JP2011045244A - 小動物捕獲器 - Google Patents

小動物捕獲器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011045244A
JP2011045244A JP2009193756A JP2009193756A JP2011045244A JP 2011045244 A JP2011045244 A JP 2011045244A JP 2009193756 A JP2009193756 A JP 2009193756A JP 2009193756 A JP2009193756 A JP 2009193756A JP 2011045244 A JP2011045244 A JP 2011045244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small animal
seesaw plate
entrance
seesaw
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009193756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5431834B2 (ja
Inventor
Shuichi Yamazaki
収一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009193756A priority Critical patent/JP5431834B2/ja
Publication of JP2011045244A publication Critical patent/JP2011045244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5431834B2 publication Critical patent/JP5431834B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】小動物を逃がすことなく確実に捕獲できる小動物捕獲器を提供する。
【解決手段】捕獲容器に形成された入口を閉鎖することにより上記入口から侵入した小動物を捕獲する小動物捕獲器であって、捕獲容器内には、上記入口に臨むようにシーソー板が設けられ、上記シーソー板は、入口から侵入した小動物が奥に移動することにより奥に向かって傾斜するよう構成されるとともに、入口から侵入した小動物が奥に移動して奥に向かって傾斜した状態で入口を閉鎖するよう構成され、上記奥に向かって下り傾斜となったシーソー板の傾斜状態を保持してロックするロック機構を備え、上記ロック機構は、上記シーソー板に設けられて捕獲容器の内部で上下する係止片と、上記係止片を捕獲容器の内部で係止してシーソー板をロックする係止手段とを含んで構成され、上記係止手段は、捕獲容器の外部に露出して係止片の係止を捕獲容器の外部から解除可能な解除部を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネズミ等の小動物を捕獲するために使用される小動物捕獲器に関する。
従来より、ネズミ等の小動物を捕獲するために、例えば下記の特許文献1に示すように、シーソー板を利用した小動物捕獲箱が提供されている。この小動物捕獲箱は、鼠がシーソーの中央より奥に入って行くと、その重さによってシーソーの奥側が少し下がる。すると、回転軸が下側に離れているのでバランスがくずれ、奥側がいっきに底まで下がり、シーソー下部の磁石と箱底の磁石の吸引力で固定される。この状態で、シーソー入口がふさがれることにより鼠が逃げられなくなるようにしている。
実用新案登録第3113786号公報
上記小動物捕獲箱は、シーソーの奥側がいっきに下がったときに磁石の吸引力で固定するようになっている。このため、捕獲された小動物が驚いて暴れだすと磁石が外れてしまい、せっかく捕獲した小動物に逃げられてしまうという問題がある。一方、鼠等の小動物は尻尾が長く、体長の約1/2は尻尾の長さが占めている。したがって、シーソーの奥側がいっきに下がったときに、磁石の吸引力でシーソーが固定される前に鼠等の尻尾がシーソーと入口の間に挟まってしまい、磁石同士の間にその分隙間が出来て十分に固定することができない。一方、鼠等は、尻尾が挟まることにより異変を感じて逃げようとするので、この状態で鼠等が逆戻りすると、簡単にシーソーが元にもどってしまってせっかく箱に入った鼠等に簡単に逃げられてしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、小動物を逃がすことなく確実に捕獲することができる小動物捕獲器を提供することをその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の小動物捕獲器は、捕獲容器に形成された入口を閉鎖することにより上記入口から侵入した小動物を捕獲する小動物捕獲器であって、
