JP3196146U - 動物用罠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実な作動と安全かつ容易な設置が可能な動物捕獲用罠装置を提供する。【解決手段】動物用罠装置は、一定の高さを有する四角形の壁部の対向する2辺の上部にそれぞれ前記四角形内部に向かって突出する2カ所の突起2を設けた枠体1と、枠体に収納可能な外形を有する踏み板10の表面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠12が踏み板表面に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置されており、一対のU字状ワイヤ保持枠のいずれかの連結部において一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に上部より押圧することにより回動を規制するロック手段が設けられた踏み板と、先端がループ状に構成され、ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本考案は、猪、鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠装置に関する。
従来から、猪や鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠として、踏み板の反動によるワイヤ発射タイプの装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、踏み板の上面に半円弧状の作動体を互いに対向させて載置し、各作動体の回動端部を枠体の受け桟に載置し、縮小方向に付勢されたループを有するワイヤを各作動体の外周に懸回してリング状に保形した野生動物用罠が開示されている。しかし、この装置では作動体の支点と受け桟との距離が大きいため、踏み板の降下距離が長くならないと作動しにくいという問題点がある。また、ワイヤを設置する際には、安全のため規制ピンを枠体に差し込み、使用する直前にこのピンを抜き取らなければならないので、手間が掛かる。
また、特許文献2には、踏み板と半枠状に構成された1対の作動部材と、この作動部材を指示する枠体と、付勢手段によりループ状に保持された捕獲ワイヤとからなる動物捕獲用罠が開示されている。この装置では、枠体に切り欠き縁を設け、この切り欠き縁により作動部材の回動を発生させるため、作動部材の初動速度を向上し確実に動物を捕獲できるとされる。しかしながら、この文献においては、捕獲ワイヤセット時の作動部材同士の角度は特に規定されておらず、図2を参照する限り、180度と推量される。しかしながら、この角度が180度である場合、ワイヤセット後に安全装置を取り外す際に、わずかの応力により作動部材が回動してワイヤを発射してしまう危険性がある。また、ワイヤをセットした後で、安全装置を解除しなければならないので手間もかかる。
実用新案登録第3127832号公報 実用新案登録第3154195号公報
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、確実な作動と安全かつ容易な設置が可能な動物用罠装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本考案による動物用罠装置は、一定の高さを有する四角形の壁部の対向する2辺の上部にそれぞれ前記四角形内部に向かって突出する2カ所の突起を設けた枠体と、前記枠体に収納可能な外形を有する踏み板表面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠が前記踏み板表面に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置されており、前記一対のU字状ワイヤ保持枠のいずれかの連結部において前記一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に上部より押圧することにより回動を規制するロック手段が設けられた踏み板と、先端がループ状に構成され、前記ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする。
前記踏み板を前記枠体と組み合わせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠各々が前記突起の各々と交差するよう配置されていることが好適である。
また、前記U字状ワイヤ保持枠の各々を前記踏み板に接するように寝かせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠の各々の上面同士がなす角度が180度超であることが望ましい。
前記捕獲ワイヤをU字状ワイヤ保持枠に係合保持した際に、前記ワイヤ上の付勢手段が前記枠体に抵触するのを防止するため、前記枠体の片側に切り欠き部を設けることが好適である。
さらに、前記それぞれのU字状ワイヤ保持枠は、外周部に溝が形成されていることが好適である。
本考案による動物用罠装置は、枠体とU字状ワイヤ保持枠付き踏み板とを係合させてロック爪をU字状ワイヤ保持枠に係止することにより罠装置を一体化できるため、持ち運びが便利である。また、このロック爪によりU字状ワイヤ保持枠の回動を規制できるため、捕獲ワイヤをセットする際に安全である。枠体に配置した突起の位置を変更することにより、踏み板を踏んだときU字状ワイヤ保持枠が作動する感度を調整することができるため、対象動物の体重に合わせて確実に罠装置を作動することができる。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説明する。図1に本考案による罠装置の一実施例の斜視図を示す。図1は、4カ所において内方に突出した突起2を具備した枠体1と、枠体1内に収納可能な外形を有する踏み板10上に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠12が前記踏み板10表面に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置された踏み板10とからなる。4カ所の突起2は、踏み板1表面とU字状ワイヤ保持枠12との間に配置されており、1組のU字状ワイヤ保持枠12はさらに、左右方向に開放された状態で、ロック爪14により回動を規制されて固定されている。この状態において、本実施例の罠装置は枠体1と踏み板10とが一体化されている。
