JP3196538B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3196538B2
JP3196538B2 JP29817994A JP29817994A JP3196538B2 JP 3196538 B2 JP3196538 B2 JP 3196538B2 JP 29817994 A JP29817994 A JP 29817994A JP 29817994 A JP29817994 A JP 29817994A JP 3196538 B2 JP3196538 B2 JP 3196538B2
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高橋  宏
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日産自動車株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速制御
装置、特に複数の変速パターンの変更制御を伴う変速制
御の改良に関するもので、例えば下り坂で自動的にエン
ジンブレーキが作用するようにシフトダウンするための
制御を行う場合等に適用して好適な変速制御を可能なら
しめた変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、各種摩擦要素(クラッチ
やブレーキ等)の選択的締結により対応変速段を選択
し、摩擦要素の締結/解放切り換えにより他の変速段
(ギヤ位置)への変速(アップシフト変速、ダウンシフ
ト変速)を行う。変速制御を行う際には、変速制御装置
は、車速、アクセル開度等を基にその時の運転状態に最
適な変速段を求め、最適変速段が選択されるよう変速制
御を行うのが一般的である。
【0003】また、複数の変速パターンの変更使用がで
きるようにした自動変速機の変速制御方法は、特開昭5
9−50261号公報(文献1)によって知られてい
る。このものでは、アクセル開度の変化と車速の変化の
関係から、道路の走行抵抗を予測し、これに基づいて、
変速パターンを変化させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動変速機の変速制御法では、変速のパター
ンが走行抵抗などの物理的状況のみ関係した情報によっ
てのみ決定される構成となっているため、運転状況、運
転環境など場合によっては、ドライバーの期待にそぐわ
ない場合も発生する。例えば、下り坂においての自動的
なエンジンブレーキ作用発生のためのシフトダウン制御
の場面を考えるとする。この場合、道路が下り坂である
ことを走行抵抗などから検出したからといって、すぐに
シフトダウンするとドライバーにとっては早すぎるシフ
トダウンであったりなどし、違和感を与える。
【0005】本発明は、自動変速機の変速制御用の変速
パターンを複数有してそれらの変更が可能で、斯く変更
されたものを適用して変速制御を行う場合に、ドライバ
ーが変速を期待するパラメータを考慮し変速パターンの
切り替えを行わせ、もって上述のような違和感はこれを
軽減することのできる自動変速機の変速制御装置を提供
しようというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により、下記の自
動変速機の変速制御装置が提供される。即ち、複数の変
速パターンを有するとともに、変速パターン選択手段を
有し、該選択手段により適用する変速パターンを選択
し、斯く選択される変速パターンを用いて変速段の変速
がなされる自動変速機の変速制御装置において、車速を
検出する車速検出手段と、ドライバーの減速意図を検出
する減速意図検出手段と、選択されているギア比を検出
するギア比検出手段と、前記車速検出手段と減速意図検
出手段とギア比検出手段との出力に基づき、減速意図が
検出されたときに、前記車速検出手段の検出出力に基づ
いて得られる車速値を、そのとき選択されているギア比
に対応付けてデータとして記憶し、その記憶データの更
新をしていくことにより学習を実行する機能を有する車
速情報記憶手段と、前記変速パターンの選択による変速
パターンの変更に際し、該車速情報記憶手段による記憶
データを基に、前記ギア比検出手段により検出されてい
るギア比に対応して記憶されている車速値に相当する車
速で車両が走行していることを検出した場合に、その検
出結果に応じて、前記変速パターン選択手段により選択
されている変速パターンへの切り替えを実行させる変速
パターン切り替え手段とを備えることを特徴とする自動
変速機の変速制御装置である。
【0007】また、上記において、車両前方の障害物を
検出する手段を更に有し、該手段により障害物が検出さ
れた場合は、前記車速情報記憶手段における車速値の記
憶を行わないようにした、ことを特徴とする自動変速機
の変速制御装置、及び前記車速検出手段により検出され
る車速が所定値以下の低車速時には、前記車速情報記憶
手段における車速値の記憶を行わないようにした、こと
を特徴とする自動変速機の変速制御装置である。また、
前記変速パターン選択手段は、車速検出手段とドライバ
ーが操作するアクセル開度を検出するアクセル開度検出
手段の検出車速及び検出アクセル開度を変速パターン変
更制御用パラメータとし、それら検出情報に応じて、シ
フトアップ及びシフトダウンの変速制御用の複数の変速
パターンのうちから、選択する変速パターンを決定する
