JP3196516U - 管路保護カバー - Google Patents

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敏彦 乙川
敏彦 乙川
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Abstract

【課題】断熱管路における管路の分岐部や操作弁介設箇所のように、断熱部材の着脱が必要な箇所に使用するために、製造容易で、且つ管路への着脱作業が容易である管路保護カバーを提供する。【解決手段】繊維状断熱材11,21を防水シート12,22で被覆した布団体を立体縫合した管路保護カバーであって、適宜な横幅で前後方向に外膨出湾曲形状とした主被覆部1と、主被覆部1の両側に設けた弧状の端縁被覆部2とを備え、主被覆部1の前後端を重ね合わせ部分とし、重ね合わせ部分の一方の端縁に連結片3a,3bを設けると共に、連結片3a,3bの端縁及び前記主被覆部1の他方端表面に面ファスナー15,31a,31bを設けてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、各種工場内や発電所内で、管路における熱エネルギー損失を防止するために採用されている断熱管路に装着される管路保護カバーに関するものである。
断熱管路の途中に設けられたフランジ部分や三叉路部分やバルブ介設箇所等のように、不定形で断熱が必要である被覆対象箇所には、管路保護カバーが装着されており、従前より種々の管路保護カバーが提案されている。
例えば特許文献1(特開2011−75081号公報図9)には、被覆時に三方が開口し、且つ不定形被覆対象に対応するために、被覆部分を縦二分割に形成し、且つ底辺部分で連結して一体としたもので、発泡ゴム断熱材を防水布で被覆してなる管路保温部材が開示されている。
特許文献2(登録実用新案第3150372号公報図3)には、同様の被覆部二分割構成を採用し、防水布(外被覆布)にポリテトラフロロエチレン(PTFE)の押し出しフィルムを多方向に積層して高温下で一体化したシート材を採用した管路保護カバーが開示されている。
特許文献3(登録実用新案第3183361号公報)にも同様に被覆部二分割構成を採用し、表面被覆布にフッ素コーティングガラスクロスを使用し、内側被覆布にガラスクロスを使用し、断熱材としてグラスファイバー不織布にシリカエアロジェルを含浸させた撥水断熱シートを雨水や結露に対する耐久力を高めた管路保護カバーが開示されている。
特開2011−75081号公報。 登録実用新案第3150372号公報。 登録実用新案第3183361号公報。
管路保護カバーは、複雑な形状の管路の分岐部分全体をカバーするために、被覆部の二分割構造が採用されており、且つ全体を一体に形成しているもので、その製造が煩瑣であると共に、管路への装着においても被覆部の分割面部分をきっちりと合わせて装着する必要があり、装着作業もやや煩瑣である。
そこで本考案は、製造容易で、且つ管路への着脱作業が容易である新規な管路保護カバーを提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る管路保護カバーは、繊維状断熱材を防水シートで被覆した布団体を立体縫合した管路保護カバーであって、適宜な横幅で前後方向に外膨出湾曲形状とした主被覆部と、主被覆部の両側に設けた弧状の端縁被覆部とを備え、主被覆部の前後端を重ね合わせ部分とし、重ね合わせ部分の一方の端縁に連結片を設けると共に、連結片の端縁及び前記主被覆部の他方端表面に面ファスナーを設けてなることを特徴とするものである。
而して前記の管路保護カバーは、直管の断熱処置に施された管路において、直管処置ができない分岐部や操作弁介設箇所のように三方に開口部を必要とする箇所に使用するもので、分岐管や操作弁の操作部が突出する部分の反対側から主被覆部を被せて、主被覆部の両端を、分岐管や操作弁の操作部が外部に突出するように重ね合わせ、連結片を重ね合わせた他方端の主被覆部の面ファスナーに絡着して管路装着を行うものである。
従って前記の管路保護カバーは、布団体であるために、適宜な柔軟性を備えているので、主被覆部を管路に締め付け状態で装着することが可能であり、特に位置合わせ等を行うことなく容易に管路への着脱ができるものである。
また本考案の請求項2記載に係る管路保護カバーは、特に主被覆部に設けた面ファスナーを、主被覆部の左右中心の前後方向縦長に設け、主被覆部端縁の連結片接続箇所を左右の傾斜肩辺に形成すると共に、前記連結片を傾斜肩辺から他方端表面に重ね合わせた際に、前記中心面ファスナーと対応する位置を連結片の端縁とし、当該端縁に前記中心面ファスナー及び連結片間を一体とする面ファスナーを設けてなるものである。
従って連結片を肩掛け状態で左右中心側に引っ張って一方の連結片を中心面ファスナーに絡着し、更に他方の連結片の端縁を重ね合わせて絡着するもので、たすき掛け方向で引っ張って装着するので、主被覆部の締め付けと同時に端縁被覆部の締め付けも行うことになる。
