JP3195548B2 - 半導体装置および半導体モジュールならびに半導体モジュールの製造方法 - Google Patents
半導体装置および半導体モジュールならびに半導体モジュールの製造方法Info
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Description
実装が可能な半導体装置に関する。
ある。図6に示すように、従来の半導体装置は、マザー
ボード1の上下面上に複数の半導体集積回路パッケージ
(以下ICパッケージという)2が直接に実装されて構
成されている。3はマザーボード1の上下面上に設けら
れたICパッケージ2を搭載するためのランドである。
述したようにICパッケージ2をマザーボード1の上下
面上に直接実装して構成されているため、実装スペース
がマザーボード1の上下面面積による制約を受け、高密
度実装が困難であるという問題があった。また、ICパ
ッケージ2をマザーボード1上に浮かせて(スタンドオ
フを設けて)実装するため、基板に実装した後、一方の
ICパッケージ本体に対応して基板の裏側に実装された
ICパッケージ本体までの総厚み寸法が小さくできず、
このため大きな厚みを要するという問題もあった。
ためになされたもので、薄型で高密度の実装が可能な半
導体装置を得ることを目的とする。
る半導体装置は、貫通する開口部を有する基板と、それ
ぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出され
た複数のリードとを有し、前記開口部の上側と下側とに
配置された一対の集積回路パッケージとを備え、前記各
集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前記開口
部に挿入されており、前記基板には当該基板を貫通し且
つ一端に外部接続用バンプを配設された複数の外部接続
用端子が設けられ、当該複数の外部接続用端子は、前記
集積回路パッケージのリードの数よりも余分に設けられ
たダミーの外部接続用端子を含み、前記一対の集積回路
パッケージの両方のリードに接続される第1群の複数の
外部接続用端子と前記一対の集積回路パッケージの片方
のみのリードに接続される第2群の複数の外部接続用端
子とを有して構成されている。
前記貫通する開口部の一部が前記基板の端面に開口して
いることを特徴としている。
それぞれの端面が相対向するように配置されこの端面間
に空間を形成する少なくとも2つの基板と、それぞれパ
ッケージ本体とこのパッケージ本体から導出された複数
のリードとを有し、前記空間の上側と下側とに配置され
た一対の集積回路パッケージとを備え、前記各集積回路
パッケージのパッケージ本体の一部が前記空間に挿入さ
れて構成されている。
いて、前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続
用端子が設けられ、この各外部接続用端子は前記一対の
集積回路パッケージの対応するリードに接続される。
いて、前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続
用端子が設けられ、当該複数の外部接続用端子は、前記
集積回路パッケージのリードの数よりも余分に設けられ
たダミーの外部接続用端子を含み、前記一対の集積回路
パッケージの両方のリードに接続される第1群の複数の
外部接続用端子と前記一対の集積回路パッケージの片方
のみのリードに接続される第2群のダミーの複数の外部
接続用端子とを有する。
いて、前記外部接続用端子の一端に外部接続用バンプが
配設されている。
ルは、マザーボード上に半導体装置を配設した半導体モ
ジュールであって、前記半導体装置は、貫通する開口部
を有する基板と、それぞれパッケージ本体とこのパッケ
ージ本体から導出された複数のリードとを有し、前記開
口部の上側と下側とに配置された一対の集積回路パッケ
ージとを備え、前記各集積回路パッケージのパッケージ
本体の一部が前記開口部に挿入されており、前記基板に
は当該基板を貫通する複数の外部接続用端子が設けら
れ、当該複数の外部接続用端子は、前記集積回路パッケ
ージのリードの数よりも余分に設けられたダミーの外部
接続用端子を含み、前記一対の集積回路パッケージの両
方のリードに接続される第1群の複数の外部接続用端子
と前記一対の集積回路パッケージの片方のみのリードに
接続される第2群の複数の外部接続用端子とを有してお
り、前記外部接続用端子の一端に外部接続用バンプが配
設されており、前記半導体装置の前記外部接続用バンプ
が前記マザーボードに接続されている。この発明の請求
項8に係る半導体モジュールは、前記半導体装置を複数
備え、当該複数の半導体装置は、前記外部接続用端子の
外部接続用バンプが配設されている一端と外部接続用バ
ンプが配設されていない他端とを接合して複数重ねて前
記マザーボード上に配設される。この発明の請求項9に
