JP3195526U - チョコレート及びチョコレート包装体 - Google Patents

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【課題】文字,絵画,写真等の特定の画像に係る凹凸模様を成形型により表面に表出させた板状のチョコレート及びこれを包装してなるチョコレート包装体を提供する。【解決手段】特定の画像に係る凹凸模様2を成形型により表面3に形成した板状のチョコレート1において、表面2に直交する方向に透光可能に形成し、凹凸模様2を特定の画像の濃淡に対応させて形成し、透光させて表面を見た際、画像がモノクロ状の写真様に視認可能にした。また、このチョコレート1を光が透過する透明若しくは半透明に形成した第一被覆体20及び第二被覆体30に収納したチョコレート包装体Tを構成し、第一被覆体20及び第二被覆体30を介してチョコレートの表面を見た際、画像がモノクロ状の写真様に視認可能になるようにした。【選択図】図5

Description

本考案は、文字,絵画,写真等の特定の画像に係る凹凸模様を成形型により表面に表出させた板状のチョコレート及びこれを包装してなるチョコレート包装体に関する。
従来、この種のチョコレートとしては、例えば、特許第2961519号公報(特許文献1)に掲載された技術が知られている。これは、文字,絵画,写真等の特定の画像(原画)を画像処理し、写真製版してこまかい文字又は図形を表わすのに適した合成樹脂製の凸版または凹版の成形型を作成する。一方、素材となる板状のチョコレートは、プレスに適した温度に管理し、加工台に並べ、上記の成形型をチョコレートの上に載置してローラーで押圧し、表面に特定の画像に係る凹凸模様を形成している。これにより、細かい文字や複雑な図形を立体的に表わすようにしている。
特許第2961519号公報
ところで、上記従来のチョコレートにあっては、細かい文字や複雑な図形を立体的に表わすことはできるが、例えば、特定の画像(原画)が写真であるような場合でも、同等に写真を見ているような臨場感が感じられず、その分、商品価値は高いものとはいえないという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、特定の画像が写真様に視認できるようにして、写真を見ているのと同等の臨場感を感じることができるようにし、商品価値の向上を図ったチョコレート及びチョコレート包装体を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本考案のチョコレートは、特定の画像に係る凹凸模様を成形型により表面に形成した板状のチョコレートにおいて、上記表面に直交する方向に透光可能に形成し、上記凹凸模様を上記特定の画像の濃淡に対応させて形成し、透光させて表面を見た際、上記画像がモノクロ状の写真様に視認可能にした構成としている。透光可能にするためには、チョコレートの素材の選択,厚さの寸法設定を適宜に行って調整する。
本考案のチョコレートを作成するときは、例えば、特定の画像が写真の場合、写真を画像処理して濃淡(明暗)に応じて、成形深さを算出して、金型のデータを作成する。そして、この金型のデータに基づいて、金型を作成する。この金型により、樹脂製の樹脂型を複数作成する。複数の樹脂型を列設し、これに、溶融チョコレートを流し込む。固化したならば、各型から板状のチョコレートを取り出し製品とする。
このようにして製造されたチョコレートは、透光させて表面を見ると、画像がモノクロ状の写真様に視認される。透光させる際には、チョコレートの裏面側を、太陽,電球,蛍光灯などの光源に向けると良い。即ち、本考案のチョコレートによれば、裏面側を光側に向けて表面側から見ることで、凹凸模様がモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感が感じられ、見たもの全てが驚き、且つ、楽しめるようになる。そのため、商品価値の向上を図ることができる。
そして、必要に応じ、上記画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを厚く形成する構成としている。これにより、透光させないで表面を見たときには、画像(原画)の明暗が反転した所謂ネガフィルムのように見え、透光させて表面を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える。そのため、透光させて表面を見ると、本物のモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感をより一層感じさせることができるようになる。
また、必要に応じ、ホワイトチョコレートで形成するとともに、透光可能な厚さに形成した構成としている。ホワイトチョコレートなので、適正な厚さで透光可能にすることができ、製造を容易にすることができる。
更に、必要に応じ、最大厚さTを、3mm≦T≦10mmに設定した構成としている。透光させ易くすることができるとともに、所謂板チョコとして適正な厚さにすることができる。
