JP3192771U - 動物用罠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実な作動と安全かつ容易な設置が可能な動物捕獲用罠装置を提供する。【解決手段】動物捕獲用罠装置は、一定の高さを有する四角形の壁部に囲まれた枠体1と、枠体に収納可能な外形を有する踏み板10の対向する側面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠12が踏み板に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置される。一対のU字状ワイヤ保持枠の両端部は枠体の外側にはみ出す構成となる。さらに踏み板の片側には一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に押圧することにより回動を規制する一対のトリガー手段が設けられ、先端がループ状に構成され、ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、猪、鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠装置に関する。
従来から、猪や鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠として、踏み板の反動によるワイヤ発射タイプの装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、踏み板の上面に半円弧状の作動体を互いに対向させて載置し、各作動体の回動端部を枠体の受け桟に載置し、縮小方向に付勢されたループを有するワイヤを各作動体の外周に懸回してリング状に保形した野生動物用罠が開示されている。しかし、この装置では作動体の支点と受け桟との距離が大きいため、踏み板の降下距離が長くならないと作動しにくいという問題点がある。また、ワイヤを設置する際には、安全のため規制ピンを枠体に差し込み、使用する直前にこのピンを抜き取らなければならないので、手間が掛かる。
また、特許文献2には、踏み板と半枠状に構成された1対の作動部材と、この作動部材を指示する枠体と、付勢手段によりループ状に保持された捕獲ワイヤとからなる動物捕獲用罠が開示されている。この装置では、枠体に切り欠き縁を設け、この切り欠き縁により作動部材の回動を発生させるため、作動部材の初動速度を向上し確実に動物を捕獲できるとされる。しかしながら、この文献においては、捕獲ワイヤセット時の作動部材同士の角度は特に規定されておらず、図2を参照する限り、180度と推量される。しかしながら、この角度が180度である場合、ワイヤセット後に安全装置を取り外す際に、わずかの応力により作動部材が回動してワイヤを発射してしまう危険性がある。また、ワイヤをセットした後で、安全装置を解除しなければならないので手間もかかる。
実用新案登録第3127832号公報 実用新案登録第3154195号公報
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、確実な作動と安全かつ容易な設置が可能な動物用罠装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本考案による動物用罠装置は、一定の高さを有する四角形の壁部に囲まれた枠体と;前記枠体に収納可能な外形を有する踏み板の対向する側面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠が前記踏み板に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置されており、前記一対のU字状ワイヤ保持枠の両端部は前記枠体の外側にはみ出す構成となっており、さらに前記踏み板の片側には前記一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に押圧することにより回動を規制する一対のトリガー手段が設けられた踏み板と;先端がループ状に構成され、前記ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする。
前記U字状ワイヤ保持枠の各々を前記踏み板に接するように寝かせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠の各々の上面同士がなす角度が片側では180度超、反対側では180度未満であることが好適である。
また、前記捕獲ワイヤをU字状ワイヤ保持枠に係合保持した際に、前記ワイヤ上の付勢手段が前記枠体に抵触するのを防止するため、前記枠体の片側に枠体切り欠き部を設けることが好適である。
さらに、前記それぞれのU字状ワイヤ保持枠は、外周部に溝が形成されていることが好適である。
本考案による動物用罠装置は、トリガー爪によりU字状ワイヤ保持枠の回動を規制できるため、捕獲ワイヤをセットする際に安全である。また、U字状ワイヤ保持枠が片側においては水平より下側(角度が180度超)でありながら反対側では水平より上側(角度が180度未満)となっているため、踏み板を踏んだときU字状ワイヤ保持枠が作動する感度が良好である。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説明する。図1に本考案による罠装置の一実施例の斜視図を示す。図1は、枠体1上に踏み板10を設置した状態を示す。踏み板上には対向する2辺の側面にU字状ワイヤ保持枠支持部11が設けられ、1対のU字状ワイヤ保持枠12が外側に凸状部13が向くように、かつ回動自在に回動軸14により取り付けられている。1対のU字状ワイヤ保持枠12は開いた(踏み板10に最接近した状態)では全体が長円形となるよう構成されており、踏み板10の端部に設けられたトリガー爪15に係止することにより、その状態を維持するよう規制されている。また、開いた状態ではU字状ワイヤ保持枠12の凸状部は枠体1の外方に配置されており、踏み板10の外形は枠体1よりも小さく形成されているため、U字状ワイヤ保持枠12の下面が枠体1上に載置された状態で、踏み板10が枠体1内に収納されている。
