JP3195973B2 - Icカードの製造方法 - Google Patents
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Description
有して成るICカードの製造方法に係わる。
は、搭乗システムやセキュリティーシステム等に多く使
用されるようになり、その普及には目を見張るものがあ
る。
成図を示すように、ICチップ101が導線からなるア
ンテナコイル102に接続されて、これらがICモジュ
ール(電子モジュール)103を形成し、このICモジ
ュール103の両側を基材フィルム104で挟み込みI
Cカード100を構成している。
り発生した磁束がアンテナコイル102に印加されるこ
とにより、電流が発生し、これに対応してICチップ1
01において、情報の記録や書き換え等所定の動作が行
われるものである。
面図を図9に示す。図9に示すように、プラスチックフ
ィルムを抜き加工したコアフィルム53の孔53aにI
Cチップ56とアンテナコイル57からなるICモジュ
ール58を配置し、その両側に接着剤層52,54を介
して第1の基材フィルム51及び第2の基材フィルム5
5で積層して、ICカード50を構成している。
価値を向上させるために、図10に示すように、例えば
基材フィルム51,55の少なくとも一方の面に、昇華
性インクリボンや熱溶融性インクリボンのインクを受容
することができる受容層或いは熱を感知し自ら発色する
発色層のような、いわゆる感熱記録層61を形成し、感
熱記録方式のプリンタにより印刷が施されたICカード
60が使用されている。
な熱を伝達するために、サーマルヘッドとインクリボン
と受容層とが、或いはサーマルヘッドと発色層とが充分
に密着することが肝要である。
ICカードでは、受信不良のものや動作しないものが頻
繁に発生した。また、ICカードの表面に凹凸があり、
外観がよくなかった。そして、凹凸のあるICカード表
面に感熱記録層61を形成した場合には、感熱記録方式
のプリンタで印刷を行った際に記録層上の印画像がかす
れたり、印画像の発色が悪くなる等の問題が生じてい
た。特に、ICモジュール58に相当する箇所の感熱記
録層61の部分において、かすれが生じて発色が悪かっ
た。また、大きな熱量を必要とする昇華型インクリボン
を使用した場合に、特にかすれが顕著に発生した。
Cモジュールがコアフィルム内の所定の位置からずれた
り傾くことにより、アンテナコイルとICチップの接続
が切れ、断線していた。また、アンテナコイルが所定の
形状から変形して、受信効率を低下させていた。さら
に、ICモジュールがコアフィルム内の所定の位置から
ずれたり傾くことにより、基材フィルムの表面、ならび
にその上の感熱記録層に凹凸を与えていた。
おいて、基材フィルムの片面に形成された接着剤層上に
配置されるが、接着剤が流動性を有する場合が多いた
め、ICモジュールが十分に固定されているわけではな
い。これにより、他方の基材フィルムを接着剤層を介し
て積層させる際に、接合時の応力により接着剤層が流動
し、ICモジュールが移動したり傾いたりして、断線を
発生させたり、アンテナコイルを変形させたと考えられ
る。そして、ICモジュールが移動したり傾いたり、ア
ンテナコイルが変形したりすることにより表面に凹凸を
与えていたと考えられる。
の間には、僅かであるが隙間があり、この隙間による凹
凸や段差によっても画像のかすれを生じていた。特に、
ICモジュールがコアフィルムと比べて硬質であるた
め、この段差を生じやすく、僅かな段差でも印字に影響
を与えていた。また、ICモジュールは、コアフィルム
と比べて熱伝導率が高いため、印字の際の熱を消費しや
すく、受容層全体が熱量不足になっていた。
はクッション性がないので、基材フィルムの表面、さら
にはその上の感熱転写層に生じた凹凸や、ICモジュー
ルとコアフィルムの間による段差を緩和することができ
なかった。
を含む)の形状には、製造上の大きさのバラツキがある
ので、コアフィルムとICモジュールの間に隙間を生じ
させ、基材フィルムの表面、さらにはその上の感熱記録
層に段差や凹凸を与えていた。
