根元
内縁部(10a)を1辺とするややふくらみのある多角
形に近い形状となる。更に絞り込むと、根元内縁部(1
0a)の接線である絞り羽根(10)の先端内縁部(1
0b)を1辺とする多角形となる。従来技術の後者につ
いて述べると、開放絞り状態においては、各絞り羽根
(10)の根元内縁部(10a)が絞り開口と同一円周
上に位置することから前記絞り開口が真円形になるが、
絞り込むに従い前記真円形は崩れてくる。1段以上絞り
込んだ時には先端部が複数の直線または円弧で形成され
ているので、従来技術の前者と比較して絞り開口形状が
真円形により近くなっている。しかし、1段以上絞り込
んだときも開口部を円形に近付けるために次第に小さく
なった開口の半径に合わせ先端内縁部(10b)が著し
く凹形状になっているため、僅かに絞られた開放に近い
ところから1 段絞り込むまでの間では、逆に後者の絞り
羽根の方が鋭い多角形形状となっていた。
【0006】ポートレート撮影のようなボケ味を生かし
た撮影をするとき、撮影者のイメージ通りのボケを得る
為に、開放に近い絞り状態で撮影することが多い。従来
例は前後者共に、僅かに絞った状態で既に絞り開口はは
っきりした多角形状となり、バックのボケに前記絞り開
口の多角形形状がくっきりと写ったり、バックのボケ全
体が多角形像の影響で角張った感じのものとなり、撮影
者のイメージ通りの美しいボケ味を得ることができない
と言う問題があった。また、夕景・夜景撮影を目的とし
て設計された大口径レンズによる夜景撮影においても、
露出の関係上開放絞りに近い状態で撮影することが多
い。その結果、僅かに絞た状態で絞り開口はくっきりし
た多角形となり、ライト等点光源が多角形形状に写った
り、全体が多角形像の影響で角張った感じのものとな
り、やはり撮影者のイメージ通りの写真を得ることがで
きないと言う問題があった。又絞り開口を真円形にちか
づけるため絞り羽根の枚数を増すことは、各絞り羽根を
重ね合わせる機構上、作動時における前記絞り羽根同士
の摺接に起因した前記絞り羽根の損傷や摩耗が発生し易
いと言う問題が生じるので実行困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き従
来の問題点に鑑みてなされたもので、絞り開放から小絞
りまでの全範囲で円形に近い絞り形状を持ち、特に絞り
開放から絞り値で1段絞り込むまでの間を円形に極めて
近い絞り形状を持つ絞り装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、協動して絞り
開口を形成する複数の絞り羽根と、該複数の絞り羽根を
枢支し、かつ回動させて該絞り開口の半径を変化させる
絞り羽根環とを有するカメラレンズの絞り装置におい
て、該絞り羽根環の絞り開口の形成に関与する内縁部は
開放状態における絞り開口の半径に等しい半径を有する
円に形成され、該絞り羽根の絞り開口の形成に関与する
内縁部は該絞り羽根の回動の回転軸に近い根元内縁部、
遠い先端内縁部、及び両者の中間にある中間内縁部の3
部分から構成され、該根元内縁部は開放状態よりわずか
に絞り込んだ一の絞り状態における当該絞り開口の半径
を有する円弧、該先端内縁部は前記絞り込み状態より絞
り込んだ状態の一の絞り状態において正多角形の一部と
なるように設定された複数の直線、及び該中間内縁部は
該根元内縁部と該先端内縁部とを結ぶ平滑な線を以てそ
れぞれ形成され、該絞り開口が、開放状態において該絞
り羽根環の内縁部のみにより、開放状態よりわずかに絞
られた状態において主として該根元内縁部により、及び
前記絞り込み状態より絞られた状態において主として該
先端内縁部により形成されることを特徴とするカメラレ
ンズの絞り装置を構成した。これにより各絞り段階にお
いて円又は極めて円に近い開口が得られる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について図1〜図9、図1
2〜図14により説明する。図1は本発明による一実施
例の羽根の平面図、図2はその部分図、図3〜図5は本
発明の絞り羽根を用いた絞り装置の作動状態図、図6〜
図9は本発明の絞り羽根を用いた絞り装置と従来の絞り
羽根を用いた絞り装置の絞り開口部の拡大比較図、図1
2は本発明の絞り羽根を用いた絞り装置を有するレンズ
鏡筒の光軸方向断面図、図13は本発明の絞り装置の絞
り羽根と従来の絞り絞り装置の羽根との開口部の拡大比
較図、図14は絞り開口の概念図である。先ず本実施例
を装備するレンズ鏡筒について図12により説明する。