手段であり、前記減速意図検出手段は、ドライバーがブ
レーキを動作させたことを検出する検出手段、ドライバ
ーが変速レバーを動作させたことを検出する検出手段、
アクセル開度検出手段より得られる検出情報のいずれか
一または二以上の組合せからドライバーの減速意図を検
出する手段であり、前記車速情報記憶手段は、車速検出
手段の検出情報を用いて記憶する平均車速を得、その平
均車速をギア比毎の今回記憶車速値とするとともに、更
新時には、過去に記憶した平均車速とそのとき車速検出
手段より検出される検出車速値とから新しい記憶するべ
き値を設定する手段を含む、ことを特徴とする自動変速
機の変速制御装置である。
【0008】
【作用】本発明においては、複数の変速パターンを有す
るとともに、変速パターン選択手段を有し、該選択手段
により適用する変速パターンを選択し、斯く選択される
変速パターンを用いて変速段の変速がなされる自動変速
機の変速制御装置において、その車速検出手段、減速意
図検出手段、ギア比検出手段、車速情報記憶手段、及び
変速パターン切り替え手段のそれぞれを有して、車速情
報記憶手段が、車速を検出する車速検出手段とドライバ
ーの減速意図を検出する減速意図検出手段と選択されて
いるギア比を検出するギア比検出手段との出力に基づ
き、減速意図が検出されたときに、車速検出手段の検出
出力に基づいて得られる車速値を、そのとき選択されて
いるギア比に対応付けてデータとして記憶し、その記憶
データの更新をしていくことにより学習を実行する一
方、変速パターン切り替え手段は、変速パターンの選択
による変速パターンの変更に際し、該車速情報記憶手段
による記憶データを基に、ギア比検出手段により検出さ
れているギア比に対応して記憶されている車速値に相当
する車速で車両が走行していることを検出した場合に、
その検出結果に応じて、変速パターン選択手段により選
択されている変速パターンへの切り替えを実行させる。
よって、走行抵抗などのみによらず、ドライバーが変速
を期待するパラメータを考慮することによって変速パタ
ーンの変更制御を伴う場合でも適切な自動変速機の変速
制御を行わしめる。選択されているギア比において過去
の学習で記憶された車速で走行していることをも検出し
て、変速パターンの切り替えはなされ、変速パターンを
切り替える時期を車速データを基に適切に決定すること
ができ、変速パターン切り替えによるドライバーへの違
和感を最小限にすることを可能ならしめ、特に、下り坂
で自動的にエンジンブレーキが作用するようにシフトダ
ウンするための制御を行う場合に適用して好適である。
【0009】また、車両前方の障害物を検出する手段を
更に有し、障害物が検出された場合は、車速情報記憶手
段における車速値の記憶を行わないようにすると、同様
に上記のことを実現することを可能ならしめるととも
に、この場合は、車速データとして、過去の外乱のない
状態での記憶データのものを使用できて、変速パターン
を切り替える時期を過去の外乱のない場合の車速データ
を基に決定する構成とでき、これによって、より一層変
速パターン切り替えによるドライバーへの違和感の軽減
を図ることができる。また、車速検出手段により検出さ
れる車速が所定値以下の低車速時には、車速情報記憶手
段における車速値の記憶を行わないようにすると、同様
に上記のことを実現することを可能ならしめるととも
に、この場合も、過去の外乱のない状態での記憶データ
のものを使用できる。低車速で走行している、または、
そうせざるを得ないというのは、例えば前方に障害物が
あるような場合が多く、これら特異的な外乱によりブレ
ーキを踏む可能性が多いことから、これを踏まえて、そ
のような場合には学習は禁止しようとするものであり、
従って、かかる手法によっても、変速パターンを切り替
える時期を過去の外乱のない場合の車速データを基に決
定する構成とでき、これによって、より一層変速パター
ン切り替えによるドライバーへの違和感の軽減を図るこ
とができ、かつまた、この場合は、車速検出手段の利用
によって、これの実現を簡易に可能ならしめる。
【0010】また、変速パターン選択手段、減速意図検
出手段、及び車速情報記憶手段として、変速パターン選
択手段が、車速検出手段とドライバーが操作するアクセ
ル開度を検出するアクセル開度検出手段の検出車速及び
検出アクセル開度を変速パターン変更制御用パラメータ
とし、それら検出情報に応じて、シフトアップ及びシフ
トダウンの変速制御用の複数の変速パターンのうちか
ら、選択する変速パターンを決定する手段であり、減速
意図検出手段が、ドライバーがブレーキを動作させたこ
とを検出する検出手段、ドライバーが変速レバーを動作
させたことを検出する検出手段、アクセル開度検出手段
より得られる検出情報のいずれか一または二以上の組合
せからドライバーの減速意図を検出する手段であり、車
速情報記憶手段が、車速検出手段の検出情報を用いて記
憶する平均車速を得、その平均車速をギア比毎の今回記
憶車速値とするとともに、更新時には、過去に記憶した
平均車速とそのとき車速検出手段より検出される検出車
速値とから新しい記憶するべき値を設定する手段を含む
構成として、本発明は実施でき、同様にして上記のこと
を実現することを可能ならしめ、下り坂で自動的にエン
ジンブレーキが作用するようにシフトダウンするための
制御を行う場合に適用して好適である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る自動変速機の変速