本考案の請求項3記載に係る管路保護カバーは、繊維状断熱材に生体溶解性ファイバーを使用し、防水シートとしてポリテトラフロロエチレンの押し出しフィルムを多方向に積層して高温下で一体化したシートを使用してなるもので、特に繊維状断熱材に従前のようにバインダーを採用しなくとも、縫合個所から繊維微細片が飛散しても人体への影響がない。
また本考案の請求項4記載に係る管路保護カバーは、主被覆部及び端縁被覆部の表裏を、各々ゴアテックス製テープで覆い、パイピング包装で形成し、更に前記テープ部分を重ね合わせて連結縫合してなるもので、縫合個所が二重構造となり、縫合個所から繊維微細片の飛散を抑止するものである。
本考案の構成は上記のとおりで、装着対象箇所に保護カバーを被せ、締め付けるようにして面ファスナー部分で連結するという簡単な作業で装着することができ、その着脱作業性を格段に向上させたものである。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同正面図。 同使用状態の説明図。 同要部断面図(被覆部縫合個所)。 同要部断面図(中心面ファスナー縫合個所)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した管路保護カバーは、布団体である主被覆部1及び端縁被覆部2と、主被覆部1の所定箇所に連結片3a,3bを縫合連結したものである。
主被覆部1は、繊維状の断熱材11を防水シート12で被覆して所定の形状に立体縫合したもので、断熱材11は、生体溶解性ファイバー(モーガン・アドバンスド・マテリアルズ社製スーパーウール・登録商標)で形成した積層シートであり、防水シート12は、ポリテトラフロロエチレン(PTFT)の押し出しフィルムを多方向に積層して高温下で一体化してシート状としたものである。また、防水シート12の端縁は、ゴアテックス製のテープ13で覆い、パイピング縫合で形成したものである。
また端縁被覆部2も同様の材料で、断熱材21を防水シート22で被覆し、端縁はテープ23を使用して、パイピング縫合で形成したものである。
前記主被覆部1は、装着対象に応じた所定の幅で且つ所定の長さを備えたものであるが、前後方向(長さ方向)に外膨出湾曲形状とし、前方の端縁(便宜的に図2を正面図とみて前後を定義する)の中央部分を凹状部14に形成し、左右中心に縦長の面ファスナー(ポリエステル樹脂製)15に設けたもので、特に図5に示すようにゴアテックス布16を介在して前記面ファスナー15を縫合したものである。更に後方の端縁も中心部分に凹状部17を形成し、その左右を傾斜肩辺部18に形成したものである。
端縁被覆部2は、弧状に形成して主被覆部1の両側に一体に設けるもので、テープ13,23部分を重ね合わせて主被覆部1と連結縫合してなる。
連結片3a,3bは、それぞれ主被覆部1の傾斜肩辺部18に縫合連結したもので、中心側を短辺とし、外側を長辺形状とし、主被覆部1の前後端を重ね合わせて管路に装着した際に、前記の面ファスナー15と対応する箇所を端縁として面ファスナー31a,31bを設けたもので、特に一方の面ファスナー31aは、連結片3aの表裏部分に設けてなるものである。
而して前記の管路保護カバーは、管路Aにおける分岐部や操作弁介設箇所のように三方に開口部を必要とする箇所に使用するもので、例えば図3に示すように分岐管Bや操作弁の操作部が突出する部分を上方と仮定すると、下方側から主被覆部1を被せて、主被覆部の両端(上端)を、分岐管Bや操作弁の操作部が外部に突出するように重ね合わせる。
同時に端縁被覆部2の一部も重なり合い、管路Aに密着される。このような状態で、連結片3aを肩掛け状態で中心側に引っ張って面ファスナー15,31aを互いに絡着して連結し、更に他方の連結片3bを同様に肩掛け状態で中心側に引っ張って、面ファスナー31a,31bを互いに絡着して連結し、管路に装着するものである。
従って主被覆部1及び端縁被覆部2によって管路分岐部が断熱被覆されるものであり、必要に応じ着脱が可能となるものである。勿論管路Aの直管部分は被着脱構造で適宜断熱処理を施しておくものである。
1 主被覆部
11 断熱材
12 防水シート
13 テープ
14 凹状部
15 面ファスナー
16 ゴアテックス布
17 凹状部
18 傾斜肩辺部
2 端縁被覆部
21 断熱材
22 防水シート
23 テープ
3a,3b 連結片
31a,31b 面ファスナー
また本考案の請求項2記載に係る管路保護カバーは、特に主被覆部に設けた面ファスナーを、主被覆部の左右中心の前後方向縦長に設け、主被覆部端縁の連結片接続箇所を左右の傾斜肩辺に形成すると共に、前記連結片を傾斜肩辺から他方端表面に重ね合わせた際に、前記主被覆部の面ファスナーと対応する位置を連結片の端縁とし、当該端縁に前記主被覆部の面ファスナー及び連結片間を一体とする面ファスナーを設けてなるものである。
また本考案の請求項4記載に係る管路保護カバーは、主被覆部及び端縁被覆部の表裏を、各々テープ(ゴアテックス製:登録商標)で覆い、パイピング包装で形成し、更に前記テープ部分を重ね合わせて連結縫合してなるもので、縫合個所が二重構造となり、縫合個所から繊維微細片の飛散を抑止するものである。