図2は、図1に示した実施例の枠体1の平面図である。四角形の壁部1の上下両辺上から、各々2つの突起2が内方に向かって突出している。また、枠体1の少なくとも1辺上には切り欠き部3が形成され、枠体1の上部より高さが低く形成されている。
図3には、図1に示した実施例の踏み板10の構成を示す。踏み板10の上下端部近傍にU字状ワイヤ支持部11が設けてあり、凸状部16が外側を向くようにして1対のU字状ワイヤ保持枠12が回動軸15により回動自在に取り付けられている。
一方のU字状ワイヤ支持部11にはさらに、ロック爪が設けられ、1対のU字状ワイヤ保持枠12が開かれた(凸状部16が踏み板10に最接近している状態)状態において、U字状ワイヤ保持枠12の上側に係止することにより、U字状ワイヤ保持枠12の回動を規制することができる。図4にロック爪14の取り付け状態を示す断面模式図を示す。U字状ワイヤ支持部11の屈曲部に沿ってロック爪軸13が固定されており、このロック爪軸13に対してロック爪14が回動自在に取り付けられている。従って、ロック爪14を回動させてU字状ワイヤ保持枠12の上側に接触係止することにより、U字状ワイヤ保持枠12の回動が規制される。
ロック爪14をU字状ワイヤ保持枠12に係止した際の踏み板10と枠体1の状態を図5に示す。ロック爪14が両方のU字状ワイヤ保持枠12に係止している。また、この状態においては、一対のU字状ワイヤ保持枠12は水平(A−A’線)よりも下側に位置している、すなわち、U字状ワイヤ保持枠12同士のなす角度は180度を超えている。
上記実施例の罠装置を使用する際のセット状態を図7に示す。図1に示した踏み板10と枠体1との組み合わせ状態において、U字状ワイヤ保持枠12の周囲に、バネ23およびバネ受け部22により縮小方向に付勢されたループ状捕捉部24を有する捕捉ワイヤ20を巡らして保持しておく。枠体1に設けた切り欠き部3は、この際にバネ受け部22と枠体1が抵触しないための手段である。この捕捉ワイヤの例としては、例えば特許文献2の図4に示されている。このワイヤの取り付けを容易にするため、U字状ワイヤ保持枠12各々の外周には捕獲ワイヤ20のずれを防止するための溝を設けることが望ましい。
次に、上記実施例の作動について説明する。図7に示したセット状態で動物がこの装置上に来て踏み板10を踏むと、図6に示したようにロック爪14が外れて踏み板10が枠体1内で落下する。U字状ワイヤ保持枠12は、端部がU字状ワイヤ支持部11において踏み板に固定されているが、U字状ワイヤ保持枠12と踏み板10との間に突起2が介在するため、U字状ワイヤ保持枠12の凸状部16が上方に跳ね上げられ、このとき捕捉ワイヤ20がU字状ワイヤ保持枠12より解放される。捕捉ワイヤ20はループ状捕捉部が縮小方向に付勢されているため、ループ状捕捉部の径が小さくなって動物の足に掛かる。
以上説明したように、本考案による動物用罠装置は確実な作動と安全な設置を可能にできるため、有害動物捕獲に極めて有用である。
本考案による罠装置の一実施例の斜視図であり、踏み板と枠体とを組み合わせた状態を示す。 図1に示した実施例の枠体の平面図である。 図1に示した実施例の踏み板の構成を示す斜視図である。 図3に示したロック爪の取り付け状態を示す断面模式図である。 図1に示した実施例の正面図である。 図1に示した実施例を使用できるようにセットした状態を示す斜視図である。
1 枠体
2 突起
3 切り欠き部
10 踏み板
11 U字状ワイヤ保持枠支持部
12 U字状ワイヤ保持枠
13 ロック爪軸
14 ロック爪
15 回動軸
16 凸状部
20 捕獲ワイヤ
21 係止部
22 バネ受け部
23 バネ
本考案による罠装置の一実施例の斜視図であり、踏み板と枠体とを組み合わせた状態を示す。 図1に示した実施例の枠体の平面図である。 図1に示した実施例の踏み板の構成を示す斜視図である。 図3に示したロック爪の取り付け状態を示す断面模式図である。 図1に示した実施例の正面図である。 図1に示した罠装置において、踏み板上のU字状ワイヤ保持枠が作動した状態を示す正面図である。 図1に示した実施例を使用できるようにセットした状態を示す斜視図である。

Claims (5)

  1. 一定の高さを有する四角形の壁部の対向する2辺の上部にそれぞれ前記四角形内部に向かって突出する2カ所の突起を設けた枠体と、前記枠体に収納可能な外形を有する踏み板表面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠が前記踏み板表面に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置されており、前記一対のU字状ワイヤ保持枠のいずれかの連結部において前記一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に上部より押圧することにより回動を規制するロック手段が設けられた踏み板と、先端がループ状に構成され、前記ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする動物捕獲用罠装置。
  2. 前記踏み板を前記枠体と組み合わせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠各々が前記突起の各々と交差するよう配置されていることを特徴とする請求項1記載の動物捕獲用罠装置。
  3. 前記U字状ワイヤ保持枠の各々を前記踏み板に接するように寝かせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠の各々の上面同士がなす角度が180度超であることを特徴とする請求項1または2記載の動物捕獲用罠装置。
  4. 前記捕獲ワイヤをU字状ワイヤ保持枠に係合保持した際に、前記ワイヤ上の付勢手段が前記枠体に抵触するのを防止するため、前記枠体の片側に切り欠き部をもうけたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動物捕獲用罠装置。
  5. 前記それぞれのU字状ワイヤ保持枠は、外周部に溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の動物捕獲用罠装置。
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