JP7024834B2 - 絞りユニット、レンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents
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Description
絞りの開口形状は、円形に近いほうが好ましい。羽根の枚数を多くすることで、開口を円形に近くすることができるが、主絞りの羽根の枚数を多くすると絞り込んだときに羽根の重なりが多くなり、動作性が悪くなる。
レンズ鏡筒は、上記絞りユニットを備える。
カメラは、上記絞りユニットを備える。
図1は実施形態の絞り機構30を含む、カメラ1の概略図である。
図示するように、カメラ1は、カメラ本体10と、カメラ本体10に着脱可能なレンズ鏡筒20を備える。なお、本実施形態においては、レンズ鏡筒20はカメラ本体10に着脱可能であるが、これに限定されず、レンズ鏡筒20とカメラ本体10とが一体であっても良い。
レンズ鏡筒20は、ズームレンズを含む撮影光学系21と、本実施形態に係る絞り機構30とを備える。撮影光学系21及び絞り機構30は、焦点距離に応じて光軸OA方向に移動する。
絞り機構30は、主として光量調節を担う主絞り31と、主絞り31とは別に設けられた、ズーミングやフォーカシングに応じて開放絞り径を補正するために設けられた副絞り32とを有する。
絞り機構30は、更に、ベース部材33と、主絞り用カム板34と、押さえ板35と、絞りアクチュエータ36と、羽根保持板37と、副絞り用カム板38と、保持板回転部材39と、バネ部材41とを備える。
主絞り31は、7枚の羽根31aの組み合わせにより開口を形成し、開放以外の絞り径を決定する。主絞り31の各羽根31aの光軸OA方向被写体側及びカメラ本体10側には、それぞれ、突起31b,31cが設けられている。
主絞り用カム板34には、各羽根31aのカメラボディ側の突起31cが挿入されて移動する主絞り用カム34aが設けられている。
絞りアクチュエータ36は、主絞り用カム板34を回転させることにより、羽根31aを駆動して、主絞り31の開口を開閉させるための駆動源である。絞りアクチュエータ36は、先端に設けられた歯車36aと主絞り用カム板34に設けられた歯車34dとがかみ合っている。また、絞りアクチュエータ36は押さえ板35にねじ40で固定されている。
副絞り用カム板38には、副絞り用カム38aが設けられている。
主絞り31の突起31b用の孔37aは内径側に設けられ、副絞り32の突起32c用の孔37bは孔37aよりも外径側に設けられ、それぞれ円周に沿って均等に配置されている。
バネ部材41は、羽根保持板37を保持板回転部材39のカム面39aにあてつけるためのものである。バネ部材41の付勢により、例えば焦点距離の変更により絞り機構30が光軸OAに沿って移動した際に、カム面39aの傾斜によって羽根保持板37を回転させることができ、副絞り32によって形成される開放絞り径を焦点距離に応じて適切な径にすることができる。
また、図7(a)は図6(a)の部分拡大図であり、図7(b)は図6(b)の部分拡大図である。図中点線は、羽根31aによって形成される開口の内接円Lである。図中、距離dは、内接円Lと、羽根32aによって形成される開口の縁部Rとの間の最大離間距離である。
図示するように、図7(a)に示すような本実施形態の9枚の羽根で形成される場合の最大離間距離d1と、図7(b)に示すような比較形態の7枚の羽根で形成される場合の最大離間距離d2とを比較すると、d1<d2である。
すなわち、本実施形態のように羽根32aが9枚の場合は、羽根7枚の場合よりも羽根32aによって形成される開口が円形に近くなる。
このように副絞りの羽根の枚数を多くしても、副絞りは開放絞り径を規定するものであるため、主絞りのように開口が小さくなることはなく、羽根の枚数を多くしても主絞りほど動作性に影響を与える可能性は少ない。
以上、本実施形態によれば、副絞り側が作成する開放絞り形状が円径に近い絞りユニット、レンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態では、副絞り32の羽根32aが9枚である例について説明したが、これに限らず、例えば、11枚であってもよい。主絞りが例えば5枚である場合、副絞りは7枚であってもよい。
また、本実施形態では副絞り羽根32aの駆動をアクチュエータ36で行い、羽根31aの駆動を保持板回転部材39で行うこととしたが、主絞り羽根及び副絞り羽根の駆動はアクチュエータ又は保持板回転部材のどちらにも限定されない。
また、保持板回転部材39は羽根保持板37を回転させることとしたが、副絞り用カム板38を回転させることとしてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (9)
- 被写体からの光を結像させるレンズを有するレンズ鏡筒に配置される絞りユニットであって、
前記被写体からの光を通過させる第1開口を形成し、絞り値に基づいて前記第1開口の大きさを変更する複数の第1羽根と、
前記被写体からの光を通過させる第2開口を形成し、焦点距離に応じた開放絞り値に基づいて前記第2開口の大きさを変更する複数の第2羽根と、
前記複数の第2羽根が有する突部と係合する複数の溝を有する第1開口部材と、
前記第1羽根と係合し、前記レンズの光軸周りに回転可能で、前記複数の第1羽根が有する突部と係合する複数の溝を有する第3開口部材と、
前記第3開口部材を回転させる駆動部と、を備え、
前記複数の第2羽根は、前記複数の第1羽根より前記被写体側に配置され、前記第3開口部材の複数の溝は前記第1開口部材の複数の溝よりも長い絞りユニット。 - 前記第1開口部材は、前記複数の第2羽根より前記被写体側に配置される請求項1に記載の絞りユニット。
- 前記複数の第1羽根及び前記複数の第2羽根と係合する第2開口部材を備える、請求項1または2に記載の絞りユニット。
- 前記第2開口部材は、前記第2開口部材と前記複数の第1羽根が係合する第1係合部と、前記第2開口部材と前記複数の第2羽根が係合する第2係合部と、を備え、
前記第1係合部が第1の径に沿って複数配置され、前記第2係合部が前記第1の径と異なる第2の径に沿って複数配置される請求項3に記載の絞りユニット。 - 前記第2の径が、前記第1の径より大きい請求項4に記載の絞りユニット。
- 前記第2開口部材は、前記複数の第1羽根と前記複数の第2羽根との間に配置される、請求項3から5の何れか1項に記載の絞りユニット。
- 前記複数の第2羽根は、前記第1開口よりも大きな前記第2開口を形成可能である請求項1から6までの何れか1項に記載の絞りユニット。
- 請求項1から7の何れか1項に記載の絞りユニットを備えるレンズ鏡筒。
- 請求項1から7の何れか1項に記載の絞りユニットを備えるカメラ。
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