係る半導体モジュールにおいて、前記半導体装置は、前
記マザーボードの上側面と下側面との両面に配設され
る。この発明の請求項10に係る半導体モジュールは、
マザーボード上に半導体装置を配設した半導体モジュー
ルであって、前記半導体装置は、それぞれの端面が相対
向するように配置されこの端面間に空間を形成する少な
くとも2つの基板と、それぞれパッケージ本体とこのパ
ッケージ本体から導出された複数のリードとを有し、前
記空間の上側と下側とに配置された一対の集積回路パッ
ケージとを備え、前記各集積回路パッケージのパッケー
ジ本体の一部が前記空間に挿入されており、前記基板に
は当該基板を貫通する複数の外部接続用端子が設けら
れ、この各外部接続用端子は前記一対の集積回路パッケ
ージの対応するリードに接続されており、前記外部接続
用端子の一端に外部接続用バンプが配設されており、前
記半導体装置の前記外部接続用バンプが前記マザーボー
ドに接続されている。この発明の請求項11に係る半導
体モジュールは、マザーボード上に半導体装置を配設し
た半導体モジュールであって、前記半導体装置は、それ
ぞれの端面が相対向するように配置されこの端面間に空
間を形成する少なくとも2つの基板と、それぞれパッケ
ージ本体とこのパッケージ本体から導出された複数のリ
ードとを有し、前記空間の上側と下側とに配置された一
対の集積回路パッケージとを備え、前記各集積回路パッ
ケージのパッケージ本体の一部が前記空間に挿入されて
おり、前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続
用端子が設けられ、当該複数の外部接続用端子は、前記
集積回路パッケージのリードの数よりも余分に設けられ
たダミーの外部接続用端子を含み、前記一対の集積回路
パッケージの両方のリードに接続される第1群の複数の
外部接続用端子と前記一対の集積回路パッケージの片方
のみのリードに接続される第2群の複数の外部接続用端
子とを有しており、前記外部接続用端子の一端に外部接
続用バンプが配設されており、前記半導体装置の前記外
部接続用バンプが前記マザーボードに接続されている。
この発明の請求項12に係る半導体モジュールは、前記
半導体装置を複数備え、当該複数の半導体装置は、前記
外部接続用端子の外部接続用バンプが配設されている一
端と外部接続用バンプが配設されていない他端とを接合
して複数重ねて前記マザーボード上に配設される。この
発明の請求項13に係る半導体モジュールにおいて、前
記半導体装置は、前記マザーボードの上側面と下側面と
の両面に配設される。この発明の請求項14に係る半導
体モジュールの製造方法は、請求項9記載の半導体モジ
ュールを製造するための製造方法であって、マザーボー
ドの片面上に請求項1記載の半導体装置を複数個積み重
ねる第1工程を備え、当該第1工程において前記はんだ
バンプは共晶もしくは高温はんだバンプが用いられ、前
記はんだバンプを溶融させることにより前記第1工程で
積み重ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボード
の片面上に接続固定する第2工程と、前記マザーボード
を裏返し、前記マザーボードのもう片面上に請求項1記
載の半導体装置を複数個積み重ねる第3工程とをさらに
備え、当該第3工程において前記はんだバンプは低温は
んだバンプが用いられ、前記はんだバンプを溶融させる
ことにより前記第3工程で積み重ねられた複数個の半導
体装置を前記マザーボードのもう片面上に接続固定する
第4工程をさらに備えて構成されている。この発明の請
求項15に係る半導体モジュールの製造方法は、請求項
13記載の半導体モジュールを製造するための製造方法
であって、マザーボードの片面上に請求項6記載の半導
体装置を複数個積み重ねる第1工程を備え、当該第1工
程において前記はんだバンプは共晶もしくは高温はんだ
バンプが用いられ、前記はんだバンプを溶融させること
により前記第1工程で積み重ねられた複数個の半導体装
置を前記マザーボードの片面上に接続固定する第2工程
と、前記マザーボードを裏返し、前記マザーボードのも
う片面上に請求項6記載の半導体装置を複数個積み重ね
る第3工程とをさらに備え、当該第3工程において前記
はんだバンプは低温はんだバンプが用いられ、前記はん
だバンプを溶融させることにより前記第3工程で積み重
ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボードのもう
片面上に接続固定する第4工程をさらに備えて構成され
ている。
平面図、図2はその側面説明図である。この半導体装置
は基板11を備えている。基板11にはその上下面に連
通した2つの開口部12が設けられている。各開口部1
2の周縁において、基板11の上面上および下面上に
は、ICパッケージ実装用のランド13が配設されてい