図2には、上記実施例の踏み板10の平面図を示す。踏み板10のトリガー爪15を設けた端部は踏み板切り欠き部17が設けられ、トリガー爪15がU字状ワイヤ保持枠12と確実に係止するよう調整されている。
図3には、枠体1の斜視図を示した。枠体1は踏み板10の厚さよりも高い壁部に囲まれた四角形からなり、1辺上には枠体切り欠き部2が形成され、枠体1の上部より高さが低く形成されている。また、枠体1からは連結紐16が延出され、図2に示した踏み板10と連結されている。これは枠体1と踏み板10とが離散するのを防止するためである。
図4には、U字状ワイヤ保持枠12を開いてトリガー爪15に係止した状態の踏み板10の正面図を示す。この正面側においてトリガー爪15が弾性的にU字状ワイヤ保持枠12を係止しており、U字状ワイヤ保持枠12同士のなす角度は180度超(両方のU字状ワイヤ保持枠12がA−A’線より下側になる)になるよう構成されている。これは、捕獲ワイヤをU字状ワイヤ保持枠12周囲に巡らせた際に、捕獲ワイヤの収縮圧力によるU字状ワイヤ保持枠12への応力を下向きに逃がし、U字状ワイヤ保持枠12の回動圧力がトリガー爪15にかかることを防止するためである。
図5には、U字状ワイヤ保持枠12が回動した状態の踏み板10の正面図を示す。図1に示した本実施例において動物が踏み板10上に乗ることにより、踏み板10は枠体1内で下方に落下する。ところがU字状ワイヤ保持枠12は枠体1外に延出されていて突出部13の落下が阻害されるため、結果としてU字状ワイヤ保持枠12は回動軸14を中心として上方へ回動しようとする。そして、その応力がトリガー爪15の係止圧力を超えた際に一気に上方へ跳ね上がる。
図6には、図4に示した状態の踏み板10の背面図を示す。この背面側においては、U字状ワイヤ保持枠12同士のなす角度が180度未満(両方のU字状ワイヤ保持枠12がB−B’線より上側になる)になるよう構成されていることが特徴である。正面側において角度が180度超になるようにして捕獲ワイヤ取り付け時のU字状ワイヤ保持枠12の安定性を確保し、こちら側の角度を180度未満にすることにより、U字状ワイヤ保持枠12の回動開始感度を上げるようにしている。また、U字状ワイヤ保持枠12外側には溝部18を設けることにより、捕獲ワイヤ20を取り付けた際にずれを防止することができる。
上記実施例の罠装置を使用する際のセット状態を図7に示す。図1に示した踏み板10と枠体1との組み合わせ状態において、U字状ワイヤ保持枠12の周囲に、バネ(図示していない)およびバネ受け部22により縮小方向に付勢された捕捉ワイヤ20を巡らして保持しておく。枠体1に設けた切り欠き部3は、この際にバネ受け部22と枠体1が抵触しないための手段である。この捕捉ワイヤの例としては、例えば特許文献2の図4に示されている。
次に、上記実施例の作動について説明する。図7に示したセット状態で動物がこの装置上に来て踏み板10を踏むと、図1に示した枠体1に対して踏み板10が下方に落下する。この際にトリガー爪15の係止が解放され、U字状ワイヤ保持枠12は枠体1の上部に押される形となり、図5に示したように上方へと跳ね上がる。このとき捕捉ワイヤ20がU字状ワイヤ保持枠12より解放される。捕捉ワイヤ20はループ状捕捉部が縮小方向に付勢されているため、ループ状捕捉部の径が小さくなって動物の足に掛かる。
以上説明したように、本考案による動物用罠装置は確実な作動と安全な設置を可能にできるため、有害動物捕獲に極めて有用である。
本考案による罠装置の一実施例の斜視図であり、踏み板と枠体とを組み合わせた状態を示す。 図1に示した実施例の踏み板の平面図である。 図1に示した実施例の枠体を示す斜視図である。 図1に示した実施例の踏み板の正面図である。 図4に示した踏み板においてU字状ワイヤ保持枠が作動した状態を示す正面図である。 図4に示した踏み板の背面図である。 図1に示した実施例を使用できるようにセットした状態を示す斜視図である。
1 枠体
2 枠体切り欠き部
10 踏み板
11 U字状ワイヤ保持枠支持部
12 U字状ワイヤ保持枠
13 凸状部
14 回動軸
15 トリガー爪
16 連結紐
17 踏み板切り欠き部
18 溝部
20 捕獲ワイヤ
21 係止部
22 バネ受け部

Claims (4)

  1. 一定の高さを有する四角形の壁部に囲まれた枠体と;前記枠体に収納可能な外形を有する踏み板の対向する側面に、外周が楕円を形成するように一対のU字状ワイヤ保持枠が前記踏み板に対してそれぞれ垂直方向に回動自在に配置されており、前記一対のU字状ワイヤ保持枠の両端部は前記枠体の外側にはみ出す構成となっており、さらに前記踏み板の片側には前記一対のU字状ワイヤ保持枠を同時に押圧することにより回動を規制する一対のトリガー手段が設けられた踏み板と;先端がループ状に構成され、前記ループ径を自在に変更できる手段とループ径を縮小する方向に付勢する手段とを有する捕獲ワイヤとからなることを特徴とする動物捕獲用罠装置。
  2. 前記U字状ワイヤ保持枠の各々を前記踏み板に接するように寝かせた際に、前記U字状ワイヤ保持枠の各々の上面同士がなす角度が片側では180度超、反対側では180度未満であることを特徴とする請求項1の動物捕獲用罠装置。
  3. 前記捕獲ワイヤをU字状ワイヤ保持枠に係合保持した際に、前記ワイヤ上の付勢手段が前記枠体に抵触するのを防止するため、前記枠体の片側に切り欠き部をもうけたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の動物捕獲用罠装置。
  4. 前記それぞれのU字状ワイヤ保持枠は、外周部に溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動物捕獲用罠装置。
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