JP3183576U - 罠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】捕獲対象動物を捕える罠装置を提供する。
【解決手段】 捕獲対象動物の肢を括るループ状の部分45を形成可能なワイヤーロープ41と、ワイヤーロープ41に沿って伸縮するコイルバネ51と、コイルバネ51の伸長と連動してループ状の部分45の径45dを縮めるように動く第1のユニット10と、コイルバネ51を圧縮させた状態で第1のユニット10を作動させないように第1のユニット10に対して着脱可能に連結される第2のユニット20と、ループ状の部分45をセットする第3のユニット30であって、ループ状の部分45に捕獲対象動物が肢を踏み入れたときに第1のユニット10を作動させる第3のユニット30とを有する罠装置100である。
【選択図】図1
【解決手段】 捕獲対象動物の肢を括るループ状の部分45を形成可能なワイヤーロープ41と、ワイヤーロープ41に沿って伸縮するコイルバネ51と、コイルバネ51の伸長と連動してループ状の部分45の径45dを縮めるように動く第1のユニット10と、コイルバネ51を圧縮させた状態で第1のユニット10を作動させないように第1のユニット10に対して着脱可能に連結される第2のユニット20と、ループ状の部分45をセットする第3のユニット30であって、ループ状の部分45に捕獲対象動物が肢を踏み入れたときに第1のユニット10を作動させる第3のユニット30とを有する罠装置100である。
【選択図】図1
Description
本考案は、捕獲対象動物を捕える罠装置に関するものである。
特許文献1には、確実な作動と安全な設置が可能な動物用罠装置を提供することが記載されている。そのため、特許文献1には、基台と、回動自在に前記基台上に固定された一対のU字状ワイヤ保持枠と、前記U字状ワイヤ保持枠内において一端が回動自在に前記基台上に固定されほぼ水平になるよう上向きに付勢された踏み板と、回動により前記一対のU字状ワイヤ保持枠を規制及び解放することのできるロック手段とからなることを特徴とする動物用罠装置が記載されている。
鹿や猪などの捕獲対象動物を捕える罠装置が求められている。
本考案の態様の1つは、捕獲対象動物の肢を括るループ状の部分を形成可能なロープ状部材と、ロープ状部材に沿って伸縮する弾性部材と、弾性部材の伸長と連動してループ状の部分の径を縮めるように動く第1のユニットと、弾性部材を圧縮させた状態で第1のユニットを作動させないように第1のユニットに対して着脱可能に連結される第2のユニットとを有する罠装置である。
この罠装置においては、第1のユニットおよび第2のユニットを連結させた状態で、ループ状の部分を所定の位置にセットできる。このため、ループ状の部分をセットする際に第1のユニットが作動することを防止できる。したがって、ユーザーの意に反して第1のユニットが作動し、ループ状の部分の径が縮まることによりユーザーが怪我をすることも抑制できる。
この罠装置においては、さらに、ループ状の部分をセットする第3のユニットであって、ループ状の部分に捕獲対象動物が肢を踏み入れたときに第1のユニットを作動させる第3のユニットを有することが望ましい。第1のユニットおよび第2のユニットを連結させた状態でループ状の部分を第3のユニットにセットできる。
典型的には、第3のユニットは、四角筒状の第1のサブユニットと、第1のサブユニットの内壁に沿って下降可能に配置される四角板状の第2のサブユニットと、ループ状の部分を着脱可能に保持するコの字型の一組の第3のサブユニットであって、第2のサブユニットが捕獲対象動物の肢により踏まれたときに第1のユニットを作動させる一組の第3のサブユニットとを含み、一組の第3のサブユニットのそれぞれは、第2のサブユニットの下降と連動して第1のサブユニットの対峙する一組の内壁のそれぞれに沿ってそれぞれ下降する一組の第1の部分と、一組の第1の部分のそれぞれを繋ぐ第2の部分であって、第2のサブユニットが下降したときに第1のサブユニットの上端縁に当たり跳ね上がる第2の部分とを含むことが望ましい。
第1のユニットは、弾性部材を圧縮させる第1の方向に延びた第1の溝部と、第1の溝部に対して直角な第2の方向に延びた第2の溝部とを含み、第2のユニットは、弾性部材を圧縮させるときに第1の溝部に沿って動き、第1のユニットに連結させるときに第2の溝部に沿って動く突起部を含むことが望ましい。