制御装置を示し、図中1は車両のエンジン、2は例えば
有段変速の自動変速機である。自動変速機2はトルクコ
ンバータ3を経てエンジン1の動力を入力され、選択変
速段に応じたギヤ比で入力回転を変速し、出力軸4に伝
達するものとする。ここで、自動変速機2は、コントロ
ールバルブ5内におけるシフトソレノイド6,7のO
N,OFFの組み合わせにより選択変速段を決定され、
トルクコンバータ3は、同じくコントロールバルブ5内
におけるロックアップソレノイド8のデューティ制御に
より、入出力要素間を直結されないコンバータ状態また
は入出力要素間を直結したロックアップ状態にされるも
のとする。
【0012】シフトソレノイド6,7のON/OFF、
及びロックアップソレノイド8の駆動デューティDを制
御するため自動変速機コントローラ(A/Tコントロー
ラ)10を設け、このコントローラ10には、エンジン
1のスロットル開度(アクセル開度)を検出するアクセ
ル開度センサ21からの信号、例えば変速機出力軸4の
回転数から車速を検出する車速センサ22からの信号、
最適変速パターン選択装置16からの信号等をそれぞれ
入力する。
【0013】A/Tコントローラ10は、入力検出回路
と、演算処理回路と、該演算処理回路で実行される変速
制御用の演算プログラム等を格納した記憶回路と、前記
の各ソレノイドに駆動信号を送出する出力回路等とで構
成される。記憶回路には、変速制御のアップシフト、ダ
ウンシフトにおいて適用されるアクセル開度と車速によ
り決められた各種の変速パターン特性(変速点特性デー
タ)も格納しておくことができる。ここでは、下り坂用
の変速パターンを含む複数の変速パターンの特性が設定
されている(図3参照)。このような変速パターンの特
性データについては、コントローラ内記憶回路のメモリ
にマップデータとして記憶されている。
【0014】アクセル開度センサ21と車速センサ22
の出力は、最適変速パターン選択装置16にも入力され
る。該選択装置16は、車速及びドライバーのアクセル
操作に応じたアクセル開度に基づき、変速パターンを選
択するための手段を構成する。A/Tコントローラ10
の内部には、上述の如く複数の変速マップが設定されて
おり、かかる最適変速パターン選択装置16からの信号
によって、そのうちのどの変速マップで変速がされるの
かが決定される。適用変速マップが切り替えられたと
き、自動変速機2は、コントローラ10からのその選択
変速マップに基づく変速制御プログラムに従って判断さ
れた変速指令に応じ、コントロールバルブ5の作動によ
り変速ギヤを選択する。
【0015】上記のような基本的なシステムに付加し
て、ここでは、更に、次のような構成を具備させてあ
る。その概要は、次のようである。本実施例では、上記
センサ21,22のほか、ドライバーがブレーキを動作
させたことを検出するブレーキ動作センサ25と、ドラ
イバーが変速レバーを動作させたことを検出する変速レ
バー移動検出センサ26とを備えるとともに、減速意図
検出・車速記憶装置17を備える。
【0016】減速意図検出・車速記憶装置17は、ドラ
イバーの減速意図を検出する手段を構成し、ここでは、
アクセル開度センサ21とブレーキ動作センサ25と変
速レバー移動検出センサ26の各センサ信号をその検出
・判断の入力情報とし、それぞれの信号が、減速意図検
出・車速記憶装置17に入力される。また、コントロー
ラ10より上記変速制御プログラムに従って現在選択さ
れているギア位置信号が減速意図検出・車速記憶装置1
7に入力される(A/Tコントローラ10は、ここで
は、該装置17に対し、現在選択されているギア比情報
を検出し、これを与える手段を構成する)。更に、車速
センサ22からの信号も車速記憶装置17に入力され
る。減速意図検出・車速記憶装置17は、ドライバーの
減速意図が検出された時点での車速情報を当該時点にお
ける選択ギヤ比毎に逐次記憶していく手段でもある。装
置17には、このための記憶回路を含んで構成される。
記憶車速情報は、ドライバーの減速意図が検出される都
度、原則として、更新される(学習)とともに、かくし
て得られる車速情報は、変速パターンの変更制御の際の
実車速との比較判別に適用されるものとなる。そして、
減速意図検出/車速記憶のための装置17の出力は、A
/Tコントローラ10に入力され、変速パターンを切り
替える時期を決定するのに用いられる。
【0017】本実施例では、変速制御システムは、この
ように、A/Tコントローラ10と最適変速パターン選
択装置16に加え、減速意図検出・車速記憶装置17を
含んでなる。変速制御は、Dレンジ走行中、基本的に
は、予め上記コントローラ10に記憶したシフトアップ
及びシフトダウンの変速制御用の複数の変速パターンの
うちの現に選択されている変速パターンを用いて、その
A/Tコントローラ10への入力アクセル開度及び車速
情報をパラメータとする、ルックアップ方式により最適
変速段が求められ、各変速段へ変速がなされるよう、該
当する特性に基づくシフトスケジュールに従って制御が
実行され、かつまた、ここでは、アクセル開度及び車速
情報に基づき、該当するときは、変速パターン選択装置
16から、適用する変速パターンとして選択された最適
変速パターンが指示がされる。
【0018】即ち、上記構成において、アクセル開度セ
ンサ21と車速センサ22の信号はコントローラ10に
入力され、同時に、最適変速パターン選択装置16にも
入力される。最適パターン選択装置16では、例えば、