ICカード内のICチップとアンテナコイルの断線、ア
ンテナコイルの変形、さらにはこれらが与えるICカー
ド表面の凹凸を防止するICカードの製造方法を提供す
ることを第1の課題とする。さらに、本発明は、基材フ
ィルムの表面、又はその上の感熱記録層に生じた凹凸や
段差を緩和することができるICカードの製造方法を提
供することを第2の課題とする。
の、請求項1に係る本発明は、第1の基材フィルムの片
面に第1の接着剤層を形成する工程と、上記第1の接着
剤層上にICモジュールを配置する工程と、上記ICモ
ジュール上に第2の接着剤層を介して第2の基材フィル
ムを積層形成する工程と、所定のカード形状に打ち抜く
工程とを有して、上記第1の接着剤層上に上記ICモジ
ュールを配置する際に、多孔性フィルム上に上記ICモ
ジュールを配置したキャリアフィルムからなる固定手段
を用いて上記ICモジュールを固定し、上記第1の接着
剤層とキャリアフィルムの上記ICモジュール側とを対
向させて、上記ICモジュールを上記キャリアフィルム
ごと上記第1の接着剤層上に配置するICカードの製造
方法である。
ムの片面に第1の接着剤層を形成する工程と、上記第1
の接着剤層上にICモジュールを配置する工程と、上記
ICモジュール上に第2の接着剤層を介して第2の基材
フィルムを積層形成する工程と、所定のカード形状に打
ち抜く工程とを有して、上記第1の接着剤層上に上記I
Cモジュールを配置する際に、多孔性フィルム上に上記
ICモジュールを配置したキャリアフィルムからなる固
定手段を用いて上記ICモジュールを固定し、上記第1
の基材フィルム側の上記第1の接着剤層上に、上記IC
モジュールの大きさに打ち抜かれた開口部を有するコア
フィルムを積層形成し、その後上記ICモジュールが上
記開口部に嵌入するように、上記ICモジュールを上記
キャリア フィルムごと上記第1の接着剤層上に配置する
ICカードの製造方法である。
製造方法において、上記コアフィルムがクッション性を
有するものである。
製造方法において、上記第1の基材フィルムと上記第2
の基材フィルムの少なくとも一方がクッション性を有す
るものである。
製造方法において、上記第1の接着剤層または第2の接
着剤層がクッション性を有するものである。
製造方法において、上記第1の基材フィルムと上記第2
の基材フィルムの少なくとも一方に感熱記録層を形成す
るものである。
製造方法において、上記感熱記録層が昇華式インクリボ
ンの着色剤を受容するインク受容層であるものである。
へ配置する際に、固定手段としての多孔性フィルム上に
ICモジュールを配置したキャリアフィルムを作製し、
そのキャリアフィルムごと接着剤層と積層させる手段を
講じたので、ICモジュールは多孔性フィルムにより押
しつけられ十分に固定されるので、後工程によってもず
れたり傾いたりすることはない。また、キャリアフィル
ムが多孔性のため、基材フィルム上の接着剤層と他の基
材フィルムを積層するための接着剤層とは多孔性フィル
ム内で一体となるので、さらに強固に固定されることに
なる。このように、本発明では接着剤層にICモジュー
ルを配置する際に、新たに固定手段を設けることによ
り、ICモジュールが移動し傾くことを防止して、IC
カード内のICチップとアンテナコイルの断線、アンテ
ナコイルの変形、さらにはそれらが与えるカード表面の
凹凸を防止することができる。
ィルムの間にクッション性を有するコアフィルムを積層
させたので、ICモジュールとコアフィルムとの隙間や
段差を緩和し、さらにインクリボンと感熱記録層、或い
はサーマルヘッドと感熱記録層を十分に密着させること
ができる。
基材フィルムを使用したので、さらにインクリボンと感
熱記録層、或いはサーマルヘッドと感熱記録層を十分に
密着させることができる。また、この場合はコアフィル
ムを省略することができる。
接着剤層を使用することにより、インクリボンと感熱記
録層、或いはサーマルヘッドと感熱記録層を十分に密着
させることができる。
施例について説明する。
は第1実施例のICカードの断面構成図を示す。本例の
ICカード20は、第1の基材フィルム1上に第1の接