また、上記目的を達成するための本考案のチョコレート包装体は、上記のチョコレートと、該チョコレートを収納する被覆体とを備えたチョコレート包装体であって、上記被覆体を光が透過する透明若しくは半透明に形成し、該被覆体を介して上記チョコレートの表面を見た際、上記画像がモノクロ状の写真様に視認可能になるようにした構成としている。
これにより、チョコレートを被覆体から取出してもよいが、被覆体を介して透光させることでも、上記と同様の作用,効果を奏することができる。すなわち、被覆体は光が透過する透明若しくは半透明に形成されているので、チョコレートを被覆体で被覆したまま、透光させて表面を見ると、画像をモノクロ状の写真様に視認することができる。そのため、これによっても、凹凸模様がモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感が感じられ、見たもの全てが驚き、且つ、楽しめるようになる。そのため、商品価値の向上を図ることができる。また、チョコレートは被覆体で被覆されるので、チョコレートに直接触れることがないため、衛生上も好ましく、お土産品などとして応用範囲も広くなり、より一層商品価値を高めることができる。
この場合、上記被覆体をフィルムで構成したことが有効である。被覆し易くなる。
また、必要に応じ、上記被覆体を剛性のあるプラスチック材料で形成されたケースで構成し、該ケースを、上記チョコレートの表面及び裏面の何れか一方に対峙する一方板を有した一方部材と、上記チョコレートの表面及び裏面の何れか他方に対峙する他方板を有し上記一方部材に対して開閉可能な他方部材とを備えて構成している。剛性のあるプラスチック材料で形成されたケースにしたので、被覆が容易になるとともに容易に割れないように保持することができ、チョコレートを損傷しにくくすることができる。また、ケースを立てかけて載置し、ケースの裏面側に光源を置くなどすれば、容易に、チョコレートに透光させて写真様に見せることができるようになり、汎用性が増す。
また、必要に応じ、上記被覆体をフィルムで構成し、該フィルムで被覆したチョコレートを、上記被覆体としてのケースに収納した構成としている。チョコレートを二重に包装することができるので、より一層、容易に割れないように保持することができ、チョコレートを損傷しにくくすることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記ケースに収納されるとともに、上記チョコレートの少なくとも表面側に付設され該表面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該表面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した装飾体を備えた構成としている。チョコレートの表面の周囲を枠状に覆うので、貫通窓部から透光させることができるとともに、透光して表面を見た際に、写真立てに収納した写真のように見え、より一層商品価値を高めることができる。
また、必要に応じ、上記装飾体を、上記チョコレートの表面側に付設され該表面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該表面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した表面装飾板と、上記チョコレートの裏面側に付設され該裏面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該裏面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した裏面側装飾板と、上記表面側装飾板及び裏面側装飾板の少なくとも互いの一側縁を連接する連設部とを備えて構成している。チョコレートの裏面の周囲も枠状に覆うので、貫通窓部から透光させることができるとともに、より一層商品価値を高めることができる。
この場合、上記装飾体を、上記連設部で折り畳み可能な紙で一体形成したことが有効である。ケースに収納し易くなる。
本考案によれば、透光させてチョコレートの表面を見ると、画像をモノクロ状の写真様に視認することができ、即ち、凹凸模様をモノクロ状の写真を見ているように見ることができ、そのため、臨場感が感じられ、見たもの全てが驚き、且つ、楽しめるようになり、商品価値の向上を図ることができる。
本考案の実施の形態に係るチョコレートを示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレートを示す図1中A−A線断面図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレートの製造工程を示す図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレート包装体の構成の要部を示す分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレート包装体の構成を示す分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレート包装体を示す正面図である。 本考案の実施の形態に係るチョコレート包装体を示し、(a)は透光させない状態の写真図、(b)は透光させた状態を示す写真図である。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係るチョコレート及びチョコレート包装体について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係るチョコレート1は、特定の画像に係る凹凸模様2を成形型(図3の樹脂型11)により表面3に形成した板状のチョコレートである。裏面4は平面状に形成される。尚、裏面4にも凹凸模様2を形成しても良い。特定の画像は、実施の形態では、例えば、岩手県の三陸地方の海及び森林を背景として鉄道(三陸鉄道)を走る汽車の写真である。