図2の判断ロジックにより変速パターンの設定について
の決定がされるものとする。ここに、図2に例示するフ
ローチャートでは、この制御ロジックは、例えばアクセ
ル開度が全閉か否かについての判別ステップ101と、
加速度が時間に連れて大きくなっているか否かのについ
ての判別ステップ102と、これらの条件がともに成立
するときの下り用(下り坂用)変速パターンへの変更指
令ステップ102とからなる。かかるロジックの内容は
また、当該車両が下り坂走行中かを判断する手段の一例
である(なお、この選択過程自体の内容については、後
記の制御による改良された、学習制御をも含む変速パタ
ーン切り替え制御の狙いではなく、よって、他の手法で
あっても差し支えない)。
【0019】切り替えられる変速パターンの一例は、図
3に示されるようなものであり、下り坂走行でのシフト
ダウン制御の場合なら、同図の上部の変速パターンから
同下部に示す変速パターン(この下部の変速マップ特性
は、上部の特性に比べると変速線(図示の部分は3−2
変速線)が高車速側へ設定されている)への自動的な切
り替えがなされることで、エンジンブレーキが実現され
ることになる。実際の変速制御としては、こうして選択
されることとなる変速パターンがその選択前の変速パタ
ーンに代えて用いられ、これによってA/Tコントロー
ラ10において変速段への変速が実行されるよう制御が
行われることとなる。
【0020】しかして、本では、このような変速パター
ン変更制御を伴う変速制御において、その変速パターン
の切り替えに際し、例えば図2のような下り坂走行での
ダウンシフト制御への切り替えであっても、単に下り坂
検出のみに依存せずに車速のがどのようなものであるか
についての情報も反映させ、かつ、ドライバーの意図に
沿うよう適切な速度でそのダウンシフトが実行させるよ
う学習制御も導入することとして、既述のような減速意
図検出・車速記憶装置17を設けてある。
【0021】本システムにおいて、これは、機能として
次の2つに機能に大別される。まず、一つは、速度を記
憶する機能であり、他の一つはその記憶値に従って変速
パターンを切り替える機能である。ここに、好ましく
は、車速情報として、平均車速を用いる。好ましくはま
た、既述のように減速意図検出時点での平均車速を、選
択されているギヤ比毎に記憶・更新していく場合におい
て、減速意図検出・車速記憶装置17は、車速が低車速
のときには、学習制御を禁止するよう、その制御態様の
切換え制御もするようにするのが好適である。
【0022】以下、それぞれの機能について、上記の好
適例を含め、図4乃至図6も参照して、更に説明する。
ここに、図4は、車速を記憶するロジックの一例のフロ
ーチャート、図5,6は、変速パターン切り替えの一例
のフローチャートである。
【0023】〔速度を記憶する機能〕これについては、
次のようである。減速意図検出・車速記憶装置17に
は、車速センサ22よりの信号が入力されており、常
時、車速がモニタされている。ここでは、この車速入力
情報を基に、本装置17が図4に示す処理を実行する。
これは、図5のフローチャートではステップ305の内
容に相当するものである。アクセル開度センサ21から
の信号を基にアクセルが全閉であることが検出され(図
5ステップ301)、かつ、基本的には、ブレーキ動作
センサ25からの信号によりブレーキが動作したことが
検出されたか(同ステップ303)、もしくは、変速レ
バー移動検出センサ6からの信号によりが変速レバーが
動作したことが検出された(同ステップ302)場合
(つまり、ドライバーがブレーキを踏んで停止、減速の
意図を表したか、あるいは、自動変速機2によって設定
された変速段を変更しようとドライバーが変速レバーを
例えばDレンジから2速などの位置へ移動させた場合
(この場合、オーバードライブ(O.D)解除も変速レ
バーを動かしたことと等価とする)、図5の車速記憶処
理が選択される。
【0024】図4のステップ201においては、その時
の車速をサンプリングし、その値を基に同図に示す車速
サンプリングアルゴリズムによって記憶すべき車速を算
定し、次に示すように、A/Tコントローラ10から入
力したギア位置に対応する記憶領域(テーブル)に記憶
するようにする。
【0025】
【表1】
【0026】具体的には、現在の車速vを取り込む(ス
テップ201)と、ここでは、車速が所定値、例えば2
0km/h以上かをみて(ステップ202)、所定値以
上と判断されれば、今回の計測v値(センサ値)と前回
(記憶)値V(テーブル値)とから、次の移動平均の
式、
【数1】V=((7×V)+v)/8) ・・・1 に基づき、今回値Vを計算し(ステップ203)、その
算出値Vを、記憶する平均車速とする(ステップ20
4)。このようにして、過去に記憶した車速と現在の車
速の値から、新しい記憶すべき車速を算出する。しかし
て、こうして得られるものをその時のギア位置に合わせ
て書き替える(テーブル更新)べく、対応する記憶領域
に記憶する(ステップ205)。
【0027】上記のようにして、ドライバーが減速の意
思を表したことを検出したときのタイミングで、ギア毎
に平均車速を記憶するようにして得られた車速情報の記
憶内容の一例を示したのが、上記表1の内容のものであ
り、この例では、シフトダウンのポイントとして、それ
ぞれ、最新のデータ値21(km/h)、34(km/
h)、54(km/h)の値がテーブルに記憶されてい