着剤層2を介してICチップ8及びアンテナコイル9か
らなるICモジュール10が配置形成され、このICモ
ジュール10は、固定手段、この例では多孔性フィルム
4により接着剤11を介して固定されている。多孔性フ
ィルム4の上には、第2の接着剤層5を介して第2の基
材フィルム6が形成されている。そして、本例のICカ
ード20では、さらに第2の基材フィルム6上に感熱記
録層7が形成されてなる。
図を示す。このICカード45は、固定手段である多孔
性フィルム4により固定された、ICチップ8及びアン
テナコイル9からなるICモジュール10が、平坦性の
あるコアフィルム3に形成した開口部、即ちあらかじめ
ICモジュールの外形状とした開口部3bに嵌入されて
なる。その他の構成は、図1に示した実施例と同一であ
るので、同一の符号を付して重複説明を省略する。IC
モジュール10がコアフィルム3の開口部3bに嵌入さ
れていることにより、ICモジュール10は多孔性フィ
ルム4により押しつけられて、さらにこの開口部3bに
より十分に固定されるので、後工程によってもずれたり
傾いたりすることはない。
層は、以下のような材料を用いて構成することができ
る。 (1)基材フィルム(第1の基材フィルム1及び第2の
基材フィルム6)は、公知のプラスチックフィルムを使
用することができる。例えば、ポリエステル(PET)
フィルム、塩化ビニル(PVC)フィルム等である。
段差や隙間を緩和する上で好ましく基材フィルム1,6
に使用することができる。例えば、発泡ポリエステルフ
ィルムや基材上に発泡剤層を形成したものが挙げられ、
これは市販品であってもよい。発泡ポリエステルフィル
ムとしては、例えばダイヤホイルヘキスト製のW−90
0E(商品名)がある。基材フィルム1,6の厚みは特
に限定はなく、50〜250μm程度、実質的には10
0〜200μmである。また、ICカード20,45の
厚みをISO規格に準じさせるためには、他の構成部材
との関係で上記範囲外であっても構わない。
層5には、公知の接着剤を用いることができる。例え
ば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等が挙
げられる。第1の接着剤層2及び第2の接着剤層5の厚
みは、特に限定しないが10〜600μmとする。ま
た、ICカード20,45の厚みをISO規格に準じさ
せるためには、他の構成部材との関係で上記範囲外であ
っても構わない。また、第1の接着剤層2または第2の
接着剤層5中に中空粒子を含有させて、接着剤層2や第
2の接着剤層5にクッション性を付与させることは、段
差や隙間を緩和する上で好ましく使用することができ
る。このとき、中空粒子は市販品でもよく、例えばエク
スパンセル社製のエクスパンセルDE(商品名)、松本
油脂製のマイクロスフェアー(商品名)等がある。一
方、第1の基材フィルム1及び第2の基材フィルム6
に、それぞれ第1の接着剤層2及び第2の接着剤層5を
形成する方法は、公知の方法を使用することができる。
例えば、ダイコータ、グラビアコータ、ナイフコータ等
のコーティングにより形成することができる。また、後
述するように、キャリアフィルム上に接着剤層を形成し
た後に、他の基材フィルムを積層させる場合には、ディ
スペンサーでキャリアフィルム上に接着剤層を形成すれ
ばよい。
は、キャリアフィルムとしてICモジュール10を把持
するために使用するものである。材質は特に限定はな
く、公知のものを使用することができる。例えば、ポリ
エステルの不織布、網状不織布、網状布等がある。
10は、いわゆる非接触型のICモジュールであり、通
常は、ICチップ8とアンテナコイル9からなる。アン
テナコイル9には、エッチングにより作製した薄層状の
コイルと、線状導体を捲回して作製した厚みのあるコイ
ルとがあるが、本発明はそのいずれのコイルも用いるこ
とができる。線状導体を捲回して作製した厚みのあるコ
イルの方が、厚さのばらつきがあり、コイル全体が硬い
ことから、特に本発明の効果を顕著に発揮させることが
できる。
10がカード表面から突出しないように、ICモジュー
ル10の厚さと略同様の厚さで、ICカード45全体の