Claims (4)

  1. 繊維状断熱材を防水シートで被覆した布団体を立体縫合した管路保護カバーであって、適宜な横幅で前後方向に外膨出湾曲形状とした主被覆部と、主被覆部の両側に設けた弧状の端縁被覆部とを備え、主被覆部の前後端を重ね合わせ部分とし、重ね合わせ部分の一方の端縁に連結片を設けると共に、連結片の端縁及び前記主被覆部の他方端表面に面ファスナーを設けてなることを特徴とする管路保護カバー。
  2. 主被覆部に設けた面ファスナーを、主被覆部の左右中心の前後方向縦長に設け、主被覆部端縁の連結片接続箇所を左右の傾斜肩辺に形成すると共に、前記連結片を傾斜肩辺から他方端表面に重ね合わせた際に、前記中心面ファスナーと対応する位置を連結片の端縁とし、当該端縁に前記中心面ファスナー及び連結片間を一体とする面ファスナーを設けてなる請求項1記載の管路保護カバー。
  3. 繊維状断熱材に生体溶解性ファイバーを使用し、防水シートとしてポリテトラフロロエチレンの押し出しフィルムを多方向に積層して高温下で一体化したシートを使用してなる請求項1又は2記載の管路保護カバー。
  4. 主被覆部及び端縁被覆部の表裏を、各々ゴアテックス製テープで覆い、パイピング縫合で形成し、更に前記テープ部分を重ね合わせて連結縫合してなる請求項1乃至3記載の何れかの管路保護カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017190860A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 日本エア・リキード株式会社 断熱構造体およびその製造方法

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