る。さらにランド13の外方において、基板11の上面
上および下面上には、外部接続用端子としての外部接続
用ランド14がICパッケージ実装用ランド13に対応
して配設されている。外部接続用ランド14とICパッ
ケージ実装用ランド13は、対応するもの同士が基板1
1上に設けられた配線15により電気的に接続されてい
る。また外部接続用ランド14は、基板11の上面側と
下面側とで上下対応するもの同士が例えばスルーホール
内に設けられた導体などにより電気的に接続されてい
る。基板11の一方面側(図2では下面側)において、
外部接続用ランド14上には外部接続用のはんだバンプ
16が設けられている。
8と、該本体18の左右側面から横方向に直状に突出し
たストレートリード19とを備えている。パッケージ本
体18は、基板11の開口部12に半収容されている。
すなわち、パッケージ本体18の略半分は開口部12内
に収容され、残りの略半分は外方に露出している。スト
レートリード19は対応するICパッケージ実装用ラン
ド13上に固定され電気的接続されることにより、開口
部12の周縁において基板11に支持されている。この
ようなICパッケージ17は、各開口部12ごとに、基
板11の上面側と下面側との両面にそれぞれ配設されて
いる。
ち、まず基板11の上面側にICパッケージ17を位置
決めし、リフローの手法でストレートリード19をIC
パッケージ実装用ランド13にはんだづけする。次に基
板11を裏返し、基板11の下面側にも同様にしてIC
パッケージ17をはんだづけする。
ジ17を基板11の開口部12に半収容した形で両面実
装しているため、薄型化が実現できる。しかも、パッケ
ージ本体18の略半分は外方に露出しているため、略半
分が開口部12内に収容されていても放熱性が悪くなる
ことはほとんどない。さらに、ストレートリード19を
用いているため、リード加工の手間が省ける。加えて、
基板11の一方面側において外部接続用ランド14上に
はんだバンプ16を設けているので、以下の実施の形態
で述べるようにパッケージを多段化して実装密度を高め
ることが容易に可能となる。
側面説明図である。この半導体装置は、半導体モジュー
ルとして構成されるものであって、マザーボード20を
備えている。マザーボード20の上面上には、ICパッ
ケージ実装基板を搭載するためのランド21が設けられ
ている。このランド21上には、はんだバンプ16を介
して、前述した実施の形態1におけるICパッケージ1
7を両面実装した基板11が固定され電気的接続され
る。この1段目の基板11の上面の外部接続用ランド1
4上にはさらに、はんだバンプ16を介して、同じく実
施の形態1におけるICパッケージ17を両面実装した
基板11が固定され電気的接続される。このようにし
て、マザーボード20の片面上に、実施の形態1におけ
るICパッケージ17を両面実装した基板11が複数段
積み重ねられて、はんだバンプ16により接続固定され
る。
なわち、まずマザーボード20の上面側に、実施の形態
1におけるICパッケージ17を両面実装した基板11
を多段に位置決めする。このとき、はんだバンプ16と
ランド14,21との当接部位には、フラックスあるい
ははんだペーストを供給しておく。そして、次に、はん
だバンプ16を溶融させ、多段の基板11とマザーボー
ド20とを接続固定する。
ジ17を両面実装した基板11をマザーボード20上に
多段実装することで、実装面積を小さくでき、かつ高密
度実装を実現できる。しかも、ICパッケージ17を両
面実装した基板11が薄型化されているため、これを多
段実装したとしても所要厚みはそれ程大きなものとはな
らない。
を示す側面説明図である。この半導体モジュールのマザ
ーボード20は、上面と下面の両面上にICパッケージ
実装基板を搭載するためのランド21が設けられてい
る。前述した実施の形態2では、マザーボード20の片
面上に、実施の形態1によるICパッケージ17を両面
実装した基板11を多段に積み重ねて接続固定したが、
この実施の形態3では、マザーボード20のもう片面上
にも、実施の形態1によるICパッケージ17を両面実
装した基板11を多段に積み重ねて接続固定している。
なわち、まず実施の形態2で述べた手順に従って、マザ
ーボード20の片面上に、実施の形態1におけるICパ
ッケージ17を両面実装した基板11を多段に接続固定
する。このとき、はんだバンプ16aとしては、共晶は
んだもしくは高温はんだバンプを用いる。次に、マザー
ボード20を裏返す。そして、マザーボード20のもう
片面上にも、実施の形態2で述べた手順に従って、実施
の形態1におけるICパッケージ17を両面実装した基
板11を多段に接続固定する。このとき、はんだバンプ
16bとしては、低温はんだバンプを用いる。これによ
り、はんだバンプ16bの溶融時に先に溶融固着したは
んだバンプ16aが再溶融することがなく、多段の基板
11が重くともマザーボード20の裏面から離脱するこ