厚さを均一にする目的で使用される。そして、コアフィ
ルム3にICモジュール10の大きさに相当する孔3a
が打ち抜かれ、その部分にICモジュール10が嵌入す
るようになっている。尚、好ましくは段差や隙間を緩和
する目的で、クッション性を有するコアフィルム3を使
用する。このクッション性を有する材料としては、例え
ば発泡ポリエステルフィルムや基材上に発泡剤層を形成
したものが挙げられる。また市販品でも良く、例えばダ
イヤホイルヘキスト製のW−900E(商品名)があ
る。
ン又は熱転写インクリボンのような感熱転写型のインク
を受容するインキ受容層、或いは熱により自ら発色する
発色剤のいずれであってもよい。これらのうちで、昇華
型インクリボンが、熱エネルギーの吸収が比較的大き
く、効果が顕著に現れやすい。上述のインキ受容層によ
る感熱記録層7においては、公知の樹脂、例えばポリエ
ステル、塩化ビニル−酢酸ビニル、セルロース、ポリビ
ニルブチラール樹脂を基材フィルム上に1〜10μm塗
布することにより形成される。
て、上記第1実施例のICカード20の製造方法の実施
例について説明する。
材フィルム22の原反が取り付けられ、この第1の基材
フィルム22が図中右方、すなわち第2の巻き取り軸4
0(図5参照)の方向に移送される。まず、第1の巻き
出し軸21から所定量の第1の基材フィルム22が移送
されると、第1の基材フィルム22の片面にダイコータ
23により接着剤が塗布され、第1の接着剤層24を形
成する。図示の例では、この後、オーブンO1 で熱処理
して第1の接着剤層24を半硬化させている。
織布(6μm)26のウエブ(巻状体)を取り付け、こ
れをラミネート部31の方へ移送する。所定の量の網目
不織布26が移送されると、粘着剤スプレー27により
ICモジュールを仮固定するためのアクリル系粘着剤が
塗布される。次に、前記粘着剤が塗布された部分に、積
載用ロボット28により、ICモジュール29(図3参
照)を所定の間隔で配置し、キャリアフィルム30を作
製する。
接着剤層24と、工程Bで作製されたキャリアフィルム
30とをラミネート部31のラミネートロール32によ
りICモジュール29と第1の接着剤層24が対向する
ように積層させる。このとき、網目不織布26により、
ICモジュール29の動きが抑制され、後の工程によっ
てもICモジュール29にずれや傾きが生じない。ま
た、網目不織布26には、工程Aで形成された第1の接
着剤層24がしみ込み、強固に固定される(図3参
照)。
着剤34を塗布し、略ICカードと実質的に同じ面積を
有する接着剤層35を形成する。そして、図4に示すよ
うに、第4の巻き出し軸36から、図示しないが表面に
感熱記録層が形成された第2の基材フィルム37が、プ
レス部38の方向に移送され、接着剤層35上にプレス
部38のプレスP1 ,P2 ,P3 により加圧積層され、
ICカード連続体39が形成される。尚、接着剤層が熱
硬化性の接着剤である場合は、その硬化速度を早めるた
めに、このように複数回の加熱プレスで加熱処理するこ
とが望ましい。この図の例では、3回プレスを行ってい
る。
P2 ,P3 )は、上板PA と下板PB との間に、所定の
厚さのギャップGが形成されていて、このギャップGに
よりICカードの厚さを規定する。そして、図6に示す
ように、各プレスPの上板PA と基材フィルムと接触す
る側の面の両端には、ロールRが形成されて、これによ
りフィルムの移動における摩擦を軽減させている。
して、これに第2の基材フィルム37が接触した状態に
おいて、下板PB を上昇させて加圧を行うようにする
と、比較的空気の巻き込みがなく好ましい積層状態が得
られる。
連続体39を、オーブンO2 において後処理(アフター
キュア)した後に、プレスP4 のプレス刃により所定の
カード形状に打ち抜き落とし、目的のICカード20を
作製した。ICカード20を打ち抜いた後のICカード
連続体39は、第2の巻き取り軸40において回収され
る。
とにより、ICモジュール29は多孔性フィルム4によ
り押しつけられて十分に固定されるので、後工程によっ