捕獲容器内には、上記入口に臨むようにシーソー板が設けられ、
上記シーソー板は、入口から侵入した小動物が奥に移動することにより奥に向かって傾斜するよう構成されるとともに、入口から侵入した小動物が奥に移動して奥に向かって傾斜した状態で入口を閉鎖するよう構成され、
上記奥に向かって下り傾斜となったシーソー板の傾斜状態を保持してロックするロック機構を備え、
上記ロック機構は、上記シーソー板に設けられて捕獲容器の内部で上下する係止片と、上記係止片を捕獲容器の内部で係止してシーソー板をロックする係止手段とを含んで構成され、
上記係止手段は、捕獲容器の外部に露出して係止片の係止を捕獲容器の外部から解除可能な解除部を有していることを要旨とする。
本発明の小動物捕獲器によれば、上記奥に向かって傾斜したシーソー板の傾斜状態を保持してロックするロック機構を備えているため、小動物が入口から侵入して奥に移動したときに、シーソー板が奥に向かって傾斜したときにロック機構でシーソー板がロックされるため、捕獲した小動物が暴れたとしても逃げられることがない。
また、上記ロック機構は、上記シーソー板に設けられて捕獲容器の内部で上下する係止片と、上記係止片を捕獲容器の内部で係止してシーソー板をロックする係止手段とを含んで構成されている。このように、係止片が捕獲容器の内部で上下するとともに、その係止片を捕獲容器の内部で係止手段が係止するよう構成されているため、捕獲容器の外側から小動物が接触するなどすることによる外力によってロック機構が破壊される等のおそれがなくなる。
さらに、上記係止手段は、捕獲容器の外部に露出して係止片の係止を捕獲容器の外部から解除可能な解除部を有しており、小動物を捕獲した後のロックの解除は捕獲容器の外部から行うことができ、繰り返し使用する場合の使い勝手が極めて良好である。
本発明において、上記ロック機構は、シーソー板が入口との間に隙間を作る第1段階と入口を閉鎖する第2段階との2段階にシーソー板の傾斜状態を保持してロックするよう構成されている場合には、小動物が入口から侵入して奥に移動したときに、シーソー板が奥に向かって傾斜したときに、まず、シーソー板は、入口との間に隙間を作る第1段階でロックされる。このとき、小動物の尻尾は上記隙間によってシーソー板に挟まれることがないうえ、この状態でシーソー板がロックされることから、箱から外へは逃げることが出来ない。つぎに、尻尾まで捕獲容器内に収容されてから小動物がさらに奥に進んだときに、シーソー板が入口を閉鎖する第2段階でロックされるため、入り込んだ小動物は完全に捕獲容器内に捕獲される。
本発明において、上記シーソー板の奥側端部には、侵入した小動物が乗ったときの重みでシーソー板を奥に向かって傾斜させる押え板が載置され、上記押え板はその奥側端部がヒンジ固定されている場合には、小動物がシーソー板の軸を通過してしばらく進むまではシーソー板が動きにくく、シーソー板がシーソー運動するときも押え板の上下動は小さくてすむ。このため、警戒心の強い小動物が少し足場が傾斜することに警戒して逃げるようなことが少なくなる。そして、小動物が逃げられなくなるまで奥側に移動したときにシーソー板が傾斜してロックされるため、小動物の取り逃がしが大幅に少なくなる。
本発明において、上記捕獲容器の入口上部には、入口から捕獲容器内に進入した小動物の尻尾がシーソー板と捕獲容器の間に挟まれるのを防止する切欠きが形成されている場合には、小動物が入口から侵入して奥に移動し、シーソー板が奥に向かって傾斜してロック機構でロックされたときに、小動物の尻尾は上記切欠きによってシーソー板に挟まれることがないうえ、この状態でシーソー板がロックされることから、箱から外へは逃げることが出来ず、入り込んだ小動物は完全に捕獲容器内に捕獲される。
本発明の第1実施形態における小動物捕獲器の全体構造を示す断面図である。 上記小動物捕獲器を示す図である。 上記小動物捕獲器の動作を説明する断面図である。 上記小動物捕獲器の動作を説明する断面図である。 上記小動物捕獲器の動作を説明する断面図である。 上記小動物捕獲器の動作を説明する要部拡大図である。 本発明の第2実施形態における小動物捕獲器の要部を示す図である。
以下、本発明の小動物捕獲器の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この第1実施形態における小動物捕獲器の全体構造を示す断面図であり、図2(A)は全体の斜視図、(B)はシーソー板の要部を示す斜視図、(C)は係止手段の要部を示す斜視図である。
この小動物捕獲器は、捕獲容器1の横面に形成された入口2を閉鎖することにより上記入口2から侵入した小動物を捕獲するものである。図において、符号9は小動物を誘引するための餌9である。