とがなく、確実に両面多段実装が可能となる。
ジ17を両面実装した基板11をマザーボード20の両
面上に多段実装することで、実施の形態2よりもさらに
高密度実装を実現できる。
形態4による半導体装置を示す部分平面図である。この
実施の形態4は、上下多段に電気的接続する各ICパッ
ケージ17において共有できないリードが存在する場合
に有効なものである。図5では、基板11の上下面にそ
れぞれ実装されるICパッケージ17において、上面側
ICパッケージ17のリード19aと下面側ICパッケ
ージ17のリード19bとが共有不可の場合を示してい
る。
19を別々に配線するために、リード19の数よりも余
分に設けられた外部接続用ランド、すなわちダミーラン
ド14aを基板11の上下面に設けている。このダミー
ランド14aも、通常の外部接続用ランド14と同様に
上下対応するもの同士が電気的接続されている。そし
て、図5の例では、上面側ICパッケージ17のリード
19aを通常の外部接続用ランド14に配線15で電気
的接続し、下面側ICパッケージ17のリード19bを
ダミーランド14aに配線15で電気的接続している。
ードが存在する場合であっても図3や図4のようにIC
パッケージを多段実装することが可能となる。
装置を示す平面図である。図7の半導体装置において、
基板11は、図1に示す実施の形態1と異なり、開口部
12の1辺(図7においては下辺)において、開口部1
2を囲わないように削除された形となっている。また図
8の半導体装置においても、基板11は、図1に示す実
施の形態1と異なり、開口部12の対向2辺(図8にお
いては上辺と下辺)において開口部12を囲わないよう
に削除された形となっている。図8の点線が削除された
部分である。基板11は、前記削除の結果として、空間
を隔てた複数の基板11aを含んで構成される。なお、
図7および図8のいずれの半導体装置においても、その
他の構成は図1,図2に示す半導体装置と全く同様であ
り、従って図3や図4のような多段実装とすることがで
きる。
除部分の分だけ基板11の面積を縮小することができ
る。従って、マザーボード上への実装スペースが小さく
て済み、実装効率を向上させることができる。
発明の実施の形態6による半導体装置を示す部分平面図
である。これらの半導体装置は、いずれも、図5に示す
実施の形態4と同様のダミーランド14aを備えてい
る。ただし、図5の半導体装置のダミーランド14aが
通常の外部接続用ランド14と1列に整列配置されてい
るのに対し、図9および図10の半導体装置のダミーラ
ンド14aは通常の外部接続用ランド14の配列の外側
に別途に配列されている。図9では通常の外部接続用ラ
ンド14の真横にダミーランド14aがくるように配置
されており、図10では通常の外部接続用ランド14と
ダミーランド14aが互い違いにチドリ状となるように
配置されている。なお、図9および図10のいずれの半
導体装置においても、その他の構成は、図5に示す半導
体装置と同様である。
の形態4の利点に加えて、次のような利点がある。すな
わち、上下で共有不可のリードが多数ある場合、図5の
ような1列配置ではダミーランド14aの数が少数に限
られるため対応できなくなる。そのような場合でも、図
9や図10のように2列配置としてダミーランド14a
を別途に配列すればダミーランド14aを多く設けるこ
とが可能になるため、十分に対応できる。さらにダミー
ランド14aの数を増やしたい場合には、3列以上配置
としてダミーランド14aの配列数を増やせばよい。な
お、図10のようにチドリ状配置とすることにより、配
線15が直線状でよいので配線がし易くなる。
レートリードに限らない。要はリード19が基板11に
支持されたときにパッケージ本体18が基板11の開口
部12に半収容されるリード形状であればよい。そうで
あれば、放熱性を犠牲にすることなく薄型化が実現でき
る。
ージ本体18が基板11の開口部12に約半分収容され
る場合のみならず、全部ではなく任意の一部が収容され
る場合をも含む広い概念である。パッケージ本体18の
一部でも開口部12の外方に露出しておれば、放熱性の
低下をそれ程来たさずかつ薄型化に寄与するからであ
る。
ケージ本体18の両方が開口部12に半収容される場合
について説明したが、図11に示すようにいずれか一方
(図11では下面側)のパッケージ本体18のみが開口
部12に半収容されるものであってもよい。この場合、
基板11の厚みとしては、一方のパッケージ本体18を
半収容できる厚みがあれば足りるので、基板11を比較
的薄く形成することができる。一般に、基板端より基板
上の導体パターンまでの余白距離は、基板外形加工時の
信頼性を考慮すると、基板厚みに比例することが知られ
ている。従って、図11の場合、基板厚みを比較的薄く
できることで、上記余白距離を短くすることができ、装
置寸法を小型化することが可能になる。