てもずれたり傾いたりすることはない。また、キャリア
フィルム30が多孔性フィルム4により構成されるた
め、基材フィルム22,37上の接着剤層24,35と
多孔性フィルム4内で一体となるので、さらに強固に固
定されることになる。
ICカード45の製造方法の実施例について説明する。
この例のICカード45の製造方法は、先に図3〜図5
に示した製造方法に対して、ラミネート部31の前の工
程を、次の図7に示すように変更するものである。図7
に示すように、第5の巻き出し軸46に装着された、I
Cモジュール29の大きさに打ち抜かれた開口部47を
形成した発泡シート48を、ラミネートロール32によ
り接着剤層24が表面に形成された第1の基材フィルム
22と積層する。この工程は、図3と同様にして作製し
たキャリアフィルム30と、接着剤層24が表面に形成
された第1の基材フィルム22とをラミネート部におい
て積層する工程の前に行われる。
キャリアフィルム30を積層させる。このとき、発泡シ
ート48の開口部47にICモジュール29が嵌入され
るように、ICモジュール29がキャリアフィルム30
ごと発泡シート48を積層した接着剤層24上に積層さ
れる。この発泡シート48は、図2中のコアフィルム3
となるもので、クッション性も有するものである。
たと同様の工程により、目的のICカード45を製造す
ることができる。
孔性フィルム4により構成されるため、基材フィルム2
2,37上の接着剤層24,35と多孔性フィルム4内
で一体となり、さらに発泡シート48の開口部47にI
Cモジュール29が嵌入されることにより強固に固定さ
れることになる。
ィルムの間にクッション性を有する発泡シート48をコ
アフィルムとして用いたので、ICモジュール29とコ
アフィルムとの隙間や段差を緩和し、さらにインクリボ
ンと感熱記録層、或いはサーマルヘッドと感熱記録層を
十分に密着させることができる。
5を実際に作製し、特性を調べた。 (実施例1) 図1に示した構造のICカード20を図3〜図5に示す
方法で作製した。第1の基材フィルム22として発泡P
ET(ダイヤホイル製、厚さ100μm)原反を第1の
巻き出し軸21に取り付け、ダイコータ23により接着
剤が塗布され、厚さ200μmの接着剤層24を形成す
る。尚、本実施例では、この接着剤層24として、2液
混合ウレタン樹脂を使用し、オーブンO1 を80℃に設
定し、ウレタン樹脂を半硬化の状態にする。この場合、
接着剤は弱粘着性を有していて、流動性も多少抑えられ
ている。
網状不織布(6μm)のウエブを取り付け、粘着剤スプ
レー27によりICモジュールを仮固定するためのアク
リル系粘着剤を塗布した。次に、ICモジュール29と
して、アンテナ部分のコイルとICチップが接続された
いわゆる非接触型のICモジュール29を用い、これを
コイル積載ロボット28により網目不織布26上に載置
した。
ャリアフィルム30が第1の基材フィルム22と積層さ
れた後に、キャリアフィルム30上に、ディスペンサ3
3により2液混合ウレタン樹脂からなる接着剤34を5
00mg/cm2 になるように塗布し、略ICカードと
実質的に同じ面積を有する接着剤層35を形成した。
感熱記録層となるポリエステル樹脂からなるインキ受容
層(厚さ3μm)が形成され、このインキ受容層上に剥
離紙を積層して受容層が保護された、発泡PET(ダイ
ヤホイル製、厚さ100μm)を用いて、これを接着剤
層35上にプレス部38のプレスP1 ,P2 ,P3 によ
り加圧積層されICカード連続体39を形成した。尚、
本実施例のように、接着剤層35が熱硬化性の接着剤で
ある場合は、その硬化速度を早めるために、複数回加熱
プレスで加熱処理することが望ましく、本実施例では、
80℃による加熱プレスを1回(P1 )、100℃によ
る加熱プレスを2回(P2 ,P3 )行った。加熱時間
は、いずれも30秒/プレスである。また、プレス部の
プレスの上板と下板との間のギャップGは、本実施例で
は、ICカードの標準規格であるISO規格に合わせ7
60μmとした。
P4 のプレス刃により所定のカード形状に打ち抜き落と
し、目的のICカード20を作製した。