より詳しく説明すると、上記捕獲容器1は、前後方向に延びる直方体状に形成され、前側の壁面下側に入口2が開口している。また、上記捕獲容器1内には、上記入口2に臨むようにシーソー板3が設けられている。上記シーソー板3は、左右の壁面にわたって設けられた軸4により前後にシーソー式に回動するシーソー運動をしうるようになっている。
上記シーソー板3は、軸4に対して入口2側が長く、奥側が短くなるように設定されるとともに、シーソー板3の奥側端部には下垂板5が設けられている。また、上記シーソー板3の奥側端部には、侵入した小動物が乗ったときの重みでシーソー板3を奥に向かって傾斜させる押え板7が載置され、上記押え板7はその奥側端部がヒンジ固定部8により、上下回動可能にヒンジ固定されている。
このような構造により、上記シーソー板3は、初期状態では入口2側から奥に向かって登り傾斜となり、入口2から侵入した小動物がシーソー板3上を奥に移動して押え板7に乗るまで進むことにより、小動物の重みで押え板7がヒンジ固定部8を軸に下向きに回動してシーソー板3の奥側端部を下向きに押える。これにより、シーソー板3がシーソー運動による回動で奥に向かって傾斜するようバランスされている。すなわち、上記シーソー板3は、入口2から侵入した小動物が奥に移動することにより奥に向かって傾斜するよう構成されている。
上記下垂板5は、シーソー板3が上述したシーソー運動をする際の錘として機能するほか、この小動物捕獲器自体を持ち運ぶ等する際に、シーソー板3が捕獲容器1内でバタバタと動き過ぎるのを防ぎ、軸4等を損傷させるのを防止しうるよう機能する。また、上記押え板7の上部には、左右の壁面にわたって設けられた棒状の規制部材11が配置され、この小動物捕獲器自体を持ち運ぶ等する際に、押え板7が捕獲容器1内でバタバタと動き過ぎるのを防ぎ、ヒンジ固定部8等を損傷させるのを防止している。
さらに、上記シーソー板3は、入口から侵入した小動物が奥に移動して奥に向かって傾斜した状態で、入口側端部3aが入口2の開口縁2aの高さと同等以上、好ましくは超える高さになることによりシーソー板が入口2を閉鎖するよう構成されている。
また、この小動物捕獲器は、上記奥に向かって下り傾斜となったシーソー板3の傾斜状態を保持してロックするロック機構6を備えている。
上記ロック機構6は、上記シーソー板3に設けられて捕獲容器1の内部で上下する係止片12と、上記係止片12を捕獲容器1の内部で係止することによりシーソー板3をロックする係止手段13とを含んで構成されている。
この例では、上記係止片12は、シーソー板3の後端部の両側に設けられ、板状体を折り曲げ形成することによりシーソー板3と一体的に形成されている。上記両係止片12は、入口2側に上下にそれぞれ第1および第2係止突起12a,12bが設けられている。第1および第2係止突起12a,12bは上側になだらかな傾斜縁が形成され、下側が係止手段13で係止される引っ掛かりに形成されている。なお、下側の第2係止突起の下側の引っ掛かりは、シーソー板3の下面と面一である。
上記係止手段13は、左右の壁面にわたって設けられて上記第1および第2係止突起12a,12bを引っ掛けるための係止棒14と、上記係止棒14の左右両端部をガイドするためのガイド穴15とを備えて構成されている。
上記ガイド穴15は、略V字状に形成され、V字の第1辺15aが入口2に向かって斜め上を向き、入口2側V字状に屈曲し、V字の第2辺15bが奥側に向かって斜め下を向くように配置されている。上記V字の第1辺15aは、ロック機構をONにするときに係止棒14を配置させる。一方、V字の第2辺15bは、ロック機構をOFFにするときに係止棒14を配置させる。
そして、上記ガイド穴15に、係止棒14の両端部がスライド移動可能に挿通されるとともに、係止棒14の両端部は、捕獲容器1の外側に露出してはずれ止め部が形成されている。上記捕獲容器1の外側に露出した係止棒14の両端部は、係止片12の係止を捕獲容器1の外部から解除可能な解除部16として形成されている。すなわち、上記係止手段13は、捕獲容器1の外部に露出して係止片12の係止を捕獲容器1の外部から解除可能な解除部16を有している。
図3〜図6は、本実施形態の小動物捕獲器の動作を説明する図である。
図1が、本実施形態における動作の初期状態であり、シーソー板3の入口側端部3aが捕獲容器1の床面について上り傾斜の状態となっている。上記係止棒14は、上記V字の第1辺15aに配置されており、この状態でロック機構6がONになっている。