図12はレンズ鏡筒の光軸垂直方向の断面図である。こ
のレンズ鏡筒はレンズ群(L1,L2)を保持するレン
ズ保持筒(12)と、前記レンズ保持筒(12)を内包
し、かつ前記レンズ保持筒(12)にヘリコイドネジに
よって係合している距離調節操作環(11)、更に前記
距離調節操作環(11)を内包し前記距離調節操作環
(11)にヘリコイドネジによって係合し、不図示のカ
メラボディへ装着するバヨネットマウント部を有する固
定鏡筒(10)よりなる。前記レンズ保持筒(12)は
前記固定鏡筒(10)に対し、直進キ−(13)によっ
て直進は可能だが回転は不可となっている。前記距離調
節操作環(11)を外部より回動することにより、前記
レンズ群(L1,L2)は前記固定鏡筒(10)に対し
光軸O−O方向に直進移動させられ、距離調節が可能に
なっている。前記固定鏡筒(10)のカメラ側の外周部
には、絞り環(4)が所定角度だけ回転自在に設けられ
ている。
【0010】次に本実施例のカメラレンズの絞り装置の
構成について説明する。薄板である絞り羽根(1)は前
記絞り羽根(1)を回転させるためのカム溝を有する絞
り羽根操作環(3)と、絞り羽根の回転中心のピン
(8)を保持する固定環(2)にはさまれて設けられ、
絞り羽根操作環(3)と固定環(2)とが絞り羽根環を
形成している。前記絞り環(4)を外部より絞り設定の
ために回転させると、前記絞り環(4)のカム部(4
a)と、レバー(5)に一体的に設けられたピン(7)
とにより前記レバー(5)はピン(6)を中心として回
転する。前記レバー(5)の(5a)部と、前記絞り羽
根操作環(3)の(3a)部とが係合しているので、前
記レバー(5)の回転により前記絞り羽根操作環(3)
は、光軸O−O回りに回転し、それにより前記絞り羽根
(1)が駆動し、所定絞り径まで絞り込まれることにな
る。一方、前記レバー(5)の(5b)部は、カメラボ
ディの絞り制御レバ−(不図示)と係合していて、たと
えばカメラ側の制御によって電子的に決定された量だ
け、カメラボディの絞り制御レバー(不図示)から力を
受けて動かされ、それにより前記ピン(6)を中心とし
て駆動し、前述のように所定絞り径に設定されることに
なる。本実施例の絞り装置の機構に関する構成は、公知
の技術であり詳述は省略する。
【0011】次に、本実施例の絞り装置に用いられてい
る絞り羽根の形状について図1により説明する。図1は
本実施例による絞り装置の絞り羽根の1枚を示した平面
図である。絞り羽根は全部同一形状である。図1におい
て、Oは光軸、O′は絞り羽根(1)の回転中心、ピン
(8)及びピン(9)は、前記絞り羽根(1)に一体的
に設けられたピンである。前記ピン(8)及びピン
(9)はそれぞれ固定環(2)、前記絞り羽根操作環
(3)に嵌合しており、前記ピン(9)がカム溝に沿っ
て移動するに伴い、前記絞り羽根(1)は前記ピン
(8)を中心として駆動可能な構成になっている。
【0012】絞り羽根(1)の絞り開口を形成する部
分、すなわち内縁部分は、大きく3つの部分に分けられ
る。根元内縁部(1a)は、開放口径の半径r0より約
1/3 段絞り込んだ状態の絞り口径の半径r1の円弧から
なり(r0>r1)、先端内縁部(1b)は、拡大して
図2に示すように3本の直線により形成されている。前
記3本の直線は根元側より長さがそれぞれl1 、l2 、
l3 であり、根元に近い直線から先端にいくにつれて徐
々に長さが長くなるように構成されている。l1<l2
<l3 。又隣り合う直線l1 とl2 、l2とl3 のなす
角度をθ1 及びθ2 とすると、θ1 及びθ2 の大きさ
は、絞り羽根の枚数をNとすると、{180×(3N−
2)}/3Nに近い角度になっている。ある絞り状態に
おいては、図14aに示すように、正3N角形の内角
は、θ=180−360/3Nであり、これより{18
0×(3N−2)}/3Nが求められる。これは絞り開
口形状を決定する内縁部の部分が、絞り込んでいくにつ
れて根元内縁部(1a)から先端内縁部(1b)に変化
していくので、それぞれの絞り込み段数時に正3N角形
に近い均整のとれた形状とするために、それぞれの長
さ、角度を決定している。さらに根元内縁部(1a)と
先端内縁部(1b)は中間内縁部(1c)によって、な
めらかに接続されている。絞り羽根(1)の根元内縁部
(1a)の根元側には、絞り開口には寄与しない円弧部
(1d)が形成されており、根元内縁部(1a)と円弧
部(1d)の接続部は、光軸と前記ピン(8)を結んだ
線より羽根先端側に形成されている。 また絞り羽根