方法により作製した。図7に示すように、第5の巻き出
し軸46に、ICモジュール29の大きさに打ち抜かれ
た開口部47を有する、クッション性のあるコアフィル
ム3である発泡シート48として、発泡PET(厚さ4
00μm)原反を装着した。これをラミネータ部31の
方向に移送し、第1の基材フィルム22上の接着剤層2
4とキャリアフィルム30とを積層させる前に、これら
発泡PETからなる発泡シート48と接着剤層24とを
積層させる。
47に嵌入するように、キャリアフィルム30ごと接着
剤層24上に積層させる以外は、実施例1と同様の方法
で目的のICカード49を作製した。
るエクスパンセルDE(エクスパンセル社製)を1重量
%配合した以外は、実施例1と同様の方法で目的のIC
カード20を作製した。
るエクスパンセルDE(エクスパンセル社製)を4重量
%配合した以外は、実施例2と同様の方法で目的のIC
カード45を作製した。
従来のICカード60を作製した。基材フィルム51,
55として、ポリエステルフィルム(厚さ100μm)
を使用し、コアフィルム53として、ポリエステルフィ
ルム(厚さ約400μm)を使用し、網目不織布26及
びそれを用いたキャリアフィルム30を使用せずに、接
着剤層52,54に直接ICモジュール58を積載用ロ
ボット28により配置する以外は、実施例1と同様の方
法でICカード60を作製した。
0の剥離紙を剥がし、昇華型プリンタ(ソニー(株)
製)によりテストパターンを印画して、そのかすれ具合
を目視により評価した。さらに、そのICカードにリー
ダライタから2MHzの搬送波信号に所定の信号で変調
した電磁波を、30cm離れた所から送信させ、カード
の受信状態を観察した。以上の結果を表1に示す。
かすれ部分があるのみで、実用上問題にならない画像を
得ることができた。また、リーダライタからの電磁波
(静磁界)により、アンテナコイルには所定の電流が誘
起され、ICカード内のICチップが動作して、目的の
信号を得ることができた。実施例2〜実施例4のICカ
ードは、画像全体にかすれがなく、鮮明な印字を得るこ
とができた。従来法で作製された比較例1のICカード
は、画像全体にかすれがあり、また、アンテナコイルが
変形したため、所定の電圧が誘起されず、目的の信号を
得ることができなかった。
その製造方法により、電磁波を印加するとアンテナコイ
ルに所定の電流が誘起され、ICカード内のICチップ
が動作して、目的の信号を得ることができる。また、表
面に形成した感熱記録層において、画像にかすれがな
く、鮮明な画像を得ることができる。
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構
成が取り得る。
ICモジュールが強固に固定され、後の工程によって
も、ICモジュールにずれや傾きを生じないICカード
を得ることができる。また、ICモジュールのずれや傾
きに起因する、ICチップとアンテナコイルの断線やア
ンテナコイルの変形、及びそれらが与えるカード表面の
凹凸の発現を回避して、ICカードを形成することがで
きる。
した感熱記録層の凹凸や段差を緩和することができるの
で、この感熱記録層に印画をした場合のかすれ等をなく
して外観のよいICカードを形成することができる。
図)である。
図)である。
図である。
図である。
図である。
工程図である。
る。
図)である。
剤層、3 コアフィルム、4 多孔性フィルム、5 第
2の接着剤層、6,37 第2の基材フィルム、7 感
熱記録層、8 ICチップ、9 アンテナコイル、1
0,29 ICモジュール、11,34 接着剤、2
0,45 ICカード、21 第1の巻き出し軸、23
ダイコーター、25 第3の巻き出し軸、26 網目
不織布、27粘着剤スプレー、28 コイル積載ロボッ
ト、30 キャリアフィルム、31ラミネート部、32
ラミネートロール、33 ディスペンサ、35 接着
剤層、36 第4の巻き出し軸、38 プレス部、39
ICカード連続体、40第2の巻き取り軸、46 第
5の巻き出し軸、47 開口部、48 発泡シート、5
0,60,100 ICカード、51 第1の基材フィ