図3および図6(A)(B)に示すように、上記初期状態において、入口2から侵入した小動物がシーソー板3上を奥に移動し、押え板7上まで侵入すると、押え板7上に乗った小動物の重みでシーソー板3の奥側端部が上から押さえられ、押え板7がヒンジ固定部8を軸に下向きに回動するとともに、シーソー板3が奥に向かって傾斜するよう回動する。そうすると、シーソー板3の入口側端部3a近傍に設けられた係止片12が上昇する。このとき、第1係止突起12a上側の傾斜面が係止棒14を押し上げてV字の第1辺15aに沿ってスライドさせたのち、係止棒14は再びV字の第1辺15aに沿って降りてきて第1係止突起12a下側の引っ掛かりの位置で安定する(図3)。この状態で、シーソー板3の入口2側を下げようとしても動かない第1段階のロック状態となる。
そして、この第1段階のロック状態では、図3に示すように、シーソー板3の入口側端部3aが入口2上部の開口縁2aとの間に所定の隙間を作るように構成されている。上記隙間は、侵入した小動物の尻尾を挟まない程度の寸法に設定されている。
ここで、上記捕獲容器1の入口2上部には、入口2から捕獲容器1内に進入した小動物の尻尾がシーソー板3と捕獲容器1の間に挟まれるのを防止する切欠き(図示せず)を形成するようにしてもよい。この切欠きは、スリット状の切欠きを複数本、入口2の開口縁2aから上方に延びるように形成するのが好ましい。
図4および図6(B)(C)に示すように、ついで、さらに入口2から侵入した小動物が押え板7上を奥に移動し、押え板7が回動してシーソー板3が奥に向かって傾斜するよう回動していくと、係止片12がさらに上昇する。このとき、第2係止突起12b上側の傾斜面が係止棒14を押し上げてV字の第1辺15aに沿ってスライドさせたのち、係止棒14は再びV字の第1辺15aに沿って降りてきて第2係止突起12b下側の引っ掛かりの位置で安定する(図4)。この状態で、シーソー板3の入口2側を下げようとしても動かない第2段階のロック状態となる。
そして、この第2段階のロック状態では、図4に示すように、シーソー板3の入口側端部3aが入口2の開口縁2aの高さと同等以上の高さとなって入口2を閉鎖するように構成されている。
このように、上記ロック機構6は、シーソー板3が入口2との間に隙間を作る第1段階と、入口2を閉鎖する第2段階との2段階にシーソー板3の傾斜状態を保持してロックするよう構成されている。
上記第1段階のロック状態または第2段階のロック状態からロック解除するときは、捕獲容器1の左右壁の外側に露出した係止棒14の両端を把持し、V字の屈曲部まで移動させて係止突起12a,12bと係止棒14の係止を解除し、その状態でシーソー板3を初期状態の位置まで戻すことが行われる。
図5および図6(D)に示すように、初期状態において、上記係止棒14をV字の第1辺15aからV字の第2辺15bのほうに移動させておくことにより、ロックフリー状態とすることができる。すなわち、シーソー板3が回動して係止片12が上昇したときに、係止棒14は係止片12の上面に当るだけで係止突起12a,12bに係止されず、ロックされない。
このように、本実施形態の小動物捕獲器によれば、上記奥に向かって傾斜したシーソー板3の傾斜状態を保持してロックするロック機構6を備えているため、小動物が入口2から侵入して奥に移動したときに、シーソー板3が奥に向かって傾斜したときにロック機構6でシーソー板3がロックされるため、捕獲した小動物が暴れたとしても逃げられることがない。
また、上記ロック機構6は、上記シーソー板3に設けられて捕獲容器1の内部で上下する係止片12と、上記係止片12を捕獲容器1の内部で係止してシーソー板3をロックする係止手段15とを含んで構成されている。このように、係止片12が捕獲容器1の内部で上下するとともに、その係止片12を捕獲容器1の内部で係止手段15が係止するよう構成されているため、捕獲容器1の外側から小動物が接触するなどすることによる外力によってロック機構6が破壊される等のおそれがなくなる。
さらに、上記係止手段13は、捕獲容器1の外部に露出して係止片12の係止を捕獲容器1の外部から解除可能な解除部16を有しており、小動物を捕獲した後のロックの解除は捕獲容器1の外部から行うことができ、繰り返し使用する場合の使い勝手が極めて良好である。
また、上記ロック機構6は、シーソー板3が入口2との間に隙間を作る第1段階と入口2を閉鎖する第2段階との2段階にシーソー板3の傾斜状態を保持してロックするよう構成されている場合には、小動物が入口2から侵入して奥に移動したときに、シーソー板3が奥に向かって傾斜したときに、まず、シーソー板3は、入口2との間に隙間を作る第1段階でロックされる。このとき、小動物の尻尾は上記隙間によってシーソー板3に挟まれることがないうえ、この状態でシーソー板3がロックされることから、箱から外へは逃げることが出来ない。つぎに、尻尾まで捕獲容器1内に収容されてから小動物がさらに奥に進んだときに、シーソー板3が入口2を閉鎖する第2段階でロックされるため、入り込んだ小動物は完全に捕獲容器1内に捕獲される。