の対向2辺から出ている場合について説明したが、4辺
から出ている場合においても実施の形態5を除き同様に
この発明を適用することができる。
よれば、放熱性を落とすことなく実装の薄型化が実現で
き、上下に多段実装される集積回路パッケージに共有不
可のリードが存在する場合であっても、その共有不可の
リードの一方をダミーリードに配線することにより容易
に集積回路パッケージを多段実装することができ、更
に、その多段実装により実装密度を高めることが容易に
可能になるという効果がある。
れば、実装スペースが小さくて済み実装効率を向上させ
ることができるという効果がある。この発明の請求項
3,4に係る半導体装置によれば、実装スペースが小さ
くて済み実装効率を向上させることができると共に、放
熱性を落とすことなく実装の薄型化が実現できるという
効果がある。
れば、上下に多段実装される集積回路パッケージに共有
不可のリードが存在する場合であっても、その共有不可
のリードの一方をダミーリードに配線することにより容
易に集積回路パッケージを多段実装することができると
いう効果がある。
れば、多段実装により実装密度を高めることが容易に可
能になるという効果がある。
れば、放熱性を落とすことなく実装の薄型化が実現で
き、上下に多段実装される集積回路パッケージに共有不
可のリードが存在する場合であっても、その共有不可の
リードの一方をダミーリードに配線することにより容易
に集積回路パッケージを多段実装することができ、更
に、その多段実装によりマザーボード上における実装密
度を高めることが容易に可能になるという効果がある。
置によれば、実装面積を小さくでき、高密度実装を実現
できるという効果がある。
ジュールによれば、さらに高密度実装を実現できるとい
う効果がある。この発明の請求項10,11に係る半導
体モジュールによれば、実装スペースが小さくて済み実
装効率を向上させることができると共に、放熱性を落と
すことなく実装の薄型化が実現できるという効果があ
る。更に、この発明の請求項11に係る半導体モジュー
ルは、上下に多段実装される集積回路パッケージに共有
不可のリードが存在する場合であっても、その共有不可
のリードの一方をダミーリードに配線することにより容
易に集積回路パッケージを多段実装することができると
いう効果を併せもつ。
モジュールの製造方法によれば、集積回路パッケージを
両面実装した基板をマザーボードの両面に多段実装する
場合に、多段の基板が重くとも、製造途中にそれがマザ
ーボードの裏面から離脱することなく、確実に両面実装
が可能となるという効果がある。
示す平面図である。
示す側面説明図である。
示す側面説明図である。
示す部分平面図である。
示す平面図である。
示す平面図である。
示す部分平面図である。
を示す部分平面図である。
側面説明図である。
8 パッケージ本体、19 リード。
Claims (15)
- 【請求項1】 貫通する開口部を有する基板と、 それぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出
された複数のリードとを有し、前記開口部の上側と下側
とに配置された一対の集積回路パッケージとを備え、 前記各集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前
記開口部に挿入されており、 前記基板には当該基板を貫通し且つ一端に外部接続用バ
ンプを配設された複数の外部接続用端子が設けられ、 当該複数の外部接続用端子は、前記集積回路パッケージ
のリードの数よりも余分に設けられたダミーの外部接続
用端子を含み、前記一対の集積回路パッケージの両方の
リードに接続される第1群の複数の外部接続用端子と前
記一対の集積回路パッケージの片方のみのリードに接続
される第2群の複数の外部接続用端子とを有する、 半導
体装置。 - 【請求項2】 前記貫通する開口部の一部が前記基板の
端面に開口している、請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 それぞれの端面が相対向するように配置
されこの端面間に空間を形成する少なくとも2つの基板
と、 それぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出
された複数のリードとを有し、前記空間の上側と下側と
に配置された一対の集積回路パッケージとを備え、 前記各集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前
記空間に挿入されている半導体装置。 - 【請求項4】 前記基板には当該基板を貫通する複数の
外部接続用端子が設けられ、この各外部接続用端子は前
記一対の集積回路パッケージの対応するリードに接続さ
れている、請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記基板には当該基板を貫通する複数の