弾性部材は、コイルバネを含み、第1のユニットは、コイルバネを一端側から覆う有底円筒状の第1のケースを含み、第1の溝部および第2の溝部は第1のケースの側壁を貫通するように形成されており、第2のユニットは、コイルバネを他端側から覆う有底円筒状の第2のケースを含み、突起部は第2のケースの外壁に対して突出するように設けられていることが望ましい。
図1に、本考案の実施形態に係る罠装置の概要を示している。この罠装置(括り罠)100は、野生動物の肢(手足)を括る(縛る、締める)ことにより捕獲対象動物を捕える捕獲ユニット1と、捕獲対象動物が肢を踏み入れたときに捕獲ユニット1を作動可能にセットするトラップユニット2とを有する。
罠装置100の捕獲ユニット1は、捕獲対象動物の肢を括るループ状(輪状)の部分45を形成可能なワイヤーロープユニット40と、ループ状の部分45の径45dを弾性部材51の反発力(復元力)により縮小可能なスプリングユニット50とを含む。
捕獲ユニット1のワイヤーロープユニット40は、スプリングユニット50を貫通するワイヤーロープ(ロープ状部材)41と、ワイヤーロープ41の一端41aに形成された第1のリング部分46と、第1のリング部分46にワイヤーロープ41を通すことにより形成されたループ状の部分45と、ループ状の部分45の内周側に取り付けられたワイヤーロープ41よりも摩擦抵抗の小さい滑り部材45aと、ワイヤーロープ41の他端41bに形成された第2のリング部分47と、第2のリング部分47に取り付けられたシャックル93と、スプリングユニット50の他端41bの側にワイヤーロープ41に沿って移動可能に取り付けられたストッパー(止め具)91と、ストッパー91の他端41bの側に設けられたよじれ止め金具92とを含む。このワイヤーロープユニット40においては、シャックル93を介してワイヤーロープ41を近くの立木などに連結することができる。
捕獲ユニット1のスプリングユニット50は、ワイヤーロープ41に沿って伸縮するコイルバネ(弾性部材、圧縮ばね)51と、コイルバネ51の伸長と連動してループ状の部分45の径45dを縮めるように動く第1のユニット10と、コイルバネ51を圧縮させた状態で第1のユニット10を作動させないように第1のユニット10に対して着脱可能に連結された第2のユニット20とを含む。
罠装置100のトラップユニット2は、第1のユニット10および第2のユニット20が連結された状態でループ状の部分45をセットする第3のユニット30を含む。第3のユニット30は、平面視四角筒状の第1のサブユニット(台座、本桶)60と、台座60の内壁面62に沿って上下方向111に移動可能に配置された平面視四角板状の第2のサブユニット(踏み板、踏み台)70と、ループ状の部分45を着脱可能に保持する平面視コの字型の一組の第3のサブユニット(ワイヤーガード、枠部材)80とを含む。それぞれのワイヤーガード80は、踏み板70の左右方向112の中央近傍の前後方向113に対峙する位置に連結金具85を介して、踏み板70に対して回転可能(開閉可能)に連結されている。さらに、それぞれのワイヤーガード80は、ワイヤーロープ41のループ状の部分45を引っ掛けるワイヤー溝80aを含む。
スプリングユニット50の第1のユニット10は、コイルバネ51の一端51aを支持し、コイルバネ51を一端51aの側から覆う有底円筒状の第1のケース11を含む。第2のユニット20は、コイルバネ51の他端51bを支持し、コイルバネ51を他端51bの側から覆う有底円筒状の第2のケース21を含む。すなわち、コイルバネ51は、第1のユニット10および第2のユニット20が連結された状態において、第1のケース11および第2のケース21により圧縮された状態で収納されている。
第1のユニット10の第1のケース11は、コイルバネ51の一端51aを支持する底壁12と、コイルバネ51の周囲を覆う円筒状の側壁13とを含む。さらに、第1のケース(キャップ)11は、ワイヤーロープ41を通すために底壁12のほぼ中央を貫通して形成された貫通孔12aと、第2のケース21と連結するために側壁13の対峙する位置に形成された一組のガイド溝15とを含む。
第1のユニット10の第2のケース21は、コイルバネ51の中間部分を収納する長尺状の筒部(パイプ)21aと、コイルバネ51の他端51bの側を収納する蓋部(キャップ)21bとを含む。蓋部21bは、コイルバネ51の他端51bを支持する底壁22と、コイルバネ51の周囲を覆う円筒状の側壁23とを含む。筒部21aは、蓋部21bの側壁23に嵌め込まれた(差し込まれた)状態でコイルバネ51の周囲を覆う円筒状の側壁24を含む。さらに、第2のケース21は、ワイヤーロープ41を通すために底壁22のほぼ中央を貫通して形成された貫通孔22aと、第1のケース11と連結するために側壁24の対峙する位置に設けられた一組の突起部26とを含む。