また、上記シーソー板3の奥側端部には、侵入した小動物が乗ったときの重みでシーソー板3を奥に向かって傾斜させる押え板7が載置され、上記押え板7はその奥側端部がヒンジ固定されている場合には、小動物がシーソー板3の軸4を通過してしばらく進むまではシーソー板3が動きにくく、シーソー板3がシーソー運動するときも押え板7の上下動は小さくてすむ。このため、警戒心の強い小動物が少し足場が傾斜することに警戒して逃げるようなことが少なくなる。そして、小動物が逃げられなくなるまで奥側に移動したときにシーソー板3が傾斜してロックされるため、小動物の取り逃がしが大幅に少なくなる。
また、上記捕獲容器1の入口2上部には、入口2から捕獲容器1内に進入した小動物の尻尾がシーソー板3と捕獲容器1の間に挟まれるのを防止する切欠きが形成されている場合には、小動物が入口2から侵入して奥に移動し、シーソー板3が奥に向かって傾斜してロック機構6でロックされたときに、小動物の尻尾は上記切欠きによってシーソー板3に挟まれることがないうえ、この状態でシーソー板3がロックされることから、箱から外へは逃げることが出来ず、入り込んだ小動物は完全に捕獲容器1内に捕獲される。
図7は、本発明の第2実施形態を示す。
この例では、捕獲容器1が箱状ではなく、ケージ状に形成されている。そして、係止棒14の両端には環状部19が形成され、ケージに取り付けられた鉤状に屈曲形成されたガイド部材18に上記環状部19が挿通されてスライドしうるように構成されている。
この例では、上記ガイド部材18の奥側の傾斜部18aがロック可能なロック位置であり、この位置に係止棒14の環状部19を位置させることにより、第1段階および第2段階のロックが可能となる。また、入口側の屈曲部18bがロックフリー位置であり、この位置に係止棒14の環状部19を位置させることにより、ロックフリーとなる。
それ以外は上記第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
1:捕獲容器
2:入口
2a:開口縁
3:シーソー板
3a:入口側端部
4:軸
5:下垂板
6:ロック機構
7:押え板
8:ヒンジ固定部
9:餌
11:規制部材
12:係止片
12a:第1係止突起(上側)
12b:第2係止突起(下側)
13:係止手段
14:係止棒
15:ガイド穴
15a:第1辺
15b:第2辺
16:解除部
18:ガイド部材
18a:傾斜部
18b:屈曲部
19:環状部

Claims (3)

  1. 捕獲容器に形成された入口を閉鎖することにより上記入口から侵入した小動物を捕獲する小動物捕獲器であって、
    捕獲容器内には、上記入口に臨むようにシーソー板が設けられ、
    上記シーソー板は、入口から侵入した小動物が奥に移動することにより奥に向かって傾斜するよう構成されるとともに、入口から侵入した小動物が奥に移動して奥に向かって傾斜した状態で入口を閉鎖するよう構成され、
    上記奥に向かって下り傾斜となったシーソー板の傾斜状態を保持してロックするロック機構を備え、
    上記ロック機構は、上記シーソー板に設けられて捕獲容器の内部で上下する係止片と、上記係止片を捕獲容器の内部で係止してシーソー板をロックする係止手段とを含んで構成され、
    上記係止手段は、捕獲容器の外部に露出して係止片の係止を捕獲容器の外部から解除可能な解除部を有していることを特徴とする小動物捕獲器。
  2. 上記ロック機構は、シーソー板が入口との間に隙間を作る第1段階と入口を閉鎖する第2段階との2段階にシーソー板の傾斜状態を保持してロックするよう構成されている請求項1記載の小動物捕獲器。
  3. 上記シーソー板の奥側端部には、侵入した小動物が乗ったときの重みでシーソー板を奥に向かって傾斜させる押え板が載置され、上記押え板はその奥側端部がヒンジ固定されている請求項1または2記載の小動物捕獲器。
JP2009193756A 2009-08-25 2009-08-25 小動物捕獲器 Active JP5431834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193756A JP5431834B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 小動物捕獲器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009193756A JP5431834B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 小動物捕獲器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011045244A true JP2011045244A (ja) 2011-03-10