る状態にあることを意味している。そして、本制御で
は、そのようにして記憶されたデータが、変速パターン
変更制御にあたってテーブルから読み出され、参照され
るのであり、対応記憶値が、変速パターンの切り替えを
許容するかどうかを判断する際の、その時の実車速との
比較判別値となる(図6のステップ308)。
【0028】また、本実施例では、上記車速記憶処理に
おいて、図4のフローでも示してあるように、車速が所
定値(図示例ば、時速20キロメータ)未満の時には、
記憶しない(非学習)。このように、かかる場合のデー
タの書き替えを行わないこととするのは、次の理由によ
る。即ち、低車速で走行している(せざるを得ない)の
は、例えば前方に障害物がある場合が多く、これら特異
的な外乱によりブレーキを踏む可能性が多い。よって、
その場合には学習はこれを禁止するものである。また、
この場合において、車速センサ22からの情報を活用し
て上記のことを実現できる。
【0029】また、書き替えのタイミングとして、ブレ
ーキの操作によって車速を記憶するような場合(図5ス
テップ303)は、ブレーキ動作前に所定時間(例え
ば、10秒ほど)アクセルが全閉になっている場合に限
るようにするのがよい(同図ステップ304)。これ
は、加速中に障害物などの特異的な外乱によってブレー
キを踏むというようなケースを対象から排除するためで
あって、やはり特異的な状況を記憶してしまわないよう
に配慮したためである。
【0030】以上説明した処理手順により、シフトダウ
ンのポイントが低速側に学習されていく。また、最適な
速度でダウンシフトするためには、高速側へ速度を変化
させる処理手順も必要であるが、これについては、次の
ような処理手順を導入することによって、学習の方向を
二方向とでき、より最適な値に収束させることが可能で
ある。本実施例においては、図6に示すように、本制御
によってシフトダウンした場合(ステップ308)、所
定の時間(例えば、1秒または2秒程度)アクセル開度
の動きを観測しており(ステップ310)、アクセルが
所定の開度以上(例えば、2〜3度)、踏まれるかを観
測している。そして、このとき、アクセルが踏まれた場
合は、ドライバーにとっては先の制御によるシフトダウ
ンが早すぎていると判断し、このときは、上記表1のテ
ーブルに記憶されている速度に対して、Δ(Δ>0)だ
け速度を増した値を平均速度として記憶するようにデー
タの書き替え(更新)を行わせるようにすればよい(ス
テップ311)。このようにして表1に示すように車速
とギア比の対応関係ができる。
【0031】〔記憶値に従って変速パターンを切り替え
る機能〕これについては、上記でも部分的に触れてある
ように、次のようにして変速パターンの変更を行える。
今、Dレンジ走行中で、車両が下り坂にさしかかり、図
3に示すようなエンジンブレーキが効果的に作用しやす
い変速マップに切り替える過程を考えるものとする。
【0032】下り坂に入ったため、従来のシステムによ
ったとしたなら、下り坂と検出したことによって図3下
部の変速パターンのものに切り替える。しかし、ドライ
バーがエンジンブレーキを欲しくなる時は、下り坂であ
ることと、今、車両がどのくらいの車速であるかという
速度に関係した情報がドライバーのエンジンブレーキを
欲しいという意図を左右している。従って、この点を重
視し、本実施例では、装置17の制御の下、前述した既
に記憶してある速度、即ち、過去においてドライバー自
らが減速動作、もしくは、修正のための加速動作を行っ
た時の車速に、現在の車両速度が達しているかを判定
し、これによって変速パターンを変更するものである。
この時の制御の流れを示したのが、図5及び6である。
【0033】図5に示すステップ301〜ステップ30
4については、既に触れたとおりのもので、アクセル全
閉か否かを判断する処理(ステップ301)、変速レバ
ーが動かされたか否かを判断する処理(ステップ30
2)、ブレーキが踏まれたか否かを判断する処理(ステ
ップ303)、アクセル全閉が所定時間以上か否かを判
断する処理(ステップ302)である。アクセル全閉で
なければ、これらステップ301〜304、及びステッ
プ305(図4のフローによる処理)をスキップし、直
接ステップ306以降へ進む。
【0034】アクセル全閉であり、変速レバーが動かさ
れた場合は、ステップ305を選択する。また、変速レ
バーが動かされた場合に該当しない場合でも、ステップ
303の判断でブレーキが踏まれ、かつステップ303
の判断でアクセル全閉が所定時間以上の条件が成立する
ときは、ステップ305を選択する。ステップ305で
前述の車速記憶処理がなされることは既に述べた通りで
ある。いずれの場合も、ステップ305を経てステップ
305へ進むことになる。上記に対し、ステップ30
3,304の条件不成立の場合は、処理は直接ステップ
306以降へ進む。装置17は、該当するときは、こう
して減速意図検出、車速記憶を行う。
【0035】ステップ306では、下り坂走行であるか
否かを判断し、下り坂でない場合は、ステップ307以
下の処理をスキップし、そのまま本ルーチンを終了す
る。ここに、ステップ306の内容は、前記図2のフロ
ーによるものであってよい。下り坂であると判断された
ときは、基本的にはエンジンブレーキを作用させるため
変速パターン切り替えによるシフトダウン制御の方向に
処理が選択される。まず、そのため、ステップ307で
現在ギア比を読み込む。次いで、ステップ308による