この罠装置100においては、ループ状の部分45がワイヤー溝80aに沿ってワイヤーガード80にセットされた状態で、ストッパー91が第2のケース21に近接させた位置に固定される。このため、捕獲対象動物の肢により踏み板70が踏まれると、踏み板70の下降と連動してワイヤーガード80が連結金具85の支点85aを中心として跳ね上がるように回転することにより、ループ状の部分45がワイヤーガード80から外れ、第1のユニット10を作動させることができる。すなわち、この罠装置100においては、ストッパー91が第2のケース21の他端41bの側への移動を規制しているため、コイルバネ51の反発力により第2のユニット20がワイヤーロープ41に沿って他端41bの側に動くことはなく、第1のユニット10をワイヤーロープ41に沿って一端41aの側に動かすことができる。このため、第1のユニット10がコイルバネ51の伸長と連動して第1のリング部分46を押すことにより、ループ状の部分45の径45dを縮めることができる。さらに、ループ状の部分45には滑り部材45aが取り付けられているので、ループ状の部分45の収縮する速度(括り速度)を向上できる。したがって、縮小されたループ状の部分45が野生動物の肢を括ることにより捕獲対象動物を捕えることができる。
さらに、この罠装置100においては、第1のユニット10および第2のユニット20が、一組のガイド溝15および一組の突起部26により着脱可能に連結されている。このため、ループ状の部分45をワイヤーガード80にセットする際にワイヤーガード80が誤って回転し、第1のユニット10が作動することを確実に防止できる。さらに、この罠装置100においては、ループ状の部分45をワイヤーガード80にセットした後に第1のユニット10および第2のユニット20の連結を解除できる。このため、ユーザーの意に反して第1のユニット10が作動し、ループ状の部分45が縮まる(締まる)ことにより怪我をすることも防止できる。したがって、ループ状の部分45の取り付け作業を効率よく安全に行うことが可能な罠装置100を提供できる。
図2に、スプリングユニット50の第1のユニット10に対して第2のユニット20を連結する様子を示している。図3に、スプリングユニット50の第1のユニット10に対して第2のユニット20が連結された様子を示している。
このスプリングユニット50においては、第1のケース11の径が第2のケース21の筒部21aの径よりも大きく設計されている。第1のケース11は、側壁13の対峙する位置に側壁13を貫通するように形成された一組のガイド溝15を含む。それぞれのガイド溝15は、コイルバネ51を圧縮(伸縮)させる第1の方向121に延びた第1の溝部16と、第1の溝部16に対して直角な第2の方向122に第1の溝部16から直に延びた第2の溝部17とを含む。第2のケース21は、側壁24の対峙する位置に外壁面24aに対して突出するように設けられた一組の突起部(セットスクリュー、止めねじ)26とを含む。
このスプリングユニット50においては、コイルバネ51を圧縮させるときに、第1の溝部16に沿って突起部26が動くように第1のケース11に対して第2のケース21を第1の方向121に嵌め込んだ(差し込んだ)後、第2の溝部17に沿って突起部26が動くように第1のケース11に対して第2のケース21を第2の方向(時計回り、右回り)122に回転させる。これにより、コイルバネ51の反発力に伴う第1のケース11の一端41aの側への移動および第2のケース21の他端41bの側への移動を、第2の溝部17および突起部26により規制できる。したがって、第1のケース11に対して第2のケース21を着脱可能に連結(ロック)できる。なお、第2のケース21に対して第1のケース11を第1の方向121に嵌め込む(被せ込む)ようにしてもよく、第2のケース21に対して第1のケース11を第2の方向122に回転させてもよい。