このチョコレート1は、表面3に直交する方向に透光可能に形成されている。透光可能にするためには、チョコレート1の素材の選択,厚さの寸法設定を適宜に行って調整する。実施の形態では、ホワイトチョコレートで形成するとともに、透光可能な厚さに形成している。ホワイトチョコレートなので、適正な厚さで透光可能にすることができ、製造を容易にすることができる。具体的には、最大厚さTを、3mm≦T≦10mmに設定している。実施の形態では、T=5mmに設定している。透光させ易くすることができるとともに、所謂板チョコとして適正な厚さにすることができる。また、実施の形態では、横寸法を130mm、縦寸法を90mmに設定している。尚、各寸法はこれに限定されない。
また、凹凸模様2は、特定の画像の濃淡に対応させて形成されており、透光させて表面3を見た際、特定の画像がモノクロ状の写真様に視認可能に形成されている。詳しくは、特定の画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを厚く形成する構成としている。即ち、透光させないで表面3を見たときには、画像(原画)の明暗が反転した所謂ネガフィルムのように見え、透光させて表面3を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える。
次に、このチョコレート1の製造方法の一例について示す。図3に示すように、このチョコレート1を作成するときは、例えば、特定の画像(写真)を選定し、写真を画像処理して濃淡(明暗)に応じて、成形深さを算出して、金型のデータを作成する(S1)。この金型のデータに基づいて、金型10を作成する(S2)。次に、この金型により、樹脂製の樹脂型11を複数作成する(S3)。そして、複数の樹脂型11を列設し、これに、溶融チョコレートを流し込んで成型する(S4)。固化したならば、各型から板状のチョコレート1を取り出し製品とする(S5)。
次にまた、本考案の実施の形態に係るチョコレート包装体Tについて説明する。図4乃至図7に示すように、このチョコレート包装体Tは、上記のチョコレート1と、このチョコレート1を収納する第一被覆体20と、第二被覆体30とを備えて構成されている。第一被覆体20及び第二被覆体30は光が透過する透明若しくは半透明に形成されており、実施の形態では透明に形成されており、第一被覆体20及び第二被覆体30を介してチョコレート1の表面3を見た際、特定の画像がモノクロ状の写真様に視認可能になるようにしてある。
詳しくは、第一被覆体20は、図4に示すように、透明なフィルムで形成された袋21で構成されている。袋21はチョコレート1より僅かに大きく形成されてこれを収納する袋本体22と、袋本体22の開口23に連設され折り畳まれて開口23を閉じる蓋片24とを備えてなる。蓋片24には粘着剤25が付設され、蓋片24は、開口23を閉じたとき、袋本体22に剥がすことが可能に接合させられる。袋21はフィルムなので被覆し易くなる。
第二被覆体30は、図5に示すように、剛性のある透明なプラスチック材料で形成されたケース31で構成されている。ケース31は、チョコレート1の表面3及び裏面4の何れか一方に対峙する一方板32aを有した一方部材32と、チョコレート1の表面3及び裏面4の何れか他方に対峙する他方板33aを有した他方部材33とを備えて構成されている。他方部材33の一側縁側両側は、一方部材32の一側縁側両側に対してヒンジ34を介して回動可能に支持され、他方部材33は回動により開閉させられる。また、一方部材32の一側縁側には、第一被覆体20としての袋21のフィルムで被覆されたチョコレート1が差し込まれて挾持される挾持片35が連設されている。即ち、チョコレート1は第一被覆体20としての袋21のフィルムで被覆されるとともに、第二被覆体30としてのケース31に収納される。第二被覆体30は、剛性のあるプラスチック材料で形成されたケース31にしたので、被覆が容易になる。
更に、チョコレート包装体Tは、ケース31に収納される装飾体40を備えている。装飾体40は、図4及び図5に示すように、チョコレート1の表面3側に付設されこの表面3の周囲を視認不能に遮蔽する枠部41a及びこの枠部41aで囲繞され表面3の中央部分を露出させる貫通窓部41bを有した表面側装飾板41と、チョコレート1の裏面4に付設されこの裏面4の周囲を視認不能に遮蔽する枠部42a及びこの枠部42aで囲繞され裏面4の中央部分を露出させる貫通窓部42bを有した裏面側装飾板42と、表面側装飾板41及び裏面側装飾板42の互いの一側縁を連接する連設部43とを備えて構成されている。この装飾体40は、連設部43で折り畳み可能な紙で一体形成されている。そのため、ケース31に収納し易くなる。また、装飾体40の表面3には種々の表示(図7参照)が施される。