ルム、52,54接着剤層、53 コアフィルム、55
第2の基材フィルム、56,101 ICチップ、5
7,102 アンテナコイル、58,103 ICモジ
ュール、61 感熱記録層、104 基材フィルム、O
1 ,O2 オーブン、P1 ,P2 ,P3 ,P4 ,P プ
レス、P A 上板、P B 下板、G ギャップ
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の基材フィルムの片面に第1の接着
剤層を形成する工程と、 上記第1の接着剤層上にICモジュールを配置する工程
と、 上記ICモジュール上に第2の接着剤層を介して第2の
基材フィルムを積層形成する工程と、 所定のカード形状に打ち抜く工程とを有して、 上記第1の接着剤層上に上記ICモジュールを配置する
際に、多孔性フィルム上に上記ICモジュールを配置し
たキャリアフィルムからなる固定手段を用いて上記IC
モジュールを固定し、上記第1の接着剤層とキャリアフ
ィルムの上記ICモジュール側とを対向させて、上記I
Cモジュールを上記キャリアフィルムごと上記第1の接
着剤層上に配置することを特徴とするICカードの製造
方法。 - 【請求項2】 第1の基材フィルムの片面に第1の接着
剤層を形成する工程と、 上記第1の接着剤層上にICモジュールを配置する工程
と、 上記ICモジュール上に第2の接着剤層を介して第2の
基材フィルムを積層形成する工程と、 所定のカード形状に打ち抜く工程とを有して、 上記第1の接着剤層上に上記ICモジュールを配置する
際に、多孔性フィルム上に上記ICモジュールを配置し
たキャリアフィルムからなる固定手段を用いて上記IC
モジュールを固定し、 上記第1の基材フィルム側の上記第1の接着剤層上に、
上記ICモジュールの大きさに打ち抜かれた開口部を有
するコアフィルムを積層形成し、 その後上記ICモジュールが上記開口部に嵌入するよう
に、上記ICモジュールを上記キャリアフィルムごと上
記第1の接着剤層上に配置することを特徴とするICカ
ードの製造方法。 - 【請求項3】 上記コアフィルムが、クッション性を有
することを特徴とする請求項2に記載のICカードの製
造方法。 - 【請求項4】 上記第1の基材フィルムと上記第2の基
材フィルムの少なくとも一方が、クッション性を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載のICカードの製造方法。 - 【請求項5】 上記第1の接着性層または第2の接着剤
層がクッション性を有することを特徴とする請求項1乃
至請求項4のいずれか1項に記載のICカードの製造方
法。 - 【請求項6】 上記第1の基材フィルムと上記第2の基
材フィルムの少なくとも一方に感熱記録層を形成するこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
記載のICカードの製造方法。 - 【請求項7】 上記感熱記録層が昇華式インクリボンの
着色剤を受容するインク受容層であることを特徴とする
請求項6に記載のICカードの製造方法。
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Family
ID=14335615
Family Applications (1)
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JP10273996A Expired - Lifetime JP3195973B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | Icカードの製造方法 |
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-
1996
- 1996-04-24 JP JP10273996A patent/JP3195973B2/ja not_active Expired - Lifetime
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