判定を行う。本ステップでは、上記の読み込みギア比を
基に、表1に例示した如くに、各ギヤ比毎、その時点で
記憶されている最新対応記憶車速(その選択ギヤ比に応
じた平均車速テーブルデータ)を検索し、及びこれを読
み出して、現在の車速値がその記憶された値より大きい
か否かを判断する。
【0036】そして、その結果、記憶された平均速度よ
り大きいときは、変速パターンを変更するものとし(ス
テップ309)、これに対し、記憶された平均速度より
大きくない場合は、ステップ309の処理をスキップし
てそのまま本ルーチンを終了する。結果、その場合は、
下り坂であっても、変速パターンへの変更、従ってそれ
によるシフトダウン制御は実行されない。実車速が、過
去においてドライバーが減速動作行った時の車速に達す
れば、変速パターン変更処理側に切り替えられる。
【0037】上記のようにして、選択されているギア比
において過去の学習で記憶された車速で走行しているこ
とをも検出して、変速パターンの切り替えがなされるの
であり、変速パターンを切り替える時期を車速データを
基に適切に決定することができ、従って、変速パターン
切り替えによるドライバーへの違和感を最小限にするこ
とができる。また、それに適用する車速データとして、
前述のように一定条件下では学習を禁止してある結果、
過去の外乱のない状態での書き替えデータ(即ち、ドラ
イバーの意思を適切に反映させることにできるデータ)
のものを使用できることから、変速パターンを切り替え
る時期を過去の外乱のない場合の車速データを基に決定
する構成とでき、これによっても、より一層変速パター
ン切り替えによるドライバーへの違和感の軽減を図るこ
とができる。
【0038】ステップ309実行後は、ステップ310
を、及び該当するときはステップ311,312を経て
本ルーチンを終了する。これらは、既に述べた通りの加
速動作をドライバーが採った場合における記憶車速テー
ブルデータの修正処理のためのものであり、所定時間内
にアクセルの踏み込みがなければ、そのまま本ルーチン
を終了する結果、記憶車速データは当該時点のものが維
持される。これに対し、所定時間内にアクセルの踏み込
みがあった場合は、上記の変速パターンを変更するとき
に参照された記憶車速データを所定値Δ増加させるよう
(即ち、変速パターン変更が、今回よりも、しにくくす
る方向(ステップ308,309)の制御態様となるよ
う)、記憶値の修正をさせ、また、シフトアップを行わ
せるようにして本ルーチンを終了する。従って、この場
合は、その修正による書き替えによって得られる値が次
のデータ更新時のベースになる。こうして、このような
処理も加味すれば、より適切な値へ学習を実行させてい
くことができ、更に一層、変速パターン切り替えによる
ドライバーへの違和感を回避するのに効果的なものとな
る。
【0039】次に、本発明の他の実施例を図8及び図9
により説明する。本実施例は、車両前方の障害物を検出
する手段を更に有し、障害物が検出された場合は、上記
の車速の記憶を行う処理を行わないようにしようという
ものである。本実施例では、図8に示すように、図1に
示した第1実施例と同様の構成要素のほかに、車両の前
方の状況を判断するデバイスとしての、レーザーレーダ
ー27を付加してある。ここで、レーザーレーダー27
は、例えば画像センサでもよく、前方100mから40
m位の範囲内に障害物があるかどうかを認識できればよ
い。レーザーレーダ27は、その出力を減速意図検出・
車速記憶装置17の入力情報するよう装置17に接続さ
れる。
【0040】他の構成部分は、基本的に第1実施例の図
1のものと同様であってよく、また、制御内容も、前記
図2乃至図6で説明してきたのと、次に図9を参照して
述べる相違点を除き、これも基本的に同様内容であって
よい。図9は、本実施例による場合の制御のアルゴリズ
ムを示すもので、変速パターン切り替えのフローチャー
トの一例の要部を示すものである。図中、各判別ステッ
プ401〜404及び車速記憶処理ステップ406は、
それぞれ前記図5における対応部分である各判別ステッ
プ301〜304及び車速記憶処理305と同一内容の
処理である。図5と異なるのは、本実施例では、更に、
図9のように、レーザーレーダー27の検出出力を基に
障害物が存在しないか否かを判断するステップ405
が、ステップ402または404とステップ406との
間に追加されている点である。なお、ステップ406以
降の処理は、前記第1実施例における図5及び図6の場
合と同じであるので、図示は省略してある。
【0041】本実施例の構成によると、障害物が存在し
ない場合には、ステップ405で前記図4のような車速
を記憶する処理が実行される。しかし、障害物の存在が
検出されたときは、そのステップ405は実行されな
い。従って、レーザーレーダー27において所定の距離
範囲内に障害物がある場合は、アクセル開度が全閉であ
り(ステップ401)、ブレーキを踏むか(ステップ4
03)もしくは変速レバーを動作させても(ステップ4
02)、その時の車速を記憶しないようにすることとな
る。これは、前方に障害物があるということは、ドライ
バーにとっては外乱であり、この状態で記憶を実行させ
ても、即ち学習制御を行わせても、その値を基に変速マ
ップを適切に切り替えることは期待できないとういこと
から、この場合には、ステップ406自体をスキップす
ることで上記学習制御を行わせないようにしたものであ
る。