(1)の先端内縁部(1b)の先端側には、絞り開口に
は寄与しない円弧部(1e)が形成されている。因みに
図14bに示すように、1本の直線よりなる正N角形の
内角は、θ′=180−360/Nであり正3N角形の
方がより円形に近くなっている。
【0013】次に、羽根の動作について述べる。図3〜
図5は、図1に示した絞り羽根を光軸回りに9枚配置し
て、図3aでは開放絞り状態、以下絞りを少しずつ絞り
込んだ状態を示したものである。開放絞り状態では、絞
り開口は前記絞り羽根操作環を形成する前記固定環
(2)または前記絞り羽根操作環(3)の何れか小さい
方の内側開口部によって決定され、その半径r0の真円
形になる。この時各々の絞り羽根は前記円弧部が開放開
口より外側に位置するようになっている。開放絞り状態
から徐々に絞り込んでいくと、前記絞り羽根(1)の根
元内縁部(1a)が絞り開口に関与してくる(図3
b)。この状態では絞り開口は、前記固定環(2)また
は前記絞り羽根操作環(3)の内側開口部と、前記絞り
羽根(1)の根元内縁部(1a)及び中間内縁部(1
c)によって構成され、根元内縁部(1a)が最も大き
く寄与していて極めて円形に近い開口形状が形成されて
いる。特開平2−156332号公報記載の従来技術に
よる従来の絞り羽根を(以下同じ)、同一角度絞り込ん
だ時の開口形状と比較すると図6に明らかなように、多
少ながら従来の羽根の開口形状と比較して円形に近い開
口形状が形成されていることがわかる。
【0014】図3bの状態よりさらに絞りこむと(図4
a)、絞り開口は前記絞り羽根(1)の根元内縁部(1
a)と中間内縁部(1c)及び先端内縁部(1b)によ
って構成され、円形に近い開口形状が形成される。従来
の絞り羽根を、同一角度絞り込んだ時の開口形状と比較
すると(図7)、円形に近い開口形状が形成されている
ことが、よくわかる。図4aの状態よりさらに絞りこむ
と(図4b)、絞り開口は前記絞り羽根(1)の中間内
縁部(1c)及び先端内縁部(1b)によって構成さ
れ、円形に近い開口形状が形成される。従来の絞り羽根
を、同一角度絞り込んだ時の開口形状と比較すると(図
8)、円形に近い開口形状が形成されていることが分か
る。図4bの状態よりさらに絞られて開放から数段絞り
込んだ状態では(図5)、絞り開口は前記絞り羽根
(1)の先端内縁部(1b)によって構成され、円形に
近い開口形状が形成される。本実施例においてはこの状
態において先端内縁部(1b)によって正27角形に近
い形状(絞り羽根9枚×直線3本)となるように各直線
l1 、l2 、l3 及び各角度θ1 、θ2 が設計されてい
る。従来の絞り羽根を、同一角度絞り込んだ時の開口形
状と比較すると図9に示すように、円形に近い開口形状
が形成されていることがわかる。
【0015】次に本実施例の絞り羽根と従来の絞り羽根
との差異について図13により更に説明する。図13は
本実施例の絞り羽根と従来の絞り羽根を重ねた図であ
る。図13において明らかなように根元内縁部において
本実施例の絞り羽根の曲率半径r1 の方が従来の絞り羽
根の曲率半径rより小さく、それにより中間内縁部の直
線の角度が図中において傾斜が大きく立っていることに
ある。これにより開放から1段の間で絞り込んだ時に、
僅少な絞り込みのときには、固定環(2)または絞り羽
根操作環(3)の内縁部が開口形状に寄与して絞り開口
を円形に近くし、さらに絞り込んだ時には、根元内縁部
(1a)の曲率半径r1 が開口形状の曲率半径相当値に
近くなっており、また中間内縁部(1c)の直線の角度
が立っているので、本実施例の絞り羽根の方が開放から
の羽根回転角が大きくなり、先端内縁部(1b)の凹部
が、より光軸に近く位置するので絞り形状を円形に近く
することができるのである。
【0016】なお絞り羽根の数、先端内縁部(1b)の
直線数は本実施例のものに限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明では、絞り羽根操作環及び固定環
の開口部分によって、開放絞り状態の絞り開口を真円形
に、又絞り羽根における根元内縁部を、前記開放絞り状
態の絞り開口の半径よりもわずかに絞り込んだー状態の
半径に設定することにより、前記絞り込み状態において
は、絞り開口が真円に近似する形に構成された。また、
絞り羽根の先端内縁部を複数の線と円弧により構成する
ことにより、前記開放絞り状態より絞り込んだ範囲の絞
り状態においては、絞り開口が真円に近似する多角形に