JP5431834B2 JP5431834B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=43832223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009193756A Active JP5431834B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 小動物捕獲器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5431834B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102205115B1 (ko) * 2020-05-18 2021-01-19 편미애 회전형 유해조수 포획장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018132388A1 (en) * 2017-01-10 2018-07-19 Walsh James R Rodent trap having a pivoting platform

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132585U (ja) * 1974-04-18 1975-10-31
JPS61260827A (ja) * 1985-04-01 1986-11-19 メルヴイン・エム・メルトン 齧歯類捕獲器
JP3113786U (ja) * 2005-05-27 2005-09-22 隆夫 蒲原 害虫害獣捕獲箱
JP2009183274A (ja) * 2008-01-11 2009-08-20 Shuichi Yamazaki 小動物捕獲器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132585U (ja) * 1974-04-18 1975-10-31
JPS61260827A (ja) * 1985-04-01 1986-11-19 メルヴイン・エム・メルトン 齧歯類捕獲器
JP3113786U (ja) * 2005-05-27 2005-09-22 隆夫 蒲原 害虫害獣捕獲箱
JP2009183274A (ja) * 2008-01-11 2009-08-20 Shuichi Yamazaki 小動物捕獲器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102205115B1 (ko) * 2020-05-18 2021-01-19 편미애 회전형 유해조수 포획장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5431834B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9936672B2 (en) Latching mechanism for pet enclosure
US8646204B2 (en) Capture cage
JP4842320B2 (ja) 動物用の罠
US9635832B2 (en) Animal enclosure tray lock
US6543179B1 (en) Animal trap
JP5431834B2 (ja) 小動物捕獲器
JP3218048U (ja) 動物捕獲装置
JP6084043B2 (ja) 箱形罠装置
JP5943493B2 (ja) 小動物捕獲器
JP3180310U (ja) 小動物捕獲器
JP2009183274A (ja) 小動物捕獲器
JP6215670B2 (ja) 動物捕獲器
JP2007167024A (ja) 猪捕獲檻
JPH11220995A (ja) ねずみ捕獲器
KR200492476Y1 (ko) 잔반통의 페달식 뚜껑 개폐장치
KR200483169Y1 (ko) 축사용 도어 잠금장치
JP3746276B2 (ja) 捕獲器
US5867934A (en) Small animal trap
JP6441635B2 (ja) 捕獲用具
JP3007482U (ja) 獣類捕獲器
US7448513B2 (en) Reusable hinged-lid shipping/storage box
JP2022099444A (ja) 動物捕獲装置
AU2016299961A1 (en) A trap
JP2013146231A (ja) 動物捕獲器
JP7018311B2 (ja) 鳥籠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5431834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250