従って、このチョコレート包装体Tを組み立てるときは、図4に示すように、チョコレート1を第一被覆体20としての袋21に収納し、このチョコレート1の入った袋21に装飾体40を付設し、図5に示すように、このチョコレートの入った袋21及び装飾体40を第二被覆体30としてのケース31に収納する。これにより、図6及び図7(a)に示すように、チョコレート包装体Tが形成される。
そして、このチョコレート包装体Tによれば、第一被覆体20及び第二被覆体30を介して透光させ、チョコレート1の表面3を見ると、図7(b)に示すように、画像がモノクロ状の写真様に視認される。透光させる際には、チョコレート1の裏面4側を、太陽,電球,蛍光灯などの光源に向けると良い。即ち、このチョコレート1によれば、裏面4側を光側に向けて表面3側から見ることで、凹凸模様2がモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感が感じられ、見たもの全てが驚き、且つ、楽しめるようになる。そのため、商品価値の向上を図ることができる。
この場合、凹凸模様2を画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを厚く形成する構成としているので、透光させないで表面3を見たときには、画像(原画)の明暗が反転した所謂ネガフィルムのように見え(図6,図7(a))、透光させて表面3を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える(図7(b))。そのため、透光させて表面3を見ると、本物のモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感をより一層感じさせることができるようになる。
また、この場合、装飾体40の表面側装飾板41の枠部41aがチョコレート1の表面3の周囲を枠状に覆い、裏面側装飾板42の枠部42aがチョコレート1の裏面4の周囲を枠状に覆うが、表面側装飾板41及び裏面側装飾板42の貫通窓部41b,42bから透光させることができるので、チョコレート1の上記の視認に影響を与えない。また、チョコレート1の表面3の周囲を枠状に覆うので、透光して表面3を見た際に、写真立てに収納した写真のように見え、より一層商品価値を高めることができる。更に、ケース31を立てかけて載置し、ケース31の裏面4側に光源を置くなどすれば、容易に、チョコレート1に透光させて写真様に見せることができるようになり、汎用性が増す。
また、チョコレート1は第一被覆体20及び第二被覆体30で被覆されるので、チョコレート1に直接触れることがないため、衛生上も好ましく、お土産品などとして応用範囲も広くなり、より一層商品価値を高めることができる。特に第二被覆体30は剛性のあるプラスチック材料で形成されたケース31にしたので、被覆が容易になるとともに容易に割れないように保持することができ、チョコレート1を損傷しにくくすることができる。また、第一被覆体20のフィルムと第二被覆体30のケース31の両方でチョコレート1を二重に包装するので、より一層、保持が確実になり、チョコレート1を損傷しにくくすることができる。
尚、図1に示すように、第一被覆体20及び第二被覆体30からチョコレート1を取出し、このチョコレート1のみを光側に向けても、上記同様に凹凸模様2をモノクロ状の写真を見ているように見えることは勿論である。また、実施の形態に係る凹凸模様2は、特定の画像として写真に基づいて形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、書画等の文字,絵画等別の画像に基づいて作成されても良く、適宜変更して差し支えない。また、チョコレートの成形は、従来と同様に、素材となる板状のチョコレートをプレスに適した温度にして加工台に並べ、成形型をチョコレートの上に載置してローラーで押圧しても良く、適宜変更して差し支えない。
T チョコレート包装体
1 チョコレート
2 凹凸模様
3 表面
4 裏面
10 金型
11 樹脂型
20 第一被覆体
21 袋
30 第二被覆体
31 ケース
32 一方部材
33 他方部材
40 装飾体
41 表面側装飾板
41a 枠部
41b 貫通窓部
42 裏面側装飾板
42a 枠部
42b 貫通窓部
43 連設部