外部接続用端子が設けられ、当該複数の外部接続用端子
は、前記集積回路パッケージのリードの数よりも余分に
設けられたダミーの外部接続用端子を含み、前記一対の
集積回路パッ ケージの両方のリードに接続される第1群
の複数の外部接続用端子と前記一対の集積回路パッケー
ジの片方のみのリードに接続される第2群の複数の外部
接続用端子とを有する、請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記外部接続用端子の一端に外部接続用
バンプが配設されている、請求項4または5記載の半導
体装置。 - 【請求項7】 マザーボード上に半導体装置を配設した
半導体モジュールであって、 前記半導体装置は、 貫通する開口部を有する基板と、 それぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出
された複数のリードとを有し、前記開口部の上側と下側
とに配置された一対の集積回路パッケージとを備え、 前記各集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前
記開口部に挿入されており、 前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続用端子
が設けられ、 当該複数の外部接続用端子は、前記集積回路パッケージ
のリードの数よりも余分に設けられたダミーの外部接続
用端子を含み、前記一対の集積回路パッケージの両方の
リードに接続される第1群の複数の外部接続用端子と前
記一対の集積回路パッケージの片方のみのリードに接続
される第2群の複数の外部接続用端子とを有しており、 前記外部接続用端子の一端に外部接続用バンプが配設さ
れており、 前記半導体装置の前記外部接続用バンプが前記マザーボ
ードに接続されている半導体モジュール。 - 【請求項8】 前記半導体装置を複数備え、 当該複数の半導体装置は、前記外部接続用端子の外部接
続用バンプが配設されている一端と外部接続用バンプが
配設されていない他端とを接合して複数重ねて前記マザ
ーボード上に配設される、請求項7記載の半導体モジュ
ール。 - 【請求項9】 前記半導体装置は、前記マザーボードの
上側面と下側面との両面に配設される、請求項7または
8記載の半導体モジュール。 - 【請求項10】 マザーボード上に半導体装置を配設し
た半導体モジュールであって、 前記半導体装置は、 それぞれの端面が相対向するように配置されこの端面間
に空間を形成する少なくとも2つの基板と、 それぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出
された複数のリードとを有し、前記空間の上側と下側と
に配置された一対の集積回路パッケージとを備え、 前記各集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前
記空間に挿入されており、 前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続用端子
が設けられ、この各外部接続用端子は前記一対の集積回
路パッケージの対応するリードに接続されており、 前記外部接続用端子の一端に外部接続用バンプが配設さ
れており、 前記半導体装置の前記外部接続用バンプが前記マザーボ
ードに接続されている半導体モジュール。 - 【請求項11】 マザーボード上に半導体装置を配設し
た半導体モジュールであって、 前記半導体装置は、 それぞれの端面が相対向するように配置されこの端面間
に空間を形成する少なくとも2つの基板と、 それぞれパッケージ本体とこのパッケージ本体から導出
された複数のリードとを有し、前記空間の上側と下側と
に配置された一対の集積回路パッケージとを備え、 前記各集積回路パッケージのパッケージ本体の一部が前
記空間に挿入されており、 前記基板には当該基板を貫通する複数の外部接続用端子
が設けられ、 当該複数の外部接続用端子は、前記集積回路パッケージ
のリードの数よりも余分に設けられたダミーの外部接続
用端子を含み、前記一対の集積回路パッケージ の両方の
リードに接続される第1群の複数の外部接続用端子と前
記一対の集積回路パッケージの片方のみのリードに接続
される第2群の複数の外部接続用端子とを有しており、 前記外部接続用端子の一端に外部接続用バンプが配設さ
れており、 前記半導体装置の前記外部接続用バンプが前記マザーボ
ードに接続されている半導体モジュール。 - 【請求項12】 前記半導体装置を複数備え、 当該複数の半導体装置は、前記外部接続用端子の外部接
続用バンプが配設されている一端と外部接続用バンプが
配設されていない他端とを接合して複数重ねて前記マザ
ーボード上に配設される、請求項10または11記載の
半導体モジュール。 - 【請求項13】 前記半導体装置は、前記マザーボード