【0042】本実施例によっても、前記第1実施例と同
様の作用効果を奏し、ドライバーが変速を期待するパラ
メータも考慮し、違和感のない自動変速機の変速制御を
実現でき、変速機の変速パターンを切り替える時期を過
去の障害物の非検出状態という外乱のない場合の車速デ
ータを基に決定する構成とでき、このようにすることに
よって変速パターン切り替えによるドライバーへの違和
感を最小限にすることができる。
【0043】なお、本発明は、適用する自動変速機とし
ては、有段変速機、無段変速機の両者に適用可能なもの
である。従って、無段変速機において実施してもよい。
【0044】また、以上の実施例に記載された内容は、
以下の発明として捉えることもできる。 (1)車速を検出する手段と、ドライバーが操作するア
クセル開度を検出する手段と、シフトアップ及びシフト
ダウンの変速制御用の複数の変速パターンを記憶する手
段とを有し、前記車速検出手段とアクセル開度検出手段
の2つの手段から変速パターンを選択する手段を有し、
該複数の変速パターンを用いて各変速段への変速がなさ
れる自動変速機の変速制御方法において、該車速検出手
段の出力より平均車速を計算する手段を有し、また、ド
ライバーがブレーキを動作させたことを検出する手段
と、変速レバーを動作させたことを検出する手段と、ア
クセル開度検出手段とを用い、上記3つの検出手段より
得られる情報からドライバーの減速意図を検出する手段
を有するとともに、選択されているギア比を検出する手
段と、該減速意図を検出した時点での該平均車速を選択
されているギア比毎に記憶し、更に過去に記憶した車速
と該現在の車速の記憶値から新しい記憶するべき車速を
算出する手段を有し、ここで該選択されているギア比に
おいて記憶された車速で走行していることを検出する手
段とアクセル開度検出手段から変速機の変速パターンを
切り替える手段とを具備したことを特徴とする自動変速
機の変速制御方法。 (2)上記(1)記載の自動変速機の変速制御方法にお
いて、前方の障害物を検出する手段を有し、障害物が検
出された場合は、上記(1)の制御(該車速の記憶を行
うこと)を行わないことを特徴とした自動変速機の変速
制御方法。 (3)上記(1)記載の自動変速機の変速制御方法にお
いて、車速が所定値以下の低車速時には、上記(1)の
学習制御を禁止することを特徴とする自動変速機の変速
制御方法。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ドライバーが変速を期
待するパラメータを考慮することによって変速パターン
の変更制御を伴う場合でも適切な自動変速機の変速制御
を行え、選択されているギア比において過去の学習で記
憶された車速で走行していることをも検出して、変速パ
ターンの切り替えは実行でき、変速パターンを切り替え
る時期を車速データを基に適切に決定し得て、変速パタ
ーン切り替えによるドライバーへの違和感を最小限に抑
えることができ、違和感軽減が実現できる。
【0046】また、車両前方の障害物を検出する手段を
更に有し、障害物が検出された場合は、車速情報記憶手
段における車速値の記憶を行わないようにすると、同様
に上記を実現することができるとともに、この場合は、
車速データとして、過去の外乱のない状態での記憶デー
タのものを使用できて、変速パターンを切り替える時期
を過去の外乱のない場合の車速データを基に決定する構
成とでき、これによって、より一層変速パターン切り替
えによるドライバーへの違和感の軽減を図ることができ
る。
【0047】また、車速検出手段により検出される車速
が所定値以下の低車速時には、車速情報記憶手段におけ
る車速値の記憶を行わないようにすると、同様に上記を
実現することができるとともに、低車速で走行してい
る、または、そうせざるを得ないというのは、例えば前
方に障害物があるような場合が多く、これら特異的な外
乱によりブレーキを踏む可能性が多いことから、そのよ
うな場合には学習を禁止するようにできる結果、この場
合も、過去の外乱のない状態での記憶データのものを使
用できる。従って、これによっても、変速パターンを切
り替える時期を過去の外乱のない場合の車速データを基
に決定する構成とでき、より一層変速パターン切り替え
によるドライバーへの違和感の軽減を図ることができ、
かつまた、この場合は、車速検出手段の利用によって、
これを簡易に行うことができる。
【0048】また、変速パターン選択手段が、車速検出
手段とドライバーが操作するアクセル開度を検出するア
クセル開度検出手段の検出車速及び検出アクセル開度を
変速パターン変更制御用パラメータとし、それら検出情
報に応じて、シフトアップ及びシフトダウンの変速制御
用の複数の変速パターンのうちから、選択する変速パタ
ーンを決定する手段であり、減速意図検出手段が、ドラ
イバーがブレーキを動作させたことを検出する検出手
段、ドライバーが変速レバーを動作させたことを検出す
る検出手段、アクセル開度検出手段より得られる検出情
報のいずれか一または二以上の組合せからドライバーの
減速意図を検出する手段であり、車速情報記憶手段が、
車速検出手段の検出情報を用いて記憶する平均車速を
得、その平均車速をギア比毎の今回記憶車速値とすると
ともに、更新時には、過去に記憶した平均車速とそのと
き車速検出手段より検出される検出車速値とから新しい
記憶するべき値を設定する手段を含む構成として、本発
明は実施でき、同様にして上記を実現することができ、