そして、必要に応じ、上記画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを薄く形成する構成としている。これにより、透光させないで表面を見たときには、凹凸が見え、透光させて表面を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える。そのため、透光させて表面を見ると、本物のモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感をより一層感じさせることができるようになる。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係るチョコレート及びチョコレート包装体について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係るチョコレート1は、特定の画像に係る凹凸模様2を成形型(図3の樹脂型11)により表面3に形成した板状のチョコレートである。裏面4は平面状に形成される。尚、裏面4にも凹凸模様2を形成しても良い。特定の画像は、実施の形態では、例えば、岩手県の三陸地方の海及び森林を背景として鉄道を走る汽車の写真である。
また、凹凸模様2は、特定の画像の濃淡に対応させて形成されており、透光させて表面3を見た際、特定の画像がモノクロ状の写真様に視認可能に形成されている。詳しくは、特定の画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを薄く形成する構成としている。即ち、透光させないで表面3を見たときには、凹凸が見え、透光させて表面3を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える。
この場合、凹凸模様2を画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを薄く形成する構成としているので、透光させないで表面3を見たときには、凹凸が見え(図6,図7(a))、透光させて表面3を見ると、画像(原画)と同じような所謂ポジフィルムのように見える(図7(b))。そのため、透光させて表面3を見ると、本物のモノクロ状の写真を見ているように見え、臨場感をより一層感じさせることができるようになる。

Claims (11)

  1. 特定の画像に係る凹凸模様を成形型により表面に形成した板状のチョコレートにおいて、
    上記表面に直交する方向に透光可能に形成し、上記凹凸模様を上記特定の画像の濃淡に対応させて形成し、透光させて表面を見た際、上記画像がモノクロ状の写真様に視認可能にしたことを特徴とするチョコレート。
  2. 上記画像の濃い側から淡い側に行くに従って厚さを厚く形成することを特徴とする請求項1記載のチョコレート。
  3. ホワイトチョコレートで形成するとともに、透光可能な厚さに形成したことを特徴とする請求項1または2記載のチョコレート。
  4. 最大厚さTを、3mm≦T≦10mmに設定したことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のチョコレート。
  5. 上記請求項1乃至4何れかに記載のチョコレートと、該チョコレートを収納する被覆体とを備えたチョコレート包装体であって、
    上記被覆体を光が透過する透明若しくは半透明に形成し、該被覆体を介して上記チョコレートの表面を見た際、上記画像がモノクロ状の写真様に視認可能になるようにしたことを特徴とするチョコレート包装体。
  6. 上記被覆体をフィルムで構成したことを特徴とする請求項5記載のチョコレート包装体。
  7. 上記被覆体を剛性のあるプラスチック材料で形成されたケースで構成し、該ケースを、上記チョコレートの表面及び裏面の何れか一方に対峙する一方板を有した一方部材と、上記チョコレートの表面及び裏面の何れか他方に対峙する他方板を有し上記一方部材に対して開閉可能な他方部材とを備えて構成したことを特徴とする請求項5記載のチョコレート包装体。
  8. 上記被覆体をフィルムで構成し、該フィルムで被覆したチョコレートを、上記被覆体としてのケースに収納したことを特徴とする請求項7記載のチョコレート包装体。
  9. 上記ケースに収納されるとともに、上記チョコレートの少なくとも表面側に付設され該表面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該表面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した装飾体を備えたことを特徴とする請求項7または8記載のチョコレート包装体。
  10. 上記装飾体を、上記チョコレートの表面側に付設され該表面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該表面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した表面装飾板と、上記チョコレートの裏面側に付設され該裏面の周囲を視認不能に遮蔽する枠部及び該枠部で囲繞され該裏面の中央部分を露出させる貫通窓部を有した裏面側装飾板と、上記表面側装飾板及び裏面側装飾板の少なくとも互いの一側縁を連接する連設部とを備えて構成したことを特徴とする請求項9記載のチョコレート包装体。
  11. 上記装飾体を、上記連設部で折り畳み可能な紙で一体形成したことを特徴とする請求項10記載のチョコレート包装体。
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