の上側面と下側面との両面に配設される、請求項10〜
12の何れか1項に記載の半導体モジュール。 - 【請求項14】 請求項9記載の半導体モジュールを製
造するための方法であって、 マザーボードの片面上に請求項1記載の半導体装置を複
数個積み重ねる第1工程を備え、 前記第1工程において前記はんだバンプは共晶もしくは
高温はんだバンプが用いられ、 前記はんだバンプを溶融させることにより前記第1工程
で積み重ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボー
ドの片面上に接続固定する第2工程と、 前記マザーボードを裏返し、前記マザーボードのもう片
面上に請求項1記載の半導体装置を複数個積み重ねる第
3工程とをさらに備え、 前記第3工程において前記はんだバンプは低温はんだバ
ンプが用いられ、 前記はんだバンプを溶融させることにより前記第3工程
で積み重ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボー
ドのもう片面上に接続固定する第4工程をさらに備え
る、半導体モジュールの製造方法。 - 【請求項15】 請求項13記載の半導体モジュールを
製造するための方法 であって、 マザーボードの片面上に請求項6記載の半導体装置を複
数個積み重ねる第1工程を備え、 前記第1工程において前記はんだバンプは共晶もしくは
高温はんだバンプが用いられ、 前記はんだバンプを溶融させることにより前記第1工程
で積み重ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボー
ドの片面上に接続固定する第2工程と、 前記マザーボードを裏返し、前記マザーボードのもう片
面上に請求項6記載の半導体装置を複数個積み重ねる第
3工程とをさらに備え、 前記第3工程において前記はんだバンプは低温はんだバ
ンプが用いられ、 前記はんだバンプを溶融させることにより前記第3工程
で積み重ねられた複数個の半導体装置を前記マザーボー
ドのもう片面上に接続固定する第4工程をさらに備え
る、半導体モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31500996A JP3195548B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-11-26 | 半導体装置および半導体モジュールならびに半導体モジュールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7694796 | 1996-03-29 | ||
JP8-76947 | 1996-03-29 | ||
JP31500996A JP3195548B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-11-26 | 半導体装置および半導体モジュールならびに半導体モジュールの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09321218A JPH09321218A (ja) | 1997-12-12 |
JP3195548B2 true JP3195548B2 (ja) | 2001-08-06 |
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JP31500996A Expired - Fee Related JP3195548B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-11-26 | 半導体装置および半導体モジュールならびに半導体モジュールの製造方法 |
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JPH10173122A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | メモリモジュール |
JP4521984B2 (ja) * | 2000-11-29 | 2010-08-11 | 京セラ株式会社 | 積層型半導体装置および実装基板 |
JP2007250764A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Elpida Memory Inc | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31500996A patent/JP3195548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09321218A (ja) | 1997-12-12 |
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