特に、下り坂で自動的にエンジンブレーキが作用するよ
うにシフトダウンするための制御を行う場合に適用して
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機の変速制御装置の一実施例
の構成を示す図である。
【図2】同例での変速パターン選択の制御フローチャー
トの一例を示す図である。
【図3】切り替える変速パターンの一例の特性を示す図
である。
【図4】車速を記憶するロジックのフローチャートの一
例である。
【図5】変速パターン切り替え制御のフローチャートの
一例であって、その一部を示す図である。
【図6】同じく、他の一部を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図8】同例での要部に説明に供する変速パターン切り
替え制御のフローチャートの一例である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速機出力軸 5 コントロールバルブ 6,7 シフトソレノイド 8 ロックアップソレノイド 10 自動変速機コントローラ(A/Tコントローラ) 16 最適変速パターン選択装置 17 減速意図検出/車速記憶装置 21 アクセル開度センサ 22 車速センサ 25 ブレーキ動作センサ 26 変速レバー移動検出センサ 27 レーザーレーダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 59:60 F16H 59:60 (56)参考文献 特開 平5−340469(JP,A) 特開 昭61−256051(JP,A) 特開 平4−341657(JP,A) 特開 平7−35227(JP,A) 特開 昭59−50261(JP,A) 実開 昭60−182551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変速パターンを有するとともに、
    変速パターン選択手段を有し、該選択手段により適用す
    る変速パターンを選択し、斯く選択される変速パターン
    を用いて変速段の変速がなされる自動変速機の変速制御
    装置において、 車速を検出する車速検出手段と、 ドライバーの減速意図を検出する減速意図検出手段と、 選択されているギア比を検出するギア比検出手段と、 前記車速検出手段と減速意図検出手段とギア比検出手段
    との出力に基づき、減速意図が検出されたときに、前記
    車速検出手段の検出出力に基づいて得られる車速値を、
    そのとき選択されているギア比に対応付けてデータとし
    て記憶し、その記憶データの更新をしていくことにより
    学習を実行する機能を有する車速情報記憶手段と、 前記変速パターンの選択による変速パターンの変更に際
    し、該車速情報記憶手段による記憶データを基に、前記
    ギア比検出手段により検出されているギア比に対応して
    記憶されている車速値に相当する車速で車両が走行して
    いることを検出した場合に、その検出結果に応じて、前
    記変速パターン選択手段により選択されている変速パタ
    ーンへの切り替えを実行させる変速パターン切り替え手
    段とを備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装
    置。
  2. 【請求項2】 車両前方の障害物を検出する手段を更に
    有し、 該手段により障害物が検出された場合は、前記車速情報
    記憶手段における車速値の記憶を行わないようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記車速検出手段により検出される車速
    が所定値以下の低車速時には、前記車速情報記憶手段に
    おける車速値の記憶を行わないようにした、 ことを特徴とする請求項1、または請求項2記載の自動
    変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変速パターン選択手段は、車速検出
    手段とドライバーが操作するアクセル開度を検出するア
    クセル開度検出手段の検出車速及び検出アクセル開度を
    変速パターン変更制御用パラメータとし、それら検出情
    報に応じて、シフトアップ及びシフトダウンの変速制御
    用の複数の変速パターンのうちから、選択する変速パタ
    ーンを決定する手段であり、 前記減速意図検出手段は、ドライバーがブレーキを動作
    させたことを検出する検出手段、ドライバーが変速レバ
    ーを動作させたことを検出する検出手段、アクセル開度
    検出手段より得られる検出情報のいずれか一または二以
    上の組合せからドライバーの減速意図を検出する手段で
    あり、 前記車速情報記憶手段は、車速検出手段の検出情報を用
    いて記憶する平均車速を得、その平均車速をギア比毎の
    今回記憶車速値とするとともに、更新時には、過去に記
    憶した平均車速とそのとき車速検出手段より検出される
    検出車速値とから新しい記憶するべき値を設定する手段
    を含む、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3
    記載の自動変速機の変速制御装置。
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