構成された。また絞り羽根の前記根元内縁部分の半径
を、前記開放絞り状態の絞り開口半径よりも小さく形成
し、かつ前記根元内縁部分から根元側になめらかに続く
円弧部が、開放開口に接するように構成されているの
で、絞り羽根の軽量化が計れ、これによって絞り羽根の
慣性モーメントも小さくできるので、絞り込みタイムを
速く出来るという効果もある。さらに現状の絞り羽根装
置においても、絞り羽根の形状を変更するだけで、簡単
に本考案の絞り装置に変更する事ができ、絞り羽根自体
も、プレス等により精度の良いものが簡単に出来るの
で、製造コストも大変安く、円形絞りを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の羽根の平面図である。
【図2】本発明による一実施例の羽根の部分平面図であ
る。
【図3】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置の作動状態
図である。
【図4】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置の作動状態
図である。
【図5】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置の作動状態
図である。
【図6】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置と従来の絞
り羽根を用いた絞り装置の絞り開口部の拡大比較図であ
る。
【図7】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置と従来の絞
り羽根を用いた絞り装置の絞り開口部の拡大比較図であ
る。
【図8】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置と従来の絞
り羽根を用いた絞り装置の絞り開口部の拡大比較図であ
る。
【図9】本発明の絞り羽根を用いた絞り装置と従来の絞
り羽根を用いた絞り装置の絞り開口部の拡大比較図であ
る。
【図10】従来の絞り羽根形状の正面図である。
【図11】従来の絞り羽根形状の正面図である。
【図12】図11の絞り羽根を用いた絞り装置の作動状
態図である。
【図13】本発明の絞り装置の絞り羽根と従来の絞り絞
り装置の羽根との開口部の拡大比較図を示したものであ
る。
【図14】本発明の絞り羽根と絞り開口の概念の説明図
である。
【符号の説明】 1……絞り羽根、1a…根元内縁部、1b…先端内縁
部、1c…中間内縁部、1d…円弧部、1e…円弧部、
O′……回転中心、2……固定環、3……絞り羽根操作
環、4……絞り環、5……レバー、10……固定鏡筒、
11……距離調節操作環、 12……レンズ保持筒、L
1,L2……レンズ群、O……光軸、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 9/00 - 9/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 協動して絞り開口を形成する複数の絞り
    羽根と、該複数の絞り羽根を枢支し、かつ回動させて該
    絞り開口の半径を変化させる絞り羽根環とを有するカメ
    ラレンズの絞り装置において、 該絞り羽根環の絞り開口の形成に関与する内縁部は開放
    状態における絞り開口の半径に等しい半径を有する円に
    形成され、 該絞り羽根の絞り開口の形成に関与する内縁部は該絞り
    羽根の回動の回転軸に近い根元内縁部、遠い先端内縁
    部、及び両者の中間にある中間内縁部の3部分から構成
    され、該根元内縁部は開放状態よりわずかに絞り込んだ
    一の絞り状態における当該絞り開口の半径を有する円
    弧、該先端内縁部は、前記絞り込み状態より絞り込んだ
    状態の一の絞り状態において絞り開口が疑似真円形の一
    部となるように設定された複数の線、及び該中間内縁部
    は該根元内縁部と該先端内縁部とを結ぶ平滑な線を以て
    それぞれ形成されており、 該絞り開口が、開放状態において該絞り羽根環の内縁部
    のみにより、開放状態よりわずかに絞られた状態におい
    て主として該根元内縁部により、及び前記絞り込み状態
    より絞られた状態において主として該先端内縁部により
    形成されることを特徴とするカメラレンズの絞り装置。
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