なお、第1の溝部16および第2の溝部17は、第1のケース11の側壁13に対して非貫通となるように形成されていてもよい。たとえば、第1の溝部16および第2の溝部17が側壁13の外壁面13aに対して凹状に形成されている場合、第2のケース21の筒部21aの径を第1のケース11の径よりも大きく設計し、突起部26を第2のケース21の側壁24の内壁面24bに対して突出するように設ければよい。また、突起部26はボールプランジャーなどであってもよい。また、第2のケース21が、コイルバネ51を圧縮させる第1の方向121に延びた第1の溝部と、第1の溝部に対して直角な第2の方向122に延びた第2の溝部とを含み、第1のケース11が、コイルバネ51を圧縮させるときに第1の溝部に沿って動き、第2のケース21に連結させるときに第2の溝部に沿って動く突起部を含むものであってもよい。
図4に、捕獲ユニット1をトラップユニット2にセットする様子を示している。図5に、第1のユニット10および第2のユニット20の連結を解除する様子を示している。トラップユニット2の第3のユニット30は、上述のとおり、平面視四角筒状の台座60と、台座60の内壁面62に沿って上下方向111に移動可能に配置された平面視四角板状の踏み板70と、ループ状の部分45を着脱可能に保持する平面視コの字型の一組のワイヤーガード80とを含む。
台座60は、前後方向113に対峙する前側壁61aおよび後側壁61bと、左右方向112に対峙する左側壁61cおよび右側壁61dと、前側壁61aの上端縁63aの中央に上端縁63aを切り欠くように形成された切欠部65とを含む。踏み板70は、捕獲対象動物の肢により踏まれる表面(上面)70aと、側壁61a〜61dに対してほぼ隙間を開けることなく、側壁61a〜61dの内壁面62a〜62dに沿って下降可能にそれぞれ配置された前端縁71a、後端縁71b、左端縁71cおよび右端縁71dとを含む。このため、捕獲対象動物を捕えるために踏み板70の表面70aの隅々(四隅)まで利用することができる。
それぞれのワイヤーガード80は、連結金具85の支点85aから表面70aの前端縁71aおよび後端縁71bのそれぞれに沿って延びる一組の第1の部分81と、一組の第1の部分81のそれぞれを繋ぐ第2の部分82とを含む。それぞれの第1の部分81は、踏み板70の表面70aから前後方向113にはみ出さないように配置されており、踏み板70の下降と連動して台座60の対峙する内壁面62aおよび62bのそれぞれに沿ってそれぞれ下降する。それぞれの第2の部分82は、踏み板70の表面70aから左右方向112に僅かにはみ出し、台座60の左側壁61cの上端縁63cおよび右側壁61dの上端縁63dのそれぞれの上方111aに位置するように配置されており、踏み板70が下降したときにそれぞれの上端縁63cおよび63dに当たり跳ね上がる。この罠装置100においては、ワイヤーガード80の第2の部分82が、台座60の側壁61c(61d)から左右方向112にはみ出さないように上端縁63c(63d)の上方111aに配置されている。このため、一組のワイヤーガード80により囲まれる内側の領域80bのほぼ全てを踏み板70により占めることができる。したがって、捕獲対象動物がワイヤーガード80にセットしたループ状の部分45に肢を踏み入れたときに、踏み板70が下降しない可能性を極めて少なくできる。このため、捕獲対象動物の捕獲率を向上させやすい。
この罠装置100においては、まず、図4に示すように、第1のユニット10および第2のユニット20が一組のガイド溝15および一組の突起部26により連結された状態で、ワイヤーロープ41をワイヤーガード80に巻き掛けるように取り付けることにより、ワイヤーガード80の外周に沿った四角形状のループ状の部分45を形成する。この罠装置100においては、第1のユニット10および第2のユニット20が連結された状態でループ状の部分45を形成できるため、ワイヤーロープ41をワイヤーガード80の周囲に取り付けている途中で、ワイヤーガード80が回転したりワイヤーロープ41が外れたりしても第1のユニット10が作動することを防止できる。このため、ワイヤーロープ41の取り付け作業とコイルバネ51の圧縮作業とを同時に行う必要がない。したがって、罠装置100のセッティングに不慣れなユーザーや一般的に非力な女性のユーザーなどであっても、コイルバネ51が圧縮された状態で連結された捕獲ユニット1を用いることにより、容易にかつ安全にトラップユニット2への取り付け作業を行うことができる。
次に、第1のユニット10の第1のケース11を台座60の切欠部65に配置し、ストッパー91を第2のケース21に接近させた状態でワイヤーロープ41に沿って移動不能となるように固定する。これにより、第2のケース21がワイヤーロープ41に沿って他端41bの側に移動することを規制できる。次に、図5に示すように、第2のケース21を第1のケース11に対して第2の方向(反時計回り、左回り)122に回転させることにより、突起部26を第2の溝部17から第1の溝部16へ移動させる。これにより、第1のケース11と第2のケース21との連結を解除できる。この罠装置100においては、ワイヤーロープ41のワイヤーガード80への取り付け作業と、第2のケース21の移動を規制するストッパー91の固定作業とが完了した後で、ユーザーの所望のタイミングで第2のケース21に対する第1のケース11の連結を解除できる。したがって、ユーザーの所望のタイミングで第1のケース11を作動(発射)可能な状態にできる。このため、ユーザーの意に反して踏み板70が下降して第1のケース11が作動するような事態やそれに伴う事故を回避できる。したがって、ワイヤーロープ41をワイヤーガード80に取り付けた後に、ループ状の部分45の緩みや位置ずれなどに対する微調整や踏み板70の高さ調整などを安全に行うことが可能な罠装置100を提供できる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲に規定されたものを含む。第1のケース11および第2のケース21は円筒状に限定されず、角筒状であってもよく、その場合、ボールプランジャーとそのボール部分が嵌まる凹部(孔部)とにより着脱可能に連結されていてもよい。また、第2のサブユニット70は板状に限定されず、網状などであってもよい。
10 第1のユニット、 20 第2のユニット、 30 第3のユニット
41 ワイヤーロープ(ロープ状部材)、 51 コイルバネ(弾性部材)
100 罠装置(括り罠)
41 ワイヤーロープ(ロープ状部材)、 51 コイルバネ(弾性部材)
100 罠装置(括り罠)
Claims (5)
- 捕獲対象動物の肢を括るループ状の部分を形成可能なロープ状部材と、
前記ロープ状部材に沿って伸縮する弾性部材と、
前記弾性部材の伸長と連動して前記ループ状の部分の径を縮めるように動く第1のユニットと、
前記弾性部材を圧縮させた状態で前記第1のユニットを作動させないように前記第1のユニットに対して着脱可能に連結される第2のユニットとを有する罠装置。 - 請求項1において、さらに、
前記ループ状の部分をセットする第3のユニットであって、前記ループ状の部分に前記捕獲対象動物が肢を踏み入れたときに前記第1のユニットを作動させる第3のユニットを有する、罠装置。 - 請求項2において、
前記第3のユニットは、四角筒状の第1のサブユニットと、
前記第1のサブユニットの内壁に沿って下降可能に配置される四角板状の第2のサブユニットと、
前記ループ状の部分を着脱可能に保持するコの字型の一組の第3のサブユニットであって、前記第2のサブユニットが前記捕獲対象動物の肢により踏まれたときに前記第1のユニットを作動させる一組の第3のサブユニットとを含み、
前記一組の第3のサブユニットのそれぞれは、前記第2のサブユニットの下降と連動して前記第1のサブユニットの対峙する一組の前記内壁のそれぞれに沿ってそれぞれ下降する一組の第1の部分と、
前記一組の第1の部分のそれぞれを繋ぐ第2の部分であって、前記第2のサブユニットが下降したときに前記第1のサブユニットの上端縁に当たり跳ね上がる第2の部分とを含む、罠装置。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記第1のユニットは、前記弾性部材を圧縮させる第1の方向に延びた第1の溝部と、
前記第1の溝部に対して直角な第2の方向に延びた第2の溝部とを含み、
前記第2のユニットは、前記弾性部材を圧縮させるときに前記第1の溝部に沿って動き、前記第1のユニットに連結させるときに前記第2の溝部に沿って動く突起部を含む、罠装置。 - 請求項4において、
前記弾性部材は、コイルバネを含み、
前記第1のユニットは、前記コイルバネを一端側から覆う有底円筒状の第1のケースを含み、前記第1の溝部および前記第2の溝部は前記第1のケースの側壁を貫通するように形成されており、
前記第2のユニットは、前記コイルバネを他端側から覆う有底円筒状の第2のケースを含み、前記突起部は前記第2のケースの外壁に対して突出するように設けられている、罠装置。
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